みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧

みんかぶニュース 個別・材料 アジアパイルがマド開け急騰で2カ月ぶり新高値、今3月期営業利益倍増で配当も増額  アジアパイルホールディングス<5288.T>がマドを大きく開けて急騰。一時前日比200円高の1425円、率にして16%を超える上昇で年初来高値を約2カ月ぶりに大幅更新した。コンクリートパイルの製造及び施工で業界首位の実力を有するが、TSMC案件や大阪IR案件など超大型物件の獲得に伴い、業績は急拡大途上にある。11日取引終了後に26年3月期業績予想の修正を発表、営業利益段階で従来予想の73億円から90億円(前期比2.1倍)に大幅増額した。業績修正前から今期は2期ぶりとなるピーク利益更新見通しにあったが、これを大きく上乗せする形となっている。好業績を背景に年間配当も上乗せし、今期は従来計画の48円に2円増額となる50円とすることを併せて発表しており、これも物色人気を増幅する背景となっている。配当利回りは株価急騰後でも3.6%弱と高い。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 10:24 みんかぶニュース 個別・材料 ダイフクが大幅反発、25年12月期利益予想及び配当予想を上方修正  ダイフク<6383.T>が大幅反発し実質上場来高値を更新している。11日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、営業利益を870億円から975億円へ、純利益を680億円から760億円へ上方修正し、あわせて期末配当予想を34円から42円へ引き上げ年間配当予想を76円(前期55円)としたことが好感されている。  前期は決算期変更に伴う9カ月決算のため単純比較はできないが、自動車産業を中心に顧客の投資意思決定に遅れが生じているものの、一般製造業・流通業、半導体生産ライン、自動車生産ライン向けが豊富な前期末受注残高をベースに順調に推移していることで、売上高は6500億円の従来見通しを据え置いた。その一方、生産効率化・プロジェクト管理の強化によるコスト削減、収益性を重視した受注の徹底などにより利益率が向上しており、営業利益以下の各利益は従来予想を上回る見通しだ。  なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高4860億1400万円、営業利益752億1400万円、純利益584億6800万円だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 10:16 みんかぶニュース 個別・材料 不二製油は急伸、上期純利益4.3倍  不二製油<2607.T>は急伸。11日取引終了後、上期(4~9月)連結決算を発表。売上高は3756億9600万円(前年同期比18.9%増)、純利益は85億3900万円(同4.3倍)となった。主要原材料の調達価格上昇に伴う販売価格の上昇が売上高を押し上げた。利益面ではチョコレート用油脂の堅調な販売や、傘下の米業務用チョコレート大手ブロマーでのカカオ豆関連費用の減少が寄与した。好決算を評価した買いが入っている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 10:15 みんかぶニュース 個別・材料 タスキHDがS高、IoTレジデンス伸長し今期連続最高益・増配予想で評価  タスキホールディングス<166A.T>がマドを開けて急伸。ストップ高の水準となる774円に買われた。同社は11日の取引終了後、25年9月期の連結決算発表にあわせ、26年9月期の業績予想を公表し、今期の売上高は前期比35.0%増の1004億5000万円、最終利益は同17.6%増の58億円となる見通しを示した。3割増収で連続最高益更新の見通し。また、前期の期末一括配当は従来予想から1円増額し36円としたうえで、今期の年間配当予想は同4円増配の40円に設定した。これらを評価した買いが優勢となっている。  25年9月期の売上高は前の期比56.8%増の744億1200万円、最終利益は同2.2倍の49億3300万円。IoTレジデンスや資産コンサルティングが伸長し大幅な増収増益となった。26年9月期は中期経営計画で策定した水準を上方修正して業績予想を設定。更に配当方針について今期より、1株当たり当期純利益の40%以上(従来は35%)を目標に配当を実施するとともに、中間・期末の年2回(従来は年1回)行う方針に見直した。このほか、同社は日本円ステーブルコイン「JPYC」を活用した新たな不動産クラウドファンディング出資サービスの検討を始めたと発表している。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 10:09 みんかぶニュース 個別・材料 M&Aキャピが大幅反発、ゼナーアセットマネジメントが5.07%保有判明で思惑  M&Aキャピタルパートナーズ<6080.T>が大幅反発している。11日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、英ロンドンに本拠を置く資産運用会社のゼナーアセットマネジメントによる株式保有割合が5.07%と、新たに5%を超えたことが判明。これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は、投資を主な目的とするが、状況に応じて、運営及び資本の効率化に向けて経営陣との意見交換や重要提案行為などを行う場合があるとしている。なお、報告義務発生日は11月4日となっている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 10:01 みんかぶニュース 個別・材料 <注目銘柄>=わらべ日洋、修正計画は更なる上振れの可能性も  わらべや日洋ホールディングス<2918.T>は、10月9日に年初来高値3560円をつけたあと調整していたが、調整一巡感から再度上値更新を目指す動きへ向かいそうだ。  10月7日に発表した上期(3~8月)連結決算は、営業利益が52億8900万円(前年同期比24.3%増)となり、上期として過去最高を更新した。商品規格の見直しで、コメを中心とする原材料の上昇を吸収。そのほか入間工場の収支改善が進展していることや伊勢崎工場が順調に進捗していることも寄与した。  上期の好調を受けて、会社側では26年2月期通期業績予想を営業利益で60億円から73億円(前期比61.7%増)へ上方修正した。ただ、上振れ分を反映させた一方、工場のメンテナンス費用などは上乗せされ、下期計画としてはむしろ保守的との見方が強い。更なる上振れの可能性も十分にある。  また、27年2月期は米オハイオ新工場の立ち上げにかかる先行費用が見込まれるものの、伊勢崎工場の本格貢献が始まる。更に、中期経営計画の最終年度である28年2月期はオハイオ工場の貢献で市場の成長が続く米国事業の拡大が期待できる。中期目標である営業利益100億円は達成可能な数字といえ、株価はこうした中期成長を織り込む段階へと進みそうだ。(仁) 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 10:00 みんかぶニュース 個別・材料 保土谷は大幅続落、有機EL材料が伸び悩み26年3月期業績予想を一転営業減益へ下方修正  保土谷化学工業<4112.T>は大幅続落している。11日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を500億円から470億円(前期比3.2%減)へ、営業利益を50億円から35億円(同28.2%減)へ、純利益を30億円から20億円(同37.1%減)へ下方修正し、営業増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。  機能性色素セグメントにおける有機EL材料の販売が、前年同期にスマートフォン向けに加えタブレット端末向けでの需要が集中した反動もあって想定ほどには伸びず、上期業績が計画を下回ったことなどが要因としている。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高225億4600万円(前年同期比15.3%減)、営業利益15億3200万円(同64.8%減)、純利益12億3400万円(同51.6%減)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:57 みんかぶニュース 個別・材料 メックがS高カイ気配、高利益率製品の需要堅調で通期業績・期末配当を上方修正  メック<4971.T>はストップ高の水準の5310円でカイ気配となっている。11日の取引終了後、25年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を200億円から203億円(前期比11.3%増)、最終利益予想を36億円から43億円(同87.6%増)に引き上げた。また、配当方針を変更し、期末配当予想を従来の見通しから30円増額の60円とした。年間配当予想は85円(前期は45円)となる。業況と株主還元姿勢を好感した買いが殺到している。  利益率の高い製品の需要が堅調に推移するうえ、特別利益として経済産業省による補助金の収入を計上する。1~9月期の売上高は149億8700万円(前年同期比9.5%増)、最終利益は33億2900万円(同26.7%増)だった。配当方針については従来、連結配当性向30%の目標を掲げていたが、今後は連結配当性向35%以上かつ株主資本配当率(DOE)4.0%以上を基本方針とする。  株主優待制度についても変更し、保有株式数の区分を見直すとともに、長期保有の優待制度を導入。100株以上500株未満を1年以上3年未満保有する株主に対しQUOカード1000円分、500株以上保有する株主には2000円分を贈呈する。3年以上保有する株主には1000円分を上乗せする。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:54 みんかぶニュース 個別・材料 フジが4日続伸、26年2月期第3四半期に投資有価証券売却益を計上へ  フジ<8278.T>が4日続伸している。11日の取引終了後に、イオン九州<2653.T>の株式売り出しに売出人の1社として参加するのに伴い、投資有価証券売却益12億7300万円を26年2月期第3四半期に特別利益として計上すると発表しており、好材料視されている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:50 みんかぶニュース 個別・材料 三井金属が急反騰、26年3月期業績予想及び配当予想を上方修正  三井金属<5706.T>が急反騰し上場来高値を更新している。