みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
カワチ薬品は朝安後プラスに転じる、26年3月期業績予想を下方修正も配当予想を20円増額
カワチ薬品<2664.T>が朝安スタート後切り返しプラスへと転じている。29日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を2920億円から2870億円(前期比0.3%減)へ、営業利益を78億円から60億円(同19.6%減)へ下方修正し、これを嫌気した売りが出たものの、同時に期末一括配当予想を従来予想の80円から100円へ引き上げており、これを好材料視した買いが入ったようだ。25年7月に創業65周年を迎えたことを記念して20円の記念配当を実施する。
下方修正は、物価高騰が続くなか、消費マインドの低下による買い控えがあったことに加え、競合各社の出店及び小売各社の需要喚起策が増加し、上期業績が計画未達となったことが要因。また下期も同様の状況が続くと予想されることも反映させた。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高1453億5700万円(前年同期比1.4%減)、営業利益32億900万円(同21.9%減)、純利益24億5700万円(同9.5%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 13:52
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JBCCHDは後場一段高、9月中間期営業13%増益で自社株買いと配当予想増額を発表
JBCCホールディングス<9889.T>は後場に上げ幅を拡大している。30日午前11時30分ごろ、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高は374億6100万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は36億500万円(同13.3%増)だった。同時に年間配当予想の増額修正と自社株買いを開示。期末配当予想を従来の見通しから7円引き上げて25円とした。自社株買いは取得総数250万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.86%)、取得総額30億円を上限とする。好業績と株主還元姿勢を評価する買いが集まっている。
9月中間期はマルチクラウド及び同サービスの運用に必要なセキュリティーの包括的な提案が案件の大型化と受注拡大につながり、クラウドとセキュリティーの両方で上期過去最大の新規受注を獲得。加えて、基幹システムをアジャイル型で開発する超高速開発も大型プロジェクトが安定して進捗し業績に貢献した。下期については好業績が継続する見通しであるものの、現時点での通期業績予想は据え置く。
年間配当予想は42円となり、4月1日付で実施した1株につき4株の割合での株式分割後ベースで実質8円50銭の増配になる。自社株取得は東京証券取引所における市場買い付けで10月31日から2026年3月31日にかけて実施する。資本効率の向上を図ることで経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするとともに、株主還元の充実を目指す。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 13:45
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東証、住友電設の株式売買を一時停止
東京証券取引所は30日、住友電設<1949.T>の株式売買を同日午後1時15分から1時40分の間、停止すると発表した。理由は「公開買付に関する発表が行われ、監理銘柄に指定されたため」。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 13:33
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CTSが後場上げ幅を拡大、26年3月期業績予想及び配当予想を上方修正
シーティーエス<4345.T>が後場上げ幅を拡大している。午後1時ごろに26年3月期の連結業績予想について、売上高を128億円から128億8500万円(前期比9.0%増)へ、営業利益を33億円から33億5300万円(同9.0%増)へ、純利益を24億円から25億2700万円(同15.4%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を14円から15円へ引き上げ年間配当予想を29円としたことが好感されている。
主力のデジタルデータサービス(DDS)事業及び測量計測システム(SMS)事業において、既存顧客を中心に受注が堅調に推移したことが牽引した。また、営業外収益でレンタル資産の保全を目的とした投資有価証券の受取配当金の増加、戦略的な出資先であるファイルフォースの黒字化に伴う持ち分法投資利益の計上などがあり、特別利益においても政策保有株式のMBOによる売却に伴い生じた投資有価証券売却益を計上したことなども寄与する。
なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高61億8400万円(前年同期比6.5%増)、営業利益15億2200万円(同7.1%増)、純利益12億2600万円(同29.3%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 13:29
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カプコンは大幅安、4~9月期好決算も材料出尽くし
カプコン<9697.T>は大幅安。29日取引終了後に発表した4~9月期連結決算は売上高が811億5200万円(前年同期比43.9%増)、営業利益が393億3300万円(同89.8%増)だった。新型ゲーム機向け移植タイトルの発売やリピートタイトルの販売強化が奏功。「バイオハザード」「モンスターハンター」シリーズなどの販売が伸びた。決算内容は良好だったものの、好材料出尽くしとの見方から目先利益確定売りが先行する形となっている。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 13:24
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トーメンデバが後場急伸、メモリー価格上昇で今期最終利益は一転過去最高の見通し
トーメンデバイス<2737.T>が後場に急伸している。同社は30日午後1時、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。同時に通期の業績予想を上方修正した。今期の最終利益予想は従来の見通しから16億円増額して64億円(前期比14.5%増)に見直した。減益予想から一転して過去最高益の更新を見込む。期末一括配当予想は40円増額し300円(前期300円)とし、評価されたようだ。
今期の売上高予想は700億円増額して4700億円(前期比11.5%増)とした。生成AI関連製品の需要拡大によりメモリー市場で需給がひっ迫。市場価格の上昇が売上高を押し上げる。9月中間期の売上高は2430億8900万円(前年同期比17.3%増)、最終利益は47億7900万円(同18.8%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 13:21
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小野薬は一段高、第2四半期営業益7%増で通期計画進捗率61%
小野薬品工業<4528.T>は後場一段高となり、年初来高値を更新した。同社はきょう正午ごろ、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算(国際会計基準=IFRS)を発表。営業利益は前年同期比6.7%増の520億6900万円となり、通期計画の850億円に対する進捗率は61.3%となった。
売上収益は同7.0%増の2571億3600万円で着地。国内では糖尿病、慢性心不全及び慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」の売り上げが伸び、海外では消化管間質腫瘍治療剤「キンロック」が好調だった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 13:19
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日本MDMは後場マイナスに転じる、人工股関節新製品の販売機会損失響き26年3月期業績予想を下方修正
日本エム・ディ・エム<7600.T>は後場マイナスに転じている。午後0時30分ごろ、26年3月期の連結業績予想について、売上高を254億5000万円から248億円(前期比1.3%減)へ、営業利益を10億1000万円から7億円(同55.0%減)へ、最終利益を6億円から3億円(前期4億6100万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
米国で売り上げ拡大を計画していた人工股関節新製品に関して、外部に製造委託している一部コンポーネントで納期遅延が継続し、一部顧客に対する販売機会の喪失が発生していることが要因。また、自社製造能力の拡大や品質保証体制の強化に向けた先行投資としての人員配置・教育費用などにより、労務費を中心とした間接費の増加が見込まれることや、下期の想定為替レートを1ドル=148円から152円へ見直したことによる日本での輸入仕入れ原価の悪化を見込んでいることも利益を押し下げるという。
なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高116億1000万円(前年同期比1.8%減)、営業利益2億800万円(同68.9%減)、最終利益6900万円(同85.9%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 13:14
