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みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 03月01日 13時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (4493) サイバーセキ   東証マザーズ     [ 割安 ] (4264) セキュア     東証マザーズ     [ 分析中 ] (3042) セキュアヴェイル 東証JASDAQ(グロース) [ 割高 ] (2160) ジーエヌアイグループ 東証マザーズ     [ 分析中 ] (4485) JTOWER   東証マザーズ     [ 割安 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (7816) スノーピーク   東証1部       [ 割高 ] (4837) シダックス    東証JASDAQ(スタンダード) [ 割安 ] (8031) 三井物産     東証1部       [ 割高 ] (8418) 山口FG     東証1部       [ 割高 ] (3647) ジー・スリー   東証2部       [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 13:32 みんかぶニュース 個別・材料 ツクルバは3日続伸、ソニー銀行と提携し「ツクルバ提携住宅ローン」を開始  ツクルバ<2978.T>は3日続伸している。この日の午前中に、ソニー銀行(東京都千代田区)と提携し、ツクルバの顧客向けに「ツクルバ提携住宅ローン」を開始すると発表しており、これが好材料視されている。  「ツクルバ提携住宅ローン」は、中古住宅のオンラインマーケット「カウカモ」を利用してツクルバの仲介で主に中古物件を購入する顧客に対して、ソニー銀行が提供する住宅ローン。ソニー銀行所定の適用条件が満たされた場合に、ソニー銀行の住宅ローン基準金利から一定の金利を引き下げられることになり、「カウカモ」の利便性向上につながるとみられている。 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 13:30 みんかぶニュース 個別・材料 USENHDが急伸、25年8月期に営業利益を最大で250億円目指す中計を評価  USEN-NEXT HOLDINGS<9418.T>は急伸。2月28日の取引終了後に発表した25年8月期を最終年度とする新中期経営計画で、営業利益220億~250億円(21年8月期156億800万円)を目指すとしたことが好感されている。  顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)化支援により付加価値の提供や既存事業の成長に伴うグループ収益力の強化を図るほか、M&Aなどの成長投資を行うとしている。 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 13:29 新興市場スナップショット サイバーセキュリ---ストップ高、トヨタサプライヤーへのサイバー攻撃でセキュリティ関連銘柄に物色 ストップ高。トヨタ自動車<7203>が1日に国内全工場の稼働を停止すると発表したことを受け、セキュリティ関連銘柄の一角として物色されている。報道によると、トヨタ車の部品をつくるサプライヤーがサイバー攻撃を受けたという。このためサイバーセキュリティ対策の需要が拡大するとの見方から、同業のセキュアヴェイル<3042>やFFRIセキュリティ<3692>にも投資資金が流入している。 <ST> 2022/03/01 13:19 注目トピックス 日本株 森永製菓---急伸、有価証券売却益の計上や自社株買い実施を発表 森永製菓<2201>は急伸。森永乳業<2264>が実施する自己株取得に対して、保有株の一部を応募すると発表。応募予定株式数は430万株、応募後の所有比率は従来の12.70%から4.01%に低下する。売却に伴う特別利益219.46億円を計上、今期純利益は従来予想の128億円から280億円に上方修正。また、発行済み株式数の5.96%に当たる300万株、100億円を上限とする自社株買いの実施も発表している。 <YN> 2022/03/01 13:18 みんかぶニュース 市況・概況 マザーズ指数は上げ足加速し25日線ブレーク、底入れムード強まる◇  東証マザーズ市場が大きく戻り足に転じている。マザーズ指数は昨年12月以来3カ月にわたって上値抵抗ラインとなっていた25日移動平均線をブレークし、700台後半まで一気に水準を切り上げてきた。年初からの大幅な調整で信用評価損益率の悪化が顕著となるなか、個人投資家は買い越し基調を堅持していたが2月に入ってからは追い証絡みの売りも観測されていた。しかし、投げ売りが加速することなくマザーズ市場は底を入れた形となっている。きょうはマザーズ時価総額トップのメルカリ<4385.T>が大きく買われているほか、ビジョナル<4194.T>やフリー<4478.T>、Appier Group<4180.T>、サンバイオ<4592.T>など時価総額上位の銘柄が大きく買われ全体指数を押し上げている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 13:15 みんかぶニュース 為替・FX 債券:10年債入札、テールは1銭で応札倍率3.24倍  1日に実施された10年債入札(第365回、クーポン0.1%)は、最低落札価格が99円22銭(利回り0.180%)、平均落札価格が99円23銭(同0.179%)となった。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は1銭で、前回(2月1日)と同じ。応札倍率は3.24倍となり、前回の3.27倍をやや下回った。 