注目トピックス 日本株ニュース一覧

注目トピックス 日本株 ハニーズHD---大幅反落、第1四半期大幅増益決算も出尽くし感が先行 ハニーズHD<2792>は大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は9.7億円で前年同期比2.1倍の水準となっている。行動制限緩和によって夏物商品を中心に販売が好調のほか、値引き抑制や海外生産比率の向上などで粗利益率も低下している。ただ、好決算期待から株価は高値圏にあった中、第1四半期は閑散期でもあることから高い収益変化率に対するサプライズも限定的、短期的な出尽くし感が先行しているようだ。 <TY> 2022/09/30 14:05 注目トピックス 日本株 ポエック---設備機器の大型受注を獲得 ポエック<9264>は29日、大型のプラント建設工事に関して設備機器の大型受注を獲得したことを発表。同社は、水処理及び環境関連機器一式を2.50億円で受注した。契約納期は、2022年5月~2024年3月。具体的な内容は、受注相手先に対する営業秘密保護の必要性から、非開示。同社の2023年8月期から2024年8月期迄の間、順次、連結売上高に計上する見込みとしている。 <TY> 2022/09/30 13:53 注目トピックス 日本株 ファンペップ---抗体誘導ペプチド「FPP003」の第1/2a相臨床試験の最終観察日終了 ファンペップ<4881>は29日、オーストラリアにて実施している抗体誘導ペプチド「FPP003」の尋常性乾癬を対象疾患とする第1/2a相臨床試験について、最終被験者の最終観察日が終了(LPO)したことを発表。今後、同試験のすべてのデータを収集し、解析を行う予定。速報結果は、2023年第1四半期(2023年1月~3月)に開示する見込みとしている。抗体誘導ペプチドは、患者の体内で抗体産生を誘導することで、治療効果を期待するペプチド治療ワクチン。化学合成で製造可能で、製造コストを抑制でき、投与後は患者の体内で免疫細胞が一定期間持続的に抗体を産生するため、薬剤投与間隔も長いことが期待される。FPP003は、同社と住友ファーマ<4506>との共同研究により創生した開発化合物で、両社は、北米での全疾患を対象とする独占的開発及び商業化権に関するオプション契約を締結している。同社は、日本を含む北米以外の地域については同社が優先交渉権を保有している。同社は、高額な抗体医薬品に対して医療費を抑制できる代替医薬品として抗体誘導ペプチドを開発し、先進国で深刻化する医療財政問題の解決や患者の負担軽減に貢献していく。 <TY> 2022/09/30 13:51 注目トピックス 日本株 日軽金HD---大幅続落、想定以上の大幅下方修正をネガティブ視 日軽金HD<5703>は大幅続落。前日に業績予想の下方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の55億円から35億円に、通期では200億円から125億円に引き下げている。半導体製造装置向け厚板やリチウムイオン電池向け外装用箔の販売減少が大きいほか、トラック架装事業は短期的にはシャシー供給の改善に時間がかかる見込みとしている。市場コンセンサスは190億円程度であったため、想定以上の下振れと捉えられている。 <TY> 2022/09/30 13:45 注目トピックス 日本株 フォーバル---2022年の「デジタルの日」に「きづなPARK」共創エリア開設 フォーバル<8275>は29日、2022年の「デジタルの日」に「きづなPARK」共創エリアを開設することを発表した。同社は、デジタル庁が掲げる「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」の実現、推進をすべく2021年から創設された「デジタルの日」の取り組みに賛同し、過去、中小企業経営のための情報分析プラットフォーム「きづなPARK」開設や、「デジタルの日」「デジタルを贈ろう」にちなんだ顧客向け社内イベントを開催してきた。これらの取り組みを通じて再度デジタルについて振り返り、見直すことで社内での認識を強化、そして顧客や取引先へ広めることで、さらにデジタルへの理解を促進していく。「きづなPARK」は、中小企業の経営情報を収集・蓄積・分析活用できるプラットフォーム。誰でも閲覧可能な「オープンエリア」と、会員の方のみが入れる「クローズエリア」があり、今回この「クローズエリア」に新たな「共創エリア」を開設し、会員同士や支援企業が集まって連携した取り組みを行える場を提供する。「デジタルの日」は、2021年に創設された、社会全体でデジタルについて定期的に振り返り、体験し、見直す機会として創設された記念日。2022年は、10月2日、3日がデジタルの日。 <TY> 2022/09/30 13:43 注目トピックス 日本株 エスプール---エスプールグローカル、和歌山県田辺市にシェアード型のBPOセンター開設 エスプール<2471>は29日、子会社のエスプールグローカルが、和歌山県ならびに田辺市と立地協定を締結し、同市に隣接する複数の自治体業務を受託するシェアード型のBPOセンターを2023年3月(予定)に開設することを発表。エスプールグローカルは、複数の自治体から同一の業務を集約して受託するシェアード型のBPOセンターを全国で展開している。業務内容は、ワクチンの問い合わせ対応、マイナンバーカードの申請サポートなど多岐に渡り、これらの取り組みは、広域自治体のDXの推進、および市の垣根を超えた効率的な広域行政アウトソーシングの新たな形として期待されている。今回新設するBPOセンターは、「パビリオンシティ田辺」への出店を予定しており、全国14拠点目となった。 <TY> 2022/09/30 13:29 注目トピックス 日本株 西武HD---大幅反落、運輸収入や宿泊需要の回復遅れで業績予想を下方修正 西武HD<9024>は大幅反落。前日に業績予想の下方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の150億円から110億円に、通期では310億円から130億円に下方修正。コロナ禍からの回復が想定よりも遅れており、鉄道業の運輸収入、国内ホテル業の宿泊需要が下振れるもよう。インバウンド需要についても本格回復には時間を要するとみているようだ。通期の市場コンセンサスは270億円程度であり、想定以上の下方修正をネガティブ視の動きが優勢。 <TY> 2022/09/30 13:25 注目トピックス 日本株 JIG-SAW---投資先のZecOpsをJamfが買収 JIG-SAW<3914>は、29日、投資先の米国セキュリティ企業ZecOpsを、米国Jamfが買収すると発表。Jamfは、Apple Enterprise Management企業。JIG-SAWは、ZecOpsに投資している唯一の日本企業。 <TY> 2022/09/30 13:20 注目トピックス 日本株 SUBARU---急落、米カーマックスの急落なども警戒視 SUBARU<7270>は前日比変わらずを挟んで急落。本日は輸送用機器が業種別下落率トップと、自動車関連株の下げが目立っている。米国の中古車販売会社であるカーマックスが前日に6-8月期決算を発表、EPS79セントで市場予想の1.40ドルを大きく下振れたことで、株価は25%もの急落となっている。高インフレや金利上昇に伴う米消費マインドの悪化が意識される状況につながっており、国内自動車メーカーの米国販売への懸念も強まっているようだ。 <TY> 2022/09/30 13:10 注目トピックス 日本株 カッパクリエイト---大幅続落、社長に逮捕状と伝わり先行き懸念 カッパクリエイト<7421>は大幅続落。田辺社長が転職前に競合他社である「はま寿司」の仕入れに関する内部データを不正に持ち出した疑いが分かったと伝わっている。警視庁では、持ち出された情報が営業秘密に当たるとみて、田辺社長の逮捕状を取ったとされている。経営面への影響や信用力低下などが意識される形に。なお、21年7月の段階で、不正競争防止法違反容疑の関係先として家宅捜索と伝わっていたこともあり、安寄り後は下げ渋る動きにも。 <TY> 2022/09/30 12:58 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅反落、ファーストリテが1銘柄で約95円分押し下げ 30日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり47銘柄、値下がり175銘柄、変わらず3銘柄となった。日経平均は大幅反落。442.30円安の25979.75円(出来高概算6億2458万株)で前場の取引を終えている。29日の米株式市場でダウ平均は458.13ドル安(-1.54%)と大幅反落。4-6月期価格指数確定値が1981年以来で最高となったほか、週次新規失業保険申請件数が予想外に減少したため大幅利上げを織り込む長期金利の上昇で売りが先行。一部企業が売上見通しに悲観的見解を示したため景気後退懸念も更なる売り圧力となり終日軟調に推移した。ナスダック総合指数は-2.84%と3日ぶり大幅反落。欧米株安を受けて日経平均は182.05円安からスタート。寄り付きから断続的に売りが続き、前引けまでほぼ一本調子で下げ続ける展開となった。アジア市況のマイナス転換なども嫌気され、前引け直前には26000円を割り込んだ。個別ではレーザーテック<6920>、東エレク<8035>、キーエンス<6861>、日本電産<6594>の主力ハイテク株のほか、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、ダイキン<6367>などの値がさ株が軒並み大幅下落。エムスリー<2413>、メルカリ<4385>のグロース株も大幅安。日本製鉄<5401>や三菱商事<8058>、三菱UFJ<8306>、IHI<7013>といった市況関連株も下落したが、トヨタ自<7203>、デンソー<6902>、マツダ<7261>などの自動車関連の急落が目立った。米カーマックスの決算が嫌気されたようだ。また、アシックス<7936>も米ナイキの決算が嫌気される形で急落。業績予想を下方修正した日軽金HD<5703>、西武HD<9024>なども下落した。一方、ダブル・スコープ<6619>が逆行高。NTT<9432>、KDDI<9433>、ソフトバンク<9434>の通信大手が揃って堅調。市況関連株ではロンドン金属取引所(LME)がロシア産金属の新規供給を禁止する可能性が伝わったことで、非鉄金属価格の高騰を受けて住友鉱<5713>、DOWA<5714>などが上昇。ほか、第一三共<4568>、アステラス製薬<4503>など医薬品の一角が買われた。DCM<3050>は増配や自社株買いが好感されて急伸。ハピネスカムズを子会社化したウェルビー<6556>も大幅に上昇。キユーピー<2809>はレーティング格上げで買われた。セクターでは輸送用機器、ゴム製品、電気機器を筆頭にほぼ全面安の展開。医薬品、不動産の2業種が上昇した。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の80%、対して値上がり銘柄は17%となっている。値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約95円押し下げた。同2位は東エレク<8035>となり、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、ファナック<6954>、デンソー<6902>、TDK<6762>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップはKDDI<9433>となり1銘柄で日経平均を約8円押し上げた。同2位は第一三共<4568>となり、アステラス薬<4503>、協和キリン<4151>、住友鉱<5713>、中外薬<4519>、セコム<9735>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価  25979.75(-442.30)値上がり銘柄数  47(寄与度+30.35)値下がり銘柄数 175(寄与度-472.65)変わらず銘柄数  3○値上がり上位銘柄コード  銘柄       直近価格         前日比 寄与度<9433> KDDI       4274           43 +8.99<4568> 第一三共       4080           50 +5.23<4503> アステラス薬     1926           21 +3.66<4151> 協和キリン      3330           60 +2.09<5713> 住友鉱         4174           69 +1.20<4519> 中外薬         3641           11 +1.15<9735> セコム         8311           29 +1.01<8802> 三菱地所       1903          20.5 +0.71<5714> DOWA       5220           80 +0.56<8830> 住友不         3272           16 +0.56<2002> 日清粉G       1456           14 +0.49<2871> ニチレイ       2406           24 +0.42<4578> 大塚HD       4598           11 +0.38<4704> トレンド       