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Reuters Japan Online Report Business News ペルー中銀、政策金利を6.50%に 5会合連続引き下げ [11日 ロイター] - ペルー中央銀行は11日、インフレ鈍化を受けて政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げて6.50%とした。利下げは予想通りで5会合連続。 ペルーの2023年のインフレ率は3.24%と、過去3年で最も低い伸びとなり、中銀の目標レンジ(1─3%)近辺となった。 中銀は声明で、インフレ率は今後数カ月で目標レンジ内に達すると予想しているが、今回の利下げは必ずしも将来の主要貸出金利の引き下げを意味するものではないと説明した。 ペルー経済は昨年、エルニーニョによる影響や鉱業部門などの投資減少、反政府デモなどで景気後退(リセッション)に陥った。 2024-01-12T014142Z_1_LYNXMPEK0B01A_RTROPTP_1_PERU-ECONOMY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240112:nRTROPT20240112014142LYNXMPEK0B01A ペルー中銀、政策金利を6.50%に 5会合連続引き下げ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240112T014142+0000 20240112T014142+0000 2024/01/12 10:41 Reuters Japan Online Report Business News ファーストリテが5%超高、決算や日本株再評価で [東京 12日 ロイター] - ファーストリテイリングが大幅に続伸して5%超高となり、1銘柄で日経平均を約200円押し上げる格好となっている。11日に2024年8月通期(国際会計基準)の業績見通しの据え置きを発表したが、9─11月実績が市場予想を上回り好感されている。市場では「業績の他にも日経平均のSQ(特別清算指数)の算出、海外投資家による日本株の再評価といった複合要因が影響している」(国内証券シニアアナリスト)との声が出ている。 23年9─11月期決算は、連結営業利益が前年同期比25.3%増の1466億円だった。海外ユニクロ事業が北米、欧州で予想を上回ったほか、コロナ渦から回復した中国もほぼ計画通りだった。きょうは1月限SQの算出日となっており「業績の悪化を見越していた投機筋によるショートカバーが上昇に弾みをつけている」(同)という。 日経平均は前日までの4営業日で約1760円上昇している。背景には新NISA(少額投資非課税制度)開始に伴い個人投資家の資金の流入しているとの思惑や、東証改革への期待で海外投資家による日本株の再評価がある。ファーストリテイリングの日経平均のウエートは約11%。「日本株を代表する銘柄になっており、勝手に資金が流れていくという側面もある」(同)とみられている。 2024-01-12T013228Z_1_LYNXMPEK0B017_RTROPTP_1_UKRAINE-CRISIS-FAST-RETAILING.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240112:nRTROPT20240112013228LYNXMPEK0B017 ファーストリテが5%超高、決算や日本株再評価で OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240112T013228+0000 20240112T013228+0000 2024/01/12 10:32 Reuters Japan Online Report Business News モルガンS、ブロック取引巡り当局に3億─5億ドル支払いで近く合意か Chris Prentice [11日 ロイター] - 米金融大手モルガン・スタンレーは大量の株式を顧客に代わって売買する「ブロック・トレード」の問題を巡り、当局に3億―5億ドルを支払うことで決着させる合意に近づいている。事情に詳しい消息筋が明らかにした。 米証券取引委員会(SEC)とニューヨーク州の連邦検察当局はこの問題を数年にわたって調査してきた。 消息筋によると、双方が合意すれば、当局はモルガン・スタンレーの刑事責任を追求しない見通し。ただ細かな条件について双方はまだ合意に至っていないという。 連邦検察当局、モルガン・スタンレー、SECはいずれもコメントを拒否した。 ブロック・トレードの慣行は、合法か違法かが明確になっていない分野と考えられてきた。消息筋は、この問題が刑法に違反しているかどうかは、はっきりしていないと話した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240112T012035+0000 2024/01/12 10:20 Reuters Japan Online Report Business News 銀行・信金の貸出、12月は前年比+3.1% 都銀で複数の大口案件 Takahiko Wada [東京 12日 ロイター] - 日銀が12日に発表した2023年12月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平均残高は前年比3.1%増の614兆5993億円だった。統計の公表を始めた2000年1月以降の最高を更新した。不動産関連や原材料コスト高、経済活動の再開に伴う資金需要が続いている。都銀ではM&A(企業の合併・買収)関連など複数の大口案件が見られた。 業態別にみると、都銀等が3.7%増の247兆0367億円。伸び率は前月の3.0%を上回り、残高は02年8月以来の高水準。地銀・第二地銀は3.2%増の290兆2081億円で、1991年7月以降の最高を更新した。信金は0.5%増だった。 預金平残は都銀・地銀・第二地銀の3業態と信金の合計で前年比1.9%増の1036兆3098億円となった。伸び率は前月の1.8%を小幅に上回った。 (和田崇彦) OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240112T011956+0000 2024/01/12 10:19 Reuters Japan Online Report Business News 印タタ・コンサルタンシーCEO、需要巡る不透明感を懸念 Sai Ishwarbharath B [ベンガルール 11日 ロイター] - インドのソフトウエアサービス大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)は、根強いインフレと景気後退(リセッション)が顧客の支出を圧迫しているとし、今後2四半期間はITサービス需要の回復は期待できないとの見方を示した。 同社のクリチバサン最高経営責任者(CEO)は決算後の会見で「われわれの観点では、(マクロの)状況はあまり変わっていない」と述べた。 米国の金利引き下げを巡る楽観的な見方は、企業による新たな設備投資判断などにつながっていないと説明した。 TCSの第3・四半期の連結ベースの純利益は、前年比2%増の1105億8000万ルピー(13億3000万ドル)だった。これには、エピック・システムズ社による企業機密訴訟に関連した95億8000万ルピーの減損費用が含まれる。 第3・四半期の獲得案件は総額81億ドルで、第2・四半期の112億ドルから減少した。それ以前の3四半期はいずれも100億ドルを超える案件を確保していた。 総売上高は4%増の6058億3000万ルピーで、アナリスト予想の6014億7000万ルピーを上回った。英国市場の売上高は8.1%増加した。 一方、北米の売上高は3%減、欧州は0.5%増に留まった。 