注目トピックス 経済総合ニュース一覧
注目トピックス 経済総合
JPX金は円安を支援材料に上昇するか サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『JPX金は円安を支援材料に上昇するか』と述べています。続けて、『「金利高」と「ドル高」を背景に、金投資の人気が低下している』とし、『金ETFは減少傾向にあり、7月26日時点で1005.29トンと年初最大の1106.74トン(4月19日)から9.2%減少している』と伝えています。また、『NY金先物市場では、ファンドの買い越しが10万枚を下回った。ピーク時の27万4388枚(3月8日)から見ると、65%も減少している』と述べています。次に、『米連邦準備制度理事会(FRB)は26、27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通りに0.75ポイントの利上げを決定しそうだ。27日時点のCME FEDWATCHによると、0.75ポイントの利上げ確率は77%、1.0ポイントの利上げ確率は23%だった』と解説、『市場の関心は、9月会合における利上げ幅が0.75ポイントになるのか、0.5ポイントになるのか、だろう。パウエルFRB議長は、利上げによる景気後退を懸念するよりも、インフレ退治を第一義として今後もタカ派的な姿勢を維持していくと思われる』と見解を述べています一方で、『世界経済の不透明感やコモデティテイリスクを背景に下値は堅く1700ドルを維持している。国際通貨基金(IMF)は26日に公表した最新の世界経済見通しで、2022年と23年の世界の成長率予想を下方修正した。また、ロシアによる欧州向け天然ガス輸出が完全に停止するなどのリスクを警告した』と言及しています。こうしたことから、陳さんは、JPX金について、『円安にサポートされて7500円を維持している。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果次第で、円安が進行すれば、再び8000円を目指す上昇になるかもしれない』と考察しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月27日付「JPX金は円安を支援材料に上昇するか」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
<FA>
2022/07/28 17:37
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は0.36%高でスタート、米金融政策の不透明感後退が支援材料
28日の上海総合指数は買い先行。前日比0.36%高の3287.50ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時分現在、0.21%高の3282.56ptで推移している。米金融政策の不透明感後退が支援材料。また、経済指標の改善も好感されている。一方、新型コロナウイルス防疫措置の拡大が引き続き不安材料。また、米中首脳の会談が週内に控えるため、慎重ムードも強い。
<AN>
2022/07/28 11:04
注目トピックス 経済総合
金リンク債を対象とするコール型eワラントが前日比2.3倍の大幅上昇(28日10:00時点のeワラント取引動向)
原資産の株価下落が目立つアイシン<7259>プット57回 8月 3,900円を順張りで買う動きなどが見られる。手仕舞い売りとしては信越化学工業<4063>コール221回 8月 18,500円、オリンパス<7733>コール68回 9月 2,700円、三菱重工業<7011>コール193回 9月 5,100円、ファナック<6954>コール270回 9月 23,500円などが見られる。上昇率上位は金リンク債コール397回 8月 1,850米ドル(前日比2.3倍)、銀リンク債コール120回 9月 28米ドル(前日比2倍)、銀リンク債コール112回 8月 20米ドル(前日比2倍)、銀リンク債コール118回 9月 23米ドル(+80.0%)、信越化学工業 コール222回 8月 21,000円(+66.7%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/07/28 10:18
注目トピックス 経済総合
NYの視点:9月FOMCの大幅な利上げはデータ次第、ガイダンス明確化せず
米連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で6月会合に続き2会合連続で75ベーシスポイント(bp)の追加利上げに踏み切った。消費や生産は減速も雇用の伸びが力強いことを理由に挙げた。6月声明からの内容の修正は少ない。1)景気判断を引き下げ最近の消費や生産の指標は弱まっている。それにもかかわらず雇用は力強い。(6月声明:全般的に経済活動は第1四半期に減速後、加速している)パウエル議長は会合後の会見でインフレが目標水準を大幅に上回っているほか、労働市場も減速しているもののひっ迫状態であるため、追加利上げの必要性を示唆した。ただ、0.75%という異例な大幅な利上げに関しては、「データ次第」にとどめた。明確なガイダンスを出さず、会合ごとに政策を決定していく、という方針に変えた。ただ、年内に金融政策であるFF金利誘導目標を中立水準である3%‐3.5%まで引き上げたいとの見方は、現状でも変わりはないようだ。また、市場は年内で利上げ打ち止めを予想しているが、議長は来年も引き続き利上げを予想しており、利上げ継続となればドルを支援することになる。議長は経済がおそらく大丈夫だと見ている。その理由として、求人が十分で、消費者の現金保有率が高いことを挙げた。また、1−3月期に続き4−6月期もマイナス成長で2四半期連続のマイナス成長でテクニカルリセッション入り懸念が市場では強まるなか、パウエル議長は現状で、労働市場が強いため、景気後退に陥っていないとの見解。9月会合まで8週ある。9月の金融政策は、その間に発表される経済指標やインフレ指標の動向が非常に重要になってくる。
<FA>
2022/07/28 07:29
