注目トピックス 経済総合ニュース一覧
注目トピックス 経済総合
今週のメキシコペソ円は利上げ見通しから堅調に推移しそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のメキシコペソ円について、『今週のメキシコペソ円は利上げ見通しから堅調に推移しそうだ』と述べています。続けて、『メキシコペソ円は8日と9日に7.22円と上場来の最高値をつけた。今年4~6月期実質国内総生産(GDP)確定値が、前四半期比で0.9%増と3四半期連続で実質経済成長率がプラスになった。また、8月消費者物価指数(CPI)が前年同期比で8.7%上昇し、2000年12月以来、約22年ぶりの高水準となった』と伝え、『回復した経済成長とインフレの上昇を受けて、メキシコ銀行(中銀)が29日に開く金融政策決定会合でも利上げを続ける見通しが強まったことが背景にある』と解説しています。今週は22日に隔週消費者物価指数が発表されます。陳さんは、『前回よりも上昇する見込みで、9月会合での利上げ見通しを強めるだろう。21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、0.75ポイントの利上げが確実視されているが、予想通りになればメキシコ中銀の利上げ幅も0.75ポイントになる可能性が高まるだろう』と考察しています。こうしたことから、メキシコペソ円の今週のレンジについて、『7.0円~7.4円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月21日付「メキシコペソ円今週の予想(9月20日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
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2022/09/22 17:25
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アルファベットを対象とするプット型eワラントが上昇率上位にランクイン(22日10:00時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価下落が目立つサイバーエージェント<4751>コール218回 11月 1,500円を逆張り、住友不動産<8830>プット176回 11月 2,400円を順張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位はアルファベット プット164回 10月 80米ドル(+50.0%)、キャタピラー プット108回 10月 150米ドル(+42.0%)、キャタピラー プット107回 10月 120米ドル(+33.3%)、アマゾン・ドット・コム プット162回 10月 120米ドル(+33.3%)、キャタピラー プット109回 10月 180米ドル(+31.2%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/09/22 10:08
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NYの視点:11月FOMCでも4会合連続で75BP利上げ予想強まる、来年FF5%も
連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り3会合連続で0.75%の利上げを決定し、政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を、3.00-3.25%に決定した。注目されていたスタッフ予測では、金利予想が前回6月から大幅に引き上げられた。年末の金利は4.4%が予想されているため、あと、100BPから125BPの追加利上げが年内に実施されることが予想されている。FRB予測:金利「22年:4.4%、23年:4.6%、24年:3.9%、2025年:2.9%、長期2.5%」GDP「22年+0.2%(前回+1.5%‐+1.9%)、23年+0.5%−+1.5%(+1.3%−+2.0%)バンク・オブ・アメリカのエコノミストは11月に4会合連続で0.75%の利上げ、12月に0.5%利上げ、来年の3月までの2会合で各0.25%の利上げを予想している。来年の第1四半期には4.75%−5%近くまで政策金利が引き上げられると見ている。インフレ抑制のためパウエル議長はFOMC後の会見で、来年FFが4.6%に達するのはほぼ確実と言及。一方で、米国債市場で逆イールドは一段と拡大。景気後退懸念も強まった。債券王と呼ばれるダブルラインキャピタルのガンドラックCEOは、FRBの大幅利上げで2023年に景気後退入りの確率は75%に上昇したとの考えを示した。
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2022/09/22 07:35
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(中国)上海総合指数は0.20%安でスタート、元安進行などが圧迫材料
21日の上海総合指数は売り先行。前日比0.20%安の3116.007ptで寄り付いた後は、日本時間午前11時04分現在、0.83%安の3096.543ptで推移している。元安進行が中国株の圧迫材料。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が21日(日本時間22日未明)連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を発表する予定となり、見極めるムードも強まっている。一方、経済活動の正常化期待などが引き続き指数をサポートしている。
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2022/09/21 11:18
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第一生命HDを対象とするコール型eワラントが上昇率上位にランクイン(21日10:01時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価下落が目立つトヨタ自動車<7203>コール390回 11月 2,150円を逆張りで買う動きなどが見られる。手仕舞い売りとしてはアップル コール210回 11月 170米ドル、トヨタ自動車 コール390回 11月 2,150円などが見られる。上昇率上位は第一生命ホールディングス<8750>コール169回 10月 3,050円(+25.9%)、ユニ・チャーム<8113>コール134回 10月 6,450円(+25.0%)、第一生命ホールディングス コール168回 10月 2,700円(+24.3%)、第一生命ホールディングス コール167回 10月 2,350円(+18.5%)、第一生命ホールディングス コール172回 11月 3,100円(+18.1%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/09/21 10:20
