注目トピックス 経済総合ニュース一覧

注目トピックス 経済総合 銀リンク債を対象とするプット型eワラントが前日比2倍の大幅上昇(1日10:00時点のeワラント取引動向) 上昇率上位は銀リンク債プット116回 9月 15米ドル(前日比2倍)、銀リンク債プット121回 10月 13米ドル(前日比2倍)、三井金属鉱業<5706>プット85回 9月 2,250円(+66.7%)、三井金属鉱業 プット86回 9月 2,700円(+57.9%)、エヌビディア プット131回 9月 120米ドル(+57.6%)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/09/01 10:11 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米8月雇用統計:50年ぶり低水準の失業率がFRBの積極的な利上げ支援へ 米労働省が発表する最新8月雇用統計で失業率は50年ぶりの低水準付近で推移が予想されている。非農業部門雇用者数も前月比+30万人と、堅調な伸びが示される見通し。雇用統計の先行指標のひとつ民間部門の雇用者数を示すADP雇用統計の8月分は新しい算出方法で発表が再開された。伸びは前月比+13.2万人と市場予想のほぼ半分にとどまり、2021年初め以来の低いものとなった。一方で、賃金は前年比で+7.6%。転職した労働者の賃金の伸びはほぼ2倍の伸び、+16.1%になったことが分かった。NY連銀製造業景況指数の雇用(現状)は+7.4と、4月来で最低。6カ月平均+13.4も下回った。週平均就業時間も−13.1と、マイナスに転じる冴えない結果となった。一方で、フィラデルフィア連銀製造業景況指数の雇用(現状)は前月を上回るまちまちの結果。コンファレンスボードが発表した8月消費者信頼感指数の中での調査では、雇用が十分との答えは48%と、2021年4月来で最低となった。先行指標から、雇用が思ったように伸びない可能性もあるが、失業率が50年ぶり低水準を維持するなど、労働市場が依然強いとの見方から、連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な利上げ計画に変更はないと見る。2022年のFOMC投票権を有するクリーブランド連銀のメスター総裁は「インフレ対処を巡る早急な勝利宣言は間違い」とし、インフレとの闘いは長引くとの見方から、利上げを継続すべきとの考えを示した。また、来年利下げを予想しておらず、来年には政策金利のFF金利誘導目標を4%以上に引上げ、インフレを抑制するためにその水準で維持すべきと、タカ派姿勢を表明した。ドルの上昇も継続か。■8月雇用統計の先行指標・米・8月ADP雇用統計:+13.2万人(予想:+30.0万人)・NY連銀製造業景況指数:雇用(現状):+7.4(7月18.0、6カ月平均+13.4)週平均就業時間:−13.1(+4.3、6カ月平均+3.8)6か月先雇用:+30.0(22.5、6カ月平均25.5)週平均就業時間:-10.9(-9.6、6カ月平均−0.4)・フィラデルフィア連銀製造業景況指数雇用(現状):24.1(19.4、6カ月平均29.6)週平均就業時間:6.1(6.4、13.8)6か月先雇用:25.1(16.5、6か月平均26.8)週平均就業時間:4.4(3.4、6か月平均6.3)・消費者信頼感指数(%)雇用十分48.0(49.2、前年同月55.6)不十分40.6(38.4、33.2)困難11.4(12.4、11.2)6カ月後増加17.4(15.1、23.1)減少19.3(21.1、18.0)不変63.3(63.8、58.9)所得6カ月後増加15.8(15.3、18.2)減少14.5(15.5、9.9)不変69.7(69.2、71.9)・失業保険申請件数件数 前週比 4週平均 継続受給者数08/20/22|   243,000|    -2,000|  247,000|   n/a  |n/a08/13/22|   245,000|    -7,000|  245,500| 1,415,00008/06/22|   252,000|    4,000|   249,500| 1,434,000■市場エコノミスト予想失業率:3.5%(7月3.5%)非農業部門雇用者数:前月比+30万人(+52.8 万人)民間部門雇用者数:前月比+30万人(+47.1万人)平均時給:予想:前月比+0.4%、前年比+5.3%(+0.5%、+5.2%) <FA> 2022/09/01 07:36 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.33%安でスタート、欧米の金融引き締め懸念で 31日の上海総合指数は売り先行。前日比0.33%安の3216.52ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時57分現在、0.31%安の3217.16ptで推移している。欧米の金融引き締め懸念の高まりが警戒されている。また、台湾を巡る地政学リスクに対する懸念が再燃していることも圧迫材料。ほかに、弱い経済指標が指数の足かせに。8月の製造業購買担当者景気指数(PMI、政府版)は49.4となり、前月の49.0を上回ったものの、引き続き好不況の節目となる50を下回っている。 <AN> 2022/08/31 11:09 注目トピックス 経済総合 京セラを対象とするコール型eワラントが上昇率上位にランクイン(31日10:00時点のeワラント取引動向) 上昇率上位は京セラ<6971>コール189回 9月 9,300円(+80.0%)、京セラ コール188回 9月 8,200円(+67.8%)、第一生命ホールディングス<8750>コール166回 9月 3,350円(+50.0%)、SUBARU<7270>コール156回 9月 2,750円(+44.4%)、京セラ コール192回 10月 9,600円(+42.6%)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/08/31 10:08 注目トピックス 経済総合 コラム【新潮流2.0】:行き合いの空(マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆) ◆この季節、空を見上げると、夏雲の積乱雲と秋雲のうろこ雲とを同時に見ることがある。