みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧

みんかぶニュース 個別・材料 エディオンが後場プラスに転じる、季節家電好調で25年3月期業績予想を上方修正  エディオン<2730.T>が後場に入りプラスに転じている。午前11時30分ごろ、25年3月期連結業績予想について、売上高を7500億円から7615億円(前期比5.6%増)へ、営業利益を190億円から222億円(同31.1%増)へ、純利益を110億円から135億円(同49.6%増)へ上方修正したことが好感されている。  上期において期間を通じて気温が高く、季節家電が好調であったことが要因としている。なお、業績修正に伴い、中間配当予想を22円から23円(年46円)へ引き上げている。  同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高3805億円(前年同期比7.9%増)、営業利益144億9800万円(同34.5%増)、純利益100億3100万円(同39.0%増)だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 12:52 みんかぶニュース 個別・材料 東競馬が3日続伸、第3四半期増収増益と記念配当発表を好感  東京都競馬<9672.T>が3日続伸している。10月31日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高302億1600万円(前年同期比8.1%増)、営業利益108億5500万円(同3.6%増)と増収増益だったほか、期末配当で創立75周年記念配当5円を実施し、55円から60円(年100円)へ増額すると発表したことが好感されている。  インターネット投票サービスSPAT4(南関東4競馬場在宅投票システム)を中心とした公営競技事業が引き続き堅調に推移したほか、東京サマーランドの新プールや千葉県習志野市の新倉庫、大井競馬場前ショッピングモール「ウィラ大井2号館」などの新規施設の稼働開始が寄与した。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高400億4700万円(前期比6.7%増)、営業利益123億4900万円(同7.6%減)、純利益86億7400万円(同2.6%増)の従来見通しを据え置いている。  また同時に、東京都品川区と包括連携協定を締結したと発表した。大井競馬場は、都市計画法上の都市施設の1つである都市計画公園(総合公園)に位置付けられているが、今回の連携では大井競馬場の活用によるスポーツ・文化・エンターテインメント施設などの整備に関する連携を検討しているという。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 12:48 みんかぶニュース 個別・材料 テクマトがマド開けて急伸、セキュリティー需要追い風に今期業績予想を上方修正  テクマトリックス<3762.T>がマドを開けて急伸している。10月31日の取引終了後に25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想は54億円増額して644億円(前期比20.8%増)、最終利益予想は1億8000万円増額して41億円(同15.8%増)に引き上げた。9月中間期業績は計画に対し上振れして着地したとあって、業況を評価した買いが入ったようだ。  9月中間期の売上高は前年同期比25.4%増の308億4100万円、最終利益は同21.0%増の17億800万円だった。セキュリティー投資需要が高まるなかで、情報基盤事業において新規案件を獲得。一過性のハードウェアの売り上げの計上があったことも収益を押し上げた。受注残の実績や今後の新規案件などを踏まえ、通期の業績予想を修正した。9月30日を基準日とする中間配当については、これまでの予想から2円増額し12円で決定した。年間配当予想は32円(前期比4円増配)としている。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 12:34 みんかぶニュース 個別・材料 イマジカG急落、今期最終損益が一転赤字へ  IMAGICA GROUP<6879.T>は急落。10月31日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を980億円から960億円(前期比3.7%減)へ、最終損益を20億円の黒字から一転9億円の赤字(前期23億7300万円の黒字)へ下方修正すると発表した。映像制作技術サービスやテレビ向けポストプロダクションサービスの不振を見込む。固定資産の減損損失も響く見通し。これを嫌気した売りが出ている。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 11:21 みんかぶニュース 個別・材料 高砂熱が4連騰、25年3月期業績予想及び配当予想を上方修正  高砂熱学工業<1969.T>が4連騰している。この日の寄り前に、25年3月期の連結業績予想について、売上高を3700億円から3720億円(前期比2.4%増)へ、営業利益を257億円から285億円(同17.8%増)へ、純利益を214億円から239億円(同21.9%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を65円から79円(年144円)へ引き上げたことが好感されている。  