みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧

みんかぶニュース 個別・材料 オーハシテクがマド開け急伸、上限3.03%の自社株買いと上期最終大幅増益を評価  オーハシテクニカ<7628.T>がマドを開けて急伸した。同社は12日の取引終了後、取得総数40万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.03%)、取得総額7億5000万円を上限とする自社株買いの実施を発表した。また、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比8.4%増の203億3600万円、最終利益が同4.1倍の7億5800万円となった。株主還元姿勢と堅調な業況を評価した買いが入ったようだ。自社株の取得期間は11月13日から25年6月23日まで。また、自己株式28万8000株について今年11月29日に消却を実施する予定。加えて、同社は中期経営計画のうちDOE(純資産配当率)の目標について修正し、2.5%から2.8%に引き上げた。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 10:49 みんかぶニュース 個別・材料 THKはS高カイ気配、大規模な自社株買いを好感  THK<6481.T>はストップ高カイ気配。12日取引終了後、取得上限2000万株(自己株式を除く発行済み株数の16.31%)、または400億円とする大規模な自社株買いを実施すると発表。これが好感され買いを呼び込んでいる。  同社は現行の2026年度(5年計画)経営目標の見直しに関する基本方針として「ROE10%超の早期実現」を決定し、基本方針の達成に向けて機動的な自己株式取得などを行う考えを同日明らかにした。これを踏まえて自社株買いを行う。期間は11月13日から来年11月12日まで。  このほか、24年12月期連結業績予想について売上高を3650億円から3500億円(前期比0.6%減)へ、営業利益を270億円から170億円(同28.3%減)へ下方修正した。産業機器事業の足もとの受注が想定を下回る水準で推移しているため。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 10:42 みんかぶニュース 個別・材料 ヴィアHDが大幅に5日続伸、上期経常利益3.4倍で株主優待制度の拡充を発表  ヴィア・ホールディングス<7918.T>が大幅に5日続伸している。12日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比3.6%増の87億4200万円、経常利益は同3.4倍の1億6200万円、最終損益は8400万円の黒字(前年同期は3000万円の赤字)となった。株主優待制度の拡充についても公表し、25年3月末を基準日とする株主優待から、保有株式数に応じて贈呈する株主割引券の割引額を増やす。これらを手掛かり視した買いが集まったようだ。収益構造の改善を進めるなか、同社は3店舗を開店、4店舗を閉店した。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 10:42 みんかぶニュース 個別・材料 エクサWizが急反発、7~9月期営業損益が創業来初の黒字着地  エクサウィザーズ<4259.T>が急反発している。12日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高45億9600万円(前年同期比35.7%増)、営業損益2億4500万円の赤字(前年同期5億3400万円の赤字)、最終損益4億1800万円の赤字(同7億6800万円の赤字)と赤字幅を縮小して着地し、7~9月期では営業利益4300万円と創業来初の黒字となったことが好感されている。  DX人材育成サービスである「exaBase DXアセスメント&ラーニング」や法人向けチャットGPTの「exaBase生成AI」が引き続き成長を牽引し、AIプロダクト事業が好調に推移。新たに東北電力<9506.T>とも業務提携を開始するなど顧客により深く入り込んだ案件が増加したAIプラットフォーム事業も伸長した。  なお、25年3月期通期業績予想は、売上高100億6000万円(前期比20.0%増)、営業利益2億円(前期3億500万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 10:31 みんかぶニュース 個別・材料 青山商はS高カイ気配、配当増額と自社株買いを好感  青山商事<8219.T>はストップ高カイ気配。12日取引終了後、従来の配当方針(年間配当下限額60円、連結配当性向40%)を変更すると発表し、新たに「連結における配当性向70%もしくは株主資本配当率(DOE)3%のいずれか高い方を採用する」との目標を掲げた。これに伴い、25年3月期の配当予想を61円から127円(前期65円)へ大幅増額しており、これを好感した買いが膨らんでいる。  あわせて自社株買いの実施を明らかにしており、これも買い材料視されている。取得上限は150万株(自己株式を除く発行済み株数の2.98%)、または30億円。期間は11月15日から来年3月24日まで。  このほか、今期連結業績予想の修正を発表。売上高を1988億円から1986億円(前期比2.5%増)へ引き下げ、営業利益は130億円から138億円(同15.8%増)へ引き上げた。主要アイテムの販売低調が響く一方、利益面では販管費の削減が奏功する。純利益については従来予想を据え置いた。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 10:28 みんかぶニュース 個別・材料 LTSがS高、特別利益計上で24年12月期最終利益予想を引き上げ  エル・ティー・エス<6560.T>がストップ高の水準となる前営業日比400円高の2211円に買われた。