行く夏の名残りと秋の訪れを目で確認できる。こういう空を「行き合いの空」という。夏と秋とが空で行き交う様は古今集の歌にも詠まれている。夏と秋と ゆきかふ空の かよひじは  かたへ すずしき風や吹くらむ◆28日の関東地方は小雨交じりの天気で気温は9月下旬並み。秋を感じさせる涼しい日曜日となった。夏の終わりは寂しいものだが、今年のような異常な暑さが収まってくれるのは、文句なしにありがたい。暑さのほうは季節の移ろいで自然に和らぐが、果たしてこちらはどうか。インフレである。 インフレは時の流れとともに自ずと鎮まるようなものではないから始末が悪い。先週末のジャクソンホールでFRBのパウエル議長は、徹底的にインフレを封じ込める態度を改めて示した。◆10分にも満たない短い講演だったが市場に動揺を与えるにはじゅうぶんだった。市場は議長の発言を「タカ派的」と受け止め、NYダウ平均は1,000ドル超も急落した。 インフレ退治に15年を要したボルカー時代の政策にも触れ、その轍は踏まない、だから今、決意を持って行動する、との言葉は確かに強い意志を感じさせる。しかしパウエル議長はこれまでと同じスタンスであることも講演の中で明らかにした。「データ次第」「今後は利上げペースをスローにすることが適切となる可能性が高い」と繰り返したのだ。◆今は二つの見方が混在している。インフレ抑制のために大幅利上げを続けるというものと、インフレは早晩ピークアウトが確認され利上げペースは緩やかになるだろうという見方である。まるで夏空と秋空が同居する「行き合いの空」のような状況だ。 だが、いつまでも同居は続かない。落ち着く先はインフレのピークアウトで利上げペースの減速だろうと思われる。「かたへ すずしき風や吹くらむ」(来る秋の方は涼しい風が吹いているだろう)と歌が詠む通り、利上げの季節も涼しい方に向かうだろう。予測というより、期待である。マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆(出所:8/29配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より抜粋) <FA> 2022/08/31 09:37 注目トピックス 経済総合 コラム【新潮流2.0】:行き合いの空(マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆) ◆この季節、空を見上げると、夏雲の積乱雲と秋雲のうろこ雲とを同時に見ることがある。行く夏の名残りと秋の訪れを目で確認できる。こういう空を「行き合いの空」という。夏と秋とが空で行き交う様は古今集の歌にも詠まれている。夏と秋と ゆきかふ空の かよひじは  かたへ すずしき風や吹くらむ◆昨日の関東地方は小雨交じりの天気で気温は9月下旬並み。秋を感じさせる涼しい日曜日となった。夏の終わりは寂しいものだが、今年のような異常な暑さが収まってくれるのは、文句なしにありがたい。暑さのほうは季節の移ろいで自然に和らぐが、果たしてこちらはどうか。インフレである。 インフレは時の流れとともに自ずと鎮まるようなものではないから始末が悪い。先週末のジャクソンホールでFRBのパウエル議長は、徹底的にインフレを封じ込める態度を改めて示した。◆10分にも満たない短い講演だったが市場に動揺を与えるにはじゅうぶんだった。市場は議長の発言を「タカ派的」と受け止め、NYダウ平均は1,000ドル超も急落した。 インフレ退治に15年を要したボルカー時代の政策にも触れ、その轍は踏まない、だから今、決意を持って行動する、との言葉は確かに強い意志を感じさせる。しかしパウエル議長はこれまでと同じスタンスであることも講演の中で明らかにした。「データ次第」「今後は利上げペースをスローにすることが適切となる可能性が高い」と繰り返したのだ。◆今は二つの見方が混在している。インフレ抑制のために大幅利上げを続けるというものと、インフレは早晩ピークアウトが確認され利上げペースは緩やかになるだろうという見方である。まるで夏空と秋空が同居する「行き合いの空」のような状況だ。 だが、いつまでも同居は続かない。落ち着く先はインフレのピークアウトで利上げペースの減速だろうと思われる。「かたへ すずしき風や吹くらむ」(来る秋の方は涼しい風が吹いているだろう)と歌が詠む通り、利上げの季節も涼しい方に向かうだろう。予測というより、期待である。マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆(出所:8/29配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より抜粋) <FA> 2022/08/31 09:26 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米7月JOLT求人件数:労働市場のひっ迫証明、FRB積極的な利上げ正当化 米労働省が発表した7月JOLT求人件数は1123.9万件と、6月1104万件から減少予想に反し増加し、引き続き過去最高水準付近を維持した。6月分も1104万件へ、1069.8万件から大幅に上方修正された。求人件数が引き続き順調に増加している一方で、総失業者数は減少傾向で、567万人と、コロナパンデミック開始以降で最低となった。求人件数は総失業者数を556.9万上回っており、ほぼ2倍。1人の失業者に対して2つの求人があることになる。同時に、採用者数も低下し、2021年8月以降で最低となった。7月採用率(Hiring rate)は4.2%と6月の4.3%から低下した。労働市場が依然ひっ迫している新たな証拠となったと同時に、パウエル議長が言及したとおり、労働市場の需要と供給のバランスが崩れた状況も続いている証拠となった。求人件数の増加と同時に、採用が減少、さらに、労働市場の自信をあらわすとして注目される自主退職者数も418万人と前月の423万人から若干減少し2021年10月来で最低。退職率は2.7%と、6月2.8%から小幅低下しており、労働者の市場への楽観的見方は後退しつつある。コンファレンスボードが発表した最新9月消費者信頼感指数の中での調査で、雇用が十分との答えは48%と、2021年4月来で最低となった。