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コラム【新潮流2.0】:世代交代(マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆)
◆最近、エリザベス女王をはじめ偉大な人物の訃報に接することが多い。1週間前には映画監督のジャン・リュック・ゴダール氏が亡くなった。先月末にはゴルバチョフ元大統領、その少し前には京セラ創業者の稲盛和夫氏が亡くなっている。他にも著名な経営者、俳優、音楽家、デザイナー、アーティストなど一時代を築いた人たちが次々と世を去った。彼ら彼女らのご冥福を謹んでお祈りいたします。◆「謹んでお祈り」と言った傍から不謹慎かもしれないが、しかし、そこに希望がある。世代は確実に替わるということだ。若い人たちに代替わりすれば、世の中の大抵のことは今よりずっと良くなるだろう。なぜなら若い人たちは素晴らしく優秀だからである。それを証明しているのがスポーツの世界だ。 女子ゴルフを筆頭に、野球でもサッカーでも他の競技でも若いアスリートの活躍が目立つ。スポーツの世界では肉体的な制約から上の世代が引退を余儀なくされる。上がいないフィールドで若い力が思う存分発揮されているように見える。◆ところが政治やビジネスの世界ではその逆だ。「老害」とも言える状況が、以前よりは減ったとは言え、いまだに蔓延っている。これが変わらない限り、日本社会の閉塞感は根本的な打破が難しい。一朝一夕に変わるのは無理だ。だが、(不謹慎だけど)人は死ぬ生き物である以上、いつかは必ず代替わりするのだ。だから将来に希望はある。◆先日の日経ヴェリタス巻頭特集は「パーパス経営」。見出しに「パーパスづくり大流行」とあった。新たにパーパスを制定する企業が増えている、という記事だ。パーパスとは企業の存在意義だ。それを「新たに制定する」とはどういうことだろう。中にはスローガンを書き換えただけでは?と思えるような企業の例もある。◆それに対して、今の若い人は本気で世の中を良くしたいと思って起業する人が多い。つまり初めから明確なパーパスがあってビジネスを立ち上げる。筋が通っているから、応援しようという気になる。その仕組みが資本市場である。岸田政権が「スタートアップ政策」を柱に据えるのはまさに的を射ている。◆日本の開業率は5.1%(20年度)と海外に比べて低い水準だが、それでも前年から少し上向いた。コロナ禍にあっても起業が増えている。いや、コロナ禍だから、というべきか。コロナ廃業によるテナント撤退で空き物件が増えたり、自宅待機やリモートワークで時間に余裕が生まれたり、資金繰り支援策が充実するなど起業しやすい環境となったことが背景か。小さくても確実に起きている日本の新陳代謝に目を凝らしていきたい。マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆(出所:9/20配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より抜粋)
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2022/09/21 09:23
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NYの視点:FRBは長期にわたり高金利維持へ、市場は過剰な利上げへの警戒強める
連邦準備制度理事会(FRB)は本日20日から21日にかけ2日間にわたり連邦公開市場委員会(FOMC)を開催している。FOMCを控えて、35人のエコノミストやヘッジファンドマネジャー、マネーマネジャーなどを対象にしてCNBCが実施した調査によると、市場参加者の平均予想では、FRBがFOMCで3会合連続で政策金利であるFF金利誘導目標を0.75%引上げ、3%−3.25%にすることを想定している。平均の金利ピークは2023年3月に4.26%に達したのち、FRBはこの水準で金利を11カ月据え置くと見ている。利上げ打ち止め後の軌道の見解は分かれる。最短で3カ月維持、長期では最大で2年間維持するとの見方もあった。さらに、今後、12カ月間で景気後退入りする確率は52%、前月から大きな動きは見られず。市場参加者はFRBが金融政策を引き締め域に達成させ、かなりの期間、その水準を維持させるとのFRBの計画を織り込み始めた。当初はFRBが来年初めにも、速やかに利下げに転じるとの見通しを示していた。57%の回答者はFRBが過剰に金融引き締め、景気後退を招くと主張。緩やかな景気減速に留まるとの回答は26%にとどまった。FRBの利上げが行き過ぎると警戒している兆候が明らかになりつつある。■CNBC調査:9月FOMC:75BPの利上げ金利のピーク:4.26%(7月4.21%)、時期:2023年3月この水準を維持する期間:11カ月今後12カ月に景気後退入りする確率:52%FRBが過剰に金融引き締め、景気後退を招く:57%緩やかな景気減速に留まる:26%CPI:6.8%(22年末)、3.6%(23年)GDP:2022年+0.5%、2023年:失業率:4.4(2023年)全米住宅産業協会(NAHB)が発表した9月NAHB住宅市場指数は46と、8月49から予想以上に低下し、2カ月連続で50を割り込み悲観的センチメントとなり、住宅市場はすでにリセッション入りしている証拠となった。9カ月連続の低下でパンデミックによる経済封鎖直後の20年5月来で最低。また、8月住宅着工件数は前月比+12.2%の157.5万戸と、7月から予想以上に増加したが、8月に住宅ローン金利が若干下がったため需要が回復、指数を押し上げた。一方で、8月住宅建設許可件数は前月比‐10%の151.7万戸と、7月168.5万戸から予想以上に減少しパンデミックによる経済封鎖直後の20年6月来で最低となった。今後、住宅着工が滞る可能性が示唆された。アトランタ連銀の7−9月期国内総生産(GDP)見通しを+0.3%と、従来+0.5%から下方修正した。商務省が発表し9月住宅着工件数を受け、GDPへの居住住宅投資のマイナス寄与度が24.5と、20.8から下方修正されたことを理由に挙げた。大幅な利上げ観測が強まると同時に景気後退リスクも上昇。利上げ打ち止め水準に近づいた場合は、ドル買いが後退していく可能性がある。
