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暗号資産速報
BTC続伸、9.7万ドル台、イー・トレードが暗号資産取引開始検討との報道も支援か【フィスコ・暗号資産速報】
*01:40JST BTC続伸、9.7万ドル台、イー・トレードが暗号資産取引開始検討との報道も支援か【フィスコ・暗号資産速報】
暗号通貨のビットコイン(BTC)は続伸し、9.7万ドル台を回復した。新年度入りで、リスク資産に投資資金が向かったと見られる。50日移動平均水準(DMA)96706ドルや一目均衡表の雲の上限96499ドルも上抜けた。モルガンスタンレー傘下のオンライン取引プラットフォームを提供するイー・トレードが暗号資産の取引を開始する可能性が報じられたことも買い材料となった。
<KY>
2025/01/03 01:40
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月03日 01時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(2928) RIZAP 札証アンビシャス
(260A) オルツ 東証グロース
(7267) ホンダ 東証プライム
(3182) オイシックス 東証プライム
(2929) ファーマF 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4784) GMOインタ 東証プライム
(2752) フジオフード 東証プライム
(6074) JSS 東証スタンダード
(5332) TOTO 東証プライム
(4967) 小林製薬 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/03 01:30
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米11月建設支出/12月製造業PMI改定値、ドル買い後退
*00:44JST 【市場反応】米11月建設支出/12月製造業PMI改定値、ドル買い後退
米商務省が発表した11月建設支出は前月比0%となった。10月+0.5%から予想以上に伸びが鈍化した。事前に発表された米12月製造業PMI改定値は49.4と、速報値48.3から予想外に上方修正された。ただ、11月の49.7からは悪化し、6か月連続の50割れで活動の縮小となった。米国債相場は買いが再開。10年債利回りは4.55%から4.53%まで低下した。ドル買いは後退し、ドル・円は157円20銭から157円00銭へ下落。ユーロ・ドルは1.0305ドルで下げ止まった。ポンド・ドルは1.2420ドルから1.2384ドルまで下落後は、1.2385ドルの安値圏でもみ合った。【経済指標】・米・11月建設支出:前月比0%(予想:+0.3%、10月:+0.5%←+0.4%)・米・12月製造業PMI改定値:49.4(予想:48.3、速報値:48.3)
<KY>
2025/01/03 00:44
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月03日 00時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(2928) RIZAP 札証アンビシャス
(260A) オルツ 東証グロース
(7267) ホンダ 東証プライム
(3182) オイシックス 東証プライム
(2929) ファーマF 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4784) GMOインタ 東証プライム
(2752) フジオフード 東証プライム
(6074) JSS 東証スタンダード
(5332) TOTO 東証プライム
(4967) 小林製薬 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/03 00:30
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月02日 23時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(2928) RIZAP 札証アンビシャス
(260A) オルツ 東証グロース
(7267) ホンダ 東証プライム
(3182) オイシックス 東証プライム
(2929) ファーマF 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4784) GMOインタ 東証プライム
(2752) フジオフード 東証プライム
(6074) JSS 東証スタンダード
(5332) TOTO 東証プライム
(4967) 小林製薬 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/02 23:30
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米先週分新規失業保険申請件数は予想外に減少、ドル買い強まる
*23:00JST 【市場反応】米先週分新規失業保険申請件数は予想外に減少、ドル買い強まる
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(12/27)は前週比9000件減の21.1万件と、前回22万件から増加予想に反し、減少した。4月来で最低となり、労働市場の底堅さが再表明された。また、米失業保険継続受給者数(12/20)は184.4万人と前回189.6万人から予想以上に減少し、9月来で最低となった。米国債相場は伸び悩み。10年債利回りは4.51%から4.54%まで上昇した。ドル買いも強まり、ドル・円は156円85銭から157円20銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0330ドルから1.0313ドルまで下落。ポンド・ドルは1.2420ドルから1.2400ドルまで下落した。【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数:21.1万件(予想:22.2万件、前回:22万件←21.9万件)・米・失業保険継続受給者数:184.4万人(予想:189万人、前回:189.6万人←191.0万人)