7750           10 +0.35<8630> SOMPO         5821           47 +0.33<2269> 明治HD       6450           40 +0.28<8331> 千葉銀         784            7 +0.24<7762> シチズン        610            7 +0.24<8697> JPX         1959            7 +0.24<9064> ヤマトHD      2179            6 +0.21○値下がり上位銘柄コード  銘柄       直近価格         前日比 寄与度<9983> ファーストリテ   76820         -2740 -95.50<8035> 東エレク       35660         -1340 -46.71<9984> ソフトバンクG   4937           -94 -19.66<6857> アドバンテス     6660          -260 -18.12<6954> ファナック     20225          -430 -14.99<6902> デンソー       6617          -398 -13.87<6762> TDK         4425          -120 -12.55<7203> トヨタ自       1889         -69.5 -12.11<6367> ダイキン工     22320          -345 -12.02<6594> 日本電産       8187          -421 -11.74<6971> 京セラ         7326          -157 -10.94<9766> コナミG       6650          -310 -10.80<6758> ソニーG        9324          -265 -9.24<2413> エムスリー      4060          -108 -9.03<4543> テルモ         4047           -61 -8.50<4063> 信越化        14365          -230 -8.02<7733> オリンパス      2760         -53.5 -7.46<7974> 任天堂         5837          -206 -7.18<7267> ホンダ         3165          -101 -7.04<6098> リクルートHD   4146           -60 -6.27 <CS> 2022/09/30 12:56 注目トピックス 日本株 アシックス---大幅反落、米ナイキが決算嫌気で時間外取引で下落 アシックス<7936>は大幅反落。米ナイキが前日に決算を発表、売上高は市場予想を上回ったものの、運送費上昇や値下げ、為替の影響などで粗利益率は想定以上に低下、収益水準は市場予想を下回っている。物流混乱などもあって在庫水準は大幅に増加する形にも。通期粗利益率見通し下方修正もあって、時間外取引では一時9%超の下落となっているもよう。連想売りの流れが同社にも波及する状況となっているようだ。 <ST> 2022/09/30 11:06 注目トピックス 日本株 出来高変化率ランキング(9時台)~DCM、エーザイなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [9月30日 9:34 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード   銘柄名   出来高   5日平均出来高   出来高変化率   株価変化率<4523>* エーザイ      5879700  647120  808.6% -2.25%<8079>* 正栄食       197000  39420  399.75% 0%<4436>* ミンカブ      1062200  212960  398.78% -5.22%<4446>* Link−U    254200  56920  346.59% 2.94%<2910>* ロックフィルド   282100  84940  232.12% -0.54%<7421>* カッパクリエ    736400  308720  138.53% -3.85%<5035>* HOUSEI    1165400  496740  134.61% 20.88%<3050>* DCM       939000  457440  105.27% 8.81%<2563>* iS500米H   4603980  2321302  98.34% -1.66%<1398>* SMAM      100020  53890  85.6% -1.36%<9281>* タカラレーベン   11815  7621.6  55.02% 0%<3739>* コムシード     238800  156480  52.61% 2.03%<6556>* ウェルビー     210900  154240  36.73% 8.45%<7379>* サーキュ      21700  16080  34.95% 2.78%<7711>* 助川電気      173600  129040  34.53% 4.79%<4442>* バルテス      65800  50220  31.02% 7.25%<9086>* 日立物流      364400  366520  -0.58% -0.91%<9780>* ハリマビステム   1900  1920  -1.04% -3.17%<1873>* 日本ハウスHD   209400  213940  -2.12% -1.95%<9824>* 泉州電業      16600  17480  -5.03% -0.38%<3186>* ネクステージ    351600  376060  -6.5% -6.32%<9412>* スカパーJ     445200  500440  -11.04% 0.39%<8168>* ケーヨー      126300  142200  -11.18% -1.09%<7856>* 萩原工業      101400  115760  -12.4% -0.1%<4428>* シノプス      4600  5260  -12.55% -3.11%<2792>* ハニーズHD    73400  85760  -14.41% -2.53%<3180>* Bガレジ      32200  39820  -19.14% 4%<3475>* グッドコムA    64000  79620  -19.62% 3.15%<6050>* EG        