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南アフリカランド円は、下げ止まりからもち合いになると予想 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『今週の南アフリカランド円は、大幅な利上げを背景に下げ止まりからもち合いになると予想する』と述べています。続けて、『南アフリカ準備銀行(南ア中銀)は21日の金融政策委員会(MPC)で、政策金利を4.75%から0.75ポイント引き上げて5.5%に決定した。0.75ポイントの利上げは2002年9月以来で、インフレ抑制のため金融政策の引き締めを急ぐことになった。約20年ぶりの大幅な利上げ決定は市場の予想外のことだった』と解説しています。また、『来年末にかけて利上げペースを加速させることも示唆した。MPCは今年末の政策金利が5.61%にあることを示唆した。5月時点の予測は5.3%だったが、インフレの高進を受けて上方修正された。来年末の金利は6.45%で、同じく6.21%から上昇した』と述べています。次に、『今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、0.75ポイントの利上げが予想されている。利上げ幅が市場予想通りであれば、ランドは買い戻しが先行しよう』と述べ、『ただ、1.0ポイントの利上げも可能性はゼロではなく、その場合、ドル買いが強まり、ランドが売られるが、ドル円の上昇が見込まれることから、ランド円に関しては横這いとなりそうだ』と考察しています。また、陳さんは、『ドル高基調を受けて金やプラチナ、パラジウム等のドル建て貴金属価格が下落基調にあることは、主要生産国の南アフリカには重石となろう』と述べています。こうしたことから、南アフリカランド円の今週のレンジについて、『7.95円~8.35円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月26日付「南アフリカランド円今週の予想(7月25日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
<FA>
2022/07/27 17:38
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(中国)上海総合指数は0.17%安でスタート、世界景気の減速懸念を警戒
27日の上海総合指数は売り先行。前日比0.17%安の3271.78ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時49分現在、0.31%安の3267.36ptで推移している。世界景気の減速懸念が警戒されている。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、慎重ムードも強まっている。ただ、景気対策への期待感が引き続き指数をサポートしている。
<AN>
2022/07/27 10:52
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イビデンを対象とするコール型eワラントが上昇率上位にランクイン(27日10:00時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価上昇が目立つ日本電産<6594>コール223回 8月 9,700円を順張り、日本郵船<9101>コール165回 9月 9,300円を順張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位はイビデン<4062>コール134回 8月 5,450円(+33.3%)、明治ホールディングス<2269>コール88回 8月 8,600円(+25.0%)、アマゾン・ドット・コムプット158回 9月 80米ドル(+25.0%)、東日本旅客鉄道<9020>コール175回 8月 8,700円(+25.0%)、日本電産 コール224回 8月 11,000円(+21.4%)などとなっている。(カイカ証券)
<FA>
2022/07/27 10:13
注目トピックス 経済総合
ウォール街を知るハッチの独り言 伊勢海老相場とバフェットさんの格言の話(マネックス証券 岡元 兵八郎)
さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、7月25日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・外国株コンサルタント、『ハッチ』こと岡元兵八郎氏のコラム「ウォール街を知るハッチの独り言」の内容をご紹介いたします。数週間前、私は故郷の宮崎へ帰省しました。目的は、旧友二人と私の故郷を旅することでした。コロナ禍前は恒例の行事だったのですが、コロナ禍でそれが実現できずにいたので、今回は実に3年ぶりの旅です。私の生まれ故郷は、宮崎市から日南海岸を車で2時間ほど南下、日南市南郷町という田舎町です。私はそこで生まれて小学4年生の頃まで住んでいました。今ではもう親戚も亡くなり、地元へ帰る時は祖先のお墓参りをするときくらいです。今から遡ること8年前、私は初めての著書「新興国の株式投資の本」の執筆をするべく生まれ故郷へ帰省しました。地元にある民宿を探して予約を入れた目井津港のホテルは、偶然にも私の小学1年生の時の同級生の鉄ちゃんのご家族が経営するホテルだったのです。ここは地元で創業100年以上続く老舗、料理が美味しいこぢんまりとしたホテルです。その晩、日南の焼酎と地元の新鮮な料理の数々に舌鼓を打ちながら、旅の理由やら何やら談笑していました。すると、ここから船で15分程の沖合に「大島」という島があり、さらにはその島に鉄ちゃんの家族が所有する古い一軒家があるとのこと。そこに寝泊まりして原稿を書けばいいじゃないかと勧めてくれたのです。 以前大島は小学校もあるほど多くの家族が住んでいたのですが、現在は過疎化して誰も住むことの無い無人島となっていました。鉄ちゃんのオファーをきっかけに、早速、私は翌日から5日間の渡航を決行。大島にある彼の家を借りての執筆活動を始めたのです。日の暮れる前には、鉄ちゃんが様々な地元の新鮮食材を船で届けてくれ、夕食は1人でバーベキュー。朝食はその残りをいただきました。翌朝、鉄ちゃんはまた船でお弁当を届けてくれ、夕方になるとまた晩ごはんの食材を持ってきてくれるのです。船の発着場と波打ち際は境目が無く、十数歩歩くとそのまま家屋に到着です。まるで海と一体化しているようなこの島の彼の家にいると、朝は起きたい時に波の音で目覚めます。日中は原稿書きに精を出し、飽きると島中をあてどなく歩いてトム・ソーヤさながら探検隊。お腹が空くと火を焚べて新鮮な野菜と魚介でバーベキュー。さながら老人と海!? これってヘミングウェイ!?こんな素晴らしい環境を提供してくれた幼馴染みの親切心には感謝しかありません。すっかり偉大な作家気分に浸りつつ、こうして無事に一冊の本を書き上げることができたのです。東京に戻り友人にこの話をしたところ、どうしても行きたいという熱烈なリクエストが入り、いつの間にやら中年男部隊3人が結集。大島の鉄ちゃんの家に泊まって、魚釣りやバーベキューで地元の味三昧というのが年に一度の恒例行事、一大イベントとなりました。そして今年7月、コロナ禍をすり抜けて3年ぶりに訪れた鉄ちゃんのホテルに到着。