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プラチナは1000ドルブレイク サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

配信日時:2022/11/11 09:24 配信元:FISCO
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、プラチナについてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『プラチナは1000ドルブレイク』と述べています。

続けて、『米連邦準備制度理事会(FRB)は、1~2日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、4会合連続となる0.75%の利上げを決定した。声明では、今後の利上げペースについて減速を示唆したが、パウエルFRB議長は会見で、インフレ率の高止まりを踏まえ、「最終的な金利水準は従来の想定よりも高く、利上げ停止は時期早々」と述べ、金融引き締めを継続する構えを示した』と伝えています。

しかし、『4日に発表された10月米雇用統計を受けて市場は「ハト派」に傾いた。雇用統計では、失業率が前月から上昇し、市場予想を上回った』とし、『景気動向を反映する非農業部門就業者数は市場予想よりも多かったが、増加幅は前月から減速したため、FRBによる大幅利上げの継続観測が後退した』と解説しています。

次に、『週明けも対ユーロでのドル安が貴金属相場には追い風となり、8日のNYプラチナは節目で目先の上値抵抗線と見られていた1000ドルをブレイクした。終値は1014.50ドル(前日比+25.10)。終値ベースで1000ドルを回復するのは、6月初旬以来』と述べています。

また、『南アフリカの電力削減は例年よりも厳しく、南半球ではこれから夏が訪れることもあって影響は2023年にも及ぶ模様だ。このため、プラチナの生産に支障が出る可能性が高まっている』と言及しています。

こうしたことから、陳さんは、NYプラチナについて、『ファンドの買い越しが着実に増加しており、1000ドルを回復したことで、今後は1100~1200ドルを目指しそうだ』と考察しています。

参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月9日付「プラチナは1000ドルブレイク」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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