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注目トピックス 日本株 サイオス Research Memo(6):成長戦略で生成AIによる事業強化など3点を重点施策に掲げる(2) *12:06JST サイオス Research Memo(6):成長戦略で生成AIによる事業強化など3点を重点施策に掲げる(2) ■サイオス<3744>の今後の見通し(2) APIソリューション事業の拡大クラウド市場の拡大を背景に、需要が増大しているAPIソリューション事業に取り組んでいる。APIとは、異なるソフトウェアやアプリケーション間で機能を共有するための仕組みで、企業はAPIにより他社サービスと自社サービスを連携することで、効率的にサービスの付加価値を高めていくことが可能となる。クラウドサービス市場の拡大に伴い多くのSaaSが提供されるなか、API関連の開発需要も拡大傾向にあり、同社もAPI基盤のビジネスモデルの検討から開発、テスト支援、利用促進及び運用支援までを一括して行うAPIソリューション事業を2017年より立ち上げた。現在はシステム開発会社やコンサルティング会社等との連携を強化しており、自動車メーカーや金融機関などの大型案件を受注するなど実績を積み重ねてきている。2024年12月期第2四半期の売上高は前年同期比39.1%増、2020年12月期以降の年平均成長率は55.0%と高成長が続いている。新たな取り組みとして、2024年7月に次世代のリアルタイムデータソリューションを提供する米Aerospike,Inc.の日本法人とビジネスパートナーシップを締結し、サービスの拡充を図った。Aerospikeのリアルタイムデータプラットフォームを活用することで、大規模データの処理を高速かつ低コストで実行することが可能となる。リアルタイムデータを事業に生かしたい企業に向けて、セミナー開催などマーケティング活動及び導入に向けた営業活動を共同で展開していく。(3) 生成AIによる事業の本格始動生成AI関連事業については、2024年1月より「Azure OpenAI Service」の導入や活用を支援するコンサルティングサービスの提供を開始したほか、同年7月には世界トップのデータベース検索エンジンを提供するElasticの日本法人と国内初の代理店契約を締結し、ElasticのRAG(Retrieval-Augmented Generation;検索拡張生成)技術をベースとした「Elastic Search AI Platform」を用いて「RAG構築支援コンサルティングサービス」の提供を開始することを発表した。RAGは社内の未公開データを生成AIに与え、検索技術により求める情報を生成AIから得られるようにする仕組みで、一般的な生成AIよりも生成される回答の精度が高まるほか、事実に基づかない情報を生成する(ハルシネーション)リスクを抑制する効果などが期待される。提供する未公開データも社外に流出することはなく、安全に利用することが可能といった特徴が挙げられる。同社は導入プランの作成支援から、PoC(概念検証)支援、導入支援(PoCの結果を基に本番環境の設計・構築を行い、運用のためのトレーニングを実施)までを行う。今後、Elasticの日本法人と共同で、セミナーやワークショップ等のプロモーションを行い、売上拡大を目指す。(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) <HN> 2024/09/12 12:06 注目トピックス 日本株 サイオス Research Memo(5):成長戦略で生成AIによる事業強化など3点を重点施策に掲げる(1) *12:05JST サイオス Research Memo(5):成長戦略で生成AIによる事業強化など3点を重点施策に掲げる(1) ■サイオス<3744>の今後の見通し2. 成長戦略同社は2024年12月期の成長戦略として、(1) SaaS・サブスク事業への継続投資、(2) APIソリューション事業の拡大、(3) 生成AIによる事業強化の3点を重点施策に掲げ、取り組んでいる。(1) SaaS・サブスク事業への継続投資SaaS・サブスク事業へ継続投資することで、持続的な成長を可能とする収益基盤の確立を目指している。具体的には、既に収益化している「Gluegentシリーズ」の開発に継続して取り組み、「LifeKeeper」は収益の安定化を図るためサブスクリプション販売を国内外で強化しつつ、機能拡充を進める方針である。a) 「Gluegentシリーズ」製品開発及びマーケティング強化に取り組んできた効果で新規顧客の獲得が進み、順調に成長が続いている。同シリーズの中でも注力している「Gluegent Flow」及び「Gluegent Gate」の合計ARR※は、2024年6月は前年同月比18.0%増(うちFlowが32.8%増、Gateが12.3%増)と両製品ともに2ケタ増となった。2020年6月の326百万円から右肩上がりの成長が続いており、2020年6月以降の4年間のCAGR(年平均成長率)は17.6%(Gluegent Flow/Gateの6月時点のARR)となっている。競合するエイトレッド<3969>は16.4%(2021年3月期第1四半期~2025年3月期第1四半期のストック売上高)、rakumo<4060>は20.4%(2020年12月期第2四半期~2024年12月期第2四半期のSaaS売上高)、HENNGE<4475>は21.5%(「Henge One」の2020年9月期第3四半期~2024年9月期第3四半期の売上高)と、ほかのSaaS企業と比較しても遜色のないCAGRとなっている。ただ、競合企業よりも規模はまだ小さいため、より高い成長率を目指す考えだ。※ ARR(Annual Recurring Revenue)=月末におけるMRR(サブスクリプション契約等に基づき毎月繰り返し得られる収益の月間合計)×12ヶ月。ARRの拡大戦略として、新規顧客獲得及び既存顧客へのアップセルの増加策と解約等の抑止策が重要となる。「Gluegent Flow」ではGoogle Workspaceに加え、Microsoft365との連携機能を強化することでユーザーの業務効率化、利便性向上を図っており※1、オンラインセミナーなどデジタルマーケティングの強化や販売パートナーとの連携強化により新規顧客の獲得につなげている。解約抑止策としては、カスタマーサクセス体制を強化し顧客のフォローアップを充実させており、前期に引き続き解約率は低水準で推移している。「Gluegent Flow」に関しては、SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」のBOXIL SaaS AWRD 2024※2において導入事例セクション「中小企業部門」で1位を受賞※3したほか、IT製品の国内最大級のレビューサイトであるITreviewでも高い評価を獲得している。連携機能が充実していることや使い勝手の良いUI/UX設計、タスク管理が容易な点が評価されている。※1 連携機能により自動でExcel等へのデータ出力やファイル保存が可能となった。※2 BOXIL SaaS AWARDとは、「BOXIL SaaS」を運営するスマートキャンプ(株)が、優れたSaaSを審査・選考・表彰するイベント。年1回及び四半期ごとに優れたSaaSが表彰されている。