みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
サカイ引越が反発、国内有力証券は目標株価5850円に引き上げ
サカイ引越センター<9039.T>が反発。岩井コスモ証券は12日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を5700円から5850円に引き上げた。23年3月期の連結営業利益は前の期比9.8%増の118億4500万円で着地。主力の引越事業が作業単価の上昇により堅調に推移した。24年3月期の同利益は前期比5.0%増の124億3700万円と前期に続き最高益の予想。同証券では126億円への上方修正を見込んでいる。新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に引き下げられたことで、人々の活動や経済活動が持ち直すことが追い風となると予想している。前期まで引越業界の売上高首位を10期連続で達成しているが、今期も連続で達成できる見込みであることも評価している。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 14:53
みんかぶニュース 個別・材料
MORESCが大幅安、第1四半期経常16%減を嫌気
MORESCO<5018.T>が大幅安となった。12日の取引終了後、24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。経常利益は前年同期比16.1%減の3億9500万円と大幅な減益となった。これを嫌気した売りが株価の重荷となったようだ。売上高は同7.7%増の75億9600万円だった。販売価格の上昇が寄与した半面、為替差益が減少した。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 14:46
みんかぶニュース 個別・材料
松竹が後場に動意づく、映画好調で第1四半期営業益は通期計画を超過
松竹<9601.T>が後場に動意づく展開。この日、24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。営業損益は24億1100万円の黒字(前年同期は7億2400万円の赤字)と黒字に転じ、通期の計画(22億3000万円の黒字)を上回っており、ポジティブ視した買いが入ったようだ。
売上高は前年同期比24.0%増の231億8200万円だった。映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」が興行収入10億円を超えるヒットとなったほか、「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」や「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」などアニメ作品の大ヒットも寄与し、映像関連事業が好調に推移した。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 14:26
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東京個別が軟調、システム投資や人件費増で第1四半期の営業赤字幅が拡大
東京個別指導学院<4745.T>が軟調。12日の取引終了後に発表した24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算で、営業損益の赤字額が10億3800万円と、前年同期の8億2600万円から拡大し、嫌気されたようだ。
同社は季節要因で第1四半期の営業損益が赤字になる傾向がある。売上高は前年同期比4.0%減の40億7600万円だった。5月からの授業料改定で1人当たり売上高は増加した一方、生徒数は減少。システム投資や人件費の増加も響いた。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 14:09
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ラクオリアが3日ぶりに反発、タミバロテンの用途に関する国内での特許査定を材料視
ラクオリア創薬<4579.T>が3日ぶりに反発した。12日の取引終了後、子会社のテムリックが権利を持つタミバロテン(AM80)の用途に関して日本国内で出願していた特許を巡り、特許査定の連絡を受けたと発表したことが材料視されたようだ。
今回の発明は、合成レチノイドであるタミバロテンとがん治療薬の併用療法が有効ながん患者の選択方法、およびレチノイドとがん治療薬との併用医薬に関するもの。膵がんなどの抗がん剤治療抵抗性の悪性腫瘍を持つがん患者に対し、効果の高い治療の提供が期待されるという。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 14:06
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アイドマHDはS安、純利益予想引き上げも市場予想に届かず
アイドマ・ホールディングス<7373.T>はストップ安。12日の取引終了後に23年8月期業績予想の修正を発表し、純利益を12億5000万円から13億円(前期比25.2%増)へ引き上げた。ただ、市場予想(14億5300万円)に届かなかったことから、目先材料出尽くしとの見方が強まり売られている。
売上高については91億8000万円から90億2000万円(前期比45.6%増)へやや引き下げた。会社側では、第3四半期時点で売上高は高い成長を続けており、受注は堅調としている。クラウドワーカーの活用や正社員の人員採用を進めつつ、生産性向上にも取り組み、利益進捗も順調という。