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メイテックGが後場上げ幅拡大、今期利益・配当予想の引き上げに反応
メイテックグループホールディングス<9744.T>が後場に上げ幅を拡大した。同社は30日午前11時30分、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。今期の最終利益予想を5億円増額して139億円(前期比9.1%増)に引き上げた。また、中間配当を従来の予想から4円増額し90円としたうえで、期末配当予想は2円増額の91円に見直しており、これらに反応した買いが集まったようだ。
採用目標を引き下げたことで採用経費が減少する見込みとなり、利益を押し上げる要因となる。今期の売上高予想は3億円減額して1370億円(同3.0%増)とした。今期の年間配当予想は181円(前期は198円)となる。9月中間期の売上高は683億5200万円(前年同期比3.8%増)、最終利益は69億3300万円(同25.2%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 13:02
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大同特鋼が後場急伸、上期決算は従来予想上回り増収増益で着地
大同特殊鋼<5471.T>が後場に入り急伸している。午前11時40分ごろに発表した9月中間期連結決算が、売上高2844億9900万円(前年同期比0.4%増)、営業利益184億6400万円(同1.1%増)、純利益129億3700万円(同6.5%増)となり、売上高2750億円、営業利益125億円、純利益80億円を見込んでいた従来予想を大きく上回って着地し増収増益となったことが好感されている。
自由鍛造品の舶用バルブの需要が想定を上回ったことに加えて、中国レアアースの輸出規制の強化に伴いジスプロシウム、テルビウムなどの重希土類フリーが特徴である同社の磁石製品への需要が増加した。また、為替水準が円安で推移したことや、経費圧縮などのコスト削減を一層進めたことなども寄与した。
同時に、従来未定としていた26年3月期通期業績予想を発表。売上高5650億円(前期比1.7%減)、営業利益330億円(同16.3%減)、純利益235億円(同17.0%減)とした。また、同じく未定としていた期末配当予想を27円(前年同期26円)とし、年間配当予想を49円(前期47円)と発表した。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 12:54
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ブルーミーム4日ぶり急反発、業務システム開発の新ソリューションを11月から提供
BlueMeme<4069.T>は4日ぶりに急反発している。29日の取引終了後、11月から業務システム開発の新ソリューション「BlueMemeデジタルエージェントサービス」の提供を始めると発表しており、材料視した買いが優勢になっている。同ソリューションではブルーミームの開発自動化技術「デジタルレイバー」を活用し、改善サイクルを高速化する。
最短数週間で現場が操作感を確認でき、要件と成果物の乖離を早期に修正ができる。将来的には過去の設計パターンやテスト結果を学習し、要件定義や設計の最適化を支援するAI機能を搭載する予定。2030年までに改善プロセスを従来のスクラッチ開発と比べ最大4倍のスピードで達成できる状態を目指す。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 12:36
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東エレデバが大幅続伸、26年3月期最終利益予想を上方修正
東京エレクトロン デバイス<2760.T>が大幅続伸している。29日の取引終了後に、26年3月期の連結業績予想について、最終利益を70億円から72億円(前期比18.9%減)に上方修正したことが好感されている。
半導体及び電子デバイス事業で顧客側の在庫調整が長期化している影響から、売上高は2000億円(同7.6%減)の従来見通しを据え置いたものの、持ち分法適用関連会社であるカナダのファイダス・システムズ社の全保有株式を譲渡するのに伴い、関係会社株式売却益を特別利益として計上することが寄与する。
なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高962億4400万円(前年同期比13.8%減)、純利益25億8000万円(同40.1%減)だった。産業機器向け半導体製品の販売が減少したほか、ウエハー市場の調整が継続し、プライベートブランド製品の販売も低調に推移した。ただ、コンピュータシステム関連事業が好調に推移したことなどから、従来予想の純利益23億円を上回って着地。また、中間配当予想を従来予想の32円から35円へ増額し、年間配当予想を99円(前期119円)とした。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 12:32
