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Reuters Japan Online Report Business News 午前の日経平均は続落、世界景気懸念や弱い鉱工業生産が重し [東京 30日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比243円55銭安の2万6561円05銭と、続落した。世界の景気後退が引き続き警戒された。朝方に発表された5月鉱工業生産が予想以上に弱かったことも重しになった。 日経平均は、続落して始まった後も上値は重く、徐々に下げ幅を広げた。一時、前営業日比295円52銭安の2万6509円08銭に下落した。世界景気後退への警戒感は根強く、時間外取引の米株先物の軟調な推移が相場の重しになった。 為替はドル/円が136円台半ばで前日に比べ円安寄りだったが、自動車や機械など輸出関連は軟調な銘柄が目立った。5月鉱工業生産の結果が想定以上に弱く「部品不足からの回復への期待がしぼんだ」(国内証券)との見方が出ていた。 市場では「米国での半導体関連株の下げが日本市場に波及し、指数の重しになっている。米個人消費支出(PCE)デフレーターの発表を前に、警戒感もあるようだ」(三木証券の北澤淳商品部投資情報グループ次長)との声が聞かれた。 前日の米国市場では、フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が2.2%安となり、日本市場でも値がさの半導体製造装置関連株が総じて大幅安となった。東京エレクトロンとアドバンテストの2銘柄で、日経平均を65円程度押し下げた。 TOPIXは0.65%安の1881.34ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆2732億6300万円だった。東証33業種では、値上がりは繊維業や陸運業、建設業など12業種で、値下がりは鉱業やその他 金融業、石油・石炭製品など21業種だった。 個別では、トヨタ自動車がさえなかった。ファナックやINPEX、川崎汽船も軟調だった。一方、JR東日本、高島屋はしっかり。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが668銘柄(36%)、値下がりは1106銘柄(60%)、変わらずは64銘柄(3%)だった。 2022-06-30T030356Z_1_LYNXMPEI5T02I_RTROPTP_1_JAPAN-STOCKS-TSE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220630:nRTROPT20220630030356LYNXMPEI5T02I 午前の日経平均は続落、世界景気懸念や弱い鉱工業生産が重し OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220630T030356+0000 20220630T030356+0000 2022/06/30 12:03 Reuters Japan Online Report Business News キリンHD、ミャンマー合弁先の株式譲渡決定 価格約224億円 [東京 30日 ロイター] - キリンホールディングスは30日、ミャンマー合弁企業ミャンマー・ブルワリー(MBL)株式の譲渡を決定したと発表した。売却価格は約224億円で、MBLが自社株を取得する。売却期日は未定。2022年12月期連結業績に与える影響は精査中としている。 MBLは、ミャンマー・エコノミック・ホールディングスとの合弁企業でキリンHD子会社が51%を保有。昨年2月以降、合弁解消を目指して第三者への株式売却などを模索してきたが、キリンHDが望む形での合弁解消は困難と判断し、合弁先との協議を続けていた。 2022-06-30T023724Z_1_LYNXMPEI5T027_RTROPTP_1_KIRIN-STRATEGY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220630:nRTROPT20220630023724LYNXMPEI5T027 キリンHD、ミャンマー合弁先の株式譲渡決定 価格約224億円 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220630T023724+0000 20220630T023724+0000 2022/06/30 11:37 Reuters Japan Online Report Business News アマゾン日本法人、模倣品の水際対策で財務省と協力強化 [東京 30日 ロイター] - インターネット通販大手のアマゾンジャパンは30日、模倣品の水際対策で財務省関税局と協力を強化する覚書を結んだと発表した。財務省関税局が電子商取引(EC)事業者と覚書を締結するのは、今回が初めてという。 覚書の締結に伴い、アマゾンジャパンと財務省関税局は「模倣品などの国内流入防止のための協力関係の強化方法について共同で検討し、税関が差し止めた模倣品や関連する模倣品業者に関する情報交換を進めていく」としている。 2022-06-30T022615Z_1_LYNXMPEI5T026_RTROPTP_1_USA-ABORTION-AMAZON.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220630:nRTROPT20220630022615LYNXMPEI5T026 アマゾン日本法人、模倣品の水際対策で財務省と協力強化 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220630T022615+0000 20220630T022615+0000 2022/06/30 11:26 Reuters Japan Online Report Business News ロシア産石油価格の上限設定、欧米以外の参加必要=シェルCEO [シンガポール 29日 ロイター] - 英石油大手シェルのベン・ファンブールデン最高経営責任者(CEO)は29日、主要7カ国(G7)がロシア産石油価格に上限を設ける計画について、欧米以外の国々も参加した場合にのみ機能するの見方を示した。 G7は今週の首脳会議で、ウクライナに侵攻しているロシアの戦争資金を断つため、一定価格以上で売却されたロシア産石油の輸送禁止を検討することで合意した。G7に属さない中国とインドは、ロシア産原油の最大の輸入国である。 ファンブールデンCEOは記者団に、欧米とその他の少数国だけが参加しても、現在と同様にロシア産原油を購入しても問題がない国々に流れるだけだと指摘した。 G7は保険会社を通じて価格上限を導入するなどの選択肢を検討している。この場合、要件を満たさない貨物には保険がかけられないことになる。 ファンブールデン氏はそうしたやり方は責任の所在が不明確で、うまくいくか分からないと述べた。 2022-06-30T022149Z_1_LYNXMPEI5T01W_RTROPTP_1_SHELL-STRATEGY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220630:nRTROPT20220630022149LYNXMPEI5T01W ロシア産石油価格の上限設定、欧米以外の参加必要=シェルCEO OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220630T022149+0000 20220630T022149+0000 2022/06/30 11:21 Reuters Japan Online Report Business News 世界の半導体不足、来年に入っても続く=メルセデスCEO [ミュンヘン 29日 ロイター] - ドイツ高級車メーカー、メルセデス・ベンツのオラ・ケレニウス最高経営責任者(CEO)は29日、世界的な半導体不足が来年に入っても続くとの考えを示した。ミュンヘンでの「ロイター・オートモティブ・ヨーロッパ」会議で発言した。 ケレニウス氏は、同社の受注積み残しが依然として高い状態にあり、需要が弱まる兆候はまったくないと説明した。 同社のエンジン工場が完全な電気自動車(EV)だけを生産するようになるには10年ぐらいかかるとしたが、そうした移行は秩序だって進めることができると確信しているとも述べた。自動車業界のEV化の中で、メルセデス・ベンツが同社サプライチェーンに確固たる役割をますます果たしていくことになるとの自信も示した。 2022-06-30T021414Z_1_LYNXMPEI5T01N_RTROPTP_1_AUTOSHOW-MUNICH.