<KY>
2025/01/02 23:00
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月02日 22時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(2928) RIZAP 札証アンビシャス
(260A) オルツ 東証グロース
(7267) ホンダ 東証プライム
(3182) オイシックス 東証プライム
(2929) ファーマF 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4784) GMOインタ 東証プライム
(2752) フジオフード 東証プライム
(6074) JSS 東証スタンダード
(5332) TOTO 東証プライム
(4967) 小林製薬 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/02 22:30
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月02日 21時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(2928) RIZAP 札証アンビシャス
(260A) オルツ 東証グロース
(7267) ホンダ 東証プライム
(3182) オイシックス 東証プライム
(2929) ファーマF 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4784) GMOインタ 東証プライム
(2752) フジオフード 東証プライム
(6074) JSS 東証スタンダード
(5332) TOTO 東証プライム
(4967) 小林製薬 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/02 21:30
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月02日 20時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(2928) RIZAP 札証アンビシャス
(260A) オルツ 東証グロース
(7267) ホンダ 東証プライム
(3182) オイシックス 東証プライム
(2929) ファーマF 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4784) GMOインタ 東証プライム
(2752) フジオフード 東証プライム
(6074) JSS 東証スタンダード
(5332) TOTO 東証プライム
(4967) 小林製薬 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/02 20:30
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月02日 19時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(2928) RIZAP 札証アンビシャス
(260A) オルツ 東証グロース
(7267) ホンダ 東証プライム
(3182) オイシックス 東証プライム
(2929) ファーマF 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4784) GMOインタ 東証プライム
(2752) フジオフード 東証プライム
(6074) JSS 東証スタンダード
(5332) TOTO 東証プライム
(4967) 小林製薬 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/02 19:30
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は157円手前まで戻す、調整的なドル売りは一巡との見方
*19:26JST 欧州為替:ドル・円は157円手前まで戻す、調整的なドル売りは一巡との見方
2日のロンドン外為市場はドル・円は、156円43銭まで下げた後、156円98銭まで反発。調整的なドル売りは一巡したとみられる。ユーロ・ドルは、1.0346ドルから1.0371ドルの範囲内で推移。ユーロ・円は、161円97銭まで下落後、162円60銭まで戻した。ポンド・ドルは、1.2524ドルから1.2480ドルまで弱含み。ドル・スイスフランは、0.9059フランから0.9039フランまで値下がり。
<MK>
2025/01/02 19:26
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は一時156円92銭まで戻す展開
*18:55JST 欧州為替:ドル・円は一時156円92銭まで戻す展開
2日のロンドン外為市場はドル・円は、156円43銭まで下げた後、156円92銭まで反発。調整的なドル売りは一巡したとみられる。ユーロ・ドルは、1.0346ドルから1.0371ドルの範囲内で推移。ユーロ・円は、161円97銭まで下落後、162円60銭まで戻した。ポンド・ドルは、1.2524ドルから1.2484ドルまで弱含み。ドル・スイスフランは、0.9059フランから0.9039フランまで値下がり。
<MK>
2025/01/02 18:55
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月02日 18時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(2928) RIZAP 札証アンビシャス
(260A) オルツ 東証グロース
(7267) ホンダ 東証プライム
(3182) オイシックス 東証プライム
(2929) ファーマF 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(2752) フジオフード 東証プライム
(4784) GMOインタ 東証プライム
(6074) JSS 東証スタンダード
(5332) TOTO 東証プライム