表面上では理由が説明できない事象が起っており、データが政治的に操作されているとの憶測もある中、発表された結果自体は労働市場のひっ迫を示す新たな証拠となり、米連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な利上げ計画を正当化するとの市場の見解が強まった。9月連邦公開市場委員会(FOMC)でも3会合連続で75ベーシスポイントの利上げを実施する確率は76.5%。ドルの上昇基調も当面継続すると見る。■雇用たるみダッシュボード◎金融危機前に比べ状態が改善        パンデミック: 金融危機前水準と比較7月求人率(Job openings rate):6.9%(6月6.8% )     4.4%, 3%7月退職率(Quits rate):2.7%(2.8%)          2.3%: 2.1%7月解雇率(Layoffs/discharges rate):0.9%(0.9%)   1.2%7月雇用者数(Nonfirm payrolls):+52.8万人(+39.8万人) +25.1万人,+16.18万人7月採用率(Hiring rate):4.2%(4.3%)         3.8%7月失業率(Unemploynent rate):3.5%(3.6%)     3.5%, 5%7月広義の失業率(U-6):6.7%(6.7%)          7.0%, 8.8%◎金融危機前に比べ状態悪化7月労働参加率:62.1%(62.2%)               63.4%, 66.1%7月長期失業者数(15週以上):31.7%(21年7月53.3%)      19% <NH> 2022/08/31 07:31 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.02%安でスタート、米金利高などを警戒 30日の上海総合指数は売り先行。前日比0.02%安の3240.18ptで寄り付いた後は、日本時間午前11時7分現在、0.37%安の3228.69ptで推移している。米金利高や前日の欧米株安が警戒され、売りが優勢。一方、景気対策の強化や景気対策の効果に対する期待が高まっていることが指数をサポートしている。 <AN> 2022/08/30 11:14 注目トピックス 経済総合 日本電気を対象とするコール型eワラントが前日比2.5倍の大幅上昇(30日10:00時点のeワラント取引動向) 新規買いは原資産の株価上昇が目立つInpex<1605>コール254回 9月 2,100円を順張り、三菱重工業<7011>コール198回 10月 6,500円を順張りで買う動きなどが見られる。手仕舞い売りとしては日経平均 マイナス3倍トラッカー84回 9月 29,000円、三菱重工業 コール198回 10月 6,500円などが見られる。上昇率上位は日本電気<6701>コール206回 9月 6,600円(前日比2.5倍)、日本電気 コール205回 9月 5,800円(前日比2.4倍)、日本電気 コール204回 9月 5,000円(+70.5%)、日本電気 コール208回 10月 6,300円(+70.3%)、日本電気 コール209回 10月 7,100円(+70.0%)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/08/30 10:08 注目トピックス 経済総合 NYの視点:燃料価格高が当面世界のインフレ、景気への脅威に 冬季に向けて、欧州では天然ガスなどのエネルギー供給ひっ迫が各家庭を圧迫、景気にも影響すると警戒されている。供給不足への対応として、フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長は、欧州連合(EU)が電力市場への緊急介入を準備していることを明らかにした。一方で、米国のバイデン政権は燃料関連の輸出を制限するよう、関係企業に要請する書簡を送っている。電気自動車メーカーのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はノルウェーで開かれたエネルギー会議での演説において、再生可能エネルギーへの移行にはかなりの時間を要し非常に長い期間、石油やガスが必要になるとの考えを示した。自身が化石燃料を悪と決めつけてはいないと強調。各国政府の政策が変わらない限り、供給不足による燃料価格の上昇基調は変わらず、当面、世界のインフレ動向や景気動向に損傷を与えると見られる。欧州中央銀行(ECB)は、景気後退入りリスクの上昇を認識しながらも利上げ以外に選択肢はないと、次回理事会でも50BP、75BPなど大幅利上げを協議する見通し。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は「米国経済は十分に強く、何着陸が可能」との考えだが、同時に、ハードランディングのリスクや景気後退リスクも除外したわけではない。金融政策で高インフレ対処が最優先で、長期にわたり力強い対応が必要と断固とした方針を崩していない。 <FA> 2022/08/30 07:35 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は1.02%安でスタート、景気不安や米利上げ懸念で 29日の上海総合指数は売り先行。前日比1.02%安の3203.10ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時56分現在、0.39%安の3223.73ptで推移している。経済指標の悪化を受け、景気の先行き不安が強まっている。また、米国が長期にわたる利上げを実施するとの観測も外資の流出懸念を高めている。一方、指数は大幅安で寄り付いた後は値を戻している。景気対策への期待感などが引き続きサポート材料となっている。 <AN> 2022/08/29 11:02 注目トピックス 経済総合 イーサリアムを対象とするマイナス3倍トラッカーが上昇率上位にランクイン(29日10:01時点のeワラント取引動向) 新規買いは原資産の株価下落が目立つ東京エレクトロン<8035>コール347回 10月 44,500円を逆張り、ソフトバンクグループ<9984>コール618回 9月 4,800円を逆張り、ファーストリテイリング<9983>コール367回 9月 68,000円を逆張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位はイーサリアム2022年9月 マイナス3倍トラッカー3回 9月 1,500米ドル(+47.0%)、イーサリアム2022年10月 マイナス3倍トラッカー1回 10月 1,500米ドル(+46.7%)、テルモ<4543>プット65回 9月 3,850円(+33.3%)、イーサリアム2022年10月 マイナス3倍トラッカー2回 10月 1,750米ドル(+30.9%)、リクルートホールディングス<6098>プット118回 9月 3,750円(+30.6%)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/08/29 10:10 注目トピックス 経済総合 NYの視点:【今週の注目イベント】米8月雇用統計、ISM製造業指数など 今週は雇用統計や全米の製造業活動を示すISM(米供給管理協会)製造業指数といった重要指標に注目が集まる。特に8月の雇用統計が再び労働市場のひっ迫を証明する結果となった場合、FRBによる積極的な利上げが正当化されるため、金利先高観がドルの支援材料になる。失業率は7月に続き3.5%と50年ぶりの低水準で推移する見込み。連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策者は度々、50年ぶりの失業率の中での景気後退はあり得ないと、経済や労働市場が依然強いとの見解を維持しており、利上げを継続する姿勢に変わりはない。FRBのパウエル議長もジャクソンホールでの講演で、長期にわたり、金融引き締め策が必要になると強調すると同時に、時期尚早の金融緩和に転じるリスクを警告。物価安定には時間がかかるほか、FRBの力強い行動が必要になると表明した。利上げの過程で、経済を弱くするが、高インフレの制御に失敗すればさらに状況が悪化すると、インフレ対処政策への断固とした方針を示した。同時に、歴史上、5%以上のインフレで、景気後退が回避されたことはなく、景気後退への懸念は存続すると見られる。また、欧州中央銀行(ECB)も次回理事会で75ベーシスポイントの利上げが織り込まれつつあり、ドルの上昇も限定的となる可能性がある。■今週の主な注目イベント●米国29日:8月ダラス連銀製造業活動30日:6月FHFA住宅価格指数、6月S&P20都市住宅価格指数、8月コンファレンスボード消費者信頼感指数、7月JOLT求人件数、ウィリアムズ米NY連銀総裁講演31日:8月ADP雇用統計、8月シカゴPMI、メスター・クリーブランド連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁が講演9月1日:8月ISM製造業景況指数、週次失業保険申請件数、8月製造業PMI、4-6月期非農業部門労働生産性確定値2日:8月雇用統計、7月製造業受注、7月耐久財受注●欧州29日:欧州中央銀行(ECB)専務理事兼首席エコノミストのフィリップ・レーン氏が講演30日:ユーロ圏経済、消費者信頼感、独CPI、ホルツマン・オーストリア中銀総裁、ストゥルナラス・ギリシャ中央銀行総裁などがインフレに関し講演31日:ユーロ圏、仏、伊CPI、独失業率9月1日:ユーロ圏、仏PMI、ユーロ圏失業率、独製造業PMI2日:ユーロ圏PPI●中国31日:PMI9月1日:財新PMI●日本30日:失業率31日:鉱工業生産、小売売上高、消費者信頼感指数●英9月1日:PMI <FA> 2022/08/29 07:25 注目トピックス 経済総合 国内外の注目経済指標:8月米雇用統計で雇用者増加数は7月実績を下回る見込み 8月29日−9月2日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。■8月31日(水)午前8時50分発表予定○(日)7月鉱工業生産-予想は前月比-0.5%参考となる6月実績は前月比+9.2%で現行基準では最大の伸びを記録。中国の都市封鎖が解除されたことで、部品供給制約が和らいだことが要因。経済産業省は生産の基調判断を「一進一退」とし、先月の「弱含み」から上方修正した。7月については、自動車工業や電気・情報通信機械の生産増が予想されるが、6月に高い伸びを記録しており、全体的には反動減の可能性がある。■8月31日(水)午後6時発表予定○(欧)8月ユーロ圏消費者物価コア指数-予想は前年比+4.0%参考となる7月実績は前年比+4.0%で上昇率は過去最高。エネルギー、食料品の大幅な値上がりによって全体の指数も過去最高を更新。8月については物価上昇率の鈍化を示唆するデータが少ないことから、コアインフレ率は7月実績と同水準か若干上回る可能性がある。■9月1日(木)午後11時発表予定○(米)8月ISM製造業景況指数-予想は52.2参考となる7月実績は52.8で6月実績を下回っており、2020年6月以来の低水準。過剰在庫と過去最長のリードタイム継続への懸念が高まっており、新規受注率は低下する可能性があるとみられている。一方、雇用はまずまず。8月については、新規受注が7月実績を下回る可能性があることから、全体の指数は7月実績をやや下回る可能性がある。■9月2日(金)午後9時30分発表予定○(米)8月雇用統計-予想は非農業部門雇用者数は前月比+29.5万人、失業率は3.5%参考となる7月実績は、非農業部門雇用者数は、前月比で+52.8万人で予想を大幅に上回った。失業率は3.5%で横ばい。民間サービス部門、製造業、建設業の雇用者数の増加が目立った。8月については、民間サービス部門を含めた複数部門の雇用増が見込まれるが、7月実績を下回るとみられている。失業率は7月と同水準の3.5%となる見込み。○その他の主な経済指標の発表予定・8月29日(月):(豪)7月小売売上高・8月30日(火):(日)7月失業率、(独)8月消費者物価指数、(米)8月CB消費者信頼感指数・8月31日(水):(中)8月製造業PMI、(独)8月失業率、(米)8月ADP雇用統計・9月1日(木):(中)8月財新製造業PMI、(欧)7月ユーロ圏失業率・9月2日(金):(欧)7月ユーロ圏生産者物価指数 <FA> 2022/08/27 14:39 注目トピックス 経済総合 NY原油は上昇基調へ、100ドル目指そう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY原油についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『NY原油は上昇基調へ、100ドル目指そう』と述べています。