同時に発表した22年9月~23年5月期(第3四半期累計)決算は、売上高が66億3000万円(前年同期比53.4%増)、純利益が11億9300万円(同21.7%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 13:56
みんかぶニュース 個別・材料
サーバワクスが高い、コンタクトセンター向け新商品の発表が株価を支援
サーバーワークス<4434.T>が高い。この日、コンタクトセンターの負荷低減につながる「クラウドコンタクトワークスペース」の提供開始を発表しており、株価の支援材料となったようだ。米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)によるクラウドベースのコンタクトセンターサービス「Amazon Connect」向けに、受発信を便利に行うための機能や、チームで業務を行うために必要なダッシュボード機能を備えた。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 13:50
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極東証券が年初来高値を更新、第1四半期速報での最終益4.5倍化を好感
極東証券<8706.T>が後場に強含み、年初来高値を更新した。この日、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結業績速報値を発表した。最終利益は前年同期比4.5倍の10億9600万円と大幅な増益となり、好感されたようだ。
営業収益は同52.4%増の18億3100万円。営業損益は6億2600万円の黒字(前年同期は3700万円の赤字)となった。トレーディング損益が前年同期比で5億9900万円増加した。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 13:36
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AIクロスが後場に上げ幅拡大、ドコモgacco講座へのAI分析サービス採用を手掛かり視
AI CROSS<4476.T>が後場に上げ幅を拡大した。この日、ノーコードAI分析サービス「Deep Predictor」が、NTTドコモグループのドコモgacco(東京都港区)の法人向けeラーニングサービスで提供されるAI・機械学習講座に採用されたと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。
Deep Predictorは、データサイエンティストが行うAI分析を簡単に実行できるようにするサービス。AIクロスはデジタル人材の育成に貢献するとともに、同サービスの活用範囲を広げ、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を促していく。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 13:31
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Sワイヤーは大幅高、チャットシステム「トリナス」ベータ版の提供開始
ソーシャルワイヤー<3929.T>は大幅高となっている。同社はきょう、主にBtoBサービスを運営する事業者向けの法人間コミュニケーション支援機能となるチャットシステム「TORINAS(トリナス)」ベータ版の提供を開始したと発表。これが材料視されているようだ。
まずは、同社が運営するプレスリリース配信代行サービス「@Press(アットプレス)」と「NEWSCAST(ニュースキャスト)」に同機能を搭載。これにより、アットプレス及びニュースキャストの利用企業は、発信されたリリース内容や会社情報を参照しながら、利用企業同士の相対コミュニケーションが可能となり、業務提携打診や人的交流などのビジネスパートナーシップに活用することができるようになるという。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 13:21
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イオンファンは急落、第1四半期の営業赤字継続を嫌気
イオンファンタジー<4343.T>は急落した。12日の取引終了後、24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。営業損益は6400万円の赤字(前年同期は3億2500万円の赤字)となった。営業赤字が継続したことを嫌気した売りが膨らんだようだ。
売上高は同16.4%増の188億400万円だった。国内事業は増収・営業増益となったが、中国事業は増収・営業赤字、アセアンは増収・営業減益となった。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 13:15
みんかぶニュース 個別・材料
INPEXが4日続伸し連日の新高値、米CPI受けWTI価格が上昇