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ケアサプライは反落、上期営業利益は35%増で着地も材料出尽くし感強まる
日本ケアサプライ<2393.T>が4日ぶりに反落している。29日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高170億8800万円(前年同期比9.0%増)、営業利益15億5000万円(同34.6%増)、純利益10億4600万円(同34.8%増)と大幅増益となったことを好感した買いで朝高スタートも、その後は材料出尽くし感による利益確定売りに押されている。
レンタル資産の積極的な投入や効率的な運用、介護施設への商品ラインアップの強化などにより、福祉用具サービスが好調に推移した。レンタル資産の購入による減価償却費や人件費の増加などがあったものの、増収効果などで吸収し大幅増益となった。
なお、26年3月期通期業績予想は、売上高345億円(前期比7.8%増)、営業利益26億5000万円(同7.8%増)、純利益19億円(同6.0%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 11:25
みんかぶニュース 個別・材料
レーザーテクがS高、アドテスト株の追従期待で思惑的な資金も流入◇
レーザーテック<6920.T>がストップ高の水準となる前営業日比5000円高の2万8575円に買われ、年初来高値を更新した。28日に通期業績予想の上方修正と自社株買いを発表したアドバンテスト<6857.T>の株価は翌29日にストップ高を演じた。同日の米株式市場ではエヌビディア<NVDA>が5連騰で史上初めて時価総額5兆ドル台を達成するなど、半導体関連株への物色意欲がグローバルで高まっている。極端紫外線(EUV)マスクブランクス検査装置を手掛けるレーザーテクに関しては「アドテスト株に続く急騰銘柄を探す動きが広がるなかで、同社の一部カバレッジ・アナリストによる投資判断の引き上げと目標株価3万5000円の設定が伝わったことが刺激材料となった。31日に決算発表を控えていることもあって、思惑的な資金が流入したようだ」(国内証券の投資情報担当者)との声が出ている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 11:23
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ティムコが急反発、「熊一目散」への高い関心続く
ティムコ<7501.T>が急反発している。29日は一時ストップ高の1475円に買われたあと利益確定売りでマイナスに終わったが、この日も朝方に一時前日比289円(25.8%)高する場面があった。クマによる人身被害が相次いでいることを受けて、引き続き今年5月に発売した日本初の純国産の熊撃退スプレー「熊一目散」への注目が集まっている。この日は、政府が対策を検討する関係閣僚会議を30日に開くとされたことも手掛かりとなっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 11:12
みんかぶニュース 個別・材料
JR東海が大幅安で3日続落、リニア新幹線の総工費を増額
JR東海<9022.T>が大幅安で3日続落している。29日の取引終了後、現在工事を進めているリニア中央新幹線の品川・名古屋間の総工事費について、従来計画の7兆400億円から11兆円になりそうだと発表したことが嫌気されている。総工事費は当初5兆5200億円を見込んでいたが、21年4月に7兆400億円に増額。今回は2回目の増額修正となる。鋼材やコンクリートをはじめとする物価高騰の影響や難工事への対応、仕様の深度化などを織り込んだとしており、工事費の資金は営業キャッシュフローを主体に、不足分については資金調達によって賄うとしている。
同時に、26年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆8650億円から1兆9370億円(前期比5.7%増)へ、営業利益を6670億円から7460億円(同6.1%増)へ、純利益を4230億円から4800億円(同4.7%増)へ上方修正した。上期において、大阪・関西万博の効果などもあって東海道新幹線・在来線ともに利用が好調に推移し運輸収入が過去最大となったほか、グループ会社の売り上げも増加するなど上期業績が好調に推移したことが要因。上期決算は売上高9822億200万円(前年同期比12.4%増)、営業利益4540億5100万円(同24.3%増)、純利益2981億1600万円(同27.6%増)だった。
また、4月30日に発表した自社株買いについて、取得枠の上限を4500万株、または1000億円から、4800万株(自己株式を除く発行済み株数の4.95%)、または1100億円に引き上げた。取得期間は来年2月27日までで据え置き。なお、取得した全自社株は26年3月18日付で消却する。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 11:02