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2022/09/21 07:38
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(中国)上海総合指数は0.39%高でスタート、景気テコ入れ策への期待で
20日の上海総合指数は買い先行。前日比0.39%高の3127.83ptで寄り付いた後は、日本時間午前11時04分現在、0.34%高の3126.21ptで推移している。景気テコ入れ策に対する期待が高まっていることが支援材料。また、上海総合指数がきのう19日約3カ月半ぶりの安値まで下落しており、値ごろ感から買い戻しが優勢になっている。一方、米金融政策の不透明感が根強いことが引き続き指数の足かせになっている。
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2022/09/20 11:09
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NTNを対象とするコール型eワラントが上昇率上位にランクイン(20日10:00時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価上昇が目立つNTN<6472>プット51回 11月 275円を逆張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位はNTN コール47回 10月 300円(+31.2%)、ネットフリックス コール115回 10月 250米ドル(+30.4%)、ネットフリックス コール116回 10月 280米ドル(+28.9%)、ネットフリックス コール114回 10月 220米ドル(+26.5%)、プラチナリンク債 プラス5倍トラッカー58回 11月 875米ドル(+26.1%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/09/20 10:08
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NYの視点:米住宅リセッションの中、FRBは大幅利上げへ
全米住宅産業協会(NAHB)が発表した9月NAHB住宅市場指数は46と、8月49から予想以上に低下し、2カ月連続で50を割り込み悲観的センチメントとなった。9カ月連続の低下でパンデミックによる経済封鎖直後の20年5月来で最低となった。米住宅ローン金利の上昇で需要鈍化を懸念し、住宅建設会社のほぼ4分の1は住宅価格を引き下げたことが報告されている。53%の企業は売り上げ増を目指し頭金支援、無料のアメニティ、価格値下げなど何等かの奨励金をオファーしているという。土地の価格、人件費や材料費の上昇で住宅価格の値下げはかなり困難となったが、値下げせざるを得ない環境となった。米住宅ローン固定金利30年物は6.42%まで跳ね上がった。NAHBの会長は多くの消費者は住宅金利や価格の上昇で様子見の姿勢を維持していると、コメント。■9月NAHB住宅市場指数:46(8月49、6カ月平均)一戸建て販売:現状:54(57、69)6カ月の販売期待:46(47、57)購買見込み客足数:31(32、44)住宅市場がリセッション入りする中、米連邦準備制度理事会(FRB)は今週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利上げに踏み切ることがほぼ確実と見られいる。ゴールドマンサックスはFRBの利上げ予想幅を0.75%、11月に0.5%に上方修正。従来は9月に0.5%、11月0.25%の利上げ予想だった。本年末までに米FRBは政策金利を4.25%へ引き上げると見ている。インフレがFRBが望む程、速やかに制御されておらず、高官がかなりタカ派姿勢を示したことを理由に挙げた。同時に大幅利上げが金融状況を引き締め、来年の成長や失業率見通しが悪化したと指摘。大幅利上げにともない、2023年度の米成長率予想を従来の1.5%から1.1%へ引き下げた。2022年度は0%で据え置いた。
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2022/09/20 07:34
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(中国)上海総合指数は売り先行、経済活動の正常化期待が支援材料
19日の上海総合指数は売り先行。前日比0.12%安の3122.75ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時55分現在、0.19%高の3132.47ptで推移している。経済活動の正常化期待が支援材料。事実上のロックダウン(都市封鎖)されている四川省成都市は19日から市内全域で解除される。一方、世界景気の先行き不安が強まっていることが引き続き指数の足かせとなっている。
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2022/09/19 11:01
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国内外の注目経済指標:米FOMC会合で0.75ポイントの追加利上げ決定へ
9月19日−23日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。■20日(火)午前8時30分発表予定○(日)8月消費者物価コア指数(コアCPI)-予想は前年比+2.7%参考となる7月実績は前年比+2.4%。上昇率は消費税率引き上げの影響を除くと2008年8月以来の水準。エネルギー、食料品価格の上昇が要因。8月については、エネルギー、食料品以外の項目でも上昇が続いていることから、物価上昇率は7月実績を上回る見込み。■21日(水)日本時間22日午前3時結果判明○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)会合-予想は0.75ポイントの追加利上げ直近発表の8月消費者物価コア指数(CPI)は前年比6%超の高い伸びを記録。CMEのFedWatchによると、9月15日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が3.00-3.25%以上となる確率は100%。また、インフレ持続を受けてFF金利の誘導目標水準は2023年にかけて4%台に上昇する可能性が高まっている。■22日(木)政策決定会合の終了予定時刻は未定○(日)日本銀行金融政策決定会合-予想は金融政策の現状維持前回の金融政策決定会合では、物価について「需給ギャップや予想インフレ率の動向を踏まえると、物価安定の目標の安定的な達成は難しい」との意見が出ていた。足元のインフレ率は2%を超えているが、円安進行を加味してもこの状態が長期間持続する可能性は高まっていないため、日本銀行は現行の金融緩和策を維持する見込み。■23日(金)午後10時45分発表予定○(米)9月S&Pグローバルサービス業PMI-予想は44.8参考となる8月実績は43.7。多くの企業が原材料価格や輸送費の上昇などが企業業績を圧迫している。9月については、金利上昇の影響もあるため、8月実績との比較で大幅な改善は期待できない。○その他の主な経済指標の発表予定・20日(火):(米)8月住宅着工件数・21日(水):(米)8月中古住宅販売件数・22日(木):(英)英中央銀行MPCが政策金利発表・23日(金):(欧)9月S&Pグローバルユーロ圏総合PMI
