注目トピックス 経済総合ニュース一覧

注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.04%安でスタート、上値の重い展開 9日の上海総合指数は売り先行。前日比0.04%安の3235.73ptで寄り付いた後は、日本時間午前11時06分現在、0.08%高の3239.39ptで推移している。7月の消費者物価指数(CPI)などが明日10日に発表される予定となり、慎重ムードが強まっている。また、前日の米ハイテク株安も圧迫材料となっている。一方、景気対策への期待などが指数をサポートしている。 <AN> 2022/08/09 11:09 注目トピックス 経済総合 東京エレクトロンを対象とするプット型eワラントが前日比3倍の大幅上昇(9日10:01時点のeワラント取引動向) 上昇率上位は東京エレクトロン<8035>プット288回 8月 41,000円(前日比3倍)、東京エレクトロン プット289回 8月 50,000円(前日比2.5倍)、ヤマトホールディングス<9064>プット123回 8月 2,400円(前日比2倍)、ヤマトホールディングス プット122回 8月 2,050円(前日比2倍)、ニアピン米ドルr2 1349回 8月 131円(+81.8%)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/08/09 10:20 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米インフレ抑制法案もFRBの大幅利上げ正当化する可能性も 米民主党は困難と見られていた環境対策を盛り込んだ4300億ドル規模のインフレ抑制法案で可決し、成立の見込みがたった。これまで、増税などに反対姿勢を示していたマンチン議員やシネマ議員が支持に回った。3カ月後に迫った中間選挙にむけてバイデン大統領が就任以降、目標ととしていた環境、経済対策が成立することになる。二酸化炭素排出量を削減、消費者をグリーンエネルギーに移行させるなど環境問変化問題への対処に3000億ドル超費やすほか、ヘルスケアのカバーを拡大し、高齢者の処方薬コストを削減する。資源として、大企業に対する15%の最低税率を課すほか、企業の自社株買いに1%課税、国税庁(IRS)要員を大幅増員し富裕層への課税の執行厳格化で財政赤字縮小を目指すという。■米インフレ抑制法案内訳環境問題3000億ドル超規模「農家などへ二酸化炭素排出量を削減で報奨金制度」「電気自動車購入者に対する税優遇措置」などヘルスケアのコスト削減600億ドル相当大企業に対する15%の最低税率、自社株買いに1%課税法案による影響を巡る見方は分かれる。ゴールドマンサックスは、純財政への影響は非常に緩やかで、今後数年、対国内総生産(GDP)比0.1%にも満たないとの見方。一方で、一部エコノミストは、インフレ抑制とうたっているがインフレを逆に悪化させ、景気停滞を招くと批判している。520億ドル規模の半導体法案に続きインフレ抑制法案の成立が米連邦準備制度理事会(FRB)が想定している積極的な利上げ軌道を正当化する可能性がある。一部では、9月連邦公開市場委員会(FOMC)までにサプライズで8月に追加利上げを実施するとの思惑も浮上。米カンザスシティー連銀主催で8月末にワイオミング州のジャクソンホールで開催される年次会合に焦点が移る。 <FA> 2022/08/09 07:34 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.25%安でスタート、上値の重い展開 8日の上海総合指数は売り先行。前日比0.25%安の3218.85ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時59分現在、0.01%安の3226.85ptで推移している。米国の大幅な利上げ懸念が再燃していることが警戒されている。一方、米中経済指標の改善などが過度な景気不安を緩和させている。今年7月の貿易統計では、輸出の伸びが人民元建てベースで23.9%となり、予想(19.6%)に反し、前月(22.0%)から加速した。 <AN> 2022/08/08 11:03 注目トピックス 経済総合 スズキを対象とするコール型eワラントが前日比2.4倍の大幅上昇(8日10:00時点のeワラント取引動向) 新規買いは原資産の株価上昇が目立つスズキ<7269>コール109回 8月 4,850円を順張り、クボタ<6326>コール70回 9月 2,050円を順張りで買う動きなどが見られる。手仕舞い売りとしてはバンダイナムコホールディングス<7832>コール112回 8月 10,400円、日経平均プット1867回 9月 27,500円、ミネベアミツミ<6479>コール106回 8月 2,800円、日本郵船<9101>コール167回 9月 12,100円などが見られる。上昇率上位はスズキ コール108回 8月 4,300円(前日比2.4倍)、スズキ コール109回 8月 4,850円(前日比2.4倍)、スズキ コール112回 9月 5,250円(+71.4%)、MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス<8725>プット57回 8月 3,850円(+62.5%)、住友重機械工業<6302>プット55回 8月 2,950円(+59.7%)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/08/08 10:13 注目トピックス 経済総合 NYの視点:【今週の注目イベント】米7月CPI・PPI、8月ミシガン大消費者信頼感指数速報値など 今週は米国を始め、中国、フランス、ドイツなども消費者物価指数(CPI)の発表を予定しており、注目となる。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として特に重要視しているとされている燃料や食料を除いたコアCPIは、前年比で6月からさらに伸びの拡大が予想されている。3月以降伸びは少しづつ縮小しているものの未だ6%台で、目標とする2%には程遠く、FRBの来年まで利上げを継続する計画を正当化すると見られる。