注目トピックス 経済総合ニュース一覧
注目トピックス 経済総合
投資経験のない層向け自動売買、Zaifの「おてがるトレード」利用者の声(1)
株式会社カイカエクスチェンジが運営する暗号資産交換所Zaifは6月20日、新サービス「自動売買おてがるトレード」をリリースした。「自動売買おてがるトレード」は、暗号資産取引を自動で行ってくれるサービスである。暗号資産の価格を設定する必要がないのが大きなポイントである。事前に設定した値(パーセント)を基に、基準価格より設定したパーセント以下に価格が下落したら購入し、購入価格より設定したパーセント以上に価格が上昇したら売却を行い、これを自動で繰り返し行ってくれる。設定後は自動で売買が実施されるため、暗号資産トレードに時間をかけられない方におすすめとなっている。また、今まで売買のタイミングが分からなかった方や、ボット(自動売買ツール)を作成したかった方に最適なサービスとなっている。今回、実際に同サービスを利用した方にインタビューを行った。暗号資産投資未経験の生の声をお届けする。(インタビュアー(イ)、利用者は匿名でAさん、となっている。)--------------------------------------------------------イ:暗号資産投資初心者として同サービスを使った感想を率直にお聞かせください。Aさん:「自動売買おてがるトレード」は、設定が簡単で、いくらで買っていくらで売るなど逐一考えることがないため、苦労無く暗号資産トレードを実施できます。また、設定した後はほったらかしでいいので、パソコンやスマホに張り付く必要がないためとても楽で個人的にはとても使いやすいサービスです。そのほかにも、簡単に投資できて知らないうちに利益が増加していることが嬉しく、夜中に約定のメールが何度も届くので、初めて2週間が経ちましたが約定通知が楽しみになっています。イ:今回の設定と投資金額を差し支えない程度で教えていただけたら幸いです。Aさん:私は、基準価格より1%下がったら買い、購入価格から1%上がったら売り、で設定しました。資金は20万円用意して、ビットコイン10万とイーサリアム10万に分けて設定を行いました。市況が横ばい推移だったこともあるかと思いますが、初めて2週間で1万6000円の利益を確定させることができました。2週間で8%の利益を獲得できることは投資の観点で考えると上出来すぎると思っているの、とても満足しています。イ:今後も「自動売買おてがるトレード」使っていきたいでしょうか。また、活用していくうえで今後どのような戦略をとっていきたいでしょうか。Aさん:今回「自動売買おてがるトレード」を使ってみて、毎日トレードの状態を見るのが楽しみになり、資金をもう少し投入してみようかと思っています。また、様々な通貨に分散させて様子を見たいとも思っています。どのよう通貨が最大限のパフォーマンスを上げていくのか試してみたいです。ただ、暗号資産市況によって設定を柔軟にしていく必要があると感じているので、Twitterなどで他の方の様々な意見を参考にしながら、設定を考えていきたいと思います。イ:「自動売買おてがるトレード」に、今後求めている機能はありますでしょうか。Aさん:はい。ひとつ使ってみて感じたことは、1%単位じゃなくて0.1%単位で、売り買いを設定できればより柔軟にトレードができて面白いと思います。それ以外は、まだ使って間もないので、もう少しいろんな設定を行ってみて様々なシチュエーションで使えるようにしたいです。--------------------------------------------------------Zaifは、「自動売買おてがるトレード」のシミュレーション結果を明らかにしている。ビットコイン(BTC)のシミュレーションでは、購入金額10万円で買い設定値1%、売り設定値2%とした場合、取引回数33回、利益6万6000円となった。取引期間は、2021年7月1日から2021年12月31日でZaifのOrderbook tradingの1時間足で検証した。他にも、イーサリアム(ETH)やXYMのシミュレーション結果を公表しており、ビットコインを超えるパフォーマンスだったことが明らかになっている。今回、Zaifでは「自動売買おてがるトレード」サービス提供開始を記念してキャンペーンを開催している。2022年6月20日から2022年7月27日までに「自動売買おてがるトレード」の設定を行ったユーザーの中から、抽選で20名に10,000円相当分のカイカコイン(CICC)がプレゼントされる。「自動売買おてがるトレード」の設定をすると、自動的にエントリーされるようで、Zaifで取扱っている全ての暗号資産が対象となっている。なお、カイカコイン(CICC)の配布時期は2022年8月中を予定している。※インタビューに明かされたパフォーマンスは、あくまでも当時のマーケット環境におけるパフォーマンスであり、そのような数値が約束されていないことに留意していただきたい。
<TY>
2022/07/12 17:00
注目トピックス 経済総合
この記事は削除されました。
この記事は削除されました。
<TY>
2022/07/12 16:30
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は0.19%安でスタート、行動制限の強化を警戒
12日の上海総合指数は売り先行。前日比0.19%安の3307.22ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時56分現在、0.37%安の3301.26ptで推移している。一部地域での新型コロナウイルス新規感染の増加に伴う行動制限の強化が警戒されている。また、世界景気の先行き不安なども圧迫材料。一方、経済指標の改善などが指数を下支えしている。
<AN>
2022/07/12 10:59
注目トピックス 経済総合
TDKを対象とするプット型eワラントが前日比2.7倍の大幅上昇(12日10:00時点のeワラント取引動向)
原資産の株価下落が目立つ東京エレクトロン<8035>コール342回 8月 68,000円を逆張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位はTDK<6762>プット184回 7月 4,100円(前日比2.7倍)、ファナック<6954>プット237回 7月 21,000円(前日比2.3倍)、TDKプット183回 7月 3,500円(前日比2倍)、DMG森精機<6141>プット39回 7月 1,600円(+94.7%)、アルプスアルパイン<6770>プット80回 7月 1,250円(+81.8%)などとなっている。(カイカ証券)