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 13:14 Reuters Japan Online Report Business News 10年債落札、三菱UFJMS証7259億円・大和証3020億円=市場筋 [東京 1日 ロイター] - 市場関係者の推計によると、10年利付国債入札における大口落札先は以下の通り。 三菱UFJモルガン・スタンレー証7259億円、大和証3020億円、みずほ証1142億円、野村証941億円、SMBC日興証914億円、バンク・オブ・アメリカ685億円、シティグループ証500億円、東海東京証420億円、クレディ・アグリコル証211億円、岡三証133億円、ソシエテ・ジェネラル証71億円──など。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220301T041350+0000 2022/03/01 13:13 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、豪ドルは下げ一服 1日午後の東京市場でドル・円は115円10銭台と、変わらずの値動き。日本株高を背景に、円売りがドルを支える。一方、豪準備銀行は本日開催した定例会合で政策金利の据え置きを決定。今後についても引き締めに慎重な姿勢で豪ドルは売られたが、その後下げは一服した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円00銭から115円29銭、ユーロ・円は128円92銭から129円25銭、ユーロ・ドルは1.1206ドルから1.1221ドル。 <TY> 2022/03/01 13:12 みんかぶニュース 個別・材料 シャノンは後場上げ幅拡大、マーケティング支援システムをアイリスオーヤマが採用  シャノン<3976.T>は後場上げ幅を拡大している。正午ごろ、同社のマーケティング支援システム「SHANON MARKETING PLATFORM」をアイリスオーヤマ(仙台市青葉区)が採用したと発表しており、これが好材料視されている。  アイリスオーヤマは法人ユーザー向けのソリューション提案を強化しており、見込み顧客のWeb上の導線見直しや顧客情報の管理、メールなどのアプローチ施策としてマーケティングオートメーションツールの利用を検討するなか、今回の採用に至ったとしている。 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 13:10 新興市場スナップショット Enjin---大幅に反発、ライトアップと業務提携、補助金・助成金自動診断システム提供 大幅に反発。ライトアップ<6580>と事業の発展および拡充を目的とした業務提携契約を締結したと発表している。最新の補助金・助成金の適用を企業ごとに自動診断できる「Jシステム」のOEMをライトアップからEnjinに提供する。また、事業再構築補助金とPRを活用して事業の成功確度を上げるためのオンラインセミナーを共同で開催する。ライトアップ株も大幅に3日続伸している。 <ST> 2022/03/01 13:07 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後1時現在の東証1部の値上がり銘柄数は1546、値下がり銘柄数は549、変わらずは82銘柄だった。業種別では33業種中27業種前後が高い。値上がり上位に海運、鉱業、サービスなど。値下がり上位に空運、銀行、パルプ・紙など。 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 13:03 みんかぶニュース 市況・概況 GEIが大幅高で3日続伸、エアウォータと研究開発契約を締結◇  Green Earth Institute<9212.T>が大幅高で3日続伸。2月28日の取引終了後、エア・ウォーター<4088.T>との間でバイオコハク酸の商用生産に向けた研究開発契約を締結したと発表しており、これが材料視されているようだ。  コハク酸とは食品や化粧品、医薬品分野など幅広い分野で利用されている化学品のことで、現在はその大部分が石油を原料とした石油化学製造プロセスで生産されているという。会社側では、これをバイオプロセスによって製造するバイオコハク酸の拡大が望まれているといい、今後エアウォータとともに環境に配慮したバイオコハク酸の生産・プロセス技術の構築に取り組み、その商用化を推進していくとしている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 13:03 注目トピックス 日本株 ホウスイ---ストップ高買い気配、中央魚類が完全子会社化目指してTOB ホウスイ<1352>はストップ高買い気配。親会社の中央魚類<8030>が完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表、同社ではTOBに賛同の意を表明している。TOB価格は1220円、前日終値比で38.6%のプレミアムとなる。TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きが優勢となっている。なお、TOB成立後は、同社株は上場廃止となる。 <YN> 2022/03/01 13:02 みんかぶニュース 市況・概況 13時の日経平均は418円高の2万6945円、ファストリが51.81円押し上げ  1日13時現在の日経平均株価は前日比418.48円(1.58%)高の2万6945.30円で推移。東証1部の値上がり銘柄数は1544、値下がりは549、変わらずは83と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を51.81円押し上げている。次いで東エレク <8035>が48.29円、SBG <9984>が28.97円、エムスリー <2413>が18.69円、ダイキン <6367>が17.62円と続く。  