11日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を6650億円から7150億円(前期比0.4%増)へ、営業利益を460億円から780億円(同4.4%増)へ、純利益を170億円から430億円(同33.5%減)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を95円から110円へ引き上げ年間配当予想を210円(前期180円)としたことが好感されている。  機能材料セグメントで主要製品であるキャリア付極薄銅箔やAIサーバー向け電解銅箔などの需要が堅調に推移していることに加えて、触媒事業で貴金属価格の影響が好転していることや、金属セグメントでの金属価格の上昇と為替が円安で推移していることによる収益の改善などが売上高・利益を押し上げる。  同時に発表した9月中間期決算は、売上高3643億1200万円(前年同期比4.6%増)、営業利益397億6700万円(同2.4%増)、純利益190億4900万円(同48.6%減)だった。機能材料セグメントの主要製品の販売量増加が牽引役となり増収、営業増益で着地。なお、最終利益は三井金属アクトの株式譲渡に伴う特別損失計上などにより減益となった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:45 みんかぶニュース 個別・材料 愛眼が一時20%高と急騰演じる、4~9月期営業黒字化を受け低位株物色の流れに乗る  愛眼<9854.T>が低位株の強みを存分に発揮し、一時20%を超える急騰で212円まで駆け上がる場面があった。眼鏡や補聴器などを取り扱う専業大手で「メガネの愛眼」ブランドで知名度が高い。競争激化のなかも価格改定効果などに伴い利益率が改善し、足もとの業績は回復色が強い。11日取引終了後に発表した26年3月期上期(25年4~9月)決算は営業損益が2億600万円(前年同期は4600万円の赤字)と黒字化を果たした。店舗での対面型販売が平時の状態に戻り売上高に寄与したほか、製品価格転嫁による採算改善が反映された。株価は200円未満に位置していたことで、個人投資家の短期筋の参戦を促したほか、信用買い残の整理が進捗していることも需給面で株高を助長した。なお、日証金では貸株申し込み制限の対象となっている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:42 みんかぶニュース 個別・材料 TBSHDが反発、「世界陸上」など寄与し26年3月期業績予想及び配当予想を上方修正  TBSホールディングス<9401.T>が反発している。11日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を4250億円から4310億円(前期比6.0%増)へ、営業利益を215億円から240億円(同23.3%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を35円から38円へ引き上げ、年間配当予想を73円(前期68円)としたことが好感されている。  上期においてTBSテレビの「東京2025世界陸上」など放送収入の大幅な増収に加えて、第3四半期以降もスポット収入やタイム収入の好調が継続すると想定されることが要因という。なお最終利益は、投資有価証券売却益を計上する一方、想定される損失を織り込んだため525億円(同19.5%増)の従来見通しを据え置いた。  同時に発表した9月中間期決算は、売上高2106億5800万円(前年同期比6.5%増)、営業利益153億9200万円(同20.2%増)、純利益454億300万円(同35.2%増)だった。放送収入の増収や配信広告収入の伸長などにより、主力のメディア・コンテンツ事業が業績を牽引した。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:41 みんかぶニュース 個別・材料 日揮HDは3連騰、海外の追加契約締結など寄与し26年3月期業績予想を上方修正  日揮ホールディングス<1963.T>は3連騰し年初来高値を更新している。11日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を6900億円から7700億円(前期比10.3%減)へ、営業利益を210億円から280億円(前期114億7400万円の赤字)へ、最終利益を150億円から280億円(同3億9800万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。  総合エンジニアリング事業において、海外プロジェクトの追加契約締結などにより売上計上額が増加しているほか、国内外の複数プロジェクトでの順調な工事遂行などにより採算が改善していることが要因という。また、下期の想定為替レートを1ドル=140円から145円へ見直したことも寄与する。  同時に発表した9月中間期決算は、売上高3812億5400万円(前年同期比6.3%減)、営業利益157億6500万円(同26.9%増)、純利益116億6100万円(同8.7%減)だった。国内外大型プロジェクトの着実な遂行により総合エンジニアリング事業が順調に進捗。