みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧

みんかぶニュース 個別・材料 JVCケンウが大幅高で3連騰、今期は一転最終増益の見通しで自社株買いも発表  JVCケンウッド<6632.T>が大幅高で3連騰。同社は10月31日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上高予想を20億円増額して3640億円(前期比1.3%増)、最終利益予想を45億円増額して170億円(同30.6%増)に見直した。減益予想から一転、増益を計画する。また、取得総数400万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.65%)、取得総額45億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。これらを好感した買いが入ったようだ。自社株の取得期間は11月1日から2025年1月31日まで。  セーフティ&セキュリティ分野が4~9月期において過去最高の実績となったほか、モビリティ&テレマティクスサービス分野、エンタテインメント・ソリューションズ分野とあわせて3分野が増益となり、期初の想定を大きく上回った。下期も3分野において堅調な業績を見込み、通期の業績予想を見直した。9月中間期の売上高は前年同期比1.1%増の1765億7400万円、最終利益は同64.4%増の110億9300万円だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:32 みんかぶニュース 個別・材料 富士通は大幅安、今期純利益17%減へ下方修正  富士通<6702.T>は大幅安。10月31日の取引終了後、25年3月期連結業績予想について純利益を前期比16.7%減の2120億円とし、従来予想(2260億円)から下方修正すると発表した。社員の転職を支援する「セルフ・プロデュース支援制度」の拡充に伴う影響を織り込んだ。これを嫌気した売りが優勢となっている。  売上高予想については従来予想を据え置いた。同時に発表した4~9月期決算は売上高が前年同期比0.9%減の1兆6966億円、純利益が同4.6%減の356億3600万円だった。引き続きDXやモダナイゼーション(近代化)に関連する商談が力強く伸長したものの、前年の国内サーバー・ストレージ大型商談の反動などが出た。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:32 みんかぶニュース 個別・材料 武田が5日続伸、「ビバンセ」想定上回り25年3月期業績予想を上方修正  武田薬品工業<4502.T>が5日続伸している。10月31日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を4兆3500億円から4兆4800億円(前期比5.1%増)へ、営業利益を2250億円から2650億円(同23.8%増)へ、純利益を580億円から680億円(同52.8%減)へ上方修正したことが好感されている。  米国で特許切れした注意欠陥/多動性障害(ADHD)治療薬「ビバンセ」について、後発品の市場浸透が想定よりも緩やかであったことに加えて、その他製品が好調に推移していることや前提為替レートの見直しなどが要因としている。  同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2兆3840億円(前年同期比13.4%増)、営業利益3505億7600万円(同2.9倍)、純利益1872億9400万円(同4.5倍)だった。為替相場が円安に推移したことに加えて、血漿分画製剤、消化器系疾患、オンコロジー(がん)、希少疾患及びワクチンの各事業が好調に推移したことが牽引した。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:29 みんかぶニュース 個別・材料 京成が6連騰、株式3分割とイオンとの資本・業務提携を発表◇  京成電鉄<9009.T>が6連騰。底値離脱の動きを鮮明にしている。同社は10月31日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比6.8%増の1580億3300万円、経常利益は同16.1%増の315億1800万円、最終利益は同1.9%増の214億9600万円だった。また今年12月31日を基準日として25年1月1日に1株を3株に分割すると開示した。堅調な業況と株式の流動性向上を期待した買いが入ったようだ。インバウンド需要が拡大するなか、鉄道・バスなど運輸業が堅調に推移した。京成はイオン<8267.T>との資本・業務提携も公表。不動産開発などで提携する方針を示している。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:25 みんかぶニュース 個別・材料 モリタHDは軟調、今3月期営業27%増益に大幅増額し増配発表も全般地合い悪で利食い優勢に  モリタホールディングス<6455.T>が軟調、全般波乱相場のなか5日ぶりに反落となっている。同社は消防車両のトップメーカーで国内シェアは6割と群を抜く。消防車は国内外で需要増勢にあり、同社の収益を押し上げている。