INPEX<1605.T>が4日続伸。株価は連日の年初来高値に買われている。12日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の8月限が前日比0.92ドル高の1バレル=75.75ドルに上昇。一時76.15ドルまで値を上げ5月上旬以来の高値をつけた。6月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.0%の上昇となり、市場予想(3.1%)を下回った。米金融引き締めの長期化懸念が後退したことで、原油需要の拡大に対する期待が膨らんだ。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 13:08
みんかぶニュース 個別・材料
エヌピーシーが朝安後に切り返す、太陽光パネル向け成長期待支えに押し目買いを集める
エヌ・ピー・シー<6255.T>が朝安後に切り返した。12日の取引終了後に発表した23年8月期第3四半期累計(22年9月~23年5月)の連結決算は、売上高が前年同期比33.1%増の53億8400万円、経常利益が同14.2%減の4億6600万円だった。経常利益は通期の計画に対し進捗率が70%にとどまった。一方、第4四半期に米国主要顧客の新工場向け装置の売り上げを予定しているとし、通期の業績予想は据え置いた。株価は一時500円を下回ったが、太陽光パネル向けの製造装置や関連サービスの需要拡大への期待は根強く、売り一巡後は押し目買いを集める格好となった。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 13:00
みんかぶニュース 個別・材料
アマテイが急動意、社長インタビュー記事を材料視
アマテイ<5952.T>が急動意。佐藤亮社長が日本経済新聞の13日付インタビュー記事で、EV化によるネジへの需要増への期待は大きいと回答。これを材料視した物色が向かっている。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 12:34
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ホームポジがS安、販売棟数が計画下回り今期業績・配当予想を下方修正
ホームポジション<2999.T>がストップ安の水準となる前営業日比100円安の502円に売られた。12日の取引終了後、23年8月期第3四半期累計(22年9月~23年5月)の単体決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。今期の最終利益の見通しを、これまでの5億6500万円から1000万円(前期比97.9%減)に見直し、増益予想から一転して最終減益を見込む。年間配当予想も28円から5円(同20円減配)に減額しており、嫌気されたようだ。
売上高の見通しは217億6000万円から190億円(同3.0%増)に引き下げた。東海エリアにおいて同業他社との競争が激化し、販売棟数が計画を下回る見込みとなった。販売価格も想定に比べて低下し、事業の状況を業績予想に反映させた。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 11:29
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エムスリーは切り返し鮮明、トップラインの伸び顕著でグロース株リバウンド相場に乗る
エムスリー<2413.T>が反発、上向き転換した5日移動平均線を足場に底値圏からのリバウンド局面に移行した。きょうは金利低下を背景とした米ハイテク株の上昇を受け、東京市場でもグロース株への買い戻しが顕在化している。そのなか、グロース株の象徴である同社株にも上値を見込んだ押し目買いや買い戻しが活発化した。医薬品情報サービスや医療従事者向けに会員制サイトを展開し、製薬マーケティング支援業務を主力展開。世界600万人以上の医師が利用する巨大なプラットフォームが同社の最大の強みだ。長年にわたりトップラインの拡大が続いており、利益面でも25年3月期は2ケタ成長路線に復帰する公算が大きいとみられている。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 11:19
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タナベCGは年初来高値更新、自社株取得枠の倍増を好感
タナベコンサルティンググループ<9644.T>は急反発で年初来高値更新。12日の取引終了後、自社株取得枠の拡大と取得期間の延長を発表。これを好感した買いが入っている。
取得できる株数の上限が間近になったため。買い付けの上限株数を40万株から80万株(自己株式を除く発行済み株数の4.7%)へ、上限総額を2億円から4億円へそれぞれ倍増。取得期間も12月末まで延長した。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 11:17
みんかぶニュース 個別・材料
インターアクが続急落し年初来安値を更新、今期最終33%減益計画で失望感
インターアクション<7725.T>が続急落し、年初来安値を更新した。12日の取引終了後、23年5月期の連結決算発表にあわせ、24年5月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比33.2%減の6億5500万円と大幅減益の見通しとなり、失望売りを促したようだ。
売上高は同2.9%増の70億5800万円を見込む。IoT関連事業などで収益性の高い製品の販売構成比が低下する見込みで、利益を押し下げる要因となる。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 11:15
みんかぶニュース 個別・材料
サンケンが大幅高で切り返す、業績絶好調でパワー半導体はEV向けなど生産増強