機能材製造事業は全般に底堅く推移した。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:35 みんかぶニュース 個別・材料 日本マイクロは大幅続落、第3四半期営業利益31%増益も材料出尽くし感強まる  日本マイクロニクス<6871.T>が大幅続落している。11日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算は、売上高504億1200万円(前年同期比29.3%増)、営業利益113億円(同30.7%増)、純利益70億8400万円(同23.3%増)と大幅増収増益で着地したものの、材料出尽くし感から売られているようだ。  HBMを中心としたDRAM向けプローブカードの高い需要が継続したことで、メモリ向けプローブカードが好調に推移し業績を牽引。また、ノンメモリ向けプローブカードも新規顧客への拡販などが貢献した。一方の検査装置・機器のTE事業は苦戦したものの、プローブカード事業の好調でカバーし大幅増益となった。  なお、25年12月期通期業績予想は、売上高689億円(前期比23.8%増)、営業利益138億円(同9.8%増)、純利益92億円(同4.4%増)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:34 みんかぶニュース 個別・材料 ネポンが急反発、株主優待実施を材料視  ネポン<7985.T>が急反発している。同社は11日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算とともに、株主優待の実施を発表し、材料視されたようだ。来年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、QUOカードを一律5000円贈呈する。9月中間期の売上高は前年同期比1.4%減の31億1100万円、営業損益は1億9900万円の赤字(前年同期は2億2800万円の赤字)、最終損益は2億600万円の赤字(同1億4700万円の赤字)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:32 みんかぶニュース 個別・材料 セイコーGが続伸、26年3月期業績予想及び配当予想を上方修正  セイコーグループ<8050.T>が続伸している。11日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を3140億円から3180億円(前期比4.3%増)へ、営業利益を235億円から245億円(同15.3%増)へ、純利益を155億円から160億円(同20.1%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を60円から70円へ引き上げ、年間配当予想を130円(前期100円)としたことが好感されている。  ウオッチやクロックなどで構成される主力のエモーショナルバリューソリューション事業(EVS事業)で国内、海外ともに「セイコープロスペックス」、「セイコープレザージュ」、「セイコー5スポーツ」が牽引してセイコーグローバルブランドが堅調に推移したことに加えて、「グランドセイコー」も米国を中心に海外で復調傾向にあることが業績を押し上げる。  なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高1605億2400万円(前年同期比6.3%増)、営業利益168億4900万円(同26.2%増)、純利益124億9800万円(同44.2%増)だった。EVS事業で海外が牽引してウオッチ事業が伸長したほか、和光事業も堅調に推移。電子部品や精密部品などデバイスソリューション事業も売り上げを大きく伸ばした。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:29 みんかぶニュース 個別・材料 出光興産は5日続伸、通期業績予想を引き上げ上限3.5%の自社株買いも発表  出光興産<5019.T>は5日続伸している。11日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。売上高予想を前回予想の7兆9000億円から7兆9500億円(前期比13.5%減)、営業利益予想が370億円から680億円(同58.1%減)、最終利益予想を500億円から750億円(同27.9%減)に引き上げた。同時に取得総数4300万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.5%)、取得総額300億円を上限とする自社株買いを開示。減益幅の縮小見通しと株主還元姿勢を評価した買いが集まっている。  燃料油セグメントにおいて、原油価格と販売価格の差となる利幅(マージン)が国内で良化する。9月中間期は売上高が3兆8056億5300万円(前年同期比15.5%減)、営業利益が258億4400万円(同73.4%減)、最終利益が360億7500万円(同63.7%減)だった。燃料油セグメントにおける原油価格の下落が減収につながった。基礎化学品セグメントの海外製品マージンの縮小や資源セグメントにおける石炭価格の低下なども響いた。  自社株買いの取得期間は12日から26年11月11日まで。