みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
田谷が強含み、創業60周年記念特別株主優待を実施へ
田谷<4679.T>が強含みで推移している。午前10時ごろ、24年10月に創業60周年を迎えたのを記念して記念特別株主優待を実施すると発表したことが好感されている。26年3月末日時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、一律でQUOカード1000円分を贈呈する。なお、同株主優待については今回限りの実施となる。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 10:36
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免疫生物研が3連騰、「抗HIV抗体及びその製造方法」に関する米国特許取得
免疫生物研究所<4570.T>が3連騰し年初来高値を更新している。12日の取引終了後、「抗HIV抗体及びその製造方法」について、米国特許庁から特許査定の通知を受け取ったと発表しており、知的財産強化と今後の展開に対する期待から買いが入っているようだ。
同特許技術は、同社及び熊本大学、医薬基盤・健康・栄養研究所(医薬健栄研)、及びCURED(熊本市中央区)が出願したもので、既に日本・中国・香港・台湾で特許を取得している。今回、HIV感染症治療薬の巨大市場である米国で特許査定を受けたことで、同社では大手グローバル企業への導出活動にポジティブインパクトを与える大きなマイルストンが達成されたと期待する。なお、同件による26年3月期業績への影響は見込んでいないという。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 10:34
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デクセリは1年4カ月ぶり上場来高値更新、今期上方修正と自社株買い
デクセリアルズ<4980.T>はストップ高。昨年7月高値を上回り、約1年4カ月ぶりに上場来高値を更新した。12日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を1035億円から1140億円(前期比3.3%増)へ、営業利益を280億円から390億円(同1.9%減)へ上方修正すると発表した。配当予想は据え置いた。反射防止フィルム(ARF)などの高付加価値製品の拡大や、為替の円安が業績を押し上げる。
あわせて、取得上限250万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.42%)、または50億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は11月13日~12月23日。取得した株式は来年1月16日付で消却する。これら発表が好感され買いを呼び込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 10:30
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ゲームカードが3日ぶり反発、米レンジリー・キャピタルの株式保有割合上昇で思惑
ゲームカードホールディングス<6249.T>が3日ぶりに反発している。12日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、米投資顧問会社のレンジリー・キャピタル(コネチカット州)の株式保有割合が5.02%から6.05%に上昇したことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこととしており、報告義務発生日は11月5日となっている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 10:27
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フルハシEが4連騰、上期2ケタ営業増益と株主優待制度の導入を好感
フルハシEPO<9221.T>が4連騰し年初来高値を更新している。12日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算で、売上高48億7300万円(前年同期比8.8%増)、営業利益5億400万円(同13.6%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。
能登半島地震の災害廃棄物受け入れなどによる原料調達量の増加に加え、名古屋CEセンター(名古屋市中川区)の稼働開始や愛知第8工場(一宮市)の順調な稼働に生産量の増加を図ったことでバイオマテリアル事業の売り上げが増加。今年1月に単価改定を図ったことも寄与した。また、資源循環事業も量的拡大により売上高が2ケタ増となり、売上高・営業利益は上期として過去最高を更新した。なお、26年3月期通期業績予想は、売上高103億2200万円(前期比10.0%増)、営業利益13億300万円(同13.1%増)、純利益9億500万円(同12.4%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に、26年3月末日時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これも好材料視されている。毎年9月末日及び3月末日時点で2単元(200株)以上を保有する株主を対象に、AmazonギフトカードやPayPayマネーライトなどと交換できるデジタルギフト5000円分(年1万円分)を進呈する。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 10:23
