新着ニュース一覧
注目トピックス 日本株
マイクロアド---台湾支社がエースと業務提携、台湾・インドネシアにおける企業のインフルエンサーマーケティング支援を開始
*17:44JST マイクロアド---台湾支社がエースと業務提携、台湾・インドネシアにおける企業のインフルエンサーマーケティング支援を開始
マイクロアド<9553>は19日、子会社のマイクロアド台湾がA(エース)と業務提携したと発表した。エースは、インフルエンサーマーケティングツール「Astream(エーストリーム)」を開発し、提供している。「Astream」を活用することで、企業はターゲットに合った影響力のあるインフルエンサーを正確に選定し、効果的なキャンペーンを実施することができ、インフルエンサーへのメッセージ送信や投稿管理、効果測定までを管理画面内で行うことができる。マイクロアド台湾は、台湾および中華圏を中心に、企業のデジタルマーケティング支援を行っている。「Astream」を活用し、台湾にて、日本企業及び現地企業に対するマーケティング支援を行ってきた。マイクロアド台湾は、台湾およびインドネシアにおける「Astream」の海外事業展開の支援を開始することにより、企業のインバウンドとアウトバウンドマーケティングにおけるプロモーション効果の最大化を実現する。
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2024/12/19 17:44
注目トピックス 日本株
明豊エンタープライズ---東京都墨田区本所の1棟投資用賃貸不動産エルファーロシリーズ「エルファーロ蔵前」を譲渡
*17:43JST 明豊エンタープライズ---東京都墨田区本所の1棟投資用賃貸不動産エルファーロシリーズ「エルファーロ蔵前」を譲渡
明豊エンタープライズ<8927>は18日、1棟投資用賃貸不動産エルファーロシリーズ「エルファーロ蔵前」を譲渡したと発表した。同物件は東京都墨田区本所に所在し、敷地面積160.56平方メートル、延床面積612平方メートルの壁式鉄筋コンクリート造5階建ての共同住宅(戸数18戸)である。引渡日は2024年12月18日。売却価格は2024年7月期末日における連結純資産額の30%未満および連結売上高の10%未満であり、かつ、その売却益は親会社株主に帰属する当期純利益の30%未満である。なお、同社と買主との間には、記載すべき資本関係、人的関係および取引関係はなく、属性について問題はない。
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2024/12/19 17:43
注目トピックス 日本株
日本アジア投資---2025年3月期の「従来連結基準による見込値」を修正
*17:42JST 日本アジア投資---2025年3月期の「従来連結基準による見込値」を修正
日本アジア投資<8518>は17日、5月15日に発表した2025年3月期連結会計年度の「従来連結基準による見込値」を修正したと発表した。前回発表した見込値では、メガソーラープロジェクトの売却について、営業収益に計上される金額を、売却額から売却原価を差し引いた後の売却益相当額と見込んでいた。今回、同プロジェクトの売却スキームが確定し、売却額と売却原価がそれぞれ営業収益と営業原価に計上されることが確定した結果、営業収益および売却原価が、それぞれ5.00億円増加する見込みであることから、見込値の営業収益を、21.00億円~31.50億円(前回発表比31.3%~18.9%増)に修正する。一方、売却益の額には変更が無く、営業利益、経常利益、親会社に帰属する当期純利益は、前回発表した見込値から変更はない。
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2024/12/19 17:42
注目トピックス 日本株
アドバンスクリエイト---第10回新株予約権の行使停止要請の行使停止期間を変更
*17:41JST アドバンスクリエイト---第10回新株予約権の行使停止要請の行使停止期間を変更
アドバンスクリエイト<8798>は13日、第10回新株予約権(行使価額修正条項付)について、割当先である大和証券グループ本社<8601>の子会社の大和証券に10月30日通知した同新株予約権の行使停止要請の行使停止期間を変更すると発表した。2024年11月1日(同日を含む。)から2024年12月19日(同日を含む。)までの行使停止期間を、2024年11月1日(同日を含む。)から2025年3月31日(同日を含む。)までに変更する。
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2024/12/19 17:41
注目トピックス 日本株
アドバンスクリエイト---過年度決算の訂正による過年度売上高への影響
*17:39JST アドバンスクリエイト---過年度決算の訂正による過年度売上高への影響
アドバンスクリエイト<8798>は13日、過年度決算の訂正による過年度売上高への影響額を発表した。同社は、桜橋監査法人より、PV計算の結果の一部について実態との乖離が見られるとの指摘を受け、過年度決算の訂正を行うことで是正する。訂正には相応の時間を要することから、2024年9月期決算発表を延期し、過年度決算を訂正する。訂正の期間は、2020年9月期累計期間から2023年9月期累計期間である。各期間においてそれぞれ計上された各売上高の訂正による減少額を累計した金額は、概算で△45億円程度を見込んでいる。売上高が訂正されることにより、各期の損益に影響を与えることが見込まれる。PVの再計算を行う過程にて、同社を通じて販売された保険商品に係る保険契約の自動更新等に伴い、同社が将来的に収受できる代理店手数料(10数億円程度)が存在することが確認されているが、PVの再計算を通じた過年度決算における売上高の訂正には考慮していない。
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2024/12/19 17:39
注目トピックス 日本株
アドバンスクリエイト---「オンライン保険相談」サービスの利用件数が20万件を突破
*17:39JST アドバンスクリエイト---「オンライン保険相談」サービスの利用件数が20万件を突破
アドバンスクリエイト<8798>は13日、「オンライン保険相談」サービスにて、利用件数が20万件を突破したと発表した。「オンライン保険相談」は、ネット環境があれば、全国どこからでも保険のプロに既契約の見直しや保険選びについて無料で相談でき、オンラインで申し込むことができる。同社が独自で開発したオンライン面談システム「Dynamic OMO」を活用しており、併せて同社が開発した保険証券管理アプリ「folder」をダウンロードし事前に加入中の保険証券を登録すると、より細かな保険診断ができる。また、2022年7月よりアバター相談を開始し、初対面の人に保険の相談やプライベートな話を安心して相談できる環境を用意している。同社は今後も、アバターや生成AIといった最新技術を活用し、顧客の更なるニーズに応えるべく、サービスクオリティの向上に努めていく。また、Webマーケティングに主軸を置いた事業展開を進め、保険選びサイト「保険市場」においては、ユーザビリティを向上させ、あらゆる保険の情報メディアサイトとしての進化を追求していく。