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2022/09/17 14:46
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銀リンク債を対象とするプット型eワラントが前日比2倍の大幅上昇(16日10:00時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価下落が目立つユニ・チャーム<8113>プット111回 10月 4,200円を順張り、信越化学工業<4063>コール227回 10月 17,000円を逆張りで買う動きなどが見られる。手仕舞い売りとしては三菱重工業<7011>コール196回 10月 5,000円、米ドルリンク債コール1377回 10月 140円などが見られる。上昇率上位は銀リンク債プット122回 10月 16米ドル(前日比2倍)、IHI<7013>プット69回 10月 3,000円(+23.4%)、IHI プット70回 10月 3,550円(+22.2%)、三菱重工業 プット177回 10月 4,250円(+20.0%)、ソフトバンク<9434>プット75回 10月 1,050円(+20.0%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/09/16 10:12
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NYの視点:米インフレVSリセッション
多くのエコノミストは連邦準備制度理事会(FRB)がインフレを目標値に抑制するために、おそらく来年の第1四半期まで利上げを続け、政策金利であるFF金利誘導目標を5%近くまで引き上げ、その後、様子見となるとの見方を強めている。労働市場がひっ迫している現在の状況で、中立金利は高まるとの見通し。同時に、遅行指標などを基準としたFRBの利上げが行き過ぎ、経済が景気後退入りするとの懸念も強まった。米商務省が発表した8月小売売上高は前月比+0.3%と、伸びは7月-0.4%から予想外にプラスに転じた。自動車販売が好調で全体指数を押し上げ。しかし、7月分は0.0%から—0.4%へ下方修正された。また、変動の激しい自動車を除いた米8月小売売上高は前月比-0.3%と、予想外に年初来初めてのマイナス。さらに、国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車・建材・給油・食品を除いたコントロールグループと呼ばれるコアの小売りは横ばいと、年初来で最小の伸びに留まり、7-9月期のGDP成長を抑制する可能性が示唆された。アトランタ連銀は米7-9月期の国内総生産(GDP)見通しを+0.5%と、前回+1.3%から大幅引き下げた。第3四半期の実質個人消費支出(PCE)の伸びが1.7%から+0.4%へ、実質民間国内投資の伸びがマイナス6.1%からマイナス6.4%へそれぞれ下方修正されたことが背景となる。実質政府支出の伸びは逆に1.3%から2.0%へ上昇修正されたことが一部の下げを相殺した。
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2022/09/16 07:31
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JPX金は円安背景に8000円へ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週の金について『JPX金は円安背景に8000円へ』と述べています。次に、『市場が注目していた8月米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比8.3%上昇した。原油相場の下落傾向などを反映し、伸び率は2カ月連続で鈍化した。ただ、市場予想の8.1%を上回り、依然として記録的な高水準にある。また、変動の激しい食品とエネルギーを除いた「コア指数」は前年同月比6.3%上昇と、伸び率は5カ月ぶりに加速した』と解説しています。続けて、『市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が20、21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を通常の3倍となる0.75ポイント引き上げるとの見方が強まった』と延べています。また、『積極的な米利上げにより景気後退懸念が強まるとしてNYダウは急反落し、米長期金利は約3カ月ぶりの高水準を付けた。金利上昇を受けてドルは全面高。「金利高」と「ドル高」を受けてNY金(12月限)は1706.7ドルの安値を付けた。終値は1717.4ドル(前日比−23.2)』と伝えています。一方で、『株式相場などのリスク資産が急落する中で、金は「安全資産」として買われる面もあり、1700ドルの大台割れが回避されていることは注目されよう。大幅利上げで米国経済がリセッション(景気後退)入りする可能性が高まることを考えれば、仮に1700ドルを割り込んでも、そこは買われる可能性が高いだろう』と考察しています。NY金の予想レンジについては、『』1650~1750ドル』と予想しています。こうしたことから、陳さんは、JPX金について、『大幅な円安を受けて7800円台後半に上昇した。NY金の動きが限定的なため、ドル円の動きに連動しよう。日米の金利差拡大からドル円は1998年の円安水準である147円50銭を目指す可能性が高く、JPX金は堅調に推移しそうで、8000円の大台に上昇すると予想する』と考察しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月14日付「JPX金は円安背景に8000円へ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