<FA>
2022/07/12 10:38
注目トピックス 経済総合
NYの視点:NY連銀6月調査で長期期待インフレは低下、ミシガン大の期待インフレに注目
NY連銀6月調査結果で、消費者は今後12カ月で物価が6.8%近く上昇すると予想していることが明らかになった。伸び率は過去最高。一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策決定において、特に注視している長期の期待インフレは低下。調査はおおよそ1300の家計対象に実施された。住宅価格は今後12カ月で4.38%の上昇と21年2月来で最低の伸び予想。さらに、雇用への懸念も強まりつつあることも明らかになった。解雇の確率は11.92%と3月来で最高となった一方で、雇用者の労働市場の自信を示すとされる自主退職の確率は18.64%と、3月来で最低となった。賃金の伸びは3%で変わらず。■NY連銀6月調査「1年物期待インフレ6.8%まで上昇、過去最高」「5年物期待インフレ2.8%へ低下、5月2.9%」解雇の確率:11.92%(5月11.1%)自主退職の確率:18.64%(20.35%)賃金:3%(3%)景気減速への懸念も強まる一方で、市場はFRBが7月連邦公開市場委員会(FOMC)で6月に続き2会合連続で0.75%の追加利上げに踏み切ることをほぼ織り込んだ。通常はタカ派として知られるカンサスシティ連銀のジョージ総裁は6月会合での0.75%の利上げに反対票を投じたが、速やかな利上げ必要との見解に同意すると一方、非常に速い利上げは家計やビジネス、市場を不安定にする可能性を警告している。今週発表される予定のFRBがインフレ指標指標として特に注目している消費者信頼感指数(CPI)コア指数やインフレ期待指数として注視しているミシガン大消費者信頼感指数の5-10年の期待インフレ指数に注目が集まる。長期期待インフレの低下が顕著にあらわれれば、年内の利上げペースも減速する可能性がある。
<FA>
2022/07/12 07:29
注目トピックス 経済総合
東レを対象とするプット型eワラントが上昇率上位にランクイン(11日10:01時点のeワラント取引動向)
手仕舞い売りとしては日経平均 プラス5倍トラッカー88回 9月 24,500円、三菱重工業<7011>コール191回 8月 5,500円、KDDI<9433>コール265回 8月 4,500円、セブン&アイ・ホールディングス<3382>コール191回 7月 5,700円などが見られる。上昇率上位は東レ<3402>プット171回 8月 650円(+45.7%)、東レ プット170回 8月 550円(+40.0%)、東レ プット169回 8月 450円(+35.7%)、HOYA<7741>コール85回 8月 15,000円(+31.5%)、HOYAコール86回 8月 17,000円(+27.8%)などとなっている。(カイカ証券)
<FA>
2022/07/11 15:49
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は買い先行もマイナス圏に転落、コロナ感染増を警戒
11日の上海総合指数は買い先行。前日比0.47%高の3380.37ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時48分現在、0.99%安の3322.82ptで推移している。国内の一部地域で新型コロナウイルス新規感染の増加が引き続き警戒されている。また、今週中盤から主要な経済指標が相次いで発表される予定となり、慎重ムードも強まっている。一方、米中関係の改善期待や景気対策の強化などが引き続き指数をサポートしている。
<AN>
2022/07/11 10:58
注目トピックス 経済総合
NYの視点:【今週の注目イベント】米ベージュブック、CPI、PPI、小売売上高、G20、バイデン大統領が中東訪問
今週は米国で連邦準備制度理事会(FRB)が公表する地区連銀経済報告(ベージュブック)や6月の消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)、小売売上高といった重要インフレ、経済指標の結果に注目が集まる。ベージュブックはFRBが7月FOMCで金融政策を決定する上で参考材料のひとつとなる。特に物価や消費、雇用関連の企業のコメントに注目される。また、経済の7割を占める消費動向を見極める上で小売売上高にも注目。さらに、米国のバイデン大統領は13日から4日間中東を訪問。石油産油国に増産を要請すると見られており、原油相場動向にも注目。インフレ期待に大きく影響を与える原油価格が上げ止まり、利上げにおいてもピークが見えてくれば、FRBが大幅な利上げを続ける必要性はなくなる。そのほか、中国が第2四半期の国内総生産(GDP)を発表する予定で、世界経済の行方を見極めるため重要となる。中国経済はコロナゼロ政策による経済封鎖の影響で1%成長に落ち込む見通し。もし、予想を下回った場合、世界経済への懸念にリスク回避の動きが強まる可能性がある。また、15日-16日には主要20カ国(G20)財務相・中銀総裁会合が開催される。FRBは6月FOMC議事要旨の中で、消費や雇用が力強く、経済が依然引き締めに耐え得ると高インフレ対処を最優先し、7月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%または0.75%の利上げが適切となる可能性に言及。6月雇用統計の予想を上回る結果を受けて、短期金融市場は7月の0.75%の利上げをほぼ織り込んだ。6月CPIは前年比で8.8%増と、一段と伸び率が拡大し1981年12月以降40年ぶり最大となる見通し。ただ、FRBがインフレ指標として注視しているコア指数は5月から年初来の最小の伸びに減速が見込まれている。また、インフレ期待の指標として当局が注視しているミシガン大学消費者信頼感指数の期待インフレ率にも注目される。もし、長期期待インフレ率が低下した場合、FRBが7月FOMCで小幅な利上げにとどめる可能性も強まり、ドル買いも一服する。雇用統計が遅行指標で過剰な引き締めで、景気が損なわれるとの懸念も根強く、ドルの上昇も限定的となる可能性がある。■今週の主な注目イベント●米国11日:ウィリアムズ米NY連銀総裁がイベント参加12日:バーキン米リッチモンド連銀総裁が討論会参加12-13日:イエレン財務長官が日本のイベント参加13日:6月消費者物価指数(CPI)13日に地区連銀経済報告(ベージュブック)、バイデン米大統領が中東訪問14日:6月生産者物価指数(PPI)新規失業保険申請件数、ウォラーFRB理事が経済見通しに関し討論15日:7月二ューヨーク連銀製造業景気指数、6月小売売上高、6月輸入物価指数、6月鉱工業生産・設備稼働率、5月企業在庫、ミシガン大学消費者信頼感指数ボスティック米アトランタ連銀総裁が金融政策、世界の不透明性に関する討論会参加15日-16日:G20財務相・中銀総裁会合●欧州12日:独ZEW調査、ビルロワ・ドガロー仏中銀総裁演説13日:仏、独CPI、ユーロ圏鉱工業生産14日:センテノ・ポルトガル中銀総裁講演16日:欧州中央銀行(ECB)専務理事兼首席エコノミストのフィリップ・レーン氏が経済、インフレに関し講演●英国11日:英中銀、ベイリー総裁が財務省委に参加13日:GDP●日本11日:参院選大勢判明、黒田日銀総裁講演12日:PPI14日:鉱工業生産、設備稼働率●中国15日:第2四半期GDP、小売売上高、鉱工業生産●カナダ13日:カナダ中銀金融政策決定会合、マクレム総裁会見●ニュージーランド13日:NZ準備銀金融政策決定会合