みんかぶニュース 個別・材料
ディスコは反落、4~12月期営業減益見通しで
ディスコ<6146.T>は反落。29日取引終了後に発表した4~9月期(上期)連結決算は売上高が1945億3700万円(前年同期比8.7%増)、営業利益が788億7100万円(同3.8%増)だった。生成AI向けを中心とした高水準の需要が追い風となった。
一方、あわせて開示した4~12月期(第3四半期累計)の業績予想については売上高を2871億円(前年同期比5.3%増)、営業利益を1117億円(同3.0%減)とした。トップラインの伸びが続く一方、利益は減少する見通しを示しており、これを嫌気する形で売り優勢となっている。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 10:43
みんかぶニュース 個別・材料
正興電の上げ足鮮烈、AIデータセンター関連の受変電設備で新たな成長シナリオ
正興電機製作所<6653.T>の上げ足鮮烈、前日は6日ぶりに上昇一服となっていたが、きょうは押し目を待っていた向きの買い攻勢が寄り付き直後から一気に強まり、新値街道への復帰を果たした。生成AI市場の拡大で世界的なAIデータセンターの増設需要が浮き彫りとなってきた。そのなか、電力受変電設備分野に強みを持ち、IoT技術を駆使したソリューションをベースに制御・情報システムなどで実績の高い同社は、データセンター関連の有力株として頭角を現している。25年12月期は営業利益段階で前期比29%増の26億円と過去最高を大幅更新する見通しにあるが、依然として15倍前後のPERは割安感が漂う。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 10:32
みんかぶニュース 個別・材料
サーティワンが冴えない、立会外分売発表で需給面への影響を警戒
B-R サーティワンアイスクリーム<2268.T>が冴えない。29日の取引終了後、24万1000株の立会外分売を実施すると発表しており、短期的な需給面への影響が警戒されているようだ。スタンダード市場の上場維持基準を充たすために、株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るのが狙い。分売予定期間は11月6~7日で、分売値段は分売実施日の前営業日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する予定。なお、買付申込数量の限度は1人につき8000株(売買単位100株)としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 10:32
みんかぶニュース 個別・材料
日本通信が急反発、地銀ネットワークサービスと本人確認サービス提供で合意
日本通信<9424.T>が急反発している。29日の取引終了後、地銀ネットワークサービス(東京都中央区、以下CNS社)と「本人確認サービス(共同対応版)」の提供で合意したと発表しており、これを好感した買いが入っている。
CNS社は、全国地方銀行協会に加盟する地方銀行61行の共同出資により設立された共同事業会社で、地方銀行各行に対しデータ伝送サービスを提供する企業。今回の合意では、日本通信子会社で電子署名法に基づく認定電子認証局を運営するmy FinTechが提供するセキュリティープラットフォーム「FPoS」ライブラリを活用し、CNS社が地方銀行をはじめとする金融機関に本人確認などのサービスを提供する。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 10:27
みんかぶニュース 個別・材料
シリウスVがS高、電子基板の目視検査を自動化するAI搭載製品を販売
シリウスビジョン<6276.T>はストップ高の水準となる前営業日比80円高の313円に買われた。29日、電子基板の外観品質画像検査機器「S-Comet(エスコメット)」シリーズの販売を始めたと発表しており、材料視されたようだ。シリウスVによると、卓上型コンパクト検査機でありながら10ミクロンオーダーの高精細検査ができる業界初の製品。同社が開発したAI「Sirius-AIS(シリウスアイズ)」を搭載しており、電子基板の目視検査の自動化による精度向上と作業効率化を実現するという。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 10:19
みんかぶニュース 個別・材料
リンクユーGが急反発、上場維持基準への適合に向けた計画を評価
Link-Uグループ<4446.T>が急反発している。29日の取引終了後に上場維持基準への適合に向けた計画を発表しており、これを好材料視した買いが入っているようだ。