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2022/09/15 17:39
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今週のトルコリラ円はしっかり推移か サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『トルコリラ円はしっかり推移か』と述べています。続けて、『実質金利が大きく低下しているにもかかわらず、通貨安による実質国内総生産(GDP)の改善予想でトルコリラはじりじりと上昇している』と伝えています。次に、『8月のトルコ消費者物価指数(CPI)は前年比80.21%と、24年ぶりの高水準を更新した。予想はやや下回った。前月比では1.46%。市場予想は前月比2.0%、前年比81.22%だった。8月の生産者物価指数(PPI)は前月比2.41%上昇、前年比143.75%上昇。政策金利は先月14%から1%引き下げられて13%となった。名目金利からインフレ率(CPI)を差し引いた実質金利は−68%にまで低下した』と伝え、『実質金利が大幅なマイナス圏に陥ったにもかかわらずトルコリラ円は底堅く推移している。通貨安を背景に観光業や輸出が回復しているからだ』と見解を述べています。また、『トルコの4~6月期実質国内総生産(GDP)は前年同期比+7.6%だった。通貨安で輸出や製造業が好調だった。4~6月は製造業が前年同期比9.1%伸びた。対ドルでは1年前の半分以下になった通貨リラの下落寄与し、輸出は過去最高だった前年を上回るペースで推移している。1~7月に前年同期の2~3倍にあたる2300万人を受け入れた観光業などに支えられ、サービス業も18.1%増だった』と伝えています。こうしたことから、陳さんは、トルコリラ円の今週のレンジについては、『7.40円~8.2円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月13日付「トルコリラ円今週の予想(9月12日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
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2022/09/15 17:37
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は0.35%高でスタート、景気対策や行動規制の緩和期待で
15日の上海総合指数は買い先行。前日比0.35%高の3248.97ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時46分現在、0.13%高の3241.71ptで推移している。米株高や景気対策への期待などが支援材料。また、新型コロナウイルス感染の落ち着きも行動制限の緩和観測を高めている。なお、きょう発表される9月の中期貸出制度(MLF)金利は市場予想通り2.75%に据え置かれている。
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2022/09/15 10:54
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アルファベットを対象とするコール型eワラントが前日比2倍の大幅上昇(15日10:00時点のeワラント取引動向)
手仕舞い売りとしては日経平均 プラス5倍トラッカー90回 11月 25,000円、日経平均 プラス5倍トラッカー91回 11月 27,000円などが見られる。上昇率上位はアルファベットコール192回 10月 140米ドル(前日比2倍)、東日本旅客鉄道<9020>コール181回 10月 8,800円(+28.3%)、東日本旅客鉄道 コール180回 10月 7,800円(+26.0%)、東日本旅客鉄道 コール184回 11月 9,000円(+22.1%)、ネットフリックスコール116回 10月 280米ドル(+21.6%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/09/15 10:06
注目トピックス 経済総合
NYの視点:9月FOMCでの75BP利上げほぼ確実に、賃金インフレがインフレ高進長期化をけん引か
最新の米国重要インフレ指標の結果を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が今月20-21日に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で3会合連続で75ベーシスポイント(BP)の利上げに踏み切ることがほぼ確実視された。8月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.1%と、マイナスに改善予想に反し、7月0.0%から伸びが拡大した。前年比では+8.3%と、伸びは7月+8.5%から鈍化し、4月来で最小となったが予想を上回った。FRBがインフレ指標として注目している変動の激しい燃料や食料を除いたコアCPI指数は前月比+0.6%と、予想外に7月+0.3%から伸びが拡大。前年比では+6.3%。伸びは7月+5.9%から予想以上に拡大し、3月来で最大となった。原油価格が6月に高値を付けたのち、下落基調であるためガソリン価格は下落したものの、サービスセクターの上昇が全体指数を押し上げ。8月生産者物価指数(PPI)は前月比-0.1%と、予想通り7月-0.4%に続き2カ月連続のマイナスとなった。前年比では+8.7%と、7月+9.8%から予想以上に伸びが鈍化し、1年ぶりの低い伸びに改善した。PPIは原油価格の下落が奏功した形となった。一方で、変動の激しい燃料や食品を除くコアPPIは前月比+0.4%と、7月+0.3%から伸びが拡大。前年比では+7.3%と、7月+7.7%から伸び鈍化し昨年10月来で最低の伸びにとどまったが予想を上回り、コアPPIは依然インフレ高進を示す結果となった。物の値段の伸びは緩やかになった。今後、景気減速に伴い需要の低下や、サプライチェーンの一段の改善、ドル高の影響が一段のインフレ圧力を弱めると考えられる。同時に、特にサービスセクターにおける強い賃金圧力がインフレ抑制を妨げる可能性がリスクとなるため、FRBは引き続きインフレ抑制への強い対応継続を迫られる可能性が強い。米短期金融市場では9月FOMCでは75ベーシスポイント(BP)の利上げが100%織り込まれただけでなく、一部では100BP利上げ観測も浮上した。■重要インフレ関連指標・NY連銀8月期待インフレ率:1年5.7%(7月6.2%)5年:2%(7月2.3%)・米・8月生産者物価コア指数:前年比+7.3%(予想:+7.0%、7月:+7.6%)・米・8月消費者物価コア指数:前年比+6.3%(予想:+6.1%、7月:+5.9%)