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東京綱が続伸、上期営業利益21%増と20万株を上限とする自社株買い発表を好感
東京製綱<5981.T>が続伸している。12日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高303億6000万円(前年同期比1.9%増)、営業利益14億1300万円(同20.7%増)、純利益17億2600万円(同37.9%増)と大幅増益となったことが好感されている。
鋼索鋼線関連及びタイヤ用スチールコード関連の販売数量は減少したものの、国内外でのCFCC(炭素繊維ケーブル)事業のプロジェクトが進行したことで開発製品関連の売り上げが増加した。また、操業コストの低減などに努めるとともに、諸資材・人件費などを含む物価上昇に対応した製品価格改定が進んだことも寄与した。なお、26年3月期通期業績予想は、売上高640億円(前期比1.8%増)、営業利益40億円(同11.6%増)、純利益32億円(同1.5%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に、上限を20万株(自己株式を除く発行済み株数の1.27%)、または3億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は11月17日から来年3月31日までで、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策、中期経営計画期間中の株主還元として示している総還元性向40%以上の実現に向けた株主への利益還元及びグループの持続的な成長のための人的資本投資の実行を図るのが狙いとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 10:19
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GMO-GSが3日ぶり急反騰、7~9月最終益は13.8倍
GMOグローバルサイン・ホールディングス<3788.T>は3日ぶりに急反騰している。12日の取引終了後、25年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表した。売上高は151億800万円(前年同期比7.4%増)、最終利益が7億300万円(同33.1%増)だった。第3四半期(7~9月)は売上高が51億6400万円(前年同期比14.6%増)、最終利益が2億9000万円(同13.8倍)との計算になる。同時に取得総数4万5000株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.39%)、取得総額1億5000万円を上限とする自社株買いを実施すると開示。足もとの好業績と株主還元姿勢を評価した買いが流入している。
7~9月は主力の電子認証・印鑑事業が大きく成長。組織体制の強化が奏功し、大手顧客の獲得が増えた。自社株買いの取得期間は17日から26年1月30日まで。市場買い付けで実施する。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行と株主還元の一環として取り組む。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 10:13
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LIFULL大幅反落、戦略投資で26年9月期は一転営業減益へ
LIFULL<2120.T>は大幅反落。12日取引終了後、26年9月期連結業績予想について売上高を297億円(前期比5.6%増)、営業利益を30億円(同21.4%減)と発表した。前期までの増益基調から一転して大幅減益となる見通しを示しており、これが売り材料視されているようだ。
広告宣伝費や営業強化、AI・プロダクト開発などの戦略投資が利益を押し下げる。配当予想は非開示(前期10円41銭)としたが、配当性向30%を基準に実施する予定という。同時に発表した25年9月期決算は売上高が281億2700万円(前の期比6.9%増)、営業利益が38億1500万円(同26.1%増)だった。
あわせて、28年9月期を最終年度とする中期経営計画を明らかにした。既存事業の成長やグループシナジーの最大化、AIの活用で最終年度に売上高350億~400億円、営業利益55億~60億円を目指す。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 10:09
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トレンドが反発、第3四半期決算営業利益2ケタ増益と自社株買い発表を好感
トレンドマイクロ<4704.T>が反発している。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算は、売上高が2027億5300万円(前年同期比横ばい)となったものの、営業利益は444億7400万円(同13.3%増)、純利益269億4200万円(同2.0%増)と増益で着地しており、これを好材料視した買いが入っている。