31日取引終了後、25年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の100億円から120億円(前期比27%増)に大幅増額した。修正前の時点で小幅に過去最高利益を更新する予想にあったが、それが大きく上乗せされる格好となった。更に好業績を背景に株主還元も強化し、今期の年間配当は従来計画の50円から54円(前期実績は48円)に上方修正した。これを評価する形で寄り付きは買いが優勢だったが、その後は全体相場の下げに引きずられマイナス圏に沈んだ。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:14 みんかぶニュース 個別・材料 マネパGはカイ気配スタート、外為どっとコムがTOB  マネーパートナーズグループ<8732.T>はカイ気配スタート。10月31日の取引終了後、同業の外為どっとコム(東京都港区)から完全子会社化を目的としたTOBを受けたことを明らかにした。TOB価格の1株475円にサヤ寄せする格好となっている。  外為どっとコムはこのTOBを通じて、より強固な経営基盤を確立し、相互の知見やノウハウを活用した付加価値の高い商品・サービスを開発したい考えにある。買い付け予定数は3259万9599株(下限2173万3000株、上限設定なし)、買い付け期間は11月1日から12月13日まで。TOB成立後にマネパG株は上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は10月31日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:09 みんかぶニュース 個別・材料 アドテスト、ディスコなど半導体製造装置の主力株に売り、米半導体株急落が波及◇  アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>など半導体製造装置大手がウリ気配スタートで大きく下値を探る展開を余儀なくされている。アドテストは前日にマドを開けての大幅高で最高値を更新し、ディスコも前日こそ利食いに押されたが、今週に入って急速に株価水準を切り上げていた。しかし、前日の米国株市場では半導体関連株への売りが際立つ展開となり、エヌビディア<NVDA>も4.7%安と急落、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も続急落となった。これを受けて東京市場でも半導体セクターの主力銘柄にポジション調整の売り圧力が拭えない状況となっている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/01 09:04 みんかぶニュース 個別・材料 JVCケンウの25年3月期は一転最終増益予想、上限2.65%の自社株買い実施へ  JVCケンウッド<6632.T>は31日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上高予想を20億円増額して3640億円(前期比1.3%増)、最終利益予想を45億円増額して170億円(同30.6%増)に見直した。減益予想から一転、増益を計画する。また、取得総数400万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.65%)、取得総額45億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。取得期間は11月1日から2025年1月31日まで。  セーフティ&セキュリティ分野が4~9月期において過去最高の実績となったほか、モビリティ&テレマティクスサービス分野、エンタテインメント・ソリューションズ分野とあわせて3分野が増益となり、期初の想定を大きく上回った。下期も3分野において堅調な業績を見込み、通期の業績予想を見直した。9月中間期の売上高は前年同期比1.1%増の1765億7400万円、最終利益は同64.4%増の110億9300万円だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 17:04 みんかぶニュース 個別・材料 JR東日本の9月中間期営業利益は23%増  JR東日本<9020.T>がこの日の取引終了後、9月中間期連結決算を発表しており、売上高1兆3951億円(前年同期比7.3%増)、営業利益2356億400万円(同22.8%増)、純利益1397億8000万円(同19.4%増)となった。  新幹線、在来線の利用増や北陸新幹線敦賀延伸開業などで鉄道運輸収入が増加したほか、流通・サービス事業におけるエキナカ店舗の売り上げ増や不動産・ホテル事業における不動産販売やショッピングセンター、ホテルの売り上げ増が収益に貢献した。  なお、25年3月期通期業績予想は、売上高2兆8520億円(前期比4.5%増)、営業利益3700億円(同7.2%増)、純利益2100億円(同6.9%増)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 16:55 みんかぶニュース 個別・材料 イビデン、想定より回復弱含みで今期下方修正  イビデン<4062.T>はこの日の取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を3900億円から3700億円(前期比0.1%減)へ、営業利益を420億円から400億円(同15.9%減)へ下方修正すると発表した。  