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2022/09/15 07:39
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銀リンク債を対象とするプット型eワラントが前日比2倍の大幅上昇(14日10:00時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価下落が目立つリクルートホールディングス<6098>コール133回 11月 5,000円を逆張り、ソフトバンクグループ<9984>コール621回 10月 5,500円を逆張り、ファーストリテイリング<9983>コール370回 10月 80,000円を逆張りで買う動きなどが見られる。手仕舞い売りとしては日経平均 マイナス3倍トラッカー86回 11月 29,500円、イーサリアム先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー1回 5月 1.0米ドルなどが見られる。上昇率上位は銀リンク債プット122回 10月 16米ドル(前日比2倍)、銀リンク債プット127回 11月 16米ドル(+33.3%)、第一生命ホールディングス<8750>コール169回 10月 3,050円(+22.6%)、第一生命ホールディングス コール168回 10月 2,700円(+21.9%)、オムロン<6645>プット80回 10月 6,300円(+20.7%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/09/14 10:15
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ウォール街を知るハッチの独り言 アメリカ株と昔の株券を集める趣味の話(マネックス証券 岡元 兵八郎)
さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、9月12日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・外国株コンサルタント、『ハッチ』こと岡元兵八郎氏のコラム「ウォール街を知るハッチの独り言」の内容をご紹介いたします。私の趣味の一つは古い株券を集めることです。えっ、株券って?と思われる方もいるかもしれません。株券は文字通り、会社の株式の所有権を証明する証書です。株券の歴史は長く、ギネスブックによると世界で最も古い株券は1606年にイースト・インディア・カンパニーが貿易を行うために資金調達を行った際に発行されたものといわれています。私が昔のアメリカ企業の株券を初めて手に取ったのは、1990年代前半に米国勤務していた時に訪れたフリーマーケット(蚤の市)でアメリカの鉄道会社の株券が売られていた時のことです。株券を売っていたおじさんによると、アメリカでは株券を収集している根強いコレクターがいるそうなのです。私が持っている日本企業の株券には会社の名前だけでデザインは載っていなのですが、アメリカの会社の株券には例えば鉄道会社であれば、その会社の蒸気機関車の挿絵が描かれており、まさに額に入れて飾っておきたいようなコレクターズアイテムとなっています。そのフリーマーケットで私が買ったのは1939年に発行されたニューヨーク・セントラル・レールロード・カンパニーというアメリカの鉄道会社の株券でした。後ほど調べてみるとこの会社は1853年に設立された会社です。アメリカでは1880年代の半ば、当時フロンティアマーケットであったアメリカでは多くの鉄道会社が生まれ、株式市場に上場し資金調達をおこなったのです。 広大なアメリカの国土をつなぎ、物流を可能にするため鉄道インフラ建設が必要不可欠だった時代です。そんな時代に数多くの鉄道会社が資金調達のため株式市場に上場し、株券の発行が行われたのです。また8年前、旅行でキューバへ行った時のことです。キューバの首都ハバナの旅行客が集まる観光地にあったアンティークショップでは、キューバ企業の株券を発見することができました。フィデル・カストロによるキューバ革命が起きるまではハバナにも証券取引所があり、地元企業が上場していたり、電話会社のキューバン・テレフォン・カンパニーや石油会社のユナイティッド・キューバン・オイルのようなキューバ企業が米国の株式市場に上場したりしていたのです。 そのアンティークショップで売っていたのは、そんな時代の企業の株券でした。株券の発行日を見るとそれぞれ1957年と1958年のものです。実は近年この株券がebayのようなサイトでも購入できることを知りました。趣味の世界の領域ですが、株式市場の歴史の一片を手元に収集できるのです。興味のある方は一度ご覧になってみるのはいかがですか?マネックス証券 チーフ・外国株コンサルタント 岡元 兵八郎(出所:9/12配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より、抜粋)
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2022/09/14 09:29
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NYの視点:米インフレ制御には程遠い、FRBの利上げ長期化へ、リセッションリスクにも
米労働省が発表した8月消費者物価指数(CPI)は市場が期待したほど改善せず、逆に圧力が強まった。連邦準備制度理事会(FRB)の想定通り、インフレの長期化が警戒される。8月CPIは前月比+0.1%と、マイナスに改善予想に反し、7月0.0%から伸びが拡大した。前年比では+8.3%と、伸びは7月+8.5%から鈍化し、4月来で最小となったが予想を上回った。FRBがインフレ指標として注目している変動の激しい燃料や食料を除いたコアCPI指数は前月比+0.6%と、予想外に7月+0.3%から伸びが拡大。前年比では+6.3%。伸びは7月+5.9%から予想以上に拡大し、3月来で最大となった。原油価格が6月に高値を付けたのち、下落基調であるためガソリン価格は‐10.6%と想定通り下落したものの、サービスセクターが上昇。賃貸料、食品、教育費、自動車保険、健康保険料金などの上昇が全体指数を押し上げた。家庭での食品は前年比で+13.5%と1979年来で最大の伸びを記録した。