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220630:nRTROPT20220630021414LYNXMPEI5T01N 世界の半導体不足、来年に入っても続く=メルセデスCEO OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220630T021414+0000 20220630T021414+0000 2022/06/30 11:14 Reuters Japan Online Report Business News 焦点:ビットコイン採掘業に「冬の時代」、収益悪化で保有分売却 [27日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)ビットコインのマイニング(採掘)業者が、保有するビットコインの売却を余儀なくされている。ビットコイン価格の下落、電力価格の高騰、競争激化などで収益性が悪化したためで、採掘業界は「冬の時代」を迎えた。 調査会社マクロハイブの調査チームによると、採掘業者が仮想通貨交換所に送るコイン数は今月7日以降、着実に増加しており、「採掘業者が交換所でのコインの処分をどんどん増やしている」様子が読み取れるという。 調査会社アーケイン・リサーチの分析によると、ビットコインの価格が45%暴落した5月に、いくつかの上場ビットコイン採掘業者は売却額の合計が、生成額全体を上回った。 アーケインのアナリスト、ジャラン・メレルード氏は「採掘業は収益性が急激に低下しており、これらの業者は5月に、生み出した額以上のビットコインを売却せざるを得なかった。6月に入って状況はさらに悪化しており、売却額はもっと増えている可能性が高い」と話した。 採掘業者はコンピューターネットワークを駆使してブロックチェーン上の取引を検証することで、報酬としてビットコインを受け取っている。採掘業者は通常、ビットコインを長期保有する「ホドラー(HODLers)」であり、コインメトリックスのデータによれば保有額は全体で80万ビットコイン前後に上る。 2021年にビットコインの価値が4倍以上になったため採掘業界は急拡大した。しかし採掘業者の数が増えると、ビットコインを生成する難易度を示す「採掘難易度」が上昇する仕組みとなっているため、業界は急成長で利幅が一段と圧迫された。 「過去6カ月間にビットコインの価格が下落する一方、ハッシュレート(採掘速度を示す指数)と採掘難易度は上昇した。これらはいずれも利幅を圧縮する働きをするため、既存の採掘業者にとってはマイナス要因だ」と、採掘企業ブロックウェア・ソリューションズのアナリスト、ジョー・バーネット氏は指摘した。 エネルギー価格の高騰も採掘業者の打撃となっている。ケンブリッジ・ビットコイン電力消費量指数によると、いくつかの推計では採掘業界の電力消費はフィリピン1カ国を上回る。 DAダビッドソンのシニア調査アナリスト、クリス・ブレンドラー氏は「現時点では、非常に低コストの電力エリアでなければ事業を停止せざるを得ない」と話す。 採掘業界ではビットファームズ、ライオット・ブロックチェーン、コア・サイエンティフィックなどの業者がビットコインの売却を公表。ビットファームズの最高経営責任者は同社が「日々生成するビットコインをもはや『ホールド』していない」と述べ、「ホドラー」ではなくなっていると説明した。 上場採掘業者の株価はビットコイン以上に打撃を受けている。ビットコインの下落率が53%なのに対して、バルキュリー・ビットコイン・マイナーズETFは第2・四半期に59%下落した。 ビットファームズを含む一部の採掘業者は、収益を資金調達の交渉に活用し、運営資金や高価な採掘機器の支払いに充てている。 ブレンドラー氏によると、採掘業者がこれら数百万ドル(数億円)相当の装置の代金の3分の2、さらには70%を支払い済みの場合、残額の支払いを逃したくないため、融資の獲得に必死になるという。 ビットコインを大量保有する採掘業者による売りも、ビットコイン価格を圧迫する要因になっていると指摘するアナリストもいる。 <生き残れば光も> 旧式で電力消費の多い装置を使い、強力なバランスシートや上場企業の融資へのアクセスを持たない採掘業者はすでに苦境に立たされている。 グラスノードのデータによると、ビットコインの採掘難易度は今週2.35%低下しており、採掘業者の一部が装置を停止し、業界内で調整が起きたことが分かる。 操業を諦めていない採掘業者にとっては、プレッシャーが幾分和らぐことになる。 上場している採掘業者の中で最大のマラソン・デジタル・ホールディングスの広報担当、チャーリー・シューマッハー氏は「ビットコインの採掘はゼロサムゲーム。他の業者が生成できないときに採掘を続けることができれば、パイの取り分が増える」と述べた。同社は2020年10月以降、ビットコインを売却していないという。 バーネット氏は「採掘業者が降伏し終わったときにビットコイン相場は底を打ってきた。つまり、この降伏を生き残ることができる業者はトンネルの終わりに光があるかもしれない」と話した。 (Lisa Pauline Mattackal記者、Medha Singh記者) 2022-06-30T092246Z_2_LYNXMPEI5R05Z_RTROPTP_1_FINTECH-CRYPTO-MINING.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220630:nRTROPT20220630020540LYNXMPEI5R05Z 焦点:「冬の時代」迎えたビットコイン採掘業、収益悪化で保有分売却 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220630T020540+0000 20220630T020540+0000 2022/06/30 11:05 Reuters Japan Online Report Business News 中国非製造業PMI、6月は54.7 13カ月ぶり高水準 [北京 30日 ロイター] - 中国国家統計局が30日発表した6月の非製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.7と前月の47.8から上昇し、13カ月ぶりの高水準となった。上海で新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が解除されたことが背景。 景況改善・悪化の分岐点となる50を上回るのは4カ月ぶり。 製造業と非製造業を合わせた総合PMIは54.1。5月は48.4だった。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220630T020110+0000 2022/06/30 11:01 Reuters Japan Online Report Business News 米コインベース、欧州で事業拡大に注力=ブルームバーグ [29日 ロイター] - 米暗号資産(仮想通貨)交換所コインベースは欧州事業の拡大に改めて注力しており、イタリア、スペイン、フランス、オランダなどの市場で登録申請を進めていると、ブルームバーグ・ニュースが29日に報じた。 報道によると、同社の事業開発・国際担当バイスプレジデント、ナナ・ムルゲサン氏はインタビューで、これら全ての市場で個人と法人向けの商品を提供する考えだと述べた。 英国、アイルランド、ドイツでは暗号資産交換業者として登録が済んでおり、スイスでは1人目の従業員を採用したばかりだと語ったという。 報道について同社にコメントを求めたが、回答を得られていない。 同社は今月、米国で1000人強の従業員を削減すると発表した。 2022-06-30T014841Z_1_LYNXMPEI5T01H_RTROPTP_1_COINBASE-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220630:nRTROPT20220630014841LYNXMPEI5T01H 米コインベース、欧州で事業拡大に注力=ブルームバーグ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220630T014841+0000 20220630T014841+0000 2022/06/30 10:48 Reuters Japan Online Report Business News 石油・ガス市場、生産余力限界と需要回復でなお不確実=シェル [シンガポール 29日 ロイター] - 英石油大手シェルのファンブールデン最高経営責任者(CEO)は29日、記者団に「世界の石油と天然ガスの市場がかなりの不確実性に直面する状況はしばらく続くと確信している」と述べ、世界の生産余力が極めて少ない一方で、経済低迷の懸念にもかかわらず世界の石油や天然ガスの需要回復がなお続いていることを挙げた。 ファンブールデン氏によると、ウクライナに侵攻しているロシアへの西側制裁で世界の石油価格や天然ガス価格が高騰しているのと同時に、世界の製油所は能力いっぱいの操業が続き、これがさらにガソリンやディーセルの高騰につながっている。製油施設を既に閉鎖してしまっていたり、他に転用したりしている企業もシェルをはじめ、幾つかあると指摘した。 ロシア産天然ガスの欧州への輸送問題については、全量をロシア以外からの液化天然ガス(LNG)輸入でまかなうのは不可能だとし、エネルギーの配給制など即効力のある節エネ策を取らなければ状況は悪化するとの考えを示した。 