ロビーで久々の再会を果たし積もる話をしていた時のことです。一人のマスクをした若者が私の方へやってきて挨拶をしてくれたのです。「この本を書かれた岡元さんですね。」 彼は右手に、私が2年前に著した「初心者向け米国株の本」を持っていました。よくよく聞いてみると彼は鉄ちゃんの甥で、数年前に株式投資に興味を持ち始めて、たまたま私の動画をYouTubeで見つけ、私の本も買っていたというのです。YouTubeで米国株の話をしていて、更には購入した米国株の著者だったのが、たまたま叔父の鉄ちゃんの幼なじみの私だったというわけです。実はマネックス証券でオンラインセミナーを行う度に、一つ気になっている事がありました。関東や名阪神圏在住視聴者の方はとても多い一方、東や西の地方へ行けば行くほど視聴者数が減っていくのです。ネットの世界になっても、どうしても都会は色々な意味で情報はいっぱいあるのです。私が地方出身者なので事情はよくわかるのです。ですから、私は常々、地方に住んでいる方々にも是非、米国株投資の魅力を知って欲しいと思い続けてきました。同郷の宮崎の若者が、米国株投資に興味を持ってくれていたという事を大変嬉しく思いました。そしてその彼はウォーレン・バフェットの有名な言葉、「他人が貪欲になっているときに恐れ、他人が恐れているときにだけ貪欲になれ」について語り出したのです。「今まさにそういう局面ですよね」と。しっかり勉強しているなと思ったのですが、凄いのはここからです。彼は毎朝、近くの魚市場へ行って競りで魚を買い付ける事が重要な仕事の一つです。彼はコロナ禍で伊勢海老の卸値が安かった時に、このバフェットの言葉を思い出し、誰も買わなかった伊勢海老の値段が安くなったのをチャンスと捉え、誰も欲しがらない伊勢海老を大量に買い付けて大型冷凍庫に保存したというのです。 もちろんその後伊勢海老価格は戻っていき、彼は利益を得ることができたのです。この発想は私にとっても目に鱗でした。このようにバフェットの考え方を自身の仕事に落とし込んで実行したというのは素晴らしい発想だなと思いました。私はこの若者の着眼点の素晴らしさに敬意を覚えると同時に、彼は優秀な投資家にもなるのではないかと思いました。私も投資の世界の格言は、投資の世界のものだと思ってきましたが、今回の件で改めて投資の格言は私たちの身近な世界でも役に立ち、世の中で何が起きているか見極めチャンスを逃さないことが大切だと考えさせられた次第です。マネックス証券 チーフ・外国株コンサルタント 岡元 兵八郎(出所:7/25配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より、抜粋)
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2022/07/27 09:22
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NYの視点:FRBの利上げがリセッションを招くと警戒
米連邦準備制度理事会(FRB)は26日から27日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で75ベーシスポイントの追加利上げに踏み切ることはほぼ確実視されている。CNBCが市場関係者(マネーマネジャー、アナリスト、エコノミスト30人)を対象に行った調査によると、大半の回答者がFRBのインフレ2%の目標達成努力が景気後退に繋がると考えていることが明らかになった。また、今後12カ月以内で景気後退に入る確率も55%と、5月調査から20%上昇。一部の指標によると、米国経済はすでに景気後退入りしている、または、景気後退がかなりせまっていることを示唆しているとの意見が多い。国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミストも現在、米国経済が景気後退入りすることはベースケースのシナリオではないが、米国が景気後退を回避できる確率は非常に低いとの見解を示している。CNBC調査@FRBのインフレを2%目標達成する努力が景気後退に繋がる:63%、繋がらない:22%@今後12カ月以内で景気後退に入る確率55%(5月調査35%)@FF予想:ピーク、23年3月に3.8%、23年末3.1%、24年末2.9%@22年の成長予想0.7%(1月時点+4.7%)@CPI予想6.75%、23年3.35%景気減速を認識しながらも、高インフレ対処を最優先とし、FRBは利上げを積極的にすすめ年末までには3.5%近くまで政策金利を引き上げる計画。ただ、来年以降は、雇用が減速し、利上げを続けられないとの見方が強まりつつある。市場のFF予想は23年3月に3.8%のピークを達したあと、末には3.1%、24年末には2.9%まで低下すると見ている。そんな中、声明やパウエル議長会見では9月FOMCのガイダンスにより注目が集まるが、ガイダンスが明確にならない可能性も強い。
<FA>
2022/07/27 07:47
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(中国)上海総合指数は0.12%高でスタート、神経質な値動き
26日の上海総合指数は買い先行。前日比0.12%高の3254.18ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時51分現在、0.09%安の3247.51ptで推移している。国内での新型コロナウイルス新規感染の高止まりが引き続き警戒されている。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)結果の発表を控え、慎重ムードも強まっている。一方、景気対策への期待などが引き続き指数をサポートしている。
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2022/07/26 10:54
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Inpexを対象とするコール型eワラントが上昇率上位にランクイン(26日10:00時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価上昇が目立つInpex<1605>プット209回 8月 1,550円を逆張り、三菱重工業<7011>コール190回 8月 4,800円を順張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位はInpex コール251回 8月 2,050円(+50.0%)、アマゾン・ドット・コムプット157回 9月 70米ドル(+50.0%)、日揮ホールディングス<1963>コール47回 8月 2,300円(+50.0%)、明治ホールディングス<2269>プット82回 8月 6,600円(+43.2%)、日揮ホールディングス コール46回 8月 2,050円(+41.7%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/07/26 10:43