※3 導入事例セクションとは、同賞においてエントリー事例をもとに、企業の働き方改革やDX推進を支援したサービスを、スマートキャンプが企業や社会への貢献度を踏まえて選出し付与するもの。中小企業部門は従業員数101名から500名以下を対象としている。「Gluegent Gate」は、ゼロトラスト※時代における情報セキュリティ対策の重要性が高まるなか、シングルサインオンによる最適なアクセス管理システムとして2011年のサービス提供開始以降、累計導入実績が25万ユーザーを超えるなど順調に拡大している。2024年7月には連携対象サービスにSCSK<9719>のERP「ProActive C4」を追加し、今後SCSKとセミナーやマーケティング活動を共同で展開することになっており、さらなる成長が期待される。解約抑止策としては導入前のコンサルティングから導入後の課題に対するサポートまで、継続的に顧客を支援できるカスタマーサクセス体制を構築しており、解約率も低水準で推移している。※ 社内外のネットワーク環境における従来の「境界」の概念を捨て去り、守るべき情報資産にアクセスするものはすべて信用せずにその安全性を検証することで情報資産への脅威を防ぐという、セキュリティの新しい考え方。b) 「LifeKeeper」のサブスクリプション強化「LifeKeeper」については、クラウド環境での利用が国内外で広がるなかで、サブスクリプション契約(定額制、従量課金制)での販売を強化していく。海外においては、2024年12月期第2四半期の売上高は前年同期比8.5%増、2020年12月期以降の年平均成長率は43.4%と順調に伸長している。同社は国内でもサブスクリプション契約での販売を行うための開発を現在進めており、ストック型売上の比率を高めていくことで安定した収益基盤を構築していく考えだ。システム障害に関しては、2024年7月に1つのソフトウェア製品の不具合によって世界中のインフラシステムがダウンするという大規模システム障害が発生しており※、今後はこうした重大インシデント対策として、システム障害発生時にシステムダウンを回避する「LifeKeeper」に対する関心が高まることが期待される。※ 米CrowsStrikeが提供する情報セキュリティ製品「Falcon」Windows版のアップデートファイルにバグがあり、インターネットを通じてアップデートされた製品を利用していた世界中の企業・公的機関でWindows端末が一時的に使用不能に陥るなど、製造、航空、物流、行政など幅広い分野に影響が及んだ。(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) <HN> 2024/09/12 12:05 注目トピックス 日本株 サイオス Research Memo(4):2024年12月期は売上高を上方修正、各利益は3期ぶりに黒字転換する見通し *12:04JST サイオス Research Memo(4):2024年12月期は売上高を上方修正、各利益は3期ぶりに黒字転換する見通し ■サイオス<3744>の今後の見通し1. 2024年12月期の業績見通し2024年12月期の連結業績は、売上高で前期比25.9%増の20,000百万円、営業利益で250百万円(前期は208百万円の損失)、経常利益で330百万円(同15百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益で220百万円(同18百万円の損失)を見込み、各利益は3期ぶりに黒字転換する見通し。KPIとしているEBITDAも310百万円(前期は147百万円の損失)と黒字に転じ、ROICは11.6%(同-10.1%)と大きく改善する計画だ。売上高はRed Hat, Inc.関連商品の伸長により期初計画の16,600百万円から上方修正したが、各利益は据え置いた。2024年後半は金利上昇等による企業のIT投資マインドの変化が懸念されるものの、現状は需要動向に変化はなく、引き続き主力製品となる「LifeKeeper」や「Gluegentシリーズ」の伸長並びにコスト低減に取り組んでいく。下期の営業利益が268百万円と上期比で大きく増益となる見込みだが、同社の収益が下期偏重型であることに加えて、下期も研究開発費等のコスト削減に取り組むことにより計画達成を目指す。事業セグメント別では、オープンシステム基盤事業、アプリケーション事業ともに増収増益を見込んでいる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) <HN> 2024/09/12 12:04 注目トピックス 日本株 サイオス Research Memo(3):「LifeKeeper」などの自社製品・サービスが順調に拡大 *12:03JST サイオス Research Memo(3):「LifeKeeper」などの自社製品・サービスが順調に拡大 ■サイオス<3744>の業績動向2. 事業セグメント別の動向(1) オープンシステム基盤事業オープンシステム基盤事業の売上高は前年同期比76.0%増の8,798百万円と大幅増収となり、営業利益も同66.6%増の94百万円と2期連続で増益となった。企業の活発なIT投資が続くなか、Red Hat Enterprise LinuxをはじめとするRed Hat, Inc.関連商品において大型案件を受注したこと、主力自社製品の「LifeKeeper」も国内におけるライセンス販売の増加により、増収となった。Red Hat, Inc.関連商品については、大型案件の受注により大幅増収となったが、通常よりも利益率が低い案件であったため利益への貢献は軽微であった。「LifeKeeper」については、基幹システム等をオンプレミス環境からクラウド環境に移行する流れを受け、クラウド環境での売上(国内外合計)が同20.9%増と引き続き伸張した。海外売上高については欧州・アジア向けが伸びたものの、米州向けが苦戦した影響で、同2.1%減の407百万円となった。(2) アプリケーション事業アプリケーション事業の売上高は前年同期比1.8%減の3,005百万円となった。APIソリューション事業が活況な市場の需要の取り込みにより好調に推移したほか、「Gluegentシリーズ」が新規顧客獲得で順調な増収となり、MFP向けソフトウェア製品も堅調に推移した。一方で、金融機関向け及び文教向けのシステム開発・構築支援や金融機関向け経営支援システム販売が減収となり、全体では微減収となった。利益面では、研究開発費の選択と集中を図ったことにより営業損失114百万円(前年同期は169百万円の損失)と、赤字幅が縮小した。(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) <HN> 2024/09/12 12:03 注目トピックス 日本株 サイオス Research Memo(2):2024年12月期第2四半期は大幅増収、損益改善 *12:02JST サイオス Research Memo(2):2024年12月期第2四半期は大幅増収、損益改善 ■サイオス<3744>の業績動向1. 2024年12月期第2四半期業績の概要2024年12月期第2四半期の連結業績は、売上高で前年同期比46.3%増の11,804百万円、営業損失で18百万円(前年同期は106百万円の損失)、経常利益で57百万円(同78百万円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益で23百万円(同176百万円の損失)となり、同社がKPIとするEBITDAは6百万円(同60百万円の損失)、ROICは年率換算で-1.9%(同-11.8%)となった。