7月31日時点で流通株式時価総額基準及び1日平均売買代金基準について上場維持基準に適合していない状況を受けて作成したもので、収益力向上とIR強化などによるコーポレートガバナンスの充実により企業価値を向上させるという。国内向けマンガサービスで引き続き出版社と連携してサービス展開を強化する一方、海外向けマンガサービスでは北米での展開を開始したのに続き、将来的には提供地域の拡大を目指すという。また、M&Aの活用についても注力する。なお、スタンダード市場への市場区分の変更も選択肢の一つとして検討しているとした。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 10:13
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<注目銘柄>=さくらさく、高市政権でも子育て支援は重要政策のひとつ
さくらさくプラス<7097.T>は子ども・子育て支援事業を展開。高市早苗首相は24日の所信表明演説で「子供・子育て政策を含む人口減少対策を検討していく体制を構築する」と述べていることから改めて注目してみたい。
26年7月期通期の連結営業利益は前期比13.4%減の9億8600万円になる見通しだが、これは前期に販売用不動産の売却で大きく伸びた反動によるもの。今期は保育所の新規開設を1園及び既存保育所1施設の増床(定員数増)を予定し、研修サービスやフェムケア・フェムテックサービスを中心に保育周辺サービスを拡充する構えだ。なお、年間配当は前期比4円増配の28円と5期連続の増配を計画している。
株価は27日に直近高値2681円をつけ、その後は戻り一服となっている。ただ、日足チャートでは短期トレンドを示す25日移動平均線が上向きに転じつつあり、上値を試す展開が期待できそうだ。(参)
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 10:00
みんかぶニュース 個別・材料
かわでんがS高カイ気配、26年3月期業績予想を引き上げ年間配当は100円増配へ
かわでん<6648.T>はストップ高水準の9590円でカイ気配となっている。29日の取引終了後、26年3月期の単独業績予想の上方修正を発表した。売上高予想を従来予想の255億円から268億円(前期比10.7%増)、営業利益予想を26億円から40億円(同54.5%増)に引き上げた。同時に年間配当予想は中間・期末各95円の年190円から同各145円の年290円(前期は190円)に100円増額した。今期配当には創業100周年の記念配当20円が含まれている。好業績の見通しと株主還元姿勢を好感する買いを引き寄せている。
半導体関連含む大型工場や首都圏を中心とした市街地再開発事業などの堅調な建設需要により売上高は当初の想定を上回る見込み。利益面は採算性の高い大型案件の売り上げが増えたほか、価格の調整が利益に寄与。同時に第2四半期累計(4~9月)の業績予想の上方修正も発表しており、10月以降も同様の順調な状況が続くとみている。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 09:53
みんかぶニュース 個別・材料
ETS・Gは一時17%高の急騰演じる、データセンター受変電設備の大型案件急増で物色人気復活
ETSグループ<253A.T>は急騰、一時17%近い上昇で1288円まで上値を伸ばす場面があった。元来急騰習性を持つ銘柄だが、8月8日に1397円の年初来高値をつけてからは調整局面に移行し、8月下旬以降は1100円近辺をボックス上限とするもみ合いを長く続けていた。ここデータセンター関連株の人気が再燃し電力設備増強の必要性などに改めてスポットが当たったことから、同社株にも満を持して投資マネーが流れ込んでいる。同社は電気設備や送電線工事などを手掛け、電気工事は基礎工事から鉄塔建設、架線構築までワンストップで対応し需要獲得が進んでいる。足もとデータセンター向け特別高圧受変電設備関連などの大型案件が急増しており、今後データセンター建設ラッシュが見込まれるなか、中期的にも受注環境は良好だ。株式需給面では8月急騰時に貸株市場を通じて積み上げられた空売りが一部放置された状態とみられ、その買い戻しも物色人気を助長したようだ。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 09:53
みんかぶニュース 個別・材料
大和自はS高カイ気配、国際自動車・S.RIDEと業務提携
大和自動車交通<9082.T>はストップ高カイ気配。29日取引終了後、同業の国際自動車(東京都港区)、配車アプリを手掛けるS.RIDE(同)の2社とそれぞれ業務提携すると発表した。タクシー・ハイヤー事業におけるDX化の推進や、顧客サービスと安全運行の追求に向けて取り組みを進める狙いがある。これに伴い、国際自動車は大和自株の8%超を取得している。これを材料視した買いが膨らんでいる。
あわせて、26年3月期連結業績予想の修正を発表。売上高を据え置きとした一方、営業利益を3億2000万円から4億円(前期2100万円の赤字)へ上方修正した。タクシー乗務員の募集活動が奏功し、車両の稼働率が上昇したことが要因。ハイヤー部門の収益性改善も寄与する見通し。なお、支払利息などの金融費用を考慮し、純利益については従来予想を据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 09:47