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NYの視点:米4-6月期もマイナス成長でテクニカルリセッションの兆候、FRBの利上げは継続
米連邦準備制度理事会(FRB)は今週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)でも高インフレを抑制するため0.75%の利上げに踏み切る見込みとなっている。同時に、最近の経済指標からは成長減速の兆候が見られ、1-3月期に続いて4-6月期の国内総生産(GDP)もマイナス成長でテクニカルリセッション入りする可能性が強まりつつある。同時に価格の高騰も急激に収束しつつある。■活動縮小の兆候・6月シカゴ連銀全米活動指数:-0.19(予想0、5月:-0.19←0.01)・7月ダラス連銀製造業活動指数:-22.6(予想:-18.5、6月:-17.7)・7月S&Pサービス業PMI:47.0(予想52.7、6月52.7)・7月S&P総合PMI:47.5(予想52.4、6月52.3)・アトランタ連銀4-6月期GDP予想(現時点):-1.59%(1-3月期GDP-1.6%)7月ダラス連銀製造業活動指数は-22.6と予想を下回り3カ月連続のマイナスとなり、20年5月来で最低となった。主要項目である新規受注も—9.2と、6月の-7.3からさらに悪化。同時に価格も低下基調で、原材料支払い価格は38.4と、6月の57.5から大幅に低下し、6カ月平均の61.1も下回った。販売価格も29.3と、6月の33.8から低下。6カ月平均の40.1も下回った。賃金は38.1で、4カ月連続で低下した。FRBは前回6月FOMCでも指摘しているとおり、景気減速を予想しているが、景気後退は想定しておらず、高インフレへの対処を最優先とする方針。利上げも計画通り進めると見られている。ただ、もし、インフレが急速に収まった場合は、FRBの急速で大幅な利上げの必要性はなくなる。鍵は燃料価格動向。現在は一時的に上昇が一服しているが、構造的に問題が解決されたわけではなく、再び上昇するリスクも残る。FOMCでは特にガイダンスに注目される。
<FA>
2022/07/26 07:40
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(中国)上海総合指数は0.01%安でスタート、欧米景気の先行き不安を警戒
25日の上海総合指数は売り先行。前日比0.01%安の3269.71ptで寄り付いた後は、日本時間午前11時5分現在、0.20%安の3263.46ptで推移している。欧米景気の先行き不安が警戒され、売りが先行。国内では、住宅ローン不払い問題や新型コロナウイルス新規感染の高止まりに伴う行動制限の強化懸念などが圧迫材料となっている。
<AN>
2022/07/25 11:08
注目トピックス 経済総合
ビットコインを対象とするマイナス3倍トラッカーが上昇率上位にランクイン(25日10:00時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価上昇が目立つ大成建設<1801>コール137回 8月 3,850円を順張りで買う動きや、原資産の株価下落が目立つソニーグループ<6758>プット371回 8月 10,000円を順張りで買う動きなどが見られる。手仕舞い売りとしては三菱重工業<7011>プット172回 8月 4,800円、日本電産<6594>プット182回 8月 8,400円、日本電産 コール223回 8月 9,700円、ソフトバンクグループ<9984>プット487回 8月 5,200円などが見られる。上昇率上位はビットコイン2022年9月 マイナス3倍トラッカー1回 9月 15,000米ドル(+35.1%)、明治ホールディングス<2269>コール87回 8月 7,600円(+34.2%)、銀リンク債プット112回 8月 18米ドル(+33.3%)、明治ホールディングス コール88回 8月 8,600円(+33.3%)、明治ホールディングス コール86回 8月 6,600円(+27.3%)などとなっている。(カイカ証券)
<FA>
2022/07/25 10:19
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NYの視点:【今週の注目イベント】FOMC、米6月コアデフレーター、4-6月期GDP、など
今週は米国最新6月のコアデフレーターや4-6月期国内総生産(GDP)速報値など重要指標に注目が集まるほか、7月ダラス連銀製造業活動やリッチモンド製造業指数で最近悪化が目だつ地区連銀の製造業動向を確認していく。さらに、7月コンファレンスボード消費者信頼感や7月ミシガン大消費者信頼感指数で消費者景況感を探る。また、連邦準備制度理事会(FRB)が26日、27日に連邦公開市場委員会(FOMC)を予定しており、結果に注目が集まる。FRBはこの会合で、6月会合に続き2会合連続で0.75%の利上げに踏み切る公算。同時に、6ミシガン大消費者信頼感指数が過去最低を記録、米7月サービス業PMI速報値も予想外に50割れで活動縮小圏に落ち込み消費の弱さを示した。この結果、景気後退懸念が強まりつつある。サービスセクターの価格は21年3月以来の低水準と、物価上昇も一段落しつつある。1%の利上げ確率は現時点でほぼゼロ。ミシガン大消費者信頼感指数の長期期待インフレが1年ぶりの低水準となったため、インフレのピーク達成感から0.5%の利上げに留まるとの予想もある。小幅の利上げに留まると、ドル売りにさらに拍車がかかる可能性がある。FRBがインフレ指標として最も注視しているコアデフレーターの6月分は5月から伸びの拡大が予想されているほか、4-6月期GDPも1-3月期のマイナス成長からプラス成長に改善予想で、FRBの追加利上げを正当化することになる。ただ、万が一、2四半期連続でマイナス成長となり、テクニカルリセッション入りが確認された場合は、景気低迷を懸念したドル売り圧力が強まる可能性がある。欧州経済も冴えず。ユーロ圏7月製造業PMIが2020年6月以来の50割れで予想外に活動縮小となったため景気後退懸念にドイツ連邦債2年物利回りは利上げ前の水準まで低下しユーロ売り圧力となった。世界各国経済の成長減速が明らかになる中、国際通貨基金(IMF)は26日に最新の世界経済見通しを公表する。ロシアはウクライナの穀物輸出で協力することで合意。