みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧

みんかぶニュース 個別・材料 アーバネットが大幅続伸、第1四半期は営業損益が大幅黒字浮上  アーバネットコーポレーション<3242.T>が大幅続伸している。6日の取引終了後に発表した第1四半期(7~9月)連結決算が、売上高142億3400万円(前年同期比8.0倍)、営業利益26億4700万円(前年同期1億3000万円の赤字)、最終利益16億5300万円(同2億円の赤字)と大幅黒字転換して着地したことが好感されている。  前年同期は都市型賃貸マンションの販売がなかったことから大幅減収で赤字転落を余儀なくされたが、今期は都市型賃貸マンション4棟229戸及び戸建・テラスハウス分譲9戸、並びに用地売却4件を売り上げ計上。また、連結子会社ケーナインも好調を維持していることが業績を押し上げた。  なお、26年6月期通期業績予想は、売上高370億4400万円(前期比9.2%増)、営業利益36億2300万円(同4.1%増)、純利益19億円(同2.7%増)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 12:52 みんかぶニュース 個別・材料 ソリトンが後場カイ気配スタート、第3四半期営業利益は79%増で通期計画に対する進捗率85%  ソリトンシステムズ<3040.T>が後場カイ気配スタートとなっている。午前11時30分ごろに発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算で、売上高139億400万円(前年同期比5.0%増)、営業利益18億6400万円(同79.0%増)、純利益14億1500万円(同95.0%増)と大幅増益となり、通期計画に対する営業利益の進捗率が85%に達したことが好感されている。  ソリトン上海が連結範囲外となったものの、特に防衛や防災分野での大型案件の獲得や校務DXに関係する文教分野での売り上げ計上などで、主力のITセキュリティー事業における自社製品/サービスの販売が好調を維持した。また、ソリトン上海が連結範囲外となったことで販管費が減少したことも寄与した。  なお、25年12月期通期業績予想は、売上高195億円(前期比4.8%増)、営業利益22億円(同7.7%増)、純利益17億5000万円(同1.4%増)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 12:45 みんかぶニュース 個別・材料 クスリアオキが4日ぶり反発、自社株948万700株を11月20日付で消却へ  クスリのアオキホールディングス<3549.T>が4日ぶりに反発している。6日の取引終了後に自社株948万700株(消却前発行済み株数の9.02%)を11月20日付で消却すると発表したことが好材料視されている。なお、消却後の発行済み株数は9561万6980株となる。  また、同時に発表した10月度の月次営業速報で、既存店売上高が前年同月比5.0%増と41カ月連続で前年実績を上回ったことも好材料視されている。客単価が同3.3%増と上昇したことに加えて、客数も同1.6%増と伸長した。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 12:39 みんかぶニュース 個別・材料 味の素は一時S安、7~9月期最終利益28%減で失望売り  味の素<2802.T>は一時ストップ安の水準となる前営業日比700円安の3623円に売られた。同社は6日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比0.7%減の7388億8100万円、最終利益は同2.0%増の512億4500万円となった。中間期では最終増益を確保したものの、7~9月期の最終利益は約28%減と落ち込んだ。最終利益の通期計画に対する進捗率は約43%と低調で、失望売りを促した。  調味料・食品部門では加工用うま味調味料で中国大手メーカーの増産や新規参入があって収益が落ち込んだほか、冷凍食品部門では国内で主力品のギョーザのシェアがプライベートブランドを含む他メーカーに流出。米国の関税による影響も受けた。なお、同社は決算発表とともに、取得総数3000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.09%)、取得総額800億円を上限とする自社株買いの実施を開示した。取得期間は12月1日から26年11月30日まで。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 11:23 みんかぶニュース 個別・材料 スクエニHDは急反騰、7~9月期は大幅な経常増益で着地  スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>は急反騰している。6日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高が1338億9500万円(前年同期比15.0%減)、経常利益が285億5300万円(同57.4%増)、最終利益が100億5200万円(同14.5%減)だった。第2四半期(7~9月)は売上高が746億2000万円(前年同期比14.9%減)、経常利益が216億6400万円(同7.6倍)、最終利益が52億48000万円(同4.6倍)との計算になり、足もとの収益性の高まりを評価した買いが優勢になっている。  9月中間期は主力のデジタルエンタテインメント事業における収益性改善やライツ・プロパティ等事業における有力IPに関するロイヤルティ収入の計上などが利益を押し上げた。