アメリカズ地域が落ち込んだ半面、日本地域はセキュリティープラットフォーム「Trend Vision One」を背景に、AI活用次世代SOC(セキュリティー・オペレーション・センター)関連セキュリティーが大きく伸長したほか、ネットワーク関連セキュリティーも堅調。欧州やアジア・パシフィック地域でもVision Oneを背景にAI活用次世代SOC関連セキュリティーが伸長した。また、人件費をはじめ全般的に費用を抑制し、外注費やクラウドコストが大きく減少したことも増益に寄与した。なお、25年12月期通期業績予想は、売上高2740億円(前期比0.5%増)、営業利益536億円(同11.4%増)、純利益302億円(同12.1%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に、上限を167万株(自己株式を除く発行済み株数の1.27%)、または100億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は11月13日から12月23日までで、株主資本の更なる効率性向上並びに経営環境の変化に対応して機動的な資本政策を遂行することが目的としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 10:06
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サンユー建設がS高カイ気配、MBO発表でTOB価格1600円にサヤ寄せ
サンユー建設<1841.T>がストップ高の1550円カイ気配となっている。12日の取引終了後、馬場雄一郎副社長が代表を務めるカバロ企画(東京都大田区)がMBOの一環として、非公開化を目的にサンユー建設に対してTOBを実施すると発表しており、TOB価格の1600円にサヤ寄せする格好となっている。
非公開化により迅速かつ柔軟な経営判断や機動的な経営資源配分を実現し、中長期的な視点で企業価値の向上を図るのが狙い。買い付け予定数は205万9981株(下限95万7500株、上限設定なし)で、買付期間は11月13日から12月25日までを予定。TOB成立後、サンユー建設株は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は同社株を11月12日付で監理銘柄(確認中)に指定している。なお、サンユー建設は今回のTOBに対して賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨している。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 10:03
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<注目銘柄>=モノタロウ、登録口座数が順調に増加
MonotaRO<3064.T>は事業者向け工場用間接資材などを販売。9月末時点の登録口座数は1094万6000口座(24年12月末に比べ799口座の増加)と順調に伸びている。
同社が10月30日に発表した25年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算は、営業利益が前年同期比23.1%増の332億7400万円で着地。事業者向けネット通販事業が注文件数・単価ともに上昇したほか、購買管理システム事業(大企業連携)が注文顧客数の増加を主因に成長したことなどが寄与した。通期の営業利益予想については従来通り430億円(前期比16.0%増)で据え置いているが、10月度の月次売上高は前年同月比16.1%増と堅調さを維持している。
株価は10月17日につけた年初来安値1876.5円を底に下値を切り上げる展開。日足チャートでは短期トレンドを示す25日移動平均線が上向きに転じつつあり、一段の戻りに期待できそうだ。(参)
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 10:00
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BBSecが4連騰、株主優待制度の導入と第1四半期営業利益9.2倍を好感
ブロードバンドセキュリティ<4398.T>が4連騰している。12日の取引終了後、25年12月末日時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感されている。毎年12月末日及び6月末日時点で3単元(300株)以上を6カ月以上継続して保有する株主を対象にビットコインやAmazonギフトカード、QUOカードPayなどと交換できるデジタルギフト5000円分(年1万円分)贈呈する。ただし、初回の25年12月末日に限り継続保有の要件は設けないとしている。
同時に発表した第1四半期(7~9月)単独決算は、売上高14億9300万円(前年同期比4.8%増)、営業利益3200万円(同9.2倍)、最終利益500万円(前年同期1100万円の赤字)だった。監査・コンサルティング、情報漏えいIT対策が順調に売り上げを伸ばし売上高は第1四半期として過去最高を更新。第2四半期以降も過去最高水準となった前期末受注残への対応と経営体制の更なる強化で業績回復を見込む。
なお、26年6月期通期業績予想は、売上高71億円(前期比16.3%増)、営業利益7億円(同2.7倍)、最終利益4億6000万円(同3.2倍)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 09:58
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パリミキHDがS高カイ気配、MBO発表でTOB価格471円にサヤ寄せ
パリミキホールディングス<7455.T>がストップ高の471円カイ気配となっている。12日の取引終了後、多根幹雄会長が代表を務める親会社のルネット(東京都港区)がMBOの一環として、非公開化を目的にパリミキHDに対してTOBを実施すると発表しており、TOB価格の471円にサヤ寄せする格好となっている。