<FA>
2022/07/11 07:26
注目トピックス 経済総合
注目の海外経済指標:中国4-6月期GDPはプラス成長か
7月11日−15日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。■13日(水)午後6時発表予定○(欧)5月鉱工業生産-予想は前月比0.0%参考となる4月実績は前月比+0.4%。エネルギーが主に増加し、中間財と非耐久消費財はやや増加。ウクライナ戦争の長期化の影響で供給制約の状況が大幅に改善されることは難しいとみられている。この状況は5月も変わらない見込みであり、全体的には横ばいか、小幅な伸びにとどまる見込み。■13日(水)午後9時30分発表予定○(米)6月消費者物価コア指数-予想は前年比+5.7%参考となる5月実績は前年比+6.0%。コアインフレ率の伸びは鈍化しつつある。ただし、中古自動車価格や住居費の上昇率は高止まりしており、6月もこの状況は続くことから、コアインフレ率の伸びは5月を下回ると予想されるが、大幅に鈍化する可能性は低いとみられる。■15日(金)午前11時発表予定○(中)4-6月期国内総生産-予想は前年比+1.0%新型コロナの感染封じ込めに向けた大都市における都市封鎖措置が導入された影響で企業の経済活動は抑制され、個人消費は大幅に落ち込んだ。ただ、中国の総合PMIは4月42.7から6月は54.1まで改善しており、経済活動が再開されたことを考慮すると前年比の経済成長率はプラスとなる可能性がある。■15日(金)午後9時30分発表予定○(米)6月小売売上高-予想は前月比+0.9%参考となる5月実績は前月比-0.3%。商品不足で自動車購入が減少し、ガソリン価格高騰の影響でエネルギー分野以外の消費支出が減少したことが要因。6月についてはガソリン価格の高止まりは続いているものの、5月に減少した反動が予想されるため、全体的にはプラスとなる見込み。○その他の主な経済指標の発表予定・11日(月):(日)5月コア機械受注・12日(火):(日)6月国内企業物価指数・13日(水):(NZ)NZ準備銀行政策金利発表、(中)6月貿易収支・14日(木):(豪)6月失業率、(米)6月生産者物価指数・15日(金):(中)6月小売売上高、(欧)5月ユーロ圏貿易収支、(米)6月鉱工業生産
<FA>
2022/07/09 14:30
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は0.47%高でスタート、海外株高などを好感
8日の上海総合指数は買い先行。前日比0.47%高の3380.36ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時58分現在、0.03%高の3365.33ptで推移している。海外株高を受け、中国株も買いが先行。また、政府が一連の景気刺激策を発表していることも対象セクターの物色手掛かりとなっている。一方、国内一部地域での新型コロナウイルス新規感染が再び増加していることが指数の上値を抑えている。
<AN>
2022/07/08 11:03
注目トピックス 経済総合
三菱重工業を対象とするコール型eワラントが前日比2.5倍の大幅上昇(8日10:00時点のeワラント取引動向)
上昇率上位は三菱重工業<7011>コール189回 7月 5,650円(前日比2.5倍)、デンソー<6902>コール90回 7月 8,700円(前日比2倍)、住友金属鉱山<5713>コール304回 8月 5,900円(+87.5%)、デンソー コール89回 7月 7,600円(+80.0%)、商船三井<9104>コール138回 7月 3,200円(+79.2%)などとなっている。(カイカ証券)
<FA>
2022/07/08 10:47
注目トピックス 経済総合
南アフリカランド円は、上値の重い展開になりそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『今週の南アフリカランド円は、上値の重い展開になりそうだ』と述べています。続けて、『先週28日に南アフリカ国営電力会社エスコムが、過去2年超で最大規模となる計画停電を実施すると発表した。28日午後4時から10時まで「ステージ6」の計画停電を行い、29日も同じ時間帯に実施した。停電は「同社の複数発電所に混乱をもたらした違法な労働行為のせい」と指摘した』と伝え、『ステージ6の計画停電は2019年12月の電力危機の際に一度だけ実施されたことがある。同社は、賃金交渉の行き詰まりを受けた労働者の抗議行動を受けて電力供給の削減を行っていた。国内の2大労組は共同声明で、賃金交渉で「かなりの進展」があったが合意はしていないと明らかにした。これを受けて南アランドは対ドルで1%超下落した』と解説しています。さらに、『南ア4ー6月期消費者信頼感指数が−25と前回の−13より低下したこと、南ア6月製造業PMIが52.2と前回の54.8を下回ったこともあり、南ア経済の先行きに不安感が高まった。南ア5月生産者物価指数(PPI)は前年比+14.7%と予想の+14.0%を上回ったことで利上げ見通しも強まっているが、直近では、南アフリカの主要産品である金やプラチナ価格が急落していることもあって、南アランドの重石になっている』と伝えています。陳さんは、『今週は、南アフリカの経済指標発表は特にない。エスコムの動向次第では一段安もありそうだが、解決すれば下げ止まるだろう』と考察しています。こうしたことから、南アフリカランド円の今週のレンジについて、『8.05円~8.40円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月5日付「南アフリカランド円今週の予想(7月4日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