主に単体で大型工事における効率的な施工体制などによる順調な工事進捗に加え、受注及び施工段階における採算改善の継続などが要因としている。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 11:20 みんかぶニュース 個別・材料 レーザーテクは一時16%超す急落、7~9月期純利益が市場の期待に届かず  レーザーテック<6920.T>が急落。下落率は一時16%を超え、2万円を割り込む場面があった。10月31日取引終了後に発表した25年6月期第1四半期(7~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比22.3%減の367億3700万円、純利益が同16.0%増の89億3000万円となった。大幅な減収ながら二ケタの増益となった。もっとも、純利益の水準は市場の高い期待には届かず、四半期の受注高実績の開示を取りやめたことも業績の先行き懸念を強める方向に作用し、売りを浴びる結果となった。  同社は短期変動の大きい四半期ごとの受注高は中長期の成長トレンドとは合致せず、企業評価や有用性が低いと判断した。7~9月期については、生成AI向けHBM(広帯域メモリー)関連の投資は堅調に推移した一方、EV(電気自動車)市場の減速などを背景に、パワー半導体向けの投資には一服感があったとしている。4~6月期比で売上高は34.8%減、純利益は49.1%減となった。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 11:20 みんかぶニュース 個別・材料 中国塗は上場来高値更新、25年3月期業績予想と期末配当計画を上方修正  中国塗料<4617.T>が大幅続伸し、上場来高値を更新した。同社が10月31日取引終了後、25年3月期通期の連結業績予想と期末配当計画を上方修正したことが好感されているようだ。  通期の売上高予想は従来の1200億円から1280億円(前期比10.2%増)に、営業利益予想は120億円から150億円(同23.1%増)に引き上げた。船舶用塗料の売り上げが好調だったほか、製造コストに見合った販売価格の適正化や高付加価値製品の販売拡大が順調に進んだことなどが寄与した。  また、期末配当を従来計画比4円増額の45円にすることも発表。これにより、中間配40円とあわせた年間配当は85円(前期実績は80円)となる。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 11:10 みんかぶニュース 個別・材料 JR東日本は反落、上期営業利益23%増も目先の材料出尽くし感強まる  JR東日本<9020.T>が反落している。10月31日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算は、売上高1兆3951億円(前年同期比7.3%増)、営業利益2356億400万円(同22.8%増)、純利益1397億8000万円(同19.4%増)と2割を超える営業増益と好調だったが、株価は直近で上昇基調にあったことから、この日は目先の材料出尽くし感から売り優勢のようだ。  新幹線、在来線の利用増や北陸新幹線敦賀延伸開業などで鉄道運輸収入が増加したほか、流通・サービス事業におけるエキナカ店舗の売り上げ増や不動産・ホテル事業における不動産販売やショッピングセンター、ホテルの売り上げ増が収益に貢献した。  なお、25年3月期通期業績予想は、売上高2兆8520億円(前期比4.5%増)、営業利益3700億円(同7.2%増)、純利益2100億円(同6.9%増)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 11:08 みんかぶニュース 個別・材料 中電工が急伸し96年以来の高値圏、今期業績予想の上方修正を好感  中電工<1941.T>が急伸し、1996年以来の高値圏に浮上した。10月31日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想の上方修正を発表。今期の売上高予想を130億円増額して2230億円(前期比10.9%増)、最終利益予想を73億円増額して161億円(同2.0倍)に見直しており、好感されたようだ。  あわせて発表した9月中間期の売上高は前年同期比18.8%増の982億3900万円、最終利益は同10.4倍の59億8700万円だった。屋内電気工事や空調管工事が増加した。受注高や工事の進捗が想定していた水準を上回る見込みとなるなか、過去に計上していた関係会社株式評価損などの損失を巡って、対象の持ち分法適用企業の解散が決議されたことに伴い、当該の関係会社株式評価損などについて税務上、損金算入を行う。これにより今期の法人税負担が減少することとなり、最終利益の見通しがこれまでの想定に対し大きく上振れすることとなった。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 10:57 みんかぶニュース 個別・材料 ソシオネクス大幅安、中国5G向け特需終了で4~9月期減収減益  ソシオネクスト<6526.T>は大幅安。10月31日取引終了後に発表した4~9月期連結決算は、売上高が前年同期比15.2%減の991億8100万円、純利益が同24.2%減の115億8600万円だった。中国の5G基地局向け商談における特需終了が要因。また、円高進行に伴う為替差損の発生なども響いた。これが売り材料視されている。  