マイナス寄与度は1.55円の押し下げで三井物 <8031>がトップ。以下、デンソー <6902>が1.48円、ブリヂストン <5108>が0.85円、セブン&アイ <3382>が0.81円、アステラス <4503>が0.7円と続いている。  業種別では33業種中27業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、海運、サービス、情報・通信と続く。値下がり上位には空運、パルプ・紙、銀行が並んでいる。  ※13時0分5秒時点 株探ニュース 2022/03/01 13:01 みんかぶニュース 個別・材料 小田急は反発、ハイアットリージェンシー東京の売却を検討と報じられる  小田急電鉄<9007.T>は反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「東京・西新宿のホテル『ハイアットリージェンシー東京』(東京・新宿)の売却を検討していることが分かった」と報じられており、これが好材料視されている。  記事によると、隣接するオフィスビルの持ち分も売却する方針とみられ、売却額は合わせて1000億円規模となるもようという。これに対して会社側では「当社が発表したものではなく、現時点で決定した事実もない。現在、報道にあった資産も含め、保有資産の見直しや事業構造改革などさまざまな検討をしているが、今後、開示すべき事実を決定した場合には速やかに公表する」とコメントしている。 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 12:59 みんかぶニュース 個別・材料 フライトが後場カイ気配スタート、三菱UFJニコスと包括加盟店契約を締結  フライトホールディングス<3753.T>が後場カイ気配スタートとなっている。正午ごろ、子会社フライトシステムコンサルティングが、三菱UFJニコス(東京都千代田区)とVisa、Mastercardに関する対面でのクレジットカード決済における包括加盟店契約を締結したと発表しており、これが好感されている。  今回締結した包括加盟店契約では、フライトシステムが三菱UFJニコスの代行として加盟店の開拓、並びに各加盟店と加盟店契約を締結し加盟店の管理を行うとともに、決済金額に応じた手数料を得ることができる契約。決済種別は、対面決済におけるVisa、Mastercardのクレジットカード決済の取り扱いで、これによりフライトシステムは、決済ソリューションに対し継続的に手数料収入を得る新たな収益の柱が加わることになる。 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 12:57 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」2位にサイバーセキ  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」1日正午現在でサイバーセキュリティクラウド<4493.T>が「買い予想数上昇」2位となっている。  サイバーセキは寄り付きから大量の買い注文が入り、ストップ高カイ気配となっている。トヨタ自動車<7203.T>に部品を納入するサプライヤーの1社がサイバー攻撃を受け、その影響でトヨタは1日に国内工場の生産ライン全面停止を発表した。2日には再開する見通しとなったが、今回の件でサイバー攻撃が企業の経営活動を一変させてしまう可能性が浮き彫りとなり、サイバーセキュリティー関連株への物色人気が加速した。同社は人工知能(AI)技術を活用したWebセキュリティーサービスを展開しており、このテーマ買いの動きに乗っている。 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 12:56 後場の寄り付き概況 後場の日経平均は379円高でスタート、マネックスGや商船三井が高い [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26905.88;+379.06TOPIX;1904.30;+17.37[後場寄り付き概況] 後場の日経平均は前日比379.06円高の26905.88円と、前引け(26916.97円)から上げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は26880円~26940円のレンジで終盤にかけて弱含みで推移。ドル・円は1ドル=115.10-20円と朝方から10銭程円安水準での動き。アジア市況では上海総合指数が堅調な一方、香港ハンセン指数が軟調に推移している。後場の日経平均は、前引けにかけてやや騰勢を弱めた流れを引き継いで上げ幅を縮めて始まった。前場に一時27000円を回復したことで目先の達成感が台頭しているほか、今晩の米株市場では米2月ISM製造業景気指数の発表のほか、バイデン米大統領の一般教書演説も控えており、これらを見極めたいとの思惑も働いているようだ。 セクター別では海運業、鉱業、サービス業などが上昇率上位に並んでいる一方、空運業、ゴム製品、パルプ・紙などが下落率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、商船三井<9104>、マネックスG<8698>、INPEX<1605>、三菱重工業<7011>、エムスリー<2413>、ベイカレント<6532>、JFE<5411>などが大幅高。ソフトバンクG<9984>や東エレク<8035>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>なども上昇しており、全般買い優勢の展開となっている。 <CS> 2022/03/01 12:56 みんかぶニュース 個別・材料 クレスコが大幅反発、22年3月期業績及び配当予想を上方修正  クレスコ<4674.T>が大幅反発している。