ロシアの国防相はウクライナ穀物輸出が数日以内に再開する可能性を指摘している。プーチン大統領の信頼性に疑問は残るが穀物輸出が再開した場合、世界の食料品不足が緩和し、インフレ高騰の抑制を支援することになる。各国中銀も想定されていたような大幅な利上げの必要性が低下する。■今週の主な注目イベント●米国25日:6月シカゴ連銀全米活動指数、7月ダラス連銀製造業活動26日:5月FHFA住宅価格指数、5月S&P20都市価格指数、7月リッチモンド製造業指数、7月コンファレンスボード消費者信頼感、6月新築住宅販売27日:FOMC結果発表、パウエル議長会見、6月前渡商品貿易収支、6月卸売在庫、6月耐久財受注、6月中古住宅販売仮契約28日:4-6月期国内総生産(GDP)速報値、週次新規失業保険申請件数29日:6月個人所得・支出、コアデフレーター、7月シカゴPMI、7月ミシガン大消費者信頼感指数、●欧州25日:独IFOビジネス景況観●IMF26日:世界経済見通し●日本26日:日銀6月会合の議事録公表29日:鉱工業生産、小売売上高、東京CPI●英国25日:保守党党首選決選、スナク前財務相とトラス氏●欧州26日EUエネルギー相緊急会合開催、域内の緊急対策を協議28日:ユーロ圏経済、消費者信頼感、独CPI29日:ユーロ圏、仏、伊CPI、ユーロ圏、仏、独・伊GDP
<FA>
2022/07/25 07:26
注目トピックス 経済総合
注目の欧米経済指標:米FOMC会合で0.75ポイントの追加利上げ決定へ
7月25日−29日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。■26日(火)午後11時発表予定○(米)7月CB消費者信頼感指数-予想は97.0参考となる6月実績は98.7で2021年2月以来の低水準。期待指数は66.4で2013年3月以来の低水準を付けた。物価高による経済成長減速懸念が消費者信頼感の悪化につながった。7月についてはインフレの改善が遅れていることから、消費者信頼感はさらに悪化する可能性がある。■27日(水)日本時間28日午前3時結果判明○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)-予想は0.75ポイントの追加利上げ大半のFOMCメンバーは7月FOMCで0.75ポイントの追加利上げを支持しているとみられており、2か月連続で0.75ポイントの利上げが決定される見込み。4-6月期の経済成長率はプラスとなる可能性があることも0.75ポイントの追加利上げを後押しすることになりそうだ。■28日(木)午後9時30分発表予定○(米)4-6月期国内総生産速報値-予想は前期比年率+0.5%参考となるアトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDP Now」によると7月19日時点で前期比年率-1.6%とマイナス成長が予想されている。5月貿易収支や6月ISM製造業景況指数はさえない内容だったことから、プラス成長でも低い伸びにとどまる可能性が高い。■29日(金)午後6時発表予定○(欧)4-6月期ユーロ圏域内総生産速報値-予想は前年比+3.4%参考となる1-3月期実績値は前年比+5.4%。ウクライナ戦争の影響が表面化していなかったことから成長率はプラスを維持した。4-6月期については、エネルギー価格の高止まりや供給制約状態が続いていることなどが域内経済を圧迫。ユーロ圏の製造業とサービス業PMIは伸び悩んでいることから、域内の経済成長率は鈍化する見込み。○その他の主な経済指標の発表予定・25日(月):(独)7月IFO企業景況感指数・26日(火):(米)6月新築住宅販売件数・27日(水):(米)6月耐久財受注・28日(木):(独)7月消費者物価指数・29日(金):(日)6月失業率、(欧)4-6月期独国内総生産速報値、(欧)7月ユーロ圏消費者物価指数、(米)6月PCEコア価格指数
<FA>
2022/07/23 14:54
注目トピックス 経済総合
NY原油はもち合いか サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY原油についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『NY原油はもち合いか』と述べています。続けて、『最近の原油相場は、強弱両材料が混在している。欧州連合(EU)ではロシアからの天然ガス供給途絶への懸念が台頭。石油輸出国機構(OPEC)加盟国のうち生産余剰能力があるとされるサウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)の増産をめぐる不透明感も相場の支援要因。バイデン大統領は就任後初の中東訪問で、サウジ首脳から増産の確約を得られなかった』と伝えています。一方で、『FRBがインフレ抑制目的の積極的な利上げ政策を継続し、欧州中央銀行(ECB)も大幅利上げと追随すれば景気悪化につながり、エネルギー需要の鈍化を招くと警戒される』と述べています。また、『石油輸出国機構(OPEC)に非加盟産油国を加えた「OPECプラス」の増産余地がほとんどない。ただ、ロシア国営のガスプロムからドイツのインフラ業者には再開が通告されている』と伝えています。陳さんは、『サウジアラビアは直ちに増産しないだろう。8月3日の「OPECプラス」会合結果が注目される』と言及しています。次に、『米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計では、15日までの1週間の原油在庫は前週比40万バレル減。市場予想(140万バレル増)に反し、小幅取り崩しとなった』とし、『一方、ガソリン在庫は前週比350万バレル増の2億2840万バレルと大幅に増加した。ドライブシーズン入りした5月最終週以降のガソリンの累計供給量が前年同期比4.8%減の7069万バレルとなり、高値による消費の減退を裏付ける結果が出ている』と解説しています。こうしたことから、陳さんは、NY原油について、『ガソリン需要の低下から上昇は考えにくいが、一方で、産油国が増産を遅らせるなどの対応に出る可能性もあり、供給リスクは残っている』と考察しています。今週のレンジについては、『95~115ドル』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月21日付「NY原油はもち合いか」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
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2022/07/22 17:36
注目トピックス 経済総合