市場買い付けで実施し、取得した株式は27年3月31日に消却する。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:26 みんかぶニュース 個別・材料 日本精機が3連騰で新値街道復帰、7~9月期営業2.9倍増益評価で超低PBR見直しも  日本精機<7287.T>が3連騰、11月6日につけた年初来高値1852円を奪回し新値街道への復帰を果たした。自動車用計器や二輪車用計器のトップメーカーで、ヘッドアップディスプレーでも世界首位級の実力を有するが、足もとの業績は二輪車用計器が好調で全体収益を牽引し、急回復トレンドに入っている。11日取引終了後に発表した26年3月期上期(25年4~9月)決算は営業利益段階で前年同期比52%増の52億4700万円と大幅な伸びを達成。特に7~9月期でみると同利益は前年同期比2.9倍という高変化を示しており、これをポジティブ視する形で投資資金が流入した。株価指標面ではPBRが0.5倍弱と解散価値の半値水準にあり、水準訂正余地の大きさも意識されている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:25 みんかぶニュース 個別・材料 ソフトバンクG急反落、エヌビディア株売却しオープンAIの影響度が拡大へ  ソフトバンクグループ<9984.T>が急反落している。同社は11日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比7.7%増の3兆7368億4300万円、最終利益は同2.9倍の2兆9240億6600万円となった。ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)事業の投資利益が拡大。米オープンAIへの出資に伴う評価益が膨らんだ一方、保有するエヌビディア<NVDA>株を10月に全て売却していたことを明らかにした。このほか、12月31日を基準日とする1対4の株式分割を発表している。ソフトバンクGの業績に関しては今後、未公開株であるオープンAIの企業価値の影響度が増すこととなり、AIブームが一服した際の業績への悪影響などが意識されているもよう。一方で、9月中間期が大幅な最終増益で着地したことを評価する買いも入っており、安寄り後に急速に下げ幅を縮小する場面もみられる。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:18 みんかぶニュース 個別・材料 リガクHDは続落、第3四半期営業益45%減で通期計画進捗率36%  リガク・ホールディングス<268A.T>が続落している。同社は11日取引終了後、25年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比44.6%減の65億6200万円となり、通期計画の181億4500万円に対する進捗率は36.2%にとどまった。  売上収益は同4.9%減の594億9600万円で着地。半導体プロセス・コントロール機器事業の売り上げ機会が第4四半期に偏重する状況となったことに加え、多目的分析機器事業は前年度における中国での補正予算案件による高い需要の反動、部品事業ではEUV(極端紫外線)用多層膜ミラーの需要低迷が主要因となり、全体の減収につながった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:15 みんかぶニュース 個別・材料 MTGに物色人気集中、前期業績急拡大に続き今期も大幅成長見込み株主還元強化も好感  MTG<7806.T>に物色人気集中、カイ気配スタートで急反騰しフシ目の4000円大台復帰をうかがう展開となっている。美容、健康関連機器の開発・販売を手掛けるファブレスメーカーで足もとの業績は絶好調に推移している。11日取引終了後、25年9月期の決算を発表、営業利益は前の期比3.3倍となる106億6500万円と急拡大し過去最高利益を大幅に更新した。また、26年9月期についても収益拡大基調に陰りはみられず、同利益は前期比22%増の130億円と大幅増益で連続過去最高更新を見込む。好業績を背景に株主還元も強化し、前期年間配当を従来計画に7円増額となる25円(前の期実績は13円)としたほか、今期は更に5円増配となる30円を計画しており、これも株価を強く刺激する格好となっている。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:09 みんかぶニュース 個別・材料 ミナトHDがカイ気配のまま急上昇、4~9月期営業5割増益達成で通期予想も上振れ期待膨らむ  ミナトホールディングス<6862.T>が大量の買い注文に寄り付き商いが成立せず、カイ気配のまま一気に株価水準を切り上げている。産業機器向けメモリーモジュールの製造・販売を主力とするデジタルデバイス事業のほか、デジタル会議システム関連機器の販売、ROM書き込みサービスなどのソリューション分野でも実績が高い。11日取引終了後に発表した26年3月期上期(25年4~9月)決算は営業利益が前年同期比50%増の7億円と大幅な伸びを達成しており、これを材料視する買いを呼び込む格好となった。テレワークソリューション事業やROM書き込みサービスなどが好調で、メモリーモジュールの製造・販売は利益面で前年同期を下回ったものの、メモリー価格の上昇が寄与して想定を上回った。