売上高は過去最高を更新し、経常利益及び親会社株主に帰属する中間純利益が3年ぶりに黒字に転換するなど収益回復が確認される決算となった。売上高はRed Hat, Inc.関連商品が大きく伸張したほかSaaS・サブスク事業、APIソリューション事業などが順調に増加し、金融機関向け及び文教向けSI事業、金融機関向け経営管理システムの減収をカバーした。売上総利益はRed Hat, Inc.関連商品の利益率が低いため、前年同期比0.1%増とほぼ横ばい水準に留まったが、販管費が同3.1%減の85百万円減少したことが営業損失の改善要因となった。販管費のうち広告宣伝費や販売支援費等は増加したものの、研究開発費は320百万円と同152百万円減少した。経常利益は、営業外損益が同47百万円改善したことにより黒字転換した。為替関連のデリバティブ評価益が56百万円増加したことが主因だ。また前年同期は特別損失68百万円を計上したのに対して、当第2四半期では投資有価証券売却益23百万円を特別利益として計上したことにより、親会社株主に帰属する中間純利益は同199百万円の増益となった。(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) <HN> 2024/09/12 12:02 注目トピックス 日本株 サイオス Research Memo(1):SaaS・サブスク事業が順調に成長、生成AI関連事業の育成にも取り組む *12:01JST サイオス Research Memo(1):SaaS・サブスク事業が順調に成長、生成AI関連事業の育成にも取り組む ■要約サイオス<3744>は、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェア(以下、OSS)※1の開発と利用を軸に、OS、サーバー、アプリケーション、クラウドコンピューティングに関わるソフトウェア製品とサービスの提供を行うIT企業である。主力製品にはシステム障害時のシステムダウンを回避するソフトウェア「LifeKeeper」※2や「Gluegentシリーズ」※3などがある。※1 ソフトウェアの設計図にあたるソースコードを無償で公開し、使用・改良・再配布ができるソフトウェア。※2 稼働中のサーバーとは別に同じ環境の予備サーバーを待機させ、万が一障害が発生した際には自動的に予備サーバーに業務を引き継がせる役割を担うソフトウェア。※3 IDの管理をクラウドで行うサービス「Gluegent Gate」をはじめ、クラウド型ワークフローの「Gluegent Flow」、Google Calendarにチームメンバーの予定管理機能等を付加した「Gluegent Appsグループスケジューラ」等、企業の業務効率化等を支援するサービス。1. 2024年12月期第2四半期業績の概要2024年12月期第2四半期(2024年1月〜6月)の連結業績は、売上高で前年同期比46.3%増の11,804百万円と大幅増収となり、営業損失も18百万円と前年同期の106百万円から縮小した。売上高はRed Hat, Inc.関連商品※1の大型案件を受注したほか、「LifeKeeper」や「Gluegentシリーズ」などの自社製品・サービス、並びにAPI※2ソリューションなどが順調に拡大したことが増収要因となった。利益面では、自社製品・サービスの増収効果に加えて、研究開発費の絞り込みを行ったことが改善要因となった。※1 オープンソースソフトウェア&サービス・プロバイダーの大手であるRed Hat, Inc.が開発するオープンソースの製品。※2 異なるソフトウェアやアプリケーション間で情報・機能を共有するための仕組み。2. 2024年12月期の業績見通し2024年12月期の連結業績は、売上高で前期比25.9%増の20,000百万円と2期連続で過去最高を更新、営業利益は250百万円と3期ぶりの黒字に転換する見通しだ。Red Hat, Inc.関連商品の受注増加により、売上高は期初計画から3,400百万円上方修正したが、利益面でのインパクトは軽微なため営業利益は期初計画を据え置いた。KPIとしているEBITDAも310百万円(前期は147百万円の損失)と黒字に転じ、ROICは11.6%(同-10.1%)と大きく改善する計画だ。3. 成長戦略と中期経営計画同社は成長戦略として、SaaS・サブスク事業への継続投資、APIソリューション事業の拡大、生成AIによる事業強化の3点に取り組んでいる。SaaS・サブスク事業の育成により、ストック型ビジネスモデルへ移行することで持続的成長を実現する収益構造へ変革するほか、成長ポテンシャルの高いAPIソリューション事業や生成AI関連事業を育成することで成長加速を狙う。3ヶ年の中期経営計画では、2026年12月期のEBITDA(償却前営業利益)で880百万円(2023年12月期は147百万円の損失)を目標に掲げ、ROIC(投下資本利益率)は資本コストを大幅に上回る24.3%を目指す。注力している3つの事業分野が順調に成長すれば、これらの数値目標の達成も視野に入ってくると見られ、今後の進捗状況が注目される。■Key Points・2024年12月期第2四半期累計業績は大幅増収、損益改善・2024年12月期業績は売上高を上方修正、各利益は3期ぶりに黒字転換する見通し・2026年12月期にEBITDAで880百万円、ROICで24.3%を目指す(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) <HN> 2024/09/12 12:01 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は反落、米債券安などが影響  12日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。11日に発表された8月の米消費者物価指数(CPI)を受け、同日の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことなどが影響した。  米8月CPIでエネルギーと食品を除くコア指数の前月比の上昇率が市場予想を上回ったことで、同日の米債券相場では米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が一段と後退。米長期金利は小幅ながら上昇し、この流れを引き継ぐかたちで国内債にも売りが先行した。その後、日銀の田村直樹審議委員が講演で「金融市場の動向にも十分に配意しつつ、経済・物価の反応を確認しながら、適時かつ段階的に利上げしていく必要がある」との見解を示したことが伝えられると、債券先物は一時144円40銭まで軟化。売り一巡後は下げ渋ったものの、きょう財務省が実施する20年債入札の結果を見極めたいとして戻りは限定的だった。  午前11時の先物12月限の終値は、前日比21銭安の144円47銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%上昇の0.865%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/12 11:53 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(前引け)=急反発、半導体関連が活況高で全体押し上げ  12日前引けの日経平均株価は前営業日比985円85銭高の3万6605円62銭と急反発。