みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
日本マイクロの第3四半期営業利益は31%増益で着地
日本マイクロニクス<6871.T>がこの日の取引終了後、第3四半期累計(1~9月)連結決算を発表しており、売上高504億1200万円(前年同期比29.3%増)、営業利益113億円(同30.7%増)、純利益70億8400万円(同23.3%増)となった。
HBMを中心としたDRAM向けプローブカードの高い需要が継続したことで、メモリ向けプローブカードが好調に推移し業績を牽引。また、ノンメモリ向けプローブカードも新規顧客への拡販などが貢献した。一方の検査装置・機器のTE事業は苦戦したものの、プローブカード事業の好調でカバーし大幅増益となった。
なお、25年12月期通期業績予想は、売上高689億円(前期比23.8%増)、営業利益138億円(同9.8%増)、純利益92億円(同4.4%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 16:04
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プレス工がプラスに浮上、26年3月期業績・配当予想の上方修正と自社株買い発表を好感
プレス工業<7246.T>が後場終盤になってプラス圏に浮上している。午後3時ごろに26年3月期の連結業績予想について、売上高を1787億円から1850億円(前期比2.6%減)へ、営業利益を97億円から111億円(同15.1%増)へ、純利益を50億円から63億円(同3.6%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を17円から19円へ引き上げ年間配当予想を35円(前期32円)としたことが好感されている。
単独、米国、タイにおいて下期に顧客の生産台数の増加が見込まれるほか、想定為替レートを円安に見直したことが要因としている。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高922億6400万円(前年同期比3.2%減)、営業利益55億3700万円(同8.7%増)、純利益31億2400万円(同8.2%減)だった。
また、上限を250万株(自己株式を除く発行済み株数の2.51%)、または15億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されているようだ。取得期間は11月12日から来年3月13日までで、取得した全株式を3月31日に消却する。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 15:22
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コクサイエレが後場急落、装置販売の来期ずれ込みで今期業績予想を下方修正
KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>が後場に急落した。同社は11日午後2時30分、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。これにあわせ、通期の業績予想を下方修正しており、嫌気された。通期の売上高予想は従来の見通しから140億円減額して2300億円(前期比3.7%減)、最終利益予想は81億円減額して279億円(同22.5%減)に引き下げた。下期に想定していた一部装置の販売時期が来期にずれ込む見通しとなった。NAND向け装置の一部やDRAM向け装置の一部で、いずれも来期に販売できる見込みという。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 15:01
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住友大阪は後場急落、値上げ効果発現が計画より遅れ26年3月期業績予想を下方修正
住友大阪セメント<5232.T>は後場急落している。午後2時30分ごろ、26年3月期の連結業績予想について、売上高を2350億円から2252億円(前期比2.6%増)へ、営業利益を190億円から140億円(同49.7%増)へ、純利益を140億円から100億円(同11.0%増)へ下方修正したことが嫌気されている。
セメント事業における国内販売価格の値上げ効果と石炭価格の低下などにより増収増益を見込むものの、従来予想に対しては、国内セメント需要の減少に伴いセメント国内販売数量が減少していることに加えて、コストアップに対応した国内販売価格の値上げ効果の発現が計画よりも遅れていることなどから下方修正したという。
なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高1057億7200万円(前年同期比2.6%減)、営業利益41億1900万円(同80.7%増)、純利益55億9000万円(同5.9倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 14:58
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UACJが後場一段高で上場来高値を更新、通期業績・配当予想を引き上げ