2024-01-12T011012Z_1_LYNXMPEK0B00S_RTROPTP_1_TCS-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240112:nRTROPT20240112011012LYNXMPEK0B00S 印タタ・コンサルタンシーCEO、需要巡る不透明感を懸念 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240112T011012+0000 20240112T011012+0000 2024/01/12 10:10 Reuters Japan Online Report Business News 米アマゾン、オーディブル従業員5%削減へ=ビジネス・インサイダー [11日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムが、オーディブル部門従業員の5%を削減する。ニュースサイトのビジネス・インサイダーが11日、オーディオブック・ポッドキャスト部門トップのメモを引用して伝えた。 同社は前日にも、ストリーミングとスタジオ部門で数百人規模の削減を発表している。 ハイテク企業はここ2年、大量の人員削減を行っており、今年に入ってもその動きが続いている。 ビジネス・インサイダーによると、オーディブルのボブ・カリガン最高経営責任者(CEO)はメモで「長期的なビジネス強化のためこの変更を行うことを知ってほしい」と述べた。 アマゾンは、ロイターのコメント要請に応じていない。 同社は2008年に約3億ドルでオーディブルを買収した。 2024-01-12T005100Z_1_LYNXMPEK0B00N_RTROPTP_1_AMAZON-COM-LAYOFFS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240112:nRTROPT20240112005100LYNXMPEK0B00N 米アマゾン、オーディブル従業員5%削減へ=ビジネス・インサイダー OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240112T005100+0000 20240112T005100+0000 2024/01/12 09:51 Reuters Japan Online Report Business News 日経平均のSQは3万6025円97銭=市場推計 [東京 12日 ロイター] - 株式市場筋によると、1月限日経平均先物ミニ・オプションの最終決済に関わる日経平均のSQ(特別清算指数)は3万6025円97銭となった。正式なSQ値は大引け後に大阪取引所から発表される。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240112T001709+0000 2024/01/12 09:17 Reuters Japan Online Report Business News 米テスラ、国内工場労働者の賃金引き上げへ=ブルームバーグ [11日 ロイター] - 米電気自動車大手テスラが国内工場の労働者に賃金を引き上げると通知したと、ブルームバーグ・ニュースが11日に伝えた。 ブルームバーグはカリフォルニア州フリーモントにあるテスラ施設に貼られた通知文を基に、資材担当者、生産従事者、品質検査員は「市場調整による賃上げ」を受けると報道。具体的な賃上げ幅には触れていないという。 ロイターは、今のところテスラからコメントを得られていない。 2024-01-11T233945Z_1_LYNXMPEK0A11X_RTROPTP_1_USA-AUTOS-UNION.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111233945LYNXMPEK0A11X 米テスラ、国内工場労働者の賃金引き上げへ=ブルームバーグ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T233945+0000 20240111T233945+0000 2024/01/12 08:39 Reuters Japan Online Report Business News エアバス、23年受注が過去最高 納入機数ボーイング上回る Joanna Plucinska Dagmarah Mackos Tim Hepher [11日 ロイター] - 欧州航空機大手エアバスは、2023年の航空機の受注が過去最高に達したと11日に明らかにした。納入機数は前年比11%増加し、ボーイングの実績を上回り5年連続でトップの座を維持した。 23年の同社の総受注は2319件、キャンセルを差し引いた受注機数は2094件だった。納入機数は735機で、受注残は8598機となった。 ギヨム・フォーリ最高経営責任者(CEO)は、航空業界で柔軟性や生産能力などが向上したと説明した。 26年にA320ジェット機を毎月75機納入するという目標を達成する自信があると述べた。 「サプライチェーン(供給網)の状況はまだ緊迫しているが、改善されつつある。24年に向けて増産を続けているため、さらに高みを目指す」と述べた。 ボーイングは9日、23年の民間航空機納入数が528機と、前年の480機から増えて目標を達成したと発表した。キャンセルを差し引いた受注機数も70%増の1314機になった。 2024-01-11T224044Z_1_LYNXMPEK0A113_RTROPTP_1_FRANCE-SECURITY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111224044LYNXMPEK0A113 エアバス、23年受注が過去最高 納入機数ボーイング上回る OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T224044+0000 20240111T224044+0000 2024/01/12 07:40 Reuters Japan Online Report Business News 米天然ガスのチェサピーク、74億ドルで同業買収 独立系で最大手に Arunima Kumar [ヒューストン 11日 ロイター] - 米天然ガス生産大手チェサピーク・エナジーは11日、同業のサウスウエスタン・エナジーを74億ドルで買収することに合意したと発表した。全額株式交換方式による統合で、合計生産量は日量約79億立方フィートに達し、EQTコーポレーションを抜いて米国最大の独立系天然ガス生産会社が誕生する。 チェサピークのドメニク・デロッソ最高経営責任者(CEO)は、液化天然ガス(LNG)輸出業者からのガス需要増加期待が、この買収に動く誘因になったと説明した。2025年には、新たなLNG輸出ターミナルからの需要が跳ね上がると予想されている。 アナリストの1人も、両社統合に伴う生産量拡大がLNG輸出需要を取り込む上でより有利な立場を築くことになるとの見方を示した。 新会社の持ち分は、チェサピーク株主が約60%、サウスウエスタン株主が約40%の比率となり、デロッソ氏が経営トップに就任する予定。また今後新たな社名に変更するという。 2024-01-11T222539Z_1_LYNXMPEK0A10W_RTROPTP_1_CHIEF-OIL-M-A-CHESAPEAKE-ENRGY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111222539LYNXMPEK0A10W 米天然ガスのチェサピーク、74億ドルで同業買収 独立系で最大手に OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T222539+0000 20240111T222539+0000 2024/01/12 07:25 Reuters Japan Online Report Business News NY市場サマリー(11日)ドル下落、利回り低下 株ほぼ横ばい <為替> ドルは対ユーロ・対円で値を下げた。ただ、12月の米消費者物価指数(CPI)上昇率がエコノミストの予想を上回ったことを受け、安値からは戻した。米連邦準備理事会(FRB)が早期に利下げに踏み切るとの観測が後退した。 暗号資産(仮想通貨)のビットコインは2年ぶりの高値に急騰した。ビットコインのスポット価格に連動する複数の上場投資信託(ETF)が取引を開始したことを好感した。 米労働省が11日発表した昨年12月のCPIは前年同月比で3.4%上昇と伸びは前月の3.1%から加速し、ロイターがまとめた市場予想(3.2%上昇)を上回った。家賃が上昇傾向を維持した。 