非公開化により、短期的な株価の変動にとらわれることなく、中長期的な視点でグループの構造改革を大胆に推進するのが狙い。買い付け予定数は2739万3827株(下限798万2900株、上限設定なし)で、買付期間は11月13日から12月25日までを予定。TOB成立後、パリミキHD株は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は同社株を11月12日付で監理銘柄(確認中)に指定している。なお、パリミキHDは今回のTOBに対して賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨している。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 09:56
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ラボロAIは底値圏からの切り返し急、26年9月期営業54%増益予想と成長路線突入を評価
Laboro.AI<5586.T>が底値圏からの切り返し急、一時53円高の997円と4ケタ大台回復を目前に捉える場面があった。5日・25日移動平均線がゴールデンクロスを形成するなかマドを開けて上昇し、満を持してトレンド転換の様相を示している。同社は企業ごとにオーダーメイドでAIを活用したコンサルティングを展開する。マシンラーニングのスペシャリスト集団として、ビジョン策定から導入・実装、運用支援に至るまでワンストップで対応できる点で優位性が高い。業績も高成長路線への突入が見込まれている。12日取引終了後に発表した25年9月期決算は営業利益が1億9100万円(前期は単独ベースで1億8300万円)となったが、続く26年9月期については同利益が前期比54%増となる2億9400万円と急成長を果たす見通し。時価総額150億円台と小型で足も速く、時流を捉えたAIコンサル分野の成長シナリオに短期筋が乗った格好となっている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 09:54
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S&Jは大幅高、第2四半期営業益48%増で期末一括配当を15円(初配)に修正
S&J<5599.T>が大幅高となっている。同社は12日取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比47.8%増の2億7800万円となり、通期計画の5億1900万円に対する進捗率は53.6%となった。
売上高は同21.5%増の11億400万円で着地。監視サービスなどの新規案件を着実に獲得したことに加え、セキュリティー評価支援サービスの提供やセキュリティーインシデントへの対応など実施したことが好業績につながった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
また、これまで無配としていた期末一括配当を15円(初配)に修正することもあわせて発表。配当方針の変更に伴うもので、基本方針として配当性向20%以上を目安とし、利益成長に応じた増配を目指すとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 09:40
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シチズンは急騰し18年ぶり高値、北米の時計好調で今期は一転経常増益へ
シチズン時計<7762.T>は急騰し2007年11月以来、約18年ぶりの高値をつけた。12日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を引き上げた。売上高予想を前回予想の3180億円から3270億円(前期比3.2%増)、経常利益予想を220億円から290億円(同26.0%増)、最終利益予想は200億円から220億円(同7.9%減)とした。経常利益は減益予想から一転して増益を見込んでおり、業況を評価した買いを引き寄せている。9月中間期の業績が上振れして着地したことや10月以降の想定為替レートを1ユーロ=170円(変更前は160円)に改めたことなどを反映した。
9月中間期は売上高が1592億5000万円(前年同期比1.7%増)、経常利益が161億9700万円(同32.0%増)、最終利益が118億8000万円(同3.3%減)だった。主力の時計事業は北米市場を中心に「シチズン」「ブローバ」ブランドが好調に推移したうえ、自社ECの伸長や販売単価の上昇も寄与し、収益性が大きく向上した。また、工作機械事業は受注が緩やかに回復し増収に転じた。ただし、過年度関税等及び過年度関税等引当金繰入額を計上したため、最終利益は減益となった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 09:31
みんかぶニュース 個別・材料
スター精がカイ気配切り上げ、米タイヨウ系ファンドによるTOB価格にサヤ寄せ
スター精密<7718.T>がカイ気配を切り上げている。同社は12日の取引終了後、米タイヨウ・パシフィック・パートナーズ傘下の投資ファンドが非公開化を目的としてスター精に対しTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。TOB価格は1株2210円。スター精の株価はTOB価格にサヤ寄せする流れとなっている。
買付予定数の下限は1480万700株で、上限は設定しない。買付期間は13日から12月25日まで。TOB成立後、所定の手続きを経て、スター精は上場廃止となる見通し。スター精はファンド傘下で構造改革を進める方針で、TOBに賛同の意見を表明した。東京証券取引所は12日、スター精を監理銘柄(確認中)に指定している。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 09:27
みんかぶニュース 個別・材料
杉田エースがカイ気配スタート、MBO発表でTOB価格の1710円にサヤ寄せ
杉田エース<7635.T>はカイ気配スタート。12日の取引終了後、創業家によるMBOの一環として、杉田エース取締役副社長の杉田力介氏が代表取締役を務めるUMK(東京都墨田区)が同社株の非公開化を目指しTOBを実施すると発表した。TOB価格の1株1710円へサヤ寄せする格好になった。