前場のプライム市場の売買高概算は9億2446万株、売買代金概算は1兆9841億円。値上がり銘柄数は1472、対して値下がり銘柄数は145、変わらずは25銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は主力株を中心にリスクオフの巻き戻しが入り日経平均株価は急反発、一時1200円を超える上昇をみせる場面があった。前日の米国株市場では半導体関連などハイテク株中心に買いが集まり、東京市場でもこの流れに追随する格好となっている。日経平均は前日まで7日続落でこの間に3000円以上も水準を切り下げたことで、目先リバウンド狙いの買いを誘導した。あすのメジャーSQ算出を前に先物主導でショートカバーが入ったほか、値ごろ感からの押し目買いが全体相場を押し上げた。個別株も値上がり銘柄数がほぼ9割を占めるなど、物色意欲の強さを物語っている。  個別では売買代金で断トツのレーザーテック<6920.T>をはじめ売買代金上位を占めたディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>といった半導体製造装置関連が軒並み値を飛ばした。また、ソフトバンクグループ<9984.T>が活況高となったほか、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクも高い。さくらインターネット<3778.T>が大商いで急騰をみせ、消費関連ではファーストリテイリング<9983.T>、メルカリ<4385.T>なども上昇した。ネットプロテクションズホールディングス<7383.T>が値上がり率トップとなった。半面、第一三共<4568.T>が軟調、住友林業<1911.T>も冴えない。神戸物産<3038.T>も売りに押された。また、関電工<1942.T>が大きく値を下げている。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/12 11:48 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位にQPS研究所  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の12日午前11時現在で、QPS研究所<5595.T>が「売り予想数上昇」で2位となっている。  この日の東京株式市場でQPS研究所は急反落。同社は11日取引終了後、打ち上げ済みの小型SAR衛星「QPS-SAR」5号機について通信系に不具合が確認され、今後の継続的なサービス運用に支障が生じる見込みになったと発表した。地上からの指令や衛星状態のモニターに関する通信系統のうち、衛星側の送信部に不具合が出ている。宇宙空間における放射線の影響を偶発的に受けた電気系統の故障が原因と考えられるという。  今後の先行きへの懸念が高まり、きょうの同社株は大きく下落。これを受けて売り予想数が増加したようだ。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/12 11:47 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):アセンテック、ネオジャパン、アストロスケールなど *11:38JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):アセンテック、ネオジャパン、アストロスケールなど アセンテック<3565>:590円(+66円)大幅反発。前日に上半期の決算を発表、営業利益は2.4億円、前年同期単独比22.8%減となり、従来予想の3.6億円を下振れ。通期予想も7.5億円から7.2億円、同18.1%増に下方修正している。円安などによるコスト増の影響を受けているもよう。ただ、会社側が重要視するとしている経常利益は、為替差益2.3億円を営業外に計上していることで、上半期は上振れ着地、通期予想は8.5億円から9.5億円に上方修正している。ネオジャパン<3921>:1900円(+206円)大幅反発。前日に上半期の決算を発表、営業利益は8.5億円で前年同期比40.8%増となり、第1四半期実績の同11.0%増から増益率が拡大する形になっている。通期予想の16.1億円、前期比23.8%増は据え置き。ソフトウエア事業が期初計画を上回り順調に推移し、システム開発サービス事業も第3四半期以降は復調する見通しとしている。足元での収益拡大ペースの早まりを映し、業績上振れへの期待が高まる格好となっているようだ。IHI<7013>:6595円(+496円)大幅反発。大和証券では投資判断を「3」から「1」に2段階格上げ、目標株価も4400円から8000円にまで引き上げている。民間航空機エンジンのスペアパーツ事業が想定以上のペースで回復、営業利益率が推定50-60%と高いことで、全社利益の大きな牽引役となる見込みとしている。利益積み上げによる今後の財務体質改善も期待と評価。海外航空機エンジン関連企業との対比で、株価の割安感は大きいと判断しているようだ。ANYCOLOR<5032>:2442円(+187円)大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は27.2億円で前年同期比32.8%減となり、据え置きの上半期計画71億円、同9.5%増に対し低調な進捗と受けとめられる。一方、配当方針の変更を発表しており、これまでの自己株式取得を中心とする株主還元から、継続的かつ安定的な利益創出が可能であることなどを勘案して、配当を開始することが適切と判断している。25年4月期は年間配当65円を実施する計画としている。アドバンテス<6857>:6177円(+414円)大幅反発。同社をはじめ、本日は主力の半導体関連株が一斉高の展開になっている。前日の米国株式市場はCPI発表を受け、売り先行後に大きく切り返す展開となっている。加えて、米国の大幅利下げ観測が後退したことで、今後の一段の円高進行懸念なども低下し、国内主力大型株の支援材料につながっている。とりわけ、米国ではエヌビディアが8%超の上昇となり、SOX指数も4.9%高、半導体関連株への関心が高まる状況のようだ。アストロスケール<186A>:1014円(+125円)大幅反発。英国連結子会社であるAstroscale Ltdが、英国宇宙庁(UKSA)との間で、COSMICフェーズ2の契約を獲得したと発表したことを好感され、大幅に反発している。契約金額は195万英ポンド(税抜、約3.6億円)となっている。COSMICは、低軌道上に存在する運用を終了した英国の衛星2機の除去を行う英国のデブリ除去プログラムである。同社グループでは、今後継続的な既存デブリの除去サービスを展開するうえで、COSMICを重要なプロジェクトと位置付けている。サンワカンパ<3187>:414円(+9円)反発。11日の取引終了後、横幅をミリ単位でオーダーできる「ピッタミラー」が好調に推移していることを発表した。近年のトレンドである横幅の広い洗面台に対応すべく開発した商品で、幅450~2300mmの間で横幅をミリ単位でサイズオーダーできる柔軟さが好評となっている。「ピッタミラー」は急成長を続けており、24年4月の発売後4ヶ月で、実際に、開発当初に掲げた売上計画と比較して250%超の伸長率となっている。