市場では、FRBは3月に利下げを開始すると予想されているものの、この日発表されたCPIは「FRBの最初の利下げが市場の期待よりも遅れる可能性を示唆している」(LPLファイナンシャルのチーフグローバルストラテジスト、クインシー・クロスビー氏)という指摘があった。 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は11日、CPIで示されたようにインフレ率がFRBの2%目標に戻る道のりは険しいため、FRBが3月に政策金利を引き下げるのは時期尚早な可能性が高いと述べた。 一方、米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は11日、CPIはFRB当局者にとってインフレの行方を明確にするものではなかったと述べた。 ドル指数は102.29で、前日比0.05%下落した。CPI発表前は102.20前後で取引されていた。 ユーロ/ドルは前日比0.09%上昇の1.09820ドル。ドル/円は、一時146.10円と12月11日以来の高値を付けた後、0.20%下落し145.48円となった。 ポンド/ドルは0.17%上昇し1.27630ドルとなった。一時は1.27880ドルと12月28日以来の高値をつけた。 ビットコインは1.80%高の4万6800ドル。一時は4万9051ドルと2021年12月以来の高値をつけた。 NY外為市場:[USD/J] <債券> 不安定な取引の中、国債利回りが低下した。12月の消費者物価指数(CPI)の伸びが予想を上回ったものの、FRBによる利下げ観測はほとんど後退しなかった。 CPI発表を受け、当初国債利回りは上昇したものの、その後は不安定な動きとなった。終盤の取引で10年債利回りは4.9ベーシスポイント(bp)低下の3.980%。 エクイティ・キャピタル(ロンドン)のチーフ・エコノミスト、スチュアート・コール氏は「コア指数の前年比での伸びは鈍化したが、総合指数を踏まえると、FRBはインフレ圧力が決定的に減速していると 納得しないだろう」と指摘。12日に米労働省が発表する12月の卸売物価指数が注目されていると述べた。 財務省が実施した210億ドルの30年債入札の結果はまちまち。最高落札利回りは4.229%、応札倍率は2.37倍だった。 終盤の取引で30年債利回りは1.4bp低下の4.187%。 2年債利回りは11.1bp低下の4.259%。 2年債と10年債の利回り格差はマイナス28.5bp。 米金融・債券市場:[US/BJ] <株式> ほぼ横ばいで取引を終えた。インフレ統計が市場予想を上回ったほか、労働市場のデータも底堅さを示し、FRBによる早期の利下げに対する期待が後退した一方、米国債利回り低下が下支え要因となった。 株価は上昇して取引を開始し、S&P総合500種は2022年1月に付けた終値での最高値を一時上回る場面もあったが、その後下げに転じた。 米労働省が発表した昨年12月のCPIは前年同月比で3.4%上昇と伸びが前月の3.1%から加速し、ロイターがまとめた市場予想(3.2%上昇)を上回った。家賃が上昇傾向を維持した。また、週間の新規失業保険申請件数は予想に反して減少した。 クリーブランド地区連銀のメスター総裁は、この日発表の米CPIで示されたようにインフレ率がFRBの2%目標に戻る道のりは険しいため、FRBが3月に政策金利を引き下げるのは時期尚早な可能性が高いと述べた。 リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、インフレを巡る状況の改善は「モノ」に過度に集中しているとの認識を示し、物価上昇ペースが2%で安定すると確信できるのをなお待っていると述べた。 マイクロソフトは時価総額で一時アップルを抜き、約2年ぶりに首位を奪還した。 米国株式市場:[.NJP] <金先物> 市場予想を上回った米CPIを受けて利下げ観測が後退したことから売られ、5営業日続落した。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比8.60ドル(0.42%)安の1オンス=2019.20ドルと、中心限月清算値ベースとしては2023年12月半ば以来、約1カ月ぶりの低水準となった。 NY貴金属:[GOL/XJ] <米原油先物> 中東情勢の緊迫化を背景とした買いが優勢となり、反発した。米WTIの中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比0.65ドル(0.91%)高の1バレル=72.02ドルだった。3月物は0.65ドル高の72.09ドル。 イエメンの親イラン武装組織フーシ派による中東の紅海周辺での商船攻撃が続く中、イラン国営メディアは同国海軍が11日、「オマーン湾を航行中の米石油タンカーを拿捕 (だほ)した」と発表したと報じた。フーシ派の指導者は11日、テレビ演説で、フーシ派へのいかなる 攻撃にも反撃を辞さない構えを示した。 NYMEXエネルギー:[CR/USJ] ドル/円 NY午後4時 145.40/145.41 始値 145.37 高値 146.41 安値 145.27 ユーロ/ドル NY午後4時 1.0971/1.0972 始値 1.0977 高値 1.0990 安値 1.0931 米東部時間 30年債(指標銘柄) 16時51分 109*22.00 4.1787% 前営業日終値 109*09.50 4.2000% 10年債(指標銘柄) 16時51分 104*08.00 3.9734% 前営業日終値 103*25.00 4.0300% 5年債(指標銘柄) 16時50分 99*12.25 3.8876% 前営業日終値 98*31.00 3.9810% 2年債(指標銘柄) 16時50分 99*31.75 4.2534% 前営業日終値 99*24.75 4.3710% 終値 前日比 % ダウ工業株30種 37711.02 +15.29 +0.04 前営業日終値 37695.73 ナスダック総合 14970.19 +0.54 0.00 前営業日終値 14969.65 S&P総合500種 4780.24 -3.21 -0.07 前営業日終値 4783.45 COMEX金 2月限 2019.2 ‐8.6 前営業日終値 2027.8 COMEX銀 3月限 2270.5 ‐36.1 前営業日終値 2306.6 北海ブレント 3月限 77.41 +0.61 前営業日終値 76.80 米WTI先物 2月限 72.02 +0.65 前営業日終値 71.37 CRB商品指数 264.0971 +1.7845 前営業日終値 262.3126 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T220552+0000 2024/01/12 07:05 Reuters Japan Online Report Business News 米インフレ率に進展、年内数回の利下げに道=シカゴ連銀総裁 Ann Saphir [11日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は11日、2023年はインフレ率が低下する「殿堂入り」の年であり、この傾向が続く限り24年に数回の利下げが行われる道が開かれると述べた。 ロイターとのインタビューで「政策金利をいつ、どれだけ引き下げるべきかの主要な判断材料はインフレデータがどうなるか、そしてわれわれの政策目標を達成できるかにかかっている」と指摘。「数週間、数カ月先に指標の発表を控える中で手を縛るのは好まない。1月時点で3月や6月の会合などについて判断することはない」とした。 昨年12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で発表された金利見通しでは1人の政策当局者が24年末の政策金利の水準が4%を下回ると予想していたが、グールズビー総裁はその当局者は自身ではないとし、自身の予想は「中央値に近かった」とした。 <黄金の道> 米労働省が11日発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.4%上昇と伸びは前月の3.1%から加速し、ロイターがまとめた市場予想(3.2%上昇)を上回った。家賃が上昇傾向を維持した。 これを受け、グールズビー総裁は予想に「かなり近い」内容だったとしながらも、サービスインフレは自身の予想より冷え込んでいる一方、住宅インフレはやや過熱していると言及。ただ住宅インフレに関してはFRBの2%の物価目標への影響は限定的とした。 