2月28日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を424億円から440億円(前期比10.8%増)へ、営業利益を38億5000万円から44億4000万円(同27.4%増)へ、純利益を28億5000万円から31億8000万円(同20.7%増)へ上方修正し、あわせて20円を予定していた期末配当予想を24円に引き上げたことが好感されている。  ITサービス事業及びデジタルソリューション事業を強力に推進していることに加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大に対応するため、テレワーク体制の強化やオフィススペースの最適化などの施策を推進したことが奏功する。なお、年間配当予想は44円となり、前期実績比6円の増配になる予定だ。 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 12:50 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅に3日続伸、ファーストリテが1銘柄で約55円分押し上げ 3月1日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり175銘柄、値下がり46銘柄、変わらず4銘柄となった。日経平均は大幅に3日続伸。390.15円高の26916.97円(出来高概算6億株)で前場の取引を終えている。週明け2月28日の米株式市場でNYダウは3日ぶりに反落し、166ドル安となった。西側諸国がロシアの一部銀行を国際銀行間通信協会(SWIFT)の決済網から排除したほか、米政府がロシア中央銀行との取引禁止を発表し、ウクライナ危機を巡る対ロ制裁の強化を受けて世界経済の減速懸念が広がった。ただ、停戦協議の進展への期待もあって下げ幅を縮小。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は金利低下を受けて+0.41%となった。本日の東京市場でも停戦協議への期待や米ハイテク株高で投資家心理が改善し、日経平均は309円高からスタート。寄り付き後も上げ幅を広げる展開となり、前場中ごろを過ぎると27013.26円(486.44円高)まで上昇する場面があった。個別では、売買代金トップの商船三井<9104>が7%の上昇。31日を基準日として1株につき3株の割合で株式分割を実施すると発表している。郵船<9101>や川崎船<9107>も上げが目立つ。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>や東エレク<8035>が堅調で、トヨタ自<7203>は小幅に上昇。また、「物言う株主」として知られる香港の投資ファンドが大量保有報告書を提出したマネックスG<8698>は東証1部上昇率トップとなっている。一方、レーザーテック<6920>やソニーG<6758>、三井物産<8031>はさえない。三井物産は英シェルがロシアの天然ガス事業「サハリン2」から撤退すると発表し、引き続きロシア事業の先行き懸念がくすぶっているようだ。また、前日まで急騰していたフジ<8278>などが東証1部下落率上位に顔を出している。セクターでは、海運業、鉱業、サービス業などが上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、空運業、銀行業、ゴム製品など4業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の65%、対して値下がり銘柄は31%となっている。値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約55円押し上げた。同2位は東エレク<8035>となり、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、ダイキン<6367>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップはアステラス製薬<4503>となり1銘柄で日経平均を約2円押し下げた。同2位はデンソー<6902>となり、ブリヂストン<5108>、ソニーG<6758>、三井物産<8031>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価  26916.97(+390.15)値上がり銘柄数 175(寄与度+405.59)値下がり銘柄数  46(寄与度-15.44)変わらず銘柄数  4○値上がり上位銘柄コード  銘柄         直近価格        前日比 寄与度<9983> ファーストリテ    63410         1580 +55.69<8035> 東エレク        56760          990 +34.89<9984> ソフトバンクG     5255          130 +27.49<2413> エムスリー       4468          199 +16.83<6367> ダイキン        21670          465 +16.39<4063> 信越化         18135          465 +16.39<7832> バンナムHD       8814          444 +15.65<6954> ファナック       21565          410 +14.45<6098> リクルートHD      4940          121 +12.79<4543> テルモ          3796           87 +12.27<9735> セコム          8730          308 +10.86<4704> トレンド         6700          300 +10.57<9766> コナミHD         