電子事業全体としての本格的な市場回復が想定よりも弱含むと見込まれるため。生成AI関連など一部は好調な推移が見込まれるという。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 16:49 みんかぶニュース 個別・材料 武田が25年3月期業績予想を上方修正  武田薬品工業<4502.T>がこの日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を4兆3500億円から4兆4800億円(前期比5.1%増)へ、営業利益を2250億円から2650億円(同23.8%増)へ、純利益を580億円から680億円(同52.8%減)へ上方修正した。  米国で特許切れした注意欠陥/多動性障害(ADHD)治療薬「ビバンセ」について、後発品の市場浸透が想定よりも緩やかであったことに加えて、その他製品が好調に推移していることや前提為替レートの見直しなどが要因としている。  同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2兆3840億円(前年同期比13.4%増)、営業利益3505億7600万円(同2.9倍)、純利益1872億9400万円(同4.5倍)だった。為替相場が円安に推移したことに加えて、血漿分画製剤、消化器系疾患、オンコロジー(がん)、希少疾患及びワクチンの各事業が好調に推移したことが牽引した。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 16:27 みんかぶニュース 個別・材料 ニコンが25年3月期業績予想の下方修正と自社株買いを発表  ニコン<7731.T>がこの日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を7500億円から7250億円(前期比1.1%増)へ、営業利益を350億円から220億円(同44.7%減)へ、純利益を300億円から160億円(同50.9%減)へ下方修正した。  精機事業の半導体露光装置分野やコンポーネント事業において、上期に市況の回復が遅れ想定した需要まで至らなかったことや一部製品の販売の後ろ倒しにより、計画を下回ったことを受けて、販売計画を見直したことが要因。また、ヘルスケア事業のアイケアソリューション分野で一時費用10億円や、コンポーネント事業のインダストリアルソリューションズ事業(旧産業機器事業)で構造改革関連の費用25億円を見込むことも影響する。  同時に、上限を3000万株(発行済み株数の8.65%)、または300億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は11月8日から来年3月24日までで、株主還元の強化及び資本効率の向上を図るのが狙い。なお、中期的な株主価値の向上を図るため、取得した自社株は全株を25年3月31日付で消却するとしている。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 16:24 みんかぶニュース 個別・材料 TMH、12月4日に東証グロース新規上場  TMH<280A.T>が12月4日に東証グロース市場に新規上場する。上場に際して19万株の公募と41万5000株の売り出し、上限9万700株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。主幹事はSBI証券。公開価格決定日は11月26日。  同社は半導体製造装置部品の販売・修理サービスと、半導体製造装置の買い取り・売却支援を手掛ける。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 16:15 みんかぶニュース 個別・材料 マネパG、外為どっとコムが1株475円でTOB  マネーパートナーズグループ<8732.T>はこの日の取引終了後、同業の外為どっとコム(東京都港区)から完全子会社化を目的としたTOBを受けたことを明らかにした。TOB価格は1株475円。  外為どっとコムはこのTOBを通じて、より強固な経営基盤を確立し、相互の知見やノウハウを活用した付加価値の高い商品・サービスを開発したい考えにある。買い付け予定数は3259万9599株(下限2173万3000株、上限設定なし)、買い付け期間は11月1日から12月13日まで。TOB成立後にマネパG株は上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は10月31日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 16:14 みんかぶニュース 個別・材料 相鉄HDは上げ幅拡大、25年3月期業績及び配当予想を上方修正  相鉄ホールディングス<9003.T>は後場終盤になって上げ幅を拡大している。