UACJ<5741.T>は後場一段高となり、上場来高値を更新している。11日午後2時ごろ、26年3月期第2四半期(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。売上高予想を前回予想の1兆400億円から1兆1000億円(前期比10.1%増)、最終利益予想を200億円から230億円(同17.8%減)に引き上げた。同時に期末配当予想は2円増額の22円にすると開示。業況の改善と株主還元姿勢を好感した買いを集めている。アルミ地金価格の高騰による棚卸資産影響の好転などを織り込んだ。なお、10月1日に1株につき4株の割合での株式分割を実施しており、株式分割後ベースでの年間配当予想は42円と実質4円50銭の増配になる。
9月中間期の売上高は5401億2500万円(前年同期比10.9%増)、最終利益は73億6900万円(同55.9%減)だった。缶材需要は特に北米で好調に推移したものの、原材料価格の高止まりやドル安バーツ高の為替相場が収益に影響を及ぼした。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 14:51
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応用地質は急落、今期営業利益25%減へ下方修正
応用地質<9755.T>は急落。この日午後2時ごろ、25年12月期連結業績予想について営業利益を45億円から33億円(前期比24.7%減)へ下方修正すると発表した。これが売り材料視されている。
売上高は750億円から760億円(同2.6%増)へ上方修正した。政府の国土強靱化対策などが追い風となる一方、洋上風力発電関連事業を巡る不確実性や米国景気の下振れ懸念などがあり、こうした状況を考慮して織り込んだ。なお、純利益は33億円から35億円(同12.7%減)へ見直した。また、配当予想は86円から90円(前期86円)に修正した。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 14:30
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ピーエスが後場急伸し95年以来の高値圏、今期業績・配当予想の増額修正を評価
ピーエス・コンストラクション<1871.T>が後場に急伸し、1995年以来の高値圏に浮上した。同社は11日午後2時、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表とともに、通期の業績予想を見直し、最終利益予想を62億円から79億円(前期比3.9%減)に引き上げた。期末配当予想も増額修正しており、評価された。
今期の売上高予想は1420億円から1460億円(同7.6%増)に上方修正した。手持ち工事の進捗や設計変更の獲得が寄与。土木事業で原価改善効果も出て、業績予想に反映した。期末配当予想は従来の見通しから22円増額の62円に見直した。年間配当予想は102円(前期比30円増配)となる。9月中間期の売上高は730億5100万円(前年同期比12.6%増)、最終利益は43億6300万円(同16.9%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 14:20
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名村造が大幅反落、戦略移行期に伴う操業量低下響き上期営業利益は29%減
名村造船所<7014.T>が大幅反落している。10日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高726億1000万円(前年同期比7.2%減)、営業利益107億7200万円(同28.6%減)、純利益81億9400万円(同42.6%減)と減収減益となったことが嫌気されている。
前年同期はハンディ型撒積運搬船の連続建造効果が売上高・営業利益の両面で大きかったが、今上期は25年以降継続的に大量の代替発注が期待される大型撒積運搬船や、米国産LPGの輸入増を見込んだ大型LPG船(VLGC)をハンディ型撒積運搬船と並ぶ今後の主力・準主力商品にする戦略への移行期と位置づけたことで、一時的に操業量が低下したことが響いた。また、売り上げ平均レートが前年同期と比べて約2円50銭円高であったことや、材料費の高騰と人件費の上昇なども利益を押し下げた。
なお、26年3月期通期業績予想は、売上高1580億円(前期比0.8%減)、営業利益210億円(同28.7%減)、純利益150億円(同42.8%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 14:14
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光ビジネスは4日ぶり反発、25年12月期期末配当予想を5円増額へ
光ビジネスフォーム<3948.T>は4日ぶりに反発している。10日の取引終了後に25年12月期の期末配当予想を20円から25円へ引き上げ、年間配当予想を45円(前期38円)としたことが好感されている。
また、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高57億2500万円(前年同期比2.3%減)、営業利益8800万円(同49.2%増)、純利益8500万円(同64.8%増)と大幅増益となり、通期計画に対する営業利益の進捗率が88%となったことも好感されている。