同社は12日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想の修正を発表。最終利益予想を2億8000万円増額して9億7000万円(前期比2.1倍)に引き上げており、好感されたようだ。連結子会社の固定資産売却に伴い、特別利益を計上する。今期の売上高と営業利益、経常利益予想は据え置いた。あわせて発表した第3四半期累計(1~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比48.8%増の122億4600万円、最終利益が同89.6%増の7億円となった。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 10:21 みんかぶニュース 個別・材料 中越パが続急伸、25年3月期利益予想および配当予想を上方修正  中越パルプ工業<3877.T>が続急伸している。12日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、営業利益を46億円から50億円(前期比19.0%減)へ、純利益を32億円から34億円(同8.2%減)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各30円の年60円から中間・期末各35円の年70円(前期60円)へ引き上げたことが好感されている。  人口減少やデジタル化の進行などの社会的構造要因によるグラフィック用紙の需要減少は続いているものの、国内スポット案件の受注や輸出拡販、衛生用紙の販売などに取り組むことで売上高は1120億円(同3.9%増)の従来見通しを据え置いた。一方で原価低減や物流圧縮などの取り組みが寄与し利益を押し上げる。  なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高555億7200万円(前年同期比5.9%増)、営業利益31億2600万円(同5.4%減)、純利益20億4400万円(同20.4%減)だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 10:14 みんかぶニュース 個別・材料 エイチワンが大幅高で3連騰、自動車向け生産減も販売価格適正化で上期最終利益23倍◇  エイチワン<5989.T>が大幅高で3連騰。12日の取引終了後に発表した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比6.1%増の1140億5700万円、最終利益が同23倍の47億2000万円となった。前期に実施した固定資産の減損処理に伴う償却負担の減少を背景に、売上総利益が大幅に増加し、利益を押し上げた。同社はホンダ<7267.T>を主要取引先とするサプライヤーで車体骨格部品などを製造している。ホンダが9月中間期決算発表にあわせて通期の最終利益予想を下方修正し、エイチワンの業績に対しても下振れリスクが意識されていたなか、堅調な業況を示したことを好感した買いが株価を押し上げたようだ。上期は主力得意先向けの自動車用フレームの生産台数が前年同期比で11%減少したものの、販売価格の適正化による効果が出た。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 10:09 みんかぶニュース 個別・材料 シャープは続急伸、9月中間期営業損益が黒字転換  シャープ<6753.T>は続急伸している。12日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算で、営業利益が4億7900万円(前年同期58億6100万円の赤字)と上期としては2年ぶりに黒字転換したことが好感されている。  デバイス事業が減収となった影響で売上高は1兆964億円(前年同期比5.3%減)と減収となったが、大型ディスプレイ事業の生産を停止するなど、事業の構造改革を進めることで同事業の営業赤字は大幅に縮小した。また、スマートオフィス事業でパソコン事業やオフィスソリューションの高付加価値化が進んだことやインフォメーションディスプレー事業で構造改革が進んだこと、更に国内・欧州で複合機が伸長したことなどで営業黒字を確保した。  なお、25年3月期通期業績予想は、売上高2兆1000億円(前期比9.6%減)、営業利益100億円(前期203億4300万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 10:07 みんかぶニュース 個別・材料 ABEJAが大幅高で4連騰、AI関連株の物色人気再燃で先導役に  ABEJA<5574.T>が大幅高で4連騰、AI関連株の物色人気が再燃するなか、その先導役を担っている。一時7%を超える上昇で2567円まで上値を伸ばし10月21日につけた戻り高値を払拭した。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要に対応し、独自開発のAIプラットフォームを活用し商機をつかんでいる。強みのディープラーニング基盤を活用した新規顧客開拓や既存客との取引拡大が続いており、生成AI市場の拡大を背景とするLLM(大規模言語モデル)案件の増勢が収益成長の足場として期待される状況。25年8月期は人的投資などの先行投資負担に伴い営業利益段階で24%減益見通しながら、トップラインは18%増収を見込む。株式需給面では外資系証券経由の貸株調達に伴う空売りが溜まっており、その買い戻しが株価に浮揚力を与えているもようだ。