みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
東亜建がカイ気配切り上げ、大型工事の利益率改善で今期は一転最終増益の見通し
東亜建設工業<1885.T>がカイ気配を切り上げている。同社は11日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績と配当予想を修正した。今期の最終利益予想は27億円増額して107億円(前期比1.7%増)に見直した。減益予想から一転、最終増益を見込む。期末一括配当予想は13円50銭増額して54円に引き上げており、これらを評価した買いが集まった。
国内土木事業において複数の大型工事で利益率が改善。投資有価証券売却益の計上も寄与する。今期の売上高予想は据え置いたが、単体での受注高予想は東南アジアでの大型港湾工事を複数獲得したことなどを踏まえ上方修正した。同社は4月1日付で1株を4株に分割している。株式分割を考慮したベースで前期の期末一括配当は40円だった。9月中間期の売上高は前年同期比15.1%増の1498億1900万円、最終利益は同48.2%増の66億6700万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/12 09:20
みんかぶニュース 個別・材料
ソマールが大幅5日続伸、円安効果などで25年3月期業績予想を上方修正
ソマール<8152.T>が大幅高で5日続伸している。11日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を305億円から310億円(前期比16.3%増)へ、営業利益を18億5000万円から24億円(同33.5%増)へ、純利益を14億円から20億円(同45.9%増)へ上方修正したことが好感されている。
円安による売上高・利益の押し上げ効果に加えて、自動車部品業界向け高機能樹脂製品の販売で新規顧客を獲得したほか、付加価値の高い製品を中心に海外市場向けが大きく伸長していることが要因。また、電子機器業界向け関連製商品で、スマートフォン市場の受注環境が緩やかに回復するなか、コーティング製品の受注が海外市場における新規採用などで順調に推移していることも寄与する。
なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高151億7700万円(前年同期比16.5%増)、営業利益13億7100万円(同83.8%増)、純利益12億200万円(同2.7倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/12 09:15
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ピクスタがカイ気配で水準切り上げる、7~9月期営業益4.6倍化で今期初配当実施へ
ピクスタ<3416.T>は大口の買い注文に寄り付き値が付かず、気配値のまま株価水準を切り上げる展開となっている。ネット上でクリエーターから画像や動画、音楽といったデジタルコンテンツ素材を収集し、企業や個人向けに販売する「PIXTA」を展開する。足もとの業績は絶好調で大型受注の獲得などが収益を押し上げている。そうしたなか、11日取引終了後、24年12月期第3四半期(24年1~9月)決算を発表、営業利益は前年同期比2.2倍となる4億6200万円と大幅な伸びを達成した。また、7~9月期でみると営業利益は同4.6倍という変貌を示しており、これがポジティブサプライズを誘った。更に今期は初配当を実施することも併せて発表、45円配当で配当利回りに換算して3.9%台(前日終値換算)と高水準であり、これも物色人気を助長している。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/12 09:13
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半導体製造装置大手は売り優勢、石破首相の半導体・AIへの公的支援表明も米半導体株安を嫌気◇
レーザーテック<6920.T>、ディスコ<6146.T>、アドバンテスト<6857.T>など半導体製造装置関連大手は売り優勢となった。前日の米国株市場ではNYダウが連日で最高値を更新したのをはじめ主要株価指数が揃って上昇したが、半導体関連株が軟調でナスダック総合株価指数の上値を押さえる格好となった。インテル<INTC>が大きく値を下げ、エヌビディア<NVDA>も下値を探る展開となり、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.5%安と続落した。トランプ新政権下での対中半導体規制などへの警戒感がくすぶっており、東京市場でも半導体製造装置大手は影響を受けることへの懸念が強い。一方、石破首相は前日の記者会見で2030年度までに半導体やAI分野に10兆円以上の公的支援を行うことを表明しており、これは関連銘柄にプラス材料として意識される。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/12 09:10
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ウィズメタクはカイ気配スタート、1株1930円でMBO
西本Wismettacホールディングス<9260.T>はカイ気配スタート。11日取引終了後にMBOを実施すると発表。洲崎良朗代表取締役会長CEOの資産管理会社であるワイエス商事(東京都中央区)が1株1930円でTOBを行うとしており、これにサヤ寄せする格好となっている。