2022-06-30T014640Z_1_LYNXMPEI5T01F_RTROPTP_1_SHELL-STRATEGY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220630:nRTROPT20220630014640LYNXMPEI5T01F 石油・ガス市場、生産余力限界と需要回復でなお不確実=シェル OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220630T014640+0000 20220630T014640+0000 2022/06/30 10:46 Reuters Japan Online Report Business News ロシア産コーラ「チェルノゴロフカ」に商機、米同業撤退で [モスクワ 29日 ロイター] - 米清涼飲料大手コカ・コーラと同業ペプシコがロシアでの炭酸飲料の販売を停止したことを受け、ロシア生まれの飲料「コーラ・チェルノゴロフカ」のメーカーが商機に期待を膨らませている。 飲料メーカーのチェルノゴロフカはモスクワ近郊の町にちなんだ社名で、1998年創業。今年は国内のホテルや飲食店での取り扱いが倍増しており、米ハンバーガーチェーンのバーガーキングや米ファストフード大手ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)のロシア国内の店舗でも4月以降、コーラ・チェルノゴロフカを提供しているという。 バーガーキングやKFCではチェルノゴロフカの栄養ドリンク「バイカル」やレモネード「ダッチェス」も販売している。チェルノゴロフカは今後取り扱う商品のラインアップ拡大に向け、バーガーキングと交渉している。 バーガーキングの親会社レストラン・ブランズ・インターナショナル(RBI)は、ロシア店舗に対する支援を3月に停止したが、法律上の問題で、およそ800店に上るフランチャイズ店舗との提携を終了・閉鎖できないままとなっている。 米ヤム・ブランズが運営するKFCはロシアへの投資を休止し、直営70店舗の運営を停止した。ただ、独立したフランチャイズ店舗1000店の大半については、ヤムの権限が限られているため、営業が続いている。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220630T014152+0000 2022/06/30 10:41 Reuters Japan Online Report Business News 原油先物ほぼ横ばい、米燃料在庫増も供給懸念続く [30日 ロイター] - アジア時間の原油価格はほぼ横ばい。米ガソリン・留出油在庫が増加したほか、経済成長鈍化が不安材料となる一方、供給不足を巡る懸念は相場を下支えしている。 北海ブレント先物は30日が最終売買日となる8月限が0.25ドル(0.2%)安の1バレル=116.01ドル。取引がより活発な9月限は0.27ドル(0.2%)安の112.18ドル。 米WTI先物は0.19ドル(0.2%)安の109.58ドル。 米エネルギー情報局(EIA)が29日発表した週間在庫統計によると、ガソリンと留出油の在庫が増加した。製油所稼働率は95%と、この時期としては4年ぶりの高水準となった。 ドル高も原油価格を圧迫している。 一方、供給懸念が一定の支援材料となっている。 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は29日から2日間の日程で会合を開いているが、関係筋によると大きな政策変更が行われる可能性は低い。 エクアドルでは反政府デモの拡大で原油生産に影響が及び、主力油種の輸出に不可抗力を宣言する事態となっている。 2022-06-30T013023Z_1_LYNXMPEI5T019_RTROPTP_1_GLOBAL-OIL-PRICES.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220630:nRTROPT20220630013023LYNXMPEI5T019 原油先物ほぼ横ばい、米燃料在庫増も供給懸念続く OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220630T013023+0000 20220630T013023+0000 2022/06/30 10:30 Reuters Japan Online Report Business News 寄り付きの日経平均は続落、鉱工業生産悪化を嫌気 シカゴ先物価格下回る [東京 30日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比51円32銭安の2万6753円28銭と、続落してスタート。月末とあって売り買いともに手控えが想定されていたが、寄り付き前に発表された5月鉱工業生産指数が想定以上に悪化したことが嫌気され、シカゴ日経平均先物価格を下回る動きとなっている。 24年ぶりに137円台となったドル高/円安の動きから、輸出関連株の動きが注目されたものの、総じて軟調な始まりとなった。ただ、売り一巡後は全体的に戻り歩調となっている。 経済産業省が30日発表した5月鉱工業生産指数速報は前月比7.2%低下となった。2カ月連続の減少。ロイターの事前予測調査では同0.3%低下と予想されており、これを下回った。 2022-06-30T010155Z_1_LYNXMPEI5T00Z_RTROPTP_1_JAPAN-STOCKS-TSE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220630:nRTROPT20220630010155LYNXMPEI5T00Z 寄り付きの日経平均は続落、鉱工業生産悪化を嫌気 シカゴ先物価格下回る OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220630T010155+0000 20220630T010155+0000 2022/06/30 10:01 Reuters Japan Online Report Business News 米ゼロックスのビセンティンCEOが死去、業務はCOOが代行 [29日 ロイター] - 米事務機器大手ゼロックスは29日、ジョン・ビセンティン最高経営責任者(CEO)が進行中の病気の合併症のため死去したと発表した。59歳だった。 同社は不測の事態だとし、スティーブ・バンドローザック最高執行責任者(COO)を暫定CEOに任命したと明らかにした。 ビセンティン氏は物言う株主(アクティビスト)のカール・アイカーン氏がCEO候補として提案し、2018年5月に就任。リフィニティブのデータによると、アイカーン氏が率いる会社はゼロックスの筆頭株主となっている。 2022-06-30T002604Z_1_LYNXMPEI5T00I_RTROPTP_1_USA-STOCKS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220630:nRTROPT20220630002604LYNXMPEI5T00I 米ゼロックスのビセンティンCEOが死去、業務はCOOが代行 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220630T002604+0000 20220630T002604+0000 2022/06/30 09:26 Reuters Japan Online Report Business News 5月鉱工業生産速報は前月比-7.2%=経済産業省 [東京 30日 ロイター] - 経済産業省が30日発表した5月鉱工業生産指数速報は前月比7.2%低下となった。2カ月連続の減少。ロイターの事前予測調査では同 0.3%低下と予想されており、これを下回った。 生産予測指数は6月が前月比12.0%上昇、7月が同2.5%上昇となった。経済産業省は基調判断を「生産は弱含み」として下方修正した。 2022-06-30T000843Z_1_LYNXMPEI5T004_RTROPTP_1_HEALTH-CORONAVIRUS-JAPAN.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220630:nRTROPT20220630000843LYNXMPEI5T004 5月鉱工業生産速報は前月比-7.2%=経済産業省 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220630T000843+0000 20220630T000843+0000 2022/06/30 09:08 Reuters Japan Online Report Business News 米加州リチウム課税案、GMなどへの供給に遅れ 採掘企業が警告 [29日 ロイター] - 米カリフォルニア州のソルトン湖地域で生産されるリチウムへの課税案について、ゼネラル・モーターズ(GM)とステランティスの電気自動車バッテリー向けの供給に遅れが出るほか、一部の鉱山会社が同州から完全に撤退する可能性がある。リチウム採掘企業の首脳らがロイターの取材に答えた。 