米国では4-6月期非農業部門労働生産性・単位人件費速報にも注目。4-6月期非農業部門労働生産性はグリーンスパン前FRB議長が景気動向を判断する上で重要視していた指標。4-6月期非農業部門労働生産性は-4.5%と、1-3月期に続きマイナスながら、改善する見込み。単位人件費の伸びも1-3月期の+12.6%に続き+9.8%と高い伸びが予想されており、企業の生産性がコスト高で鈍っていることがさらに証明される見込み。市場の景気後退懸念や来年の利下げの思惑を払しょくすべく、FRB高官は景気よりも、インフレ退治を最優先する方針を再確認。インフレがまだ鈍化の兆しはなく、利上げ打ち止めには程遠いと、来年にかけて利上げを続ける方針を強調した。最新7月雇用統計も失業率が3.5%と予想外に6月3.6%から低下し、パンデミック前の20年2月以降で最低と、50年ぶりの低水準付近を回復。非農業部門雇用者数は前月比+52.8万人と、6月から伸びの縮小予想に反して大幅拡大。2月来で最大となった。6月分は+39.8万人と、+37.2万人から上方修正されたほか、5月、6月の2カ月で2.8万人上方修正された。平均時給は前年比+5.2%と、伸びの鈍化予想に反して6月と同水準を維持。6月分も5.1%から5.2%へ上方修正。賃金インフレの上昇も懸念される。失業率が50年ぶりの低水準で雇用者数が50万人超増の強い労働市場のもと、景気後退入りの可能性は少ない。パウエル議長はじめ、FRB高官が主張していた労働市場が依然力強く、ひっ迫しており、米国経済が大幅利上げに耐え得るに十分な程強いとの見解を、最新雇用統計の結果は裏付けた形。4-6月期国内総生産(GDP)が1-3月期に続き2四半期連続でマイナス成長となったためテクニカルリセッション入り。ただ、FRB高官は現在景気後退ではない、と主張し、利上げ見通しも修正していない。2022年のFOMC投票権を有するセントルイス連銀のブラード総裁は、年内に政策金利を3.75%から4%まで引き上げるべきで、物価を下げるため、金利は長期にわたり、高い水準が必要となる可能性があると主張した。同じく本年の投票権を有しているクリーブランド連銀のメスター総裁も23年半ばまで利上げを続け4%を小幅上回る金利にすべきとの見解を示している。メスター総裁は9月FOMCで0.75%の利上げを3会合連続で実施することも理にかなわないことではない、と除外していない。強い雇用統計を受けて今後、1%の利上げ観測も再浮上した。FRB高官は、軟着陸が可能で、深刻な景気後退を伴わず、利上げでインフレを目標値に戻すことが可能だと、主張しておりドル買いは継続か。■今週の主な注目イベント●米国9日:4-6月期非農業部門労働生産性・単位人件費速報10日:7月消費者物価指数(CPI)、6月卸売在庫確定、エバンス・シカゴ連銀総裁が経済・金融政策を協議、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁はスタグフレーションを巡る討論会参加11日:7月生産者物価指数(PPI)、週次新規失業保険申請件数、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁がインタビュー12日:7月輸入物価指数、8月ミシガン大消費者信頼感指数速報値●欧州10日:独、伊CPI12日:ユーロ圏鉱工業生産、仏CPI●中国10日:CPI、PPI●日本10日:PPI <FA> 2022/08/08 07:30 注目トピックス 経済総合 国内外の注目経済指標:7月米消費者物価コア指数は6月実績を上回る可能性 8月8日−12日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。■8日(月)午前8時50分発表予定○(日)6月経常収支-予想は-7109億円参考となる5月実績は+1284億円。黒字額は1985年以降では最少。第一次所得収支の黒字幅は2兆4472億円。6月については貿易赤字が1兆円を上回る可能性があること、第一次所得収支の黒字幅は減少する見込みであることから、経常収支は赤字となる見込み。■10日(水)午後9時30分発表予定○(米)7月消費者物価コア指数-予想は前年比+6.1%6月は中古車、サービス価格、住居費などが引き続き上昇。上昇率が鈍化する兆候は出ていないため、これらのコストは高止まりする見込み。全体的には6月実績と同水準か多少上回る可能性がある。■12日(金)午後6時発表予定○(欧)6月ユーロ圏鉱工業生産-予想は前月比0.0%参考となる5月実績は、前月比+0.8%。資本財や非耐久消費財の生産が拡大したことを受け予想を上回った。6月については5月に増加した反動が予想されており、耐久消費財の伸びは5月実績を下回る可能性があることから、全体的には横ばいか、低い伸びにとどまる見込み。■12日(金)午後11時発表予定○(米)8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報-予想は52.0参考となる7月実績は51.1で過去最低だった6月の50を上回った。ガソリン価格の下落が影響したとみられる。8月については、ガソリン価格が低下傾向にあることから消費者信頼感はやや改善する見込み。なお、1年先のインフレ期待については7月実績の5.2%と同水準か、若干下回る可能性がある。○その他の主な経済指標の発表予定・10日(水):(日)7月国内企業物価指数、(中国)7月消費者物価指数・11日(木):(米)7月生産者物価指数・12日(金):(英)4-6月期国内総生産 <FA> 2022/08/06 14:56 注目トピックス 経済総合 NY原油は90ドル割れも想定 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY原油についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『NY原油は90ドル割れも想定』と述べています。次に、『OPECプラスは3日、オンラインで閣僚級会合を開き、9月に日量10万バレルの追加増産を行うことで合意した。ロシアによるウクライナ侵攻の影響で原油価格が高止まりする中、米国などの要求に応じた形だが、小幅の増産で価格を押し下げられるかは不透明』と解説しています。