8月CPI:エネルギー:前月比−5.0%(7月‐4.6%)、前年比+23.8%ガソリン価格:−10.6%(−7.6%)、+25.6%サービス:+0.7%(7月+0.3%)、+6.8%食品:+0.8%(+1.1%)、+10.9%居住費:+0.8%(+0.4%)、+7.8%光熱費:+1.5%(−0.3%)、+17.2%被服費:+0.2%(−0.1%)、+5.1%医療費:+0.7%(+0.4%)、+5.4%教育費:+0.1%(−0.2%)、+0.5%健康保険料:24.29%(7月20.62%)航空運賃:前月比‐4.62%、前年比+33.37%(7月‐7.83%、+27.75%)家庭での食品:+0.7%(+1.3%)、+13.5%ガソリン価格の下落にもかかわらずCPIが期待通りに改善せず、FRBの主張通りインフレ高進が長期化する可能性が警戒される。短期金融市場では9月連邦公開市場委員会(FOMC)での3会合連続での75BPの利上げを100%織り込んだ。100BPの利上げ確率も上昇。また、11月FOMCでの利上げ確率も上昇した。FRBの政策金利は来年の第1四半期に4.25%近くまで上昇し、その後、徐々に低下する軌道が織り込まれつつある。米国債相場は大幅安。10年債利回りは3.456%まで上昇し、6月来で最高。2年債利回りは2007年来で最高となった。30年債利回りも2014年来で最高となっており、今後、再び住宅ローン金利の上昇が、住宅市場をさらに損なう可能性も成長リスクになる。同時に、指標は遅行指標となるためFRBの行き過ぎた利上げにも警戒され、景気後退リスクも強まりつつある。
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2022/09/14 07:38
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(中国)上海総合指数は0.31%高でスタート、海外株高や景気テコ入れ策への期待で
13日の上海総合指数は買い先行。前日比0.31%高の3272.05ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時53分現在、0.11%高の3265.60ptで推移している。海外株高が買い安心感を与えている。国内では、景気テコ入れ策への期待が高まっていることが引き続き支援材料。また、新型コロナウイルス新規感染が減少傾向に向かっているとの報告も、行動制限の緩和期待を高めている。
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2022/09/13 10:58
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任天堂を対象とするコール型eワラントが前日比2.7倍の大幅上昇(13日10:00時点のeワラント取引動向)
手仕舞い売りとしては日経平均 プラス5倍トラッカー91回 11月 27,000円、日経平均コール2182回 9月 25,500円などが見られる。上昇率上位は任天堂<7974>コール467回 9月 64,000円(前日比2.7倍)、東日本旅客鉄道<9020>コール177回 9月 7,700円(+80.0%)、任天堂 コール466回 9月 56,000円(+74.4%)、アイシン<7259>プット60回 9月 4,200円(+55.4%)、西日本旅客鉄道<9021>コール73回 9月 5,400円(+49.5%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/09/13 10:08
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NYの視点:米8月CPIヘッドラインインフレ伸び鈍化予想も、コア高止まりで9月大幅利上げ正当化か
NY連銀が発表した最新調査結果によると、8月の1年期待インフレ率は5.7%と、7月6.2%から低下した。また、5年は2%と、7月の2.3%から低下。ガソリン、食品、賃貸料など広範にわたり将来の価格期待値が大幅に低下しており、消費者は将来の世帯の金融状況を巡り楽観的な見方を強め始めた。特に、住宅価格の期待値は+2.1%と、7月+3.5%から伸びが鈍化し2020年7月以降ほぼ1年ぶりで最低の伸びにとどまった。4月の6%ほぼ3分の1となる。連邦準備制度理事会(FRB)も期待インフレ指標のひとつとして同指数を注視。FRBはインフレ期待率の無秩序な動きを回避することが非常に重要と指摘しており、金融政策決定において鍵を握る。期待インフレ率の低下は、FRB高官の安心感につながる。米国では重要インフレ指標のひとつ消費者物価指数(CPI)の8月分の発表に注目が集まる。原油価格が6月に高値を付けたのち下落基調にあるため、ヘッドラインインフレ率は伸びの鈍化が示されると想定される。一方で、連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を巡るインフレ指標として注視している食品やエネルギーを除いたコア指数は前年比で+5.9%から+6.1%へ伸びの拡大が予想されている。FRBが目標とする2%のほぼ3倍近い水準を依然維持している。FRBの前倒しの力強い利上げにより、物価上昇圧力をさらに弱める計画を正当化する。インフレピーク達成感やインフレ期待の鎮静化にもかかわらず、FRBが積極的な利上げペースを維持するとの思惑は強く、短期金融市場ではFRBの9月FOMCでの3会合連続での0.75%利上げを9割織り込んだ。ドルも上昇基調を維持すると見られる。
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2022/09/13 07:31
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HOYAを対象とするコール型eワラントが上昇率上位にランクイン(12日10:00時点のeワラント取引動向)
手仕舞い売りとしてはイーサリアム先物インデックスリンク債_2024年 トラッカー1回 5月 1.0米ドル、日経平均コール2184回 9月 28,500円などが見られる。上昇率上位はHOYA<7741>コール88回 9月 14,000円(+19.4%)、日産自動車<7201>コール318回 9月 525円(+16.2%)、西日本旅客鉄道<9021>コール72回 9月 4,700円(+15.8%)、銀リンク債コール116回 9月 18米ドル(+15.6%)、セブン&アイ・ホールディングス<3382>コール197回 9月 5,100円(+15.1%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/09/12 10:20
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国内外の注目経済指標:8月米コアCPIは7月実績を上回る可能性