午後2時ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を2907億円から2917億円(前期比8.0%増)へ、営業利益を318億円から336億円(同16.0%増)へ、純利益を191億円から208億円(同29.4%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各25円の年50円から中間・期末各30円の年60円(前期50円)へ引き上げたことが好感されている。  上期において、流通業で客数が減少したものの、ホテル業で想定を上回る宿泊需要があったことに加えて、下期もホテル業の増収増益基調継続が見込まれることが要因としている。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1484億6600万円(前年同期比19.4%増)、営業利益218億6200万円(同67.1%増)、純利益152億5300万円(同70.5%増)だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 14:39 みんかぶニュース 個別・材料 トヨタなど自動車株が後場軟調、日銀政策現状維持と公表後にやや円高に振れる◇  トヨタ自動車<7203.T>やホンダ<7267.T>は後場に入り軟調に推移している。日銀は30~31日に開いた金融政策決定会合で、政策金利を0.25%で据え置くことを決めた。政策の現状維持は市場のコンセンサス通りの結果となり、公表直後の自動車株の反応は限られた。だがその後、ドル円相場は緩やかながらドル安・円高方向に振れ、一時1ドル=152円80銭台までドル売り・円買いが進んだ。日銀の植田和男総裁は午後3時半から記者会見に臨む予定。その発言内容に市場の関心が集まるなか、足もとの円高の流れが自動車株の重荷となったようだ。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 14:32 みんかぶニュース 個別・材料 中外炉が後場急伸、9月中間期営業損益の黒字転換と配当予想の増額を好感  中外炉工業<1964.T>が後場急伸している。午後2時ごろに発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高147億2100万円(前年同期比16.8%増)、営業利益7700万円(前年同期2億5000万円の赤字)と営業損益が黒字転換したことに加えて、期末一括配当予想を100円から120円へ引き上げたことが好感されている。  半導体関連の機能材熱処理炉や国内自動車向け無酸化設備、浸炭炉などの工事が順調に進捗したほか、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「グリーンイノベーション基金事業/製造分野における熱プロセスの脱炭素化」案件や、海外向け脱炭素型大型高輝焼鈍設備、国内自動車向け浸炭炉などの工事が寄与し2ケタ増収となったことに加えて、調達コストダウンなどに積極的に取り組んだことが奏功した。なお、投資有価証券売却益の減少などで、最終利益は5億1800万円(同30.7%減)だった。  25年3月期通期業績予想は、売上高376億円(前期比28.4%増)、営業利益25億7000万円(同74.0%増)、純利益23億円(同4.7%増)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 14:24 みんかぶニュース 個別・材料 住友電設が4連騰で連日の新高値、今期利益・配当予想の増額修正を評価  住友電設<1949.T>が4連騰。朝安後に切り返し、上場来高値を連日で更新した。31日午後1時、25年3月期の業績予想の修正を発表。最終利益予想を6億円増額して106億円(前期比5.4%増)に修正した。過去最高益を更新する見通しを示したほか、配当予想も増額しており、評価されたようだ。  9月中間期の売上高は前年同期比13.4%増の905億7200万円、最終利益は同79.6%増の44億1700万円だった。一般電気工事を中心に大型手持工事が順調に進捗し、利益改善も想定以上に進んだことから、計画を上振れして着地した。9月中間期の業績を反映する形で通期の業績予想を見直した。通期の売上高予想は据え置いている。  9月30日基準日の中間配当についてはこれまでの予想から3円増額して60円で決定。期末配当予想も3円増額して60円とした。年間配当予想は120円(前期比14円増配)となる。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 14:16 みんかぶニュース 個別・材料 アイシンが安い、今期下方修正を嫌気  アイシン<7259.T>が安い。午後1時ごろ、25年3月期連結業績予想について売上高を4兆9200億円から4兆8000億円(前期比2.2%減)へ、営業利益を2200億円から2000億円(同39.5%増)へ下方修正すると発表した。上期の実績と現時点で入手可能な情報や予測などを織り込んだ。これを嫌気した売りが出ている。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 14:15 みんかぶニュース 個別・材料 東京鉄が後場プラス圏に急浮上、25年3月期業績及び配当予想の上方修正と自社株買い発表を好感  東京鐵鋼<5445.T>が後場プラス圏に浮上している。