続けて、『OPECは声明で「余剰生産能力は極めて限られており、慎重に活用する必要がある」と小幅の増産にとどめた理由を説明した。9月の生産目標は20カ国合計で日量4395万5000バレルとなる。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、OPECプラスは2020年5月から、世界需要のほぼ1割に相当する日量970万バレルの大幅な協調減産を実施。その後の景気回復に伴い、段階的に生産を増やしてきたが、一部の国は合意した増産を完全に実施できていない』と言及しています。また、『米欧によるロシア産石油の禁輸により、需給逼迫への懸念が根強い』とし、『6月30日の前回会合では、8月に日量64万8000バレル増産することを確認。これにより、生産目標はコロナ前の水準に回復した。OPECプラスは次回会合を9月5日に開く』と伝えています。陳さんは、『NY原油(9月限)は、増産を背景に需給緩和懸念が広がる中で急反落した。終値は90.66ドル(−3.76)。2月後半のロシアのウクライナ侵攻以来、初めて91ドルを割り込んだ』と述べ、『チャートパターンは悪化しており、90ドルを下回る可能性が高まっているようだ』と考察しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月4日付「NY原油は90ドル割れも想定」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 <FA> 2022/08/05 17:51 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.19%高でスタート、行動制限の緩和期待が支援材料 5日の上海総合指数は買い先行。前日比0.19%高の3195.22ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時55分現在、0.10%高の3192.17ptで推移している。国内の新型コロナウイルス新規感染が落ち着きつつあることを受け、行動制限の緩和期待が高まっている。一方、米中の緊張関係が緩和されていないことが引き続き警戒されている。また、米雇用統計の発表を控え、慎重ムードが強まっている。 <AN> 2022/08/05 11:00 注目トピックス 経済総合 日本製鉄を対象とするコール型eワラントが前日比4倍の大幅上昇(5日10:00時点のeワラント取引動向) 手仕舞い売りとしては米ドルリンク債コール1370回 9月 137円、ソフトバンク<9434>プット74回 9月 1,450円、Inpex<1605>プット212回 9月 1,600円、コナミグループ<9766>コール94回 8月 8,400円などが見られる。上昇率上位は日本製鉄<5401>コール280回 8月 2,400円(前日比4倍)、日本製鉄 コール279回 8月 2,100円(前日比2.3倍)、DMG森精機<6141>コール41回 8月 2,050円(前日比2倍)、DMG森精機 コール40回 8月 1,800円(+76.7%)、HOYA<7741>コール85回 8月 15,000円(+71.0%)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/08/05 10:13 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米7月雇用統計、健全な労働市場示唆か、FRBの利上げ計画正当化へ 米労働省が発表する最新7 月雇用統計で失業率は50年ぶりの低水準付近で推移、非農業部門雇用者数も前月比+25万人と、堅調な水準が予想されており、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続計画を正当化すると見られる。平均時給は前年比+4.9%と、年初来で最低の伸びに留まる見込み。パンデミックからの調整で小売りやハイテク企業などは、コストの上昇や在庫積み上がりに対処するため雇用削減計画を軒並み発表しており、労働市場の減速も懸念される。最新の週次新規失業保険申請件数は増加傾向にあり、失業保険継続受給者数は4月来で最高となった。全米の製造業活動を示すISM製造業景況指数の雇用は6月から改善も3カ月連続の50割れ。ISM非製造業景況指数雇用も49.1と6月に続き2カ月連続の50割れとなった。一方で、企業のコメントでは、退職や転職などで、自社退職が増える一方で、その人数を補うに十分な新たな採用が非常に困難としており、雇用需要は依然強いことが示されている。22年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を有するクリーブランド連銀のメスター総裁は「FRBはインフレを目標値まで戻すことを公約する」とし、9月FOMCでの0.75%の利上げも理にかわなわないことはないとし、金利が4%を若干上回るまで利上げすべきだとの考えを示した。米国経済は現在、景気後退ではないとしながらもリスクは上昇と加えた。9月FOMCで利上げ見通しを変更する可能性もあると見通しが依然不透明であることも同時に指摘している。2023年前半まで利上げし、後半にFRBは利上げを打ち止めする可能性があるとした。■7月雇用統計の先行指標・ISM製造業景況指数雇用:49.9(47.3)・ISM非製造業景況指数雇用:49.1(47.4)・NY連銀製造業景況指数:雇用(現状):+18.0(6月19.0、6カ月平均+16.0)週平均就業時間:+4.3(+6.4、6カ月平均+7.8)6か月先雇用:+22.5(25.2、6カ月平均24.7)週平均就業時間:-9.6(-5.1、6カ月平均+4.0)・フィラデルフィア連銀製造業景況指数雇用(現状):19.4(28.1、6カ月平均30.9)週平均就業時間:6.4(11.8、14.6)6か月先雇用:16.5(10.5、6か月平均28.7)週平均就業時間:3.4(6.4、6か月平均6.0)・消費者信頼感指数(%)雇用十分50.1(51.5、前年同月55.2)不十分37.6(36.9、33.7)困難12.3(11.6、11.1)6カ月後増加15.7(15.9、25.5)減少21.4(22.2、17.8)不変62.9(61.9、56.7)所得6カ月後増加14.7(16.1、20.0)減少15.7(15.3、8.8)不変69.6(68.6、71.2)・失業保険申請件数件数 