6780          300 +10.57<4519> 中外薬          3884           84 +8.88<9613> NTTデータ        2218           45 +7.93<7733> オリンパス      2343.5           44 +6.20<4507> 塩野義          7812          171 +6.03<6645> オムロン         7930          170 +5.99<6857> アドバンテ       9150           80 +5.64<3659> ネクソン         2558           70 +4.93○値下がり上位銘柄コード  銘柄         直近価格        前日比 寄与度<4503> アステラス薬     1906.5          -12 -2.11<6902> デンソー         8001          -46 -1.62<5108> ブリヂストン      4692          -33 -1.16<6758> ソニーG         11785          -25 -0.88<8031> 三井物          2841         -24.5 -0.86<6326> クボタ          2040          -22 -0.78<3382> 7&iHD           5574          -17 -0.60<8331> 千葉銀           712          -17 -0.60<8355> 静岡銀           839          -16 -0.56<2802> 味の素          3326          -13 -0.46<2503> キリンHD       1896.5          -11 -0.39<3099> ミツコシイセタン    914          -11 -0.39<6770> アルプスアル      1139          -11 -0.39<5541> 大平金          3285          -95 -0.33<7911> 凸版印          2238          -19 -0.33<4506> 大日住薬         1254           -9 -0.32<4151> 協和キリン       2945           -9 -0.32<3405> クラレ          1071           -7 -0.25<7186> コンコルディア     464           -7 -0.25<7762> シチズン時計       492           -7 -0.25 <CS> 2022/03/01 12:46 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」1位にセキュア  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」1日午前11時現在で、セキュア<4264.T>が「買い予想数上昇」1位となっている。  1日の株式市場で、セキュアが連日のストップ高に買われ急伸しており、これが買い予想数の上昇につながっているようだ。同社はAI(人工知能)を活用したセキュリティーソリューションを手掛ける。2月28日に日本郵政<6178.T>グループの2拠点で試行開始した新サービス「JPショールーム」向けにシステムと技術を提供すると発表。これによる業績への貢献を期待した買いが膨らんでいるようだ。 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 12:46 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~中小型グロース株高の構図に持続性は? 3月1日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は大幅に3日続伸、中小型グロース株高の構図に持続性は?・ドル・円は底堅い、買い一服も高値圏維持・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位が東エレク<8035>■日経平均は大幅に3日続伸、中小型グロース株高の構図に持続性は?日経平均は大幅に3日続伸。390.15円高の26916.97円(出来高概算6億株)で前場の取引を終えている。週明け2月28日の米株式市場でNYダウは3日ぶりに反落し、166ドル安となった。西側諸国がロシアの一部銀行を国際銀行間通信協会(SWIFT)の決済網から排除したほか、米政府がロシア中央銀行との取引禁止を発表し、ウクライナ危機を巡る対ロ制裁の強化を受けて世界経済の減速懸念が広がった。ただ、停戦協議の進展への期待もあって下げ幅を縮小。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は金利低下を受けて+0.41%となった。本日の東京市場でも停戦協議への期待や米ハイテク株高で投資家心理が改善し、日経平均は309円高からスタート。寄り付き後も上げ幅を広げる展開となり、前場中ごろを過ぎると27013.26円(486.44円高)まで上昇する場面があった。個別では、売買代金トップの商船三井<9104>が7%の上昇。31日を基準日として1株につき3株の割合で株式分割を実施すると発表している。郵船<9101>や川崎船<9107>も上げが目立つ。その他売買代金上位ではソフトバンクG<9984>や東エレク<8035>が堅調で、トヨタ自<7203>は小幅に上昇。また、「物言う株主」として知られる香港の投資ファンドが大量保有報告書を提出したマネックスG<8698>は東証1部上昇率トップとなっている。