サンケン電気<6707.T>が大幅高で切り返している。今月4日ザラ場に1万4100円の上場来高値を形成後、急速な調整局面に移行したが、きょうは全体相場がハイテク株中心に戻りに転じるなか、流れに乗る形で610円高の1万2710円まで上値を伸ばした。パワー半導体の大手メーカーで、業績は絶好調に推移、24年3月期営業利益は前期比45%増の380億円予想と過去最高利益を大幅に更新する見込み。世界的に販売台数が増勢にある電気自動車(EV)関連向けパワー半導体の生産能力増強に動いており、中期的な収益寄与に期待が高まる。株式需給面では信用買い残が枯れた状態にあり、信用倍率は直近データで0.9倍、日証金では貸借倍率0.3倍となっていることで上値が軽い。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 11:11
みんかぶニュース 個別・材料
オービックが反発、「4~6月期営業益は14%増益」との報道好感
オービック<4684.T>が反発。13日付の日本経済新聞は「オービックの2023年4~6月期の連結営業利益が、前年同期比14%増の170億円強だったことがわかった」と報じた。4~6月としては20年連続で過去最高を更新する、という。中堅や大手企業を中心に統合基幹業務システム「オービック7」の新規導入が増えたことが業績を牽引する見通しだ。同社は4~6月期決算の発表を25日に予定している。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 11:09
みんかぶニュース 個別・材料
ソニーGが6日ぶり反発、ゲーム事業に重点投資と伝わる
ソニーグループ<6758.T>が6日ぶりに反発した。13日付の日本経済新聞朝刊は、「ソニーグループがゲーム事業の研究開発に重点的に投資する」と報じた。機器売り切りのハード型から課金型へのビジネスモデルを変化させていることが背景にあるという。ゲーム事業の成長を期待した買いが入ったようだ。
日経新聞によると、24年3月期のゲーム事業の研究開発費を3000億円近くとし、前期の2711億円から増やすもよう。ソニーG全体の研究開発費の約4割を占める規模となる。現実世界と仮想空間が融合する「複合現実」などの新市場で競争力を強化していくとも伝えている。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 10:59
みんかぶニュース 個別・材料
チムスピがS安、有価証券評価損や本社移転費で23年8月期赤字拡大へ
チームスピリット<4397.T>がストップ安に売られている。12日の取引終了後に23年8月期業績予想の修正を発表。最終損益を2億~1億7000万円の赤字(前期9000万円の赤字)とし、従来予想のレンジ(1億7000万~1億1500万円の赤字)から赤字幅が拡大する見通しを示したことが嫌気されている。
投資有価証券評価損や本社移転に伴う費用計上が響く。売上高、営業利益見通しは従来予想を据え置いた。同時に発表した22年9月~23年5月期(第3四半期累計)決算は、売上高が28億1300万円(前年同期比17.1%増)、最終損益が9100万円の赤字(前年同期6000万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 10:40
みんかぶニュース 個別・材料
ベル24HDが3日ぶりに反発、第1四半期最終益15%増で通期計画に対し進捗率33%台
ベルシステム24ホールディングス<6183.T>が3日ぶりに反発した。12日の取引終了後、24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。売上収益は前年同期比微増の393億7000万円、最終利益は同15.1%増の29億4400万円となった。最終利益の通期計画に対する進捗率は33%台と順調な滑り出しとなっており、買いを集める要因となったようだ。
売上収益面では、人材・教育関連やキャッシュレス決済関連業務が好調で、ワクチン関連業務の減少を補った。ベトナム子会社の連結子会社化に伴う段階取得に関する差益や、持ち分法適用会社のTBネクストコミュニケーションズと、タイのTrue Touchが黒字に転じたことによる投資利益の計上、法人所得税費用の減少も増益要因となった。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 10:39
みんかぶニュース 個別・材料
ACSLが大幅反発、エストニア企業とのMOU締結を好感
ACSL<6232.T>が大幅反発した。12日の取引終了後、エストニア企業との戦略提携覚書(MOU)締結について発表した。送電線点検用途のドローンの導入に向けた契約となっており、今後の収益貢献を期待した買いが集まったようだ。
MOUを締結したのは、AIを利用した送電線点検画像診断ソフトウェアを提供するHepta Airborne社。欧州や中南米市場を中心に、今後2年間で300台以上の点検用途のドローンの導入を目指すという。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 10:20
みんかぶニュース 個別・材料
出前館が急反発、3~5月期は営業赤字幅縮小で黒字化の期待膨らむ
出前館<2484.T>が急反発した。12日の取引終了後、23年8月期第3四半期累計(22年9月~23年5月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比10.2%増の384億2000万円と増収。営業損益は107億4600万円の赤字(前年同期は296億6200万円の赤字)となった。直近3カ月間でも営業赤字幅は縮小した。株価の出遅れ感が強まるなか、黒字化を期待した買いが集まり、株高に弾みがついたようだ。