「印刷関連」で適正価格での販売に取り組んだほか、「DPP」(データプリントプロセシング)分野で戸籍法やマイナ保険証などの法令・制度改正の特需の取り込みに注力したことが奏功した。なお、通期業績予想は、売上高80億円(前期比1.1%増)、営業利益1億円(同44.0%減)、純利益9000万円(同44.2%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 14:00
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おきなわFGが後場上げ幅を拡大し7年2カ月ぶり高値、最終益・配当予想を引き上げ
おきなわフィナンシャルグループ<7350.T>が後場に上げ幅を拡大し、2018年9月以来、約7年2カ月ぶりの高値をつけた。11日正午ごろ、26年2月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。最終利益予想を前回予想の90億円から100億円(前期比25.9%増)に引き上げた。同時に年間配当予想は中間・期末各60円の年120円から中間・期末各70円の年140円(前期は105円)に増額すると開示。収益の向上と株主還元姿勢を評価した買いが流入している。経常収益は据え置き。グループ各社の業績が堅調に推移するなか、沖縄銀行の与信費用の減少や物件費などの削減が利益を押し上げた。9月中間期は経常収益が341億1400万円(前年同期比20.3%増)、最終利益が52億3400万円(同36.8%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 13:58
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三井化学が後場上げ幅を拡大、12月31日を基準日として1株から2株に株式分割へ
三井化学<4183.T>が上げ幅を拡大している。午後1時ごろに、12月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、好材料視されている。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家がより投資しやすい環境を整え、投資家層の更なる拡大を図ることが目的という。
同時に発表した9月中間期連結決算は、売上高8135億9000万円(前年同期比8.6%減)、営業利益279億3700万円(同39.3%減)、純利益78億4300万円(同64.7%減)だった。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTの成長領域の販売は堅調だったものの、ナフサなど原料価格の下落に伴う販売価格の下落や、主にベーシック&グリーン・マテリアルズ事業の販売減少などが響いた。また、中国でフェノール事業を展開する持ち分法適用会社の投資に対する減損損失を計上したことも減益につながった。
26年3月期通期業績予想は、売上高1兆7000億円(前期比6.0%減)、営業利益950億円(同21.3%増)、純利益550億円(同70.6%増)を見込む。上期実績を踏まえナフサ価格の下落に伴う販売価格の減少などにより、従来予想の売上高1兆7700億円、営業利益980億円から下方修正した。なお、純利益は従来予想を据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 13:54
みんかぶニュース 個別・材料
ガイシが続伸、国内大手証券はレーティング「1」へ引き上げ
日本ガイシ<5333.T>が続伸。大和証券は10日、同社株のレーティングを「2(アウトパフォーム)」から「1(買い)」へ引き上げた。目標株価は2500円から3500円に見直した。「構造改革の推進で成長への階段を上るフェーズへ」と指摘。第2四半期累計(4~9月)の連結営業利益は487億円(前年同期比22.7%増)だった。エンバイロメント事業やデジタルソサエティ事業は堅調。同証券では26年3月期通期の同利益予想を従来の790億円から890億円に上方修正した。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 13:53
みんかぶニュース 個別・材料
ヨコオは後場急伸、26年3月期業績予想と年間配当計画を上方修正
ヨコオ<6800.T>が後場急伸している。同社はきょう正午ごろ、26年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の30億円から40億円(前期比5.4%減)に引き上げた。
売上高予想も840億円から875億円(同5.6%増)に上方修正。上半期実績や第3四半期以降の受注見込み、想定為替レートを円安方向(1ドル=140円から145円に修正)に見直したことに加え、主にCTC(主要製品:半導体検査用ソケット及びプローブカード)セグメントにおける増収及び製品ミックス改善に伴う利益率改善などが要因だとしている。
また、中間配当と期末配当をそれぞれ従来計画比1円増額の25円にすることもあわせて発表。これにより、年間配当は50円(前期は48円)となる。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 13:37