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 10:06 みんかぶニュース 個別・材料 ソフトバンクGが朝高後下げに沈む、上期最終黒字1兆円もNAV減少で慎重姿勢  ソフトバンクグループ<9984.T>は朝高後下げに沈む展開。12日の取引終了後に同社が発表した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比7.5%増の3兆4699億2200万円、最終損益が1兆53億1900万円の黒字(前年同期は1兆4087億2700万円の赤字)となった。持ち株会社投資事業からの投資利益が膨らんだほか、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)事業からの投資利益も寄与した。世界的な株高を背景に投資損益が改善した格好となった一方、保有株式価値から調整後純利子負債を引くことで算出するNAV(時価純資産)は、今年6月末時点で約35兆3000億円だったのに対し、9月末は約29兆円に減少。11月11日の株価・為替レートを適用した場合の9月末のNAVは約31兆6000億円となるという。重要指標と位置付けられているNAVが減少したことに加え、直近のアーム・ホールディングス<ARM>の株価も上値の重い展開が続いており、買い一巡後は戻り売りに押される格好となったようだ。9月末までの3か月間のNAVの下落はドル安・円高の進行が影響したほか、アーム・ホールディングスの株安もNAVの押し下げ要因となった。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 09:44 みんかぶニュース 個別・材料 レゾナックが大幅反発、半導体・電子材料の需要好調で24年12月期営業利益予想を上方修正  レゾナック・ホールディングス<4004.T>が大幅反発している。12日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆3920億円から1兆3820億円(前期比7.2%増)へ下方修正した一方、営業利益を610億円から775億円(前期37億6400万円の赤字)へ大幅上方修正したことが好感されている。  ケミカルセグメントでナフサ価格が想定を下回る見込みであることから売上高は下方修正したが、半導体・電子材料セグメントで需要が引き続き好調に推移し想定を上回る見込みであることから営業利益は上方修正した。なお、特別損失の増加で最終利益は345億円から320億円(同189億5500万円の赤字)へ下方修正した。  同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高1兆275億円(前年同期比9.0%増)、営業利益588億8500万円(前年同期43億900万円の赤字)、最終損益507億7000万円(同63億6700万円の赤字)だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 09:33 みんかぶニュース 個別・材料 JDSCは急騰で一時4ケタ大台乗せ、生成AI案件を追い風に7~9月期営業黒字転換  JDSC<4418.T>が急騰、一時83円高の1011円と一気に4ケタ大台を回復する場面があった。アルゴリズムモジュールの開発やライセンス提供など人工知能(AI)ソリューションビジネスに特化したソフトウェア開発会社で、機械学習分野を深耕し、生成AIに絡むLLM(大規模言語モデル)案件で収益機会を高めている。12日取引終了後に発表した、25年6月期第1四半期(24年7~9月)決算は営業損益が1億3800万円の黒字(前年同期は5000万円の損失)と赤字から脱却した。人材採用などのコスト増もエンジニアの戦力化による増収効果で吸収しており、足もとの損益改善を評価する形で投資資金が流入している。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 09:31 みんかぶニュース 個別・材料 東応化が急反発、第3四半期営業利益50%増と自社株買い発表を好感  東京応化工業<4186.T>が急反発している。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高1465億4700万円(前年同期比23.5%増)、営業利益232億4300万円(同50.5%増)、純利益156億3600万円(同2.1倍)と大幅増益となったことが好感されている。  生成AIに牽引される先端半導体の需要拡大と中国向け需要の増加、円安効果などで、エレクトロニクス機能材料、高純度化学薬品がともに伸長した。一方で固定費も増加したものの、増収効果に円安効果もあって、大幅増益となった。  なお、24年12月期通期業績予想は、売上高1934億円(前期比19.2%増)、営業利益293億円(同29.0%増)、純利益198億円(同55.8%増)の従来見通しを据え置いている。  同時に、上限を250万株(発行済み株数の2.05%)、または70億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は11月13日から来年1月31日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行や株主への利益還元を目的としている。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 09:30 みんかぶニュース 個別・材料 朝日工に人気集中、営業利益大幅増額で34期ぶり過去最高更新し増配サプライズも  朝日工業社<1975.T>が大口の買い注文に寄り付き商いが成立せず、カイ気配スタートで株価水準を切り上げている。空調工事を主力とし、高い技術力を背景に半導体工場のクリーンルームやデータセンター案件などで実績が高い。