買い付け予定数は1194万9775株(下限・上限設定なし)で、買い付け期間は11月12日から12月23日まで。TOB成立後に上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は11日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/12 09:08
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フォスターが25年3月期業績予想及び配当予想を上方修正
フォスター電機<6794.T>がこの日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を1300億円から1350億円(前期比10.3%増)へ、営業利益を55億円から65億円(同47.3%増)へ、純利益を30億円から35億円(同51.8%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を20円から30円(年50円)へ引き上げた。
世界的に自動車販売が伸び悩むなか、車載ビジネスでパートナー戦略によるターゲット顧客へのスピーカ販売が堅調な見通しであることに加えて、中国において一部の自動車メーカー向けのスピーカ販売が好調な見通しであることなどが要因。また、継続的な原価改善策の推進なども寄与する。
同時に発表した9月中間期決算は、売上高666億1200万円(前年同期比11.6%増)、営業利益36億2200万円(同67.2%増)、純利益23億6300万円(同2.1倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 16:47
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精工技研が25年3月期業績予想を上方修正
精工技研<6834.T>がこの日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を173億円から180億円(前期比14.0%増)へ、営業利益を14億5000万円から20億円(同90.0%増)へ、純利益を10億円から15億円(同97.1%増)へ上方修正した。
生成AIや5G通信が普及拡大していることを受けて、世界でデータセンターへの投資が活性化しており、これに伴い光通信用部品や、光通信用部品の製造装置、検査装置の受注が急増していることが要因という。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高90億6200万円(前年同期比15.2%増)、営業利益10億3000万円(同3.2倍)、純利益7億7200万円(同2.6倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 16:37
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エスケーエレの25年9月期は増収増益で増配を見込む
エスケーエレクトロニクス<6677.T>がこの日の取引終了後、25年9月期連結業績予想を発表しており、売上高290億円(前期比12.7%増)、営業利益31億円(同1.3%増)、純利益23億円(同0.4%増)を見込み、年間配当予想を前期比1円増の110円とした。
有機ELパネル、液晶パネルともに高精細化や高機能化、製品ラインアップの拡充に向けた開発が行われる見込みであることや、今後も新たなパネル工場の稼働が計画されていることから、これらを背景にパネルメーカーからの高精度、高精細なフォトマスク技術への期待が更に高まると予想。特に有機ELパネル用のフォトマスク需要の増加を見込むとした。
なお、24年9月期決算は、売上高257億2700万円(前の期比8.5%減)、営業利益30億5900万円(同36.0%減)、純利益22億9100万円(同32.3%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 16:34
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日産化が25年3月期業績予想を上方修正
日産化学<4021.T>がこの日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を2341億円から2450億円(前期比8.1%増)へ、営業利益を500億円から530億円(同10.0%増)へ、純利益を384億円から394億円(同3.6%増)へ上方修正した。
半導体材料や無機コロイドが好調な機能性材料セグメントや、フルララネル(動物用医薬品原薬)グレーシア(殺虫剤)、ライメイ(殺菌剤)などの売り上げが計画を上振れている農業化学品セグメントが引き続き好調に推移する見通しという。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高1181億8500万円(前年同期比11.8%増)、営業利益283億4400万円(同17.6%増)、純利益205億2200万円(同5.3%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 16:29
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鴻池運輸が25年3月期業績予想及び配当予想を上方修正
鴻池運輸<9025.T>がこの日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を3400億円から3470億円(前期比10.1%増)へ、営業利益を180億円から215億円(同29.2%増)へ、純利益を120億円から165億円(同45.4%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を35円から61円(年96円)へ引き上げた。