<FA>
2022/07/08 09:27
注目トピックス 経済総合
トルコリラ円今週の予想(7月4日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『横這いで推移しそうだ』と述べています。続けて、『トルコのインフレは上昇が続き、5月消費者物価指数(CPI)は前年比で+73.50%と、1998年以来の高水準となった。5月卸売物価指数(PPI)は前年比で132.16%、インフレはさらに悪化する可能性がある。世界的にインフレが進み、各国の中銀が利上げに踏み切る中、トルコ中銀は政策金利を14.0%に維持している。名目金利からインフレ率を差し引いた実質金利は、およそ−56.0%に落ち込んでいる』と解説、しかし、『トルコ当局による資本規制を受けてリラにはショートカバーが入り、反発した。これは、トルコの銀行規制当局が1500万リラを超える外貨現金を保有し、その額が総資産または年間売上高の10%を超える場合、リラ融資を制限するとしたもの。これがサプライズとなっているが、長くは続かないだろう』と述べています。次に、『今週は4日に6月消費者物価指数(CPI)が発表される。前年比予想は+79.95%と前回の+73.50%を上回る見込み。同日発表される6月生産者物価指数(PPI)も前回を上回る見込み。予想通りであれば、リラ売りが強まるだろう』と示唆しています。このような状況下、『インフレによる所得の目減りを補うべくエルドアン大統領は最低賃金を30%引き上げる政策を発表した。これは、雇用主が雇用する労働者に対して補助金を支払うというもの。ただ、インフレ上昇率からすれば、この程度の賃上げでは追い付かないと見られている』と言及しています。こうしたことから、陳さんは、トルコリラ円の今週のレンジについて、『7.50円~8.50円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月5日付「トルコリラ円今週の予想(7月4日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
<FA>
2022/07/08 09:26
注目トピックス 経済総合
暗号資産交換所Zaif、「自動売買おてがるトレード」をリリース
株式会社カイカエクスチェンジが運営する暗号資産交換所Zaifは6月20日、新サービス「自動売買おてがるトレード」をリリースした。「自動売買おてがるトレード」は、暗号資産取引を自動で行ってくれるサービスである。暗号資産の価格を設定する必要がないのが大きなポイントである。事前に設定した値(パーセント)を基に、基準価格より設定したパーセント以下に価格が下落したら購入し、購入価格より設定したパーセント以上に価格が上昇したら売却を行い、これを自動で繰り返し行ってくれる。設定後は自動で売買が実施されるため、暗号資産トレードに時間をかけられない方におすすめとなっている。また、今まで売買のタイミングが分からなかった方や、ボット(自動売買ツール)を作成したかった方に最適なサービスとなっている。「自動売買おてがるトレード」は、一度設定したら24時間365日自動で売買を行ってくれるため投資機会を逃さない。Zaif口座を持っているユーザーは利用手数料は無料で、暗号資産の価格を設定しなくていいため、暗号資産投資に慣れていないユーザーでも簡単に設定できる。購入金額は1000円~10万円の範囲で設定でき、複数の設定ができるため市場動向に合わせて自動売買の設定を行える。Zaifは、「自動売買おてがるトレード」のシミュレーション結果を明らかにしている。ビットコイン(BTC)のシミュレーションでは、購入金額10万円で買い設定値1%、売り設定値2%とした場合、取引回数33回、利益6万6000円となった。取引期間は、2021年7月1日から2021年12月31日でZaifのOrderbook tradingの1時間足で検証した。他にも、イーサリアム(ETH)やXYMのシミュレーション結果を公表しており、ビットコインを超えるパフォーマンスだったことが明らかになっている。今回、Zaifでは「自動売買おてがるトレード」サービス提供開始を記念してキャンペーンを開催している。2022年6月20日から2022年7月27日までに「自動売買おてがるトレード」の設定を行ったユーザーの中から、抽選で20名に10,000円相当分のカイカコイン(CICC)がプレゼントされる。「自動売買おてがるトレード」の設定をすると、自動的にエントリーされるようで、Zaifで取扱っている全ての暗号資産が対象となっている。なお、カイカコイン(CICC)の配布時期は2022年8月中を予定している。
<TY>
2022/07/08 09:05
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米労働市場、減速の兆しもFRBは利上げ軌道修正なしか
米労働省が発表する最新6月雇用統計の先行指標は軒並み労働市場の減速を示した。最新の先週分新規失業保険申請件数は予想外に前回から増加し、6カ月ぶり高水準で推移。NY連銀製造業景況指数の週平均就業時間は現況で6カ月平均を大きく下回り、6カ月先の指数はマイナスに落ち込んだ。全米製造業活動を示すISM製造業景況指数雇用は47.31と予想外に2カ月連続で50を割り込み活動の縮小を示した。米国経済の7割を消費が占めるため注目のISM非製造業景況指数の雇用も47.4と再び50を割り込んだ。このため、雇用統計で雇用の伸びも抑制される可能性がある。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)は6月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の中で、雇用は依然強いとの見方を再確認。失業率が上昇したとしても、歴史的には依然低い水準にとどまると見ている。同時に、FRBの引き締めが成長を弱め、成長見通しも下方に傾斜したことも認識しているうえで、高インフレの抑制が最優先課題であることを再確認した。このため、FRBが計画している引き締めの軌道が大きく変更される可能性は少ないと思われる。