(4967) 小林製薬 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/02 18:30
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:調整的なドル売り・円買いは一巡との見方
*18:12JST 欧州為替:調整的なドル売り・円買いは一巡との見方
2日のロンドン外為市場はドル・円は、156円43銭まで下げた後、156円92銭まで反発。調整的なドル売りは一巡した。ユーロ・ドルは、1.0346ドルから1.0371ドルの範囲内で推移。ユーロ・円は、161円97銭まで下落後、162円59銭まで戻した。ポンド・ドルは、1.2524ドルから1.2490ドルまで弱含み。ドル・スイスフランは、0.9045フランから0.9059フランでもみ合った。[経済指標]・ 独・12月製造業PMI改定値:42.5(予想:42.5、速報値:42.5)・ ユーロ圏・12月製造業PMI改定値:45.1(予想:45.2、速報値:45.2)・ ユーロ圏・11月マネーサプライM3:前年比3.8%(予想:+3.5%[要人発言]・特になし
<MK>
2025/01/02 18:12
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月02日 17時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(2928) RIZAP 札証アンビシャス
(260A) オルツ 東証グロース
(7267) ホンダ 東証プライム
(3182) オイシックス 東証プライム
(2929) ファーマF 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4784) GMOインタ 東証プライム
(6074) JSS 東証スタンダード
(5332) TOTO 東証プライム
(4967) 小林製薬 東証プライム
(9983) ファストリ 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/02 17:30
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は弱含み、アジア市場の終盤にかけてドル売り強まる
*17:07JST 東京為替:ドル・円は弱含み、アジア市場の終盤にかけてドル売り強まる
2日の東京市場で米ドル・円は弱含み。一時157円78銭まで買われたが、アジア市場の終盤にかけて156円44銭まで値下がり。ユーロ・ドルは1.0345ドルまで下げた後、1.0375ドルまで反発。ユーロ・円は一時163円32銭まで反発したが、その後162円21銭まで下げる展開。・17時時点:ドル・円156円70銭-156円80銭、ユーロ・円162円50銭-162円60銭【要人発言】・特になし【経済指標】・中国・12月財新製造業PMI:50.5(予想:51.7)
<MK>
2025/01/02 17:07
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月02日 16時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(2928) RIZAP 札証アンビシャス
(260A) オルツ 東証グロース
(7267) ホンダ 東証プライム
(3182) オイシックス 東証プライム
(2929) ファーマF 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4784) GMOインタ 東証プライム
(6074) JSS 東証スタンダード
(5332) TOTO 東証プライム
(4967) 小林製薬 東証プライム
(9983) ファストリ 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/02 16:30
注目トピックス 市況・概況
米国株式見通し:強含みか、新規の買いが入りやすい
*15:51JST 米国株式見通し:強含みか、新規の買いが入りやすい
S&P500先物 5,965.25(+29.50)ナスダック100先物 21,377.75(+151.25)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は強含み、NYダウ先物は29.50ドル高。米金利は底堅く推移し、本日の米株式市場は強含みとなりそうだ。昨年12月30日の主要3指数は大幅続落。終盤の下げ幅縮小もナスダックとS&Pは3日連続で、ダウは418ドル安の42573ドルと2日連続で値を下げた。年末年始休暇に向け取引が薄くなるなか、主力株を中心に利益確定や持ち高調整の売りが強まり、指数を下押し。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)は目先の緩和姿勢を後退させているものの、終盤になると過度な懸念の後退で長期金利は低下し割安銘柄への買戻しが相場を支えた。本日は底堅い値動きか。昨年末にかけての調整は一服し、新規の買いが入りやすい展開となりそうだ。直近の中国PMIは製造業が景気の好不況の境目である50を3カ月連続で維持したほか、非製造業は大幅に改善。中国経済への不安はいったん収束し、関連銘柄を中心に買いが入りやすい。今晩の新規失業保険申請件数が強い内容なら、景況感の改善も好感されよう。もっとも、材料難で積極的に買いづらく上昇は小幅にとどまるとみる。
<MK>
2025/01/02 15:51
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月02日 15時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(2928) RIZAP 札証アンビシャス
(260A) オルツ 東証グロース
(7267) ホンダ 東証プライム
(3182) オイシックス 東証プライム
(2929) ファーマF 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4784) GMOインタ 東証プライム
(6074) JSS 東証スタンダード
(5332) TOTO 東証プライム