同社の通期営業利益は8億5000万円(前期比11%増)を見込んでいるが、進捗率を考慮して大幅に上振れする公算が大きい。株価は4ケタ大台回復を目指す動きとなっており、2月19日につけた年初来高値1034円も早晩視野に捉える可能性がある。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/12 09:07 みんかぶニュース 個別・材料 メックが通期業績・期末配当を上方修正、高利益率製品の需要堅調  メック<4971.T>は11日の取引終了後、25年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を200億円から203億円(前期比11.3%増)、最終利益予想を36億円から43億円(同87.6%増)に引き上げた。また、配当方針を変更し、期末配当予想を従来の見通しから30円増額の60円とした。年間配当予想は85円(前期は45円)となる。  利益率の高い製品の需要が堅調に推移するうえ、特別利益として経済産業省による補助金の収入を計上する。9月中間期の売上高は149億8700万円(前年同期比9.5%増)、最終利益は33億2900万円(同26.7%増)だった。配当方針については従来、連結配当性向30%の目標を掲げていたが、今後は連結配当性向35%以上かつ株主資本配当率(DOE)4.0%以上を基本方針とする。  株主優待制度についても変更し、保有株式数の区分を見直すとともに、長期保有の優待制度を導入。100株以上500株未満を1年以上3年未満保有する株主に対しQUOカード1000円分、500株以上保有する株主には2000円分を贈呈する。3年以上保有する株主には1000円分を上乗せする。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/11 17:35 みんかぶニュース 個別・材料 TBSHDが26年3月期業績予想及び配当予想を上方修正  TBSホールディングス<9401.T>がこの日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を4250億円から4310億円(前期比6.0%増)へ、営業利益を215億円から240億円(同23.3%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を35円から38円へ引き上げ、年間配当予想を73円(前期68円)とした。  上期においてTBSテレビの「東京2025世界陸上」など放送収入の大幅な増収に加えて、第3四半期以降もスポット収入やタイム収入の好調が継続すると想定されることが要因という。なお最終利益は、投資有価証券売却益を計上する一方、想定される損失を織り込んだため525億円(同19.5%増)の従来見通しを据え置いた。  同時に発表した9月中間期決算は、売上高2106億5800万円(前年同期比6.5%増)、営業利益153億9200万円(同20.2%増)、純利益454億300万円(同35.2%増)だった。放送収入の増収や配信広告収入の伸長などにより、主力のメディア・コンテンツ事業が業績を牽引した。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/11 17:21 みんかぶニュース 個別・材料 ダイフクが25年12月期利益予想及び配当予想を上方修正  ダイフク<6383.T>がこの日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、営業利益を870億円から975億円へ、純利益を680億円から760億円へ上方修正し、あわせて期末配当予想を34円から42円へ引き上げ年間配当予想を76円(前期55円)とした。  前期は決算期変更に伴う9カ月決算のため単純比較はできないものの、自動車産業を中心に顧客の投資意思決定に遅れが生じているものの、一般製造業・流通業、半導体生産ライン、自動車生産ライン向けが豊富な前期末受注残高をベースに順調に推移していることで、売上高は6500億円の従来見通しを据え置いた。その一方で、生産効率化・プロジェクト管理の強化によるコスト削減、収益性を重視した受注の徹底などにより利益率が向上しており、営業利益以下の各利益は従来予想を上回る見通しだ。  なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高4860億1400万円、営業利益752億1400万円、純利益584億6800万円だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/11 17:13 みんかぶニュース 個別・材料 出光興産が通期業績予想を引き上げ、上限3.5%の自社株買い及び消却も発表  出光興産<5019.T>は11日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。売上高予想を前回予想の7兆9000億円から7兆9500億円(前期比13.5%減)、営業利益予想が370億円から680億円(同58.1%減)、最終利益予想を500億円から750億円(同27.9%減)に引き上げた。燃料油セグメントにおいて、原油価格と販売価格の差となる利幅(マージン)が国内で良化する。  