続けて、『週明け以降NY原油は堅調。石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国で構成する「OPECプラス」による減産の可能性などをめぐる思惑から上昇に転じた。サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は22日、直近の原油価格の下落などの課題に対応するため、OPECプラスが減産を含むさまざまな手段を講じる用意があると述べた。イランが核合意再建で米欧と合意し、原油の輸出を再開することになった場合、OPECプラスは減産する用意があると述べた』と伝えています。また、『米国務省のプライス報道官は24日、イラン核合意再建交渉をめぐり、欧州連合(EU)が示した「最終文書」に対するイランの回答に関し、米政府の意見を返答したと明らかにした。イラン外務省も同日、EUを通じて米政府の意見を受け取ったと発表した。イラン側は米政府の意見を慎重に検討した上で、EUに伝える方針。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、「イランがいくつかの点で譲歩したため、数週間前よりも(交渉妥結に)近づいている」と説明。ただ、主張の隔たりは依然残っているとの認識も示した』と解説しています。次に、『24日に公表された米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計によると、原油在庫は前週比330万バレル減と、減少幅が市場予想の90万バレル減を大幅に上回った。2週連続の減少となり、合計の減少幅は1000万バレルを超えた』と述べ、『ただ、ディスティレート(留出油)も70万バレルの取り崩しとなったものの、ガソリン在庫が減少を見込んでいた市場予想に反して横ばいとなった。ロシアへの経済制裁で品薄となっている欧州の引き合いが強まっているため、輸出は日量417万7000バレルと高水準だった。石油製品との合計では1107万6000バレルと過去最高を記録している』と伝えています。さらに、『欧州のエネルギー供給不安を背景に、米国の天然ガス価格が高騰していることも原油相場の支援要因だろう。NYヘンリーハブ先物価格は23日、一時10ドルを突破。2008年7月以来約14年ぶりの高水準を付けた。冬の暖房シーズンに向け、さらなる高騰が懸念されている。ロシアは経済制裁を理由に供給を減らしており、欧州の天然ガス価格が高騰している』と言及しています。陳さんは、『NY原油(10月限)は24日、一時95.40ドルを付けて11日の直近高値を上抜き、底入れ感が強まっている。サウジアラビアが減産の可能性を示したこともあり、90ドル以下では買い戻しが優勢となっている』とし、『先週16日の85.73ドルが当面の安値になり、冬の需要期に向け100ドルを目指していく可能性が高いだろう』と考察しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月25日付「NY原油は上昇基調へ、100ドル目指そう」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 <FA> 2022/08/26 17:40 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.13%高でスタート、中国企業ADR急伸を好感 26日の上海総合指数は買い先行。前日比0.13%高の3250.62ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時58分現在、0.36%高の3257.82ptで推移している。きのう25日の中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)は6.3%高と急伸し、その流れできょう26日の中国株も物色されている。また、景気対策への期待なども引き続き支援材料となっている。 <AN> 2022/08/26 11:02 注目トピックス 経済総合 東レを対象とするコール型eワラントが上昇率上位にランクイン(26日10:00時点のeワラント取引動向) 新規買いは原資産の株価上昇が目立つ東京エレクトロン<8035>コール347回 10月 44,500円を順張り、ソフトバンクグループ<9984>コール621回 10月 5,500円を順張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位は東レ<3402>コール200回 9月 950円(+56.0%)、東レ コール199回 9月 850円(+44.3%)、東レ コール198回 9月 750円(+28.8%)、京セラ<6971>コール189回 9月 9,300円(+28.6%)、京セラ コール188回 9月 8,200円(+27.0%)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/08/26 10:13 注目トピックス 経済総合 NYの視点:パウエルFRB議長が想定以上にタカ派色強める可能性も 米カンザスシティー連銀主催国際経済シンポジウムが25日から27日までワイオミング州ジャクソンホールで開催される。市場の焦点は、26日に予定されているパウエル議長証言となる。最近の連邦準備制度理事会(FRB)関係者の発言を受け、大半、議長がタカ派姿勢を示すことが織り込まれつつある。議長証言で、インフレの見解においては、昨年の「一時的」から大幅転換すると見られる。また、景気後退リスクはあるものの、インフレ制御する利上げを継続する必要性を強調。経済の軟着陸の可能性を指摘するものと見られる。インフレの想定以上の長期化を示唆するなど、市場の予想以上のタカ派色を強める可能性も残る。2022年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を有するセントルイス連銀のブラード総裁は「市場はインフレがより長引くリスクを過小評価している」と、市場想定している以上の利上げの必要性を示唆。また、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁も最大の脅威はインフレがさらに長期化すること、と指摘している。