■6月雇用統計の先行指標・ISM製造業景況指数雇用:47.31(49.6)・ISM非製造業景況指数雇用:47.4(50.2)・NY連銀製造業景況指数:雇用(現状):+19.0(5月14.0、6カ月平均+15.7)週平均就業時間:+6.4(+11.9、6カ月平均+8.8)6か月先雇用:+25.2(22.2、6カ月平均25.9)週平均就業時間:-5.1(2.6、6カ月平均+7.9)・フィラデルフィア連銀製造業景況指数雇用(現状):28.1(25.5、6カ月平均32.1)週平均就業時間:11.8(16.1、15.1)6か月先雇用:10.5(29.2、6か月平均32.4)週平均就業時間:6.4(11.7、6か月平均6.9)・消費者信頼感指数(%)雇用十分51.3(51.9)不十分37.1(35.7)困難11.6(12.4)6カ月後増加16.3(17.5)減少22.0(19.5)不変61.7(63.0)所得6カ月後増加15.9(17.9)減少15.2(14.5)不変68.9(67.6)・失業保険申請件数件数 前週比 4週平均 継続受給者数07/02/22| 235,000| 4,000| 232,500| n/a |n/a06/25/22| 231,000| -2,000| 231,750| 1,375,000|06/18/22| 233,000| 2,000| 224,500| 1,324,000|06/11/22| 231,000| -1,000| 219,000| 1,331,000|06/04/22| 232,000| 30,000| 215,750| 1,310,000|05/28/22| 202,000| -9,000| 207,000| 1,309,000|05/21/22| 211,000| -7,000| 207,000| 1,306,000|05/14/22| 218,000| 21,000| 199,500| 1,343,000|05/07/22| 197,000| -5,000| 191,250| 1,315,000|■市場エコノミスト予想失業率:3.6%(5月3.6%)非農業部門雇用者数:前月比+26.5万人(5月+39 万人)民間部門雇用者数:前月比+23.5万人(+33.3万人)平均時給:予想:前月比+0.3%、前年比+5.0%(+0.3%、+5.2%)
<FA>
2022/07/08 07:26
注目トピックス 経済総合
暗号資産交換所Zaif、「自動売買おてがるトレード」をリリース
株式会社カイカエクスチェンジが運営する暗号資産交換所Zaifは6月20日、新サービス「自動売買おてがるトレード」をリリースした。正式リリースを発表した。「自動売買おてがるトレード」は、暗号資産取引を自動で行ってくれるサービスである。暗号資産の価格を設定する必要がないのが大きなポイントである。事前に設定した値(パーセント)を基に、基準価格より設定したパーセント以下に価格が下落したら購入し、購入価格より設定したパーセント以上に価格が上昇したら売却を行い、これを自動で繰り返し行ってくれる。設定後は自動で売買が実施されるため、暗号資産トレードに時間をかけられない方におすすめとなっている。また、今まで売買のタイミングが分からなかった方や、ボット(自動売買ツール)を作成したかった方に最適なサービスとなっている。「自動売買おてがるトレード」は、一度設定したら24時間365日自動で売買を行ってくれるため投資機会を逃さない。Zaif口座を持っているユーザーは利用手数料は無料で、暗号資産の価格を設定しなくていいため、暗号資産投資に慣れていないユーザーでも簡単に設定できる。購入金額は1000円~10万円の範囲で設定でき、複数の設定ができるため市場動向に合わせて自動売買の設定を行える。Zaifは、「自動売買おてがるトレード」のシミュレーション結果を明らかにしている。ビットコイン(BTC)のシミュレーションでは、購入金額10万円で買い設定値1%、売り設定値2%とした場合、取引回数33回、利益6万6000円となった。取引期間は、2021年7月1日から2021年12月31日でZaifのOrderbook tradingの1時間足で検証した。他にも、イーサリアム(ETH)やXYMのシミュレーション結果を公表しており、ビットコインを超えるパフォーマンスだったことが明らかになっている。今回、Zaifでは「自動売買おてがるトレード」サービス提供開始を記念してキャンペーンを開催している。2022年6月20日から2022年7月27日までに「自動売買おてがるトレード」の設定を行ったユーザーの中から、抽選で20名に10,000円相当分のカイカコイン(CICC)がプレゼントされる。「自動売買おてがるトレード」の設定をすると、自動的にエントリーされるようで、Zaifで取扱っている全ての暗号資産が対象となっている。なお、カイカコイン(CICC)の配布時期は2022年7月中を予定している。
<TY>
2022/07/07 16:59
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は0.07%安でスタート、国内新型コロナの感染増などを警戒
7日午前の東京市場でドル・円は135円70銭台で推移。米長期金利の反発を受けて一時136円13銭まで買われたが、136円台前半には顧客筋のドル売り注文が多少入っており、ドルは上げ渋っている。ただ、リスク回避的なドル売りも縮小しつつあり、135円台半ばから後半には個人勢などのドル買い興味が残されているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は135円55銭から136円13銭、ユーロ・円は138円07銭から138円60銭、ユーロ・ドルは、1.0176ドルから1.0190ドル。
<AN>
2022/07/07 11:08
注目トピックス 経済総合
イオンを対象とするコール型eワラントが前日比8倍の大幅上昇(7日10:00時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価上昇が目立つ味の素<2802>コール48回 7月 3,450円を順張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位はイオン<8267>コール55回 7月 2,800円(前日比8倍)、イオン コール54回 7月 2,450円(前日比3倍)、イオン コール59回 8月 3,050円(前日比2.3倍)、イオン コール58回 8月 2,700円(前日比2倍)、イオン コール57回 8月 2,350円(+66.8%)などとなっている。(カイカ証券)
<FA>
2022/07/07 10:25
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米5月JOLT求人件数は過去最高付近も今後、解雇増加へ、6月ISMサービスの受注や雇用は悪化