9月中間期は売上高が3兆8056億5300万円(前年同期比15.5%減)、営業利益が258億4400万円(同73.4%減)、最終利益が360億7500万円(同63.7%減)だった。燃料油セグメントにおける原油価格の下落が減収につながった。基礎化学品セグメントの海外製品マージンの縮小や資源セグメントにおける石炭価格の低下なども響いた。  同時に取得総数4300万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.5%)、取得総額300億円を上限とする自社株買いを開示した。12日から26年11月11日に市場買い付けで実施し、取得した株式は27年3月31日に消却する。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/11 17:07 みんかぶニュース 個別・材料 三井金属が26年3月期業績予想及び配当予想を上方修正  三井金属<5706.T>がこの日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を6650億円から7150億円(前期比0.4%増)へ、営業利益を460億円から780億円(同4.4%増)へ、純利益を170億円から430億円(同33.5%減)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を95円から110円へ引き上げ年間配当予想を210円(前期180円)とした。  機能材料セグメントで主要製品であるキャリア付極薄銅箔やAIサーバー向け電解銅箔などの需要が堅調に推移していることに加えて、触媒事業で貴金属価格の影響が好転していることや、金属セグメントでの金属価格の上昇と為替が円安で推移していることによる収益の改善などが売上高・利益を押し上げる。  同時に発表した9月中間期決算は、売上高3643億1200万円(前年同期比4.6%増)、営業利益397億6700万円(同2.4%増)、純利益190億4900万円(同48.6%減)だった。機能材料セグメントの主要製品の販売量増加が牽引役となり増収、営業増益で着地。なお、最終利益は三井金属アクトの株式譲渡に伴う特別損失計上などにより減益となった。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/11 16:46 みんかぶニュース 個別・材料 日揮HDが26年3月期業績予想を上方修正  日揮ホールディングス<1963.T>がこの日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を6900億円から7700億円(前期比10.3%減)へ、営業利益を210億円から280億円(前期114億7400万円の赤字)へ、最終利益を150億円から280億円(同3億9800万円の赤字)へ上方修正した。  総合エンジニアリング事業において、海外プロジェクトの追加契約締結などにより売上計上額が増加しているほか、国内外の複数プロジェクトでの順調な工事遂行などにより採算が改善していることが要因という。また、下期の想定為替レートを1ドル=140円から145円へ見直したことも寄与する。  同時に発表した9月中間期決算は、売上高3812億5400万円(前年同期比6.3%減)、営業利益157億6500万円(同26.9%増)、純利益116億6100万円(同8.7%減)だった。国内外大型プロジェクトの着実な遂行により総合エンジニアリング事業が順調に進捗。機能材製造事業は全般に底堅く推移した。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/11 16:31 みんかぶニュース 個別・材料 ソフトバンクGの4~9月期最終利益2.9倍、株式4分割を発表  ソフトバンクグループ<9984.T>は11日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比7.7%増の3兆7368億4300万円、最終利益は同2.9倍の2兆9240億6600万円となった。ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)事業の投資利益が拡大した。  あわせて同社は株式分割の実施も発表した。12月31日を基準日として、来年1月1日を効力発生日として1株を4株に分割する。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/11 16:20 みんかぶニュース 個別・材料 JX金属は今期上方修正、AI向け需要が予想上回るペースで拡大  JX金属<5016.T>はこの日の取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を7600億円から7900億円(前期比10.5%増)へ、営業利益を1100億円から1250億円(同11.1%増)へ上方修正すると発表した。  AIサーバー関連用途での製品需要が予想を上回るペースで拡大しているため。円の対ドル相場や銅価格が想定より高水準で推移していることも寄与する見通し。配当予想も18円から21円(前期109円55銭)に増額修正した。 出所:MINKABU PRESS 2025/11/11 16:14

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