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2024/12/19 17:39
注目トピックス 日本株
ファンペップ---アイ・ブレインサイエンスと協業契約を締結
*17:38JST ファンペップ---アイ・ブレインサイエンスと協業契約を締結
ファンペップ<4881>は16日、アイ・ブレインサイエンスとの間でアルツハイマー病ワクチンに関する協業契約を締結したと発表した。同社は、アルツハイマー病を対象疾患とする抗体誘導ペプチドの創薬研究を行っている。アイ・ブレインサイエンスは、アイトラッキング(視線計測)式認知機能評価法による医療機器の製品化を行っている。認知症診断補助として汎用タブレットを用いた神経心理検査用プログラム「ミレボ(R)」の薬事承認を取得しており、さらにMCIを対象とする認知機能評価システムの開発に取り組んでいる。両社は今後、アルツハイマー病ワクチンの対象患者の簡便な診断法の開発を目指し、アイトラッキング診断技術の適用可能性の検討を進めていく。
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2024/12/19 17:38
注目トピックス 日本株
ギフトホールディングス---24年10月期は2ケタ増収増益、国内の直営店・プロデュース店の増加により売上が拡大
*17:37JST ギフトホールディングス---24年10月期は2ケタ増収増益、国内の直営店・プロデュース店の増加により売上が拡大
ギフトホールディングス<9279>は13日、2024年10月期連結決算を発表した。売上高が前期比23.9%増の284.72億円、営業利益が同23.7%増の29.09億円、経常利益が同22.6%増の29.72億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.4%増の18.75億円となった。直営店事業部門の売上高は239.62億円となった。国内直営店事業部門は、積極的な出店を続け、直営店41店舗の新規出店と既存店3店舗の撤退を差し引き、38店舗の純増となった。直営店の新規出店は、主力の横浜家系ラーメン業態の「町田商店」で23店舗、ガッツリ系ラーメン業態の「豚山」で5店舗、油そば業態の「元祖油堂」で9店舗、その他業態で4店舗とバランスよく行うことができた。「町田商店」ブランドにてロードサイド店19店舗、駅近店3店舗、ショッピングセンター内1店舗を出店した。第2ブランドであるガッツリ系ラーメン業態の「豚山」では、ロードサイド店2店舗、駅近店3店舗を出店した。新規出店時に店舗のインフラ上の制約を比較的受けにくいブランドであり、第3ブランドの地位を確立しつつある油そば業態の「元祖油堂」を首都圏の駅近エリアに9店舗出店した。当該業態は、横浜家系ラーメン業態、ガッツリ系ラーメン業態とは趣向の異なる業態であることから、出店時の調整が比較的容易であり、且つオフィス立地において十分に競争力がある業態ゆえ、「元祖油堂」は、これまで出店の制約を受けていた東京23区内を始めとする都心エリアに積極出店を叶える強力なブランドとなりつつある。海外直営店事業部門は、「E.A.K. RAMEN」ブランドの横浜家系ラーメン業態にて米国ニューヨーク州にのみ店舗展開してきたが、本年9月、中国上海市に中国1号店として「町田商店」をオープンさせることになった。また米国では、ニューヨークにのみ3店舗を出店し、路面店2店舗、ペンシルベニア駅のフードコート1店舗を運営している。フードコート店は集客力の高いエリアでもあることから、路面店2店舗の売上を凌ぐ繁盛店となっている。当年度末の同社グループの店舗数は、直営店227店舗(国内223店舗、海外4店舗)、業務委託店9店舗、合計236店舗となった。プロデュース事業部門の売上高は45.10億円となった。国内プロデュース事業部門は、既出店地域において、商圏における潜在需要試算に基づく出店ルールに従ってプロデュース店と直営店との間できめ細かく調整を行い、出店を進めてきた。未出店地域において、グループとして直営店を出店させる予定のない地域は、新規オーナーの開拓を精力的に行ってきた。既存プロデュース店では、拡大が顕著に図られており、堅調な業績を残すこととなった。これまで同社グループ直営店の成功ノウハウをもとにきめ細かく支援してきた成果が現れることとなった。また、開発した新業態を既存プロデュース店オーナーが自ら展開することを検討する場面も増えてきており、横浜家系ラーメン業態を中心としたプロデュース事業に加え、新業態では同社グループの展開するブランド名(同一の屋号)でのFC事業も前期より開始した。このように事業ラインナップの充実化を進め、より付加価値の高い提案活動を展開できるよう各種準備を進めてきた。海外プロデュース事業部門は、既存オーナーの出店意思を確認しながら新規出店地域の検討を行い、新型コロナウイルス感染症拡大の状況下においても出店支援を進めている。また、前期より「Machida Shoten(町田商店)」の店舗名でのFC事業を本格的に展開し始めている。特に東南アジアにおいて「Machida Shoten(町田商店)」に対する出店要請は高く、フランチャイズパートナーとの出店交渉を戦略的に進め、この結果、現在、タイ1店舗、ベトナム3店舗、カンボジア1店舗、フィリピン1店舗、香港1店舗、韓国1店舗の出店を叶えることとなった。同社グループがプロデュースする店舗数は、当年度に26店舗の純増となり、結果、プロデュース店は国内540店舗、海外14店舗、FC店は国内11店舗、海外9店舗、合計574店舗となった。2025年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比26.4%増の360.00億円、営業利益が同23.7%増の36.00億円、経常利益が同21.8%増の36.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.3%増の22.00億円を見込んでいる。
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2024/12/19 17:37
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇193銘柄・下落51銘柄(東証終値比)
12月19日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは263銘柄。東証終値比で上昇は193銘柄、下落は51銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は88銘柄。うち値上がりが85銘柄、値下がりは2銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は585円高と大幅高に買われている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の19日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <1938> 日リーテック 1395 +268( +23.8%)
2位 <4776> サイボウズ 2644 +500( +23.3%)
3位 <3777> 環境フレンド 35.7 +4.7( +15.2%)