労働市場や景気の強さもFRBの利上げを現状で正当化。米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(8/19)は前週比-2000件の24.3万件と前回24.5万件から増加予想に反し減少しほぼ1か月ぶり低水準となった。また、失業保険継続受給者数(8/13)は141.5万人と、前回143.4万人から増加予想に反し減少しやはり1カ月ぶりの低水準。4-6月期国内総生産(GDP)改定値は前期比年率-0.6%と、1-3月期に続くマイナス成長でテクニカルリセッショには変わりはないが、速報値-0.9%から予想以上に上方修正された。また、同期GDP価格指数改定値は前期比+8.9%と、予想外に速報値+8.7%から上方修正され1981年1-3月期以降で最高となり、物価の高止まりが証明された。 <FA> 2022/08/26 07:34 注目トピックス 経済総合 JPX金は円安支援に上昇する可能性 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『JPX金は円安支援に上昇する可能性』と述べています。続けて、『23日のNY金は、対ユーロでのドル安などを背景に7営業日ぶりに反発し、1760ドル台に上昇した。1761.20ドル(前日比+12.80)』と伝えています。また、『S&Pグローバルが発表した米国の8月のS&Pグローバル米総合購買担当者景況指数(PMI)速報値は45.0と、2年3カ月ぶりの低水準となった。7月新築一戸建て住宅販売件数は6年半ぶりの低水準に落ち込んだ。予想を下回る経済指標を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月のFOMCでは大幅な利上げを決定しないとの見方からドルが売られ、ドル建て金は割安感から買われた』と解説しています。次に、『今週は25~27日にワイオミング州で開催されるジャクソンホール会議に注目が集まっている。パウエル議長は26日(日本時間23時)に講演する予定。他の金融当局者がすでにタカ派的な発言をしていることから、パウエル議長はそれ以上の姿勢は見せないかもしれない』とし、『しかし、インフレピークアウトという市場の楽観論に対する牽制や、9月会合での利上げに触れてくることも考えられる。仮にタカ派的な姿勢が見えれば、一段のドル高となり、NY金を押し下げるだろう。その場合、節目の1700ドルを下回るかもしれない』と考察しています。さらに、『金投資の人気は低迷している。金ETFは8月5日に1000トンの大台を割り込み、23日時点では984.38トンに落ち込んだ。一方、NY金先物市場におけるファンドの買い越しは14万枚だが、7月の9万枚台からは増加しており、ボトムを打った可能性がある』と言及しています。JPX金については、『NY金が下落に転じているものの、為替の円安がサポートとなり7600円を軸にしたもち合いが続いている』と伝えています。陳さんは、『ドル円はFRBのタカ派姿勢を受けて再び140円を目指す可能性があり、JPX金も円安に連動して下値を切り上げていく可能性はあるだろう』と考察しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月24日付「JPX金は円安支援に上昇する可能性」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 <FA> 2022/08/25 17:44 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は買い先行もマイナス圏転落、電力ひっ迫などを警戒 25日の上海総合指数は買い先行。前日比0.26%高の3223.46ptで寄り付いた後は、日本時間午前11時06分現在、0.03%安の3214.32ptで推移している。猛暑による電力ひっ迫が強まっているなか、経済活動の停滞懸念から売り圧力が継続。一方、企業業績への期待や前日の米株高などが指数をサポートしている。 <AN> 2022/08/25 11:11 注目トピックス 経済総合 大日本印刷を対象とするプット型eワラントが上昇率上位にランクイン(25日10:00時点のeワラント取引動向) 上昇率上位は大日本印刷<7912>プット44回 9月 2,000円(+25.0%)、LIXIL<5938>コール87回 9月 3,150円(+23.5%)、LIXIL コール86回 9月 2,800円(+21.1%)、KDDI<9433>コール270回 9月 5,600円(+20.0%)、日本電産<6594>プット185回 9月 8,000円(+19.2%)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/08/25 10:21 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米世帯の電気代支払い滞納が増加、今後の成長リスクに 燃料価格の上昇に悩まされているのは、ウクライナ戦争の影響を大きく受けている欧州だけではない。The National Energy Assistance Directors Association (NEADA)の調べで、全米6世帯のうち1世帯が公共料金を滞納していることが明らかになった。同機関が調査を開始以降で最悪だという。天然ガスの価格上昇が大きく影響。天然ガスは2008年来で最高値を更新した。消費者は今後、食料、住宅、電力確保のうちでの選択に迫られている。カリフォルニア州の電力の調達、天然ガスの輸送などを手掛けるPG&Eによるとパンデミック前の2020年2月に比べ、同社顧客の滞納件数は40%増加したという。また、ニュ—ジャージー州で米国東北部大西洋岸中部の天然ガス生産などを手掛けるパブリック・サービス・エンタープライズ・グループも3月以降、90日以上滞納している顧客件数は30%超増加したとしている。7月の平均電気代は前年比で15%増と、2006年以降で最高の伸びを記録。政府の規制により、エネルギー会社がコストを販売価格に速やかに反映できず、今後、事態がさらに深刻化するリスクがある。欧州や英国では月の燃料費の支払いが月給の8割、9割に達しているとの報道もある中、米国も例外ではなく、さらに悪化する可能性は警戒される。