前週比 4週平均 継続受給者数07/30/22|   260,000|     6,000|  254,750|   n/a  |n/a07/23/22|   254,000|    -7,000|  248,750| 1,416,00007/16/22|   261,000|    17,000|  243,000| 1,368,00007/09/22|   244,000|     8,000|  236,000| 1,384,000|07/02/22|   236,000|     5,000|  232,750| 1,333,000|06/25/22|   231,000|    -2,000|  231,750| 1,372,000|06/18/22|   233,000|     2,000|  224,500| 1,324,000|■市場エコノミスト予想失業率:3.6%(6月3.6%)非農業部門雇用者数:前月比+25万人(+37.2 万人)民間部門雇用者数:前月比+23万人(+38.1万人)平均時給:予想:前月比+0.3%、前年比+4.9%(+0.3%、+5.1%) <FA> 2022/08/05 07:43 注目トピックス 経済総合 カシオ計算機を対象とするコール型eワラントが前日比4.3倍の大幅上昇(4日10:01時点のeワラント取引動向) 手仕舞い売りとしてはカシオ計算機<6952>コール51回 8月 1,400円、日経平均コール2180回 9月 22,500円、オリックス<8591>コール225回 8月 2,650円、アルプスアルパイン<6770>コール95回 9月 1,450円などが見られる。上昇率上位はカシオ計算機 コール52回 8月 1,600円(前日比4.3倍)、カシオ計算機 コール51回 8月 1,400円(前日比3.2倍)、SUBARU<7270>コール153回 8月 2,450円(前日比2.2倍)、住友電気工業<5802>コール86回 8月 1,600円(前日比2.1倍)、SUBARU コール154回 8月 2,750円(前日比2倍)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/08/04 15:41 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.50%高でスタート、米景気懸念の後退などで 4日の上海総合指数は買い先行。前日比0.50%高の3179.43ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時55分現在、0.59%高の3182.41ptで推移している。米景気懸念の後退が買い安心感を与えている。国内では、産業支援策への期待が引き続き好感されている。ただ、米中関係の悪化懸念などが引き続き指数の足かせになっている。 <AN> 2022/08/04 10:59 注目トピックス 経済総合 NYプラチナは900ドルに上昇へ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、プラチナについてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『NYプラチナは900ドルに上昇へ』と述べています。次に、『CFTC建玉を見ると、ファンドは5週連続でプラチナを売り越している。2019年以降のCFTC建玉のデータを見ると、ファンドの売り越しは1週のみ(2019年2月12日、2021年9月14日)と2週のみ(2022年4月26日、5月3日)だけで、しかも売り越したあたりが価格のボトムになっていたというパターンだった』と伝えています。続けて、『今回は6月28日から売り越しとなり、プラチナの足元の需給が緩いことや最大の消費国である中国の景気減速もあって、800ドルの節目を割り込む可能性もあると危惧された』とし、しかし、『800ドル割れが回避されて上昇し、一時900ドルに上昇した』と解説しています。こうしたことから、陳さんは、NYプラチナについて、『ファンドの売りが捕まった状態にあり、今後、ショートカバーで急反発する可能性もある』と考察しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月3日付「NYプラチナは900ドルに上昇へ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 <FA> 2022/08/04 09:49 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米ISM非製造業景況指数雇用は縮小も求人は強い、FRBは市場の来年の利下げ観測を払拭 市場では景気後退懸念が根強い。そんな中、連邦準備制度理事会(FRB)高官は市場の来年の利下げ観測の払しょくに努めている。セントルイス連銀のブラード総裁は現在、米国経済が景気後退だとは思わないとし、年内に政策金利を3.75%から4%まで引き上げるべきだと主張。さらに、物価を引き下げるため、金利は長期にわたり、高い水準が必要となる可能性を指摘した。サンフランシスコ連銀のデイリー総裁もFRBがインフレ対処の戦いを終了しておらず、まだ、中立水準と見られる3%にも達しておいないとし、年末までに政策金利を3.4%まで引き上げることが理に適うとした。米供給管理協会(ISM)が発表した7月ISM非製造業景況指数は56.7と、悪化予想に反し、6月55.3から改善し、4月来で最高となり、FRB高官の見通しを裏付ける形となった。50を26カ月連続で上回り、活動拡大が継続。重要項目の新規受注が59.9と、6月56.7から低下予想に反し上昇したことが全体指数を押し上げた。26カ月連続で活動の拡大となった。一方で、サービス業の雇用は49.1と、6月49.8から予想外の上昇も依然50を下回り縮小を示した。活動縮小は過去6カ月で4カ月目となる。ただ、企業のコメントでは、退職や転職などで、自社退職が増える一方で、その人数を補う新たな採用が非常に困難としており、雇用需要は依然強いことが示されたことも、FRBの利上げ継続姿勢を後押し。