4位 <165A> SBIレオス 195 +23( +13.4%)
5位 <9562> ビジコーチ 1860 +197( +11.8%)
6位 <6836> ぷらっと 3000 +314( +11.7%)
7位 <8585> オリコ 900 +93( +11.5%)
8位 <3623> ビリングシス 1709 +166( +10.8%)
9位 <5616> 雨風太陽 1260 +118( +10.3%)
10位 <3476> Rみらい 42000 +2900( +7.4%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <9468> カドカワ 3689 -700( -15.9%)
2位 <4588> オンコリス 548.2 -57.8( -9.5%)
3位 <6993> 大黒屋 25.2 -0.8( -3.1%)
4位 <1366> iF日経Wベ 298 -7( -2.3%)
5位 <1459> 楽天Wベア 477 -11( -2.3%)
6位 <260A> オルツ 575 -13( -2.2%)
7位 <1357> 日経Dインバ 11860 -260( -2.1%)
8位 <1360> 日経ベア2 291 -6.3( -2.1%)
9位 <1783> ファンタジス 35.3 -0.7( -1.9%)
10位 <4564> OTS 25.5 -0.5( -1.9%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <3289> 東急不HD 926 +25.9( +2.9%)
2位 <6758> ソニーG 3325 +65.0( +2.0%)
3位 <8035> 東エレク 23780 +330( +1.4%)
4位 <6857> アドテスト 8804 +114( +1.3%)
5位 <7012> 川重 6650 +80( +1.2%)
6位 <5803> フジクラ 6317.5 +73.5( +1.2%)
7位 <6501> 日立 3990 +45( +1.1%)
8位 <5801> 古河電 6820 +75( +1.1%)
9位 <7013> IHI 8695 +91( +1.1%)
10位 <6098> リクルート 11000 +115( +1.1%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4911> 資生堂 2761 -2.0( -0.1%)
2位 <9007> 小田急 1409 -0.5( -0.0%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2024/12/19 17:33
金融ウォッチ その他
【東京海上日動火災保険】世界銀行グループ・国際金融公社と連携した 開発途上国のインフラ開発等における資金ギャップ解消の取り組み
東京海上日動火災保険株式会社(社長 城田宏明、以下「当社」)は、世界銀行グループの国際金融公社(International Finance Corporation、以下「IFC」)が開発途上国のインフラ開発を担う事業者等へ実施する一定の基準を満たす融資を包括的に補償する信用保険プログラム「The Managed CoLending Portfolio Program - Real Sector(以下「MCPP REAL」)に英米独大手保険会社 14 社と共同して参画いたしました。当社は、資金ギャップの解消への取り組みを通じて、開発途上国の激甚災害に耐えうるインフラ開発等の促進により、社会課題の解決に貢献してまいります。 原文はこちら https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/241219_01.pdf 6
2024/12/19 17:31
みんかぶニュース 市況・概況
19日香港・ハンセン指数=終値19752.51(-112.04)
19日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比112.04ポイント安の19752.51と反落した。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/19 17:30
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 12月19日 17時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(285A) キオクシア 東証プライム
(7201) 日産自 東証プライム
(6029) アトラG 東証スタンダード
(3264) アスコット 東証スタンダード
(7267) ホンダ 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(186A) アストロHD 東証グロース
(7776) セルシード 東証グロース
(285A) キオクシア 東証プライム
(9404) 日テレHD 東証プライム
(7013) IHI 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2024/12/19 17:30
みんかぶニュース コラム
明日の株式相場に向けて=怒涛の中小型株「ビッグデータ関連」に照準
きょう(19日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比268円安の3万8813円と5日続落。5日続落は約3か月ぶりとなるが、それでも前日の米国株市場の波乱を考えれば下値抵抗力を発揮したといえそうだ。押し目買いというよりは、空売り筋がいったん手仕舞いに動いたことが思ったより押し幅が浅くなった背景にあるようだ。
FOMCでは0.25%の利下げが決定されたが、半日遅れの日銀金融政策決定会合では利上げが見送られた。日米ともに中央銀行の政策金利発表を目前に思惑が錯綜してはいたものの、「FOMCの利下げ実施・日銀の利上げ見送り」のワンセットは想定ラインとしては本命だったといえる。だが、前日の米国株市場は波乱展開を余儀なくされた。NYダウは1100ドル強の急落を見せたほか、相対的に強さを発揮していたナスダック総合株価指数もこの日は耐え切れず、下落率は3.6%に達しダウの下落率を大きく上回った。
ドットチャート・ショックというべきか。来年の金融政策見通しで、利下げ回数が前回時点の4回から2回に半減したことが嫌気された。今回の利下げについても12人のうち反対に回ったのは1人のみで、満場一致とはならずとも11対1の圧倒的な利下げ支持だったように見えるのだが、会合後のパウエルFRB議長の記者会見では「(利下げは)紙一重の判断だった」という発言が投資家心理を揺さぶるに十分なインパクトがあった。これはメンバー全員が“迷っていた”という状況を代弁したからにほかならない。
この日のナスダック指数のフラッシュクラッシュもどきの大陰線は、イベントドリブンではありがちだが、NYダウの日足チャートを見ると、それよりは深刻なムードが漂う。この日でダウは10営業日続落となり、これはオイルショック時の1974年以来、実に半世紀ぶりという。また、10営業日すべてが陰線というのも驚かされる。直近10本のローソク足を眺めると急勾配の坂道を転がってきて最後に崖から滑落したような形だ。下値支持ラインとして意識されていた75日移動平均線も踏み抜く格好となった。日経平均の方は日銀が利上げを見送ったが、FRBが示した文脈と足もとの円安進行を考えれば、来年1月の会合まで引き延ばさずに今回決めるべきだったという意見もある。きょうは日経平均の下値を支えた決断も、株取引終了後のドル買い・円売りの露骨な仕掛けが植田日銀総裁に無言のプレッシャーを与えていることはいうまでもない。
