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Reuters Japan Online Report Business News 英首相、アームのロンドン市場上場誘致 ソフトバンクGに書簡=FT [2日 ロイター] - ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計大手アームの新規株式公開(IPO)計画を巡り、英国のジョンソン首相らがロンドン市場への上場誘致に動いていると英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が2日、関係筋の話として報じた。 FTによると、ニューヨーク市場への上場を検討するソフトバンクグループに対し、英閣僚らやロンドン証券取引所(LSE)の幹部らが考え直すよう説得を試みており、ジョンソン首相が最後の取り組みの一環としてソフトバンクグループの幹部に書簡を送ったという。 アーム、LSE、ソフトバンクグループは現時点でロイターのコメント要請に応じていない。英首相府とは連絡が取れていない。 FTによると、この取り組みを主導するフィルプ技術・デジタル経済相とグリムストーン投資相が今後数週間のうちにソフトバンクグループの幹部と会談する見通し。 ただ、ソフトバンクグループが計画を変更してアームをロンドン市場に上場させる可能性はほとんどないという。 2022-05-03T020309Z_1_LYNXNPEI42017_RTROPTP_1_BRITAIN-SWITZERLAND.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220503:nRTROPT20220503020309LYNXNPEI42017 英首相、アームのロンドン市場上場誘致 ソフトバンクGに書簡=FT OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220503T020309+0000 20220503T020309+0000 2022/05/03 11:03 Reuters Japan Online Report Business News 米上院、FRB・FTC人事巡る審議に遅れか コロナ感染で [ワシントン 2日 ロイター] - バイデン米大統領が指名した米連邦準備理事会(FRB)幹部候補者および連邦取引委員会(FTC)委員候補者を巡る上院での2週目の審議が遅れるもようだ。民主党議員で新型コロナウイルスの感染が広がっているためという。 民主党のマイケル・ベネット上院議員(コロラド州選出)は1日、新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たとツイッターに投稿。「風邪のような軽度な症状」があり、隔離期間中は自宅から業務に当たるという。 こうした中、パウエルFRB議長の再任やデビッドソン大学のジェファーソン教授およびミシガン州立大学のリサ・クック経済学教授の理事指名、プライバシー保護の専門家、アルバロ・ベドヤ氏のFTC委員への指名が遅れる可能性が懸念されている。 2022-05-02T215204Z_1_LYNXNPEI410S2_RTROPTP_1_USA-DAILYLIFE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502215204LYNXNPEI410S2 米上院、FRB・FTC人事巡る審議に遅れか コロナ感染で OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T215204+0000 20220502T215204+0000 2022/05/03 06:52 Reuters Japan Online Report Business News NY市場サマリー(2日)ドル高、株反発 10年債利回り3%台 [2日 ロイター] - <為替>  週内に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、ドル指数が約20年ぶりの高水準近辺で推移した。市場では、連邦準備理事会(FRB)が想定以上にタカ派化するか注目されている。 FRBは40年ぶりの高水準にあるインフレに対応するために積極的な対応を進めており、3─4日のFOMCでは50ベーシスポイント(bp)の利上げを決定すると同時に、9兆ドルに膨れ上がったバランスシートの縮小計画を発表すると予想されている。 可能性は低いものの、一部市場関係者は75bpの利上げ、もしくは現在の予測よりも速いペースでのバランスシート縮小が発表される公算もあると予想。OANDA(ニューヨーク)のシニアアナリスト、エドワード・モヤ氏は「多くの市場関係者はFRBはタカ派スタンスを維持するとの見方を示しているが、それでもなおタカ派的なサプライズがある可能性は否定できない。このため、ドル相場はFOMCまで高止まりするだろう」と述べた。 FRBがインフレ対応にどこまで利上げを継続するのか、手懸かりを得ようとFOMC後のパウエルFRB議長の記者会見も注目されている。 終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は103.72。4月28日には103.93と、2002年12月以来の高値を付けていた。 ユーロは1.0493ドル。4月28日には1.0470ドルと、17年1月以来の安値を付けていた。 ドルは中国人民元に対し、オフショア取引で0.6%高の6.6820元。4月29日に付けた20年11月以来の高値(6.6940元)に迫った。 円は対ドルで130.14円。4月28日には131.24円と、02年4月以来の安値を付けていた。 <債券> 指標となる10年債利回りが2018年12月以来初めて3%台に上昇した。心理的な節目を突破したことで、他の金融市場にも影響が広がる可能性がある。 10年債利回りは一時3.01%に上昇。終盤は10ベーシスポイント(bp)上昇の2.9905%で推移している。 TD証券(ニューヨーク)のシニア金利ストラテジスト、ゲンナディー・ゴールドバーグ氏は「投資家にとって最大の疑問は、どこが金利のピークなのかということだ。長期的視点で見ると10年物の3%は実際に魅力的に見え始めている。問題は、明日はもっと魅力的になるということだ。それが人々を及び腰にしている」と指摘した。 30年債利回りも、一時19年3月以来の高水準となる3.074%に上昇した。終盤は11bp上昇の3.058%。 フェデラルファンド(FF)金利先物市場では、年内に少なくとも3回の50bp利上げを織り込み、合計引き上げ幅は249bpとなっている。 2年債利回りは、2bp上昇し2.725%。 10年物価連動国債(TIPS)利回りは再びプラスに転じ、20年3月以来の高水準となる0.188%を記録した。終盤は17bp上昇の0.170%。 <株式> 反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、神経質な展開となる中、終日激しい値動きとなった。ただ、最近売り込まれていたハイテク株の買いが膨らみ、終盤にかけ上昇に転じた。 S&P総合500種は一時2021年5月以来の安値を付け、ナスダック総合も20年11月以来の安値に沈む場面があった。 米連邦準備理事会(FRB)は週内のFOMCで、50ベーシスポイント(bp)の利上げを実施すると広く予想されている。量的引き締め(QT)の着手にも注目が集まる。 デファイナンスETFのシルビア・ジャブロンスキ最高投資責任者は「市場はFRBの動きをすでに織り込み済みで、とりわけ長期筋にとっては今が好機だ」とし、大型ハイテク株は「特価」と指摘した。 メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)とエヌビディアはともに5.3%高、マイクロソフトも2.5%高だった。 テスラ、アマゾン・ドット・コム、アップルも0.2─3.7%上昇した。 欧州連合(EU)独禁当局が、アップルがモバイル決済「アップルペイ」の技術を巡り独占的地位を乱用した反競争的行為があったという暫定見解を示したことが重しとなり、アップルはほぼ終日マイナス圏で推移していた。 S&P主要11セクターでは、通信サービスが大きく上昇する半面、不動産の下げが目立った。 ファイザーは1.5%安。新型コロナウイルス経口治療薬「パキロビッド」の大規模試験で、新型コロナに感染した人と同居している人の感染予防では効果がない結果が示されたことが嫌気された。 ゲーム大手アクティビジョン・ブリザードは3.3%高。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は30日、自身が率いるバークシャー・ハサウェイがアクティビジョン株9.5%を取得したと明らかにした。 