午後1時30分ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を825億円から840億円(前期比5.5%増)へ、営業利益を100億円から140億円(同31.8%増)へ、純利益を69億円から98億円(同24.3%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間70円・期末165円の年235円から中間100円・期末235円の年335円(前期270円)に増額修正したことが好感されている。  足もとの製品出荷量が前期並みで推移するなか、製品出荷価格へのコスト反映が進み、またその関連商品などの出荷量の増加が見込まれることが牽引する。更に、主原料である鉄スクラップの購入価格が想定を大きく下回り、メタルスプレッドの改善が見込まれるとしている。  同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高423億7900万円(前年同期比11.7%増)、営業利益69億1800万円(同56.9%増)、純利益50億1500万円(同53.0%増)だった。  また、上限を12万株(発行済み株数の1.36%)、または5億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は11月5日から12月23日まで。株主還元の充実並びに資本効率の向上を目的として、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためとしている。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 14:07 みんかぶニュース 個別・材料 フジテックが連日で上場来高値更新、ファンドへの売却検討報道でコメント開示  フジテック<6406.T>が上場来高値を連日で更新した。フジテックが複数の投資ファンドと、同社売却の検討を行っているとの前日の一部報道を受け、31日午後1時半にコメントを開示した。フジテックが買い手を探しているとの点などについては事実と異なる内容を含んでいるとしながらも、「法的拘束力のない初期的な提案を受けているのは事実」と表明した。開示を受けて、株価は上げ幅を拡大。ファンドによる買収時に株価に上乗せされるプレミアムを期待した買いが改めて入ったようだ。  フジテックは独立社外取締役のみで構成される特別委員会を通じ、提案について慎重に検討をしているとしたうえで、現時点で取締役会または特別委員会として決定した事実はないとコメントし、慎重な精査・検討が必要であるとの見解を示している。英紙フィナンシャルタイムズ電子版は日本時間30日の取引時間中、フジテックに関し、プライベートエクイティーファンドへの売却を検討していると報じた。スウェーデンのEQTなど複数のファンドと協議しているという。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 13:59 みんかぶニュース 個別・材料 小松マテーレが4連騰、25年3月期営業利益予想の上方修正と自社株買い発表を好感  小松マテーレ<3580.T>が4連騰している。30日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、営業利益を18億円から19億円(前期比2.4%増)へ上方修正したことが好感されている。衣料分野における原燃料コスト高に対する値上げ交渉や品種転換などの営業活動の強化の成果が前倒しで進捗していることが要因という。なお、売上高390億円(同6.4%増)、純利益24億5000万円(同32.9%増)は従来見通しを据え置いている。  同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高191億1300万円(前年同期比8.1%増)、営業利益11億6300万円(同57.9%増)、純利益16億2900万円(同83.0%増)だった。衣料部門で欧州ラグジュアリーブランドを含むファッションや中東民族衣装が増加したほか、資材部門で車両分野や生活関連資材分野の受注が増加し業績を牽引した。  同時に上限を130万株(発行済み株数の3.22%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は11月1日から来年10月31日までで、資本効率の向上と株主への一層の利益還元を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためとしている。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 13:50 みんかぶニュース 個別・材料 大和工が上げ幅を拡大、300万株を上限とする自社株買いを実施へ◇  大和工業<5444.T>が後場上げ幅を拡大している。午後1時ごろ、上限を300万株(発行済み株数の4.64%)、または255億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は11月1日から来年10月31日まで。機動的な資本政策の遂行のためとしている。  