一方、レーザーテック<6920>やソニーG<6758>、三井物産<8031>はさえない。三井物産は英シェルがロシアの天然ガス事業「サハリン2」から撤退すると発表し、引き続きロシア事業の先行き懸念がくすぶっているようだ。また、前日まで急騰していたフジ<8278>などが東証1部下落率上位に顔を出している。セクターでは、海運業、鉱業、サービス業などが上昇率上位で、その他も全般堅調。一方、空運業、銀行業、ゴム製品など4業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の65%、対して値下がり銘柄は31%となっている。前日のNYダウは世界経済の減速懸念から反落するも下げ渋り、米ハイテク株には金利低下を受けて買いが入った。本日の東京市場でもこうした流れから先行き懸念が和らいだとみられ、日経平均は大幅に3日続伸し、前場に27000円台を回復する場面があった。日足チャートを見ると、26400円台に位置する5日移動平均線を寄り付きから大きく上回り、値動き良化に期待した買いが入っていそうだ。一方、27000円あまりのところに位置する25日移動平均線近辺まで上昇し、目先の利益を確保する売りも出やすいか。前引けの日経平均が+1.47%なのに対し、東証株価指数(TOPIX)は+0.93%。ここまでの東証1部売買代金は1兆5000億円ほどとまずまず多い。売買代金上位では株式分割の実施を発表した商船三井を中心に海運株の上昇が目立ち、上昇率上位には中小型グロース(成長)株が多くランクインしている。一方、金融株がやや軟調で、三井物産などロシア事業への懸念がくすぶる銘柄にも売りが続いている。新興市場ではマザーズ指数が+5.81%と大幅に3日続伸。こちらは先んじて740pt台に位置する25日移動平均線を上回ってきた。前述のとおり中小型グロース株高の追い風が大きい。2月24日安値(648.20pt、取引時間中)から急ピッチのリバウンドを見せており、個人のセンチメントや資金余力の改善につながっているのだろう。振り返ってみると、東証1部でも海運株を中心に個人投資家に人気の銘柄が賑わっている印象を受ける。さて、前日の米市場では原油先物相場(ウエスト・テキサス・インターミディエート、WTI4月物)が1バレル=95.72ドル(+4.13ドル)と反発。商品市況の先高観から期待インフレ率の指標とされる10年物ブレークイーブン・インフレ率(BEI)も2.62%(+0.08pt)に上昇した。一方、世界経済の減速懸念とともに金融引き締めを織り込む動きが一段と後退し、金利は幅広い年限で低下。10年物国債利回りは1.82%(-0.14pt)となった。「対ロ制裁の影響は限定的」とか「停戦協議の進展に期待」といった声もあるが、これらの動きはウクライナ危機の長期化を見据えたものだろう。結果的に名目金利から期待インフレ率を差し引いた実質金利は低下し、特にこれまできつい調整を強いられてきた中小型グロース株の押し目買いの手掛かりとなっているようだ。また、2月月間で日経平均は-1.76%(-475.16円)、TOPIXは-0.47%(-9.00pt)と2カ月連続で下落しており、株式相場全体としてリバランス(資産配分の再調整)目的の買い需要に期待する向きもある。もっとも米金融政策を巡っては、アトランタ連銀のボスティック総裁が「持続的な高インフレが示されれば、3月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5ptの利上げを検討」する可能性を示唆している。ウクライナ危機の陰であまり注目されなかったが、2月25日に発表された1月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比+6.1%と大幅に伸び、商品市況の高止まりからもインフレ懸念は拭いづらいだろう。「金利低下+期待インフレ率上昇=グロース株買い」の構図が持続的なものかよく見極めたうえで取り組む必要があるだろう。ウクライナ情勢についても、ロシア側が強硬な停戦条件を突き付けていると報じられていることに加え、米国防総省などの戦況分析でロシア軍に攻勢を緩める気配が感じられないのも懸念される。これまでの米政府の発表を見ると、米情報機関は侵攻開始前からロシア軍の動きをかなり正確につかんでいる印象を受ける。危機収束はなお見通しづらく、金融市場も不安定な状況が続くとみておいた方がよさそうだ。■ドル・円は底堅い、買い一服も高値圏維持3月1日午前のアジア市場でドル・円は底堅い値動きとなり、115円台で推移。仲値にかけて国内勢による買いが強まり、114円後半から115円20銭台に浮上した。日経平均株価の強含みで円売りに振れており、買い一巡後も115円台を維持している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円00銭から115円29銭、ユーロ・円は128円92銭から129円25銭、ユーロ・ドルは1.1206ドルから1.1221ドル。■後場のチェック銘柄・セキュアヴェイル<3042>、ニューラルポケット<4056>など、8銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位が東エレク<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・豪・10-12月期経常収支:+127億豪ドル(予想:+153億豪ドル、7-9月期:+239億豪ドル)・中・2月製造業PMI:50.2(予想:49.8、1月:50.1)・中・2月非製造業PMI:51.6(予想:50.7、1月:51.1)・中・2月財新製造業PMI:50.4(予想:49.2、1月:49.1)【要人発言】・バネッタECB専務理事「緩和縮小をさらに進めるのは軽率だろう」<国内>特になし<海外>・12:30 豪準備銀行が政策金利発表(0.10%に据え置き予想)・G7財務相・中銀総裁会議・バイデン米大統領が一般教書演説 <CS> 2022/03/01 12:43 Reuters Japan Online Report Business News 米エアビー、ウクライナ避難民に滞在先無償提供へ 最大10万人分 [28日 ロイター] - 米民泊サイト運営大手エアビーアンドビーは28日、被災者などに一時的な滞在先を提供する傘下の非営利部門「Airbnb.org」が、ウクライナからの避難民最大10万人に一時的に無償で住居を提供すると発表した。