米国ではS&P500指数がPERで25倍前後の水準に達している。これは明らかに買われ過ぎの水準であるという主張は市場関係者の間にも少なくない。「PER25倍というのは益利回りに引き直して4%。米10年債利回りが4.5%前後でこれよりも低い。本来なら、株式のリスクプレミアムを考慮すれば益利回りは長期金利を大きく上回っていなければならない」(ネット証券マーケットアナリスト)とする。この割高感はトランプ減税をはじめとする財政政策に期待した部分で肯定されるとの見方もあるが、トランプ政権が始動する前の段階で拠りどころとするには甚だ心もとない。一方、長期金利は今後さらに上昇傾向を強めることが予想される。
こうした局面での中長期投資は様子をみるところ。来年前半に拾い場がくることを前提にキャッシュ比率を高め、基本的に今はヒットアンドアウェイで対処したい。米株市場はビッグデータやAI、量子コンピューター周辺で中小型株が数倍化するケースが相次いでいる。ミーム株が多数含まれバブル的要素も拭えないが、トランプ新政権が始動する1月20日までに、この流れが東京市場にも押し寄せそうだ。そうしたなか、ビッグデータ関連ではTrue Data<4416.T>が一時ストップ高に買われる人気となった。これに次ぐ銘柄として、トランプ関連でもある共同ピーアール<2436.T>に注目。日本システム技術<4323.T>、ブレインパッド<3655.T>、BIPROGY<8056.T>なども併せてマークしたい。
あすのスケジュールでは、朝方取引開始前に総務省から発表される11月の全国消費者物価指数(CPI)に市場の注目度が高いほか、午前中に3カ月物国庫短期証券の入札が予定されている。また、午後取引時間中には11月の食品スーパー売上高や11月の主要コンビニエンスストア売上高が開示される。海外では12月の中国最優遇貸出金利が発表される。また、米国では11月の個人所得・個人消費支出物価指数にマーケットの関心が高い。このほか、12月の米消費者態度指数(ミシガン大学調査・確報値)も開示。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2024/12/19 17:30
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=怒涛の中小型株「ビッグデータ関連」に照準
きょう(19日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比268円安の3万8813円と5日続落。5日続落は約3か月ぶりとなるが、それでも前日の米国株市場の波乱を考えれば下値抵抗力を発揮したといえそうだ。押し目買いというよりは、空売り筋がいったん手仕舞いに動いたことが思ったより押し幅が浅くなった背景にあるようだ。
FOMCでは0.25%の利下げが決定されたが、半日遅れの日銀金融政策決定会合では利上げが見送られた。日米ともに中央銀行の政策金利発表を目前に思惑が錯綜してはいたものの、「FOMCの利下げ実施・日銀の利上げ見送り」のワンセットは想定ラインとしては本命だったといえる。だが、前日の米国株市場は波乱展開を余儀なくされた。NYダウは1100ドル強の急落を見せたほか、相対的に強さを発揮していたナスダック総合株価指数もこの日は耐え切れず、下落率は3.6%に達しダウの下落率を大きく上回った。
ドットチャート・ショックというべきか。来年の金融政策見通しで、利下げ回数が前回時点の4回から2回に半減したことが嫌気された。今回の利下げについても12人のうち反対に回ったのは1人のみで、満場一致とはならずとも11対1の圧倒的な利下げ支持だったように見えるのだが、会合後のパウエルFRB議長の記者会見では「(利下げは)紙一重の判断だった」という発言が投資家心理を揺さぶるに十分なインパクトがあった。これはメンバー全員が“迷っていた”という状況を代弁したからにほかならない。
この日のナスダック指数のフラッシュクラッシュもどきの大陰線は、イベントドリブンではありがちだが、NYダウの日足チャートを見ると、それよりは深刻なムードが漂う。この日でダウは10営業日続落となり、これはオイルショック時の1974年以来、実に半世紀ぶりという。また、10営業日すべてが陰線というのも驚かされる。直近10本のローソク足を眺めると急勾配の坂道を転がってきて最後に崖から滑落したような形だ。下値支持ラインとして意識されていた75日移動平均線も踏み抜く格好となった。日経平均の方は日銀が利上げを見送ったが、FRBが示した文脈と足もとの円安進行を考えれば、来年1月の会合まで引き延ばさずに今回決めるべきだったという意見もある。きょうは日経平均の下値を支えた決断も、株取引終了後のドル買い・円売りの露骨な仕掛けが植田日銀総裁に無言のプレッシャーを与えていることはいうまでもない。
米国ではS&P500指数がPERで25倍前後の水準に達している。これは明らかに買われ過ぎの水準であるという主張は市場関係者の間にも少なくない。「PER25倍というのは益利回りに引き直して4%。米10年債利回りが4.5%前後でこれよりも低い。本来なら、株式のリスクプレミアムを考慮すれば益利回りは長期金利を大きく上回っていなければならない」(ネット証券マーケットアナリスト)とする。この割高感はトランプ減税をはじめとする財政政策に期待した部分で肯定されるとの見方もあるが、トランプ政権が始動する前の段階で拠りどころとするには甚だ心もとない。一方、長期金利は今後さらに上昇傾向を強めることが予想される。
こうした局面での中長期投資は様子をみるところ。来年前半に拾い場がくることを前提にキャッシュ比率を高め、基本的に今はヒットアンドアウェイで対処したい。米株市場はビッグデータやAI、量子コンピューター周辺で中小型株が数倍化するケースが相次いでいる。ミーム株が多数含まれバブル的要素も拭えないが、トランプ新政権が始動する1月20日までに、この流れが東京市場にも押し寄せそうだ。そうしたなか、ビッグデータ関連ではTrue Data<4416.T>が一時ストップ高に買われる人気となった。これに次ぐ銘柄として、トランプ関連でもある共同ピーアール<2436.T>に注目。日本システム技術<4323.T>、ブレインパッド<3655.T>、BIPROGY<8056.T>なども併せてマークしたい。
あすのスケジュールでは、朝方取引開始前に総務省から発表される11月の全国消費者物価指数(CPI)に市場の注目度が高いほか、午前中に3カ月物国庫短期証券の入札が予定されている。また、午後取引時間中には11月の食品スーパー売上高や11月の主要コンビニエンスストア売上高が開示される。海外では12月の中国最優遇貸出金利が発表される。また、米国では11月の個人所得・個人消費支出物価指数にマーケットの関心が高い。このほか、12月の米消費者態度指数(ミシガン大学調査・確報値)も開示。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2024/12/19 17:30