エナジーソース・ミネラルズのエリック・スポマー最高経営責任者(CEO)はロイターに対し、カリフォルニア州議会が課税案を審議している間、投資家候補や大手自動車メーカーとの話し合いを中止していると説明。「合理的な税であるべきだ」と語った。 課税案は州予算案に絡んでおり、ソルトン湖地域のリチウム開発企業3社に影響を与える。ニューサム知事(民主党)は支持を示唆しており、早ければ29日夜に採決が行われる。 リチウムの年間生産量に対し、最初の2万トンまでは1トン当たり400ドル、次の1万トンまでは同600ドル、3万トン以上では同800ドルの税金を課す内容となっている。 2024年までにGMに、25年までにステランティスに、それぞれリチウムを供給する契約を結んでいるコントロールド・サーマル・リソーシズ(CTR)のロッド・コルウェルCEOは、課税によって期限を守れなくなると指摘。「この種の税金は構想だけでも開発を萎縮させる効果がある」と述べた。 GMはコメントを避けた。ステランティスからはコメントを得られていない。 2022-06-29T234126Z_1_LYNXMPEI5S17D_RTROPTP_1_MINING-LITHIUM-CALIFORNIA-TAX.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220629:nRTROPT20220629234126LYNXMPEI5S17D 米加州リチウム課税案、GMなどへの供給に遅れ 採掘企業が警告 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T234126+0000 20220629T234126+0000 2022/06/30 08:41 Reuters Japan Online Report Business News ファイザー、新たに32億ドル分のコロナワクチン供給 米政府と合意 [29日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーと独ビオンテックは29日、新たに新型コロナウイルスワクチン1億0500万回分を32億ドルで供給することで米政府と合意したと発表した。 規制当局による承認待ちのオミクロン変異株に対応した改良型ワクチンの供給が含まれる。 新たな契約は1回分当たりの平均価格が30ドルを超え、米政府がファイザーとの最初の契約で支払った19.50ドルから50%超上昇した。 米政府は最大1億9500万回分を追加購入する権利も持ち、購入量は合わせて3億回分となる可能性がある。 米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は28日、今秋に行うブースター接種(追加接種)を巡り、オミクロン変異株に対応させるよう勧告した。 2022-06-29T232047Z_1_LYNXMPEI5S176_RTROPTP_1_HEALTH-CORONAVIRUS-BIONTECH-PFIZER-EMA.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220629:nRTROPT20220629232047LYNXMPEI5S176 ファイザー、新たに32億ドル分のコロナワクチン供給 米政府と合意 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T232047+0000 20220629T232047+0000 2022/06/30 08:20 Reuters Japan Online Report Business News 米フェデックス株軟調、陸運部門の利益率見通しコロナ禍前に届かず [ロサンゼルス 29日 ロイター] - 米宅配大手フェデックスは29日に開いた投資家向け会合で、急増するインターネット通販の商品を取り扱う陸上輸送部門の利益率が2025年までに11─12%に上昇するとの見通しを示したものの、新型コロナウイルス禍前の水準を下回り投資家の失望を誘った。株価は2.6%安で終了した。 陸上輸送の「グラウンド」部門は、コロナ禍の巣ごもり需要でネット通販の荷物が急増する以前の2年間に13%以上の利益率を記録していた。 同社はまた、25年までの期間について、1株利益の年平均増加率が14─19%になると予想。増収率の年平均は4─6%との見通しを示した。 最高経営責任者(CEO)に今月就任したラジ・スブラマニアム氏は宅配で収益性を優先して将来的に利益増につなげる戦略を発表。 ただ、株主が収益拡大を求める一方で、配達を請け負う業者は高インフレによるコスト増を運賃に転嫁することを求めており、同氏は難しい舵取りを迫られている。アナリストは値上げが必要になっているが、景気減速で阻まれる可能性があると指摘する。 2022-06-29T230125Z_1_LYNXMPEI5S16P_RTROPTP_1_FEDEX-OUTLOOK.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220629:nRTROPT20220629230125LYNXMPEI5S16P 米フェデックス株軟調、陸運部門の利益率見通しコロナ禍前に届かず OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T230125+0000 20220629T230125+0000 2022/06/30 08:01 Reuters Japan Online Report Business News 英政府、鉄鋼製品の緊急輸入制限を2年延長 [ロンドン 29日 ロイター] - 英政府は29日、国内鉄鋼産業保護を目的とする鉄鋼製品5品目に対する緊急輸入制限(セーフガード)を2年間延長した。 トレベリアン国際貿易相は議会で、セーフガードは戦略的な産業を守るために有益で、これを維持しないと英国の鉄鋼メーカーは「深刻な傷」を負いかねないと説明。これは国際貿易ルールに違反していると認めながらも、現在の環境からはセーフガード延長が正当化されると強調した。 英国は欧州連合(EU)離脱以降、中国など他国による保護貿易的措置が広がっている現状を指摘しつつ、かつてに比べると開かれた国際貿易を推進する姿勢を弱めている。 トレベリアン氏は「今回の決定は世界貿易機関(WTO)の関連する協定の下でわれわれが国際的に履行すべき義務からは逸脱している。しかし時に問題というのは、国益の観点からの行動が必要な分野で起きがちだ」と述べ、WTO加盟国からセーフガード延長への懸念が提示されれば英政府は相応に対応する用意が調っていると付け加えた。 2022-06-29T225829Z_1_LYNXMPEI5S16O_RTROPTP_1_NICKEL-LME-ELLIOT-LEGALCLAIM.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220629:nRTROPT20220629225829LYNXMPEI5S16O 英政府、鉄鋼製品の緊急輸入制限を2年延長 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T225829+0000 20220629T225829+0000 2022/06/30 07:58 Reuters Japan Online Report Business News NY連銀、社債市場の窮迫度示す指数を毎月公表 価格や流動性集計 [ニューヨーク 29日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀は、29日から社債市場の窮迫度を表す「社債市場ディストレス指数(CMDI)」を毎月公表する方針を示した。 今年に入り、金利上昇や景気先行き懸念を背景に社債価格が下落したため、投資家は多額の損失に見舞われている。ニューヨーク連銀のマクロファイナンス調査責任者ニナ・ボヤルシェンコ氏は「社債市場で何か起きているかを把握するのは、経済の今後をより完全に見通していく上で重要だ」と説明した。 CMDIは、新発債の価格や流通市場における流動性などの情報を集計して算出。連銀によると、CMDIを過去のデータに当てはめれば、2008年終盤から09年初めにかけて世界金融危機が最も深刻化した局面や、20年の新型コロナウイルス感染拡大局面で社債市場がどれほど緊迫していたかも分かるという。 連銀の調査研究部門は29日のブログで「社債は米国の非金融企業にとって主要な資金調達先の1つであり、保険会社や年金基金、投資信託にとっては大事な投資先だ。その社債市場が窮迫化すれば、企業の借り入れと、重要な金融のサブセクターの投資機会がともに損なわれかねない」と指摘した。 2022-06-29T221813Z_1_LYNXMPEI5S15W_RTROPTP_1_USA-CREDIT-INDEX.