(4967) 小林製薬 東証プライム
(9983) ファストリ 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/02 15:30
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は157円台を回復も上値の重さは払しょくされず
*14:31JST 東京為替:ドル・円は157円台を回復も上値の重さは払しょくされず
2日午後の東京市場で米ドル・円は157円10銭台で推移。157円78銭まで買われたが、その後は伸び悩み、156円98銭まで値下がり。ユーロ・ドルは反転。1.0345ドルまで下げた後、1.0375ドルまで反発。ユーロ・円は162円78銭から一時163円32銭まで反発したが、その後163円を再び下回る。
<MK>
2025/01/02 14:31
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月02日 14時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(2928) RIZAP 札証アンビシャス
(260A) オルツ 東証グロース
(7267) ホンダ 東証プライム
(3182) オイシックス 東証プライム
(2929) ファーマF 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4784) GMOインタ 東証プライム
(6074) JSS 東証スタンダード
(5332) TOTO 東証プライム
(4967) 小林製薬 東証プライム
(9983) ファストリ 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/02 14:30
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月02日 13時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(2928) RIZAP 札証アンビシャス
(260A) オルツ 東証グロース
(7267) ホンダ 東証プライム
(3182) オイシックス 東証プライム
(2929) ファーマF 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4784) GMOインタ 東証プライム
(6074) JSS 東証スタンダード
(5332) TOTO 東証プライム
(4967) 小林製薬 東証プライム
(9983) ファストリ 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/02 13:30
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月02日 12時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(2928) RIZAP 札証アンビシャス
(260A) オルツ 東証グロース
(7267) ホンダ 東証プライム
(3182) オイシックス 東証プライム
(2929) ファーマF 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4784) GMOインタ 東証プライム
(6074) JSS 東証スタンダード
(5332) TOTO 東証プライム
(4967) 小林製薬 東証プライム
(9983) ファストリ 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/02 12:30
みんかぶニュース 市況・概況
武者陵司「2025年『世界資本主義再構築』と日本の好位置」(後編) <新春特別企画>
※「2025年『世界資本主義再構築』と日本の好位置」(前編)から続く
(3)米国覇権の再構築に与力する日本
●第三の開国、米国の世界秩序再構築の支柱に
近代日本の興隆は常に米国とともにあった。黒船による第一の開国、敗戦による第二の開国、そしていま第三の開国が米国流株式資本主義の受容として、実現しようとしている。
近現代の日本の世界史的役割は、西欧民主主義と資本主義の世界伝播の懸け橋になったことにある。非西洋で近代資本主義と民主主義を土着化させ発展させたのは、日本だけである。また、非西洋で近代化と工業化を発展させ、国民の生活水準を先進国の域にまで高めたのは韓国・台湾・中国(香港)の東アジア3カ国だけであるが、韓台中の発展は日本の経済発展モデルをほぼ模倣・踏襲したものであった。韓国・台湾・中国(香港)の東アジア3カ国は、移植した市場経済の基盤の上で、米国・先進国からの技術導入と米国市場でのシェア獲得により飛躍的経済成長を実現した。
●日中で対極にある対米姿勢、どちらが吉か
起点は1971年のニクソンショックにある。ドルが金の縛りを脱したことにより、米国は対外債務を急増させ、まず日本から、そして最後には中国から巨額の輸入を行った。1980~90年代に日本が対米輸出で経済飛躍を遂げ、1990~2000年代には韓国、台湾、香港などのアジアNIES(新興工業経済地域)が離陸し、2000年代以降は中国経済が高成長を遂げたが、その起点はドルの散布にあったと言える。
中国が世界の製造業生産の4割弱、PC、スマートフォンなどのハイテク製品や、ソーラパネル、EV(電気自動車)などのクリーンエネルギー分野では8~6割という高シェアを獲得するというオーバープレゼンスは、まさしくニクソンショックの賜物であった。
米国は巨額の輸入により東アジア諸国の発展を支えたが、それが脅威となり、敵対者と認識すると手のひらを返す。まず、産業競争力を飛躍的に高めた日本を米国産業の土台を壊す相手と認識し、強烈な日本叩きを展開した。貿易摩擦、超円高、構造協議という口実による内政への関与などで日本を縛り上げた。そしていま、米国覇権に対する挑戦の意志をあからさまにした中国に対して、激しい制裁を課し始めている。
ここにおいて同じ経路で発展してきた日本と中国の間に、決定的相違が生じた。軍事的に従属している日本は米国に屈服したが、中国は米国への対抗心を強めて意気盛んである。中国の方にこの話をすると、溜飲を下げる表情を見せるが、米国は甘くはない。