第3四半期末のアクティブユーザー数は前年同期比19%減の712万人となった。積極的な投資の実行により営業赤字となった。一方、売上原価の適正化は順調に進んだという。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 10:10
みんかぶニュース 個別・材料
ソシオネクスが切り返す、売り出し価格決定で下げ一巡し次は買い手に思惑錯綜
ソシオネクスト<6526.T>は4日ぶりに切り返す展開で一時790円高の1万5790円まで上値を伸ばした。前日の株価動向は前々日の取引終了後に海外での株式売り出し価格が1万4668円に決定したことが発表され、下値リスクが後退したことで目先筋の買いを誘導した。ただ、信用取引を活用した個人投資家の追い証絡みの売り圧力が上値を押さえ、後場は値を消す展開を強いられた。
しかし、市場筋は「上位株主3社が発行済株式数の37.5%に相当する大量の株式を一気に売り出す以上、この株式を引き取る相手先も大方は決まっているはず。SoC(システム・オン・チップ)設計を手掛ける同社とシナジーが期待される米系半導体関連企業であれば、(ソシオネクスの)企業価値はむしろ高まることで、中期的に最高値奪回も見込める」(国内証券ストラテジスト)という声もある。株価は75日移動平均線上できれいに下げ止まっており、ここでの踊り場形成が次の上昇局面につながっていくかどうかにマーケット関係者の関心も高まっている。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 10:08
みんかぶニュース 個別・材料
ATAO急反落、3~5月期決算さえず売り先行
スタジオアタオ<3550.T>が急反落。12日の取引終了後に3~5月期(第1四半期)単独決算を発表し、売上高は8億4600万円(前年同期連結12億2000万円)、営業利益は5300万円(同9900万円)だった。子会社解散に伴い今期から単独決算に移行したため単純比較はできないが、さえない決算内容だったことから売りが先行している。
店舗とECのOMO(オンライン・オフラインの融合)推進をはじめ、ATAOブランドのライセンス展開やキャラクターブランド「ILEMER(イルメール)」の新商品投入など各種取り組みを進めた。今期見通しは据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 10:05
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サイゼリヤは23年7カ月ぶり高値、粉チーズ無料提供終了と海外事業の成長を評価
サイゼリヤ<7581.T>が続急騰。4000円大台に乗せ、1999年12月以来となる23年7カ月ぶりの高値更新となった。12日の取引終了後、23年8月期第3四半期累計(22年9月~23年5月)の連結決算発表と同時に、粉チーズの無料提供を終了することを明らかにした。メニュー全体の価格は維持する。粉チーズの有料化による収益面でのポジティブな効果と、客足の確保に向けた戦略が評価されたほか、アジアなど海外事業の成長も好感されたようだ。
第3四半期累計の売上高は前年同期比23.1%増の1321億300万円、営業利益は同3.4倍の35億6800万円、最終利益は同59.6%減の26億5600万円だった。コロナ禍後の行動制限の緩和により客数が増加したものの、円安による食材価格の上昇やエネルギー価格の負担増が響き、国内では営業損失を計上した。一方、アジアは新規出店の効果もあって、大幅な増収・営業増益となった。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 09:56
みんかぶニュース 個別・材料
ZHDが続伸で400円台乗せ、10月新会社発足に向け思惑材料相次ぐ
Zホールディングス<4689.T>が前日に続き上値指向を鮮明としている。株価はフシ目の400円ラインを突破し、5%を超える上昇で408円40銭まで上値を伸ばす場面があった。2月3日につけた年初来高値428円80銭も視界に入ってきた。12日に傘下のLINEとZHDの国内金融事業を統合すると発表、新会社「LINEヤフー」を10月に発足させるが、これに合わせ、重複する金融事業を再編する方針にある。前日の取引時間中には、傘下の決済アプリ会社PayPayが米国株市場への上場を検討していると伝わり、株価を急動意させたが、足もとでグループ会社を含めた事業再編の思惑が株価を強く刺激している。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 09:38
みんかぶニュース 個別・材料
CSPは急反発、第1四半期営業益41%増で上半期計画進捗率79%
セントラル警備保障<9740.T>が急反発し、年初来高値を更新した。同社は12日取引終了後、24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比41.3%増の15億6200万円となり、上半期計画の19億8000万円に対する進捗率が78.9%となっていることが好感されているようだ。
売上高は同9.1%増の177億3100万円で着地。広島サミット関連の臨時警備が好調だったことなどから、主力のセキュリティー事業が増収増益となったことなどが寄与した。なお、上半期及び通期の業績見通しは従来計画を据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/13 09:37