一方で、通期業績の最終益予想は前回予想の287億円から169億円(前期比30.8%減)に引き下げた。デジタルエンタテインメント事業の開発体制及びグローバルで統合されたマーケティング戦略を推進するための海外組織の在り方を見直す再編のため特別損失を計上。9月中間期の98億円に加え、下期も20億円ほど発生する見通し。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 11:19 みんかぶニュース 個別・材料 荏原実業が大幅続伸、エンジニアリング事業好調で25年12月期利益予想を上方修正  荏原実業<6328.T>が大幅続伸している。6日の取引終了後に25年12月期の連結業績予想について、売上高は400億円(前期比6.7%増)の従来予想を据え置きつつ、営業利益を45億円から51億円(同19.9%増)へ上方修正したことが好感されている。  メーカー事業及び商社事業は売上高が予想を下回る見込みであるものの、エンジニアリング事業で、公共水インフラ設備の老朽化に伴う水インフラ設備の更新・整備需要や、国土強靱化基本計画に伴う防災・減災需要の増加など、良好な市場環境を背景に売上高の増加及び売上総利益率の上昇が見込まれることが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高292億5600万円(前年同期比10.0%増)、営業利益43億800万円(同42.1%増)だった。  あわせて、12月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家がより投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的としている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 11:15 みんかぶニュース 個別・材料 フルヤ金属が続急騰、26年6月期業績予想及び配当予想を上方修正  フルヤ金属<7826.T>が続急騰している。6日の取引終了後に、26年6月期の連結業績予想について、売上高を550億円から640億円(前期比11.5%増)へ、営業利益を75億円から100億円(同4.8%増)へ、純利益を48億円から60億円(同7.2%減)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を60円から75円へ引き上げたことが好感されている。  データセンター需要を主因に電子部門、薄膜部門が順調に推移することが見込まれていることに加えて、サプライチェーン支援部門などで予想を上回る見通しになったことが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(7~9月)決算は、売上高232億100万円(前年同期比66.9%増)、営業利益34億1000万円(同23.1%増)、純利益23億2800万円(同43.1%増)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 11:03 みんかぶニュース 個別・材料 水道機が上値指向強める、7~9月期売上高急増で株式需給関係も良好  水道機工<6403.T>が4%を超える上昇で続伸。10月末に5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを経て陽線で上放れる形となったが、その後も5日移動平均線をサポートラインに上値指向を強めている。前日引け後に発表した決算では25年7~9月期の売上高が前年同期比36%増と大幅な伸びを示し、最終利益も同7.8倍と急拡大した。これがポジティブに捉えられている。浄水場の設備更新需要が高水準で収益に貢献している形だが、26年3月期通期ベースでの最終利益は税負担軽減効果を反映し前期比2.8倍の12億円を予想している。株価指標面ではPER11倍台と割安感があるほか、株式需給面で信用買い残が枯れた状態にあり、売り圧力の少なさに着目した買いを引き寄せている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 11:00 みんかぶニュース 個別・材料 タムロンが急反落、写真OEM製品の受注減響き25年12月期業績予想を下方修正  タムロン<7740.T>が急反落している。6日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、売上高を900億円から870億円(前期比1.7%減)へ、営業利益を195億円から180億円(同6.3%減)へ、純利益を145億4000万円から135億6000万円(同6.7%減)へ下方修正しており、これを嫌気した売りに押されている。  第3四半期業績が、写真OEMにおける想定を上回る受注減少や自社ブランドにおける欧州市場での販売回復遅れなどにより、計画を若干下回ったことが要因。また、第4四半期についても、写真関連事業のOEMにおける一部受注機種の出荷減の継続が見込まれることも響くという。なお、第4四半期以降の想定為替レートは1ドル=151円(修正前145円)、1ユーロ=176円(同168円)となっている。  なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高631億300万円(前年同期比7.8%減)、営業利益133億8600万円(同20.0%減)、純利益100億5900万円(同17.7%減)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 10:53 みんかぶニュース 個別・材料 日産自が5日ぶり大幅反発、9月中間期最終赤字2219億円も再建進展を評価  日産自動車<7201.T>は5日ぶり大幅反発。