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220629:nRTROPT20220629221813LYNXMPEI5S15W NY連銀、社債市場の窮迫度示す指数を毎月公表 価格や流動性集計 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T221813+0000 20220629T221813+0000 2022/06/30 07:18 Reuters Japan Online Report Business News 仮想通貨ヘッジファンドのスリーアローズ、清算手続き=関係者 [ロンドン 29日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)ヘッジファンドのスリーアローズ・キャピタルが清算手続きに入った。事情に詳しい関係者が29日、ロイターに語った。 シンガポールに拠点を置くスリーアローズは仮想通貨投資家として知られていたが、ここ数カ月の仮想通貨急落局面で厳しい状況に置かれていた。 仮想通貨取引仲介のボイジャー・デジタルは27日、融資の返済が履行されなかったとしてスリーアローズにデフォルト(債務不履行)を通告したと発表。英領バージン諸島の裁判所も同日、スリーアローズに清算を命じ、コンサルティング会社テネオが清算人に任命された。 スリーアローズの共同創業者は15日、清算回避に全力を注ぐとコメントしていた。 2022-06-29T220612Z_1_LYNXMPEI5S15N_RTROPTP_1_FINTECH-CRYPTO-MINING.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220629:nRTROPT20220629220612LYNXMPEI5S15N 仮想通貨ヘッジファンドのスリーアローズ、清算手続き=関係者 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T220612+0000 20220629T220612+0000 2022/06/30 07:06 Reuters Japan Online Report Business News NY市場サマリー(29日)ドル上昇、S&Pとナスダック小幅続落 [29日 ロイター] - <為替> ユーロが下落した一方、ドルが上昇した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、利上げによる景気減速よりも持続的な高インフレの方がより大きなリスクとの見方を示したことが背景。 パウエル議長はポルトガルのシントラで開かれている欧州中央銀行(ECB)の年次フォーラムで、FRBがインフレ抑制のために景気を必要以上に減速させる「リスクはある」と認めながらも、「それがより大きなリスクという見方には同意しない。物価安定の回復に失敗することがより大きな間違いだ」と述べた。 主要6通貨に対するドル指数は0.593%高の105.070。景気後退(リセッション)リスクの高まりを背景に世界的に株価が下落する中、安全資産としてのドルに買いが入った。ただ、ドル指数は2週間前に付けた約20年ぶりの高水準(105.79)は上回っていない。 円は対ドルで0.29%安の136.55円。ウェルズ・ファーゴのネルソン氏は「日銀が唯一引き締めを行っていない主要中央銀行であることを背景に、強い円売りバイアスが見られた」としている。 ユーロは対ドルで0.74%安の1.044ドル。ラガルドECB総裁はECBフォーラムで、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以前の超低インフレの時代が戻る可能性は低く、中央銀行は物価上昇が極めて高いと予想される状況に適応する必要があるとの考えを示した。 NY外為市場:[USD/J] <債券> 米債利回りが2営業日連続で低下した。投資家は、米連邦準備理事会(FRB)が景気を後退させることなくインフレを抑制できるかについて冷ややかにみている。 パウエルFRB議長はこの日、欧州中央銀行(ECB)のフォーラムで、FRBの利上げが経済を過度に減速させるリスクはあるものの、消費者の物価上昇期待をあおる持続的な高インフレの方がより大きなリスクという見解を示した。 また米クリーブランド地区連銀のメスター総裁も同フォーラムで、米国の企業や家計に長期にわたり物価圧力がかかり、FRBがインフレ抑制へ断固行動しなければならない可能性があると指摘した。 10年債の利回りは10.5ベーシスポイント(bp)低下して3.102%、2年債利回りは6.5bp低下して3.059%となった。 2・10年債の利回り格差は3.9bpと、イールドカーブのフラット化が進んだ。 米金融・債券市場:[US/BJ] <株式> S&P総合500種が小幅続落して取引を終了した。日中は前日終値を挟んで一進一退の動きとなった。S&P500は月間および四半期での下げが見込まれるほか、上半期では1970年以降で最大の下落率を記録する見通しとなっている。 その他の主要指数もほぼ終始マイナス圏とプラス圏を行き来する展開となり、ナスダック総合も小幅続落。ダウ工業株30種は小反発した。 大型株のアップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムは上昇し市場を下支えした。一方、景気動向に敏感な半導体株、小型株、輸送株はアンダーパフォームした。 この日はS&P主要11セクターのうち5セクターが下落。エネルギーの下げが最大だった。ヘルスケアは上げを主導した。 個別銘柄では売上高が市場予想を上回った食品大手ゼネラル・ミルズが6.3%上昇した。 業績が低迷する中、最高経営責任者(CEO)の交代を発表した生活雑貨用品店ベッド・バス・アンド・ビヨンドは23.6%の大幅安となった。 宅配大手フェデックスは2.6%安。成長の原動力である地上配送の「グラウンド」事業利益率見通しが失望を誘った。 米国株式市場:[.NJP] <金先物> 対ユーロでのドル上昇などを背景に、3営業日続落した。中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前日比3.70ドル(0.20%)安の1オンス=1817.50ドルだった。 NY貴金属:[GOL/XJ] <米原油先物> 需給逼迫(ひっぱく)懸念を受けた買いが一巡し、4営業日ぶりに反落した。米国産標準油種WTIの中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前日比1.98ドル(1.77%)安の1バレル=109.78ドル。9月物は1.88ドル安の107.01ドル。 NYMEXエネルギー:[CR/USJ] ドル/円 NY終値 136.58/136.61 始値 136.49 高値 136.99 安値 136.35 ユーロ/ドル NY終値 1.0439/1.0443 始値 1.0520 高値 1.0534 安値 1.0436 米東部時間 30年債(指標銘柄) 17時05分 93*16.00 3.2150% 前営業日終値 91*24.00 3.3120% 10年債(指標銘柄) 17時05分 98*06.50 3.0873% 前営業日終値 97*06.50 3.2070% 5年債(指標銘柄) 17時05分 100*16.25 3.1395% 前営業日終値 99*30.00 3.2640% 2年債(指標銘柄) 17時05分 99*29.38 3.0426% 前営業日終値 99*24.38 3.1240% 終値 前日比 % ダウ工業株30種 31029.31 +82.32 +0.27 前営業日終値 30946.99 ナスダック総合 11177.89 -3.65 -0.03 前営業日終値 11181.54 S&P総合500種 3818.83 -2.72 -0.07 前営業日終値 3821.55 COMEX金 8月限 1817.5 ‐3.7 前営業日終値 1821.2 COMEX銀 7月限 2066.8 ‐13.8 前営業日終値 2080.6 北海ブレント 8月限 116.26 ‐1.72 前営業日終値 117.98 米WTI先物 8月限 109.78 ‐1.98 前営業日終値 111.76 CRB商品指数 299.3428 ‐1.6582 前営業日終値 301.0010 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T220150+0000 2022/06/30 07:01 Reuters Japan Online Report Business News NY外為市場=ドル上昇、FRB議長がタカ派発言 ユーロは軟調 [ワシントン 29日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではユーロが下落した一方、ドルが上昇した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、利上げによる景気減速よりも持続的な高インフレの方がより大きなリスクとの見方を示したことが背景。 パウエル議長はポルトガルのシントラで開かれている欧州中央銀行(ECB)の年次フォーラムで、FRBがインフレ抑制のために景気を必要以上に減速させる「リスクはある」と認めながらも、「それがより大きなリスクという見方には同意しない。物価安定の回復に失敗することがより大きな間違いだ」と述べた。 