●日本の米国要求の受容は正解だった
米国流のビジネスモデルを受け入れた日本の対応は正しかった。失われた30年の間に、日本は米国の価値観とビジネス慣習に大きくすり寄り、好ましいビジネスパートナーに変わった。
この米国への譲歩は、日本における企業のガバナンス改革に帰結し、これからの日本株高、株式資本主義の繁栄を準備しているように見える。既得権益が強固な日本においてガバナンス改革が成就し得たのは、米国の外圧が重要であった。
他方、中国は勝ち目のない相手を敵視することで、国の選択を誤ろうとしている。日本は米国の世界秩序再構築の共同遂行者の役割を淡々とこなすことで国運の隆盛につながる。
(4)2025年日本復活のKey Ward、産業ルネサンスとBarbarian at the Gate
●遅れていたJカーブ効果の発現、実質賃金上昇により内需の拡大循環が始まる
2025年に繰り延べられていた円安によるJカーブ効果のプラス面が発現することは確実である。日本の工業基盤が衰弱してしまって円安による生産回復に時間がかかったこと、インフレによる実質所得減のリカバリーに時間がかかったことなどから、円安のプラス効果発現までのタイムラグがずいぶん長くなったが、ここからは期待できる。
2025年も2年連続の5%賃上げが続き、実質賃金は2%程度のプラスに浮上していくだろう。国民民主党の頑張りによる恒久減税の寄与も期待でき、実質消費は1~2%のプラスに浮上するだろう。そもそも円安のメリットは、インフレによる名目成長率の急伸、海外所得の増加となって、すでに企業収益と税収増加に結び付いていた。この企業利益と税収増加を家計に還流させることが焦眉の課題だが、石破自民党の少数与党化は、恒久減税を主張する国民民主党に譲歩せざるを得ず、むしろプラスになっている。2025年の参院選を睨めば、恒久減税が目玉政策として飛び出すかもしれず、それは株価の好材料である。
●産業ルネサンス……米国の対中封じ込め、日米半導体協力で流れが変わった
2025年はTSMCの熊本工場の稼働が始まり、日本の産業拠点としての根源的強さが再評価される元年となるだろう。
日本の産業基盤の素晴らしさに驚愕したTSMC創業者のモリス・チャン氏に見られるように、日本の生産拠点としての圧倒的強さを思い知らせる事柄が、これから続出するだろう。世界の最先端半導体を一手に供給しているTSMCはその全てを台湾で生産しているが、それは需要者にとって大きな地政学的リスクである。TSMCは台湾以外の重要供給拠点として日本に注力していくだろう。熊本(JASM)1、2期に続き、第3期の最先端工場建設が検討されている。
北海道千歳のラピダスや海外半導体企業の研究所創設など、日本において過去30年間で初めて、設備投資が引き起こす好循環が起きている。これらの半導体プロジェクトは全て米中対立の下で、米国が経済安全保障上、日本に協力を求めたことが起点となったものであり、失敗するという結論はない。つまり、成功するまで国は資金を出し続けるのである。国による巨額の半導体支援を批判し小馬鹿にする論者が少なくないが、そのような人々は経済安全保障の深刻さを理解していない。
ハーバード大学が作成している「世界の経済複雑性ランキング」(ECI)において、1995年から日本が一貫して世界のナンバーワンであることに、注目するべきである。このランキングは、世界各国の輸出データに基づき、①輸出品の複雑性と多様性、および②偏在性(独占度)を評価し、順位付けしたものである。複雑性が高いほど高付加価値産業を有し、産業の多様化が進み、世界市場での独占度が高いことを示している(カリフォルニア大学サンディエゴ校ウリケ・シェーデ教授著「シン・日本の経営 悲観バイアスを排す」日経BPで紹介されている)。
スマートフォンを例にとると、スマートフォン完成品の組み立ては規模は大きいが工程そのものは単純である。他方、材料や部品、製造機械はそれぞれが固有の工程と技術的ブラックボックスを持っている。この複雑性ランキングでは、固有の工程数とブラックボックス部分が大きい方がランクが高くなる。日本はスマホの生産シェアは低いが、スマホの最終完成品に至る必要技術を世界で一番多く備えていると言える。その産業基礎力は、日本に生産回帰を進めるうえで大きな力になる。
国際的ビジネスマンにとっては、(突出した異能はいないが)日本の労働力の均質性、レベルの高さ、労働に対する誠実性が抜きんでていることは、常識である。いまさらではあるが、それがOECD(経済協力開発機構)による成人力調査によって明らかにされた。2023年の調査によると日本人の成人力は、調査3項目のうち読解力、数的思考力でフィンランドに次ぎ第2位、問題解決能力でフィンランドとともに第1位、と発表された。
これらのビジネス拠点としての日本の優位性は、同時に半導体工場の建設が進む米国やドイツなどとの比較において、際立っていくだろう。日本が先端産業の世界的製造拠点として復活することは明らかである。日本の産業ルネサンスはすぐそこに来ている。
●買収ブームが引き起こす株式資本主義時代
AI革命など歴史的技術発展の時代に、企業収益が高まり、企業部門に過剰利益が蓄積されることが常態化している。この企業利益を経済システムに還流させる上で、米国で定着した株式資本主義が大きな役割を果たした。ベンチャーに巨額の投資資金が集まるエコシステムは、米国経済の長期繁栄と長期株高の原動力であった。
米国の株式資本主義は、①金融の効率性=適切な資源配分、②技術の米国への集積、ハイテクエコシステムの形成、③成果の大衆(有権者)への還元として確立し、トランプ次期政権の政策プラットフォームとしても認識されている。
この株式資本主義の出発点が、1988年のコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)によるRJRナビスコ買収に象徴される米国の買収ブームであった。
それは2000年のドットコムバブル形成に向かう株高を準備したが、いまの日本に同様の動きが起きている。東証・金融庁によるPBR1倍以下の企業の是正要求、日本経済新聞「私の履歴書」へのKKR創業者ヘンリー・クラビス氏(30年前は米国でも野蛮人と言われていた)の登場など、日本の政策と企業社会のM&A受容姿勢への変化は驚くばかりである。