あわせて、取得上限250万株(自己株式を除く発行済み株数の1.39%)、または50億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は11月1日から同月29日まで。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 10:55 みんかぶニュース 個別・材料 モダリスが3日続落、東証が信用規制の臨時措置を実施  モダリス<4883.T>が3日続落している。東京証券取引所が10月31日の取引終了後、信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を11月1日売買分から実施すると発表。また、日本証券金融も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を1日売買分から50%(うち現金担保分20%)にすると発表しており、信用規制による取引負担の増加により、個人投資家からの資金流入が細るとの警戒感から売られているようだ。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 10:48 みんかぶニュース 個別・材料 牧野フが急伸、25年3月期業績予想及び配当予想を上方修正  牧野フライス製作所<6135.T>が急伸している。10月31日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を2220億円から2250億円(前期比0.2%減)へ、営業利益を155億円から170億円(同3.8%増)へ、純利益を135億円から145億円(同9.3%減)へ上方修正し、期末配当予想を80円から100円(年180円)へ引き上げたことが好感されている。  上期において、為替レートが円安で推移したことに加えて、販売価格を見直したことや、経費を抑制したことなどが寄与する。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1082億3700万円(前年同期比0.3%減)、営業利益75億7600万円(同2.6%減)、純利益57億8200万円(同24.7%減)だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 10:45 みんかぶニュース 個別・材料 YSフードが急伸、米国やメキシコでラーメン事業を行う「タジマ・ラーメン」を買収へ  ワイエスフード<3358.T>が急伸している。10月31日の取引終了後、米国カリフォルニア州やメキシコなどで「タジマ・ラーメン」を展開するタジマ・ホールディングスの子会社化に関して株式譲渡契約を締結したと発表したことが好感されている。  25年1月20日付でタジマ社の全株式を取得する予定で、取得価額は15億円。同社は次の事業成長戦略の柱として、ラーメン市場が拡大する米国・メキシコ市場へ進出するとしており、今回の買収はその一環。なお、同件は9月18日に発表された際には買収資金については金融機関からの借り入れを検討していたが、第三者割り当てによるエクイティによる調達も検討することで、上場維持基準への適合性で不適合となっている流通株式時価総額及び0.2%しか余裕のない流通株式比率にも配慮するとしている。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 10:42 みんかぶニュース 個別・材料 パナHDが急反発、4~9月期増収・営業増益  パナソニック ホールディングス<6752.T>が急反発。10月31日取引終了後に4~9月期連結決算を発表。売上高が前年同期比3.2%増の4兆2513億円、営業利益が同12.0%増の2160億4600万円で着地しており、これを好感した買いを集めている。  国内家電や電材の堅調に加え、為替換算の影響もあり増収を確保。合理化の進捗や持ち分法による投資損益の良化などが寄与し、利益も伸びた。パナソニック液晶ディスプレイの解散に伴う税金費用の減少があった前期の反動で、純利益は同34.5%減の1889億900万円となった。なお、通期見通しに変更はない。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 10:36 みんかぶニュース 個別・材料 ミクリードが大幅に3日続伸、今期業績・配当予想の増額修正をポジティブ視  ミクリード<7687.T>が大幅に3日続伸している。10月31日の取引終了後、25年3月期の単体業績予想を上方修正しており、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高予想は3億円増額して68億5000万円(前期比15.4%増)、最終利益予想は2000万円増額して2億4500万円(同10.1%増)に見直した。年間配当予想は60銭増額して7円50銭とした。同社は4月1日付で1株を3株に分割しており、株式分割前の水準で今期の年間配当予想は22円50銭と、前期の実績(20円30銭)に対し実質的に増配の見通しとなる。あわせて発表した9月中間期の売上高は前年同期比14.1%増の33億1200万円、最終利益が同12.9%増の1億2400万円だった。業務用食材通販事業を手掛ける同社は、顧客数が堅調に推移し、客単価が上昇した。9月中間期の実績が想定を上回って推移し、今後の事業拡大に向けたコストの増加などを織り込みつつ、通期の業績予想を見直した。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 10:28 みんかぶニュース 個別・材料 M&Aキャピは急反発、25年9月期は2ケタ増収増益へ  M&Aキャピタルパートナーズ<6080.T>は急反発。