みんかぶニュース 個別・材料
AREHDは続騰し上場来高値を更新、26年3月期業績予想を上方修正し配当も増配
AREホールディングス<5857.T>は続騰し上場来高値を更新している。29日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を従来予想の4481億9900万円から5170億円(前期比2.1%増)、営業利益を220億円から300億円(同50.1%増)、最終利益を161億7900万円から216億円(同50.8%増)に引き上げた。同時に年間配当予想は中間・期末各40円の年80円から同各60円の年120円(前期は80円)に40円増額した。業績の好調な推移と株主還元姿勢を評価する買いが流入している。
第2四半期累計(4~9月)は、売上高が2382億3900万円(前年同期比0.9%減)、営業利益が153億3200万円(同84.3%増)、最終利益が108億4900万円(同64.3%増)になった。貴金属リサイクル事業で金価格の上昇により金の販売額が想定以上に伸びたことで売上高が計画を超えた。加えて、米欧の金銀市場の需給変動を背景に裁定取引の成果が過去最大になったうえ、米国への金銀流入量の増加に伴い倉庫分野における保管量が増えたことなどが利益を押し上げた。中間期の業績と足もとの事業環境を踏まえ、通期の業績予想を上方修正した。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 09:43
みんかぶニュース 個別・材料
山パンは大幅続落、25年12月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強まる
山崎製パン<2212.T>は大幅続落している。29日の取引終了後に、25年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆2930億円から1兆3030億円(前期比4.7%増)へ、営業利益を575億円から590億円(同13.7%増)へ、純利益を380億円から390億円(同8.3%増)へ上方修正したものの、材料出尽くしとみた売りに押されている。
品質向上を図る新規技術効果などにより、第3四半期までの業績がパン類を中心に好調に推移したことに加え、調理パン・米飯類部門や製菓部門の連結子会社も予想を上回る状況で推移したことが要因としている。なお、その第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高9681億円(前年同期比5.3%増)、営業利益447億1800万円(同15.3%増)、純利益297億2500万円(同10.9%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 09:38
みんかぶニュース 個別・材料
東映アニメが反発、上期は営業減益も計画上振れで着地
東映アニメーション<4816.T>が反発している。29日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算は、売上高449億5400万円(前年同期比8.2%減)、営業利益166億3800万円(同2.1%減)、純利益129億8000万円(同6.2%増)と減収、営業減益となったものの、従来予想の営業利益162億円を上振れて着地しており、これを好材料視した買いが入っている。
前年同期の業績に貢献した「スラムダンク」「ゲゲゲの鬼太郎」などの国内外配信権販売や「スラムダンク」をはじめとする商品販売の反動減から減収となった。ただ、収益性の高い海外版権事業の好調と自社作品の国内外ビジネスの拡大が寄与し、営業利益は小幅減益にとどまった。
なお、26年3月期通期業績予想は、売上高880億円(前期比12.7%減)、営業利益260億円(同19.8%減)、純利益191億円(同19.1%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 09:37
みんかぶニュース 個別・材料
Genky大幅高、第1四半期営業益28%増で上半期計画進捗率55%
Genky DrugStores<9267.T>が大幅高で、年初来高値を更新した。同社は29日取引終了後、26年6月期第1四半期(6月21日~9月20日)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比28.3%増の29億1600万円となり、上半期計画の52億7000万円に対する進捗率は55.3%となった。
売上高は同12.0%増の560億4200万円で着地。客数の増加が売り上げ増につながった。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。
また、10月度の月次営業速報もあわせて発表。既存店売上高は前年同月比1.8%増、全店ベースの売上高は同7.9%増だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/10/30 09:35