格安航空会社(LCC)スピリット航空は9.4%安。同業ジェットブルー・エアウェイズによる買収提案について、政府の承認を得られる公算が小さいとの見方から拒否したと発表した。 米取引所の合算出来高は132億2000万株。直近20営業日の平均は118億7000万株。 <金先物> 米長期金利とドルの上昇を嫌気し、3営業日ぶりに反落した。中心限月6月物の 清算値(終値に相当)は前週末比48.10ドル(2.52%)安の1オンス=1863. 60ドル。これは2月中旬以来、約2カ月半ぶりの安値水準。 <米原油先物> 欧州連合(EU)によるロシア産原油の輸入禁止案をめぐる報道が支援材料となる中、反発した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比0.48ドル(0.46%)高の1バレル=105.17ドルだった。7月物は0.48ドル高の103.42ドル。 ドル/円 NY終値 130.14/130.17 始値 129.88 高値 130.35 安値 129.71 ユーロ/ドル NY終値 1.0504/1.0506 始値 1.0524 高値 1.0541 安値 1.0491 米東部時間 30年債(指標銘柄) 17時05分 84*25.00 3.0291% 前営業日終値 86*08.00 2.9460% 10年債(指標銘柄) 17時05分 90*22.50 2.9768% 前営業日終値 91*14.00 2.8850% 5年債(指標銘柄) 17時05分 98*26.75 3.0028% 前営業日終値 99*08.00 2.9120% 2年債(指標銘柄) 17時05分 99*17.75 2.7311% 前営業日終値 99*19.63 2.7000% 終値 前日比 % ダウ工業株30種 33061.50 +84.29 +0.26 前営業日終値 32977.21 ナスダック総合 12536.02 +201.38 +1.63 前営業日終値 12334.64 S&P総合500種 4155.38 +23.45 +0.57 前営業日終値 4131.93 COMEX金 6月限 1863.6 ‐48.1 前営業日終値 1911.7 COMEX銀 7月限 2258.4 ‐50.1 前営業日終値 2308.5 北海ブレント 7月限 107.58 +0.44 前営業日終値 107.14 米WTI先物 6月限 105.17 +0.48 前営業日終値 104.69 CRB商品指数 309.1607 +0.8901 前営業日終値 308.2706 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T214213+0000 2022/05/03 06:42 Reuters Japan Online Report Business News 米国株式市場=反発、ハイテク株に安値拾いの買い [2日 ロイター] - 米国株式市場は反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、神経質な展開となる中、終日激しい値動きとなった。ただ、最近売り込まれていたハイテク株の買いが膨らみ、終盤にかけ上昇に転じた。 S&P総合500種は一時2021年5月以来の安値を付け、ナスダック総合も20年11月以来の安値に沈む場面があった。 米連邦準備理事会(FRB)は週内のFOMCで、50ベーシスポイント(bp)の利上げを実施すると広く予想されている。量的引き締め(QT)の着手にも注目が集まる。 デファイナンスETFのシルビア・ジャブロンスキ最高投資責任者は「市場はFRBの動きをすでに織り込み済みで、とりわけ長期筋にとっては今が好機だ」とし、大型ハイテク株は「特価」と指摘した。 メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)とエヌビディアはともに5.3%高、マイクロソフトも2.5%高だった。 テスラ、アマゾン・ドット・コム、アップルも0.2─3.7%上昇した。 欧州連合(EU)独禁当局が、アップルがモバイル決済「アップルペイ」の技術を巡り独占的地位を乱用した反競争的行為があったという暫定見解を示したことが重しとなり、アップルはほぼ終日マイナス圏で推移していた。 S&P主要11セクターでは、通信サービスが大きく上昇する半面、不動産の下げが目立った。 ファイザーは1.5%安。新型コロナウイルス経口治療薬「パキロビッド」の大規模試験で、新型コロナに感染した人と同居している人の感染予防では効果がない結果が示されたことが嫌気された。 ゲーム大手アクティビジョン・ブリザードは3.3%高。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は30日、自身が率いるバークシャー・ハサウェイがアクティビジョン株9.5%を取得したと明らかにした。 格安航空会社(LCC)スピリット航空は9.4%安。同業ジェットブルー・エアウェイズによる買収提案について、政府の承認を得られる公算が小さいとの見方から拒否したと発表した。 米取引所の合算出来高は132億2000万株。直近20営業日の平均は118億7000万株。 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード ダウ工業株30種 33061.50 +84.29 +0.26 32978.4 33224. 32449. 9 95 87 前営業日終値 32977.21 ナスダック総合 12536.02 +201.38 +1.63 12331.6 12542. 12202. 9 54 41 前営業日終値 12334.64 S&P総合500種 4155.38 +23.45 +0.57 4130.61 4169.8 4062.5 1 1 前営業日終値 4131.93 ダウ輸送株20種 14910.71 +45.65 +0.31 ダウ公共株15種 987.17 -12.73 -1.27 フィラデルフィア半導体 3022.24 +102.50 +3.51 VIX指数 32.34 -1.06 -3.17 S&P一般消費財 1289.46 +17.31 +1.36 S&P素材 532.21 -1.76 -0.33 S&P工業 805.92 +1.36 +0.17 S&P主要消費財 800.04 -10.46 -1.29 S&P金融 573.82 +0.12 +0.02 S&P不動産 283.96 -7.42 -2.55 S&Pエネルギー 580.24 +7.83 +1.37 S&Pヘルスケア 1508.12 -10.33 -0.68 S&P通信サービス 202.83 +4.80 +2.43 S&P情報技術 2516.69 +38.69 +1.56 S&P公益事業 358.10 -3.78 -1.04 NYSE出来高 12.02億株 シカゴ日経先物6月限 ドル建て 26895 + 85 大阪比 シカゴ日経先物6月限 円建て 26860 + 50 大阪比 2022-05-02T213223Z_1_LYNXNPEI410RL_RTROPTP_1_GLOBAL-MARKETS-DECADE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502213223LYNXNPEI410RL 米国株式市場=反発、ハイテク株に安値拾いの買い OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T213223+0000 20220502T213223+0000 2022/05/03 06:32 Reuters Japan Online Report Business News 米、EV用バッテリー製造に30億ドル超のインフレ資金振り向けへ [ワシントン 2日 ロイター] - 米政権は、電気自動車(EV)用バッテリー製造向けに30億ドル超のインフラ資金を振り向ける見通しと、政府当局者が2日明らかにした。 バイデン大統領が昨年署名し、成立した1兆ドル規模のインフラ投資法から拠出され、エネルギー省によって振り当てられる。 バイデン大統領は2030年までに、新車販売に占めるEVの比率を50%とする目標を掲げている。温暖化ガス排出量削減を目指すと同時に、中国の競争に対抗する狙いもある。 また、ホワイトハウスのランドリュー・インフラ調整官は、ロシアのウクライナ侵攻後急騰しているガソリン価格に言及し、「石油とガソリン価格が高騰に直面する中、米世帯にとり、EVが長期的に安価となることが重要」と述べた。 2022-05-02T212340Z_1_LYNXNPEI410R7_RTROPTP_1_USA-AUTOS-ELECTRIC.