資金は同社などが賄う。 各国政府と協力し、より長期の滞在先提供を含め対応していくという。 ブライアン・チェスキー最高経営責任者(CEO)とAirbnb.orgのジョー・ゲビア会長は、ウクライナと国境を接するポーランド、ルーマニア、ドイツ、ハンガリーの指導部にウクライナ避難民の住居提供支援を申し出る書簡を送付した。 欧州連合(EU)高官とフランス当局者は、ロシアによる侵攻以来少なくとも30万人が域内に避難しており、数百万人を受け入れる準備が必要との見解を示している。 2022-03-01T034137Z_1_LYNXMPEI201IX_RTROPTP_1_UKRAINE-CRISIS-BORDER-POLAND.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220301:nRTROPT20220301034137LYNXMPEI201IX 米エアビー、ウクライナ避難民に滞在先無償提供へ 最大10万人分 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220301T034137+0000 20220301T034137+0000 2022/03/01 12:41 みんかぶニュース 個別・材料 コリーが3連騰、オリジナルIPのVRゲームを開発するMyDearestに出資  coly<4175.T>が3連騰している。2月28日の取引終了後、オリジナルIPのVRゲームを中心に開発・提供を行うMyDearest(東京都中央区)が実施する第三者割当増資を引き受け、投資を実行したと発表しており、これが好感されている。  MyDearestは、「東京クロノス」「ALTDEUS:Beyond Chronos」などのVRゲームを手掛ける企業。今回の投資によりコリーは、MyDearestとの情報交換や連携によるVRゲームの開発、メタバースを見据えた事業シナジーを図るとしている。なお、23年1月期業績への影響は軽微としている。 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 12:39 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 03月01日 12時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (4264) セキュア     東証マザーズ     [ 分析中 ] (4493) サイバーセキ   東証マザーズ     [ 割安 ] (3042) セキュアヴェイル 東証JASDAQ(グロース) [ 割高 ] (2160) ジーエヌアイグループ 東証マザーズ     [ 分析中 ] (7203) トヨタ自動車   東証1部       [ 割高 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (7816) スノーピーク   東証1部       [ 割高 ] (3647) ジー・スリー   東証2部       [ 分析中 ] (8418) 山口FG     東証1部       [ 割高 ] (8031) 三井物産     東証1部       [ 割高 ] (4837) シダックス    東証JASDAQ(スタンダード) [ 割安 ] 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 12:32 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値周辺でもみ合い  後場寄り付き直後の東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比380円高前後と前場終値周辺でのもみ合い。外国為替市場では1ドル=115円10銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。 出所:MINKABU PRESS 2022/03/01 12:32 注目トピックス 日本株 シナネンホールディングス---固定資産の譲渡および特別利益9億円計上 シナネンホールディングス<8132>は28日、保有する固定資産を譲渡することを発表した。本譲渡は、資産効率の向上及び財務体質の改善を図るために実施するもの。譲渡資産は、埼玉県川口市本町二丁目155番に在する老人ホームと共同住宅で、帳簿価額13億円、譲渡益は9億円となっている。譲渡先は国内の事業会社であるが、譲渡先の意向により公表は控えるとしている。売却決定日・契約締結日・物件引渡期日は2022年2月28日。本譲渡に伴い、2022年3月期の個別決算及び連結決算おいて、特別利益(固定資産売却益)として9億円計上する見込み。2022年3月期の通期連結業績予想については、他の要因も含め現在精査中。 <ST> 2022/03/01 12:31 Reuters Japan Online Report Business News 三井物と三菱商「政府やパートナーと検討」、サハリン2から英シェル撤退 [東京 1日 ロイター] - 三井物産と三菱商事は1日、英石油大手シェルが撤退を決めたロシア・サハリン沖の石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」について、日本政府、パートナーと検討を進めるとコメントした。両社はサハリン2から日本に液化天然ガス(LNG)を供給している。 