同社は6日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比6.8%減の5兆5786億8700万円、最終損益は2219億2100万円の赤字(前年同期は192億2300万円の黒字)となった。通期の業績予想について変更なく、最終損益予想は引き続き未定。6日の取引時間中には横浜市のグローバル本社の売却による特別利益の計上予定も発表していた。上期の小売台数は中国や日本、欧州で減少した一方、北米は2%増と健闘。営業利益段階で為替や関税が利益の押し下げ要因となるなか、コスト削減効果などを引き出し、7~9月期は営業増益で着地した。費用の削減に向けた取り組みに関しては株式市場では進捗状況は順調との見方が優勢となっているもようで、決算内容を受けて買い戻しが優勢となった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 10:51 みんかぶニュース 個別・材料 木徳神糧がS安、25年12月期利益予想及び配当予想を上方修正も市場予想に届かず  木徳神糧<2700.T>がストップ安の4220円に売られている。6日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、営業利益を77億円から86億円(前期比3.6倍)へ、純利益を54億円から59億円(同3.4倍)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を50円から70円へ引き上げたが、営業利益で90億円前後を見込んでいた市場予想を下回ったことから、失望売りが出ているようだ。  売上高は1770億円(同48.7%増)の従来見通しを据え置いたものの、国産米の需給バランスが大きく崩れ24年産米の仕入価格と販売価格が高騰するなか、家庭用を中心とした強い引き合いにより販売が想定を上回るペースで推移した。また、原料価格の変動に関して、販売価格への適時かつ適切な反映に努めたことも寄与した。  なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高1309億300万円(前年同期比50.4%増)、営業利益79億6400万円(同4.8倍)、純利益54億6300万円(同4.4倍)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 10:43 みんかぶニュース 個別・材料 ダイワボウが反落、26年3月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強まる  ダイワボウホールディングス<3107.T>が反落している。6日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆2800億円から1兆3370億円(前期比17.6%増)へ、営業利益を435億3000万円から450億円(同28.9%増)へ、純利益を301億円から308億円(同24.4%増)へ上方修正したものの、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。  上期のITインフラ流通事業において、企業向けにWindows10のサポート終了に伴うパソコンのリプレース需要が拡大したほか、文教向けにGIGAスクール第2期の共同調達による導入が加速したことが要因。また下期についても、企業向けのIT需要は引き続き好調に推移し、GIGAスクール端末のリプレース需要が継続することが予想されることも寄与する。  なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高6568億3000万円(前年同期比27.0%増)、営業利益224億3500万円(同65.9%増)、純利益157億3600万円(同66.1%増)だった。  あわせて、自社株787万7432株(消却前発行済み株数の8.18%)を11月28日付で消却すると発表した。消却後の発行済み株数は8847万9028株となる。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 10:43 みんかぶニュース 個別・材料 サンバイオは3日続落、新株発行で希薄化懸念  サンバイオ<4592.T>は3日続落。6日取引終了後、海外募集による600万株の新株式発行を実施すると発表した。発行価格は2487円。調達資金約142億円(手取り概算額)はアクーゴの国内における普及体制構築のための資金や米国市場におけるSB623外傷性脳損傷プログラムの臨床試験に係る費用、国内におけるSB623脳梗塞プログラムの臨床試験に係る費用に充てる。株式価値の希薄化を懸念した売りが出ている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 10:32 みんかぶニュース 個別・材料 アリアケが大幅続伸、26年3月期配当予想を増額修正  アリアケジャパン<2815.T>が大幅続伸している。午前10時ごろに、26年3月期の配当予想を従来予想の中間20円・期末110円の年130円から、中間60円・期末120円の年180円(前期130円)へ引き上げたことが好感されている。  同時に発表した9月中間期決算は、売上高312億7800万円(前年同期比0.8%減)、営業利益51億600万円(同8.1%増)、純利益41億2700万円(同97.0%増)だった。コンビニエンスストア向け製品の販売減や期間製品の減により売上高は微減となったものの、価格改定やコストダウン効果により営業利益率は改善した。  