12日取引終了後、25年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の36億円から60億円(前期比31%増)に大幅増額した。同社の営業利益は91年3月期に達成した50億8400万円が過去最高となっており、今期は34期ぶりにピーク利益を更新する見通しとなったことで株価に与えるインパクトも大きい。更に株主還元にも抜かりなく対応、今期年間配当は従来計画の60円から100円(前期実績は株式分割考慮で60円)へ大幅に上乗せし、配当利回りは前日終値換算で6.8%と際立って高い水準となっている。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 09:21 みんかぶニュース 個別・材料 森永が4日続落、25年3月期業績予想を上方修正も市場予想に届かず  森永製菓<2201.T>が4日続落している。12日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を2220億円から2270億円(前期比6.4%増)へ、営業利益を205億円から213億円(同5.1%増)へ、純利益を158億円から167億円(同10.2%増)へ上方修正したが、営業利益で214億円前後を見込む市場予想に届かないことから、失望感からの売りが出ているようだ。  上期において、主に国内の菓子食品事業・冷菓事業が好調であったことに加えて、価格改定効果が順調に実現したことが要因としている。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高1188億4500万円(前年同期比8.4%増)、営業利益138億5500万円(同2.2%減)、純利益106億3100万円(同3.6%増)だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 09:19 みんかぶニュース 個別・材料 ホシザキが7日続伸、24年12月期業績予想の上方修正と自社株買い発表を好感  ホシザキ<6465.T>が7日続伸している。12日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、売上高を4100億円から4300億円(前期比15.1%増)へ、営業利益を440億円から485億円(同11.4%増)へ、純利益を330億円から340億円(同3.5%増)へ上方修正したことが好感されている。  インバウンドが過去最高水準を継続するなか、飲食市場及び宿泊施設や流通販売業、病院・福祉施設などの飲食外市場へ向けて、ノンフロン自然冷媒を使用した冷蔵庫、製氷機や、食器洗浄機などの拡販に注力していることが寄与する。また、海外における収益性改善に向けた取り組みなども奏功する。  なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高3312億6300万円(前年同期比17.4%増)、営業利益429億3400万円(同20.7%増)、純利益305億8900万円(同1.9%増)だった。  同時に、上限を250万株(発行済み株数の1.75%)、または100億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は11月14日から来年2月28日までで、株主還元の充実と資本効率の向上により、更なる企業価値向上を図ることが目的という。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 09:18 みんかぶニュース 個別・材料 東エレクがカイ気配スタート、今期業績大幅上方修正し営業5割増益見通しで配当も増額  東京エレクトロン<8035.T>がカイ気配スタート。底値圏でのもみ合いが続いているが、足もとは売り物がこなれ上値を指向する展開にある。同社は12日取引終了後に25年3月期業績予想の上方修正を発表、売上高は従来予想の2兆3000億円から2兆4000億円(前期比31%増)、営業利益は6270億円から6800億円(同49%増)に増額した。既に売上高、営業利益ともに今期は過去最高を更新する見通しにあったが、そこから更に大幅に上乗せされる形となった。生成AI市場の急成長を背景としたAI用半導体向け製造装置需要が収益を押し上げる見通し。また、好業績を背景に株主還元姿勢を強め、今期年間配当は従来計画の519円から571円(前期実績は393円)に増額している。一方、米政府による先端半導体の対中規制が一段と強化されるとの思惑が同社の株価上昇を妨げる要因。信用取引の買い残も整理が進んでおらず、上値では引き続き個人投資家の戻り売り圧力が意識されるところ。上値抵抗ラインとなっている25日移動平均線が上向きに転換するとともに、同移動平均線を株価が上抜くまでは投資家サイドも疑心暗鬼が続きそうだ。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 09:12 みんかぶニュース 個別・材料 アグロカネシがカイ気配スタート、出光興産によるTOB価格にサヤ寄せの動き◇  アグロ カネショウ<4955.T>がカイ気配スタート。12日の取引終了後、出光興産<5019.T>がアグロカネシに対し、完全子会社化を目的として1株1900円で株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表。アグロカネシの株価はTOB価格にサヤ寄せする格好となっている。買付予定数の下限は807万7300株(所有割合66.67%)で、上限は設定しない。買付期間は13日から12月24日まで。TOBが成立した場合、所定の手続きを経てアグロカネシは上場廃止となる見込み。アグロカネシの筆頭株主である麻生(福岡県飯塚市)などがTOBに応募する契約を締結している。