10月31日取引終了後に25年9月期連結業績予想を発表。売上高を前期比23.4%増の236億4500万円、営業利益を同27.1%増の81億200万円としており、これを好感した買いが入っている。  配当予想は前期比据え置きの40円とした。同時に発表した24年9月期決算は売上高が前の期比8.1%減の191億6600万円、営業利益が同14.4%減の63億7500万円だった。案件の成約件数は伸びたものの、前の期に特定の超大型案件があった反動が出た。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 10:09 みんかぶニュース 個別・材料 三菱電が一時16%超す上昇、空調・自動車機器好調で4~9月期営業益30%増  三菱電機<6503.T>がマドを開けて急反発。上昇率は一時16%を超えた。10月31日取引終了後に発表した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比4.1%増の2兆6435億9700万円、営業利益が同30.1%増の1766億8200万円となった。最終利益は同1.3%減の1186億4000万円と減益だったが、7~9月期において営業利益は同58%増、最終利益は同11%増と大幅な増益となった。中間期として売上高と営業利益は過去最高を更新したとしており、業況を評価した買いが集まったようだ。円安効果に加えて、空調・家電事業や自動車機器事業の収益が拡大した。中間配当はこれまでの予想通り20円で決定。未定としていた期末配当は30円とした。年間配当予想は前期と横ばいの50円となる。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 10:09 みんかぶニュース 個別・材料 丸文は続急伸、円安効果や販管費節減で25年3月期利益予想を上方修正  丸文<7537.T>は続急伸している。10月31日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、営業利益を86億円から90億5000万円(前期比30.3%減)へ、純利益を30億円から41億5000万円(同22.0%増)へ上方修正したことが好感されている。  産業機器市場を中心に需要の停滞が見込まれるため、売上高は2120億円から2100億円(同11.1%減)へやや下方修正したものの、デバイス事業で上期の円安進行に伴い円換算ベースでの売上総利益の押し上げがあったことや販管費の節減効果などにより利益は計画を上回る見通しという。  なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高985億8300万円(前年同期比20.3%減)、営業利益43億7200万円(同40.5%減)、純利益21億4300万円(同88.4%増)だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 10:03 みんかぶニュース 個別・材料 Wディッシュが新値追い、25年3月期を最終黒字予想へ上方修正  ウェルディッシュ<2901.T>が5日続伸し連日の年初来高値更新となっている。10月31日の取引終了後、25年3月期連結業績予想について、営業損益を700万円の赤字から8000万円の黒字(前期1億2100万円の赤字)へ、最終損益を4800万円の赤字から3億円の黒字(同3億5100万円の赤字)へ上方修正し、一転黒字見通しとしたことが好感されている。  売上高は22億4600万円から20億8000万円(前期比3.2%増)へ下方修正したものの、食品事業の強化や販売チャネル拡大のためのパートナーシップの強化、積極的なマーケティング活動を見据えたテストマーケティングをより効率化するためのECプラットフォームの内製化などに取り組んだことが奏功。インターネット通信販売事業を行う子会社の売却に伴う減収分を補い黒字化する見込みとした。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:57 みんかぶニュース 個別・材料 FPGが急伸し上場来高値更新、25年9月期は3期連続最高益で増配計画・自社株買いを評価  FPG<7148.T>が急伸し、上場来高値を更新した。10月31日の取引終了後、24年9月期の連結決算発表にあわせ、25年9月期の業績予想を開示。今期の売上高予想は前期比14.6%増の1235億円、最終利益予想は同7.5%増の220億円とした。3期連続で過去最高益を更新する見通し。加えて、前期の期末配当をこれまでの予想から14円45銭増額したうえで、今期の年間配当予想を前期比10円10銭増配の130円40銭に設定した。自社株買いと消却についても開示しており、これらをポジティブ視した買いを集めた。  国内外で不動産ファンド事業の更なる成長を図るほか、リースファンド事業では海運案件を主体に収益性の高い案件を厳選して組成する方針。24年9月期の売上高は前の期比51.5%増の1077億8100万円、最終利益は同64.1%増の204億5700万円だった。自社株買いは取得総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.2%)、取得総額20億円を上限に、11月1日から25年4月30日の間に実施。自己株86万株について今年11月8日に消却を予定する。