ストリームM<4772>:118円(+3円)反発。11日の取引終了後に、2022年12月期より廃止していた株主優待制度を再開することを発表し、好材料視されている。毎年12月31日を基準日とした同社株主名簿に記載された、同社株式10単元(1,000株)以上を保有している株主を対象としてQUOカード1,000円分を進呈する。同社株式への投資に対する魅力を高め中長期に渡り保有してもらうこと、また株主の増加を図ることが同社企業価値の向上に繋がると判断したとしている。 <ST> 2024/09/12 11:38 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=12日前引け  12日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ    103976   20.4    23765 2. <1360> 日経ベア2    11350   14.5    352.1 3. <1321> 野村日経平均   8794    1.1    37740 4. <1458> 楽天Wブル    6286   10.0    28070 5. <1579> 日経ブル2    6134   51.5    255.2 6. <1357> 日経Dインバ   5553   117.9     143 7. <1459> 楽天Wベア    5227    4.7     579 8. <2641> GXリー日株   4551   -9.6    2898 9. <2644> GX半導日株   2123   57.8    3440 10. <1568> TPXブル    1964    6.3    411.2 11. <2621> iS米20H   1641   29.0    1323 12. <1329> iS日経     1604   19.1    37810 13. <1306> 野村東証指数   1514   -11.0   2679.0 14. <1489> 日経高配50   1189   55.6    2162 15. <1365> iF日経Wブ   1069   13.1    36610 16. <1320> iF日経年1    885   18.6    37610 17. <1545> 野村ナスH無    839    1.6    27755 18. <2243> GX半導体     676   71.1    1680 19. <1330> 日興日経平均    637   140.4    37780 20. <2244> GXUテック    632   142.1    1958 21. <1671> WTI原油     611    3.2    2670 22. <2516> 東証グロース    606   47.8    506.4 23. <1655> iS米国株     585   27.5    571.0 24. <1571> 日経インバ     574   84.6     632 25. <1540> 純金信託      528   18.7    10855 26. <1358> 日経2倍      518   79.2    44530 27. <1476> iSJリート    494   -7.8    1806 28. <1356> TPXベア2    424   -18.3    375.7 29. <2869> iFナ百Wブ    421   81.5    40950 30. <1366> iF日経Wベ    415   -13.7     362 31. <1580> 日経ベア      402   38.6   1678.0 32. <1346> MX225     391   18.8    37790 33. <1678> 野村インド株    384   95.9    358.4 34. <2038> 原油先Wブル    377   -53.6    1430 35. <2632> MXナスヘ有    365   812.5    12655 36. <200A> 野村日半導     334   279.5    1506 37. <1456> iF日経ベ     329    0.9    2693 38. <2563> iS米国株H    306   319.2    317.0 39. <1615> 野村東証銀行    292   -76.9    306.6 40. <2631> MXナスダク    271   -3.2    19725 41. <2634> 野村SPH有    264   332.8   2464.0 42. <2870> iFナ百Wベ    252   113.6    20950 43. <1367> iFTPWブ    243   -64.6    31850 44. <2633> 野村SPH無    215   -35.4    365.2 45. <2569> 日興NQヘ有    200   63.9   3027.0 46. <1343> 野村REIT    198   -19.8   1886.0 47. <1547> 日興SP5百    195   85.7    8650 48. <2558> MX米株SP    192   -35.6    22805 49. <2630> MX米SP有    180  2150.0    12565 50. <2841> iFEナ百有    161   -37.4    11885 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%) 株探ニュース 2024/09/12 11:35 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・12日>(前引け)=アストロHD、ジーニー、アセンテック  アストロスケールホールディングス<186A.T>=物色人気集中。4ケタ大台回復を視野にとらえた。今年6月上旬に東証グロース市場に新規上場した直近IPO銘柄で、宇宙空間における軌道上サービスを主要業務としており、具体的にはスペースデブリ(宇宙ごみ)除去や人工衛星の寿命延長、点検・観測などを行う。同社は11日取引終了後、英国宇宙庁(UKSA)との間で、COSMICフェーズ2の契約を獲得したことを発表した。契約金額は約3億6000万円。COSMICは低軌道上に存在する運用を終了した英国の衛星2機の除去を行う英国のスペースデブリ除去プログラムで、同社グループでは、今後の事業展開において重要なプロジェクトに位置付けている。  ジーニー<6562.T>=上げ足強め新高値。同社は11日取引終了後、人工知能(AI)を搭載したカスタマーデータプラットフォーム「GENIEE CDP」の提供を開始したと発表。これが材料視されているようだ。このプラットフォームは、顧客の360度ビュー(顧客に関するすべての情報を統合し、包括的に把握することで、より深い理解とパーソナライズされたサービスを提供するための視点を指す)を提供し、企業がより精緻かつ効果的なマーケティング戦略を展開できるよう支援。搭載されたAIは、ユーザーが指示するだけで自動的にデータ分析やセグメンテーションを行い、誰でも簡単に活用できるように設計されているという。  アセンテック<3565.T>=急反騰で75日線をブレーク。