米国経済の7割を占める消費の鈍化にも繋がる恐れがある。米連邦準備制度理事会(FRB)は金融政策において、エネルギー価格の上昇が大きく牽引したインフレ抑制のための利上げを今後も継続する意向を示している。エネルギー不足問題の解決がない限り、金融当局は景気減速との均衡をとる金融政策が必要となる。 <FA> 2022/08/25 07:31 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.09%高でスタート、景気の先行き不透明感で上値は重い 24日の上海総合指数は買い先行。前日比0.09%高の3279.17ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時55分現在、0.20%安の3269.76ptで推移している。米金利動向や中国景気の先行き不透明感が警戒され、上値の重い展開となっている。一方、金融緩和スタンスの継続や景気対策への期待感が引き続き支援材料。また、企業業績への期待も指数をサポートしている。 <AN> 2022/08/24 11:01 注目トピックス 経済総合 オリンパスを対象とするコール型eワラントが上昇率上位にランクイン(24日10:00時点のeワラント取引動向) 新規買いは原資産の株価下落が目立つ野村総合研究所<4307>コール70回 10月 4,000円を逆張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位はオリンパス<7733>コール70回 9月 3,500円(+45.6%)、オリンパス コール69回 9月 3,100円(+36.3%)、日揮ホールディングス<1963>コール50回 9月 2,250円(+34.0%)、三菱重工業<7011>コール194回 9月 5,900円(+33.3%)、日揮ホールディングス コール49回 9月 2,000円(+30.6%)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/08/24 10:26 注目トピックス 経済総合 ウォール街を知るハッチの独り言 アクティブファンドに投資するメリットとは(マネックス証券 岡元 兵八郎) さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、8月22日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・外国株コンサルタント、『ハッチ』こと岡元兵八郎氏のコラム「ウォール街を知るハッチの独り言」の内容をご紹介いたします。S&P500やナスダック100の値動きに連動するパッシブ運用型の投資信託やETFへの投資が非常に人気となっています。パッシブファンドは、株価指数に連動することからインデックスファンドとも呼ばれています。日本では毎日100円からS&P500などの株価指数に自動積立投資が手軽にできる投信つみたてが米国株投資の最初の一歩として大人気です。株式投信やETFの運用の方法は大きく言うとパッシブファンドとアクティブファンドの二種類があります。市場全体の動きに連動するように設計されているパッシブファンドと違い、アクティブファンドのパフォーマンスはファンドマネージャーの銘柄選択能力にかかっています。そもそもアメリカでパッシブ型ファンドへの投資が人気になった理由の一つはアクティブ運用型のファンドのパフォーマンスが芳しくなかったことが挙げられます。パッシブファンドに投資をするというのは世界的な流れで、アメリカのマーケットの中でも運用資産のパッシブ化というのがこれまで進んできました。実際2021年でほぼ8割のアクティブファンドがベンチマークに負けたというデータがあるのです。インデックスファンド連動型のファンドに投資をすることにより、マーケット並みのリターンを上げることができることが人気の理由です。これはどういうことかというと、私たちが朝起きて経済ニュースを見ると前日の米国市場が1%下がれば、自分が持っているインデックスファンドも1%下がる、または1%上がると自分の持っているファンドも1%上がるはずなのです。 マーケット並みのリターンが取れるということは、ある意味安心ができるわけです。個別銘柄を持っていると例えば市場全体は1%しか下がってないのにも関わらず自分が保有している銘柄は一時的に5%下がることもあるわけです。勿論逆も真なりなのですが、投資初心者にとっては、ある意味心の支えになる、精神衛生上安心できる金融資産でもあるのです。加えて、アクティブファンドと比べインデックスファンドの手数料が低いというのも魅力であります。私も自分の金融資産の一部をインデックスファンドで運用しているのですが最近欧米のアクティブファンドの運用をしている欧米の成長銘柄のファンドマネージャーたちから話を聞く機会を得ました。この時、彼らの運用に対する哲学や銘柄選択のプロセスを聞いているうちに、改めてアクティブファンドの良さも再確認することができました。アクティブ型ファンドの良さとしては、本当に良いと思う銘柄があれば、その銘柄の集中投資をすることができるため、個別銘柄の株価の値動きの恩恵をより受けることができるのです。例えばS&P500連動型のインデックスファンドであれば、テスラ株の保有比率は2.5%でしかありません。これはインデックスファンドの性格上S&P500の時価総額に占めるテスラ株の割合がそのまま適用されるからです。一方、アクティブファンドの場合には、ファンドマネージャーがテスラ株を非常に有望な銘柄だと判断したのであれば、ファンドの規約にもよりますが、ファンドの最大10%程度までテスラ株を保有することが可能になります。もしテスラ株が3割上がっても、インデックスファンドであればファンド全体に対する寄与度は0.75%パーセントでしかありません。 10%テスラ株に投資をしたファンドであれば、そのファンド全体に与える影響は3%となるのです。テスラが逆に3割下がるとS&P500連動型のインデックスファンドで0.75%しか下がらないところが、このアクティブファンドであれば3%下がることになります。ただ今のように市場全体が大きく下がっている局面においては、今後2、3年先を考えると、長期的に有望な成長株を仕込む成長チャンスだと思うのです。もちろんどのアクティブファンドでも良いというわけではありません。