FRBが物価の目安として注目している個人消費支出(PCE)価格指数では住宅インフレはさほど重視されていない。 グールズビー総裁は他のデータからも家賃の低下が示唆されており、最終的な全体的なインフレ率に織り込まれるはずとした。 また、現在は失業率の急上昇を伴わずに高インフレを抑制させる「黄金の道」の途上にあると言及。ただ住宅インフレが長引いたり、紅海での運航停止などによって新たな供給ショックが起こったりした場合には、この道筋にリスクが生じるとした。 さらに今年のリスクは昨年とは異なり、金融引き締めが長期化し失業率が上昇する可能性が含まれているとした。 「物価の安定」と「雇用の最大化」というFRBの二大責務については「(インフレ率が2%目標に)戻る道を歩んでいることが明らかなことが続けば、われわれはもう一つの責務にもより注意を払うようになる」とした。 2024-01-11T215214Z_1_LYNXMPEK0A106_RTROPTP_1_USA-FED-BALANCESHEET.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111215214LYNXMPEK0A106 米インフレ率に進展、年内数回の利下げに道=シカゴ連銀総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T215214+0000 20240111T215214+0000 2024/01/12 06:52 Reuters Japan Online Report Business News テスラ、独工場で生産の大半2週間停止 紅海の物流混乱で部品不足 [ベルリン 11日 ロイター] - 米電気自動車大手テスラは11日、独ベルリン近郊の工場で今月29日から2月11日まで自動車生産の大半を停止すると発表した。紅海で相次ぐ商船への攻撃と、それに伴う海運ルートの変更が影響し、部品不足に陥っているとした。 イエメンの親イラン武装組織フーシ派による商船攻撃によって紅海の物流は混乱。海運大手マースクをはじめ、多くのコンテナ船が航行ルートを喜望峰経由に変更する動きとなっている。 テスラは声明で、海運ルート変更に伴い「輸送時間が大幅に長くなり、サプライチェーンにギャップが生じている」と指摘した。 2024-01-11T214644Z_1_LYNXMPEK0A0ZW_RTROPTP_1_TESLA-ARK-INNOVATION.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111214644LYNXMPEK0A0ZW テスラ、独工場で生産の大半2週間停止 紅海の物流混乱で部品不足 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T214644+0000 20240111T214644+0000 2024/01/12 06:46 Reuters Japan Online Report Business News NY外為市場=ドル下落も安値からは戻す、ビットコイン2年ぶり高値 [ニューヨーク 11日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルは対ユーロ・対円で値を下げた。ただ、12月の米消費者物価指数(CPI)上昇率がエコノミストの予想を上回ったことを受け、安値からは戻した。米連邦準備理事会(FRB)が早期に利下げに踏み切るとの観測が後退した。 暗号資産(仮想通貨)のビットコインは2年ぶりの高値に急騰した。ビットコインのスポット価格に連動する複数の上場投資信託(ETF)が取引を開始したことを好感した。 米労働省が11日発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.4%上昇と伸びは前月の3.1%から加速し、ロイターがまとめた市場予想(3.2%上昇)を上回った。家賃が上昇傾向を維持した。 市場では、FRBは3月に利下げを開始すると予想されているものの、この日発表されたCPIは「FRBの最初の利下げが市場の期待よりも遅れる可能性を示唆している」(LPLファイナンシャルのチーフグローバルストラテジスト、クインシー・クロスビー氏)という指摘があった。 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は11日、CPIで示されたようにインフレ率がFRBの2%目標に戻る道のりは険しいため、FRBが3月に政策金利を引き下げるのは時期尚早な可能性が高いと述べた。 一方、米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は11日、CPIはFRB当局者にとってインフレの行方を明確にするものではなかったと述べた。 ドル指数は102.29で、前日比0.05%下落した。CPI発表前は102.20前後で取引されていた。 ユーロ/ドルは前日比0.09%上昇の1.09820ドル。ドル/円は、一時146.10円と12月11日以来の高値を付けた後、0.20%下落し145.48円となった。 ポンド/ドルは0.17%上昇し1.27630ドルとなった。一時は1.27880ドルと12月28日以来の高値をつけた。 ビットコインは1.80%高の4万6800ドル。一時は4万9051ドルと2021年12月以来の高値をつけた。 ドル/円 NY午後4時 145.40/145.41 始値 145.37 高値 146.41 安値 145.32 ユーロ/ドル NY午後4時 1.0971/1.0972 始値 1.0977 高値 1.0990 安値 1.0931 2024-01-11T214632Z_1_LYNXMPEK0A0ZV_RTROPTP_1_USA-FED-WAGES.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111214632LYNXMPEK0A0ZV NY外為市場=ドル下落も安値からは戻す、ビットコイン2年ぶり高値 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T214632+0000 20240111T214632+0000 2024/01/12 06:46 Reuters Japan Online Report Business News 米国株式市場=ほぼ横ばい、インフレ・労働市場統計受け [ニューヨーク 11日 ロイター] - 米国株式市場はほぼ横ばいで取引を終えた。インフレ統計が市場予想を上回ったほか、労働市場のデータも底堅さを示し、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げに対する期待が後退した一方、米国債利回り低下が下支え要因となった。 株価は上昇して取引を開始し、S&P総合500種は2022年1月に付けた終値での最高値を一時上回る場面もあったが、その後下げに転じた。 米労働省が発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.4%上昇と伸びが前月の3.1%から加速し、ロイターがまとめた市場予想(3.2%上昇)を上回った。家賃が上昇傾向を維持した。また、週間の新規失業保険申請件数は予想に反して減少した。 クリーブランド地区連銀のメスター総裁は、この日発表の米CPIで示されたようにインフレ率がFRBの2%目標に戻る道のりは険しいため、FRBが3月に政策金利を引き下げるのは時期尚早な可能性が高いと述べた。 リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、インフレを巡る状況の改善は「モノ」に過度に集中しているとの認識を示し、物価上昇ペースが2%で安定すると確信できるのをなお待っていると述べた。 マイクロソフトは時価総額で一時アップルを抜き、約2年ぶりに首位を奪還した。 