なお、26年3月期通期業績予想は、売上高671億1000万円(前期比2.6%増)、営業利益122億2000万円(同9.9%増)、純利益87億円(同6.0%増)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 10:21 みんかぶニュース 個別・材料 いちご続伸、自社株買いを好感  いちご<2337.T>は続伸。6日取引終了後、自社株買いを実施すると発表した。取得上限は1520万株(自己株式を除く発行済み株総数の3.68%)、または50億円。期間は11月7日~来年5月31日。これが好感されている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 10:17 みんかぶニュース 個別・材料 ひらまつが大幅高、付加価値向上や価格適正化などが奏功し26年3月期業績予想を上方修正  ひらまつ<2764.T>が大幅高している。6日の取引終了後に26年3月期の連結業績予想について、売上高を93億5300万円から93億9200万円(前期比11.9%減)へ、営業利益を1億2200万円から1億8100万円(同27.3%減)へ、純利益を7000万円から2億1100万円(同86.2%減)へ上方修正したことが好感されている。  上期において、各事業で推進している付加価値向上や価格適正化などの施策が奏功したことに加えて、新たな収益機会である「カフェディオール バイ アンヌ=ソフィー・ピック」などの運営受託事業が堅調に推移したことが業績を牽引。また、生産性向上の取り組みが進展し、人件費の適正化やコストコントロールが効果を上げたことも寄与する。なお、足もとの主要事業の稼働は堅調に推移する見込みであり、今後の需要動向や各施策の進捗によっては業績が更に上振れる可能性もあるとしている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 10:15 みんかぶニュース 個別・材料 ヘリオスTHが急伸し年初来高値更新、今期利益・配当予想の増額修正を評価  ヘリオス テクノ ホールディング<6927.T>が急伸し、年初来高値を更新した。同社は6日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。今期の最終利益予想を従来の8億円から11億円(前期比51.0%増)に引き上げたほか、期末一括配当予想を16円増額して61円(前期比20円増配)に修正。これらを評価した買いが集まった。  9月中間期は売上高が想定を下回った一方で、利益は計画に対して上振れして着地した。主力製品の配向膜印刷装置の一部検収が後ろ倒しとなった半面、露光装置用光源ユニット用ランプの需要が計画を上回り、効率的な経費運営が奏功し利益を押し上げた。通期の売上高予想は据え置き、利益予想のみ引き上げた。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 10:13 みんかぶニュース 個別・材料 テラドローンが3日ぶり反発、クマよけスプレー搭載ドローンを発売  Terra Drone<278A.T>は3日ぶりに反発している。7日午前9時ごろ、クマよけスプレーを搭載したドローンを発売すると発表しており、材料視した買いが入っている。同製品はクマに近づくことなく、安全な距離を保ったまま唐辛子スプレーを遠隔操作で噴射できる。新モデルの開発も進めており、2026年3月をメドに飛行時間を現在の約10分から75分に延長し、赤外線カメラ・可視光カメラを搭載することを目指している。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 10:07 みんかぶニュース 個別・材料 KDDIは続伸、料金改定効果で7~9月期の営業益は前四半期比12%増  KDDI<9433.T>が続伸している。同社は6日取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結営業利益が前年同期比0.7%増の5771億5600万円になったと発表した。7~9月期は第1四半期に比べて11.8%増の3046億1600万円となっており、これが好感されているようだ。  7~9月期の連結売上高は同6.3%増の1兆5268億3300万円で着地。料金改定効果が顕在化したことが主な要因だとしている。なお、通期業績予想については売上高6兆3300億円(前期比7.0%増)、営業利益1兆1780億円(同5.3%増)とする従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 10:03 みんかぶニュース 個別・材料 <注目銘柄>=ヒガシHD、「副首都構想」関連の好業績株  ヒガシホールディングス<9029.T>は10月24日に発表した通期業績予想の上方修正をきっかけに株価水準を切り上げた後、戻り売りをこなしながら高値圏を維持している。「副首都構想」関連銘柄の好業績株として、引き続きマークをしておきたい。  同社は大阪地盤の物流会社。一般物流事業や3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)事業のほか、ITサービス事業やオフィス移転を支援するオフィスサービス事業なども手掛ける。26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が267億9900万円(前年同期比21.9%増)、経常利益が19億2900万円(同65.2%増)と大幅な増収増益で同期間における過去最高業績を達成。