仕入れ価格は72.3と、62カ月連続で活動の拡大も、過去最高を記録した6月80.1からは大幅低下。80割れは2021年9月以降で初めて。また、低下幅は2017年5月来で最大となった。カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は、23年に利上げに転じる可能性は非常に少ないとしたが、FRBの金融政策は結局はデータ次第となる。■米7月ISM非製造業景況指数:56.7(予想:53.5、6月:55.3)景況指数:59.9(6月56.1、6カ月平均56.6)仕入れ価格:72.3(80.1、81.0)新規受注:59.9(56.1、56.7)受注残:58.3(60.5、59.8)入荷水準:57.8(61.9、62.6)在庫景況感:50.1(46.2、47.2)雇用:49.1(47.4、49.8)新規輸出受注:59.5(57.5、58.3)輸入:48.0(46.3、49.5) <FA> 2022/08/04 07:33 注目トピックス 経済総合 メキシコペソ円は、ドル円の下落に連れて上値の重い展開になりそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のメキシコペソ円について、『ドル円の下落に連れて上値の重い展開になりそうだ』と述べています。続けて、『ただ、来週のメキシコ中銀会合では利上げが予想されているため、下げ幅は限定的になるのではないか』と考察しています。次に、『29日発表した22年4~6月期実質国内総生産(GDP)は、前四半期比で+1.0%だった。産油国として世界的な原油高の恩恵を受けたほか、米国向けの自動車の輸出額が増加した。実質経済成長率がプラスになるのは3四半期連続。22年1~3月期も前四半期比で+1.0%だった』とし、『好調なGDPに加え、7月前半のメキシコ消費者物価指数(CPI)が前年同期比で8.16%上昇したことから、メキシコ銀行(中銀)は8月11日の会合で6月に次いで0.75ポイントの利上げを決定するとの見方が強まっている』と解説しています。また、『メキシコの国営石油会社ペメックスは22年4~6月期に原油などの輸出額が3197.8億ペソ(約2兆円)と前年同期比で89%増えた。ロシアによるウクライナ侵攻で世界的にエネルギー価格の高騰が続く中、ペメックスは原油の増産を急ぐとともに、精製能力を引き上げるために積極投資している。自動車の輸出も回復している。自動車の輸出額は22年1~6月に783億ドル(約10.5兆円)と前年同期比で11.5%増えた。主な輸出先である米国における需要が堅調だったほか、半導体不足による生産の停滞が徐々に解消しつつある』と述べています。一方で、『メキシコ銀行(中銀)が民間銀行など38機関の予測をまとめて7月1日に公表した調査では、22年通年の実質経済成長率の見通し(中央値)は1.8%と6月公表時点の予測を据え置いた。23年通年の予測は1.9%と2.0%から下方修正した』と伝えています。こうしたことから、陳さんは、メキシコペソ円の今週のレンジについて、『6.30円~6.70円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月2日付「メキシコペソ円今週の予想(8月1日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 <FA> 2022/08/03 17:39 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.08%高でスタート、買い戻しが優勢 3日の上海総合指数は買い先行。前日比0.08%高の3188.89ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時43分現在、0.68%高の3208.04ptで推移している。上海総合指数がきのう2日、約2カ月ぶりの安値を更新しており、値ごろ感から買い戻しが優勢。また、景気対策への期待も引き続き支援材料となっている。一方、米中関係の悪化懸念が指数の足かせとなっている。 <AN> 2022/08/03 10:47 注目トピックス 経済総合 ダイキン工業を対象とするコール型eワラントが前日比2倍の大幅上昇(3日10:00時点のeワラント取引動向) 新規買いは原資産の株価上昇が目立つダイキン工業<6367>コール190回 8月 23,500円を順張り、日本郵船<9101>コール167回 9月 12,100円を順張りで買う動きなどが見られる。手仕舞い売りとしては住友化学<4005>コール62回 8月 600円、東京海上ホールディングス<8766>プット89回 8月 6,900円、任天堂<7974>プット398回 8月 59,000円、金リンク債コール402回 9月 1,850米ドルなどが見られる。上昇率上位はダイキン工業 コール191回 8月 26,500円(前日比2倍)、金リンク債プット357回 8月 1,750米ドル(+86.8%)、西日本旅客鉄道<9021>コール70回 8月 5,600円(+80.0%)、AGC<5201>プット131回 8月 4,100円(+77.8%)、ダイキン工業 コール190回 8月 23,500円(+63.4%)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/08/03 10:10 注目トピックス 経済総合 コラム【新潮流2.0】:意外に早い終わり(マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆) ◆8月である。やっと8月だ。今年、関東甲信は記録的に早い梅雨明けとなり、堪えがたい猛暑がもう1ヶ月以上も続いている。8月だが、まだ8月である。この暑さもまだまだ先が長いと思うとげんなりする。◆こう暑いと犬の散歩は陽が昇る前の早朝か、完全に陽がかげってからの夕方でないといけない。こんなことを書くと驚かれるかもしれないが、最近の散歩で、早朝の空気に、夕闇の中の風に、一筋の涼を感じることがあった。これは例年であれば、8月後半、甲子園で高校野球が終わる頃のことである。◆そういえば、蝉ファイナル(死んでいると思った蝉が突然、飛び跳ねて驚くこと)にこの時期から遭遇することが増えた。