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード ダウ工業株30種 37711.02 +15.29 +0.04 37747.14 37801.90 37424.28 前営業日終値 37695.73 ナスダック総合 14970.19 +0.54 0.00 15020.95 15063.61 14800.38 前営業日終値 14969.65 S&P総合500種 4780.24 -3.21 -0.07 4792.13 4798.50 4739.58 前営業日終値 4783.45 ダウ輸送株20種 15534.90 -67.97 -0.44 ダウ公共株15種 879.70 -19.69 -2.19 フィラデルフィア半導体 4067.90 +19.05 +0.47 VIX指数 12.44 -0.25 -1.97 S&P一般消費財 1404.75 -0.41 -0.03 S&P素材 525.68 -1.70 -0.32 S&P工業 949.83 -1.91 -0.20 S&P主要消費財 768.72 -0.15 -0.02 S&P金融 626.52 -2.59 -0.41 S&P不動産 246.44 -2.38 -0.96 S&Pエネルギー 623.93 +1.00 +0.16 S&Pヘルスケア 1642.58 -1.86 -0.11 S&P通信サービス 249.96 -0.64 -0.26 S&P情報技術 3406.05 +14.88 +0.44 S&P公益事業 319.82 -7.68 -2.34 NYSE出来高 9.59億株 シカゴ日経先物3月限 ドル建て 35260 + 10 大阪比 シカゴ日経先物3月限 円建て 35205 - 45 大阪比 2024-01-11T214617Z_1_LYNXMPEK0A0ZZ_RTROPTP_1_USA-STOCKS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111214617LYNXMPEK0A0ZZ The Wall St entrance to the NYSE is seen in New York OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T214617+0000 20240111T214617+0000 2024/01/12 06:46 Reuters Japan Online Report Business News 米財政赤字、12月は52%増の1290億ドル 社会保障や利払いが増加 [ワシントン 11日 ロイター] - 米財務省が11日発表した2023年12月の財政収支は1290億ドルの赤字だった。前年同月比で440億ドル(52%)増加した。 歳出は3%増の5590億ドルで、12月としては過去最高を記録した。社会保障支出と公的債務の利払いが増加した。 歳入は6%減の4290億ドルだった。 2024会計年度(10月1日から)の累計では、赤字は5100億ドルに達し、前年同期比890億ドル(21%)増加した。 財務省関係者によると、今会計年度は歳出が12%増の1兆6180億ドル、歳入は8%増の1兆1080億ドルと、歳出入ともに過去最高となっている。 12月の利払い費は前年同月比11%(120億ドル)増の1190億ドルとなった。 2024-01-11T204914Z_1_LYNXMPEK0A0YS_RTROPTP_1_USA-ELECTION-RACES.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111204914LYNXMPEK0A0YS 米財政赤字、12月は52%増の1290億ドル 社会保障や利払いが増加 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T204914+0000 20240111T204914+0000 2024/01/12 05:49 Reuters Japan Online Report Business News 金利ピークに達した公算、インフレの最悪期脱却=ECB総裁 [パリ 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は11日、金利はピークに達した可能性が高いと述べた。ただ、金利が下がり始める正確な時期については言えないとした。 ラガルド総裁はフランス2テレビに対し、インフレを巡る「最も困難な時期」は終わったとし、2025年のユーロ圏インフレ率は1.9%になるとの見方を示した。 ラガルド氏はまた、米国で11月に実施される大統領選でトランプ前大統領が再選されれば、欧州にとって「脅威」になると指摘。貿易関税措置や北大西洋条約機構(NATO)に対するトランプ氏の対応などに言及し、「トランプ氏が政権を担った4年間を振り返れば、明らかに脅威だ」と述べた。 2024-01-11T204905Z_1_LYNXMPEK0A0YU_RTROPTP_1_ECB-POLICY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111204905LYNXMPEK0A0YU 金利ピークに達した公算、インフレの最悪期脱却=ECB総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T204905+0000 20240111T204905+0000 2024/01/12 05:49 Reuters Japan Online Report Business News ホンダ幹部、カナダ財務相と会談 EV新工場建設巡り Ismail Shakil Steve Scherer [オタワ 11日 ロイター] - カナダのフリーランド財務相は11日、電気自動車(EV)新工場の建設を巡り、ホンダ の代表者と会談したことを明らかにした。 新工場への投資額は約2兆円(137億ドル)となる見通し。 日経新聞は7日、ホンダがオンタリオ州アリストンにある既存の自動車工場の隣接地など複数の候補地を検討していると報じていた。 2024-01-11T204854Z_1_LYNXMPEK0A0YX_RTROPTP_1_CANADA-HONDA.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111204854LYNXMPEK0A0YX ホンダ幹部、カナダ財務相と会談 EV新工場建設巡り OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T204854+0000 20240111T204854+0000 2024/01/12 05:48 Reuters Japan Online Report Business News 原油先物1%高、イランの石油タンカー拿捕受け Scott DiSavino [ニューヨーク 11日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約1%高。イランがオマーン湾でイラク産石油を積載しトルコに向かっていたタンカーを拿捕したことを受け、中東での紛争が激化するとの見方が強まった。 清算値は、北海ブレント先物が0.61ドル(0.8%)高の1バレル=77.41ドル。米WTI先物は0.65ドル(0.9%)高の72.02ドル。 取引序盤には両先物とも1バレル=2ドル超上昇していたが、米インフレ率の伸び加速などを受け上げ幅を縮小した。 2024-01-11T204210Z_1_LYNXMPEK0A0YO_RTROPTP_1_UKRAINE-CRISIS-IEA-OIL.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111204210LYNXMPEK0A0YO 原油先物1%高、イランの石油タンカー拿捕受け OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T204210+0000 20240111T204210+0000 2024/01/12 05:42 Reuters Japan Online Report Business News 米3月利下げは時期尚早な可能性=クリーブランド連銀総裁 [11日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は11日、この日発表の米消費者物価指数(CPI)で示されたようにインフレ率が連邦準備理事会(FRB)の2%目標に戻る道のりは険しいため、FRBが3月に政策金利を引き下げるのは時期尚早な可能性が高いと述べた。 米労働省が11日発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.4%上昇と伸びは前月の3.1%から加速し、ロイターがまとめた市場予想(3.2%上昇)を上回った。