ウェルズ・ファーゴ(ニューヨーク)の外為ストラテジスト、エリック・ネルソン氏は「パウエル議長は望ましくないインフレ期待の上昇に先手を打って対応する姿勢を示した」とし、この日の発言は「かなりタカ派的だった」と指摘。「市場では過去数カ月、FRBはインフレ期待が上昇すれば反応するだろうとの見方が出ていたが、何かに反応するというよりは、むしろ積極的に対応していくと予想される」と述べた。 主要6通貨に対するドル指数は0.593%高の105.070。景気後退(リセッション)リスクの高まりを背景に世界的に株価が下落する中、安全資産としてのドルに買いが入った。ただ、ドル指数は2週間前に付けた約20年ぶりの高水準(105.79)は上回っていない。 円は対ドルで0.29%安の136.55円。ウェルズ・ファーゴのネルソン氏は「日銀が唯一引き締めを行っていない主要中央銀行であることを背景に、強い円売りバイアスが見られた」としている。 ユーロは対ドルで0.74%安の1.044ドル。ラガルドECB総裁はECBフォーラムで、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以前の超低インフレの時代が戻る可能性は低く、中央銀行は物価上昇が極めて高いと予想される状況に適応する必要があるとの考えを示した。 スイスフランは対ユーロで2015年以来の高値を更新。 暗号資産(仮想通貨)のビットコインは0.72%安の2万0107.70ドル。イーサは4.39%安の1109.25ドル。 ドル/円 NY終値 136.58/136.61 始値 136.49 高値 136.99 安値 136.35 ユーロ/ドル NY終値 1.0439/1.0443 始値 1.0520 高値 1.0534 安値 1.0436 2022-06-29T210839Z_1_LYNXMPEI5S14H_RTROPTP_1_FOREX-SWAPS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220629:nRTROPT20220629210839LYNXMPEI5S14H NY外為市場=ドル上昇、FRB議長がタカ派発言 ユーロは軟調 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T210839+0000 20220629T210839+0000 2022/06/30 06:08 Reuters Japan Online Report Business News 米国株式市場=S&Pとナスダック小幅続落、日中は一進一退 [ニューヨーク 29日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種が小幅続落して取引を終了した。日中は前日終値を挟んで一進一退の動きとなった。S&P500は月間および四半期での下げが見込まれるほか、上半期では1970年以降で最大の下落率を記録する見通しとなっている。 その他の主要指数もほぼ終始マイナス圏とプラス圏を行き来する展開となり、ナスダック総合も小幅続落。ダウ工業株30種は小反発した。 バーデンス・キャピタル・アドバイザーズのメーガン・ホーンマン最高投資責任者(CIO)は「市場は方向性を得るのに苦戦している。データが失望を誘った」と指摘。今後の企業業績や経済の見通しについてより明確な手掛かりを得られる決算シーズンが待たれていると語った。 大型株のアップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムは上昇し市場を下支えした。一方、景気動向に敏感な半導体株、小型株、輸送株はアンダーパフォームした。 上期ではナスダックは過去最悪のパフォーマンス、ダウは金融危機以来最大の下落となりそうだ。また主要3指数はいずれも15年以降初めて2四半期連続で下落する見通し。 この日はS&P主要11セクターのうち5セクターが下落。エネルギーの下げが最大だった。ヘルスケアは上げを主導した。 米商務省が29日発表した第1・四半期の実質国内総生産(GDP)確定値は年率換算で前期比1.6%減り、5月に発表された改定値の1.5%減から下方改定された。 個別銘柄では売上高が市場予想を上回った食品大手ゼネラル・ミルズが6.3%上昇した。 業績が低迷する中、最高経営責任者(CEO)の交代を発表した生活雑貨用品店ベッド・バス・アンド・ビヨンドは23.6%の大幅安となった。 宅配大手フェデックスは2.6%安。成長の原動力である地上配送の「グラウンド」事業利益率見通しが失望を誘った。 ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.96対1の比率で上回った。ナスダックでも1.79対1で値下がり銘柄数が多かった。 米取引所の合算出来高は115億5000万株。直近20営業日の平均は127億9000万株。 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード ダウ工業株30種 31029.31 +82.32 +0.27 31067.41 31152.9 30894.53 6 前営業日終値 30946.99 ナスダック総合 11177.89 -3.65 -0.03 11160.22 11226.3 11072.19 3 前営業日終値 11181.54 S&P総合500種 3818.83 -2.72 -0.07 3825.09 3836.50 3799.02 前営業日終値 3821.55 ダウ輸送株20種 13221.94 -58.49 -0.44 ダウ公共株15種 959.49 +1.65 +0.17 フィラデルフィア半導体 2583.98 -58.10 -2.20 VIX指数 28.16 -0.20 -0.71 S&P一般消費財 1094.65 +0.07 +0.01 S&P素材 468.91 -3.46 -0.73 S&P工業 736.35 -4.59 -0.62 S&P主要消費財 750.49 +3.67 +0.49 S&P金融 528.01 -3.40 -0.64 S&P不動産 255.69 -1.96 -0.76 S&Pエネルギー 557.60 -19.82 -3.43 S&Pヘルスケア 1499.32 +12.98 +0.87 S&P通信サービス 188.97 +0.50 +0.27 S&P情報技術 2252.87 +4.58 +0.20 S&P公益事業 352.58 +0.16 +0.05 NYSE出来高 9.55億株 シカゴ日経先物9月限 ドル建て 26760 + 80 大阪比 シカゴ日経先物9月限 円建て 26705 + 25 大阪比 2022-06-29T205436Z_1_LYNXMPEI5S13T_RTROPTP_1_USA-STOCKS-JPMORGAN-FUND.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220629:nRTROPT20220629205436LYNXMPEI5S13T 米国株式市場=S&P小幅安、日中は一進一退 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T205436+0000 20220629T205436+0000 2022/06/30 05:54 Reuters Japan Online Report Business News 欧州市場サマリー(29日) [29日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。世界景気の減速懸念が強まり、シクリカル(景気循環)銘柄を中心に下落した。ただ、FTSE350種製薬・バイオテクノロジー株指数は2.02%上げたため、相場全体の下げ幅は限定的だった。 英資源大手アングロ・アメリカンと酒造大手のディアジオはそれぞれ1.7%、2.9%下落。ドイツ銀行による投資判断引き下げが嫌気された。 一方、英製薬のアストラゼネカ、グラクソ・スミスクライン(GSK)はそれぞれ2.5%、1.5%上昇した。 エクイティ・キャピタルの首席マクロエコノミスト、スチュアート・コール氏は「FTSE100種は現在の市場を表している。誰も何をすべきか分からず、強い信念に基づいた取引ではない」とし、「インフレ率が高く、経済成長がリスクにあり、金利が上昇していくことは誰もが知っているが、当局がこれら全てに反応して、事が順調にいくかどうかは本当に分からない」と述べた。 英経済は景気後退リスクと2桁の領域に近づいているインフレ率の高騰に苦しんでいるが、イングランド銀行(英中央銀行)は8月も政策金利を引き上げると予想されている。 中型株で構成するFTSE250種指数は1.61%安。 個別銘柄では、自動車販売のルッカーズが3.2%と大幅上昇。車不足が起きているのを背景に、通期の業績見通しを引き上げたことが好感された。 <欧州株式市場> 4営業日ぶりに反落して取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁と米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がタカ派的な姿勢を堅持し、世界的な景気後退への懸念が強まった。 