昨日は川辺で赤とんぼが飛んでいるのを見た。自然界は帳尻が合うようにできているのだろう。今年は夏が早く始まった分、終わりも早いのかもしれない。素人の天気予報だから当てにはならないが、今年の暑さもお盆過ぎには落ち着くのではないか。◆異例のペースでヒートアップしてきたが、案外、終わりも早いのではないか。この夏の暑さの話ではない。米国FRBの利上げである。こちらは、早く始まったから終わりも早い、というのではない。利上げ開始が後手に回った分、利上げ幅を通常より大きなものにしてようやく中立金利に達した。いわば大急ぎで帳尻を合わせたということである。この先、利上げの終わりはまだ見えない。しかし、気の早い市場はすでに利下げまで織り込み始めた。いくらなんでも早過ぎるだろう。◆ここから先はパウエル議長が強調するようにデータ次第なのだ。市場の利下げ期待はリセッションの兆しに基づくものだが、それは蝉ファイナルや川辺の赤とんぼより薄い根拠である。市場の勝手な思惑よりも長年にわたり観察された自然のサイクルのほうが信頼できる。8月である。この週末には暦の上では秋が立つ。マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆(出所:8/1配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より抜粋) <FA> 2022/08/03 09:21 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米6月JOLT求人件数は労働市場の減速を示唆、FRBは利上げ継続主張 米労働省が発表した6月JOLT求人件数は1069.8万件となった。3カ月連続の減少で、予想を下回り昨年9月来の低水準となった。求人率(Job openings rate)は6.6%と、5月6.9%から低下。また、採用者数は637.4万人と、21年5月来で最低で、4カ月連続で減少。採用率(Hiring rate)は4.2%と5月4.3%から低下した。労働市場の自信をあらわすとして注目される自主退職者数は3.7万人減の423.7万人と、2021年10月来で最低。労働市場も明らかに減速を見せている。解雇は130万人、解雇率(Layoffs/discharges rate)も0.9%と前月とほぼ変わらずとなった。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)高官は労働市場は減速も依然ひっ迫が続いており利上げ軌道を維持すべきとの見解を変えていない。メスター・クリーブランド連銀総裁も、米国経済は景気後退に陥っておらず、労働市場は非常に健全で、物価安定を目指した利上げを続けるべきとの考えを示した。■雇用たるみダッシュボード◎金融危機前に比べ状態が改善        パンデミック: 金融危機前水準と比較6月求人率(Job openings rate):6.6%(5月6.9% )     4.4%, 3%6月退職率(Quits rate):2.8%(5月2.8%)          2.3%: 2.1%6月解雇率(Layoffs/discharges rate):0.9%(前月0.9%,前年1.0%)  1.2%6月雇用者数(Nonfirm payrolls):+37.2万人(5月+38.4万人) +25.1万人,+16.18万人6月採用率(Hiring rate):4.2%(5月4.3%)         3.8%6月失業率(Unemploynent rate):3.6%(5月3.6%)     3.5%, 5%6月広義の失業率(U-6):6.7%(5月7.1%)         7.0%, 8.8%◎金融危機前に比べ状態悪化6月労働参加率:62.2%(5月62.3%)               63.4%, 66.1%6月長期失業者数(15週以上):35.4%(5月34.5%)        19% <FA> 2022/08/03 07:31 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.20%安でスタート、米中関係の悪化懸念が圧迫材料 2日午前の東京市場でドル・円は130円50銭台で推移。米中関係の悪化を警戒して安全逃避的な円買いが観測されており、新たなドル買い材料が提供されない場合、ドル・円は131円近辺で上げ渋る状態がしばらく続く可能性がある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は130円60銭−131円75銭、ユーロ・ドルは、1.0252ドル−1.0293ドル。ユーロ・円は134円33銭−135円23銭。 <AN> 2022/08/02 10:47 注目トピックス 経済総合 TDKを対象とするコール型eワラントが前日比6.8倍の大幅上昇(2日10:04時点のeワラント取引動向) 上昇率上位はTDK<6762>コール225回 8月 5,000円(前日比6.8倍)、TDK コール226回 8月 5,650円(前日比6倍)、TDK コール224回 8月 4,350円(前日比2.9倍)、TDK コール229回 9月 5,550円(前日比2.2倍)、TDK コール228回 9月 4,900円(前日比2.1倍)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/08/02 10:12 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米景気減速+インフレピーク観測も一時的現象かどうかを今後見極めへ 米供給管理協会(ISM)が発表した7月ISM製造業景況指数は52.8と、6月53.0から低下しパンデミックによる経済封鎖開始直後の20年6月以降ほぼ2年ぶり最低となった。しかし、予想52.0は上回った。また、活動拡大を示す50を26カ月連続で上回った。重要項目である新規受注は48と、6月に続き2カ月連続で活動縮小を示し、一段と悪化。2020年5月以降2年ぶり最低となった。雇用も49.9と、3カ月連続で50割れ。しかし、6月からは改善した。支入れ価格は60.0と、78.5から大幅下落。20年8月来で最低となった。下落幅は過去最大。