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ヒビノが反落、26年3月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感
ヒビノ<2469.T>が反落している。10日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を665億円から675億円(前期比13.5%増)へ、営業利益を43億円から44億5000万円(同6.7%増)へ、純利益を24億5000万円から25億5000万円(同48.0%増)へ上方修正し、朝方はこれを好感する形でスタートしたものの、材料出尽くし感からその後は利益確定売りに押されている。
M&Aに伴う新規連結や連結範囲の拡大に加えて、コンサート・イベントサービス事業が、大阪・関西万博の開催やコンサート・イベント市場の活況に伴う旺盛な需要を捉えて伸長していることが要因。また、収益性の高いコンサート市場の拡大や高採算案件の寄与、一部案件の前倒し進捗に加えて、販売価格の適正化、販管費の抑制なども利益の押し上げに貢献した。
なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高313億1600万円(前年同期比16.4%増)、営業利益23億8100万円(同62.6%増)、純利益13億2500万円(同69.8%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 13:27
みんかぶニュース 個別・材料
ミマキエンジが後場急落、製品の競争激化などで今期は一転営業減益の見通し
ミマキエンジニアリング<6638.T>は後場に急落している。11日午前11時30分ごろ、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を下方修正した。売上高予想を前回予想の886億円から825億円(前期比1.7%減)、営業利益予想を92億円から85億円(同6.7%減)、最終利益予想を59億円から55億円(同10.7%減)に引き下げた。営業利益は増益予想から一転して減益を見込んでおり、嫌気した売りがかさんでいる。TA(テキスタイル・アパレル)市場向けにおけるDTF(ダイレクト・トゥ・フィルム)モデルの競争激化や新製品の上市について来期への期ずれが発生する見通しになったことを織り込んだ。なお、前提となる想定為替レートを見直しており、10月以降は1ドル=144円(期首の想定は135円)とした。
9月中間期は売上高が393億7900万円(前年同期比3.8%減)、営業利益が39億9000万円(同15.1%減)、最終利益が27億5300万円(同15.3%減)だった。IP(インダストリアルプロダクツ)市場向けにおいて新製品の端境期に当たるプリンター本体で小型FB(フラットベッド)モデルが落ち込んだほか、TA市場のDTFモデルが競争激化に伴い大幅な減収となった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 13:27
みんかぶニュース 個別・材料
ユビAIはS高カイ気配、耐量子暗号対応を低価格マイコンでの実現にメド
ユビキタスAI<3858.T>が後場動意づき、現在はストップ高カイ気配となっている。同社はきょう正午ごろ、IoT製品のセキュリティーを高める耐量子暗号への対応を低価格マイコンで実現することにメドをつけたと発表。これが材料視されているようだ。
耐量子暗号への対応は、量子コンピューターの実用化を待たずに世界中で進められており、米国国立標準技術研究所(NIST)は2035年までの移行完了を推奨している。同社は今後も既存のセキュリティー基盤の多くが耐量子暗号に対応していくことを想定し、将来のIoT製品のニーズに備えたソリューションを提供するための取り組みを続けるとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 13:14
みんかぶニュース 個別・材料
エンカレッジが後場上げ幅を拡大、ストック売り上げ順調に伸び上期営業利益35%増
エンカレッジ・テクノロジ<3682.T>が後場上げ幅を拡大している。正午ごろに発表した9月中間期単独決算が、売上高12億8700万円(前年同期比5.3%増)、営業利益1億3700万円(同35.1%増)、純利益9600万円(同38.9%増)と大幅増益で着地したことが好感されている。
主要商談が第3四半期以降へ遅延したことなどによる影響でライセンス売り上げは減少したものの、派生するコンサルティングサービスが前期受注案件や新規での移行案件などの増加により大きく伸長した。また、ストック売り上げである保守サポートサービスやクラウドサービスも順調に売り上げを伸ばし売上高・利益の押し上げに貢献した。
なお、26年3月期通期業績予想は、売上高28億円(前期比12.0%増)、営業利益3億円(同1.0%増)、純利益2億1000万円(同4.5%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 13:06
みんかぶニュース 個別・材料
ソニーGが後場一段高、音楽分野好調で関税の影響試算額減少し今期業績予想引き上げ
ソニーグループ<6758.T>が後場一段高。同社は11日正午、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。継続事業ベースでの今期の最終利益予想を従来の見通しから800億円増額して1兆500億円(前期比1.6%減)に引き上げており、好感されたようだ。