仮想デスクトップ関連のソリューションサービスや製品を手掛けており、近年の生成AI市場の急拡大を背景に商機を高めている。同社は11日取引終了後、25年1月期業績予想の修正を発表、経常利益は従来計画の8億5000万円から9億5000万円(前期比35%増)に増額した。為替差益に伴う営業外収益計上によるもの。なお、トップラインも従来予想に20億円上振れし初の100億円台に乗せる見通しで、これを好感する買いが集中した。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/12 11:34 みんかぶニュース 市況・概況 アクセルが大幅反発、ケルが開発するコネクタ用外観検査機にAI機能を実装◇  アクセル<6730.T>が大幅反発している。午前11時ごろ、ケル<6919.T>が開発するコネクタ用外観検査機に、同社の不良品検知用の最先端のAIモデルを活用したAI機能が採用されたと発表しており、好材料視されている。  今回開発した外観検査機は、アクセルが保有する先進AI技術とケルが保有する外観検査の膨大なノウハウを融合させることにより、これまでの画像検査機では検出ができなかった曖昧な不良品も正確に検出することが可能で、検査精度を大幅に向上させることを実現したのが特徴。アクセルでは今後もケルと連携し、外観AI検査機の機能強化に取り組むとしている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/12 11:34 みんかぶニュース 個別・材料 アクセルが大幅反発、ケルが開発するコネクタ用外観検査機にAI機能を実装◇  アクセル<6730.T>が大幅反発している。午前11時ごろ、ケル<6919.T>が開発するコネクタ用外観検査機に、同社の不良品検知用の最先端のAIモデルを活用したAI機能が採用されたと発表しており、好材料視されている。  今回開発した外観検査機は、アクセルが保有する先進AI技術とケルが保有する外観検査の膨大なノウハウを融合させることにより、これまでの画像検査機では検出ができなかった曖昧な不良品も正確に検出することが可能で、検査精度を大幅に向上させることを実現したのが特徴。アクセルでは今後もケルと連携し、外観AI検査機の機能強化に取り組むとしている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/12 11:34 みんかぶニュース 市況・概況 東証グロース(前引け)=値上がり優勢、スペースマがS高  12日前引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数460、値下がり銘柄数87と、値上がりが優勢だった。  個別ではスペースマーケット<4487>がストップ高。エヌ・ピー・シー<6255>は一時ストップ高と値を飛ばした。SBIレオスひふみ<165A>、メディネット<2370>、プロディライト<5580>、ジーニー<6562>は年初来高値を更新。Unipos<6550>、アストロスケールホールディングス<186A>、トリプルアイズ<5026>、シンカ<149A>、キャンバス<4575>は値上がり率上位に買われた。  一方、QPS研究所<5595>、ベストワンドットコム<6577>、Ridge-i<5572>、pluszero<5132>、Chordia Therapeutics<190A>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2024/09/12 11:33 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=12日前引け、WT商品総合、インドベアが新安値  12日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比17.2%増の1823億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同20.5%増の1542億円だった。  個別ではWisdomTree ブロード上場投資信託 <1684> 、NEXT インドベア <2047> が新安値。  そのほか目立った値動きではMAXIS日経半導体株上場投信 <221A> が7.70%高、グローバルX 半導体 ETF <2243> が6.80%高、グローバルX ウラニウムビジネス ETF <224A> が6.24%高、iFreeETF NASDAQ100 レバレッジ <2869> が5.81%高、NEXT 日経300株価上場投信 <1319> が5.23%高と大幅な上昇。  一方、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> は5.74%安、iFreeETF S&P500 インバース <2249> は3.21%安と大幅に下落した。  日経平均株価が985円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1039億7600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金991億800万円をやや上回った。  その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が113億5000万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が87億9400万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が62億8600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が61億3400万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が55億5300万円の売買代金となった。 株探ニュース 2024/09/12 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、大和重がS高  12日前引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数1148、値下がり銘柄数210と、値上がりが優勢だった。  個別では大和重工<5610>がストップ高。構造計画研究所ホールディングス<208A>、カンロ<2216>、セルシス<3663>、アイビーシー<3920>、日本オラクル<4716>など7銘柄は年初来高値を更新。アセンテック<3565>、日本ギア工業<6356>、日本精蝋<5010>、ディー・エル・イー<3686>、TBグループ<6775>は値上がり率上位に買われた。  一方、カネコ種苗<1376>、ディーブイエックス<3079>、ほぼ日<3560>、ズーム<6694>、ライトオン<7445>など6銘柄が年初来安値を更新。大運<9363>、メディシノバ・インク<4875>、ぷらっとホーム<6836>、ASAHI EITOホールディングス<5341>、アゼアス<3161>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2024/09/12 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均12日前引け=8日ぶり反発、985円高の3万6605円  12日前引けの日経平均株価は8日ぶり反発。