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502212340LYNXNPEI410R7 米、EV用バッテリー製造に30億ドル超のインフレ資金振り向けへ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T212340+0000 20220502T212340+0000 2022/05/03 06:23 Reuters Japan Online Report Business News NY外為市場=ドル高、FRB想定以上にタカ派化するか注目 [ニューヨーク 2日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、週内に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、ドル指数が約20年ぶりの高水準近辺で推移した。市場では、連邦準備理事会(FRB)が想定以上にタカ派化するか注目されている。 FRBは40年ぶりの高水準にあるインフレに対応するために積極的な対応を進めており、3─4日のFOMCでは50ベーシスポイント(bp)の利上げを決定すると同時に、9兆ドルに膨れ上がったバランスシートの縮小計画を発表すると予想されている。 可能性は低いものの、一部市場関係者は75bpの利上げ、もしくは現在の予測よりも速いペースでのバランスシート縮小が発表される公算もあると予想。OANDA(ニューヨーク)のシニアアナリスト、エドワード・モヤ氏は「多くの市場関係者はFRBはタカ派スタンスを維持するとの見方を示しているが、それでもなおタカ派的なサプライズがある可能性は否定できない。このため、ドル相場はFOMCまで高止まりするだろう」と述べた。 FRBがインフレ対応にどこまで利上げを継続するのか、手懸かりを得ようとFOMC後のパウエルFRB議長の記者会見も注目されている。 終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は103.72。4月28日には103.93と、2002年12月以来の高値を付けていた。 ユーロは1.0493ドル。4月28日には1.0470ドルと、17年1月以来の安値を付けていた。 ドルは中国人民元に対し、オフショア取引で0.6%高の6.6820元。4月29日に付けた20年11月以来の高値(6.6940元)に迫った。 円は対ドルで130.14円。4月28日には131.24円と、02年4月以来の安値を付けていた。 ドル/円 NY終値 130.14/130.17 始値 129.88 高値 130.35 安値 129.71 ユーロ/ドル NY終値 1.0504/1.0506 始値 1.0524 高値 1.0541 安値 1.0491 2022-05-02T211934Z_1_LYNXNPEI410QW_RTROPTP_1_GLOBAL-FOREX.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502211934LYNXNPEI410QW NY外為市場=ドル高、FRB想定以上にタカ派化するか注目 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T211934+0000 20220502T211934+0000 2022/05/03 06:19 Reuters Japan Online Report Business News 米、インフレ対応であらゆる措置検討=USTR代表 [ワシントン 2日 ロイター] - 米通商代表部(USTR)のキャサリン・タイ代表は2日、インフレ高進に対応するため、中国からの輸入品に対する関税の引き下げなどあらゆる措置が検討されていると述べた。一方で、いかなる政策変更も中期的な目標を念頭に置く必要があると強調した。 ロサンゼルスで開かれたミルケン研究所主催の会議で「確かにこれらの関税について検討することは可能」とした上で、戦略的観点から何をすべきなのかを判断することが重要との見解を表明。インフレ対応でいかなる措置を講じるとしても、より耐性があり、持続的な世界経済を構築するという中期的な目標を損なってはならないと語った。 2022-05-02T210124Z_1_LYNXNPEI410QK_RTROPTP_1_USA-TRADE-TAI.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502210124LYNXNPEI410QK 米、インフレ対応であらゆる措置検討=USTR代表 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T210124+0000 20220502T210124+0000 2022/05/03 06:01 Reuters Japan Online Report Business News 米、第2四半期に260億ドルの債務返済想定=財務省 [ニューヨーク 2日 ロイター] - 米財務省は2日、第2・四半期の債務返済額が260億ドルになるとの見通しを発表した。歳入増加が寄与する。1月には660億ドルの借入を想定していた。 6月末の現金残高は8000億ドルとなる見通し。 第3・四半期には1820億ドルの借り入れを想定。9月末の現金残高は6500億ドルとなる見込み。 第1・四半期の純発行額は6680億ドル。3月末の現金残高は6520億ドルだった。 2022-05-02T205514Z_1_LYNXNPEI410QF_RTROPTP_1_USA-TREASURY-SECURITIES.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502205514LYNXNPEI410QF 米、第2四半期に260億ドルの債務返済想定=財務省 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T205514+0000 20220502T205514+0000 2022/05/03 05:55 Reuters Japan Online Report Business News マスク氏、ツイッター買収で自己資金の拠出減を模索=関係筋 [2日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が440億ドルのツイッター買収につぎ込む自己資金を抑えるため、新たな資金調達を巡り大手投資会社や富裕層と交渉していることが関係者の話で分かった。 ツイッター買収資金を巡っては、マスク氏は銀行融資で130億ドル、テスラ株を裏付けとしたマージンローン(証券担保融資)で125億ドル、自己資金で210億ドルを用意したとしていたが、関係者によると、プライベート・エクイティ(PE)やヘッジファンド、裕福な個人投資家に対し優先株または普通株を発行することで新たに資金を調達し、拠出する自己資金を減らす可能性があるという。 関係者は、交渉しているPEの中にはアポロ・グローバル・マネジメントやアレス・マネジメントが含まれているとした。 また、関係者の1人は、マスク氏は新たな投資家の利益を考慮して、マージンローンによる資金調達の規模を縮小するかもしれないと述べた。 2022-05-02T204236Z_1_LYNXNPEI410Q7_RTROPTP_1_TWITTER-M-A-MUSK-PAY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502204236LYNXNPEI410Q7 マスク氏、ツイッター買収で自己資金の拠出減を模索=関係筋 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T204236+0000 20220502T204236+0000 2022/05/03 05:42 Reuters Japan Online Report Business News 欧州株急落、米シティの売り注文が引き金=関係者 [ロンドン 2日 ロイター] - 2日の欧州株式市場急落の原因となったストックホルム株式市場の「フラッシュクラッシュ(瞬間的暴落)」は、米シティグループが出した1件の売り注文が引き金だったことが、関係筋の話で分かった。 この日は英国が祝日で取引量が減少する中、スウェーデンのOMXストックホルム30指数が一時8%下落。デンマークやノルウェー、ドイツ、イタリア、フランスなど他市場にも下げが連鎖した。 関係筋によると、この背景にはスウェーデン企業が組み入れられているナスダックのある指数に関連する計算ミスがあったという。 ナスダックは先に、急落の背景には1件のセルサイドの注文があったと発表。システム障害は確認されていないとした。 シティはコメントを控えた。 