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:49 みんかぶニュース 個別・材料 ニコンが続落、半導体市況の回復遅れ響き25年3月期業績予想を下方修正  ニコン<7731.T>が続落している。10月31日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を7500億円から7250億円(前期比1.1%増)へ、営業利益を350億円から220億円(同44.7%減)へ、純利益を300億円から160億円(同50.9%減)へ下方修正したことが嫌気されている。  精機事業の半導体露光装置分野やコンポーネント事業において、上期に市況の回復が遅れ想定した需要まで至らなかったことや、一部製品の販売の後ろ倒しにより計画を下回ったことを受けて、販売計画を見直したことが要因。また、ヘルスケア事業のアイケアソリューション分野で一時費用10億円や、コンポーネント事業のインダストリアルソリューションズ事業(旧産業機器事業)で構造改革関連の費用25億円を見込むことも影響する。  同時に、上限を3000万株(発行済み株数の8.65%)、または300億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は11月8日から来年3月24日までで、株主還元の強化及び資本効率の向上を図るのが狙い。なお、中期的な株主価値の向上を図るため、取得した自社株は全株を25年3月31日付で消却するとしている。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:45 みんかぶニュース 個別・材料 E&CがS高カイ気配、富士電機が株式交換により完全子会社化へ◇  富士古河E&C<1775.T>がストップ高の6510円水準でカイ気配となっている。富士電機<6504.T>が10月31日の取引終了後、直接・間接含め株式の46.39%を所有するE&Cを株式交換により完全子会社化すると発表しており、これを好材料視した買いが流入している。  富士電機を株式交換完全親会社、E&Cを株式交換完全子会社とする株式交換で、25年2月3日の予定でE&C株式1株に対して、富士電機株式0.93株を割当交付する。ただし、富士電機が保有するE&C株式については割り当ては行わない。完全子会社化により、両社グループの有する資産、技術、ノウハウ、海外ネットワークなどの経営資源をより一層活用することで、両社グループの中長期的な視点に立った経営戦略を機動的に実現するのが狙いという。なお、E&Cは25年1月30日付で上場廃止(最終売買日は1月29日)となる予定。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:44 みんかぶニュース 個別・材料 イビデンは安い、今期下方修正を嫌気  イビデン<4062.T>は安い。10月31日の取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を3900億円から3700億円(前期比0.1%減)へ、営業利益を420億円から400億円(同15.9%減)へ下方修正すると発表した。電子事業全体としての本格的な市場回復が想定よりも弱含むと見込まれるため。生成AI関連など一部は好調な推移が見込まれるという。これを嫌気した売りが出ている。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:35 みんかぶニュース 個別・材料 サノヤスHDが全体急落相場に逆行、超低位株人気を背景に一時11%高と気を吐く  サノヤスホールディングス<7022.T>が全般波乱相場に抗して続伸、株価200円未満の超低位株としての強みを存分に発揮、一時11%高の172円と急騰した。工事用大型昇降機などの設備関連機器を手掛けるが、足もとの業績は会社側の想定を上回って推移している。31日取引終了後、25年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の1億円から2億円(前期比61%減)に増額した。これを材料視する買いを呼び込んでいる。今期は前期の利益急拡大の反動で大幅減益予想にあるものの、売上高は増勢を維持する見通し。5円配当を継続するなか、PBRが0.6倍前後で水準訂正期待も根強い。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:34 みんかぶニュース 個別・材料 加地テックはS高、第2四半期営業益4.4倍で通期計画進捗率67%  加地テック<6391.T>がストップ高まで買われている。同社は10月31日取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比4.4倍の3億1700万円となり、通期計画4億7000万円に対する進捗率は67.4%に達した。  売上高は同15.6%増の30億3000万円で着地。大型燃料電池車(HDV)用充填設備向け水素圧縮機の販売が好調だったことなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:33 みんかぶニュース 個別・材料 JVCケンウが大幅高で3連騰、今期は一転最終増益の見通しで自社株買いも発表  JVCケンウッド<6632.T>が大幅高で3連騰。同社は10月31日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上高予想を20億円増額して3640億円(前期比1.3%増)、最終利益予想を45億円増額して170億円(同30.6%増)に見直した。