前日比985.85円(2.77%)高の3万6605.62円で前場の取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は1472、値下がりは144、変わらずは25と、値上がり銘柄の割合は80%を超えた。  日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を130.44円押し上げ。次いでSBG <9984>が115.53円、アドテスト <6857>が108.27円、東エレク <8035>が77.48円、信越化 <4063>が39.72円と続いた。  マイナス寄与度は12.16円の押し下げで第一三共 <4568>がトップ。以下、アサヒ <2502>が0.49円、日ハム <2282>が0.46円、大林組 <1802>が0.38円、NTT <9432>が0.33円と並んだ。  業種別では33業種すべてが上昇。値上がり率1位は電気機器で、以下、非鉄金属、海運、機械、精密機器、輸送用機器と続いた。 株探ニュース 2024/09/12 11:31 みんかぶニュース 市況・概況 ◎12日前場の主要ヘッドライン ・さくらネット急騰で戻り高値更新、DC関連株人気に乗り4カ月ぶり75日線クリア ・東エレク、アドテストなど半導体主力株が一斉高、エヌビディア効果が東京市場にも波及 ・アストロHDに人気集中、COSMICフェーズ2の契約獲得受け一時10%超の急騰 ・カウリスが急反発、不正アクセス検知サービスがビューカードに採用 ・ジーニーは3日ぶり反発、AI搭載カスタマーデータプラットフォームの提供開始 ・アセンテックは急反騰、売上高・経常利益の増額受け一気に75日線ブレーク ・ユニポス急反発、日経BPと人的資本経営領域で業務提携 ・ソフトバンクGが上げ足加速、米株市場で傘下のアームが10%超の異彩高演じる ※ヘッドラインは記事配信時点のものです 出所:MINKABU PRESS 2024/09/12 11:31 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 09月12日 11時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄 市場 (3565) アセンテック  東証スタンダード (5580) プロディ    東証グロース (6227) AIメカ    東証スタンダード (186A) アストロHD  東証グロース (7011) 三菱重     東証プライム ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄 市場 (3382) セブン&アイ  東証プライム (5595) QPS研究所  東証グロース (3260) エスポア    名証ネクスト (6966) 三井ハイテク  東証プライム (9166) GENDA   東証グロース 出所:MINKABU PRESS 2024/09/12 11:30 みんかぶニュース 市況・概況 マーケットEが上げ幅拡大、「高く売れるドットコム」が「HOME4」と業務提携開始◇  マーケットエンタープライズ<3135.T>が上げ幅を拡大している。12日午前11時、同社が運営する「高く売れるドットコム」について、NTTデータグループ<9613.T>傘下のNTTデータ・スマートソーシングが運営する不動産情報サイト「HOME4U」との業務提携を開始したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。高く売れるドットコムの出張買取時に住まいに関する相談が寄せられた場合、専用フォームを通じて「HOME4U」に情報が共有され、専門家への相談が可能になるという。ライフステージの変化に伴う課題の解決を可能とすることで、顧客の利便性の向上につなげる。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/12 11:28 みんかぶニュース 個別・材料 マーケットEが上げ幅拡大、「高く売れるドットコム」が「HOME4」と業務提携開始◇  マーケットエンタープライズ<3135.T>が上げ幅を拡大している。12日午前11時、同社が運営する「高く売れるドットコム」について、NTTデータグループ<9613.T>傘下のNTTデータ・スマートソーシングが運営する不動産情報サイト「HOME4U」との業務提携を開始したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。高く売れるドットコムの出張買取時に住まいに関する相談が寄せられた場合、専用フォームを通じて「HOME4U」に情報が共有され、専門家への相談が可能になるという。ライフステージの変化に伴う課題の解決を可能とすることで、顧客の利便性の向上につなげる。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/12 11:28 みんかぶニュース 市況・概況 パークシャは反発、NEC VALWAYとパートナー契約を締結◇  PKSHA Technology<3993.T>が反発している。午前9時ごろ、子会社PKSHA Workplaceが、NEC<6701.T>グループでコンタクトセンターの構築・運営などを行うNEC VALWAYとパートナー契約を締結したと発表しており、好材料視されている。  PKSHA Workplaceが展開する自然言語処理技術を活用した「PKSHA AIヘルプデスク」と、NEC VALWAYのサポートデスクサービスにおける豊富な知見とを組み合わせることで、SaaSを活用した効率的なビジネスプロセスアウトソーシング(BPaaS)サービスである「NEC コミュニケーションDX支援サービス」の販売を開始するという。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/12 11:27 みんかぶニュース 個別・材料 パークシャは反発、NEC VALWAYとパートナー契約を締結◇  PKSHA Technology<3993.T>が反発している。午前9時ごろ、子会社PKSHA Workplaceが、NEC<6701.T>グループでコンタクトセンターの構築・運営などを行うNEC VALWAYとパートナー契約を締結したと発表しており、好材料視されている。  PKSHA Workplaceが展開する自然言語処理技術を活用した「PKSHA AIヘルプデスク」と、NEC VALWAYのサポートデスクサービスにおける豊富な知見とを組み合わせることで、SaaSを活用した効率的なビジネスプロセスアウトソーシング(BPaaS)サービスである「NEC コミュニケーションDX支援サービス」の販売を開始するという。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/12 11:27 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は142円50銭台で推移、ドル買いはやや一服 *11:24JST 東京為替:ドル・円は142円50銭台で推移、ドル買いはやや一服 12日午前の東京市場でドル・円は142円50銭台で推移。