2022-05-02T190904Z_1_LYNXNPEI410OZ_RTROPTP_1_CITIGROUP-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502190904LYNXNPEI410OZ 欧州株急落、米シティの売り注文が引き金=関係者 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T190904+0000 20220502T190904+0000 2022/05/03 04:09 Reuters Japan Online Report Business News ロシア産ガス代金のルーブル支払い制度利用は制裁違反=EU [ブリュッセル 2日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のカドリ・シムソン委員(エネルギー担当)は2日、域内企業がロシア産ガス代金を支払う際にロシアがルーブルに換金できる仕組みを利用することは、EUの制裁措置に違反すると述べた。 EUエネルギー相会合後の記者会見で「ガスプロムバンクに2つ目の専用口座を開き、ロシアの公的機関が管理する換金メカニズムを通じて(ロシア産ガス代金を)ルーブルで支払うことは制裁措置に反しており、容認できない」とした。 2022-05-02T170906Z_1_LYNXNPEI410LZ_RTROPTP_1_EU-COMMISSION.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502170906LYNXNPEI410LZ ロシア産ガス代金のルーブル支払い制度利用は制裁違反=EU OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T170906+0000 20220502T170906+0000 2022/05/03 02:09 Reuters Japan Online Report Business News トランプ氏の新SNS、5月末にウェブブラウザ立ち上げへ [2日 ロイター] - トランプ前米大統領の新たなSNS(交流サイト)アプリ、「トゥルース(真実)・ソーシャル」を運営するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)のデビン・ヌネス最高経営責任者(CEO)は2日、トゥルース・ソーシャルのウェブブラウザを5月末に立ち上げると発表した。 同時に、トゥルース・ソーシャルのアンドロイド端末向けアプリをその後に公表するとし、現在はグーグルの承認を待っていると明かした。 2022-05-02T164231Z_1_LYNXNPEI410L6_RTROPTP_1_USA-TRUMP-SOCIAL-MEDIA.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502164231LYNXNPEI410L6 トランプ氏の新SNS、5月末にウェブブラウザ立ち上げへ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T164231+0000 20220502T164231+0000 2022/05/03 01:42 Reuters Japan Online Report Business News EU、IT大手の通信網コスト負担を検討 グーグルやメタなど [ブリュッセル 2日 ロイター] - 欧州連合(EU)のベステアー欧州委員(競争政策担当)は2日、米アルファベット傘下グーグル、メタ・プラットフォームズ、ネットフリックスなどのIT大手が、欧州の通信網のコストの一部を負担する必要がある可能性があると表明した。EU通信運営会社からの苦情申し立てが背景にある。 ベステアー氏は記者会見で「重点的に検討しなければならない問題があると考える。それは通信ネットワークへの公正な貢献という問題だ」と指摘。「多くのトラフィックを生み出し、ビジネスを成り立たせているにもかかわらず、そのトラフィックを可能にすることに実際に貢献していない事業者がいる。コネクティビティー拡大への投資に貢献していない」と述べた。 ベステアー氏は、状況を精査しているとし、データ通信が時間の経過とともにどう変化するかや、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)との関連を調べているところだとも言及した。 通信関連のロビー団体の欧州電気通信事業者協会(ETNO)が2日発表した調査によると、メタ、アルファベット、アップル、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、ネットフ リックスは昨年の世界の全データ通信の56%超を占めた。 この調査によると、IT大手による通信網のコストとして年間200億ユーロ(210億ドル)を負担すれば、EU経済に720億ユーロの押し上げ効果をもたらす可能性がある。ETNOのメンバーには、通信大手ドイツテレコムとフランスの通信会社オレンジが含まれている。 ベステアー氏はEUの合併規制を緩和してより多くの企業統合を可能にするよう求める通信業界の声をあしらい、「問題なのは、投資するには規模が必要などと私たちが耳にする主張が新しい事柄ではないことだ」と述べた。 2022-05-02T160921Z_1_LYNXNPEI410K7_RTROPTP_1_EU-TECH.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502160921LYNXNPEI410K7 EU、IT大手の通信網コスト負担を検討 グーグルやメタなど OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T160921+0000 20220502T160921+0000 2022/05/03 01:09 Reuters Japan Online Report Business News 米スピリット航空、ジェットブルーの買収案拒否 [2日 ロイター] - 米格安航空会社(LCC)のスピリット航空は2日、同業ジェットブルー・エアウェイズによる買収提案について、政府の承認を得られる公算が小さいとの見方から拒否したと発表した。 ジェットブルーはスピリット航空に対し1株当たり33ドルでの買収を提案している。スピリット航空に対しては同業フロンティア・グループ・ホールディングスも買収を提案しているが、ジェットブルーの提案価格はフロンティアの提案(約21.88ドル)を大きく上回る。 米司法省と6州の政府は昨年9月、ジェットブルーとアメリカン航空が結んでいる「ノースイースト・アライアンス」により利用者が多い北東部で航空運賃が引き上げられているとして、同アライアンスの解消を求めて提訴。スピリット航空は2日、 ジェットブルーのロビン・ヘイズ最高経営責任者(CEO)宛の書簡で「ノースイースト・アライアンスが存在している限り、ジェットブルーとスピリット航空の合併が承認される公算は小さい」と伝えた。 この日の動きについて、フロンティアからコメントは得られていない。 司法省はコメントを控えている。 2022-05-02T153932Z_1_LYNXNPEI410J4_RTROPTP_1_SPIRIT-AIRLINES-M-A-JETBLUE-AIRWAYS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502153932LYNXNPEI410J4 米スピリット航空、ジェットブルーの買収案拒否 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T153932+0000 20220502T153932+0000 2022/05/03 00:39 Reuters Japan Online Report Business News 米建設支出、3月は0.1%増 公共部門減少で予想下回る伸び [ワシントン 2日 ロイター] - 米商務省が2日に発表した3月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.1%増加した。民間部門がやや増加したものの、公共部門が一段と減少したことが重しになり、伸びは市場予想(0.7%増)を下回った。 2月は0.5%増加していた。3月は前年同月比で11.7%増。 民間部門は0.2%増と、伸びは前月の0.7%から鈍化。住宅建設は1.0%増。このうち一戸建て住宅は1.3%増加したものの、集合住宅は0.5%減少した。 ガス・油井掘削などの非住宅建設は1.2%減少した。 公共部門は0.2%減。前月は0.1%減少していた。連邦政府が2.4%増加したものの、州・地方政府が0.5%減少した。 