大手EC向け輸送業務が拡大するなか、「NEXT GIGAスクール構想」に伴うICT機器の更新案件やオフィスサービス事業の大型案件受注など幅広い事業領域での業容拡大を背景に、成長を加速させている。  自維連立政権の成立により脚光を浴びる副首都構想を巡っては、日本維新の会の本拠である大阪が副首都となる可能性が指摘されている。構想が具体性を増した際には関西圏での人的流入の思惑から同社の運送事業の成長性が一段と注目されることとなりそうだ。9月中間期経常利益は、修正後の通期計画に対する進ちょく率が約57%とあって、業績の更なる上振れの可能性も意識される。(如水) 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 10:00 みんかぶニュース 個別・材料 JINSHDは続落、10月既存店売上高は33カ月連続前年上回るもサプライズ感なし  ジンズホールディングス<3046.T>が続落している。6日の取引終了後に発表した10月度の月次売上状況(速報)で、国内アイウェアショップの既存店売上高は前年同月比6.9%増と33カ月連続で前年実績を上回ったものの、サプライズ感に乏しいことから売られているようだ。  継続的な販促施策に加えて、店舗における接客を強化し顧客への訴求力向上に努めた結果、顧客1人当たりの購買価格が高まったことが売り上げの増加につながった。なお、全店売上高は同12.0%増だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 09:59 みんかぶニュース 個別・材料 日ケミコンは急反落、今期下方修正  日本ケミコン<6997.T>は急反落。6日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を1460億円から1370億円(前期比11.7%増)へ、営業利益を75億円から40億円(同6.9%増)へ下方修正すると発表。これが売り材料視されている。  生成AIサーバーや周辺機器の堅調な需要が追い風となっている一方、米通商政策や地政学リスクなどを背景に自動車や産業機器関連向けで想定より回復の遅れが見込まれるという。なお、配当予想に変更はない。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 09:56 みんかぶニュース 個別・材料 リクルートがマドを開けて続騰、米国での単価上昇寄与し今期業績予想を上方修正  リクルートホールディングス<6098.T>がマドを開けて続騰。6日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を3兆5200億円から3兆5985億円(前期比1.2%増)、最終利益予想を4280億円から4483億円(同9.8%増)に引き上げており、業況を評価した買いが流入している。  9月中間期の実績と下半期における各事業の業績見通しを踏まえた。主力のHRテクノロジー事業は欧州及びその他における売上高を前回予想から拡大するうえ、円ベースで減収の見通しとしていた米国について平均単価の上昇による増収を見込む。下期の為替レートは1ドル=145円、1ユーロ=172円、1豪ドル=97円を想定する。9月中間期は全体で売上高が1兆7935億8400万円(前年同期比0.3%減)、最終利益が2483億8000万円(同11.6%増)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 09:52 みんかぶニュース 個別・材料 カナデビアは急落、従来予想から一転減益に下方修正  カナデビア<7004.T>は急落。6日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を据え置く一方、営業利益を270億円から180億円(前期比33.2%減)へ下方修正すると発表した。環境部門と機械・インフラ部門でコストアップやトラブルに伴う悪化が見込まれるという。従来の増益予想から一転して大幅減益に陥るとともに、8期ぶり減益となる見通しを示したことから、これを嫌気した売りが強まっている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 09:46 みんかぶニュース 個別・材料 サイオスは地合い悪をものともせず急騰、今期業績増額修正と株主優待導入でS高  サイオス<3744.T>が全般地合い悪をものともせず、大口の買い注文に気配値のまま一気に株価水準を切り上げた。寄り後も一段高となり、ストップ高となった。Linuxに代表されるオープンシステム基盤事業を中核とし、システム障害回避ソフトでは自社開発製品「LifeKeeper」が好調で業績に貢献している。足もとの利益は企業の旺盛なデジタルトランスフォーメーション(DX)需要を取り込むほか、合理化努力も奏功し会社側の想定を上回る好調な推移をみせている。そうしたなか、6日取引終了後に25年12月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の2億2000万円から3億2000万円(前期比9.1倍)に増額しており、これがポジティブ視された。また、利益の上方修正と併せて、新たに株主優待制度を導入することも開示した。毎年12月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、オリジナルカタログの商品(2000円相当のコース)を贈呈するというもので、これも株価を強く刺激する格好となっている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 09:37 みんかぶニュース 個別・材料 串カツ田中が3日ぶり反発、10月既存店売上高が12カ月連続前年上回る  串カツ田中ホールディングス<3547.T>が3日ぶりに反発している。