米労働省が発表した5月JOLT求人件数は1125.4万件と、4月から減少したが、予想を上回り、依然過去最高付近で推移した。4月分も1168.1万件へ、1140.0万件から上方修正。総失業者数595万人のほぼ2倍で、求人が依然十分にあることを証明した。労働市場の自信をあらわすとして注目される退職者数は430万人。退職率(Quits rate)は2.8%と、4月2.9%から低下し4カ月ぶり低水準。特に不動産関連や地方公務員の減少が目立った。解雇は140万人と前月とほぼ同ペース。パンデミック前の水準をかなり下回る。教育、卸売りなどで解雇ペースの上昇が目立った。ただ、このデータは住宅など、各企業が解雇計画を発表する前の統計であるため、6月以降、解雇件数が増加する可能性がある。米供給管理協会(ISM)が発表した6月ISM非製造業景況指数は55.3と、5月55.9から低下し20年5月以降2年ぶり低水準となった。しかし、予想は上回り、25カ月連続で活動の拡大を示す50を上回った。連邦準備制度理事会(FRB)は公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月14-15日会合分)で、消費や労働市場に引き続き楽観的な見解を示し、7月会合での0.5%、0.75%の利上げが適切となる可能性に言及。インフレが高過ぎ、高インフレが長引いた場合、一段と金融を引き締める方針を表明した。メンバーは引き締め政策が当面成長を弱める可能性を認識しており、ほとんどのメンバーは成長リスクが下方に傾斜すると想定しているとしたものの、リセッションには言及せず。インフレリスクをかなり注意していくと、インフレ対処を最優先していく方針を再表明した。しかし、ISM非製造業景況指数の重要項目である新規受注は49.2と活動の縮小を示す50を25カ月ぶりに割り込んだ。雇用も5月に続き2カ月連続で50を割り込み5月から一段と悪化した。労働市場では、今後解雇が増える可能性もある。原油価格の上昇が一段落しており、もし、FRBが注視しているインフレ期待が低下した場合、大幅利上げの必要性もなくなる。
<FA>
2022/07/07 07:29
注目トピックス 経済総合
NY外為:ドル買い強まる、FOMC議事要旨でインフレ対処最優先を明確化、リセッションに言及なし
NY外為市場では連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月14-15日会合分)を受けて、金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。議事要旨では「7月会合で0.5%、0.75%の利上げの可能性が強い」とし、「インフレが長引いた場合、一段と引き締めの可能性」を指摘。さらに、、「インフレリスクにかなり注意していく」と、インフレ対処に断固とした姿勢を示した。「ほとんどのメンバーは成長リスクが下方に傾斜すると想定」とリセッションの言及もなく、インフレ対処を最優先していく方針が表明された。ドル・円は135円94銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0200ドルから1.0176ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.1940ドルから1.1910ドルへ反落。米国債相場は続落。10年債利回りは2.92%まで上昇した。
<KY>
2022/07/07 03:36
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は0.38%安でスタート、一部地域の新型コロナ感染増を警戒
6日の上海総合指数は売り先行。前日比0.38%安の3391.03ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時50分現在、0.63%安の3382.74ptで推移している。国内一部地域での新型コロナウイルス新規感染が再び増加していることが警戒されている。また、世界経済の先行き不安なども足かせになっている。一方、景気対策の強化などが指数を下支えしている。
<AN>
2022/07/06 10:53
注目トピックス 経済総合
村田製作所を対象とするコール型eワラントが前日比2倍の大幅上昇(6日10:18時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価下落が目立つコマツ<6301>コール247回 8月 3,100円を逆張りで買う動きなどが見られる。手仕舞い売りとしてはメタ・プラットフォームズコール165回 8月 200米ドル、金リンク債コール397回 8月 1,850米ドル、SUBARU<7270>コール153回 8月 2,450円、三菱重工業<7011>コール191回 8月 5,500円などが見られる。上昇率上位は村田製作所<6981>コール239回 7月 9,000円(前日比2倍)、野村総合研究所<4307>コール61回 7月 4,100円(+93.8%)、ニアピン米ドルr2 1345回 7月 129円(+79.4%)、ユニ・チャーム<8113>コール124回 7月 5,200円(+71.4%)、日揮ホールディングス<1963>プット44回 7月 1,550円(+70.2%)などとなっている。(カイカ証券)
<FA>
2022/07/06 10:36
注目トピックス 経済総合
コラム【新潮流2.0】:もはや昭和ではない(マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆)
◆先月、内閣府は「令和4年版 男女共同参画白書」を発表した。特集のテーマは「家族の姿の変化・人生の多様化」。白書は、家族の姿が変化しているにもかかわらず、慣行、意識、さまざまな政策や制度などが依然として戦後の高度成長期、昭和時代のままとなっていると指摘したうえで、変化・多様化に対応した制度設計や政策が求められていると主張する。総括したメッセージは、「もはや昭和ではない」。多くのメディアに取り上げられて、ちょっとしたバズワードにもなった。◆ところが当の政府のお偉いさんが、「まるで昭和」的な発言をするのである。電力需給ひっ迫による節電の呼びかけで、萩生田経産相は「家族が別々の部屋でエアコンを使うのではなく、テレビなどひとつの部屋に集まって見てもらう試みで乗り越えていける」と語った。ちゃぶ台が置かれたお茶の間でテレビを前に一家団欒。まさに昭和の世界だ。だが今どきそんな家庭はないだろう。◆我が家を例にとると、僕がリビングでこの原稿をPCで書いている間、高校生の娘はスマホでYouTubeを、妻はタブレットでNetflixの海外ドラマをそれぞれ自室で視ている。白書が言うところの、「家族の姿の変化・人生の多様化」だ。