142円23銭から142円95銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1015ドルから1.1006ドルで推移。ユーロ・円は強含み、157円37銭から156円56銭まで値を下げた。 <MK> 2024/09/12 11:24 みんかぶニュース 個別・材料 アゼアスが反落、5~7月期最終67%減益を嫌気  アゼアス<3161.T>が反落している。11日の取引終了後、25年4月期第1四半期(5~7月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比12.7%減の18億5000万円、最終利益は同66.9%減の1800万円となった。減収減益決算となったことを嫌気した売りが出たようだ。防護服・環境資機材関連事業では、改正労働安全衛生規則等の施行により事業所における化学物質管理体制の強化が義務付けられたものの、現段階では個人用保護具の需要に変動はなく、既存マーケットの需要は落ち着いたものとなった。ライフマテリアル事業では畳表など従来からの商品の販売が減少。一部商材の取り扱いを停止したことも響いた。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/12 11:19 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は142円台半ばで推移 *11:16JST 東京為替:ドル・円は142円台半ばで推移 12日午前の東京市場でドル・円は142円50銭台で推移。142円23銭から142円95銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1015ドルから1.1006ドルで推移。ユーロ・円は強含み、157円37銭から156円56銭まで値を下げた。 <MK> 2024/09/12 11:16 みんかぶニュース 市況・概況 さくらネット急騰で戻り高値更新、DC関連株人気に乗り4カ月ぶり75日線クリア◇  さくらインターネット<3778.T>が500円を超える上昇で4300円台に買われ戻り高値を更新した。5月中旬以来約4カ月ぶりに75日移動平均線を上回り、大勢2段上げの様相を強めている。独立系のデータセンター大手で、「政府クラウド」など国策的なクラウドサービス基盤の整備でも要衝を占める。生成AI市場の急拡大を背景に、取り扱うデータ量の膨大化が世界的なデータセンター建設の動きを後押ししている。直近では、11日に米アマゾン・ドット・コム<AMZN>傘下のAWSが英国内のデータセンター整備に今後5年間で日本円にして約1兆5000億円を投資すると発表し、耳目を集めた。日本国内でもデータセンター投資が官民を挙げて活発化する方向にあり、改めて関連銘柄への視線が向けられている。さくらネット以外ではトリプルアイズ<5026.T>、精工技研<6834.T>、ダイダン<1980.T>といった中小型株に物色の矛先が向いている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/12 11:16 みんかぶニュース 個別・材料 さくらネット急騰で戻り高値更新、DC関連株人気に乗り4カ月ぶり75日線クリア◇  さくらインターネット<3778.T>が500円を超える上昇で4300円台に買われ戻り高値を更新した。5月中旬以来約4カ月ぶりに75日移動平均線を上回り、大勢2段上げの様相を強めている。独立系のデータセンター大手で、「政府クラウド」など国策的なクラウドサービス基盤の整備でも要衝を占める。生成AI市場の急拡大を背景に、取り扱うデータ量の膨大化が世界的なデータセンター建設の動きを後押ししている。直近では、11日に米アマゾン・ドット・コム<AMZN>傘下のAWSが英国内のデータセンター整備に今後5年間で日本円にして約1兆5000億円を投資すると発表し、耳目を集めた。日本国内でもデータセンター投資が官民を挙げて活発化する方向にあり、改めて関連銘柄への視線が向けられている。さくらネット以外ではトリプルアイズ<5026.T>、精工技研<6834.T>、ダイダン<1980.T>といった中小型株に物色の矛先が向いている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/09/12 11:16 注目トピックス 日本株 Jトラスト Research Memo(11):2024年12月期は前期と同額の配当を維持 *11:11JST Jトラスト Research Memo(11):2024年12月期は前期と同額の配当を維持 ■株主還元策Jトラスト<8508>は、株主への適正な利益還元及び安定的な配当の維持を配当政策の基本としている。2023年12月期は、株主還元の充実を図るため配当性向を上げ、年間配当14.0円(中間1.0円、期末13.0円)とした。2024年12月期は減益予想としているものの、年間配当は前期と同額の期末配当14.0円、配当性向は30%(前期は11.6%)に上昇する見通しである。持続的な業績拡大への道筋がついたこともあり、株主へのさらなる利益還元と資本効率向上による適切な株主価値実現を目的として自己株式の取得及び消却を計画し、2024年3月27日〜2024年11月30日を取得期間として6,000千株、2,000百万円を上限に自己株式の取得を実施している。2024年8月9日に、現在までの自己株式の取得状況と株価の動向を踏まえ、「取得し得る株式の総数」を従来の4,000千株から拡大した。2024年7月31日までに、2,272千株、961百万円を取得した。株主還元と資本効率の改善を目的として、保有していたほぼ全ての自己株式938万株を消却済みである。また、同社株の長期保有を目的として2023年12月期に株主優待制度が復活した。2024年12月期についても6月末を基準に100株以上保有の株主を対象に「DSクリニック」の施術優待券(3万円相当)を贈呈するほか、新たに500株以上保有の株主を対象に東京宝塚劇場星組貸切公演の観劇チケットを抽選でペア約1,000組に贈呈するなど、株主優待制度の充実を計画している。さらに、2024年12月期以降の業績拡大を踏まえたIR活動の強化を目的として、全国各地で個人投資家説明会を順次開催している。また、2024年5月下旬以降は海外IRロードショー、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)向け会社説明会、国内各地で個人投資家説明会なども実施している。今後もIR活動を強化する方針であり、同社が業績回復を確信していることを示すものと考えられる。新3ヶ年計画に基づき業績の改善・拡大を目指すとともに株主還元の充実にも注力するなど、株主重視の経営姿勢は評価できる。同社は2022年4月の東証再編においてスタンダード市場を選択した。ただ、Group Leaseらとの裁判に勝訴したことで同社に対するレピュテーションリスクが解消されており、成長戦略の着実な実行により新3ヶ年計画どおりに業績が飛躍的に改善すれば、プライム市場への昇格も視野に入ると弊社では期待している。(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希) <HN> 2024/09/12 11:11

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