売上高予想は3000億円増額して12兆円(同0.3%減)に見直した。ゲーム&ネットワークサービス分野と音楽事業で売上高予想を引き上げた。関税影響試算額の減少による影響や、イメージング&センシング・ソリューション分野でのコスト減少による効果などが利益を押し上げる。下期の想定為替レートは1ドル=145円前後、1ユーロ=164円前後とした。加えて、同社は取得総数3500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.59%)、取得総額1000億円を上限とする自社株の取得枠を設定すると発表。取得期間は12日から26年5月14日までとする。
9月中間期は売上高が5兆7295億2200万円(前年同期比3.5%増)、最終利益が5704億5200万円(同13.7%増)となった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 13:05
みんかぶニュース 個別・材料
朝日放送HDが大幅4日続伸、26年3月期業績予想及び配当予想を上方修正
朝日放送グループホールディングス<9405.T>が大幅高で4日続伸している。10日の取引終了後に26年3月期の連結業績予想について、売上高を925億円から927億円(前期比0.8%増)へ、営業利益を27億円から36億円(同38.9%増)へ、最終利益を31億円から41億円(同63.8%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間6円・期末8円の年14円から中間8円・期末10円の年18円に引き上げたことが好感されている。
主力の放送・コンテンツ事業で、テレビスポット収入が上振れて推移していることに加えて、投資有価証券売却益の計上を見込むことが要因としている。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高466億8700万円(前年同期比12.1%増)、営業利益12億8000万円(前年同期11億6000万円の赤字)、最終利益24億200万円(同8億5200万円の赤字)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 12:47
みんかぶニュース 個別・材料
鹿島が後場カイ気配スタート、26年3月期業績予想及び配当予想を上方修正
鹿島<1812.T>が後場カイ気配スタートとなっている。正午ごろに26年3月期の連結業績予想について、売上高を2兆9500億円から3兆円(前期比3.0%増)へ、営業利益を1590億円から2020億円(同33.0%増)へ、純利益を1300億円から1550億円(同23.2%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を56円から76円へ引き上げ年間配当予想を132円(前期104円)としたことを好感した買いが流入している。
大型工事を中心とした順調な進捗により、土木・建築両事業で売上高及び売上総利益率が向上していることが要因。また、国内関係会社で建設事業の順調な進捗に加えて、不動産販売事業の収益性が向上していることも寄与する。
なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高1兆3729億円(前年同期比3.9%増)、営業利益1086億7200万円(同2.3倍)、純利益773億2800万円(同2.2倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 12:42
みんかぶニュース 個別・材料
日東工は続急伸、9月中間期は一転営業増益でデータセンター需要対応へ新工場建設
日東工業<6651.T>は続急伸し、年初来高値を更新している。10日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高が889億6200万円(前年同期比8.5%増)、営業利益が52億9200万円(同30.2%増)、最終利益が34億2400万円(同34.3%減)だった。前年同期に計上した子会社株式の取得に伴う特別利益の反動で最終減益になったものの、営業利益が減益予想から一転して大幅な増益で着地しており、好感した買いが優勢になっている。電気・情報インフラ関連の製造・工事・サービス事業における高圧受電設備の売り上げが主要部材であるトランスの規格変更前の駆け込み需要により想定を上回った。
同時に約74億円を投資し、栃木野木工場第2工場(栃木県野木町)を建設すると開示した。旺盛なデータセンター需要に対応するための生産能力の増強と、システムラックをはじめとする情報通信関連製品に関する生産体制の再編を図る。27年9月に竣工し、28年4月に生産を始める。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 12:32
みんかぶニュース 個別・材料
ユニチカが急伸、未定としていた26年3月期は経常利益28%増を計画
ユニチカ<3103.T>が急伸。同社は11日午前11時、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。これまで未定としていた経常利益予想は60億円(前期比27.8%増)とした。9月中間期の経常増益が大幅な増益となったことも相まって、材料視されたようだ。