気になるファンドがあれば、そのファンドの運用方針であるとか、どういう方法で銘柄選択を行っているとか、ファンドマネージャーの運用に対する哲学や考え方を調べる必要があります。 ファンドに対するデューデリジェンスを行った上で、過去のトラックレコードを確認し、運用方針に共感できるのであればそれなりの手数料を払って金融資産の一部をプロのファンドマネージャーに託するという考えは正しいのではないかと考えています。マネックス証券 チーフ・外国株コンサルタント 岡元 兵八郎(出所:8/22配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より、抜粋) <FA> 2022/08/24 09:25 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米住宅リセッションの新たな証拠、新築住宅販売はパンデミック時をさらに下回る 米商務省が発表した7月新築住宅販売件数は前月比−12.6%の51.1万戸と2016年1月来で最低となった。パンデミックにより経済が封鎖した2020年をさらに下回る結果となった。住宅市場のリセッションを示す新たな証拠となった。前年比では‐29.6%。在庫状況は改善。7月末時点での売り物件は46.4万件と2008年以降で最高となった。ただ、そのうち9割は建設中あるいは、まだ建設も始まっていない。中間販売価格は43.94万ドル。前年比+8.2%と、供給状況の改善により2020年後半以降で最低の伸びにとどまった。住宅ローン金利の急伸と、経済の成長減速懸念などが影響し需要も後退したことが影響している。新築住宅は、住宅市場の中で占める割合は小さいが、契約時点での統計となるため、市場の先行指標として注目される。一部の専門家は、住宅市場はリセッションとの見解を示唆している。7月の中古住宅販売は前月比−20.2%の480万件と、前年同月の600万件から減少。前月比では6カ月連続の減少となったほか、住宅建設会社の景況感もネガティブ圏に落ち込んだ。さらに、住宅関連会社の新規雇用ペースの鈍化、または、従業員解雇も目立つ。住宅ローン金利の上昇で買い手の契約解約も5.72%と、22年初めの3.3%以下をほぼ2倍近くに跳ね上がった。26日に予定されているジャクソンホール会合でのパウエル議長の住宅市場に関する発言にも注目が集まる。 <FA> 2022/08/24 07:32 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.10%安でスタート、米金融引き締めに警戒 23日の上海総合指数は売り先行。前日比0.10%安の3274.42ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時55分現在、0.28%安の3268.74ptで推移している。米国の金融引き締めに対する警戒感が引き続き圧迫材料。国内では、電力ひっ迫が続いていることが指数の足かせとなっている。一方、中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンスが指数を下支えしている。 <AN> 2022/08/23 11:00 注目トピックス 経済総合 WTI原油先物リンク債を対象とするコール型eワラントが上昇率上位にランクイン(23日10:01時点のeワラント取引動向) 手仕舞い売りとしては日揮ホールディングス<1963>コール48回 9月 1,750円、エクソン・モービルプット72回 9月 75米ドルなどが見られる。上昇率上位はWTI原油先物リンク債_2022年12月限コール5回 9月 115米ドル(+33.8%)、Inpex<1605>コール253回 9月 1,850円(+31.7%)、WTI原油先物リンク債_2022年12月限コール4回 9月 110米ドル(+31.4%)、WTI原油先物リンク債_2022年12月限コール3回 9月 105米ドル(+29.9%)、Inpex コール254回 9月 2,100円(+29.0%)などとなっている。(カイカ証券) <FA> 2022/08/23 10:09 注目トピックス 経済総合 NYの視点:欧州通貨安、燃料危機の一段の悪化警戒、ユーロ・ドルは20年ぶり安値、パリティ割れ ロシアのガスプロムは欧州向け主要パイプライン「ノルドストリーム」をメインテナンスのため3日間稼働を停止する。このため、欧州天然ガス先物が最大20%高となった。ドイツの先物電気代は1年前に比べ14倍といわれている。ロシアは、今後も西側諸国への報復制裁の手段として、需要が高まる冬季に向けて燃料供給を引き続き利用すると見られる。供給ひっ迫で、燃料価格の一段の上昇も除外できない。燃料危機の悪化が欧州経済の重しになると考えられユーロ売りも継続すると見られる。ユーロ・ドルは2002年12月の安値0.9688ドルが視野に入る。英国も例外ではない。シティグループは英国のインフレ率が天然ガス価格の上昇により1月にも1979年のピークと同じ、前年比18.6%水準にまで上昇すると見ており、その結果同国経済が景気後退入りすると警告。ガス価格の上昇を抑制する政府の政策は考慮していないという。国民が毎月の給与の8割を燃料費の支払いに充てているとも言われており、同国経済にも影響を与えるリスクからポンドも下落が予想される。 <FA> 2022/08/23 07:31 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は売り先行もプラス圏を回復、景気対策への期待感で 22日の上海総合指数は売り先行。前日比0.26%安の3249.71ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時50分現在、0.17%高の3263.64ptで推移している。景気対策への期待感が高まっていることが引き続き支援材料となっている。国務院(内閣に相当)当局者が、財政・金融政策を通じ的を絞った経済対策を強化する方針を示したと報じられている。一方、猛暑による電力ひっ迫懸念の高まりが経済活動の停滞懸念を高めている。また、米金利高なども指数の上値を押えている。 <AN> 2022/08/22 10:54

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