49200  62020  -20.67% 0.59%<7610>* テイツー      1113500  1425440  -21.88% 3.54%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 <ST> 2022/09/30 11:01 注目トピックス 日本株 出来高変化率ランキング(10時台)~メンタルヘルスT、エアクロなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [9月30日 10:49 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード   銘柄名   出来高   5日平均出来高   出来高変化率   株価変化率<4523> エーザイ      10182300  647120  1473.48% 0.21%<4436> ミンカブ      1469200  212960  589.89% -3.07%<4446> Link−U    389000  56920  583.42% 3.82%<5035> HOUSEI    2811200  496740  465.93% 16.9%<8079> 正栄食       201200  39420  410.4% -0.47%<2630>* MX米SP有    101153  24886.8  306.45% -1.7%<3050> DCM       1622900  457440  254.78% 10.87%<2910> ロックフィルド   288000  84940  239.06% -0.47%<7421> カッパクリエ    990500  308720  220.84% -3.13%<9218>* メンタルヘルスT  518900  198860  160.94% 14.97%<6556> ウェルビー     394200  154240  155.58% 5.04%<4442> バルテス      113200  50220  125.41% 3.72%<2563> iS500米H   5075510  2321302  118.65% -1.7%<9281> タカラレーベン   15644  7621.6  105.26% 0%<7711> 助川電気      258500  129040  100.33% 5.49%<3739> コムシード     296300  156480  89.35% -0.61%<7610> テイツー      2697800  1425440  89.26% 3.54%<1398> SMAM      100020  53890  85.6% -1.36%<3186> ネクステージ    673400  376060  79.07% -4.66%<7379> サーキュ      26300  16080  63.56% 3.33%<6050> EG        77700  62020  25.28% -1.08%<9086> 日立物流      446900  366520  21.93% -1.03%<8168> ケーヨー      170000  142200  19.55% 0%<9824> 泉州電業      20800  17480  18.99% 0%<3475> グッドコムA    94200  79620  18.31% 3.21%<1873> 日本ハウスHD   250100  213940  16.9% -2.17%<9557>* エアクロ      50600  43880  15.31% 0.62%<2792> ハニーズHD    97800  85760  14.04% -3.08%<7868>* 広済堂HD     470200  413900  13.6% 2.05%<2760>* 東エレデバ     57900  51640  12.12% 0.95%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 <FA> 2022/09/30 10:57 注目トピックス 日本株 LinkーU---大幅続伸、海外向け配信で集英社作品の取扱を開始 LinkーU<4446>は大幅続伸。グループ企業の米Comikey Mediaが展開する海外市場向けマンガプラットフォーム「コミッキー」において、集英社の女性向けアプリ、マンガMeeにて連載中のマンガ作品の取り扱いを開始すると発表している。第1弾として、『サレタガワのブルー』『ニドメの共犯』『おしかけ王子は2度おいしい』『ぽちゃっと恋をメシ上がれ!』『冷たいベッドの上で。』を配信予定。ユーザー層拡大につながるとの期待が先行へ。 <ST> 2022/09/30 10:49 注目トピックス 日本株 ウェルビー---大幅続伸、群馬県地盤のハピネスカムズを子会社化 ウェルビー<6556>は大幅続伸。群馬県に6つの放課後などデイサービスの事業所を運営するハピネスカムズを子会社化すると発表している。同社グループの療育事業においては、まだ群馬県に進出しておらず、今回の株式取得によって、開設スピードの加速と進出地域の拡大が実現することになる。着実な業容拡大につながるとの期待が高まる格好へ。なお、ハピネスカムズの22年3月期売上高は1.6億円の水準であったもよう。 <ST> 2022/09/30 10:42 注目トピックス 日本株 キユーピー---大幅続伸、原材料コストピークアウト視野に国内証券が投資判断格上げ キユーピー<2809>は大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も2200円から2600円に引き上げている。主原料の植物油価格にピークアウト感が強まってきたとし、原材料コストは 22年11月期第4四半期から23年11月期第1四半期が当面のピークになると予想。つれて、値上げ効果や海外事業のポテンシャルを評価する局面が近いと判断しているようだ。 <ST> 2022/09/30 10:28 注目トピックス 日本株 DCM---大幅続伸、増配や自社株買い実施発表を好感 DCM<3050>は大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は190億円で前年同期比4.0%減益となり、従来予想の199億円をやや下回る着地に。通期予想は310億円、前期比1.1%増を据え置いている。決算数値に大きなインパクトがない中、年間配当金計画は34円から40円に引き上げ、前期比7円の増配となる。また、発行済み株式数の5.49%に当たる800万株、80億円を上限とする自己株式の取得実施も発表。株主還元強化を評価の動き優勢に。 <ST> 2022/09/30 10:20 注目トピックス 日本株 【IPO】グッピーズ<5127>---初値は2020円(公開価格1550円) グッピーズ<5127>の初値は公開価格を30.3%上回る2020円となった。初値形成時の出来高は79万4300株だった。 <CN> 2022/09/30 09:57 注目トピックス 日本株 【IPO】ポーターズ<5126>---初値は3275円(公開価格1570円) ポーターズ<5126>の初値は公開価格の約2.1倍となる3275円となった。初値形成時の出来高は28万6500株だった。 <CN> 2022/09/30 09:16 注目トピックス 日本株 【IPO】グッピーズ<5127>---買い気配、本日東証グロース市場に新規上場 本日、グッピーズ<5127>が東証グロース市場へ上場した。現在、公開価格である1550円に買いが約83万株、売りが約50万株、差し引きでは約33万株となっている。 <CN> 2022/09/30 09:02 注目トピックス 日本株 東エレデバ、キユーピー◆今日のフィスコ注目銘柄◆ 東エレデバ<2760>第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は945億円から1100億円、経常利益を36.5億円から48.5億円に上方修正した。半導体及び電子デバイス事業において、産業機器向けをはじめとする取り扱い半導体製品の販売が想定を上回る水準で推移した。また、ドル建て販売において為替相場が円安傾向で推移したことも寄与し、売上・利益とも当初の予想を上回る見込みとなった。キユーピー<2809>2200円割れ水準での底固めからのリバウンドを継続しており、25日、75日線からの上放れを見せている。一目均衡表では雲を上放れ、遅行スパンについても実線を下から上に突き抜ける、上方シグナルを発生させてきた。パラボリックはSAR値にタッチし、陽転シグナルを発生。目先的には8月戻り高値2366円、7月戻り高値2384円が射程に入っている。 <FA> 2022/09/30 08:36 注目トピックス 日本株 ADR日本株ランキング~トヨタなど全般軟調、シカゴは大阪比165円安の26175円~ ADR(米国預託証券)の日本株は、トヨタ<7203>、ソニーG<6758>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、デンソー<6902>、富士フイルム<4901>、富士通<6702>、セコム<9735>など対東証比較(1ドル144.46円換算)で全般軟調。シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円安の26175円。米国株式市場は反落。ダウ平均は458.13ドル安の29255.61ドル、ナスダックは314.13ポイント安の10737.51で取引を終了した。4−6月期価格指数確定値が1981年以来で最高となったほか、週次新規失業保険申請件数が予想外に減少したため大幅利上げを織り込む長期金利の上昇で、寄り付き後、下落。一部企業が売り上げに悲観的見通しを示したため景気後退懸念も再燃しさらなる売り圧力となり終日軟調に推移した。携帯端末のアップル(AAPL)の下落も相場を一段と押し下げ、引けにかけて一段安となった。29日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円78銭から144円26銭まで下落し、144円43銭で引けた。米4−6月期価格指数確定値が1981年以来で最高となったほか、米先週分新規失業保険申請件数が昨年5月初旬来の20万件割れで、4月来の低水準となり労働市場のひっ迫が連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な利上げを正当化するとの見方に金利上昇に伴いドル買いが優勢となった。その後、欧州通貨買いに対するドル売りに押された。ユーロ・ドルは0.9680ドルから0.9815ドルまで上昇し、0.9814ドルで引けた。ドイツの9月消費者物価指数が予想を上回りユーロ導入来で最大の伸びとなったため、欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測を受けたユーロ買いや、ポンドの買戻しに連れたユーロ買いが強まった。NY原油先物11月限は弱含み(NYMEX原油11月限終値:81.23 ↓0.92)。■ADR上昇率上位銘柄(29日)<7974> 任天堂 51.49ドル 6612円 (569円) +9.42%<4523> エーザイ 58.06ドル 8387円 (683円) +8.87%<6361> 荏原 17.07ドル 4932円 (112円) +2.32%<6770> アルプス 15.3ドル 1105円 (23円) +2.13%<8411> みずほFG 2.23ドル 1611円 (20円) +1.26%■ADR下落率下位銘柄(29日)<6753> シャープ 1.46ドル 844円 (-39円) -4.42%<6723> ルネサス 4.15ドル 1199円 (-38円) -3.07%<8309> 三井トラスト 2.79ドル 4030円 (-127円) -3.06%<7731> ニコン 9.41ドル 1359円 (-37円) -2.65%<6645> オムロン 45.55ドル 6580円 (-146円) -2.17%■その他ADR銘柄(29日)<1925> 大和ハウス 20.37ドル 2943円 (-18.5円)<1928> 積水ハウス 16.38ドル 2366円 (-30.5円)<2503> キリン 15.5ドル 2239円 (-16.5円)<2802> 味の素 27.29ドル 3942円 (-22円)<3402> 東レ 9.82ドル 709円 (-13.8円)<3407> 旭化成 13.21ドル 954円 (-10.1円)<4523> エーザイ 58.06ドル 8387円 (683円)<4704> トレンド 52.65ドル 7606円 (-134円)<4901> 富士フイルム 45.98ドル 6642円 (-92円)<4911> 資生堂 34.68ドル 5010円 (-52円)<5108> ブリヂストン 16.54ドル 4779円 (-59円)<5201> AGC 6.4ドル 4623円 (53円)<5802> 住友電 10.31ドル 1489円 (-26.5円)<6301> コマツ 18.25ドル 2636円 (-19円)<6503> 三菱電 18.15ドル 1311円 (-9.5円)<6645> オムロン 45.55ドル 6580円 (-146円)<6702> 富士通 21.68ドル 15659円 (-166円)<6723> ルネサス 4.15ドル 1199円 (-38円)<6758> ソニーG 65.07ドル 9400円 (-189円)<6762> TDK 