未定としていた通期の売上高予想は1100億円(同13.0%減)とした。最終損益予想は引き続き未定とした。これまで合理的な業績予想の算定は困難としていたが、事業撤退の範囲と時期に関する見通しが明らかになりつつあることを踏まえ、今回算定した。高分子事業を中心に各分野・用途の市況が回復するほか、コストダウン施策や価格改定効果も出る。9月中間期の売上高は621億4700万円(前年同期比1.0%増)、経常利益は同4.2倍の48億2800万円、最終損益は34億8700万円の赤字(前年同期は98億4200万円の赤字)だった。9月末時点の自己資本比率は18.4%(3月末時点は10.4%)となっている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 11:29
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セックが続伸で株式分割後の高値更新、防衛・宇宙分野に加えAIとロボティクスの融合でも存在感示す
セック<3741.T>が続伸、一時85円高の2790円まで上値を伸ばし、今月4日につけた株式分割後の高値2723円を1週間ぶりにクリアした。時間とともに変化する情報やデータを扱うリアルタイムソフトウェア技術を強みとするシステム開発会社で、防衛や宇宙先端システムなどの分野で実績が高い。また、ロボット分野も業界内で先駆的なポジションで研究開発に取り組んでいる。今年7月には国際宇宙ステーション上の宇宙ロボット協働実証実験に技術協力するなどその実力は折り紙付きで、次世代テーマである人工知能(AI)とロボティクスの融合というコンセプトでもキーカンパニーとして注目度が高い。あすに26年3月期中間期(25年4~9月)の決算発表を控えるが、既に営業利益は従来予想の7億7000万円から8億2700万円(前年同期比8%増)に上方修正しており、通期業績上振れへの期待も内包している。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 11:28
みんかぶニュース 個別・材料
フォスターが大幅3日続落、26年3月期業績予想を上方修正も市場予想に届かず
フォスター電機<6794.T>が大幅3日続落している。10日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、営業利益を65億円から70億円(前期比3.0%増)へ、純利益を40億円から42億円(同7.6%増)へ上方修正するとともに、あわせて期末配当予想を35円から40円へ引き上げ年間配当予想を75円(前期60円)としたが、営業利益で75億円前後を見込んでいた市場予想を下回っていることから、失望売りが出ているようだ。
売上高は1350億円(同1.9%減)の従来見通しを据え置いたものの、車載ビジネスにおいて、利益率の高いスピーカー販売が好調なことに加えて、以前から取り組んできた構造改革の効果が表れたことが寄与する。
なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高666億5400万円(前年同期比0.1%増)、営業利益43億2700万円(同19.5%増)、純利益26億2000万円(同10.9%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 11:20
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日製鋼が大幅続伸、産業機械伸長し上期営業利益は47%増
日本製鋼所<5631.T>が大幅続伸している。10日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高1356億6200万円(前年同期比25.3%増)、営業利益121億9200万円(同47.1%増)、純利益100億9200万円(同67.9%増)と大幅な増収増益で着地したことが好感されている。
豊富な受注残を背景に、樹脂製造・加工機械、成形機、防衛関連機器などの産業機械事業が伸長し業績を牽引した。一方、受注高は米国関税政策に端を発する投資の手控えなどにより樹脂製造・加工機械をはじめ産業機械が減少したが、高効率火力発電及び原子力発電向けの旺盛な需要を背景に素形材の受注が大幅に伸長した。
なお、26年3月期通期業績予想は、売上高2900億円(前期比16.7%増)、営業利益245億円(同7.3%増)、純利益185億円(同3.0%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 11:11
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オリックスは底堅い、カタール投資庁と総額25億ドルのファンド組成
オリックス<8591.T>は底堅く推移している。同社はこの日、カタールの政府系ファンドであるカタール投資庁とコミットメント型プライベートエクイティファンド「OQCI Fund LP」を組成し、出資に関する契約を締結したと発表した。同ファンドの投資総額は25億ドル。日本企業への投資を目的とし、事業承継や上場企業の非公開化、カーブアウト(大企業の事業部門や子会社の譲渡)を主な対象とする。1件当たりの投資規模は企業価値で300億円以上(約2億ドル)を見込む。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 11:01