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は堅調地合いか、米ハト派後退と日銀利上げ見送りで
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は堅調地合いか、米ハト派後退と日銀利上げ見送りで
19日の欧米外為市場では、ドル・円は堅調地合いを予想する。米連邦公開市場委員会(FOMC)は想定以上にハト派姿勢を後退させ、ドル買い地合いを強める見通し。また、日銀は追加利上げ見送りの決定で、円売りがドルを押し上げそうだ。米連邦準備制度理事会(FRB)は17-18日に開催したFOMCで、予想通り0.25%の追加利下げを決定。ただ、当局者による金利見通し(ドットチャート)では来年以降に緩和ペースを弱める可能性が示され、金利高・ドル高の展開に。ユーロ・ドルは1.04ドルを割り込み、ドル・円は154円70銭台に浮上した。本日アジア市場で米金利高を背景にドル買い継続。また、日銀の利上げ見送りでドル・円は155円台に浮上した。この後の海外市場は日米中銀の政策決定を消化する展開。日銀は年内の追加利上げを見送ったが、来年1月の引き締めが見込まれ円売りは限定的だろう。他方、FRBはハト派的な政策スタンスを大幅に後退させ、長期金利の高止まりを受けドル買い地合いは継続。今晩発表の経済指標で国内総生産(GDP)確定値は横ばい、フィラデルフィア連銀製造業景気指数は改善が予想され、景況感の改善によるドル買いも鮮明になるとみる。【今日の欧米市場の予定】・18:00 ユーロ圏・10月経常収支(9月:+370億ユーロ)・21:00 英中銀が政策金利発表(4.75%に据え置き予想)・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:23.0万件、前回:24.2万件)・22:30 米・12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:2.8、11月:-5.5)・22:30 米・7-9月期GDP確定値(前期比年率予想:+2.8%、改定値:+2.8%)・24:00 米・11月景気先行指数(前月比予想:-0.1%、10月:-0.4%)・24:00 米・11月中古住宅販売件数(予想:409万戸、10月:396万戸)・06:00 米・10月対米証券投資収支(ネット長期有価証券)(9月:+2161億ドル)・06:45 NZ・11月貿易収支(10月:-15.44億NZドル)
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2024/12/19 17:25
みんかぶニュース 為替・FX
明日の為替相場見通し=日米の金利差拡大を意識
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日米の金利差拡大を意識したドル買い・円売りが入りやすいだろう。予想レンジは1ドル=155円80銭~157円50銭。
米連邦準備理事会(FRB)は18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の引き下げを決めたが、あわせて公表したFOMC参加者の政策金利見通し(ドットチャート)では2025年の利下げ回数が2回と9月の前回見通しの4回から半減。今後の米利下げペースが鈍化する可能性が示唆され、米金利の先高観が強まるなかドルが買われやすくなっている。一方、日銀は19日の金融政策決定会合で追加利上げを見送った。植田和男総裁は記者会見で追加利上げのタイミングは「さまざまなデータや情報を丹念に点検したうえで判断していく必要がある」と述べ、来年の春闘に向けたモメンタムなど「今後の賃金の動向についてもう少し情報が必要」だと指摘した。これを受けて日本時間夕方には一段とドル高・円安が進んでおり、日銀の早期追加利上げ観測後退による円売りがドルを押し上げる構図が続きそうだ。
なお、今晩に海外で発表される主な経済指標は、前週分の新規失業保険申請件数、12月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、7〜9月期の米実質国内総生産(GDP)確定値、11月の米中古住宅販売件数、11月の米景気先行指標総合指数などがある。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/19 17:20
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:電力・ガス業が下落率トップ
*17:12JST 東証業種別ランキング:電力・ガス業が下落率トップ
電力・ガス業が下落率トップ。そのほか不動産業、非鉄金属、証券業、石油・石炭製品なども下落。一方、海運業が上昇率トップ。そのほか銀行業、保険業、その他製品、倉庫・運輸関連業なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. 海運業 / 1,857.91 / 1.552. 銀行業 / 365.7 / 1.263. 保険業 / 2,644.34 / 1.024. その他製品 / 5,858.88 / 0.915. 倉庫・運輸関連業 / 3,254.33 / 0.896. 食料品 / 2,267.49 / 0.177. 水産・農林業 / 568.42 / 0.068. 精密機器 / 12,589.58 / 0.039. 繊維業 / 781.28 / 0.0110. 陸運業 / 1,897.17 / -0.0511. ゴム製品 / 4,006.84 / -0.1312. 鉄鋼 / 664.84 / -0.1413. 機械 / 3,178.08 / -0.2014. 医薬品 / 3,579.83 / -0.2415. 小売業 / 1,955.4 / -0.2516. 卸売業 / 3,567.89 / -0.2517. 鉱業 / 570.34 / -0.2918. パルプ・紙 / 492.06 / -0.3219. 輸送用機器 / 4,199.8 / -0.3420. その他金融業 / 1,030.52 / -0.4121. ガラス・土石製品 / 1,378.37 / -0.4122. 情報・通信業 / 6,047.03 / -0.4823. 建設業 / 1,795.81 / -0.5024. 空運業 / 221.34 / -0.5825. 金属製品 / 1,419.09 / -0.5826. 化学工業 / 2,400.37 / -0.6427. 電気機器 / 4,771.05 / -0.6528. サービス業 / 3,371.73 / -0.7529. 石油・石炭製品 / 1,839.42 / -0.7830. 証券業 / 601.1 / -0.8831. 非鉄金属 / 1,638.06 / -0.9532. 不動産業 / 1,814.52 / -1.6733. 電力・ガス業 / 474.6 / -2.23
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2024/12/19 17:12
みんかぶニュース 個別・材料
ソニーGがカドカワと資本・業務提携、カドカワの第三者割当増資を引き受け筆頭株主に◇