国際関連における航空貨物市場の回復やインドにおける鉄道貨車輸送量の増加、カナダ・メキシコでの合弁会社設立などが売上高の押し上げに貢献するほか、空港関連で単価改定及び新規受注などによる増収が見込まれる。また、空港関連を中心とした各分野での単価改定獲得や、海外現地での輸送及び倉庫取扱量が好調に推移したことなども寄与する。
同時に発表した9月中間期決算は、売上高1696億8900万円(前年同期比9.1%増)、営業利益120億1900万円(同46.9%増)、純利益97億2200万円(同75.7%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 16:12
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クレハ、今期営業利益22%減へ下方修正
クレハ<4023.T>はこの日の取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を1700億円から1600億円(前期比10.1%減)へ、営業利益を140億円から100億円(同21.9%減)へ下方修正すると発表した。
リチウムイオン電池バインダー向けフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)、シェールオイル・ガスの掘削器具に使用するポリグリコール酸(PGA)などの販売が低調なため。配当予想は従来予想を据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 16:07
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楽天銀が25年3月期業績予想を上方修正、金利収益が大きく増加
楽天銀行<5838.T>は11日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の純利益予想を378億円から462億4400万円(前期比34.2%増)に引き上げた。日銀の政策金利の変更により、金利収益が大きく増加し、9月中間期の純利益は過去最高となった。上期の進捗状況を踏まえて通期の業績予想を見直した。9月中間期の純利益は前年同期比37.5%増の221億4500万円となった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 16:04
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タダノが急伸、24年12月期営業利益予想を上方修正
タダノ<6395.T>が後場終盤になって急伸している。午後3時ごろ、24年12月期の連結業績予想について、売上高を3150億円から2900億円(前期比3.5%増)へ下方修正した一方、営業利益は200億円から230億円(同25.3%増)へ上方修正したことが好感されている。
第3四半期累計(1~9月)業績を踏まえて通期業績の見直しを行ったことが要因。前期に比べて、慢性的なオペレーター不足や4月1日から適用された労働時間上限規制の影響などで国内建設用クレーンの需要が減少しているものの、売価の改善や為替の影響などが利益を押し上げるという。最終利益は、欧州事業再生に伴う約55億円の特別損失を計上するため95億円から65億円(同16.4%減)に下方修正した。
なお、同時に発表した第3四半期累計決算は、売上高2126億8900万円(前年同期比4.3%増)、営業利益194億800万円(同47.1%増)、最終利益87億7900万円(同77.8%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 15:31
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コクサイエレが軟調推移、今期業績・配当予想引き上げも買い向かう姿勢限られる
KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>が軟調推移。同社は11日午後3時、25年3月期の連結業績予想の上方修正を発表。売上高予想をこれまでの2175億円から2380億円(前期比31.6%増)、最終利益予想を290億円から333億円(同48.8%増)に引き上げた。また、9月30日を基準日とする中間配当を従来の予想から2円増額して18円で決定。期末配当予想も2円増額し18円としており、これらを評価した買いが入ったが、上値を追う姿勢は限られ、戻り売りに押される展開となっている。9月中間期において装置販売が好調に推移した。下期も装置販売を中心に収益が予想を大きく上回る見通しとなったとし、業績予想を見直した。9月中間期の売上高は前年同期比47.4%増の1145億4800万円、最終利益は同2.0倍の180億5300万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 15:22
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プレス工がプラスに転じる、期末配当予想を5円増額し19円へ
プレス工業<7246.T>が後場終盤になってプラスに転じている。午後3時ごろ、25年3月期の期末配当予想を14円から19円(年32円)へ引き上げたことが好感されている。25年6月1日に創立100周年を迎えることを記念して5円の記念配当を実施する。
一方、25年3月期通期連結業績予想については、売上高を1875億円から1763億円(前期比10.9%減)へ、営業利益を101億円から88億円(同31.3%減)へ、純利益を67億円から56億円(同30.7%減)へ下方修正した。
タイのローン審査厳格化によるピックアップトラック需要減少の継続、米国における米系メーカーの在庫調整及び日系メーカーのリコールによる稼働停止、北米・欧州・アセアン向け建設機械の需要縮小などを受けて、国内外で受注量が想定を下回る見通しであることが要因としている。
なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高952億8800万円(前年同期比3.7%減)、営業利益50億9500万円(同19.8%減)、純利益34億400万円(同23.0%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 15:22
みんかぶニュース 個別・材料
DLEがマイナスに転じる、中間決算の発表を延期
ディー・エル・イー<3686.T>が後場終盤にマイナスに転じている。午後3時ごろ、11日に予定していた第2四半期決算発表を延期すると発表したことが嫌気されている。連結子会社の取引において事実確認を要する事象が発生し、決算数値の確定に時間を要すこととなったためとしている。なお、延期後の決算発表は12日を予定している。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 15:08
みんかぶニュース 個別・材料
ユニチャーム急落、先行投資や物流費などの増加で足もと利益減
ユニ・チャーム<8113.T>が急落。前週末8日取引終了後に発表した1~9月期連結決算は売上高が前年同期比5.0%増の7220億5200万円、純利益が同2.4%減の595億5200万円だった。価値転嫁の推進や原価低減などが奏功し、底堅く推移した。ただ、四半期ベースでみると直近7~9月期は小幅に増収を確保した一方、利益は戦略的先行投資や物流費、DX関連コスト、人件費などが増加したため大きく減少した。足もとの利益減が売り材料視されている。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 15:00
みんかぶニュース 個別・材料
いすゞが後場下げ転換、海外販売低迷で今期業績予想を下方修正
いすゞ自動車<7202.T>が後場に下げに沈んだ。11日午後2時、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正しており、嫌気されたようだ。今期の売上高予想を1000億円減額して3兆2500億円(前期比4.0%減)、最終利益予想を250億円減額して1350億円(同23.5%減)に引き下げた。海外での車両販売が想定よりも低調に推移。資材費などの上昇が利益を圧迫する。9月中間期の売上高は前年同期比6.2%減の1兆5363億500万円、最終利益は同21.5%減の691億7500万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 14:43
みんかぶニュース 個別・材料
パルマが急動意、25年9月期配当予想は前期比7円増の13円へ◇
パルマ<3461.T>が後場急動意。午後2時ごろ、25年9月期の配当予想を期末一括13円(前期6円)にすると発表しており、好材料視されている。同時に発表した25年9月期業績予想で、最終利益の目標を2億1000万円(前期比2.6倍)としたことから配当を引き上げるという。
今期は、引き続き屋外コンテナ型トランクルームや一棟屋内型セルフストレージ施設の開発販売を積極化するほか、前期に提携・共同事業をスタートした日本郵便(東京都千代田区)グループ・相互住宅(東京都品川区)・三菱地所<8802.T>などのエンタープライズ企業や不動産保有企業との連携の深化・拡大にも注力することで主力サービス受託・施設開発機会の加速化・大型化や施設賃貸運営力の向上を目指すという。
なお、24年9月期決算は、売上高28億1000万円(前の期比19.4%増)、営業利益1億2300万円(同26.4%減)、純利益8000万円(同27.7%減)だった。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 14:41
みんかぶニュース 個別・材料
三機工が後場に上げ幅急拡大、今期は一転最終増益の計画で配当予想を増額し好感
三機工業<1961.T>が後場に上げ幅を急拡大。1990年以来の高値圏で推移している。11日午後2時、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、最終利益予想をこれまでの88億円から116億円(前期比29.6%増)に引き上げた。減益予想から一転、最終増益を見込む。これまでの42円50銭を予想していた中間配当は55円で決定。期末配当予想も42円50銭から55円に増額修正しており、これらを好感した買いが入ったようだ。
今期の売上高予想は200億円増額して2450億円(同10.4%増)に修正した。大型繰越工事の進捗が期初の想定以上となる見込みで、工事採算の改善による影響なども踏まえた。通期の受注高予想については、都市再開発などのビル空調衛生分野やEV電池工場などの産業空調分野が堅調に推移していることなどを踏まえ、期初に公表した水準を200億円上回る2300億円を見込む。年間配当予想は110円となり、特別配当を含めた前期の年間配当と比べて25円の増配を予想する。
更に同社は、政策保有株式の縮減方針について公表。24年3月末時点から上場株式の銘柄数、金額ともに50%以上縮減し、28年3月末までに連結純資産の20%未満とする目標を掲げた。9月中間期の売上高は前年同期比18.4%増の1059億5000万円、最終利益は同3.2倍の44億5000万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 14:32
みんかぶニュース 個別・材料
扶桑薬が上げ幅を拡大、25年3月期業績予想及び配当予想を上方修正