家賃が上昇傾向を維持した。 メスター総裁はブルームバーグテレビとのインタビューで「もう少し確証を得る必要があるため、3月の利下げはおそらく時期尚早だろう」とし、「12月のCPIは、まだやるべきことがあり、そのためには制約的な金融政策が必要なことを示している」と指摘。モノや住宅などの部門の一段の進展のほか、賃金の上昇が鈍化する必要があるとの考えを示した。 同時に、12月のCPIはインフレ抑制の進展が停滞していることを示唆するものではないと指摘。「リスクはこれまでと比べ均衡してきているが、インフレ率を2%に戻すプロセスを継続しながら健全な労働市場を維持するために、政策を調整していかなければならない」と述べ、FRBは向こう数カ月、二重の責務である雇用と物価の両面のリスクを一段と慎重に管理しなければならないとの考えを示した。 労働省が先週5日に発表した12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比21万6000人増と、市場予想を上回って伸びたほか、賃金も引き続き底堅いペースで上昇した。 市場ではFRBは3月の会合で利下げに踏み切るとの見方が維持されているが、短期金融市場が見込む確率は低下している。 FRBは次回1月30─31日の会合では、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25─5.50%に据え置くとみられている。 2024-01-11T201042Z_1_LYNXMPEK0A0XT_RTROPTP_1_USA-FED-JOBS-RATES.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111201042LYNXMPEK0A0XT 米3月利下げは時期尚早な可能性=クリーブランド連銀総裁 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T201042+0000 20240111T201042+0000 2024/01/12 05:10 Reuters Japan Online Report Business News 欧州市場サマリー(11日)    <ロンドン株式市場> 続落して取引を終えた。昨年12月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を上回り、米国株が下落したことが投資家心理を冷やした。英小売大手マークス・アンド・スペンサー(M&S)が売られたことも相場の重しとなった。 昨年12月の米CPIは前年同月比の上昇率が前月から加速し、予想を上回った。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始が時期尚早である可能性が示唆された。 金融大手HSBC、ロイズ、バークレイズは3.1─4.6%下落した。 M&Sは5.2%と大幅下落。昨年のクリスマス時期の売上高は8.1%増と予想を上回ったが、慎重な業績見通しを示したことから売り注文が広がった。 英スーパーマーケット大手のテスコは1.4%下落。この4カ月間で2度目の利益見通しの引き上げを発表したものの、売りが優勢となった。 中型株で構成するFTSE250種指数は0.89%安。 一方、サイバーセキュリティーのダークトレースは9.0%上昇。人工知能(AI)を活用した製品の堅調な需要を背景に通期の売上高とコア利益率の見通しを上方修正したことが好感された。 <欧州株式市場> 3日続落して取引を終えた。米労働省が発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率が加速し、市場予想を上回った。この結果を受けて世界の主要中央銀行が早期に利下げを開始するとの観測が後退し、売り注文が優勢となった。 STOXX欧州600種銀行株指数は1.90%下落した。 金利動向に敏感な不動産株指数は1.34%下落。公益事業株指数は1.25%、金融サービス株指数は0.96%それぞれ下げた。 個別銘柄では、世界最大の広告代理店グループのWPPが4.0%下落。UBSが投資判断を「売り」に引き下げたことが嫌気された。 一方、バンク・オブ・アメリカ(BofA)グローバル・リサーチが投資判断を引き上げたデンマークのビール大手カールスバーグは3.0%上昇した。 業務用厨房製品を手掛けるドイツのラショナルは6.7%高。2023年通期暫定決算の売上高が市場予想を上回ったことが好感された。 <ユーロ圏債券> 指標となるドイツ10年国債利回りが低下した。この日発表された昨年12月の米消費者物価指数(CPI)を受け、一時は1カ月ぶり高水準をつける場面もあった。 独10年債利回りは2ベーシスポイント(bp)低下の2.193%だった。米CPIの発表後には一時2.225%を付けていた。 米労働省が発表した昨年12月のCPIは前年同月比で3.4%上昇と伸びは前月の3.1%から加速し、ロイターがまとめた市場予想(3.2%上昇)を上回った。 ユーロ圏債券の利回りは発表後に急上昇したが、その後反転し、ほぼ発表前の水準まで低下した。 一部では、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのブイチッチ・クロアチア中銀総裁の発言が利回り低下につながったとの指摘も聞かれた。 ブイチッチ氏は、今後数カ月で物価上昇率が予想外に急低下した場合、早期の利下げもあり得ると語った。 ユーロ圏周辺国の指標であるイタリア10年債利回りは4bp低下の3.805%だった。 独伊10年債利回り格差は160bp。年初来の最低水準に縮小した。 独2年債利回りは3bp低下し2.618%だった。 1月の国債供給のほとんどは好意的に受け止められており、金利への影響は限定的だった。この日はイタリアが40億ユーロ(43億8000万ドル)の新発3年債を発行。利回りは2022年9月以来の最低水準となった。 <為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード ユーロ/ドル    1.0940 1.0977 ドル/円 146.02 145.39 ユーロ/円 159.79 159.64 <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード STOXX欧州600種 472.77 -3.65 -0.77 476.42 FTSEユーロファースト300種 1867.63 -14.55 -0.77 1882.18 ユーロSTOXX50種 4442.28 -26.70 -0.60 4468.98 FTSE100種 7576.59 -75.17 -0.98 7651.76 クセトラDAX 16547.03 -142.78 -0.86 16689.81 CAC40種 7387.62 -38.46 -0.52 7426.08 <金現物> 午後 コード 値決め 2026.8 <金利・債券> 米東部時間13時41分 *先物 清算値 前日比 前営業日終盤 コード 3カ月物ユーロ 96.06 -0.01 96.07 独連邦債2年物 106.03 0.00 106.03 独連邦債5年物 118.06 -0.01 118.07 独連邦債10年物 135.14 -0.02 135.16 独連邦債30年物 136.96 -0.20 137.16 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日終盤 コード 独連邦債2年物 2.618 -0.013 2.646 独連邦債5年物 2.142 -0.001 2.161 独連邦債10年物 2.194 +0.004 2.207 独連邦債30年物 2.416 +0.014 2.420 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T201030+0000 2024/01/12 05:10 Reuters Japan Online Report Business News 米ハーツ、テスラ含むEV2万台を売却 ガソリン車に回帰 Nathan Gomes Joseph White [11日 ロイター] - 米レンタカー大手ハーツ・グローバル・ホールディングスは11日、電気自動車(EV)約2万台を売却し、ガソリン車に回帰すると発表した。