同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高783億5900万円(前年同期比2.5%減)、営業利益50億600万円(同36.3%減)、純利益285億4900万円(同21.4%減)だった。収益の柱である米国事業は安定して高収益を確保し、また新拠点のインドネシア事業は順調な滑り出しとなったものの、世界的な鋼材需要の低迷・形鋼市況の軟化などの影響により減益となった。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高1700億円(前期比4.0%増)、営業利益110億円(同36.4%減)、純利益525億円(同25.0%減)の従来見通しを据え置いている。  また、兵機海運<9362.T>と資本提携及び業務提携の協議を開始することで合意したと発表した。兵機海が有する海上輸送ネットワークの更なる活用を通じて、物流の効率化、原材料調達の安定化及び出荷業務の強化を図るほか、兵機海の業容拡大が可能と判断したという。なお、兵機海に対しては、外航海運を主な事業とする富洋海運が子会社の堂島汽船(大阪市北区)を通じて、TOBを実施すると発表している。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 13:49 みんかぶニュース 個別・材料 山九は後場急伸、SDM工事想定上回り今期業績・配当予想を増額修正  山九<9065.T>が後場に急伸し、5000円台に乗せる場面があった。31日午後1時、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正しており、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高予想を90億円増額して5960億円(前期比5.8%増)、最終利益予想を20億円増額して270億円(同10.7%増)に見直した。また、中間配当をこれまでの予想から12円増額して102円で決定したうえで、期末配当予想も12円増額して102円とした。年間配当予想は204円(同30円増配)となる。機工事業において定期修理工事(SDM)の量が想定を上回る見込み。設備工事でのカーボンニュートラル案件の獲得なども収益を押し上げる。9月中間期の売上高は前年同期比7.9%増の2990億9800万円、最終利益は同15.5%増の132億3100万円だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 13:43 みんかぶニュース 個別・材料 JBCCHDは急伸、今期利益と配当予想を上方修正  JBCCホールディングス<9889.T>は急伸。この日昼ごろ、25年3月期連結業績予想について営業利益を51億円から58億円(前期比31.1%増)へ上方修正すると発表した。あわせて配当予想を増額しており、これらが好感され買われている。  クラウドやセキュリティーを中心とした注力ビジネスの推進によって事業構造変革が加速し、これにより収益力が向上しているため。売上高については従来予想を据え置いた。配当予想は106円から124円(前期94円)に引き上げた。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 13:32 みんかぶニュース 個別・材料 カプコンに強気評価、国内有力証券は目標株価3850円に引き上げ  カプコン<9697.T>に強気評価が出ている。岩井コスモ証券は30日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに目標株価を3700円から3850円に引き上げた。第2四半期累計(4~9月)の連結営業利益は前年同期比38.7%減の207億2600万円だったが、会社予想程度の着地だったため過度にネガティブに捉える必要はない、と指摘。前評判の高い新作ゲームソフト「モンスターハンターワイルズ」の発売により、今年度下期は増益転換が見込めるとみている。25年3月期の同利益は会社計画で640億円(前期比12.1%増)と12期連続の増益と最高益更新が見込まれているが、同証券では670億円への増額修正を予想している。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 13:17 みんかぶニュース 個別・材料 住友理工が後場一段高、25年3月期利益及び配当予想を上方修正  住友理工<5191.T>が後場一段高している。この日正午ごろ、25年3月期の連結業績予想について、営業利益を315億円から363億円(前期比6.8%増)へ、純利益を177億円から222億円(同19.1%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間18円・期末20円の年38円から中間24円・期末29円の年53円(前期36円)に引き上げたことが好感されている。  円高の進行を想定し、海外子会社の売上高が邦貨換算で減少するため、売上高は6250億円から6150億円(同0.1%減)へ下方修正したものの、原価低減活動が奏功するほか、経費支出の抑制などの効果が期待できるという。  同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高3091億6900万円(前年同期比3.8%増)、営業利益173億7800万円(同42.6%増)、純利益100億3000万円(同72.1%増)だった。