2022-05-02T150652Z_1_LYNXNPEI410I9_RTROPTP_1_USA-ECONOMY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502150652LYNXNPEI410I9 米建設支出、3月は0.1%増 公共部門減少で予想下回る伸び OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T150652+0000 20220502T150652+0000 2022/05/03 00:06 Reuters Japan Online Report Business News 米ISM製造業景気指数、4月は低下 仕入れ価格上昇は緩和 [ワシントン 2日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が2日に発表した4月の製造業景気指数は55.4と、前月の57.1から低下した。低下は2カ月連続。ただ、仕入れ価格の上昇ペースが鈍化するなど、サプライチェーン(供給網)の逼迫(ひっぱく)は緩和し始めている。 指数は50が景気拡大・縮小の節目。ロイターがまとめたエコミスト予想は57.6への上昇だった。 新規受注指数は53.5と、53.8からやや低下。 供給業者の納入を示す指数は67.2と、65.4から上昇した。50を上回ると納入の遅れを意味する。 受注残を示す指数は56と、60.0から低下。2カ月連続で低下した。 供給網の制約の緩和を反映し、仕入れ価格指数は84.6と、87.1から低下した。 雇用指数は50.9と、56.3から低下。米国の求人件数は2月末に1130万人とほぼ過去最高に達しており、雇用指数の低下は採用難を反映しているとみられている。 2022-05-02T145244Z_1_LYNXNPEI410HR_RTROPTP_1_AUTOS-RIVIAN-FACTORY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502145244LYNXNPEI410HR 米ISM製造業景気指数、4月は低下 仕入れ価格上昇は緩和 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T145244+0000 20220502T145244+0000 2022/05/02 23:52 Reuters Japan Online Report Business News 独、6月G7サミットにインドや南アなど4カ国を招待 [ベルリン 2日 ロイター] - ドイツ政府報道官は2日、6月にドイツで開催される主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)に、セネガル、南アフリカ、インド、インドネシアがゲストとして招待されると明らかにした。 2022-05-02T142103Z_1_LYNXNPEI410GV_RTROPTP_1_GERMANY-POLITICS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502142103LYNXNPEI410GV 独、6月G7サミットにインドや南アなど4カ国を招待 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T142103+0000 20220502T142103+0000 2022/05/02 23:21 Reuters Japan Online Report Business News 米ゴールドマン、ロシア向け与信減少 3月時点で2.6億ドル [2日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックス・グループは、昨年末に6億5000万ドルだったロシア向け与信を3月に2億6000万ドルに減らした。2日の当局への報告で明らかになった。 ロシア関連の市場エクスポージャーや、ウクライナ向け総投融資の規模は大きくないとした。 ゴールドマンは3月、ロシアのウクライナ侵攻を受け、米大手銀の中でいち早くロシア事業からの段階的撤退方針を表明した。 2022-05-02T141954Z_1_LYNXNPEI410GT_RTROPTP_1_GOLDMAN-SACHS-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502141954LYNXNPEI410GT 米ゴールドマン、ロシア向け与信減少 3月時点で2.6億ドル OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T141954+0000 20220502T141954+0000 2022/05/02 23:19 Reuters Japan Online Report Business News ユーロ圏4月景況感指数は105.0へ低下、予想下回る [ブリュッセル 2日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会が2日発表した4月のユーロ圏景況感指数は105.0と市場予想を下回った。ウクライナ紛争とこれに関連した商品価格の急上昇が全部門の景況感を圧迫した。 ロイターがまとめたエコノミスト予想は108.0だった。3月の景況感指数は106.7へ下方修正された。 製造業への打撃が大きく、景況感指数は3月の9.0から7.9へ低下した。小売業はマイナス2.4からマイナス4.3へ悪化した。サービス業も13.6から13.5へ小幅低下した。 消費者信頼感指数はマイナス21.6からマイナス22.0へ悪化した。 製造業の販売価格期待指数は過去最高の60.8となった。前月は57.2。 消費者の12カ月先のインフレ期待指数は50.0と過去最高だった前月の62.9から急低下した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T101020+0000 2022/05/02 19:10 Reuters Japan Online Report Business News 東京マーケット・サマリー(2日) ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値 <外為市場> ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円 午後5時現在 130.10/12 1.0531/35 137.05/09 NY午後5時 129.83/86 1.0541/45 136.90/94 午後5時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の130円前半。仲値にかけては実需によるドル買いフローが入ったとみられるほか、時間外取引の米長期金利の上昇を背景にドルは堅調に推移した。その後、夕刻に入ると、ドル/円は伸び悩んでいる。 <株式市場> 終値 前日比 寄り付き    安値/高値   日経平均 26818.53 -29.37 26851.10 26,610.86─26,964.59 TOPIX 1898.35 -1.27 1899.92 1,887.27─1,910.98 東証出来高(万株) 119420 東証売買代金(億円) 29582.31 東京株式市場で日経平均は29円37銭安の2万6818円53銭と、小幅に反落した。大型連休の谷間であるほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、手じまい売りが優勢となった。ただ、前週末に好決算を発表した企業の一角には買いが集中したほか、為替の円安基調も下支え要因となり、日経平均、TOPIXともに小幅な下落にとどまった。 プライム市場の騰落数は、値上がり949銘柄(51%)に対し、値下がりが830銘柄(45%)、変わらずが59銘柄(3%)だった。 <短期金融市場>  無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.02 ユーロ円金先(22年6月限) ─── 3カ月物TB ─── 無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.020%になった。前営業日(マイナス0.021%)をやや上回った。「月末要因は剥落したが、調達意欲はそれほど高まっていない」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。 <円債市場>  国債先物・22年6月限 149.37 (-0.25) 安値─高値 149.25─149.49 10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.225% (+0.010) 安値─高値 0.230─0.220% 国債先物中心限月6月限は前営業日比25銭安の149円37銭と反落して取引を終えた。米長期金利の上昇やイベント前のポジション調整で売りが優勢となった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1bp上昇の0.225%。 <スワップ市場・気配>  2年物 0.15─0.05 3年物 0.19─0.09 4年物 0.22─0.12 5年物 0.26─0.16 7年物 0.35─0.25 10年物 0.47─0.37 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T095546+0000 2022/05/02 18:55 Reuters Japan Online Report Business News ユーロ圏製造業PMI、4月改定値は55.5 15カ月ぶり低水準 [ロンドン 2日 ロイター] - S&Pグローバルが2日発表した4月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は55.5と15カ月ぶり低水準となった。原材料の調達に苦慮したほか、物価の急騰と景気見通しへの懸念から需要が鈍化した。 速報値の55.3からわずかに上方修正された。3月は56.5だった。 ロシアのウクライナ侵攻と中国での新たな新型コロナイルス対策のロックダウン(都市封鎖)で供給網の目詰まりが悪化した。先行きを示す指標にも目先好転の兆しは見られない。 4日公表の総合指数に反映される生産指数は前月の53.1から50.7へ低下。新型コロナ第1波がユーロ圏を襲った2020年6月以来の低水準を記録した。 S&Pグローバルのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「4月の製造業生産はユーロ圏全域でほぼ足踏みとなった」と指摘。 「部品不足がウクライナ紛争と中国のロックダウンによって悪化しただけでなく、物価上昇と経済見通しに対する不透明感の高まりが需要にも打撃を与えている」と述べた。 生産価格指数は74.2から77.3へ上昇し、2002年終盤のデータ収集開始以来の高水準となった。投入コストが過去最高ペースで上昇し、企業は即座に価格に反映させ顧客に転嫁していることが示された。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T085737+0000 2022/05/02 17:57 Reuters Japan Online Report Business News 仏製造業PMI、4月は上方改定 物価上昇懸念が受注押し上げ [パリ 2日 ロイター] - S&Pグローバルが2日発表した、4月のフランス製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は55.7で、1年7カ月ぶりの低水準だった前月の54.7から上昇した。速報値の55.4からも上方改定された。ただ物価上昇やウクライナ紛争が製造業を圧迫しており、景況の改善傾向は短命に終わる可能性がある。 4月は新規受注が回復したが、これは顧客がさらなる価格上昇や供給問題を見越して購入を早めたためだ。 S&Pグローバルのエコノミストは「納期を除く全ての構成指数が良好だった4月の傾向は短命に終わる可能性がある。発注を今のところ前倒ししている顧客が将来、値上がりした価格での発注をためらうことも考えられ、需要の状況は早期に悪化しかねない」と述べた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T083145+0000 2022/05/02 17:31 Reuters Japan Online Report Business News イタリア4月製造業PMIは54.5、1年超ぶり低水準 [ローマ 2日 ロイター] - S&Pグローバルが2日発表した4月のイタリア製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.5と2020年12月以来の低水準だった。供給不足、出荷の遅れ、需要の鈍化などが打撃となった。 ロイターがまとめたエコノミスト予想の55.0をわずかに下回った。景況改善と悪化の分岐点となる50は22カ月連続で上回った。3月は55.8だった。 新規受注指数は52.5と前月の54.6から低下した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T082446+0000 2022/05/02 17:24 Reuters Japan Online Report Business News アングル:金融大手のアジア富裕層事業に暗雲、中国景気減速や規制が重し [香港/シンガポール 29日 ロイター] - 国際金融大手の富裕層部門で、高成長市場とされるアジアへの期待が後退している。中国規制当局の締め付けや新型コロナウイルス感染拡大による景気減速で顧客が様子見姿勢を取っているためだ。 アナリストや銀行関係者によると、銀行の中には富裕層向け融資を打ち切ったところもある。また顧客の多くが中国の情勢変化やウクライナ紛争など、世界的な不確実要因を評価し、資金を別の場所に移したり、現金化している。 富裕層ビジネスの減速は、クレディ・スイス、UBS、HSBC、スタンダード・チャータード(スタンチャート)など、アジア事業で収益を伸ばしてきた金融大手の決算でも表れている。 アジアに特化したプライベートバンク(シンガポール)関係者は「数四半期はこの状況に耐えなければならず、逃げ出すことはできない」と述べた。この銀行では、顧客のポートフォリオを調整などを支援しているという。 UBSのラルフ・ハマーズ最高経営責任者(CEO)は第1・四半期決算の会見で、アジアの顧客の投資意欲は弱く、積極的な投資に二の足を踏んでいると述べた。 それでも銀行関係者らは、少なくとも今後数四半期についてアジアの雰囲気が変わったとはいえ、世界の富裕層ビジネスはなおアジアを最高の成長機会と見ていると強調した。 <中国の変化> 中国への投資姿勢に大きな影響を与えたのは、習近平国家主席が掲げる「共同富裕」の目標の下で昨年強まった、インターネット・プラットフォームや不動産開発、塾などの個人教育といった業界への取り締まりだった。 騰訊控股(テンセント・ホールディングス)やアリババなど、大手プラットフォーム企業の成長見通しに深い疑念が生じ、株価は大幅に下落した。 香港の米系ウェルス・マネージャーは、同社の顧客が昨年後半から、政策の影響から資産を守るためにポートフォリオの多様化が必要と認識し始めたと話す。 「しかし、どの部門が新たな富を生むか、あるいは取り締まりを受けるのか、富裕層事業全体が以前のような成長を維持できるのか、現段階では分からない。その意味で、長期的な不確実性が高まっている」と述べた。 規制強化は、富裕層事業にとって新規顧客の減少をも意味する。「中国インターネット産業が富裕層顧客を輩出し続けた時代は終りを迎えた」という。 この数カ月、不確実性の高まりと市場急落で、追加証拠金の差し入れ(追い証)義務が発生している富裕層顧客もおり、プライベートバンクは株などの購入資金の融資が絞っている。 中国での新型コロナ感染拡大や世界的な金利上昇による経済見通しの悪化も、デレバレッジを進める要因となっている。 コンサルティング会社オリバー・ワイマン(香港)のパートナー、ジャスパー・イップ氏は、「銀行の話では、顧客は取引に非常に慎重で、ストラクチャー的な物にはコミットしない傾向があり、かなり身軽にしているようだ」と述べた。 欧州の大手プライベートバンクのウェルスマネージャーによると、アジアの顧客のポートフォリオにおける現金の比率は20─25%で、昨年の同じ時期の5─10%から上昇した。 各金融機関は今後数四半期で引き続き収入が減るようなら、コストカットを迫られる可能性があるとみられている。 (Selena Li記者、Anshuman Daga記者) 2022-05-02T101310Z_2_LYNXNPEI4107J_RTROPTP_1_ASIA-WEALTH-BANKS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502082414LYNXNPEI4107J アングル:金融大手のアジア富裕層事業に暗雲、中国景気減速や規制が重し OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T082414+0000 20220502T082414+0000 2022/05/02 17:24 Reuters Japan Online Report Business News 英当局、投資ファンドのロシア資産切り離しを提案 [ロンドン 28日 ロイター] - 英金融行動監視機構(FCA)は28日、制裁により取引が困難になったロシアとベラルーシの資産を投資ファンド本体から切り離して「サイドポケット」と呼ばれる別勘定に移すことを提案した。 サイドポケットを使えば、取引を停止していたリテールファンドが新規投資家を受け入れたり、償還を再開したりすることができると説明した。 