◆萩生田大臣と僕の生年月日は3日違い。ふたりとも年齢でいえば立派な「昭和のおじさん」世代ど真ん中だが、「昭和のおじさん」は昨今あちこちで問題になっている。レオス・キャピタルワークスの藤野英人さんは、「令和4年」ではなく「昭和97年」を生きているような「昭和のおじさん」がはびこっていると言う。◆河合薫『コロナショックと昭和のおじさん社会』(日経プレミアシリーズ)は雇用や家族、人口構成のカタチが変わったにもかかわらず、昭和モデルをもとに動き続ける日本社会の問題点を活写した本だ。題名から分かる通り、主眼は個人としての「おじさん」ではなく、日本の社会全体が「昭和のおじさん」化している点にある。◆さあ、どうすればよいだろう。人は主体的に変わることは難しい。何年も‐昭和が97年間も続いているかのように‐おじさんをやってきた人が、そしてその集合体である日本社会が、自らの意識で急に変わるのは難しい。しかし外圧は社会を変え得る。今起きているインフレが、もしかしたら日本のおじさん社会を変えてくれるかもしれない。◆デフレ時代は消費でも投資でも先送りしたほうが安く手に入るので現状維持バイアスが働きやすい。デフレ環境は「昭和のおじさん」を生き残らせてきた温室なのだ。ところがこれからインフレの時代となると先送りでは対応できない。簡単な話、デフレは将来がcheapになるから動かないほうが得、インフレは将来がexpensiveになるので素早い意思決定と行動が必要となる。昭和モデルで「逃げ切り」はできないということだ。 世の中全般がそういう状況になれば自然と「昭和のおじさん」は駆逐されていくのではないか。これも日本にとってインフレがもたらすポジティブな一面であろう。マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆(出所:7/4配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より抜粋)
<FA>
2022/07/06 09:27
注目トピックス 経済総合
NYの視点:独の貿易収支、1991年来の赤字に転落、域内リセッション懸念にユーロ・ドル相場パリティ予想も
ドイツの5月貿易収支は‐10億ユーロと1991年ぶりの赤字で、赤字幅は過去最高となった。輸出が前年比+11.7%、輸入は前年比+27.8%。長期にわたりドイツ経済は輸出がけん引してきたが、ここにきて、ウクライナ戦争などでエネルギー、食品価格の高騰で輸入が膨らんだ。ウクライナ戦争により、欧州が対ロ制裁を強化。ロシアは報復措置として、欧州への天然ガスの供給を減らしているため、欧州はコストがかかる代替措置を余儀なくされている。また、ウクライナは欧州にとり重要な輸出国であったが、戦争により輸出がままならない。欧州最大ドイツの貿易収支が赤字に転落、経済を脅かすためで、欧州経済が12カ月内に景気後退入りするとの懸念が一段と強まった。欧州中央銀行(ECB)も高インフレ対処で想定されているペースでの利上げ実施が困難との見方にユーロ売りに拍車がかかった。欧米の金利差拡大で、ユーロ・ドル相場が1.000ドルまで下落するとの見方も強まりつつある。
<FA>
2022/07/06 07:31
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は売り先行もプラス圏回復、米国の対中関税の緩和期待で
5日の上海総合指数は売り先行。前日比0.17%安の3381.81ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時54分現在、0.14%高の3410.28ptで推移している。米国の対中関税が緩和されるとの期待が好感されているもようだ。また、景気対策への期待なども引き続き支援材料。一方、一部地域で新型コロナウイルス感染が再拡大していることが警戒されている。
<AN>
2022/07/05 10:58
注目トピックス 経済総合
サイバーエージェントを対象とするコール型eワラントが上昇率上位にランクイン(5日10:00時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価上昇が目立つKDDI<9433>コール265回 8月 4,500円を順張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位はサイバーエージェント<4751>コール207回 7月 1,650円(+50.0%)、JT<2914>コール222回 7月 2,550円(+36.4%)、第一生命ホールディングス<8750>コール159回 7月 3,050円(+33.3%)、ファーストリテイリング<9983>コール362回 7月 72,000円(+30.8%)、サイバーエージェントコール206回 7月 1,450円(+27.8%)などとなっている。(カイカ証券)
<FA>
2022/07/05 10:22
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は0.17%安でスタート、国内の新型コロナ新規感染の増加を警戒
4日の上海総合指数は売り先行。前日比0.17%安の3381.81ptで寄り付いた後は、日本時間午前11時00分現在、0.12%安の3383.62ptで推移している。国内の一部地域で新型コロナウイルス新規感染が再び増加していることが警戒されている。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善や米長期金利の低下などが指数を下支えしている。
<AN>
2022/07/04 11:06
注目トピックス 経済総合
プラチナリンク債を対象とするプラス5倍トラッカーが上昇率上位にランクイン(4日10:00時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価上昇が目立つソフトバンクグループ<9984>コール612回 7月 5,600円を順張り、楽天グループ<4755>コール350回 8月 800円を順張り、トヨタ自動車<7203>コール378回 7月 2,250円を順張りで買う動きや、原資産の株価下落が目立つKDDI<9433>プット233回 7月 4,200円を順張りで買う動きなどが見られる。手仕舞い売りとしては三菱重工業<7011>コール190回 8月 4,800円、東レ<3402>コール193回 7月 725円、ソニーグループ<6758>プット369回 7月 11,500円、楽天グループ プット228回 7月 650円などが見られる。上昇率上位はプラチナリンク債 プラス5倍トラッカー49回 7月 900米ドル(+25.1%)、三菱商事<8058>コール258回 8月 4,950円(+20.7%)、三井物産<8031>コール223回 8月 4,000円(+18.2%)、三井物産コール222回 8月 3,550円(+17.7%)、電源開発<9513>コール44回 7月 2,050円(+17.0%)などとなっている。(カイカ証券)