STOXX欧州600種不動産株指数、自動車・部品株指数がそれぞれ3.50%、2.60%下落。銀行株指数は1.08%安、資源株指数は1.25%下げた。 ラガルド氏は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以前の超低インフレの時代が戻る可能性は低く、中央銀行は物価上昇率が極めて高くなると予想される状況に適応する必要があるとの考えを示した。一方、パウエル氏は景気後退のリスクはあるが、物価上昇のリスクのほうが大きいと訴えた。 TSロンバードのストラテジストらは「市場は景気減速を認識しており、問題はどの程度の速さでどこまで鈍化するかだ」とし、「われわれの基本ケースは、主要市場全般が景気後退に陥るというものだ」と述べた。 29日に発表されたドイツの6月の消費者物価指数(CPI)は市場予想に反して伸び率が鈍化した。アナリストらはこれは一時的な効果によるもので、物価上昇が頭打ちしたとの見方に警告を発した。 業績不振に陥っている料理宅配会社のジャスト・イート・テイクアウェー・ドットコムは16.5%安。米グラブハブ事業を売却できるかや、新たな資金調達なく黒字化できるかどうかが疑問視されている。 スウェーデンの衣料品大手H&Mは2.2%高。四半期利益が33%増と予想を上回ったのが好感された。 <ユーロ圏債券> 国債利回りが急低下した。6月の欧州連合(EU)基準(HICP)のドイツ消費者物価指数(CPI)の伸び率が予想を下回ったことが背景。 UBSのリサーチストラテジスト、ロハン・カンナ氏は「ECBが姿勢を緩める転機となるかもしれない」と述べた。しかし、7月1日にユーロ圏CPIの発表を控え、この時点で判断するのは時期尚早だとした。 ドイツ連邦統計庁が29日発表した6月のCPI速報値は前年同月比8.2%上昇となり、上昇率は5月の8.7%から鈍化。市場予想は8.8%上昇だった。 エコノミストらは、この結果は政策対応による一過性のもので、物価上昇圧力が終わりを告げたわけではないと警戒姿勢を崩していない。 それでも、ユーロ圏の指標となるドイツ10年国債利回りは、終盤には13ベーシスポイント(bp)近く低下して1.52%となった。 一方スペインでは、6月のインフレ率が10.2%と、1985年4月以来初めて10%を超えた。前月の8.7%から伸び率が拡大し、ロイターのまとめた市場予想も大きく上回った。 ABNアムロのシニアエコノミスト、アライン・シュイリング氏は顧客向けメモの中で「(独の)官製値下げを除けば、ユーロ圏のインフレ率は6月に上昇したようだ」と述べた。 短期市場が織り込む年末までのECBの利上げ幅はほぼ変わらず、155bpの予想。前日は163bpだった。 。 イタリアの10年国債利回りは17bp低下して3.49%。独伊10年国債利回りのスプレッドは198bpに縮小した。 アナリストは、7月のECB理事会まではスプレッドが200bp近辺にとどまると予想している。 また市場では、ポルトガルのシントラで開催されたECBフォーラムでの中央銀行総裁らの講演も引き続き注目されている。 <為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード ユーロ/ドル    1.0475 1.0514 ドル/円 136.48 136.00 ユーロ/円 142.97 143.05 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード STOXX欧州600種 413.42 -2.77 -0.67 416.19 FTSEユーロファースト300種 1628.60 -6.60 -0.40 1635.20 ユーロSTOXX50種 3514.32 -34.97 -0.99 3549.29 FTSE100種 7312.32 -11.09 -0.15 7323.41 クセトラDAX 13003.35 -228.47 -1.73 13231.82 CAC40種 6031.48 -54.54 -0.90 6086.02 <金現物> 午後 コード 値決め 1819.05 <金利・債券> 米東部時間13時14分 *先物 清算値 前日比 前営業日終盤 コード 3カ月物ユーロ 100.05 +0.04 100.01 独連邦債2年物 108.81 +0.30 108.51 独連邦債5年物 123.19 +0.99 122.20 独連邦債10年物 146.99 +1.81 145.18 独連邦債30年物 160.08 +3.56 156.52 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日終盤 コード 独連邦債2年物 0.837 -0.126 0.965 独連邦債5年物 1.283 -0.156 1.375 独連邦債10年物 1.525 -0.123 1.638 独連邦債30年物 1.748 -0.096 1.833 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T174813+0000 2022/06/30 02:48 Reuters Japan Online Report Business News 経済成長より物価対応優先、主要中銀総裁が表明 ECBフォーラム [シントラ(ポルトガル) 29日 ロイター] - 世界の主要中央銀行総裁は29日、高インフレの是正は痛みを伴い、成長率が押し下げられる可能性もあるが、急激な物価上昇の定着を防ぐために迅速に対応する必要があるとの考えを示した。 欧州中央銀行(ECB)がポルトガルのシントラで開いている年次フォーラムにはラガルドECB総裁のほか、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長やイングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁らが出席。 パウエル議長は、FRBの利上げが経済を過度に減速させるリスクはあるものの、消費者の物価上昇期待をあおる持続的な高インフレの方がより大きなリスクと指摘。「このプロセスは何らかの痛みを伴う可能性が高い。ただ、高インフレに対処できず、持続を許してしまうことが最悪の痛みになる」と述べた。 その上で、FRBがインフレ抑制のために景気を必要以上に減速させる「リスクはある」としながらも、「それがより大きなリスクという見方には同意しない。物価安定の回復に失敗することがより大きな間違いだ」と語った。 ラガルド総裁は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以前の超低インフレの時代が戻る可能性は低く、中央銀行は物価上昇が極めて高いと予想される状況に適応する必要があるとの考えを表明。インフレ率はECBが目標とする2%を当面は上回り続けると予想されることから、ECBは現時点で対応しなければならないと述べた。 ECBは7月に政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、9月により大幅な利上げを実施する可能性も示唆している。 イングランド銀行(英中央銀行)は今月、政策金利を0.25%ポイント引き上げ1.25%とし、物価高の悪影響を阻止するため「力強く行動」する姿勢を表明。ベイリー総裁はこの日のフォーラムで、「もっとやらなければならない状況もある」とし、25bpの追加利上げのみが「唯一の選択肢と考えるべきではない」との見方を示した。 国際決済銀行(BIS)のカルステンス総支配人は、問題の存在が認識されたことで最初の一歩が踏み出されたとし、リスクが高まる中、現在は政策を強化する時期にあると指摘。「高インフレの定着を未然に防ぐ必要がある」と述べた。 2022-06-29T172737Z_1_LYNXMPEI5S0WK_RTROPTP_1_GLOBAL-CENBANK.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220629:nRTROPT20220629172737LYNXMPEI5S0WK 経済成長より物価対応優先、主要中銀総裁が表明 ECBフォーラム OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T172737+0000 20220629T172737+0000 2022/06/30 02:27 Reuters Japan Online Report Business News 「非常に緩やかな」利上げを支持=ディングラ次期英中銀政策委員 (余分な記号を削除して再送します) [ロンドン 29日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)の金融政策委員会(MPC)メンバーに8月会合後から加わるスワティ・ディングラ氏は29日、英経済は以前の見通しに比べ早く減速しているとみられ、中銀は金融引き締めに際して非常に緩やかに動くべきとの見解を示した。 自身の人事を巡る議会の委員会で、もし今月の会合に参加したとすれば0.5%ポイントの引き上げに傾いたかも知れないが、消費者心理が急激に悪化していることから、それは間違いだっただろうと表明。