日本郵船を対象とするコール型eワラントが上昇率上位にランクイン(22日10:02時点のeワラント取引動向)
上昇率上位は日本郵船<9101>コール164回 8月 13,000円(+42.1%)、商船三井<9104>コール143回 8月 4,400円(+38.5%)、日本郵船 コール163回 8月 11,500円(+35.7%)、商船三井 コール142回 8月 3,900円(+35.3%)、コナミグループ<9766>コール95回 8月 9,700円(+33.3%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/07/22 10:20
注目トピックス 経済総合
NYの視点:ECB、11年ぶりの利上げもユーロの上昇限定的に、伊政局不安くすぶる
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で中期的なインフレ高進に対処するため、政策金利を予想以上となる0.5%引き上げ、マイナス金利を脱却した。利上げは2011年以来で初めて。インフレは当分、望ましくないほど高い水準で推移する見込みで、今後の会合で一段の金融正常化が正当化されると、追加利上げを示唆した。今後、ECBはデータ次第で、各会合ごとに金融政策を決定していくと、ガイダンスを変更。ラガルド総裁は会合後の会見で、ユーロ安が大幅な利上げ決定の一因となったことも加えた。ECBはまた、新たな措置、危機対策ツール(TPI)を発表。TPIにより、ECBの大幅利上げの選択肢が増えたとした。TPIは、正当化されず、無秩序な市場のダイナミクスに対応する手段となる。TPIによる購入規模はリスクの深刻化次第だと説明した。TPIの適用で4つの必須事項を挙げた。1.EUの債務規則順守2.深刻なマクロ経済の不均衡がないこと3. 財政の持続性4.堅調で持続的なマクロ経済政策市場はすでにイタリアの状況を警戒している。もし、財政政策において、イタリアの新政府が委員会と意見が食い違った場合、全項目の条件を満たさない可能性もでてくる。ECBは米連邦準備制度理事会(FRB)や英中銀に比べ、インフレ対処が過剰に遅すぎており、ユーロ安という新たなインフレ圧力を加えた。9月ECBでも追加0.5%の利上げが織り込まれつつある。
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2022/07/22 07:47
注目トピックス 経済総合
トルコリラ円は上値の重い展開が続くだろう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『高インフレにもかかわらずトルコ中銀が政策金利を据え置く見込みから、上値の重い展開が続くだろう』と述べています。次に、『今週21日のトルコ中銀会合では、政策金利を14.0%に維持すると予想されている』と伝えています。続けて、『6月のトルコ消費者物価指数(CPI)は前年同月比78.6%だった。前月の73.5%からさらに加速し、1998年9月以来、約24年ぶりの水準となった。民間団体はさらに高い数値を主張しており、公式統計への疑義も募っている。卸売物価指数(PPI)は138.3%増だった。世界的な資源・食料価格高騰に加え、トルコ特有の金融緩和路線が物価を押し上げた』と解説しています。陳さんは、『エルドアン大統領は経済学の定石と逆に「金利が下がれば物価も下落する」という独自理論を掲げ、年14%の政策金利の引き上げを繰り返し否定している。インフレ率を考慮した実質金利はマイナス60%台に沈んでいる』と述べています。今週のレンジについては、『7.50円~8.50円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月20日付「トルコリラ円今週の予想(7月19日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
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2022/07/21 17:44
注目トピックス 経済総合
金リンク債を対象とするプット型eワラントが上昇率上位にランクイン(21日10:02時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価下落が目立つ東京エレクトロン<8035>コール341回 8月 59,000円を逆張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位は金リンク債プット356回 8月 1,600米ドル(+43.5%)、ビットコイン2022年9月 マイナス3倍トラッカー1回 9月 15,000米ドル(+25.2%)、金リンク債プット357回 8月 1,750米ドル(+22.7%)、銀リンク債プット112回 8月 18米ドル(+21.4%)、ネットフリックス コール110回 8月 250米ドル(+19.2%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/07/21 15:39
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は0.21%安でスタート、利益確定売りが優勢
21日の上海総合指数は売り先行。前日比0.21%安の3297.66ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時49分現在、0.26%安の3296.02ptで推移している。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、中国不動産ローン問題の警戒感が払拭されていないことなども引き続き警戒されている。一方、米中関係の改善期待などが指数を下支えしている。
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2022/07/21 10:53
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米中古住宅販売の減少加速に備える、価格も低下へ、過去3年間で初めて在庫増