9月12日−16日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。■13日(火)午後9時30分発表予定○(米)8月消費者物価コア指数(コアCPI)-予想は前年比+6.1%参考となる7月実績は前年比+5.9%。中古車価格の上昇率は鈍化しているが、サービスの上昇率は鈍化していない。住居費の上昇率は6月実績を上回った。8月については複数の項目で上昇率は鈍化する見込みだが、全体的には7月実績を上回る可能性がある。■14日(水)午後6時発表予定○(欧)7月ユーロ圏鉱工業生産-6月実績は前月比+0.7%参考となる6月実績は前月比+0.7%。資本財の生産が急増したことなどから市場予想を上回る伸びとなった。ただ、中間財の生産は伸び悩み、非耐久消費財の生産は減少。7月については資本財の生産増加が予想されるものの、中間材や非耐久消費財の生産増は期待できないことから、全体的には小幅な増加にとどまる可能性がある。■15日(木)午前8時50分発表予定○(日)8月貿易収支-予想は-2兆3965億円参考となる8月上中旬の貿易収支は-1兆7365億円。輸入額は前年比+46.8%と大幅に増加し、貿易赤字は前年同期比+216.2%と急拡大。8月については世界経済の減速予想で輸出の大幅増加は期待できないことから、赤字幅は7月との比較で拡大する可能性は高いとみられる。■15日(木)午後9時30分発表予定○(米)8月小売売上高-予想は前月比0.0%参考となる7月実績は前月比横ばい。無店舗小売りは増加したが自動車・同部品は減少。8月については金利引き上げの影響があることや消費者信頼感は伸び悩んでいることから前月比横ばいか、低い伸びにとどまる見込み。○その他の主な経済指標の発表予定・13日(火):(日)8月国内企業物価指数・14日(水):(米)8月生産者物価指数・15日(木):(豪)8月失業率・16日(金):(中)8月小売売上高(米)9月ミシガン大学消費者信頼感指数
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2022/09/10 14:54
注目トピックス 経済総合
NY原油は80ドル割れへ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY原油についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『NY原油が下落基調を強めている』と述べています。続けて、『石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は5日に開催した閣僚級会合で、最近の原油価格の下落を背景に10月に日量10万バレルの減産に踏み切ることで合意した』と伝えています。一方で、『中国での新型コロナウイルスの感染再拡大を背景にエネルギー需要の先行きにも警戒感が広がった。大消費国である中国では、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、8月下旬以来70都市以上が完全または部分的なロックダウン(都市封鎖)余儀なくされ、3億人以上の住民が影響を受けている。景気はさらに悪化する恐れがある』と言及、『中国の税関総署が7日発表した8月の原油輸入量は、前月比8.1%増の4035万4000トンと前月からは増加したが、前年比は9.4%減少した。また、全体の8月のドル建て貿易収支は793.9億ドルの黒字で、前年比7.1%増。市場予想の927億ドル、12.8%増をそれぞれ下回った』と解説しています。また、『米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレを終息させるために大幅な利上げを行うとの見方からドルが対ユーロで上昇し、ドル建て原油に割高感が強まったことも売り要因となった。「OPECプラス」による減産決定を受けた相場上昇がストップした。世界的な景気減速に伴うエネルギー需要の先行き警戒感から売り込まれ、節目の85ドルを下回った』と伝えています。さらに、『夏も終わり、北米でのガソリン需要のピークは過ぎた。例年、夏の終わりから9月下旬頃までは暖房油需要も増えないため、石油製品需要が一服するため、原油相場も動意つきにくいだろう』と示唆しています。こうしたことから、陳さんは、『NY原油は80ドルの大台割れになる可能性が高いだろう』と考察しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月8日付「NY原油は80ドル割れへ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
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2022/09/09 17:41
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は0.17%高でスタート、予想以上のインフレ鈍化を好感
9日の上海総合指数は買い先行。前日比0.17%高の3241.18ptで寄り付いた後は、日本時間午前11時00分現在、0.21%高の3242.41ptで推移している。インフレ率が予想以上に鈍化したことが好感されている。8月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)は、それぞれ2.5%、2.3%となり、それぞれ前月の2.7%、4.2%と予想の2.8%、3.2%を下回っている。また、景気テコ入れ策への期待感が強まっていることも引き続き支援材料となっている。
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2022/09/09 11:08
注目トピックス 経済総合
銀リンク債を対象とするコール型eワラントが前日比2倍の大幅上昇(9日10:00時点のeワラント取引動向)
手仕舞い売りとしては三菱重工業<7011>コール196回 10月 5,000円、ファーストリテイリング<9983>コール370回 10月 80,000円などが見られる。上昇率上位は銀リンク債コール125回 10月 25米ドル(前日比2倍)、京セラ<6971>コール188回 9月 8,200円(+50.0%)、イビデン<4062>コール138回 9月 4,850円(+36.1%)、日東電工<6988>コール200回 9月 9,100円(+33.3%)、SUBARU<7270>コール156回 9月 2,750円(+30.0%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/09/09 10:36