カナダ企業であるアリマンタシォン・クシュタール(ACT)によるセブン&アイ・ホールディングス <3382> [東証P]の買収提案は、資本の効率性をないがしろにし、低株価を放置してきた日本の株式市場に大きく活を入れるものになるだろう。日産自動車 <7201> [東証P]・ホンダ <7267> [東証P]の経営統合も、台湾電機大手の鴻海精密工業による日産の買収意向が伏線となっている。また、ニデック <6594> [東証P]が工作機械の老舗・牧野フライス製作所 <6135> [東証P]に対するTOBを発表したが、ニデック創業者の永守重信氏は「中国の脅威の前に時間はかけられない」との弁を述べた。
日本は米国が進む株式資本主義に急速にシフトしている。それは海外投資家の日本株買い、企業による自社株買いを通して、異常に割安だった日本株のバリュエーション革命を推進するだろう。
(2025年1月1日記 武者リサーチ「ストラテジーブレティン371号」を転載)
株探ニュース
2025/01/02 12:00
みんかぶニュース 市況・概況
武者陵司「2025年『世界資本主義再構築』と日本の好位置」(前編)<新春特別企画>
(1)何故、強い米国が必要かつ必然なのか
●歴史的転換を推進する二つの力
10年後を考えると、世界のシステム・経済主体が、いまのままで存続し続けることはないだろう。いまの世界を突き動かす二つの力が、すべてを押し流していくと考えられる。その第一は専制国家を排除した世界秩序の構築、第二はAI(人工知能)革命の不可逆的進展による国際分業と各国の経済・産業構造の変容、である。
●専制国家排除の国際秩序、いずれ見えてくる
第一の力について。どこかの時点で、専制国家を排除した世界秩序構築が加速化するだろう。中国、ロシア、北朝鮮、イランなどの専制国家は袋小路を進んでいる。アサド・シリアの滅亡に続き、ロシア・中国の経済的衰弱は避けられない。
他方で米国では資本主義の蘇生が進展し、米国のプレゼンスは経済的にも政治・軍事的にも高まらざるを得ない。資本主義的世界秩序は米国主導で再構築が進められるだろう。トランプ氏の利己的にも見える「強いアメリカ再構築」に他国が従順にならざるを得ないのは、それ以外の選択肢がないからである。トランプ外交を米国の孤立主義、ナショナリズム回帰と見ることは間違っている。強いアメリカの復活は、世界秩序再構築の必須の条件である。
●空前のAI革命、米経済優位を一段と強める
第二の基本的力について。空前のAI革命は国際分業(各国の相互依存関係)の再構築、および各国経済・産業構造の大転換を必然的に引き起こすだろう。技術革命のスピードは驚異的である。我々はムーアの法則(半導体では18カ月で2倍という集積度[=生産性]の向上が40年にわたって続いていること)が、現代経済の枠組みを根底から変えてしまっていることを痛感している。
しかし、いま進行中のAIの基本構造であるニューロネットワークは、ムーアの法則以上のペースでの指数関数的生産性の向上(=損失の低下)を引き起こしている、といわれている。これをスケーリング則といい、AIが応用されるすべての分野において、それと類似の劇的な変化を引き起こすことが想定される。
ほぼ1000億個に上るニューロン(脳細胞)が1ニューロン当たり1万個のシナプスでつながることにより、人類の知能は飛躍的に高まった。AIデバイスは演算素子がヒトの脳に類似したネットワークで連携されることにより形成され、並列処理と高速化を可能にした。半導体と異なり、AI実装はあらゆる人間の頭脳労働の場面で実装可能なので、生産性上昇は広範囲な分野で実現していきそうである。それは自動的に供給力を高め潜在成長率を引き上げていく。
●エヌビディアの株価急騰はバブルではない、何故か
このAIハイテク技術の多くは米国独占であり、他国は米国からの一極供給に依存することになる。この不可欠な基本技術と供給力を米国に依存し続けている以上(=米国は独占的に最先端ハイテクを供給している以上)、国際分業体制を後退させるわけにはいかない。トランプ氏の反グローバリズムという選挙レトリックを真に受けてはならないだろう。
AI技術が希少財であり代替供給者がいないとすれば、AI技術品・サービスの相対価格が高まる。一見バブルに見えるエヌビディアとマグニフィセント・セブンの株価上昇は、知的生産物の価格上昇を反映しており、根拠なき楽観とは言えない。AI革命は米国を圧倒的に有利にするだろう。
また、先進国での労働は頭脳労働中心なのでAIの応用分野が多岐にわたり、広範な生産性向上が期待できる。他方、労働力が潤沢な新興国は筋肉労働中心で、AIの活用分野は狭い。そもそも新興国の多くは余剰労働力を抱えているので、生産性向上が雇用を奪うことで社会不安を引き起こす可能性もある。つまり、AI実装のモチベーションは低く、生産性の伸びは先進国に比し低いままに止まる可能性が高い。いま勢いのあるように見えるBRICS(ブリックス)に集う新興諸国は、全体として経済プレゼンスを下げていくだろう。
●AI革命は国際分業上の各国の地位を変化させる
AI革命は、世界各地域における国際分業上の在り方を大きく変化させていくだろう。
①米国は、AI・ネットなどのデジタル分野および金融において独占的な強みを発揮し続ける。日欧はじめ各国は、米国にデジタル関連費用を支払い続けることになる。
②東アジア(台湾・韓国・中国・日本)は、半導体を中心とするハイエンド製造業を独占的に供給している。東アジアのエコシステムは最強であるゆえに代替は困難、東アジアへの供給依存は続くだろう。しかし、東アジア域内での供給体制は、徐々に日本にシフトするだろう。米国による中国排除が一段と進展すること、韓国の政治不安定化と競争力の低下、台湾積体電路製造(TSMC)製品など最先端ハイテク品の台湾集中のリスクの高まりにより、安全地域である日本へのシフトが強まるだろう。
③ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国、インドなど多くの新興国においては衣料品やローエンド機械などの製造の優位性は変わらない。ただ、労働力潤沢な新興国諸国の相互間の競争があるうえ、中国には潜在的に巨大な生産力の余剰がある。価格支配力の維持は困難で、交易条件は改善できない。また、いまは順調に見える中国からの資本の提供は、中国のバブル崩壊=資本の破壊により衰弱していくだろう。