このところの指標は景気後退が以前考えていたよりもずっと差し迫っていることを示し始めている点を指摘し「今にして思えば、非常に緩やかなアプローチをとる余地があるのかも知れない」と述べた。 また目先、輸入品や原材料のコスト上昇を企業がどの程度転嫁しているかを注視していくと語った。 ディングラ氏はロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の女性准教授。 2022-06-29T172724Z_1_LYNXMPEI5S0WH_RTROPTP_1_BRITAIN-BOE-HASKEL.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220629:nRTROPT20220629172724LYNXMPEI5S0WH 「非常に緩やかな」利上げを支持=ディングラ次期英中銀政策委員 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T172724+0000 20220629T172724+0000 2022/06/30 02:27 Reuters Japan Online Report Business News 独CPI、6月は8.2%上昇に伸び鈍化 燃料税引き下げなどで [ベルリン 29日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が29日発表した6月の欧州連合(EU)基準(HICP)の消費者物価指数(CPI)の速報値は前年同月比8.2%上昇し、上昇率は5月の8.7%から鈍化した。市場予想は8.8%上昇だった。 6月は燃料価格高騰を抑えるための政府施策の効果が含まれた最初の月となったが、統計庁は正確な影響はまだ明らかではないと説明した。 エネルギー価格は前年同月比38%上がり、上昇率は5月とほぼ同じ。ウクライナ戦争と供給不足継続が響いた。 ドイツ政府はエネルギー価格高騰の対策として燃料税の引き下げや、1カ月あたり9ユーロで国内の公共交通機関が乗り放題となるチケットを導入した。 アナリストらは6月のインフレ率が予想に反して縮小した要因を政府施策と関連付けており、9月の終了時にはその効果が消失するだろうと警告した。 HQトラストのチーフエコノミスト、ミヒャエル・ハイゼ氏は「5月と比べて6月にさらなる購買力低下がなかったことは、消費者にはちょっとした救いだ」とした上で「だが、インフレの転換点というよりは小休止の可能性が高い」との見方を示した。 LBBW銀行のイエンス・オリバー・ニクラシュ氏は、7月と8月も同じようなインフレ率になるものの、9月には跳ね上がると予想している。 2022-06-29T155845Z_1_LYNXMPEI5S0TF_RTROPTP_1_GERMANY-ECONOMY-INFLATION.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220629:nRTROPT20220629155845LYNXMPEI5S0TF 独CPI、6月は8.2%上昇に伸び鈍化 燃料税引き下げなどで OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T155845+0000 20220629T155845+0000 2022/06/30 00:58 Reuters Japan Online Report Business News 米GDP、第1四半期確定値は1.6%減 貿易赤字重しに [ワシントン 29日 ロイター] - 米商務省が29日発表した2022年第1・四半期の実質国内総生産(GDP)確定値は年率換算で前期比1.6%減り、5月に発表された改定値の1.5%減から下方改定された。市場予想は1.5%減だった。21年第4・四半期は6.9%と堅調だった。 22年第1・四半期のGDPがマイナス成長になったのは、過去最大となった貿易赤字が重しとなった。供給網の混乱と労働者不足が響き、企業の在庫蓄積ペースが活発だった前期から鈍化した。一方、内需は好調だった。 貿易、在庫、政府支出を除いた国内民間需要は3.0%増。前回発表では3.9%増えていた。 4月に個人消費が加速し、前期の景気低迷から回復したように見えていた。 企業の設備投資は5月まで堅調に推移。一方、輸出が過去最高となり、財(モノ)の貿易赤字は大幅に縮小した。 ただ、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ対策のために積極的な金融引き締めを進めたことで景気後退の懸念が高まり、景気回復は勢いを失っている。 5月には小売売上高が減り、住宅着工戸数と建築許可件数も減少した。6月の消費者信頼感指数は16カ月ぶりの低水準となった。 2022-06-29T152633Z_1_LYNXMPEI5S0SA_RTROPTP_1_USA-ELECTION-RACES.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220629:nRTROPT20220629152633LYNXMPEI5S0SA 米GDP、第1四半期確定値は1.6%減 貿易赤字重しに OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T152633+0000 20220629T152633+0000 2022/06/30 00:26 Reuters Japan Online Report Business News インフレ対応、強硬に行動する以外の選択肢もある=英中銀総裁 [シントラ(ポルトガル) 29日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は29日、インフレに対処のため必要であれば「力強く」行動する以外にも選択肢があると述べた。 同総裁は欧州中央銀行(ECB)のフォーラムで、「もっとやらなければならない状況もあるだろう」と発言。ただ、8月の次回会合については、まだそこまでは至っていないとの見解を示した。 その上で「それが唯一の選択肢と考えるべきではない」とも述べた。 英中銀は16日、政策金利を0.25%ポイント引き上げ1.25%とした。また、物価高の悪影響を阻止するため「力強く行動」する用意があると述べた。 金融市場は、中央銀行が8月に0.50%ポイントの利上げを行う可能性を80%とみている。 ただ同中銀は需要の見通しも弱いとしており、ベイリー氏は英国経済が転換期にあり減速し始めていることは「非常に明白」だと述べていた。 ベイリー氏はまた、最新のデータは物価上昇がモノからエネルギーおよび食品価格にシフトしていることを示しており、中銀は「極めて注意深く」見ていくと述べた。 2022-06-29T152627Z_1_LYNXMPEI5S0RY_RTROPTP_1_BRITAIN-BOE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220629:nRTROPT20220629152627LYNXMPEI5S0RY インフレ対応、強硬に行動する以外の選択肢もある=英中銀総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T152627+0000 20220629T152627+0000 2022/06/30 00:26 Reuters Japan Online Report Business News ロシア、ルーブル高への対応で「友好国」通貨購入開始の公算=財務相 [モスクワ 29日 ロイター] - ロシアのシルアノフ財務相は29日、通貨ルーブル相場の急騰に対抗する手段として「友好国」の通貨の購入を開始する可能性があると明らかにした。 シルアノフ財務相は、ドルやユーロ以外の通貨を準備金として蓄積する用意があるとし、「友好国通貨や、ドルとユーロとのクロスレートを通じて、ルーブルに対するユーロやドルのコストを調整することが可能になる」と述べた。ロシア中央銀行も同意しているという。 モスクワの通貨取引所は今週、南アフリカランドとアルメニアの通貨ドラムの取引を開始。ウズベクの通貨サムとアラブ首長国連邦(UAE)の通貨ディルハムの取引も近く開始する。 2022-06-29T152620Z_1_LYNXMPEI5S0S2_RTROPTP_1_UKRAINE-CRISIS-RUSSIA-BUDGET.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220629:nRTROPT20220629152620LYNXMPEI5S0S2 ロシア、ルーブル高への対応で「友好国」通貨購入開始の公算=財務相 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220629T152620+0000 20220629T152620+0000 2022/06/30 00:26

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