原油価格が6月に高値を付けたのち、低下基調にあることが価格の下落につながったと見られる。■米7月ISM製造業景況指数52.8(6月53.0)新規受注:48(49.2)支入れ価格:60.0(78.5)生産:53.5(54.9)雇用:49.9(47.3)入荷遅延:55.2(57.3)在庫:57.3(56.0)顧客在庫:39.5(35.2)受注残:51.3(53.2)輸出:52.6(50.7)輸入:54.4(50.7)先週発表された4−6月期国内総生産(GDP)速報が1−3月期に続き2四半期連続のマイナス成長となったためテクニカルリセッション入り。7月ISM製造業も2年ぶり低水準となったほか、インフレもピークに達した可能性が示唆されたため、連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げの必要性は低下した。一方で、企業は引き続き従業員が見つからないと、指摘している。さらに調査では、楽観的な見通しと、悲観的な見通しを比べた場合、その差は6対1と、前月の3対1から一段と広がっており、景気成長が保たれるとの見方もある。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、週末のTVインタビューで、インフレが潜在的な景気後退に比べてより大きな脅威であると強調。引き続きインフレ抑制を優勢とする姿勢を再確認した。パウエル議長は2023年も利上げを予想しているとしたが、市場はすでに来年の利上げを織り込み始めた。果たしてインフレの鈍化や景気の弱さが一時的にとどまるかどうかが今後、焦点となる。 <FA> 2022/08/02 07:27 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.20%安でスタート、弱い経済指標が圧迫材料 1日の上海総合指数は売り先行。前日比0.20%安の3246.62ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時53分現在、0.51%安の3236.53ptで推移している。弱い経済指標が圧迫材料。7月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は49.0となり、予想(50.3)に反し、前月(50.2)から低下した。景況判断の境目となる50を再び割り込んだ。また、「ゼロコロナ」政策堅持に伴う行動制限の長期化懸念も引き続き警戒されている。ただ、外部環境の改善などが指数をサポートしている。 <AN> 2022/08/01 11:02 注目トピックス 経済総合 アルプスアルパインを対象とするプット型eワラントが前日比2.4倍の大幅上昇(1日10:00時点のeワラント取引動向) 新規買いは原資産の株価上昇が目立つ日産自動車<7201>コール318回 9月 525円を順張りで買う動きや、原資産の株価下落が目立つ富士通<6702>コール259回 9月 19,000円を逆張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位はアルプスアルパイン<6770>プット82回 8月 1,200円(前日比2.4倍)、アルプスアルパイン プット81回 8月 1,000円(前日比2.3倍)、電源開発<9513>プット42回 8月 2,150円(前日比2.2倍)、アルプスアルパイン プット83回 8月 1,400円(前日比2.1倍)、電源開発 プット41回 8月 1,850円(前日比2倍)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/08/01 10:11 注目トピックス 経済総合 NYの視点:【今週の注目イベント】米雇用統計、ISM製造業・非製造業、英中銀、豪準備銀など 米国の景気後退懸念が強まる中、今週は最新7月の雇用統計や全米製造業活動業況を示すISM製造業、サービス業活動を示すISM非製造業指数に注目が集まる。また、各国のPMIにも注目。さらに、英中銀は金融政策決定会合で、27年間で最大となる0.5%の利上げに踏み切ると予想されている。そのほか豪州準備銀も金融政策決定会合を予定している。米国7月のISM製造業・非製造業とも活動の拡大を示す50を維持するとの予想だが、れぞれ6月から一段と低下が予想されている。万が一、非製造業指数が50を割り込み活動の縮小を示すと、景気後退懸念を一層強める。インフレ高進や景気後退への脅威が消費に影響を与え始めており、企業の雇用凍結の動きも相次ぐ中、7月雇用統計で失業率は3.6%と50年ぶりの低い水準付近で推移する見込み。非農業部門の雇用も20万人近くの増加が予想されており、政府やパウエル議長が指摘するとおり雇用の強さが証明される見通しとなっている。利上げサイクル入りにもかかわらず労働市場が堅調ならば、FRBは利上げを計画通り継続することになる。ただ、予想を下回った場合、9月会合も0.75%の利上げを実施する確率は一段と低下する。市場と、FRBの23年の金利見通しに格差が見られる。FRBの見通しによると23年も利上げを継続する見通しで、3.8%。市場は2.7%と、23年2月にも利上げを予想しており、ドル売り圧力となっている。4-6月期のGDPが1-3月期に続き2四半期連続のマイナス成長に落ち込み投資家が経済の景気後退入りを警戒する中、FRBのパウエル議長は労働市場が依然ひっ迫しているほか、家計のファイナンス状況が堅調であることを理由に、国内経済は依然、弾力性があると楽観視している。経済を深刻な景気後退に陥れることなく、利上げが可能だと見ている。アトランタ連銀のボスティック総裁は、米国経済が景気後退入りしたとは思わず、インフレ抑制のためまだすべきことがあると、追加利上げを示唆した。