ソニーグループ<6758.T>は19日の取引終了後、KADOKAWA<9468.T>との資本・業務提携の契約を締結したと発表した。カドカワの第三者割当増資をソニーGが引き受ける。ソニーGは取得済みの株式とあわせてカドカワの株式の10%を保有する筆頭株主となる見通し。両社が持つIP(知的財産)の価値を最大化させるために協業を進める。
カドカワは新たに1205万4100株(9月30日時点の発行済み株式総数の8.50%に相当)を1株4146円で発行し、ソニーGに割り当てる。ソニーGの株式取得日は2025年1月7日で、取得総額は約500億円。カドカワは調達した資金を新規IPの創出・開発・取得やIPのグローバル流通の強化に用いる。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/19 17:08
みんかぶニュース 市況・概況
ソニーGがカドカワと資本・業務提携、カドカワの第三者割当増資を引き受け筆頭株主に◇
ソニーグループ<6758.T>は19日の取引終了後、KADOKAWA<9468.T>との資本・業務提携の契約を締結したと発表した。カドカワの第三者割当増資をソニーGが引き受ける。ソニーGは取得済みの株式とあわせてカドカワの株式の10%を保有する筆頭株主となる見通し。両社が持つIP(知的財産)の価値を最大化させるために協業を進める。
カドカワは新たに1205万4100株(9月30日時点の発行済み株式総数の8.50%に相当)を1株4146円で発行し、ソニーGに割り当てる。ソニーGの株式取得日は2025年1月7日で、取得総額は約500億円。カドカワは調達した資金を新規IPの創出・開発・取得やIPのグローバル流通の強化に用いる。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/19 17:08
みんかぶニュース 個別・材料
日リーテックが25年3月期配当予想を増額修正
日本リーテック<1938.T>がこの日の取引終了後、25年3月期の配当予想を期末一括36円から60円に増額修正した。なお、前期実績は35円だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/19 17:05
みんかぶニュース 個別・材料
グッドライフが20万株を上限とする自社株買いを発表
グッドライフカンパニー<2970.T>がこの日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表した。上限を20万株(発行済み株数の4.72%)、または5億円としており、取得期間は12月20日から来年2月14日まで。資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の遂行を可能とすることが目的という。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/19 17:04
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は急伸、日銀利上げ遠のき円急落
*17:01JST 東京為替:ドル・円は急伸、日銀利上げ遠のき円急落
19日の東京市場でドル・円は急伸。午前中に日本株安で円買いが先行し、154円44銭まで下落。ただ、日銀の追加利上げ見送りで円売り優勢の展開に。植田日銀総裁会見で今後の政策判断に関する早期変更への期待は後退し、夕方に156円77銭まで上昇した。・ユーロ・円は159円85銭から162円97銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0347ドルから1.0409ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値38,522.27円、高値38,913.07円、安値38,355.52円、終値38,813.58円 (前日比268.13円安)・17時時点:ドル円153円50-60銭、ユーロ・円161円10-20銭【金融政策】・日銀:金融市場調節方針(賛成8、反対1)無担保コールレート(オーバーナイト物)を0.25%程度で推移するよう促す。【要人発言】・植田日銀総裁「利上げのタイミング、データを丹念に点検して判断」「来年の春闘などの情報も必要」「次の利上げの判断に至るまでには、もう1ノッチ欲しい」「次回展望リポートで1ノッチ確度上がるか何とも言えない」「春闘、トランプ政策、長い期間見ないと全体像は判明しない」「毎回利上げしていくようなパスにはなりにくい」「現在の実質金利、極めて低い水準にある」「経済・物価見通しが実現していくとすれば、引き続き政策金利引き上げ」「米次期政権の経済政策めぐる不確実性も大きい」「今後の賃金のモメンタムについて情報が必要」・日銀(声明)「政策金利を現状維持。賛成8、反対1」「経済・物価めぐる不確実性は引き続き高い」「景気、一部に弱めの動き」「予想物価上昇率、緩やかに上昇」「企業の賃上げ・価格設定行動力が積極化、為替変動が影響を及ぼしやすくなった」【経済指標】・NZ・7-9月期GDP:前年比-1.5%(予想:-0.4%、4-6月期:-0.5%)
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2024/12/19 17:01
グロース市況
東証グロ-ス指数は反落、戻りは鈍くマイナス圏で軟調に推移
*17:00JST 東証グロ-ス指数は反落、戻りは鈍くマイナス圏で軟調に推移
東証グロース市場指数 810.03 -5.78/出来高 2億5600万株/売買代金 1287億円東証グロース市場250指数 630.85 -5.00/出来高 1億1853万株/売買代金 807億円 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって反落、値上がり銘柄数は194、値下り銘柄数は369、変わらずは38。 本日のグロース市場は軟調な展開となった。前日18日の米国市場は軟調に推移。FOMCでは予想通り主要政策金利が0.25%引き下げられたが、25年の利下げ予想が従来予想から減少したことが失望され、下落。その後長期金利の上昇に伴い下げ幅を拡大して終了した。 主要株価指数がそろって下落した米株市場を横目に、東証グロース市場指数は下落してスタート。朝方に本日安値804ptをつけると、その後はやや買い戻しが向かってじりじりと下げ幅を縮小したが、戻りは鈍く終日マイナス圏で軟調に推移した。米主要株価指数の下落に加えて、半導体メモリー大手でアメリカのマイクロン・テクノロジーが急落し、SOX指数の大幅安も相まって国内の投資家心理が悪化した。また、日本銀行が金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決めて3会合連続で追加利上げは見送ったが、植田日銀総裁の記者会見を控え、様子見ムードも広がり買い手に乏しい展開となった。 個別では、直近大幅高となっていたハートシード<219A>は売り優勢の展開が続いて13%安に、前日大幅に上昇したACSL<6232>が利食い売り優勢から12%安となった。また、買い一巡後に手じまい売りが優勢となったTORICO<7138>が9%安となった。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やGENDA<9166>などが軟調に推移、値下り率上位には、日本電解<5759>、フルッタフルッタ<2586>、リンカーズ<5131>などが顔を出した。 