31.25ドル 4514円 (-31円)<6902> デンソー 23.96ドル 6923円 (-92円)<6954> ファナック 14.18ドル 20484円 (-171円)<6988> 日東電 27.04ドル 7812円 (-48円)<7201> 日産自 6.77ドル 489円 (-2.2円)<7202> いすゞ 11.41ドル 1648円 (-28円)<7203> トヨタ 133.76ドル 1932円 (-26.5円)<7267> ホンダ 22.19ドル 3206円 (-60円)<7270> SUBARU 7.84ドル 2265円 (-46.5円)<7733> オリンパス 19.45ドル 2810円 (-3.5円)<7741> HOYA 97.07ドル 14023円 (-2円)<7751> キヤノン 22.01ドル 3180円 (-34円)<7974> 任天堂 51.49ドル 6612円 (569円)<8001> 伊藤忠 49.38ドル 3567円 (-21円)<8002> 丸紅 88.7ドル 1281円 (-18円)<8031> 三井物 432.49ドル 3124円 (-34円)<8053> 住友商 12.5ドル 1806円 (-21.5円)<8267> イオン 18.79ドル 2714円 (15.5円)<8306> 三菱UFJ 4.59ドル 663円 (-6.3円)<8309> 三井トラスト 2.79ドル 4030円 (-127円)<8316> 三井住友 5.66ドル 4088円 (-40円)<8411> みずほFG 2.23ドル 1611円 (20円)<8591> オリックス 71.82ドル 2075円 (-5円)<8604> 野村HD 3.29ドル 475円 (-7.1円)<8766> 東京海上HD 53.8ドル 2591円 (-12円)<8802> 菱地所 12.9ドル 1864円 (-18.5円)<9202> ANA 3.76ドル 2719円 (-26.5円)<9432> NTT 27.11ドル 3916円 (-8円)<9735> セコム 14.16ドル 8182円 (-100円)<9983> ファーストリテイ 54.6ドル 78875円 (-685円)<9984> ソフトバンクG 17.1ドル 4941円 (-90円) <ST> 2022/09/30 07:36 注目トピックス 日本株 前日に動いた銘柄 part2 アースインフィニティ、エフ・コード、長野銀行など 銘柄名<コード>29日終値⇒前日比ディア・ライフ<3245> 552 -439月一括配当の権利落ちで処分売り優勢。NSユナイテッド海運<9110> 3830 -330中間期末配当権利落ちで売られる。川崎汽船<9107> 2077 -150配当権利落ちで大手海運株一斉安。飯野海運<9119> 664 -27他の海運株同様に配当権利落ちの影響。日本製鉄<5401> 2043 -77海運株と同様に高利回り銘柄として処分売り。SRSHD<8163> 851 -26株主優待権利落ちで処分売り。日本特殊陶業<5334> 2740 -76高配当利回り銘柄の一角でもあり。三菱UFJ<8306> 669.3 -13.9米長期金利低下をマイナス視。任天堂<7974> 6043 +731:10の株式分割権利落ちで流動性向上期待。日本電産<6594> 8608 -210日経平均リバランスの買い需要が一巡で。プラコー<6347> 292 +4128日にかけての一段安で突っ込み警戒感も。長野銀行<8521> 1351 +142八十二銀行との経営統合発表でプレミアム付与期待。アースインフィニティ<7692> 3850 +700光通信大株主銘柄として思惑買い続く。トミタ電機<6898> 4475 -78528日ストップ安の地合い引き継ぐ。キャンディル<1446> 517 -57配当・優待権利落ちの影響強まる。ブロードエンター<4415> 1250 +80三菱地所と協業に向けた基本合意書締結。バルニバービ<3418> 941 +0SBIHDと資本業務提携、レストランや住環境整備など地方創生事業強化。デコルテHD<7372> 1229 +77ミクシィが資本業務提携で筆頭株主に、サービス拡充や新規事業開発。ジーニー<6562> 1230 +80Googleの「ディスプレイ&ビデオ360」と広告取引で連携開始。アミタホールディングス<2195> 875 -17529日売買分から東証が信用取引の臨時措置解除へ。ユニポス<6550> 161 -1829日売買分から東証が信用取引に関する臨時措置実施へ。ロコンド<3558> 1147 +37子会社がReebokブランドの日本国内事業の一部を譲り受けると発表。エフ・コード<9211> 3870 +700国内証券の新規カバレッジ観測きっかけに関心。グラッドキューブ<9561> 1305 +2528日に新規上場、引き続きセカンダリー物色活発。プログリット<9560> 899 -29日グロース市場に新規上場、公開価格(730円)を61.6%上回る1180円で初値形成。 <FA> 2022/09/30 07:32 注目トピックス 日本株 前日に動いた銘柄 part1 三菱重、野村総合研究所、アシックスなど 銘柄名<コード>29日終値⇒前日比三菱重<7011> 4872 +114電力4社と次世代原発を共同開発へと報道。野村総合研究所<4307> 3680 +110上半期営業利益が2年連続最高と報道。夢真ビーネックスグループ<2154> 1615 +58今期営業利益14%増予想。ラバブルマーケ<9254> 1624 +300新拠点開設で固定資産取得・賃借。アイキューブド<4495> 1668 +76NTTドコモのモバイルデバイス管理サービスに「CLOMO MDM」が採用。モイ<5031> 535 +24声系配信者バーチャル化プロジェクトから公式歌姫デビュー。ヤマシンフィルタ<6240> 379 +42特に新規材料観測されないが長期株価低迷銘柄でもあり。アシックス<7936> 2576 +178欧州情勢の沈静化で買い安心感も強まる。広済堂HD<7868> 1416 +126特に材料表面化しておらず値動きの軽さなど手掛かり。フィールズ<2767> 1686 +151メタバース関連の一角としても関心向かう。チェンジ<3962> 2069 +178米長期金利一服が中小型グロース株の支援に。ペプチドリーム<4587> 1636 +110個人投資家のマインド改善など支援に。SREHD<2980> 3015 +145中小型グロース株高の流れに乗る。楽天グループ<4755> 645 +37前日から「Rakuten Optimism」が開催中。レオパレス21<8848> 336 +22直近では光通信の保有比率上昇も。 IMAGICA GROUP<6879> 956 +68ドコモのメタバース新会社設立が関連銘柄の刺激に。