扶桑薬品工業<4538.T>が上げ幅を拡大している。午後1時40分ごろ、25年3月期の単独業績予想について、売上高を570億円から600億円(前期比8.3%増)へ、営業利益を26億円から40億円(同2.0倍)へ、純利益を17億円から26億円(同88.7%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を40円から42円(年82円)へ引き上げたことが好感されている。
腎・透析関連の後発医薬品の販売や、輸液・注射剤の他社品代替供給による製造販売などが堅調に推移すると見込まれることが要因。また、増産及び特例的な不採算品再算定などの影響によって売上原価率の低減が見込まれるとしている。
なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高297億3900万円(前年同期比8.4%増)、営業利益24億3400万円(同2.2倍)、純利益15億3500万円(同2.1倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 14:13
みんかぶニュース 個別・材料
サンコールが続急落、25年3月期最終損益予想を下方修正し無配転落へ
サンコール<5985.T>が続急落している。前週末8日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、最終損益を1億円の黒字から28億円の赤字(前期118億1600万円の赤字)へ下方修正し、期末一括10円としていた配当予想も無配に減額したことが嫌気されている。
円安による影響で売上高は590億円から610億円(前期比18.5%増)へ、営業利益は4億円から9億円(前期35億4200万円の赤字)へ上方修正したものの、HDD用サスペンション事業の撤退に伴う固定資産の減損損失や撤退に伴う廃棄費用、早期希望退職者の募集に伴う特別退職加算金の計上を見込むことから最終損益を悪化させる。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高302億8100万円(前年同期比20.3%増)、営業利益2700万円(前年同期14億600万円の赤字)、最終損益10億6800万円の赤字(同6億8100万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 14:12
みんかぶニュース 個別・材料
日清食HDが後場急落、海外事業減益となり9月中間期は増収減益
日清食品ホールディングス<2897.T>が後場急落しマイナスに転じている。午後1時15分ごろに発表した9月中間期連結決算が、売上高3780億9000万円(前年同期比7.9%増)、営業利益416億7000万円(同7.2%減)、純利益290億5000万円(同9.2%減)と増収減益となったことが嫌気されている。
国内即席めん事業で日清食品、明星食品の2ブランドともに定番・価格コンシャス商品ともに好調に推移したほか、国内非即席めん事業で日清ヨーク、湖池屋が大幅増収となったものの、海外事業で米国の外部倉庫コストの増加や欧州持ち分法利益が減少した。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高7850億円(前期比7.1%増)、営業利益760億~800億円(同3.6~9.0%増)、純利益545億~575億円(同0.6~6.1%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に上限を620万株(発行済み株数の2.07%)、または200億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は11月12日から来年3月31日まで。また、今年11月29日付で自社株600万株(発行済み株数の1.94%)を消却するとしている。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 13:59
みんかぶニュース 個別・材料
ツバキナカが後場急落、ボールねじの品質検査でデータ改ざん発覚と開示◇
ツバキ・ナカシマ<6464.T>が後場に急落した。11日午後1時、リニア事業の郡山工場で製造するボールねじに関し、品質検査項目の一部で測定数値の改ざんが行われていたことが発覚したと発表した。同社はボールねじ事業の売却を予定していたが、今回の発表を受けて、ミネベアミツミ<6479.T>は12月10日に取得を予定していた同事業について、調査結果や品質不正による対象事業への影響などを慎重に精査したうえで、事業の取得の実行の可否や条件、実施日を決定すると開示した。ツバキナカに対しては、事業の選択と集中に向けた取り組みが修正されることによる悪影響などを懸念した売りが出たようだ。ツバキナカは特別調査委員会を10月16日に設置。同委員会からの調査に全面的に協力し、全容解明とともに速やかな再発防止策の策定・実行に努める方針を示している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 13:45
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ベリテが反発、上期業績は計画上振れ、10月既存店売上高は2カ月連続プラス
ベリテ<9904.T>が反発している。午後1時ごろ、集計中の9月中間期連結業績について、売上高が従来予想の35億2300万円から36億200万円(前年同期比2.7%増)へ、営業利益が1億9400万円から2億4600万円(同12.8%減)へ、純利益が8800万円から1億3200万円(同14.3%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視されている。
既存店売上高の堅調から売上高が想定を上回ったことに加えて、売上総利益率、販管費率が想定よりも改善されることが要因としている。