全米不動産協会(NAR)が発表した6月中古住宅販売件数は前月比‐5.4%の512万戸と、予想535万戸を下回り新型コロナ発生直後2年ぶり低水準となった。前年比では‐14.2%。おそらく4月または5月に署名で契約完了となるディールの統計となる。この時点では、30年物の固定住宅ローン金利は5.5%前後。その後、6%近くまで上昇しており、7月以降の統計では、一段の需要の鈍化で販売の減少加速が警戒される。米抵当銀行協会(MBA)が発表した住宅ローン申請件数(7/15までの週)は2000年2月以降22年ぶり最低を記録した。住宅ローン金利の上昇で、値ごろ感は2007年来で最悪の水準となっている。需要減少にもかかわらず供給は依然ひっ迫しており、住宅価格の上昇は継続。中古住宅販売の中間価格は前年比+13.4%の41.6万ドルと過去最高を記録した。また、売却までの日数は14日と過去最短を記録している。活動では供給が多い高級住宅の販売増加が目立つ。75万ドルから100万ドルの価格帯の物件は年率で+6%。100万ドル以上は+2%で、経済をけん引するとして注目される初めての住宅購入者が購入する10万ドルー25万ドルの価格帯の住宅販売は‐31%となった。この結果でも景気の滞りが示唆された。価格(ドル):増減10000-250000:−31%750000−100万:+6%100万以上:+2%需要の鈍化とともに、在庫が増加する証拠も見られ今後、価格の上昇が一段落する可能性も示唆された。6月末時点で126万戸の住宅が売りに出されていたが、前年に比べ2.4%増と、過去3年間で初めて在庫が上昇した。最新の住宅関連指標は明確に、住宅市場の鈍化を示唆。ドルの上昇を抑制する。
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2022/07/21 07:28
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は0.37%高でスタート、前日の欧米株高などを好感
20日午前の東京市場でドル・円は138円10銭近辺で推移。一時137円92銭まで下げており、リスク選好的なドル買い・円売りは縮小。米国金利の先高観は後退していないが、ドルの上値は重くなっている。新たなドル買い材料が提供されない場合、ドル・円は再び138円を下回る可能性があるとみられている。ここまでの取引レンジは、137円92銭から138円22銭、ユーロ・ドルは、1.0230ドル近辺で推移。ここまでの取引レンジは1.0226ドルから1.0249ドル。ユーロ・円は141円50銭近辺で推移し、取引レンジは141円17銭から141円53銭。
<AN>
2022/07/20 11:09
注目トピックス 経済総合
ネットフリックスを対象とするコール型eワラントが前日比2.1倍の大幅上昇(20日10:01時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価上昇が目立つサイバーエージェント<4751>プット139回 8月 1,350円を逆張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位はネットフリックス コール110回 8月 250米ドル(前日比2.1倍)、ネットフリックス コール109回 8月 220米ドル(+88.0%)、東京エレクトロン<8035>コール342回 8月 68,000円(+66.7%)、ネットフリックス コール108回 8月 190米ドル(+62.9%)、アドバンテスト<6857>コール233回 8月 10,100円(+53.9%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/07/20 10:19
注目トピックス 経済総合
コラム【ポートフォリオのススメ】リセッションを正しく恐れる(マネックス証券 塚本 憲弘)
株式市場は年初から軟調な展開が続いています。年前半は資源価格が高止まりする中でインフレ懸念が相場を主導しておりましたが、足元では景気後退懸念にシフトしており、資源価格や期待インフレ率が低下しています。 FRBは景気後退リスクがあっても物価抑制に努めるスタンスを明確にしており、企業経営者の景気見通しに対する慎重な発言が増え、IT企業が景気後退に備え雇用減で対応しております。Bloombergではリセッションが引用される記事数は2020年3月コロナ禍以降最も多く、米国の1年以内の景気後退確率は40%程度とされています。景気サイクルは歴史的に断続的な利上げによって需要が抑制され、やがてリセッションを迎えてきました。今後も足元のインフレに対応するために、利上げはパウエルFRB議長曰く「通常ではない」幅で継続することが予想されており、やがて景気後退入りするのか、それとも早期にインフレ抑制に成功しFRBのスタンスが景気配慮に変わりソフトランディングするのか注目されますが、前者の見方が徐々に増えているようです。ではどの程度の減速にどう身構えるのか?ですが、現在の米景気はコロナ禍の行動制限下で先行したモノの消費がここにきて勢いを欠くものの、外食や旅行などサービス消費が堅調です。雇用情勢にもそのような特徴が表れておりますが、求人数が高止まりするなど労働市場全体も堅調です。 利上げの影響を受けやすい住宅市場や自動車産業は在庫が低水準に留まっており大幅な調整の余地は少ないでしょう。また2008年の金融危機以降家計のバランスシートや債務負担は大幅に改善しており、FRBのストレステストによって金融機関の健全性も認められるなど経済主体が強化されており、経済が調整局面に入ったとしても大きく崩れる状況には至らないとみられます。株式市場は20%超の下落で弱気相場入りと言われておりますが、過去このような局面は中期的な買い場となりました。戦後の米国株では、20%以上の調整時から1年後のリターンは85%の割合でプラスとなり平均12%です。 ITバブル崩壊時のように調整期間が2年に及ぶこともありますが、今回は上述の通り経済主体に体力があります。現在はコロナ禍以降の政策緩和による株高の反動減の側面もあり、経験則通りの展開を想定しない方が良いですが、少なくとも中期目線で株式を保有することは意識したい局面です。一方で短期的に確かなのは利上げが欧米新興諸国で継続することであり、景気は抑制される状況が続きます。そのような中で日本や中国は金融緩和スタンスにある点は分散投資の対象として意識されます。また、株式市場同様に債券市場も金利上昇によって大きく調整しました。 外国債券についてはようやく魅力的な利回りが提供され始めており、PB(プライベートバンク)事業部においても関心は非常に高まっております。歴史的に債券は景気減速時に安定的なリターンを出してきました。景気減速への備えとして、またリスク資産に対する分散投資の対象として注目されます。マネックス証券 インベストメント・ストラテジーズ 塚本 憲弘(出所:7/19配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より、抜粋)
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2022/07/20 09:28
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米住宅市場に減速の兆し