一方、大型案件の成約が寄与して24年11月期業績が計画上振れで着地するオンデック<7360>は前日に続いて買い優勢で一時ストップ高、24%高で値上がり率トップに、引き続き業績予想及び配当予想の上方修正と株主優待制度の新設を好感されたリベロ<9245>が18%高となった。また、株主優待制度導入を好感された雨風太陽<5616>が15%高でストップ高となった。時価総額上位銘柄では、ジーエヌアイグループ<2160>やトライアル<141A>などが堅調に推移、値上がり率上位には、ビジネスコーチ<9562>、リグア<7090>、DWTI<4576>などが顔を出した。 東証グロース市場Core指数では、カバー<5253>、GENDA、フリーなどが下落した。[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 7360|オンデック | 1338| 263| 24.47| 2| 9562|ビジネスコーチ | 1663| 300| 22.01| 3| 9245|リベロ | 1950| 310| 18.90| 4| 7090|リグア | 1133| 150| 15.26| 5| 4576|DWTI | 235| 31| 15.20| 6| 5616|雨風太陽 | 1142| 150| 15.12| 7| 4416|TrueData | 777| 100| 14.77| 8| 5884|クラダシ | 319| 39| 13.93| 9| 7777|3Dマトリクス | 148| 15| 11.28|10| 2934|Jフロンティア | 1321| 106| 8.72|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 5759|日本電解 | 27| -8| -22.86| 2| 219A|ハートシード | 2301| -365| -13.69| 3| 6232|ACSL | 1084| -149| -12.08| 4| 7138|TORICO | 802| -83| -9.38| 5| 2586|フルッタ | 116| -11| -8.66| 6| 264A|Schoo | 1015| -90| -8.14| 7| 5131|リンカーズ | 185| -15| -7.50| 8| 6027|弁護士コム | 2391| -189| -7.33| 9| 7776|セルシード | 410| -32| -7.24|10| 7096|ステムセル研究所 | 1293| -94| -6.78|
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2024/12/19 17:00
みんかぶニュース 個別・材料
インターアクがイメージセンサ検査関連製品の大口受注を獲得
インターアクション<7725.T>がこの日の取引終了後、取引先からイメージセンサ検査関連製品の大口受注を獲得したと発表した。受注金額は1億8200万円で、24年12月から25年8月に売り上げ計上する予定。なお、25年5月期第3四半期から第4四半期に売り上げ計上予定の案件については、通期業績予想に織り込み済みとしている。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/19 16:57
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は5日続落、ソフトバンクGや東エレクが2銘柄で約113円分押し下げ
*16:56JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は5日続落、ソフトバンクGや東エレクが2銘柄で約113円分押し下げ
19日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり81銘柄、値下がり142銘柄、変わらず2銘柄となった。18日の米国株式市場は続落。NYダウは前日比1123.03ドル安の42326.87ドル、ナスダックは同716.37ポイント安の19392.69ポイント。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え様子見気配が強まる中、寄り付き後はまちまち。前日まで下げが続いていたダウ平均は主力株の一部に買いが入り上昇した一方、ナスダックは小幅に下落して始まった。FOMCでは予想通り主要政策金利が0.25%引き下げられたが、25年の利下げ予想が従来予想から減少したことが失望され、下落。その後長期金利の上昇に伴い下げ幅を拡大し、終了した。米国株の大幅安を受けて、東京市場も売り優勢で取引を開始した。日経平均は一時前日比700円超の下落となったが、売り一巡後は下げ幅を縮小する展開となった。本日発表される日本銀行による金融政策決定会合の結果が「利上げ見送りの公算が大きい」との見方が強まっており、市場の安心材料となっているもよう。米金利が上昇したことで、為替が1ドル154円台半ばと前日比で円安に推移していることも下支えとなっている。大引けの日経平均は前日比268.13円安(-0.69%)の38813.58円となった。東証プライム市場の売買高は22億8885万株。売買代金は4兆2249億円。業種別では、電気・ガス、不動産、非鉄金属、証券・商品先物、石油・石炭などが下落した一方、海運、銀行、保険、その他製品、倉庫・運輸などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は46%、対して値下がり銘柄は49%となっている。値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約80円押し下げた。同2位は東エレク<8035>となり、TDK<6762>、リクルートHD<6098>、アドバンテスト<6857>、ニトリHD<9843>、信越化<4063>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約20円押し上げた。同2位はテルモ<4543>となり、任天堂<7974>、キヤノン<7751>、東京海上<8766>、日東電<6988>、豊田通商<8015>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価 38813.58(-268.13)値上がり銘柄数 81(寄与度+84.10)値下がり銘柄数 142(寄与度-352.23)変わらず銘柄数 2○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9983> ファーストリテ 52720 230 20.42<4543> テルモ 3046 21 5.52<7974> 任天堂 9410 145 4.77<7751> キヤノン 5094 70 3.45<8766> 東京海上HD 5520 68 3.35<6988> 日東電工 2529 20 3.29<8015> 豊田通商 2624 26 2.52<9433> KDDI 4961 12 2.37<2802> 味の素 6500 65 2.14<9766> コナミG 15130 65 2.14<4704> トレンドマイクロ 