ウクライナの軍事侵攻を受け、欧米企業にはロシアから撤退を発表するところが出ており、シェルは28日、サハリン2を含めてロシアの全事業を取りやめることを決めた。BPも保有するロシアの石油大手ロスネフチの株式20%弱を全て売却し、ロシアからの事業撤退を決定した。 サハリン2にはロシアのガスプロムが約50%、三井物産が12.5%、三菱商事が10%出資している。三菱商事によると、年間のLNG生産能力はおよそ1000万トンで、約6割を日本向けに供給している。 三井物産はロイターに対し、「シェルの発表内容の詳細を分析中。日本政府とパートナーと検討を進めていきたい」、三菱商事は「シェルの発表内容の詳細を分析の上、日本政府およびパートナーとの検討を進める」と話した。シェル撤退後も操業可能かとの問いにも両社は同じ回答を繰り返した。 萩生田光一経産相は1日午前の閣議後会見で、「エネルギー安全保障の観点も含めて、G7(主要7カ国)をはじめとする国際社会と連携していきたい」と語った。 日本が輸入するLNGのうち、ロシアからのものは約8%を占める。 2022-03-01T032805Z_1_LYNXMPEI201IL_RTROPTP_1_LAND-INDEPENDENCE-SHELL.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220301:nRTROPT20220301032805LYNXMPEI201IL 英シェル撤退のサハリン2、三井物と三菱商「日本政府やパートナーと検討」 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220301T032805+0000 20220301T032805+0000 2022/03/01 12:28 後場の投資戦略 中小型グロース株高の構図に持続性は? [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26916.97;+390.15TOPIX;1904.43;+17.50[後場の投資戦略] 前日のNYダウは世界経済の減速懸念から反落するも下げ渋り、米ハイテク株には金利低下を受けて買いが入った。本日の東京市場でもこうした流れから先行き懸念が和らいだとみられ、日経平均は大幅に3日続伸し、前場に27000円台を回復する場面があった。日足チャートを見ると、26400円台に位置する5日移動平均線を寄り付きから大きく上回り、値動き良化に期待した買いが入っていそうだ。一方、27000円あまりのところに位置する25日移動平均線近辺まで上昇し、目先の利益を確保する売りも出やすいか。前引けの日経平均が+1.47%なのに対し、東証株価指数(TOPIX)は+0.93%。ここまでの東証1部売買代金は1兆5000億円ほどとまずまず多い。 売買代金上位では株式分割の実施を発表した商船三井を中心に海運株の上昇が目立ち、上昇率上位には中小型グロース(成長)株が多くランクインしている。一方、金融株がやや軟調で、三井物産などロシア事業への懸念がくすぶる銘柄にも売りが続いている。 新興市場ではマザーズ指数が+5.81%と大幅に3日続伸。こちらは先んじて740pt台に位置する25日移動平均線を上回ってきた。前述のとおり中小型グロース株高の追い風が大きい。2月24日安値(648.20pt、取引時間中)から急ピッチのリバウンドを見せており、個人のセンチメントや資金余力の改善につながっているのだろう。振り返ってみると、東証1部でも海運株を中心に個人投資家に人気の銘柄が賑わっている印象を受ける。 さて、前日の米市場では原油先物相場(ウエスト・テキサス・インターミディエート、WTI4月物)が1バレル=95.72ドル(+4.13ドル)と反発。商品市況の先高観から期待インフレ率の指標とされる10年物ブレークイーブン・インフレ率(BEI)も2.62%(+0.08pt)に上昇した。一方、世界経済の減速懸念とともに金融引き締めを織り込む動きが一段と後退し、金利は幅広い年限で低下。10年物国債利回りは1.82%(-0.14pt)となった。「対ロ制裁の影響は限定的」とか「停戦協議の進展に期待」といった声もあるが、これらの動きはウクライナ危機の長期化を見据えたものだろう。結果的に名目金利から期待インフレ率を差し引いた実質金利は低下し、特にこれまできつい調整を強いられてきた中小型グロース株の押し目買いの手掛かりとなっているようだ。 また、2月月間で日経平均は-1.76%(-475.16円)、TOPIXは-0.47%(-9.00pt)と2カ月連続で下落しており、株式相場全体としてリバランス(資産配分の再調整)目的の買い需要に期待する向きもある。 もっとも米金融政策を巡っては、アトランタ連銀のボスティック総裁が「持続的な高インフレが示されれば、3月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5ptの利上げを検討」する可能性を示唆している。ウクライナ危機の陰であまり注目されなかったが、2月25日に発表された1月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比+6.1%と大幅に伸び、商品市況の高止まりからもインフレ懸念は拭いづらいだろう。「金利低下+期待インフレ率上昇=グロース株買い」の構図が持続的なものかよく見極めたうえで取り組む必要があるだろう。 ウクライナ情勢についても、ロシア側が強硬な停戦条件を突き付けていると報じられていることに加え、米国防総省などの戦況分析でロシア軍に攻勢を緩める気配が感じられないのも懸念される。これまでの米政府の発表を見ると、米情報機関は侵攻開始前からロシア軍の動きをかなり正確につかんでいる印象を受ける。危機収束はなお見通しづらく、金融市場も不安定な状況が続くとみておいた方がよさそうだ。(小林大純) <AK> 2022/03/01 12:20

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