<FA>
2022/07/04 10:25
注目トピックス 経済総合
NYの視点:【今週の注目イベント】FOMC、ECB理事会議事要旨、米雇用統計、ISM非製造業景況指数、JOLT求人
今週は豪州準備銀が金融政策決定会合を予定している。米連邦準備制度理事会(FRB)は6月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を公表、欧州中央銀行(ECB)も6月定例理事会要旨公表を予定しているほか、英中銀は金融安定報告を公表、会見を予定しており、注目となる。ECBは高インフレへの対処で、7月定例理事会で11年ぶりの利上げに踏み切る見込み。同時に、エネルギ—危機を受けて景気も落ち込みスタグフレーション懸念が強まった。当初織り込まれていた9月までに金利を0.5%引き上げるとの観測も後退し引き続きユーロ売り圧力となる。9月まで依然流動的だが、議事要旨で利上げ軌道を探る。英中銀のベイリー総裁は今週開催されるECBフォーラムで、インフレ圧力が強まれば大幅な利上げも躊躇しない姿勢を示した。米国ではそのほか、最新6月の雇用統計やISM非製造業景況指数の結果に注目。FRBは6月会合で、0.75%と1994年以降で最大の利上げを決定。パウエル議長は会見で、ミシガン大消費者信頼感指数の長期期待インフレの上昇が大幅利上げ決定の要因になったと説明しているが議事録の内容でより具体的な見解を確認していく。同時に、議長は0.75%幅の利上げが通例であると考えるべきではないと警告し、異例の利上げであることを強調。7月は0.5%か0.75%の利上げになるとのフォワードガイダンスを示した。市場は現状で、7月FOMCで6月に続き2会合連続で0.75%の利上げを織り込んでいる。パウエル議長は利上げで成長が減速することを想定、プラス成長に留まることを望んでいるとしたが、景気後退も除外していない。可能性もあるが、困難との見通しで利上げによる軟着陸も保証しなかった。痛みを伴うが、景気よりも高インフレ抑制を最優先する方針を維持している。最近の重要インフレ指標がインフレピークアウトの兆候を示しているだけでなく、消費の落ち込みで4-6月期にすでに景気後退入りした可能性もある。米商務省と類似したモデルを使用しているアトランタ連銀の4-6月期国内総生産(GDP)見通しは現状で—1.0%と、1-3月期に続く2四半期連続マイナス成長でテクニカルリセッション予想となっている。景気の減速で、7月FOMCでは0.5%、0.25%の利上げに留まる可能性も除外できない。9月FOMCで利上げ休止の可能性も残る。各主要国でスタグフレーションリスクが高まり、中銀の金融政策の舵取りが困難となる。ただ、主要各国を比較した場合、米国経済の落ち込みは小幅にとどまると見られることから、ドル買いの動きは継続すると見られる。■今週の主な注目イベント●米国4日:独立記念日の祭日5日:5月製造業受注、5月耐久財受注確定値6日:6月サービス業PMI、6月ISM非製造業景況指数、5月JOLT求人、6月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を公表、ウィリアムズ米NY連銀総裁が挨拶7日:6月ADP雇用統計、5月貿易収支、新規失業保険申請件数、ウォラーFRB理事がインタビュー、ブラード・セントルイス連銀総裁が経済、金融政策を討論8日:6月雇用統計、5月卸売在庫、ウィリアムズ米NY連銀総裁がイベント参加●欧州4日:ユーロ圏PPI、独貿易収支5日:ユーロ圏、仏、PMI6日:ユーロ圏小売売上、独製造業受注、ECB専務理事兼首席エコノミストのフィリップ・レーン氏が講演7日:ECB、6月定例理事会要旨公表8日—10日:経済フォーラム、ラガルドECB総裁、ビルロワ・ドガロー仏銀総裁、ショナーベル理事、ストゥルナラス・ギリシャ中央銀行総裁などが参加●英国5日:英中銀、金融安定報告を公表6日:英中銀のチーフエコノミスト、ピル氏が基調演説、カンリフ副総裁が討論会参加7日:英中銀マン委員が講演●豪州5日:豪準備銀金融政策決定会合●中国5日:中国財新PMI
<FA>
2022/07/04 07:33
注目トピックス 経済総合
国内外の注目経済指標:6月米雇用統計で失業率は横ばいの予想
7月4日−8日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。■6日(水)午後11時発表予定○(米)6月ISM非製造業景況指数-予想は54.2参考となる5月実績は55.9で4月実績を下回った。中国の新型コロナウイルス対策やロシアによるウクライナ侵攻で悪化が続くサプライチェーンの制約が影響したとみられる。6月については、サプライチェーンの制約が多少改善される可能性があるが、新規受注や雇用指数の改善は期待できないとの見方が多く、5月実績を多少下回る可能性がある。■7日(木)午後9時30分発表予定○(米)5月貿易収支-予想は-850億ドル参考となる4月実績は-871億ドル。工業用品・材料や石油の輸出が増加した。5月については、石油の輸出が増加する可能性が高いこと、資本財、食品、サービスの輸出もまずまず順調であることから、赤字幅は4月実績を下回る可能性がある。■8日(金)午前8時50分発表予定○(日)5月経常収支-予想は+2529億円4月については、輸入額の大幅な増加で貿易収支は悪化したものの、第一次所得収支は2兆円を超える黒字となっており、経常収支は黒字となった。5月については、第一次所得収支が大幅な黒字となることから、貿易赤字は拡大するものの、経常収支は黒字となる見込み。■8日(金)午後9時30分発表予定○(米)6月雇用統計-予想は非農業部門雇用者数は前月比+25.0万人、失業率は3.6%グローバルサプライチェーンの混乱などによる労働力の供給は引き続き制約されており、非農業部門雇用者数は5月実績を下回る見込み。失業率は横ばいか。平均時給の上昇率は5月実績をやや下回る可能性がある。○その他の主な経済指標の発表予定・4日(月):(独)5月貿易収支、(欧)5月ユーロ圏生産者物価指数・5日(火):(中)6月財新サービス業PMI、(豪)豪準備銀行政策金利発表・6日(水):(欧)5月小売売上高・7日(木):(豪)5月貿易収支、(米)6月ADP雇用統計・8日(金):(加)6月失業率
<FA>
2022/07/02 14:37