6日の取引終了後に発表した10月度売上高で、直営店の既存店売上高が前年同月比11.1%増と12カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。  4月に販売を開始した「無限ニンニクホルモン串」が引き続き好調で、累計販売本数が1000万本を突破し、売り上げ全体の力強い牽引役となった。また、販売促進策として毎年好評を得ている「キットカット」とのコラボレーション企画を10月1日から実施したことも寄与した。なお、全店売上高は同21.7%増だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 09:35 みんかぶニュース 個別・材料 グリーHDが急反発、7~9月期の損益黒字化を評価  グリーホールディングス<3632.T>が3日ぶりに急反発した。同社は6日の取引終了後、26年6月期第1四半期(7~9月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比1.4%減の127億6500万円と減収となった一方、営業損益は10億6800万円の黒字(前年同期は1億3300万円の赤字)、最終損益は10億7800万円の黒字(同16億4400万円の赤字)となった。黒字転換を評価した買いが優勢となっている。VTuber事業ではプロダクション関連で積極的な投資を進めながらも事業全体では増収増益を確保。DX事業も堅調に推移した。ゲーム事業は既存タイトルを中心とした事業運営となり減収となったが、営業増益を果たした。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 09:34 みんかぶニュース 個別・材料 日テレHDは底堅い、26年3月期は一転経常増益の見通しで自社株買いを発表  日本テレビホールディングス<9404.T>は底堅い。6日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の4660億円から4730億円(前期比2.4%増)、経常利益予想を640億円から700億円(同6.5%増)、最終利益予想を470億円から500億円(同8.7%増)に引き上げた。経常利益予想は減益予想から一転して増益を見込む。同時に取得総数330万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.28%)、取得総額100億円を上限とする自社株買いも開示。株価は前日まで4連騰と直近で上昇していたことから利益確定売りが先行したものの、業況と株主還元姿勢を評価した買いが下値を支えている。  通期業績予想の修正は子会社の日本テレビ放送網のスポット収入や事業収入が増えるほか、コストコントロールが好調に進んでいることなどを踏まえた。また、特別利益として投資有価証券売却益58億円を計上。政策保有株式を見直し、資産効率と企業価値の向上を図る。  自社株買いの取得期間は7日から12月30日まで。東京証券取引所における市場買い付け及び自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で実施し、取得した株式は26年1月30日に消却する。立会外取引は7日に取得総数230万株(同0.89%)、取得総額88億4120万円を上限に実施するという。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 09:28 みんかぶニュース 個別・材料 カドカワは10カ月ぶり年初来安値更新、今期下方修正で  KADOKAWA<9468.T>は大幅安。今年1月安値(3076円)を下回り約10カ月ぶりに年初来安値を更新した。6日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を2919億円から2782億円(前期比0.1%増)へ、純利益を114億円から49億円(同33.7%減)へ下方修正すると発表した。これを嫌気した売りが優勢となっている。  ゲーム部門において5月発売の新作「エルデンリングナイトレイン」が想定超の販売となり、新規IP数も順調に増加したものの、タイトルの小規模化により売り上げが想定通り伸長しなかったことが要因。アニメ制作子会社の今後の見通しなどを勘案し、のれん償却額として特別損失を計上したことも響く。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 09:28 みんかぶニュース 個別・材料 IMVは売りに押されるも底堅い、防衛関連需要取り込み25年9月期営業25%増益に上方修正  IMV<7760.T>は全般地合い悪に流され売り優勢も底堅さを発揮。自動車業界を主要顧客とする振動試験装置や電磁波対応のEMC試験装置の製造及び受託サービスで群を抜くシェアを有するほか、これらのサービスは防衛産業向けの需要も旺盛で収益拡大に反映されている。そうしたなか、6日取引終了後、25年9月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の165億円から179億4100万円(前の期比17%増)に、営業利益は19億5000万円から23億1500万円(同25%増)に増額した。なお、売上高、利益ともに連続過去最高更新となる。これを好感した買いが観測され株価を下支えしている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/07 09:16

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