ファーマフーズ<2929> 1243 +55売り方の買い戻しが優勢の展開か。ヤマハ<7951> 5190 +305特に材料ないが底値到達感からリバウンドの動き。サイボウズ<4776> 1476 +768月の好調な月次動向を引き続き評価へ。塩野義製薬<4507> 7068 +343新型コロナ薬の良好な試験結果を引き続き好材料視。インフォマート<2492> 446 +27滋賀銀行がプラットフォーム導入を発表。ギフティ<4449> 2114 +104米長期金利低下がグロース株の支援に。日本郵船<9101> 2500 -470配当権利落ちによる処分売りが優勢に。商船三井<9104> 2653 -397配当利回りトップクラス銘柄で権利落ちの影響強まる。西松屋チェーン<7545> 1334 -116通期営業益は一転減益予想に下方修正。 <FA> 2022/09/30 07:15 注目トピックス 日本株 Abalance---2024年6月期の売上・利益の目標値を上方修正 Abalance<3856>は28日、2024年6月期の売上・利益の目標値を見直し、上方修正したことを発表。修正後の2024年6月期の目標値は、売上高1500.00億円、営業利益45.00億円、経常利益38.00億円とした。同社は、太陽光パネル製造事業の業績拡大に伴い、2022年6月期の売上高は前期比3.4倍超となり、2024年6月期の売上目標値も上回ったことから、売上・利益の目標値を見直し、上方修正となった。太陽光パネル製造事業を担うベトナムのVSUN社は、生産体制・品質管理の高度化と生産能力の拡張を視野に入れ、更なる業績拡大に取組む。国内事業は、ストック型モデルを重点に置き、発電所の販売、関連設備の物販事業等の国内フロー型モデルとのバランスを取った経営を推進する。同社グループは、保有発電容量1GW、年間製造目標8GWを成長戦略の柱と位置付け、中長期的な企業価値向上への強化施策を着実に推進していく。 <SI> 2022/09/29 18:45 注目トピックス 日本株 アクセル---業績予想及び配当予想の修正 アクセル<6730>は21日、業績予想及び配当予想の修正を発表。2023年3月期通期連結業績予想の売上高は前回発表予想比18.6%増の134億円、営業利益は同165.2%増の12.2億円、経常利益は同134.5%増の13.6億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同104%増の10.2億円、1株当たり当期純利益は93円94銭。2023年3月期通期個別業績予想の売上高は前回発表予想比19.5%増の129.7億円、経常利益は同112.3%増の12.1億円、当期純利益は同88%増の9.4億円、1株当たり当期純利益は86円57銭。当期のパチンコ・パチスロ機市場は、世界的なサプライチェーンの混乱や半導体市況の需給ひっ迫の影響から多くのメーカーで部材を積極的に確保する動きが見られ、同社の受注動向は高水準で推移している。現在までの受注状況や顧客へのヒアリング、さらには生産面の影響を総合的に精査した結果、パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIの販売が約47万個の見通し(当初45万個の販売計画)となったことに加え、メモリモジュール製品は顧客の旺盛な需要により計画を大幅に上回る販売見通しとなった。また今回の業績予想の修正に伴い、配当予想も修正となった。前回予想が1株当たり普通配当24円、記念配当16円、合計40円に対し、今回発表予想が1株当たり普通配当47円、記念配当16円、合計63円へと修正した。 <SI> 2022/09/29 18:38 注目トピックス 日本株 井関農 Research Memo(9):株主還元は重要政策の一つであり、安定した配当を実施 ■株主還元策利益配分の方針として井関農機<6310>は、株主に対する安定した配当の配分を重要政策の一つとして掲げている。配当実績は2017年12月期が30円、2018年12月期が30円、2019年12月期が30円、2020年12月期が0円、2021年12月期が30円となっているほか、2022年12月期に関しても30円の配当を見込んでいる。2020年12月期は最終損失を計上したため、無配当となったものの、それ以外は安定して30円の配当を実施している。配当性向はそれぞれ24.1%、62.1%、93.7%、21.2%で推移している(2020年12月期は無配)。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎) <SI> 2022/09/29 17:19 注目トピックス 日本株 井関農 Research Memo(8):「変革」をキーワードにさらなる100年企業を目指す(2) ■井関農機<6310>の中長期の成長戦略4. 収益性改善天候不順などの外部環境の影響に関わらず、安定して収益をあげるための構造改革を実施することで、2025年までに営業利益率を5%に高めることを目指す。具体的には各生産工場で重複していた機能などの統合による固定費率の改善、内外作区分の見直しを実施し一部部品の外注による工数削減の実現、IT導入による事業活動の効率化、棚卸資産の削減による資産効率の改善などによって営業利益率5%、ROE8%、営業キャッシュフロー600億円(5年累計)を実現していきたい考えだ。5. ESG4つ目の取り組みはESGを念頭に事業を行っていくことだ。新中期経営計画を策定した同社は、国内製造所の生産活動から排出されるCO2を2030年までに2013年度比で26%削減すること(2019年削減率は目標9%に対して実績が12%と目標を上回った)、国内売上高におけるエコ商品比率を2030年までに50%以上に高めることを目標として設定していたが、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に賛同したことを受けて、さらなる環境経営の推進を実施している。具体的には、グローバル生産拠点における生産活動から排出されるCO2を2030年までに2014年比で46%削減すること、国内売上高に占めるエコ商品比率を2025年までに65%まで高めることを計画している。環境経営の推進に加えて、事業を通じて「農業の強靭化を応援」「住みよい村や街の景観整備」「循環型社会を目指す環境保全」という3つの面からSDGsの実現に貢献する考えだ。また社内活動においても、ワークライフバランスの充実やダイバーシティの確保などによって従業員のエンゲージメントを高めることを目標としている。ESG投資は近年、頻発する自然災害、サプライチェーンにおける人権問題などを受け、機関投資家や個人投資家の間で急速に広まっている。こうした中、ESGを考慮しない企業活動を行っている企業は今後資金を調達することがますます難しくなると弊社は予想する。