④欧州は、高級消費財および高額サービスにおいては強い。ものをいうブランド力は先進国、特に欧州の独壇場である。しかし、グリーンエネルギー・EV(電気自動車)産業の挫折、対中・対ロ戦略の失敗などにより、競争力のある国際商品は乏しい。国際分業上の立場は低下気味だろう。
●AI革命が米国の産業構造をどう変えるか、製造業復活は限定的
それではAI技術は、米国の産業構造をどのように変容させるだろうか。トランプ政権下の米国では減税による景気刺激策の下で、旺盛な需要・雇用創造が展開されるとみられる。引き続き雇用拡大の中心はサービス産業となるだろう。米国のハイテク優位は一段と強まる。
また、米国の信認の強さ、デジタル分野(デジタルサービスとデジタル企業の海外利益)の大幅黒字、高金利と海外からの対米投資増加によりドル高基調が継続するだろう。そうした条件の下では、米国の貿易赤字は改善しない。米国の製造業復活は限られたハイエンド・軍事関連分野に限定されるだろう。
メキシコとカナダとの分業は調整されるが、大きくは変わらないだろう。NAFTA(北米自由貿易協定)からUSMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)へと衣替えしたが、米国の対メキシコ、対カナダ貿易赤字は全く減らなかった。米国の狙いは中国の迂回輸出を遮断すること、不法移民の取り締まりなどであり、それらの譲歩を得たうえで交渉は決着するのではないか。
●2025年米国が世界経済の牽引車
米国の内需好調、中国からの輸入減少、ドル高などにより、日本・韓国・台湾やASEAN、欧州からの対米輸出は増加、中国に代わり米国が牽引する世界経済回復の年となるかもしれない。
●戦略と立ち位置が定まっているのは米国、日本
国際政治を概観すると、日本の立ち位置は恵まれている。混迷を深める欧州・中国・韓国、ミスジャッジしかねないBRICS諸国・ラテンアメリカ・アフリカ諸国に対して、日本の立ち位置は明確かつ好ましいものである。
つまり、中国やロシア、北朝鮮、イランなど専制国家に対する厳しいスタンス、DEI(多様性、公平性、包括性)やPC(ポリティカル・コレクトネス)など、経済合理性を否定する心情の影響の小ささ、安倍・岸田政権から踏襲されている、より透明で自由な金融を推進する「新しい資本主義」路線など、日本の政策のフレームワークは、グローバル投資家にとって納得性のあるものである。
(2)トランプが米国資本主義を蘇生させる
●格差分断の下で資本主義強化を支持する米国世論
格差・分断という現実は、他の国では容易に反資本主義・反市場経済、社会主義礼賛につながるが、米国ではむしろ市場と資本主義を強化する路線に収斂したことは、注目に値する。AI革命は劇的な生産性の向上により企業部門(特にマグニフィセント・セブンなどの巨大ハイテク企業)に著しい超過利潤=過剰貯蓄を与える一方、労働者への分配が滞り、格差を拡大させるという問題を引き起こした。
この企業部門に蓄積されている超過利潤をいかに経済システムに還流させ、成長(=新規需要と雇用創造)につなげるかが、米国経済が直面する最重要の課題である。
企業の内部資金(純利益+減価償却費)は、1960年代から1990年代まで、GDP(国内総生産)の10~12%で推移していた。それが、最近では14~16%で推移するようになっている。他方、企業の設備投資は長期にわたってGDP比10%程度で推移しており、企業部門の資金余剰が顕著になっている。この企業余剰をどう再分配し、新規需要と雇用につなげるのか。
●潤沢な企業利益の還流、政府がやるか市場に任せるか
その経路としては、①政府による企業・富裕者増税と社会的弱者に対する財政支援、②株式・資本市場を通した企業の利益還元、③強制的賃金引き上げ、労働分配率引き上げ、の3つが考えられ、①、③は政府による介入、②は市場経済を通した再配分と整理できる。
先の米国大統領選挙での明確な論点は、ハリス・民主党の「大きな政府・弱者優遇論による増税路線」と、トランプ・共和党の「小さな政府・アントレプレーナー支援論に基づく減税路線」の対立であり、まさにこの核心を巡って国民選択を問うものであった。そして、トランプ・共和党の勝利により、米国の方向性は定まった。
●AI技術の実装に先行する
トランプ氏はイーロン・マスク氏を政府効率化省DOGE(Department of Government Efficiency)トップに指名した。DOGEは組織も建物もないが、マスク氏は既存の行政組織OMB(行政管理予算局)を采配することで、行政の効率化と予算削減を行う、と報道されている。
マスク氏は2022年にツイッター(現・X)を買収し、従業員を8割削減するという大ナタをふるった。また、マスク氏が率いるロケット打ち上げ企業スペースXは打ち上げコストを8割削減し、契約を勝ち取った。それらは労働強化ではなく、業務の効率化と新技術の活用によって実現した。マスク氏は同様のことは、行政機構においても可能である、と考えているのであろう。
AIの進歩は驚異的であり、我々が最新の技術を装備すれば、信じがたい効率化が可能になる。それを阻んでいるのは、旧来の既得権益と慣習である。既得権益には、人権、マイノリティ保護などリベラルの衣を着ている主体も含まれている。DEI(多様性・公平性・包摂性)という口実そのものも、経済発展の阻害要因になっているという認識である。
現状においてすら、規制が少なく、労働と資本が流動的で最もイノベティブな米国が、一段と効率化するなら、それは競争相手にとって恐るべきことである。トランプ氏とマスク氏がこれほどまでに規制緩和と既得権益の打破にこだわる背景には、十分な技術的・経済的正当性がある、と言ってよいであろう。
●既得権益排除、徹底した規制緩和、究極の自由主義
トランプ氏、マスク氏が共有する徹底した反権威主義、自立自尊の開拓者精神は米国の歴史上、度々登場し、経済社会の舵を切ってきた、と言われている。1820年代のA・ジャクソン大統領、1980年代のR・レーガン大統領などはその代表例であろう。彼らはリアリストであり、力の信奉者でもあった(森本あんり「反知性主義」2015新潮選書)。
このように整理すると、トランプ・マスク氏の経済革命は左右両極が非難する新自由主義どころか、もっと激しい究極の自由主義(=リバタリアニズム)であり、大きな思想革命を伴っていることに気づかされる。それは市場と資本主義に対する強い信頼に起因している。AI革命はコストの透明性を大きく高め、市場機能を効率化した。いわば「神の見えざる手」を著しく強化した。それがトランプ・マスク流の究極のリバタリアニズムを正当化している。