同時に発表した10月度売上高で、既存店売上高は前年同月比4.6%増と2カ月連続で前年実績を上回った。客数、客単価ともに上昇した。なお、全店売上高は同2.5%増だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 13:37
みんかぶニュース 個別・材料
関西ペは安い、4~9月期純利益66%減
関西ペイント<4613.T>は安い。前週末8日取引終了後に発表した4~9月期連結決算は、売上高が前年同期比7.3%増の2940億5700万円、純利益が同66.2%減の156億8500万円だった。国内をはじめ各地域の売上高は概ね堅調。利益面では、固定費が増加した一方で原価低減など利益改善に取り組み営業利益段階では増益を確保したが、為替差損の計上などで純利益はマイナスとなった。これが売り材料視されている。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 13:34
みんかぶニュース 個別・材料
日本電計が後場上げ幅を拡大、20万株を上限とする自社株買いを実施へ
日本電計<9908.T>が後場上げ幅を拡大している。午後1時ごろ、上限を20万株(発行済み株数の1.75%)、または4億6000万円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。取得期間は11月13日から来年7月31日までで、株主還元の充実及び資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためという。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高483億7900万円(前年同期比3.5%増)、営業利益13億7500万円(同3.7%増)、純利益7億4500万円(同34.3%減)だった。主要ユーザーである自動車業界や電子・電機業界からの受注が回復傾向にあり、営業利益は増加したものの、為替差損益の悪化や前年同期に固定資産売却益を計上した反動などがあり、最終減益となった。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高1100億円(前期比1.3%増)、営業利益35億円(同21.0%減)、純利益24億円(同18.6%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 13:32
みんかぶニュース 個別・材料
新日本空調が後場に上げ幅拡大、自社株買いと株式分割の発表を材料視
新日本空調<1952.T>が後場に上げ幅を拡大し、4000円台に乗せた。11日午後1時、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、自社株買いと株式分割、株主優待制度の拡充について開示。これらが株価の支援材料となったようだ。同社は取得総数38万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.66%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いを11月12日から25年2月28日の間に実施する。また今年12月31日を基準日として、来年1月1日付で1株を2株に分割する。株式分割後は自社株の取得総数の上限は76万株となる。加えて、株式分割後の保有株式数が3月31日時点で300株以上の株主に対し、カタログギフト3000円相当(従来は2000円相当)を贈呈する形とする。9月30日時点で300株以上を2年以上保有する株主には、QUOカードを2000円分(従来は1000円分)贈呈する格好とする。9月中間期の売上高は前年同期比16.6%増の547億7300万円、最終利益は同66.1%増の18億7600万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 13:25
みんかぶニュース 個別・材料
上村工は一段高、めっき薬品の販売堅調見込み25年3月期業績予想を上方修正
上村工業<4966.T>が後場一段高となっている。同社はきょう午後0時30分ごろ、25年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しを従来の131億1000万円から181億円(前期比20.7%増)に引き上げたことが買い手掛かりとなっているようだ。
売上高予想も811億5000万円から816億円(同1.7%増)に上方修正。主力製品であるウェハー用及びパッケージ基板用めっき薬品の販売が引き続き堅調に推移するとみている。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 13:13
みんかぶニュース 個別・材料
信和が後場プラスに転じる、大口出荷が前倒しで発生し上期業績は計画上振れ
信和<3447.T>が後場プラスに転じている。午前11時30分ごろ、集計中の9月中間期連結業績について、売上高が従来予想の66億4700万円から85億4200万円(前年同期比29.0%増)へ、営業利益が4億9500万円から8億7100万円(同67.5%増)へ、純利益が2億9600万円から5億3000万円(同56.3%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。
仮設資材部門で秋季大型工事案件の施工に向けた大口出荷が前倒しで発生したことや、本年4月に子会社化したヤグミグループによる仮設施工工事案件が想定以上に獲得できたこと、更に物流機器部門でも計画外の案件を受注したことなどが要因。また、レンタル事業への投資を加速させるべくレンタル資産の減価償却期間を変更し減価償却費が減少したことなども寄与した。
出所:MINKABU PRESS
2024/11/11 13:13