減益予想から一転、増益を計画する。また、取得総数400万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.65%)、取得総額45億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。これらを好感した買いが入ったようだ。自社株の取得期間は11月1日から2025年1月31日まで。  セーフティ&セキュリティ分野が4~9月期において過去最高の実績となったほか、モビリティ&テレマティクスサービス分野、エンタテインメント・ソリューションズ分野とあわせて3分野が増益となり、期初の想定を大きく上回った。下期も3分野において堅調な業績を見込み、通期の業績予想を見直した。9月中間期の売上高は前年同期比1.1%増の1765億7400万円、最終利益は同64.4%増の110億9300万円だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:32 みんかぶニュース 個別・材料 富士通は大幅安、今期純利益17%減へ下方修正  富士通<6702.T>は大幅安。10月31日の取引終了後、25年3月期連結業績予想について純利益を前期比16.7%減の2120億円とし、従来予想(2260億円)から下方修正すると発表した。社員の転職を支援する「セルフ・プロデュース支援制度」の拡充に伴う影響を織り込んだ。これを嫌気した売りが優勢となっている。  売上高予想については従来予想を据え置いた。同時に発表した4~9月期決算は売上高が前年同期比0.9%減の1兆6966億円、純利益が同4.6%減の356億3600万円だった。引き続きDXやモダナイゼーション(近代化)に関連する商談が力強く伸長したものの、前年の国内サーバー・ストレージ大型商談の反動などが出た。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:32 みんかぶニュース 個別・材料 武田が5日続伸、「ビバンセ」想定上回り25年3月期業績予想を上方修正  武田薬品工業<4502.T>が5日続伸している。10月31日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を4兆3500億円から4兆4800億円(前期比5.1%増)へ、営業利益を2250億円から2650億円(同23.8%増)へ、純利益を580億円から680億円(同52.8%減)へ上方修正したことが好感されている。  米国で特許切れした注意欠陥/多動性障害(ADHD)治療薬「ビバンセ」について、後発品の市場浸透が想定よりも緩やかであったことに加えて、その他製品が好調に推移していることや前提為替レートの見直しなどが要因としている。  同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2兆3840億円(前年同期比13.4%増)、営業利益3505億7600万円(同2.9倍)、純利益1872億9400万円(同4.5倍)だった。為替相場が円安に推移したことに加えて、血漿分画製剤、消化器系疾患、オンコロジー(がん)、希少疾患及びワクチンの各事業が好調に推移したことが牽引した。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:29 みんかぶニュース 個別・材料 京成が6連騰、株式3分割とイオンとの資本・業務提携を発表◇  京成電鉄<9009.T>が6連騰。底値離脱の動きを鮮明にしている。同社は10月31日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比6.8%増の1580億3300万円、経常利益は同16.1%増の315億1800万円、最終利益は同1.9%増の214億9600万円だった。また今年12月31日を基準日として25年1月1日に1株を3株に分割すると開示した。堅調な業況と株式の流動性向上を期待した買いが入ったようだ。インバウンド需要が拡大するなか、鉄道・バスなど運輸業が堅調に推移した。京成はイオン<8267.T>との資本・業務提携も公表。不動産開発などで提携する方針を示している。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:25 みんかぶニュース 個別・材料 モリタHDは軟調、今3月期営業27%増益に大幅増額し増配発表も全般地合い悪で利食い優勢に  モリタホールディングス<6455.T>が軟調、全般波乱相場のなか5日ぶりに反落となっている。同社は消防車両のトップメーカーで国内シェアは6割と群を抜く。消防車は国内外で需要増勢にあり、同社の収益を押し上げている。31日取引終了後、25年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の100億円から120億円(前期比27%増)に大幅増額した。修正前の時点で小幅に過去最高利益を更新する予想にあったが、それが大きく上乗せされる格好となった。更に好業績を背景に株主還元も強化し、今期の年間配当は従来計画の50円から54円(前期実績は48円)に上方修正した。これを評価する形で寄り付きは買いが優勢だったが、その後は全体相場の下げに引きずられマイナス圏に沈んだ。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:14

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