そういった意味でESGを念頭に事業活動を行っていくことは重要であると言えるだろう。大型フラッグシップモデルであるJapanシリーズ販売活動への注力、サブスクサービスの市場投入、本社購買部機能の拡充など既に2021年12月期から新中期経営計画の下に具体的な活動が実施されており、2022年12月期以降はこういった活動がさらに加速することが予想される。6. 新中期経営計画の進捗状況2022年12月期第2四半期においても新中期経営計画は着実に進捗している。国内市場では、大規模顧客拡大に向けてジャパンシリーズの拡販に注力している。また、ベンチャー企業との協業によって有機農業促進に向けた取り組みを開始した点も見逃せない。スマート農機も順調に販売が進んでいる。一例を挙げると、田植機の8条クラスに関しては、直進アシスト機能を搭載したものが売上の6割を超えた。また、トラクタの中型クラスであるNT、NTAにも直進アシストに対応したモデルを投入している。北米では、AGCO社向けに20馬力前後の製品を投入し、コストダウン機の販売を加速させている。受注残に占める割合も大きく、市場の評価は好評だ。また、製品のモデルチェンジ毎に全社的な水準をしっかりと遵守させることによって、収益性も向上しており、今後も新中期経営計画の着実な実行による業績の拡大と企業価値の向上が期待される。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎) <SI> 2022/09/29 17:18 注目トピックス 日本株 井関農 Research Memo(7):「変革」をキーワードにさらなる100年企業を目指す(1) ■中長期の成長戦略1. 新中期経営計画~次の100年に向け、「変革」の土台を整える~井関農機<6310>は2021年12月期、創立100年を迎える2025年12月期を最終年度とする新中期経営計画を策定した。計画を実現すべく、全社一丸となって取り組んでいる。新中期経営計画のキーワードは「変革」。2025年のその先、さらなる100年企業を目指して、そのための礎づくりを行っていくことが主な目的だ。基本的な戦略は以下の2つに大別される。・ベストソリューションの提供:製品だけでなくモノからコトへ「サービス」の提供に注力・収益とガバナンス強化による企業価値向上:売上高に左右されることなく収益を確実に上げられる筋肉質への体質転換上記2つの基本戦略の下に、具体的には「選択と集中」、「ビジネスモデル転換」(左記の2つはベストソリューションの提供に入る)、「収益性改善」、そして「ESG」(これらの2つは収益とガバナンス強化による企業価値向上に入る)という4つの切り口から戦略を実行に移していく考えだ。2. 選択と集中具体的な取り組みとしてまずは「選択と集中」が挙げられる。外部環境の変化に呼応する形で有限である社内のリソースを効率的に活用していくことを目指す。国内市場の販売活動においては、農業経営体が大規模化しているなか大規模農家顧客のさらなる拡大を図ること、トラクタ、コンバイン、田植機それぞれのカテゴリーの大型農機フラッグシップモデルであるJapanシリーズの販売に注力することを基本的な方針として掲げている。また、昨今の農業へのICT導入の流れを受け、「ロボットトラクタTJ Vシリーズ」や「さなえPRJ8ロボット田植機」などのスマート農機の販売にもリソースを重点配分することを計画している。農林水産省が示しているデータからも、家族経営体が減少し、組織経営体が増えるなかで耕作農地の大規模化が進んでいることが分かる。海外市場の販売活動については、各地域のニーズに即した製品の販売に注力する。北米においては、コンパクト市場でのシェア拡大を目標にグローバル戦略パートナーであるAGCO社のコンパクトトラクタなどの販売に注力する。欧州では、景観整備市場でのさらなるシェア拡大を目指して景観整備用トラクタの販売に注力するほか、環境意識の高まりを受けて電動化製品の新規投入にも注力する方針だ(シェア拡大のために連結化も視野に販売網の再構築を行っていく構え)。アジアにおいては、日本で培った稲作ノウハウ・農機を展開しながらタイのIST社を起点に事業を拡大・加速する計画である。商品開発、特に将来に向けた先行開発においては、「グローバル戦略機の開発」「電動化製品の開発」「スマート農機の開発」の3つを主な重点施策として掲げている。グローバル戦略機については、トラクタ、コンバイン、田植機のカテゴリーごとに共通のプラットフォームを開発することにより、開発のコスト削減と効率化を実現していく考えだ。また、スマート農機の開発においては、レベル3(完全無人型の遠隔監視型ロボット農機)の本格的な普及に向けて対応する農機の開発に注力する。今後、農家が大規模化する中でより効率的な農業が求められてくること、データを基にした様々な新規ビジネスが生まれる可能性があることなどを考慮すると、スマート農機の開発に注力することは非常に重要であると弊社は考えている。3. ビジネスモデル転換モノを売り切るビジネスに比べてサービスで継続的に収益を稼ぐビジネスモデルの優位性が広く認識されているなか、同社も従来の農機売り切りが中心のビジネスモデルから「データ」を軸にしたサービスの提供、修理・メンテナンスなどで継続的に収益を上げるビジネスモデルへと転換を図る計画である。具体的には現在、全地球測位衛星システム(GNSS)を活用した安価で高精度な位置情報サービス(ロボット農機や自動操舵機能が付いた農機の稼働に必要となる)を月額3,300円で提供し、顧客のアンテナ建設の初期費用を抑えている。今後は、スマート農機から得られるデータを基にしたコンサルティング業務、データの外販、Amoniで提供している情報の有料化などの新規ビジネスが考えられるだろう。現在でもICTを搭載した農機を市場に投入している同社は、農機や農作業に関するデータを収集できる体制は整っており、今後はアイデア次第でデータを収益化するビジネスを多く生み出していくことができると弊社は考えている。また、こういったICT農機で出たデータを収集し、顧客が活用する流れを加速させていく。あるいは営業の現場でデータを活用しメンテナンス等新しいサービスの展開を図るだけでなく、働き方の改革にもつなげていく。また、開発の場面で得られたデータを製品開発に活用し、生産性を向上させるなどDXを加速させていく考えだ。さらに、アフターサービスである部品・修理収入の安定拡大も目指す。具体的には、大型整備拠点を中心としたサービス体制への変更、大型整備拠点の拡充を図ることなどを計画している。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎) <SI> 2022/09/29 17:17

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