※<後編>へ続く
株探ニュース
2025/01/02 12:00
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月02日 11時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
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2025/01/02 11:30
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円強含み、158円を試す可能性
*10:40JST 東京為替:ドル・円強含み、158円を試す可能性
2日午前の東京市場で米ドル・円は157円50銭台で推移。157円22銭から157円77銭まで強含み。158円から158円台前半にかけて顧客筋などからのドル売り注文が残されているようだが、ここまではまずまず堅調地合い。ユーロ・ドルは伸び悩み、1.0358ドルから1.0345ドルまで値下がり。ユーロ・円は162円78銭から163円32銭まで反発。
<MK>
2025/01/02 10:40
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月02日 10時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
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注目トピックス 日本株
個人投資家・有限亭玉介:新年・大発会からの注目株をズバリ!個人中心のラリーで光る株とは【FISCOソーシャルレポーター】
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:新年・大発会からの注目株をズバリ!個人中心のラリーで光る株とは【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年12月28日15時に執筆皆様、新年あけましておめでとうございます。猫と株式投資を愛するおじさんが、えっちらおっちらとブログを書き続け…早くも今年で9年目です。早いです。我が家の猫旦那も2代目となり、先日「おはぎゃあ」と生まれたかと思ったうちのお嬢も、もう小学生になります。早いもんですねぇ。今年はまた一つ、皆様にとって有益になる情報…『儲かる株情報』をお届けできる為に頑張る次第です。何卒、ひとつ、よしなに。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。お正月なんて言うと、子供の頃は親戚の集いの中でお年玉をもらうのが何よりの楽しみだったりするもんですねぇ。「しかし、この頃は核家族化が進んでいて、なかなか子供にとってお年玉の入りが少ないんじゃないか」、なんて思っていたら、どうやらそうでもないんですな。そう、何せお年玉をあげる子どもが少ない。今はシックスポケットなんて言われていますが、パパ、ママ、そしてその祖父母から十万単位…さらに親戚もいれば数十万~数百万までもらえる子がいるっていうんですから、いい時代になったもんですよ、ほんと。「ああ、自分がこの時代に生まれていれば最高だろうな…」なんて、短絡的に考えてはみますが、子どもたちが成長していくこれからの日本を想像してみると、そうとうも思えない部分もありますねぇ。そういう意味では『お年玉は投資に突っ込む』なんてお子さんも今後増えてくるのかも。兎角、投資教育、マネーリテラシーなんてものは今後さらに重要になってくるのではないでしょうか。さて、今回はそんな「お年玉銘柄」の候補となりそうなものをいくつかご紹介して参ります。まずは昨年のIPO、10月にも当記事でご紹介させて頂いていたオルツ<260A>です。ここまで一部のAI関連への物色が入っていましたが、「パーソナルAI」という分野で注目されていた同社は、直近ではあずさ監査法人との協業で経理人材のAIアシスタントを開発するとして話題に。チャートも2番底を確認してから再び上に行くかと注目中です。続いてこちらも昨年8月にご紹介しました。『The 宇宙関連』、アストロスケールHD<186A>です。宇宙デブリ除去や衛星の延命サービスを手掛けるベンチャーで、JAXAをはじめ多くの大手有名企業とも取引しているところを見ると、その成長性には期待が持てますな。昨年10月の当記事で配信。ステーブルコインのクロスボーダー送金基盤構築プロジェクトの始動が好感され、現在も高値圏での推移が継続しているSpeee <4499>はその後も上値を狙う動きをしておりますな。2021年11月の高値6710円を射程距離内にしており、新たな材料等もあれば再び動くのではと、こちらも監視継続です。そして昨年の4月の配信から株価が約3倍にまで至っているサン電子<6736>もまだ値幅が獲れるか…と、ピックアップ。米投資会社によるTOB価格の引き上げへの思惑によってさながらチキンレースのような様相のチャートですな。デイトレ銘柄としても人気化しているのではないでしょうか。くれぐれも急落にはご注意を。続い昨年10月に配信、訪問看護ステーション向けクラウド型「訪問看護専用電子カルテiBow」を提供するeWeLL<5038>です。グロース市場の中でも堅調なチャートを辿っており、株価は一目均衡表(週足)の雲を抜けて推移してきています。「ここらで何か材料もあれば面白い」と見ています。最後は駆け足となりますが、三菱系・産業設備の空調工事等を手掛けるテクノ菱和<1965>はまだまだ割安感もあり、上値を追えるか監視中。同じく三菱系からで弘電社<1948>。こちらもまだ割安ですね。前述したオルツ<260A >とAIクローン技術を活用したHR/コンサルティングソリューションの創出を目的とした提携を発表しているINTLOOP<9556>も底強い人気がありそうです。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
<TY>
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