出光興産はアグロカネシを完全子会社化することで、農薬事業を高機能材セグメントの中核事業に育成する方針。アグロカネシはTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。東京証券取引所は12日、アグロカネシを監理銘柄(確認中)に指定した。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/13 09:11 みんかぶニュース 個別・材料 青山商は配当予想を大幅増額、上限2.98%の自社株買いも  青山商事<8219.T>はこの日の取引終了後、従来の配当方針(年間配当下限額60円、連結配当性向40%)を変更すると発表し、新たに「連結における配当性向70%もしくは株主資本配当率(DOE)3%のいずれか高い方を採用する」との目標を掲げた。これに伴い、25年3月期の配当予想を61円から127円(前期65円)に大幅増額した。  あわせて自社株買いの実施を明らかにした。取得上限は150万株(自己株式を除く発行済み株数の2.98%)、または30億円。期間は11月15日から来年3月24日まで。  このほか、今期連結業績予想の修正を発表。売上高を1988億円から1986億円(前期比2.5%増)へ引き下げ、営業利益は130億円から138億円(同15.8%増)へ引き上げた。主要アイテムの販売低調が響く一方、利益面では販管費の削減が奏功する。純利益については従来予想を据え置いた。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/12 17:35 みんかぶニュース 個別・材料 ソフトバンクGの24年4~9月期、最終黒字1兆円 世界的株高で投資損益改善  ソフトバンクグループ<9984.T>が12日の取引終了後に発表した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比7.5%増の3兆4699億2200万円、最終損益が1兆53億1900万円の黒字(前年同期は1兆4087億2700万円の赤字)となった。世界的な株高を背景に持ち株会社投資事業からの投資利益が膨らんだほか、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)事業からの投資利益も寄与した。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/12 17:23 みんかぶニュース 個別・材料 黒田グループ、12月17日付で東証スタンダード市場に上場へ  黒田グループ<287A.T>が12月17日、東証スタンダード市場に上場する。上場に際し1214万8200株の売り出しと、上限182万2200株のオーバーアロットメントによる売り出しを予定する。売出価格決定日は12月6日。主幹事はSMBC日興証券と野村証券。同社は液晶用配向膜印刷版、自動化設備や、ハードディスクドライブ用部品などの製造事業と、エレクトロニクス業界や自動車業界向けに電子部品、電子材料を販売する商社事業を展開。2018年3月にファンドが黒田電気をTOB(株式公開買い付け)により非公開化した後、商号を黒田グループに変更し持ち株会社体制に移行していた。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/12 16:59 みんかぶニュース 個別・材料 東応化の第3四半期は営業利益50%増、自社株買いも発表  東京応化工業<4186.T>がこの日の取引終了後、第3四半期累計(1~9月)連結決算を発表しており、売上高1465億4700万円(前年同期比23.5%増)、営業利益232億4300万円(同50.5%増)、純利益156億3600万円(同2.1倍)となった。  生成AIに牽引される先端半導体の需要拡大と中国向け需要の増加、円安効果などで、エレクトロニクス機能材料、高純度化学薬品がともに伸長した。一方で固定費も増加したものの、増収効果に円安効果もあって、大幅増益となった。  なお、24年12月期通期業績予想は、売上高1934億円(前期比19.2%増)、営業利益293億円(同29.0%増)、純利益198億円(同55.8%増)の従来見通しを据え置いている。  同時に、上限を250万株(発行済み株数の2.05%)、または70億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は11月13日から来年1月31日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行や株主への利益還元を目的としている。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/12 16:51 みんかぶニュース 個別・材料 森永が25年3月期業績予想を上方修正  森永製菓<2201.T>がこの日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を2220億円から2270億円(前期比6.4%増)へ、営業利益を205億円から213億円(同5.1%増)へ、純利益を158億円から167億円(同10.2%増)へ上方修正した。  上期において、主に国内の菓子食品事業・冷菓事業が好調であったことに加えて、価格改定効果が順調に実現したことが要因としている。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高1188億4500万円(前年同期比8.4%増)、営業利益138億5500万円(同2.2%減)、純利益106億3100万円(同3.6%増)だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/12 16:47 みんかぶニュース 個別・材料 ラクサス・テクノロジーズ、12月13日付で東証グロース市場に新規上場  ラクサス・テクノロジーズ<288A.T>が12月13日、東証グロース市場に新規上場する。