英投資協会の政策担当ディレクター、ジョナサン・リプキン氏は、サイドポケットが適切に機能し、全ての投資家が公平に扱われるようにすることが最も重要と指摘した。 FCAで市場とホールセール部門を担当するエドウィン・スクーリング・ラッター氏は、停止されているファンドのロシア・ベラルーシと無関係の資産に既存投資家はアクセスすることができると述べた。また新規の投資家は望まないロシア資産を取得することなくファンドを購入することができるとした。 FCAは16日まで意見を募った後、迅速に実行する予定。 法律事務所シモンズ&シモンズの金融サービス部門マネジングアソシエート、ジョン・ドゥーリー氏は、ファンドにとっては歓迎できるかもしれないが「資産価値の長期的な回復が不透明なため、コストが不相応に大きくなる可能性がないか、運用会社は慎重に検討する必要がある」と述べた。 2022-05-02T074151Z_1_LYNXNPEI4106F_RTROPTP_1_BRITAIN-ECONOMY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502074151LYNXNPEI4106F 英当局、投資ファンドのロシア資産切り離しを提案 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T074151+0000 20220502T074151+0000 2022/05/02 16:41 Reuters Japan Online Report Business News クレディ・スイス、米で集団訴訟 ロシア新興財閥との取引巡り [30日 ロイター] - スイスの金融大手クレディ・スイスが、ロシア新興財閥のオリガルヒに関連する事業取引を巡り投資家を欺いたとして米国で集団訴訟を起こされた。 原告を代表する法律事務所ポメランツLLPが29日夜に発表した文書によると、ニューヨークの裁判所に訴えを起こしたのは、2021年3月19日から22年3月25日の間にクレディ・スイスの証券を取得した個人や団体。 「訴状では、被告(クレディ・スイス)が集団訴訟対象期間を通じて、事業、運営(オペレーション)、コンプライアンス(法令順守)の方針に関して重大な虚偽、誤解を招く説明を行ったと主張している」とした。 具体的に2月の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道を引用し、証券化取引について情報開示の不備を指摘した。FTは、クレディ・スイスがオリガルヒや起業家のヨットやプライベートジェットに関連した複数の融資債権を証券化したと報じた。 さらに訴訟では、米議員が3月、クレディ・スイスに対し、制裁対象になり得る個人のヨットやプライベートジェットへの融資に関連する資料提出を要求したことにも言及している。 クレディ・スイスは3月28日の内部文書で、ウクライナ侵攻を受けてロシアでの新規事業を停止した。ロイターが内部文書を把握した。 2022-05-02T071909Z_1_LYNXNPEI4105U_RTROPTP_1_CREDIT-SUISSE-GP-COURT-AWARD.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502071909LYNXNPEI4105U クレディ・スイス、米で集団訴訟 ロシア新興財閥との取引巡り OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T071909+0000 20220502T071909+0000 2022/05/02 16:19 Reuters Japan Online Report Business News 日経平均は小幅反落、FOMC前に手仕舞い売り 連休要因も [東京 2日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は29円37銭安の2万6818円53銭と、小幅に反落した。大型連休の谷間であるほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、手仕舞い売りが優勢となった。ただ、前週末に好決算を発表した企業の一角には買いが集中したほか、為替の円安基調も下支え要因となり、日経平均、TOPIXともに小幅な下落にとどまった。 日経平均は一日を通して不安定な値動きが続いた。寄り付きで続伸後、マイナス圏に転落し、237円04銭の2万6610円86銭の安値をつける場面があった。後場では時間外取引の米株先物の上昇や為替の円安基調を受けて、プラス圏に浮上したものの、大引け間際で再びマイナス圏に沈んだ。米金利上昇に対する警戒感が残る中、FOMCの結果発表を控えているため、積極的に買い上がる展開にはならなかった。 4月29日の米国株式市場は大幅安。低調な決算を発表したアマゾン・ドット・コムが売られた。また、3月の米個人消費支出(PCE)価格指数の前月比の伸びが2005年以来の大きさとなり、利上げ観測が一段と高まった。 市場では「FOMC前で米株市場では警戒感が高まっているものの、日本株の場合、為替の円安基調が輸出関連株を中心に下支えしている。もともと軟調な基調だったこともあり、大きく売られる要因にはなっていない」(アイザワ証券の坂瀬勝義国内情報課長)との声が聞かれる。 TOPIXは0.07%安の1898.35ポイント。東証プライム市場の売買代金は2兆9582億3100万円だった。東証33業種では、海運業、空運業、ガラス・土石製品などの19業種が値上がり。その他製品、建設業、サービス業などの14業種は値下がりした。 個別では、アドバンテスト、東京エレクトロンのほか、ダイキン工業、京セラ、ファナックなど値がさ株が軟調。半面、前週末に好決算を発表した村田製作所、富士通、アルプスアルパイン、セイコーエプソンなどが物色され大幅高となった。ファーストリテイリング、太陽誘電などもしっかりだった。 プライム市場の騰落数は、値上がり949銘柄(51%)に対し、値下がりが830銘柄(45%)、変わらずが59銘柄(3%)だった。 終値 前日比 寄り付き    安値/高値   日経平均 26818.53 -29.37 26851.10 26,610.86─26,964.59 TOPIX 1898.35 -1.27 1899.92 1,887.27─1,910.98 東証出来高(万株) 119420 東証売買代金(億円) 29582.31 2022-05-02T065628Z_1_LYNXNPEI4105H_RTROPTP_1_JAPAN-STOCKS-TSE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502065628LYNXNPEI4105H 日経平均は小幅反落、FOMC前に手仕舞い売り 連休要因も OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T065628+0000 20220502T065628+0000 2022/05/02 15:56 Reuters Japan Online Report Business News アングル:人民元からの資本流出、外国人保有比率増え当局の抑止困難に [上海/香港 29日 ロイター] - 中国人民元がこのところ急落し、過去の値崩れ局面を想起させる動きとなっている。ただ、今では外国人による元建て資産の保有が増えているため、以前のように当局が下落を抑制できる可能性は薄れていると市場参加者は考えている。 人民元は4月29日、対ドルで1年半ぶりの安値を付けた。月間下落率は4.5%を超え、1994年の為替制度改革以来で最大になった。 人民元は2015─16年と18─19年にも急落した。国内投資家が海外資産に逃避したことが大きく、後者は特に米中貿易戦争が背景にあった。しかしこの2回と異なり、今回の下落の主因は外国人の売りであることが新たな下振れリスクをもたらしている。米ドルに対する上昇圧力もあるため、人民元はさらに下落する可能性がある。 人民元市場での外国マネーの存在感は高まっている。中国人民銀行(中銀)のデータによると、中国市場への外国からの投資額は2015年に約1兆5000億ドルだったが、昨年末には8兆元(1兆2000億ドル)強に拡大していた。 ナティクシスのアジア太平洋首席エコノミスト、アリシア・ガルシア・ヘレロ氏は「(当局が)輸出を支えたいために人民元が弱くなっているとは思わない」とし、「人民元への売り圧力は、投資家の逃避と中国経済への信頼感失墜が原因だと思う」とした。 人民銀行は25日、人民元下支えのシグナルとも見られる銀行の外貨預金準備率引き下げを発表したが、相場は下落を続けた。上海総合株価指数は4月に6%下落。最新の月間データによると、外国人は3月には中国の株、債券合わせて175億ドルを売り越した。 ウォーター・ウィズダム・アセット・マネジメントのマネジャー、ユアン・ユーウェイ氏は「2020年の人民元高の鏡映しだ。