8463 58 1.91<2502> アサヒGHD 1665 19 1.82<4503> アステラス製薬 1520 11 1.73<4661> オリエンタルランド 3355 51 1.68<9107> 川崎汽船 2143 50 1.48<7013> IHI 8604 404 1.33<7011> 三菱重工業 2297 40 1.30<4307> 野村総合研究所 4654 38 1.25<7741> HOYA 20215 75 1.23<7735> SCREEN 9301 71 0.93○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9984> ソフトバンクG 9025 -409 -80.69<8035> 東エレク 23450 -335 -33.05<6762> TDK 1996 -59 -29.10<6098> リクルートHD 10885 -195 -19.24<6857> アドバンテ 8690 -70 -18.41<9843> ニトリHD 18675 -1065 -17.51<4063> 信越化 5123 -78 -12.82<4519> 中外製薬 6702 -111 -10.95<6920> レーザーテック 15200 -500 -6.58<6367> ダイキン工業 17745 -180 -5.92<4901> 富士フイルム 3316 -56 -5.52<6146> ディスコ 42520 -840 -5.52<9613> NTTデータG 2984 -33 -5.43<8830> 住友不動産 4532 -161 -5.29<6758> ソニーG 3260 -31 -5.10<7267> ホンダ 1220 -24.5 -4.83<8001> 伊藤忠商事 7500 -123 -4.04<6981> 村田製作所 2421 -47 -3.71<6902> デンソー 2056 -27.5 -3.62<8801> 三井不動産 1206 -34 -3.35
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2024/12/19 16:56
みんかぶニュース 市況・概況
19日中国・上海総合指数=終値3370.0331(-12.1750)
19日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比12.1750ポイント安の3370.0331と反落。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/19 16:53
注目トピックス 市況・概況
目先は押し目買いスタンス【クロージング】
*16:52JST 目先は押し目買いスタンス【クロージング】
19日の日経平均は5営業日続落。268.13円安の38813.58円(出来高概算22億8000万株)で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果がタカ派的との受け止めから、前日の米国市場で主要株価指数が下落したことを映して、リスク回避の売りが先行。日経平均は取引開始直後に38355.52円まで下押しした。ただ、円相場が1ドル=154円台後半へと円安が進んでいることが相場下支えするなか、日銀が金融政策の据え置きを決め、1ドル=155円台半ばへと円安が進んだことで、後場終盤に向けては38913.07円まで値を戻した。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり、値下がり銘柄数はほぼ拮抗。セクター別では、海運、銀行、保険、その他製品、倉庫運輸など9業種が上昇。一方、電気ガス、不動産、非鉄金属、証券商品先物など24業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、任天堂<7974>、キヤノン<7751>がしっかりだった半面、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、TDK<6762>、リクルートHD<6098>、アドバンテス<6857>が軟調だった。注目のFOMCでは0.25%の利下げが決まったものの、2025年の利下げ回数がこれまでの4回から2回に減少したことがタカ派的と受け止められ、主要株価指数は大幅安となり、シカゴ日経225先物も大幅に下落した。これを受け、東京市場では売りが先行し、日経平均の下げ幅は一時700円を超えた。また、決算を発表したマイクロン・テクノロジーが時間外取引で急落したことも神経質にさせた。一方、日米の中銀イベントを通過したことで、押し目買いが入り始めた。日米の金融政策は概ね想定通りの結果となり、今後はアク抜け感が広がることに期待が集まりそうだ。FOMCではタカ派的な利下げと受け止められたが、今回の経済見通しでは25年以降も堅調な経済が続くとの見方が示されているほか、企業業績の拡大基調も続くとみられており、米国株の下落リスクは限定的との向きが多い。このため、米国株の下げ止まりを確認すれば、日本株も出直り歩調を強めると予想されるだけに、目先は押し目買いスタンスで挑みたいところだ。
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2024/12/19 16:52
みんかぶニュース 個別・材料
DMソリュが5万株を上限とする自社株買いを発表
ディーエムソリューションズ<6549.T>がこの日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表した。上限を5万株(発行済み株数の1.79%)、または1億円としており、取得期間は12月20日から来年6月30日まで。株主還元及び資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策を遂行することが目的としている。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/19 16:50
みんかぶニュース 市況・概況
明日の【信用規制・解除】銘柄 (19日大引け後 発表分)
○リベルタ <4935> [東証S]
東証と日証金が20日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
[2024年12月19日]
株探ニュース
2024/12/19 16:50
みんかぶニュース 個別・材料
ヨシムラHDが中華料理材料の製造販売を行う富強食品を子会社化
ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>がこの日の取引終了後、春巻きの皮を主力に中華料理材料などの製造販売を行う富強食品(千葉県野田市)の全株式を取得し子会社化したと発表した。
富強食品は著名な高級中華料理店やホテル、高級スーパーを主な販売先に業務用春巻きの皮というニッチな市場で高いシェアを獲得しており、子会社化によりこれらの販路に対しグループ製品を販売することや、ヨシムラHDの国内及び海外における販売ネットワークを活用し富強食品の製品を拡販することで、両社の更なる業績拡大が期待できるという。取得価額は非開示。なお、25年2月期以降の業績に与える影響は精査中としている。
出所:MINKABU PRESS
2024/12/19 16:41