上場に際し654万3600株の公募と92万8800株の売り出し、上限112万800株のオーバーアロットメントによる売り出しを予定する。公開価格決定日は12月4日。主幹事はみずほ証券。同社はブランドバッグのサブスクリプション型シェアリング事業を展開する。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/12 16:44 みんかぶニュース 個別・材料 THK、上限16.31%の自社株買いを発表  THK<6481.T>はこの日の取引終了後、現行の2026年度(5年計画)経営目標の見直しに関する基本方針として「ROE10%超の早期実現」を決定したと発表した。基本方針の達成に向け、機動的な自己株式取得などを行う考えを示した。  これを踏まえ、自社株買いの実施をあわせて発表した。取得上限は2000万株(自己株式を除く発行済み株数の16.31%)、または400億円。期間は11月13日から来年11月12日まで。  このほか、24年12月期連結業績予想について売上高を3650億円から3500億円(前期比0.6%減)へ、営業利益を270億円から170億円(同28.3%減)へ下方修正した。産業機器事業の足もとの受注が想定を下回る水準で推移しているため。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/12 16:40 みんかぶニュース 個別・材料 アンビスHDが40万株を上限とする自社株買いを発表  アンビスホールディングス<7071.T>がこの日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表した。上限を40万株(発行済み株数の0.41%)、または5億2000万円としており、取得期間は11月14日から来年1月31日まで。株主還元の充実とともに、役職員に対するインセンティブとしての株式報酬への活用を目的としている。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/12 16:36 みんかぶニュース 個別・材料 ホシザキが24年12月期業績予想の上方修正と自社株買いを発表  ホシザキ<6465.T>がこの日の取引終了後、24年12月期の連結業績予想について、売上高を4100億円から4300億円(前期比15.1%増)へ、営業利益を440億円から485億円(同11.4%増)へ、純利益を330億円から340億円(同3.5%増)へ上方修正した。  インバウンドが過去最高水準を継続するなか、飲食市場及び宿泊施設や流通販売業、病院・福祉施設などの飲食外市場へ向けて、ノンフロン自然冷媒を使用した冷蔵庫、製氷機や、食器洗浄機などの拡販に注力していることが寄与する。また、海外における収益性改善に向けた取り組みなども奏功する。  なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高3312億6300万円(前年同期比17.4%増)、営業利益429億3400万円(同20.7%増)、純利益305億8900万円(同1.9%増)だった。  同時に、上限を250万株(発行済み株数の1.75%)、または100億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は11月14日から来年2月28日までで、株主還元の充実と資本効率の向上により、更なる企業価値向上を図ることが目的という。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/12 16:34 みんかぶニュース 個別・材料 タカラトミーの9月中間期営業利益は54%増  タカラトミー<7867.T>がこの日の取引終了後、9月中間期連結決算を発表しており、売上高1207億900万円(前年同期比25.6%増)、営業利益123億6100万円(同54.3%増)、純利益84億5400万円(同50.6%増)となった。  タカラトミーで「トミカ」をはじめとした定番ブランドが好調に推移したほか、昨年7月に日本及びアジアで展開を開始した現代版ベーゴマ「BEYBLADE X」の欧米向け輸出を開始したことが寄与した。また、「ぬいぐるみ」などのポケットモンスター関連商品が伸長したタカラトミーアーツやキャラクターの人気継続やインバウンド需要で好調だったキデイランドなど国内主要子会社が好調だったほか、アジアも堅調に推移した。  なお、25年3月期通期業績予想は、売上高2400億円(前期比15.2%増)、営業利益230億円(同22.2%増)、純利益145億円(同47.8%増)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/12 16:08 みんかぶニュース 個別・材料 サントリBFが後場一段高、24年12月期業績・配当予想の上方修正を材料視  サントリー食品インターナショナル<2587.T>が後場に一段高となった。12日午後3時に、24年12月期の連結業績予想の上方修正を発表し、好感されたようだ。今期の売上高予想は170億円増額して1兆6870億円(前期比6.0%増)、最終利益予想は20億円増額して865億円(同4.5%増)に見直した。また、年間配当予想を2円増額して112円(前期比32円増配)に修正した。日本とアジア太平洋(APAC)の既存事業の収益予想を引き上げている。 出所:MINKABU PRESS 2024/11/12 15:32

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