当時は米国が大量の流動性を供給しており、一方で中国は真っ先に新型コロナパンデミックから回復していた」と説明。現在の中国はコロナ感染予防の「ゼロコロナ政策」で地方政府の財政状況も悪化し、企業も経営が行き詰まっていると指摘した。 <相場見通し下方修正> グローバル銀行は今年の人民元見通しの下方修正を急いでいる。スタンダード・チャータードは資本逃避が続く結果、6月末までに1ドル=6.7元まで下落すると予想している。 現在の資本逃避が外国の投資家主導であるため、当局による資本統制も難しくなっている。 ロイター調査や公式統計によると、国内投資家らがドル買い元売りに殺到しているのではない。 実際、中国の輸入企業の財務担当者は、目下は元相場よりもコロナ関連の規制で通関がほぼ停止し、物流が混乱していることの方にもっと気を取られていると打ち明けた。 インテック・インベストメント・ホールディングスの首席エコノミスト、シア・チュン氏によると、2015年の元急落時には多くの中国人が香港に出向き、香港で保険に入ることを通じて資金を国外から逃避させていた。今はコロナなのでそもそも香港に行くのは容易でないという。 チュン氏によれば、中国が今取り組む必要があるのはグローバルな長期保有型マネーに対し、中国国内にとどまり続けるよう説得することだ。こうした投資家がいったん資金引き揚げを決めると、戻ってくるのは容易ではなくなるからだという。 <ダモクレスの剣> COPLEYファンド・リサーチによると、新興国市場ポートフォリオに占める中国の比率は20年終盤に38.3%でピークとなり、現在は既に29%に下がっている。特に中国政府がIT企業を厳しく取り締まったことが大きいという。 同リサーチの創業者スティーブン・ホールデン氏によれば、その上、ロシアのウクライナ侵攻による西側諸国の対ロシア制裁もあって、ファンドマネジャーらは中国株をあまりに多く保有するリスクを再検証している。中国政府は現状でロシア政府に友好的だからだ。 ジュリアス・ベア・グループのイブ・ボンゾン最高経営責任者(CEO)はさまざまな地政学リスクについて「中国経済と資本市場の上にぶらさがる危険なダモクレスの剣(気付かずに迫っている危険)」だと指摘する。 中国経済は確かに成長を続けており、人民元は4月に急落したとはいえ、16年以来の相場レンジの中間に戻ったにすぎない。しかも人民元は実効レートで見ると依然として非常に強い。しかし大半の市場関係者は、人民銀行のもっと強いガイダンスがないままでは、元が底を打つのは困難とみている。 (Samuel Shen記者、 Alun John記者) 2022-05-02T101334Z_2_LYNXNPEI41054_RTROPTP_1_CHINA-YUAN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502063932LYNXNPEI41054 アングル:人民元からの資本流出、外国人保有比率増え当局の抑止困難に OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T063932+0000 20220502T063932+0000 2022/05/02 15:39 Reuters Japan Online Report Business News 午後3時のドルは130円前半で堅調、米金利先高観からドル買い強まる [東京 2日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場終盤(129.83/86円)に比べてドル高/円安の130.40/42円で推移している。仲値にかけては実需によるドル買いフローが入ったとみられるほか、時間外取引の米長期金利の上昇を背景にドルは堅調に推移した。 ドル指数は103.51付近と朝方から堅調に推移し、ドル/円の上昇を促した。ニッセイ基礎研究所の上席エコノミスト、上野剛志氏は「3月の米個人消費支出(PCE)価格指数が高い伸びとなったことから、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)理事会がインフレ抑制を優先する姿勢を強く打ち出すとの観測が広がっている」と指摘。また、リスクオフ気味の地合いが続く中、基軸通貨のドルは対主要通貨で買われやすいという。 朝方には利益確定売りや持ち高調整の動きに押されて、ドルは一時129.62円まで下落する場面もあった。市場関係者によると「日銀が28日の金融政策決定会合でハト派姿勢を明確にし、市場の政策修正を巡る思惑を打ち消した。日銀に関する材料は出尽くしで、今後は米金利の動向次第となりやすい」(国内金融機関)との声が聞かれた。 3日から2日間の日程で開催される5月の米FOMCでは50ベーシスポイント(bp)の利上げとQT(資産縮小)開始の決定が予想されている。りそなホールディングス、エコノミストの村上太志氏は「次回会合以降の利上げペースなどパウエルFRB議長がどこまでタカ派的な姿勢を示すのか、先行きの景気動向と金融政策のバランスに対する見方に注目している」という。 村上氏は、パウエルFRB議長が景気に対し強気な言及がない中で、金融引き締め姿勢を示した場合は、株安につながり、米長期金利の上昇が抑えられ、ドル円は伸び悩む可能性がある、との見方を示した。 豪ドル/米ドルは0.7045ドル付近と2月以来の安値水準で推移。中国の新型コロナウイルス感染拡大抑制策のロックダウン(都市封鎖)による需要減退への懸念やそれに伴う原油先物価格の下落を背景に、売り圧力が強まっている。 3日のオーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)理事会では15ベーシスポイント(bp)の利上げが予想されている。市場では利上げは織り込み済みとみられることから、今後の金融引き締めペースが焦点となり、タカ派的と受け止められた場合は豪ドルの上昇につながりやすいという。 ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円 午後3時現在 130.40/42 1.0511/15 137.11/15 午前9時現在 129.99/01 1.0533/37 136.97/01 NY午後5時 129.83/86 1.0541/45 136.90/94 2022-05-02T063757Z_1_LYNXNPEI41053_RTROPTP_1_GLOBAL-FOREX.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220502:nRTROPT20220502063757LYNXNPEI41053 午後3時のドルは130円前半で堅調、米金利先高観からドル買い強まる OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T063757+0000 20220502T063757+0000 2022/05/02 15:37 Reuters Japan Online Report Business News 米バークシャー、アクティビジョン株9.5%取得 買収成立に賭ける [オマハ(米ネブラスカ州)30日 ロイター] - 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は30日、自身が率いるバークシャー・ハサウェイがゲーム大手アクティビジョン・ブリザード株の9.5%を取得したことを明らかにした。大半はマイクロソフトによる1月の買収発表後に獲得した。 年次株主総会で公表した。 マイクロソフトによるアクティビジョン買収は米司法省の反トラスト法(独占禁止法)に基づく厳しい調査の対象になる見込みだが、バフェット氏は買収成立に賭けた。 アクティビジョン株の9.5%は直近の発行済み株式数に基づくと約56億ドルに相当する。 バフェット氏は、保有比率が10%に達した場合に規制当局に報告すると指摘。成立すれば利益がでるとし、保有率10%超えた場合はバフェット氏自身の決断で、司法省の対応は承知していないとしている述。 アクティビジョン株は29日の取引を75.60ドルで終了、マイクロソフトの買収価格を20%下回っている。 同株への投資はマージャー・アービトラージ(合併裁定取引)の一種で、財務が堅固で株価が割安な企業に投資するバフェット氏の通常の手法とは一線を画す。 バークシャーは今年に入りシェブロン、オキシデンタル・ペトロリアム、HPなどを買い増している。3月末の手元現金は400億ドル超減少し1060億ドルとなった。バフェット氏は最低でも300億ドルを手元に確保するとしている。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220502T063258+0000 2022/05/02 15:32

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