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南陽が大幅続伸、上限5.62%の自社株買いと最終益・配当予想の増額修正を評価
南陽<7417.T>が大幅続伸している。同社は10日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算とともに、取得総数70万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.62%)、取得総額11億円を上限とする自社株買いの実施を発表。あわせて今期の最終利益予想の引き上げと、期末配当予想の増額修正を公表した。これらを評価した買いが入ったようだ。
自社株の取得期間は11日から26年11月10日まで。取得完了後に消却株式数と消却日について公表する。通期の業績予想については売上高予想を従来の見通しから10億円減額して370億円(前期比1.3%増)、最終利益予想を2億円増額して20億5000万円(同0.6%増)に見直した。最終利益は減益予想から一転、増益を計画する。期末配当予想は6円増額し48円に見直した。年間配当予想は58円(前期も58円)となる。建設機械の販売部門で案件数が想定を下回っている一方で、レンタル機械の稼働率が好調を維持。投資有価証券の売却による影響を含め、業績予想に織り込んだ。9月中間期の売上高は169億1000万円(前年同期比4.2%減)、最終利益は8億1400万円(同17.2%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 11:01
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関電化は大幅安、工場火災の影響で今期下方修正
関東電化工業<4047.T>は大幅安。10日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を665億円から645億円(前期比3.4%増)へ、純利益を27億円から17億円(同47.7%減)へ下方修正すると発表した。8月に発生した渋川工場火災事故の影響を織り込んだ。これが売り材料視されている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 10:45
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ホープが大幅高、上期業績は赤字予想から一転黒字で着地へ
ホープ<6195.T>が大幅高で3日ぶりに反発している。10日の取引終了後に、集計中の9月中間期連結業績について、売上高が従来予想の14億5400万円から15億5400万円(前年同期比18.8%増)へ、営業損益が3400万円の赤字から9700万円の黒字(同51.6%増)へ、最終損益が4900万円の赤字から4000万円の黒字(同20.0%減)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表しており、赤字予想から一転して黒字としたことが好材料視されている。
各事業、特に広告事業、ジチタイワークス事業、企業版ふるさと納税支援事業の受注が順調に推移したことに加えて、一部のコスト削減や期中の投資的費用の計画変更による投資抑制や時期ずれなどが寄与した。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 10:41
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イノテックが大幅続伸し年初来高値、上限10.7%の自社株買いと今期最終益予想引き上げを発表
イノテック<9880.T>は大幅続伸し2000円台に乗せ、年初来高値を更新している。10日の取引終了後、取得総数140万株(自己株式を除く発行済み株式総数の10.7%)、取得総額20億円を上限とする自社株買いを発表しており、株主還元姿勢を好感した買いを引き寄せている。取得期間は11日から26年4月30日まで。東京証券取引所における市場買い付けで実施する。資本効率の向上と株主還元に資することを図る。
同時に26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の開示にあわせて、通期業績予想を修正した。売上高予想を前回予想の435億円から455億円(前期比8.4%増)、最終利益予想を17億円から18億円(同50.0%増)に引き上げた。9月中間期は半導体設計関連事業及びシステム・サービス事業が堅調に推移したうえ、テストソリューション事業における海外向けメモリーテスターの新製品販売が増えており、売上高は216億100万円(前年同期比3.8%増)、最終利益は5億7400万円(同25.1%増)だった。
下期も海外向けテスターの販売が進む見通しであり、かつプローブカード事業の収益性が改善していることから通期の売上高予想及び営業利益予想を引き上げた。9月中間期に子会社の為替差損が想定を超えたことから経常利益予想は引き下げた一方、政策保有株式の売却による特別利益の計上が寄与し最終利益予想は上方修正した。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/11 10:41