■今週の主な注目イベント●米国8月1日:7月製造業PMI確定値、6月建設支出、7月ISM製造業景況指数2日:6月JOLT求人、エバンズ・シカゴ連銀総裁、メディア朝食会を主催、ブラード・セントルイス連銀総裁が経済や金融政策に関し議論3日:7月サービス業PMI確定値、7月耐久財受注確定値、7月ISM非製造業景況指数、6月製造業受注4日:6月貿易収支、週次失業保険申請件数、メスター・クリーブランド連銀総裁が5日:7月雇用統計●欧州8月1日:ユーロ圏・製造業PMI、失業率、仏・独製造業PMI3日:ユーロ圏小売売上高、サービスPMI、PPI、独貿易収支、サービスPMI4日:ECB経済報告5日:独鉱工業生産、仏貿易、鉱工業生産●中国31日:製造業・非製造業PMI8月1日:財新製造業PMI3日:財新サービスPMI●英国8月1日:製造業PMI、与党党首選3日:サービスPMI4日:英中銀、金融政策決定、ベイリー総裁会見5日:英中銀チーフエコノミスト、ピル氏、金融政策に関し講演●日本8月1日:自分銀行製造業PMI3日:サービスPMI●豪州8月2日:準備銀行金融政策決定会合3日:サービスPMI、小売売上高5日:準備銀四半期経済・政策見通し <FA> 2022/08/01 07:40 注目トピックス 経済総合 注目の海外経済指標:7月米雇用統計で失業率は横ばいの見通し 8月1日−5日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。■1日(月)午後11時発表予定○(米)7月ISM製造業景況指数-予想は52.3参考となる6月実績は53.0。7月については、支払い価格の低下は新規受注の伸び悩みなどによって指数はやや低下する見込み。物価高によって経済成長は減速しつつあることから、景況指数の反発は期待できない。■3日(水)午前10時45分発表予定○(中)7月財新サービス業PMI -予想は54.0都市封鎖措置はひとまず解除されており、経済活動はある程度拡大する見込み。ただし、外部環境の改善は遅れており、サービス業PMIは6月実績をやや下回る可能性がある。財とサービスを合わせた全体の輸出額は前月比1.2%増加し、過去最大の2559億ドル。輸入額は0.6%増の3414億ドル。■4日(木)午後9時30分発表予定○(米)6月貿易収支-予想は-820億ドル参考となる5月実績は、輸出額の増加などで-855億ドルとなり、赤字幅は縮小。高インフレが製品需要を世界的に抑制していることから、貿易赤字の大幅な縮小は期待できない。ただし、西海岸に到着する貨物受注は引き続き増加していることから、6月の赤字幅は5月実績との比較で縮小する可能性がある。■5日(金)午後9時30分発表予定○(米)7月雇用統計-予想は非農業部門雇用者数は前月比+25万人、失業率は3.6%参考となる6月実績は、非農業部門雇用者数は前月比+37.2万人で市場予想の+26.5万人程度を上回った。失業率は3.6%で市場予想と一致。7月については、直近の失業保険新規申請件数がやや増加していることから、雇用者数の増加は6月実績を下回る見込み。ただ、月間で20万人超の雇用増加が予想されており、失業率がただちに上昇する兆候は確認されていないたことから、全米レベルの雇用情勢は良好とみられる。○その他の主な経済指標の発表予定・1日(月):(中国)7月財新製造業PMI、(欧)6月失業率・2日(火):(豪)豪準備銀行政策金利発表・3日(水):(中国)7月財新サービス業PMI、(欧)6月ユーロ圏小売売上高・4日(木):(豪)6月貿易収支、(英)英中央銀行MPC政策金利発表・5日(金):(独)6月鉱工業生産 <FA> 2022/07/30 14:53 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.01%高でスタート、神経質な値動き 29日の上海総合指数は買い先行。前日比0.01%高の3282.81ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時55分現在、0.15%高の3280.69ptで推移している。経済指標の発表を控え、神経質な展開が続いている。7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は31日に発表される予定だ。また、住宅ローン問題が払拭されていないことも引き続き警戒されている。一方、米金利低下などが引き続きサポートしている。 <AN> 2022/07/29 11:02 注目トピックス 経済総合 アマゾン・ドット・コムを対象とするコール型eワラントが前日比2.2倍の大幅上昇(29日10:00時点のeワラント取引動向 新規買いは原資産の株価下落が目立つ日本電気<6701>コール204回 9月 5,000円を逆張り、ローム<6963>コール62回 8月 11,300円を逆張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位はアマゾン・ドット・コム コール188回 9月 140米ドル(前日比2.2倍)、日本電気 プット177回 8月 3,800円(前日比2倍)、銀リンク債コール113回 8月 23米ドル(前日比2倍)、日本電気 プット178回 8月 4,600円(+92.7%)、アマゾン・ドット・コム コール187回 9月 120米ドル(+85.0%)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/07/29 10:20 注目トピックス 経済総合 NYの視点:FOMCの過剰な利上げを警戒 連邦準備制度理事会(FRB)は、7月の連邦公開市場委員会(FOMC)でも景気下方リスクを認識しつつも、高インフレへの対処を最優先としている方針を再確認した。ペースを鈍化させるものの、年内はインフレ対処の追加利上げを続ける見通し。4−6月期の国内総生産(GDP)の結果はむしろ、パウエル議長、FOMCの想定内、思い通りで、この先、インフレの鈍化につながり、9月0.75%の追加利上げを避けられると見られている。ただ、FRBが大幅利上げを実施するきっかけとなったインフレ期待の鍵となるエネルギー価格の上昇は政府の政策による影響が大きく、エネルギー価格が簡単に下落していくとは思えない。インフレも簡単に収束するとは考えににくく、FRBも高インフレ対処を優先した利上げを継続することになる。大幅利上げは避けられそうだが、利上げは継続することになる。エネルギー価格が高止まりし、高インフレ対応を最優先にした利上げが過剰となり、今後の米国経済を損傷するリスクは警戒される。 <FA> 2022/07/29 07:27

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