円安の進行による為替換算の影響に加えて、プリンター向け機能部品事業における構造改革の進展が貢献した。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 13:15 みんかぶニュース 個別・材料 ノジマが後場上げ幅を拡大、上期業績が計画上回って着地し配当予想を増額修正  ノジマ<7419.T>が後場上げ幅を拡大している。正午ごろに発表した9月中間期連結決算が、売上高3931億600万円(前年同期比9.8%増)、営業利益199億6800万円(同47.8%増)、純利益141億9800万円(同54.4%増)と大幅増益となり、従来予想の営業利益150億円を上回って着地したことに加えて、配当予想を従来の中間・期末各18円の年36円から中間・期末各20円の年40円(前期33円)に引き上げたことが好感されている。  長期にわたる猛暑が続いた影響で、エアコンなどの大物白物家電の売り上げが堅調に推移したほか、キャリアショップ事業で23年1月にグループ化したコネクシオをはじめとした各社でオペレーションと利益面の改善を図ったことが寄与した。  なお、25年3月期通期業績予想は、売上高7650億円(前期比0.5%増)、営業利益310億円(同1.4%増)、純利益210億円(同5.1%増)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 13:12 みんかぶニュース 個別・材料 商船三井が後場一段高、今期最終利益・期末配当予想の増額修正と上限8.28%の自社株買いを発表  商船三井<9104.T>が後場一段高。31日正午、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算とともに、取得総数3000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の8.28%)、取得総額1000億円を上限とする自社株買いの実施を発表。加えて、期末配当予想と今期の最終利益予想の増額修正を公表。これらが支援材料となったようだ。株価は午前中、下げに転じる場面があったが持ち直した。  自社株の取得期間は11月1日から2025年10月31日まで。期末配当予想は20円増額して120円に見直した。年間配当予想は300円(前期比80円増配)となる。25年3月期の最終利益予想は150億円増額して3500億円(同33.8%増)に引き上げた。一方、売上高予想については250億円減額し、1兆7900億円(同10.0%増)に修正した。原油船・LPG船を手掛けるエネルギー事業と、コンテナ船・自動車船などを含む製品輸送事業が前回予想比で増益となる見込み。ドライバルク事業は前回予想比で減益となる見通しという。  同時に商船三井はロシア関連事業に関し、砕氷機能を持つLNG船3隻とコンデンセートタンカー1隻の貸船契約を巡り、欧米の制裁強化に伴い契約スキームの変更を行わざるを得ない状況であり、関係者と協議を開始したと公表。契約スキームが変更できず、貸船契約が適切に履行されない場合、第三者への船舶の売却を検討するとしたうえで、投資金額の回収についてグループに損害が生じる可能性があると開示した。合計投資額は約1056億円。業績に重大な影響が生じると見込まれる場合は、速やかに開示するとしている。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 13:04 みんかぶニュース 個別・材料 三和HDが上げ幅を急拡大、25年3月期業績及び配当予想の上方修正と自社株買い発表を好感  三和ホールディングス<5929.T>が後場上げ幅を急拡大している。午前11時30分ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を6250億円から6530億円(前期比6.9%増)へ、営業利益を625億円から725億円(同10.9%増)へ、純利益を425億円から510億円(同18.0%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各39円の年78円から中間・期末各47円の年94円に引き上げたことが好感されている。  数量増と売価転嫁の着実な浸透で国内売り上げが順調なほか、米州売り上げが販売チャネル拡大などの施策により堅調に推移していることが要因。また、想定為替レートの見直しも寄与する。  なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高3138億2700万円(前年同期比9.9%増)、営業利益323億1300万円(同16.5%増)、純利益237億7500万円(同7.5%増)だった。  また同時に、上限を513万株(発行済み株数の2.36%)、または150億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は11月1日から来年4月30日までで、株主還元を強化するとともに、資本効率の向上及び機動的な資本政策の遂行を図るためとしている。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/31 12:49

ニュースカテゴリ