EVの衝突や損傷に関する費用が高額になっているためという。 これを受け、米電気自動車(EV)大手テスラの株式は3%超下落した。 ハーツは2023年第4・四半期に、EV売却計画を受けた減価償却費として約2億4500万ドルを計上する予定。 モルガン・スタンレーのアナリスト、アダム・ジョナス氏は、ハーツの動きはEV分野全体への警告であり、EVへの期待が「市場全体で下方修正」される可能性があることを示すと述べた。 2024-01-11T201021Z_1_LYNXMPEK0A0XS_RTROPTP_1_GLOBAL-INFLATION.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111201021LYNXMPEK0A0XS 米ハーツ、テスラ含むEV2万台を売却 ガソリン車に回帰 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T201021+0000 20240111T201021+0000 2024/01/12 05:10 Reuters Japan Online Report Business News ユーロ圏の弱い成長、中欧の格付け下振れリスクに=S&P Gergely Szakacs [ブダペスト 11日 ロイター] - S&Pグローバルのディレクター、カレン・ヴァルタペトフ氏は11日、ユーロ圏の経済低迷が長引いた場合、中欧の景気回復の見通しに悪影響を及ぼす可能性があるとした。また、これは最終的に同地域のソブリン格付けに下方圧力をかけかねない重要なリスクだと指摘した。 今週初めに発表されたデータでは、欧州最大の経済大国であるドイツの鉱工業生産が減少したのに続き、チェコとハンガリーでも11月の鉱工業生産が減少。中欧諸国の景気回復に対するリスクを浮き彫りにした。 同地域の対独輸出依存度は過去数十年で低下しているが、チェコは依然として輸出の3分の1がドイツ向けとなっている。ポーランドとハンガリーの対独依存度も高い。 S&Pは、今年の中欧の経済成長はユーロ圏を上回るとみている。ただ、「独経済の後退が長期化し、より構造的な弱さを見せるようなことがあれば、内需主導の力強い回復にはかなりのリスクがある。成長率の低下は財政を圧迫し、政府債務を増加させる可能性もある」(ヴァルタペトフ氏)という。 中欧では今年から来年にかけ、大統領選挙や議会選挙など、選挙が目白押しであることから、財政健全化に対するリスクは高いとみられている。 2024-01-11T185623Z_1_LYNXMPEK0A0W2_RTROPTP_1_UKRAINE-CRISIS-EU-MEMBERSHIP.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111185623LYNXMPEK0A0W2 ユーロ圏の弱い成長、中欧の格付け下振れリスクに=S&P OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T185623+0000 20240111T185623+0000 2024/01/12 03:56 Reuters Japan Online Report Business News マイクロソフト、時価総額で首位奪還 2年強ぶりにアップル抜く [11日 ロイター] - 11日の米株式市場でマイクロソフトの株価が上昇し、時価総額でアップルを抜き、首位を奪還した。アップルの時価総額がマイクロソフトを下回るのは2021年以来初めて。 マイクロソフトの株価は一時1.6%上昇し、時価総額は2兆8750億ドルに達した。生成人工知能(AI)分野での競争で優位に立っていることが好感されている。 一方、アップルは約0.9%安で、時価総額は2兆8710億ドル。 今年に入り、証券会社2社がiPhoneなどアップル製品への需要低迷に懸念を示し、投資判断を引き下げたことを受け、アップルの株価は年初来約3.3%値下がり。一方、マイクロソフトは1.8%上昇している。  DAデイビッドソンのアナリスト、ギル・ルリア氏は「マイクロソフトは急速に成長しており、生成AI革命からより多くの恩恵を受けている。マイクロソフトがアップルを追い抜くのは当然」と述べた。 アップルの時価総額は昨年12月14日に3兆0810億ドルでピークに達し、アップル株価は48%高で2023年の取引を終えた。これに対し、マイクロソフトは昨年57%値上がりした。 現時点で、マイクロソフトをカバーする証券会社のほぼ90%が買いを推奨し、投資判断を「セル」としている証券会社はない。 アップルについては2社が「セル」とし、「バイ」とする証券会社は約3分の2となっている。 2024-01-11T160628Z_1_LYNXMPEK0A0RD_RTROPTP_1_USA-STOCKS-APPLE-MICROSOFT.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111160628LYNXMPEK0A0RD マイクロソフト、時価総額で首位奪還 2年強ぶりにアップル抜く OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T160628+0000 20240111T160628+0000 2024/01/12 01:06 Reuters Japan Online Report Business News 米新規失業保険申請、1000件減の20.2万件 [ワシントン 11日 ロイター] - 米労働省が11日発表した6日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は1000件減の20万2000件となった。市場予想は21万件だった。 ただ、年初の申請件数は不安定になる傾向がある。 2023年12月30日までの1週間の継続受給件数は3万4000件減の183万4000件だった。 2024-01-11T141737Z_1_LYNXMPEK0A0ND_RTROPTP_1_USA-ECONOMY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111141737LYNXMPEK0A0ND 米新規失業保険申請、1000件減の20.2万件 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T141737+0000 20240111T141737+0000 2024/01/11 23:17 Reuters Japan Online Report Business News 米3月利下げ観測後退、CPI受け 短期金融市場 [11日 ロイター] - 米労働省が発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)を受け、連邦準備理事会(FRB)が3月に利下げに着手するとの観測が後退した。 金利先物は現在、3月に利下げが実施される確率が約60%であることを織り込む水準にある。CPI発表前は70%だった。 昨年12月のCPIは前年同月比で3.4%上昇と伸びは前月の3.1%から加速し、ロイターがまとめた市場予想(3.2%上昇)を上回った。 2024-01-11T141721Z_1_LYNXMPEK0A0NE_RTROPTP_1_USA-STOCKS-CASH.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111141721LYNXMPEK0A0NE 米3月利下げ観測後退、CPI受け 短期金融市場 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T141721+0000 20240111T141721+0000 2024/01/11 23:17 Reuters Japan Online Report Business News 米12月CPI、前年比3.4%上昇と伸び加速 予想も上回る [ワシントン 11日 ロイター] - 米労働省が11日発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.4%上昇と伸びは前月の3.1%から加速し、ロイターがまとめた市場予想(3.2%上昇)を上回った。家賃が上昇傾向を維持した。