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金利ピークに達した公算、インフレの最悪期脱却=ECB総裁

配信日時:2024/01/12 05:49 配信元:REUTERS

[パリ 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は11日、金利はピークに達した可能性が高いと述べた。ただ、金利が下がり始める正確な時期については言えないとした。

ラガルド総裁はフランス2テレビに対し、インフレを巡る「最も困難な時期」は終わったとし、2025年のユーロ圏インフレ率は1.9%になるとの見方を示した。

ラガルド氏はまた、米国で11月に実施される大統領選でトランプ前大統領が再選されれば、欧州にとって「脅威」になると指摘。貿易関税措置や北大西洋条約機構(NATO)に対するトランプ氏の対応などに言及し、「トランプ氏が政権を担った4年間を振り返れば、明らかに脅威だ」と述べた。

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