米住宅市場に減速の兆しが見られる。米住宅産業協会(NAHB)が発表した7月NAHB住宅市場指数がパンデミックによる経済封鎖直後の20年5月来で最低を記録したことに続き米商務省が発表した6月住宅着工件数は前月比‐2%の155.9万戸と予想158.0万戸を下回り、昨年9月来で最小となった。住宅建設許可件数は前月比−0.6%の168.5万戸と、予想を上回ったものの昨年9月来で最小。建設許可件数は2006年来の高水準に達したのち、値ごろ感の急速な悪化に伴い減少傾向にある。重要項目である一戸建ての着工件数や許可件数が大幅減少しており、住宅市場の減速の証拠となった。住宅建設業者は、金利の急伸で購入需要の減少を見越し一戸建て建設よりも、賃貸物件の建設により焦点を置いている。一戸建ての住宅着工件数は8.1%減の98.2万戸と、2020年6月来で最低。一方で、集合住宅の着工件数は15%高の56.8万戸と、4月来で最高となった。許可件数でも一戸建ての需要は8%減の96.7万件と2020年6月来で最低。一方で、集合住宅の許可件数は13.1%増の66.6万件と、2021年12月来で最高となった。住宅購入需要は鈍化しているものの、同時に在庫もそれ以上のペースで減少している。アトランタ連銀は第2四半期の国内総生産(GDP)見通しで、居住住宅投資のマイナス寄与度を8.8%から10.1%に引き下げ、−1.6%と、従来の−1.5%からさらに引き下げた。
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2022/07/20 07:31
注目トピックス 経済総合
NY金は1700~1750ドルのレンジ、上値重い展開に サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY金についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のNY金について『1700~1750ドルのレンジ、上値重い展開に』と述べています。続けて、『先週のNY金は、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ方針とドル高を背景に売り圧力を受け、節目の1750ドルを下回った。6日に公表された6月米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、インフレ高進を抑えるため引き締めに前向きな姿勢が改めて示され、パウエルFRB議長は直近の討論会で「ドル高に責任を負わない」とし、ドル高進行を特に懸念していないことを示唆した』と伝えています。次に、『8日に発表された6月米雇用統計は、景気動向を敏感に反映する非農業部門就業者数が前月比37万2000人増と、市場予想(約27万人増)を大きく上回った。就業者数の伸びは前月(38万4000人増、改定)からやや鈍化したが、力強さを保った。失業率は3.6%と横ばいで、新型コロナウイルス危機直前の2020年2月(3.5%)の水準近くに改善している。堅調な雇用情勢を改めて示し、連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利上げを後押しする内容となった』と解説、『FRBは6月FOMCで0.75%の大幅利上げに踏み切ったが、今月26、27両日に開く会合でも同じ幅の引き上げを決めることが確実視されている』と述べています。陳さんは、『ドルインデックスがおよそ20年ぶりの高値に上昇したことで、「金」よりも「ドル」が選好されている。NY金先物市場でも、CFTC建玉を見るとファンドの買い越しは縮小している。金ETFも減少傾向にあり、金投資人気は先細り傾向にあるようだ』と伝えています。さらに、『今週は、13日の6月米消費者物価指数(CPI)が注目される。予想は前年同月比で8.8%上昇する見込み。予想に沿った結果であれば、7月のFOMCで、0.75%の利上げが確実視されるだろう』と言及しています。こうしたことから、陳さんは、NY金について、『1750ドル割れとなったことで、1700ドルを試しそうだ。安全資産としての買いが予想されるため、1700ドルはサポートされよう。当面は、1700~1750ドルのレンジで推移しそうだ』と考察しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月13日付「NY金は1700~1750ドルのレンジ、上値重い展開に」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
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2022/07/19 17:32
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は買い先行もマイナス圏転落、内外の景気鈍化を警戒
19日の上海総合指数は買い先行。前日比0.02%高の3278.72ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時50分現在、0.10%安の3274.92ptで推移している。内外の景気鈍化が警戒され、売りがやや優勢。一方、景気対策への期待が引き続き支援材料となっている。また、不動産ローン問題の過度な警戒感が薄らいだことも指数を下支えしている。
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2022/07/19 10:53
注目トピックス 経済総合
イーサリアムを対象とするプラス5倍トラッカーが上昇率上位にランクイン(19日10:00時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価上昇が目立つ三菱重工業<7011>コール190回 8月 4,800円を順張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位はイーサリアム2022年9月 プラス5倍トラッカー3回 9月 1,200米ドル(+62.2%)、イーサリアム2022年9月 プラス5倍トラッカー2回 9月 1,050米ドル(+48.5%)、イーサリアム先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー1回 5月 1.0米ドル(+36.8%)、プラチナリンク債 プラス5倍トラッカー51回 8月 850米ドル(+31.5%)、プラチナリンク債 プラス5倍トラッカー53回 9月 850米ドル(+31.3%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/07/19 10:20