米連邦準備理事会(FRB)が3月に利下げを開始するとの期待が後退する可能性がある。 前月比は0.3%上昇。11月は0.1%上昇だった。市場予想は0.2%上昇だった。 変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前月比0.3%上昇。11月は0.3%上昇していた。前年同月比では3.9%上昇。11月は4.0%上昇だった。 2024-01-11T141435Z_1_LYNXMPEK0A0N9_RTROPTP_1_USA-SHOPPING.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111141435LYNXMPEK0A0N9 米12月CPI、前年比3.4%上昇と伸び加速 予想も上回る OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T141435+0000 20240111T141435+0000 2024/01/11 23:14 Reuters Japan Online Report Business News 海運マースク、干ばつでパナマ運河の利用中止へ 鉄道で代替 [11日 ロイター] - デンマークの海運大手APモラー・マースクは11日、干ばつに見舞われたパナマ運河を避けて鉄道を利用する方針を明らかにした。 パナマ運河庁(ACP)は水源であるガトゥン湖の現在および予想される水位に基づいて通過する船舶の量と重量を減らしたという。 これまでパナマ運河を利用していた船舶は鉄道による「陸橋」を利用してパナマの反対側へ貨物を輸送すると顧客に通知した。 2024-01-11T105344Z_1_LYNXMPEK0A0EC_RTROPTP_1_LATVIA-MARITIME.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111105344LYNXMPEK0A0EC 海運マースク、干ばつでパナマ運河の利用中止へ 鉄道で代替 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T105344+0000 20240111T105344+0000 2024/01/11 19:53 Reuters Japan Online Report Business News 東京マーケット・サマリー ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値 <外為市場> ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円 午後5時現在 145.39/145.42 1.0977/1.0981 159.64/159.65 NY午後5時 145.73/145.76 1.0972/1.0973 159.92/159.96 午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べてドル安/円高の145円前半で推移している。今晩の米消費者物価指数(CPI)の公表を控えて積極的な売買が手控えられる中、利益確定売りが優勢となった。ただ、一巡後は方向感なく小動きの展開が続いた。 <株式市場> 終値 前日比 寄り付き    安値/高値   日経平均 35049.86 +608.14 34871.33 34,849.57─35,157.56 TOPIX 2482.87 +38.39 2472.06 2,471.56─2,490.63 プライム市場指数 1277.62 +19.81 1271.79 1,271.79─1,281.57 スタンダード市場指数 1199.33 +3.16 1200.85 1,197.14─1,201.30 グロース市場指数 891.90 -3.48 899.95 889.48─900.19 グロース250指数 706.19 -1.50 711.75 703.72─712.31 東証出来高(万株) 184940 東証売買代金(億円) 47912.78 東京株式市場で日経平均は、前営業日比608円14銭高の3万5049円86銭と大幅に4日続伸して取引を終えた。米株高や為替の円安を追い風に、バブル後高値を連日で更新した。33年11カ月ぶりに3万5000円の大台を回復した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1064銘柄(64%)、値下がりは548銘柄(33%)、変わらずは45銘柄(2%)だった。 <短期金融市場>  無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.014 ユーロ円金先(24年3月限) ─── 3カ月物TB ─── 無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.014%になった。前営業日(マイナス0.016%)からやや上昇した。積み期最終日が近付く中、「市場参加者の資金調達意欲は強く、レートは上昇方向となっている」(国内金融機関)という。 <円債市場>  国債先物・24年3月限 147.25 (+0.22) 安値─高値 146.99─147.32 10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.600% (-0.015) 安値─高値 0.615─0.585% 国債先物中心限月3月限は前営業日比22銭高の147円25銭と反発して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1.5bp低下の0.600%。先物は朝方に売りが先行した後、時間外取引の米金利が低下したことや日銀の早期政策修正観測の後退を背景に堅調に転じた。 <スワップ市場・気配>  2年物 0.26─0.16 3年物 0.34─0.24 4年物 0.42─0.32 5年物 0.50─0.40 7年物 0.67─0.57 10年物 0.89─0.79 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T092726+0000 2024/01/11 18:27 Reuters Japan Online Report Business News 物言う株主の要求、23年はM&Aが過去最高 実現は困難 Svea Herbst-Bayliss [ニューヨーク 10日 ロイター] - バークレイズのデータによると、2023年は全世界でのアクティビスト投資家(物言う株主)によるM&A(合併・買収)の要求が過去最高を記録した。ただ実際のM&Aは低調だった。 合併、スピンオフ(分離・独立)、身売りを含むM&Aは要求の49%を占めた。それまでの4年間は平均42%だった。 しかしディールロジックによると、昨年のM&Aは18%減の約3兆ドルと10年ぶりの低水準に落ち込んだ。 業界関係者は最近の記憶の中でも最も厳しい年の一つだったと指摘した。価格で折り合えなかったことや、金利が上昇して買収資金を調達することが難しくなったことが背景にある。 だがバークレイズの株主助言部門のグローバルヘッド、ジム・ロスマン氏は「市場でバリュエーションが低下し、アクティビスト投資家は魅力的なタイミングで投資する機会を得た」と指摘。アクティビストの要求は22年の235件に続き、23年も229件と非常に高い水準を維持したと述べた。 M&A以外にも取締役会の交代や、戦略・業務の変更、ガバナンスの改善などを求めたが、経営陣の交代は要求の10%にとどまった。 2024-01-11T090731Z_1_LYNXMPEK0A0B8_RTROPTP_1_USA-STOCKS-CLOSE.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20240111:nRTROPT20240111090731LYNXMPEK0A0B8 物言う株主の要求、23年はM&Aが過去最高 実現は困難 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20240111T090731+0000 20240111T090731+0000 2024/01/11 18:07

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