買付予定数の下限は168万3035株(所有割合31.37%)で、上限は設定しない。買付期間は11月13日から12月25日を予定している。なお、12日の終値は1230円だった。TOB成立後、所定の手続きを経て杉田エースは上場廃止となる見通し。杉田エースはTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募の推奨を行った。東京証券取引所は12日、杉田エースを監理銘柄(確認中)に指定している。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 09:21
みんかぶニュース 個別・材料
勤次郎5連騰、今12月期3度目の業績上方修正を評価する買い呼び込む
勤次郎<4013.T>が5連騰と気を吐いている。朝方に目先筋の利食い売りに押される場面はあったが、下値をしっかり拾われ上値指向に転じてきた。同社は企業向けに就業・人事・給与管理などの勤怠管理パッケージを提供しており、事業形態はクラウドサービスと、顧客側が情報システムをインストールして使うオンプレミスの2パターンがあり、サブスクリプション方式のクラウド型は採算性が高い。足もとでクラウドライセンス数の獲得が会社側の想定を上回る好調で収益押し上げ効果をもたらしている。そうしたなか、12日取引終了後に25年12月期業績予想の修正を発表しており、営業利益は従来予想の13億円から13億7000万円(前期比88%増)に増額した。なお、同社はこれで今期3度目の上方修正となる。期初見通しは9億5300万円でそこから44%も上方修正された形となっており、好業績は事前に株価への織り込みが進んでいたとはいえインパクトの大きいものとなった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 09:18
みんかぶニュース 個別・材料
ニッパツはウリ気配スタート、シート事業振るわず上期営業減益
ニッパツ<5991.T>はウリ気配スタート。12日取引終了後、上期(4~9月)連結決算を発表。売上高は3939億3000万円(前年同期比0.7%増)、営業利益は185億3400万円(同19.2%減)だった。自動車メーカーによる減産影響で主力のシート事業が振るわず、全体の足を引っ張った。減益で着地したことが嫌気されている。
あわせて、モーターコア事業の拡大に向けてインドへの投資を決定したと発表した。自動車電動化の需要に対応するため生産体制を整備する。投資額は約15億円。将来的な工場の増築や追加の設備導入を予定しており、今後の投資も含め2030年までの投資総額は約100億円を予定しているという。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 09:14
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エムスリーは物色人気集中、7~9月期最終利益が前年同期比8割増と目を見張る伸び
エムスリー<2413.T>は物色人気集中、気配値のまま急速に株価水準を切り上げ一気に年初来高値圏に突入する勢いとなっている。医療従事者向けプラットフォーム(会員制サイト)など製薬マーケティング支援業務を主力展開するほか、治験周辺分野にも業容を広げている。足もとの業績は回復色が強く、12日取引終了後に発表した25年4~9月期業績は最終利益が前年同期比31%増の227億円と大幅増益を達成した。主力の医療従事者向けプラットフォームが医療現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)需要取り込みが進み収益に反映された。とりわけ7~9月期の業績好調ぶりが際立っており、最終利益は前年同期比80%増という目を見張る伸びを示している。同社の株価は、今年2月を境に上下動を繰り返しながらも26週移動平均線を下値支持ラインとした切り上げ波動を継続、9月に2475円の年初来高値を形成後は調整局面にあったが、同移動平均線とのカイ離修正完了で仕切り直しの買いを一気に誘引する格好となった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 09:13
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京都友禅HDはカイ気配スタート、第2四半期営業黒字で通期計画を超過
京都きもの友禅ホールディングス<7615.T>がカイ気配スタートとなっている。同社は12日取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業損益は1億6700万円の黒字(前年同期は3億9100万円の赤字)となり、通期計画の6600万円の黒字を超過した。
売上高は前年同期比13.2%増の30億3200万円で着地。販売プロセスの改革と営業施策の転換が功を奏したほか、利益面では在庫構成の見直しや販売単価の適正化などを通じて主要商材の原価率が改善したことが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/13 09:06
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東京綱の上期営業利益は21%増、20万株を上限とする自社株買いも発表
東京製綱<5981.T>がこの日の取引終了後、9月中間期連結決算を発表しており、売上高303億6000万円(前年同期比1.9%増)、営業利益14億1300万円(同20.7%増)、純利益17億2600万円(同37.9%増)となった。
鋼索鋼線関連及びタイヤ用スチールコード関連の販売数量は減少したものの、国内外でのCFCC(炭素繊維ケーブル)事業のプロジェクトが進行したことで開発製品関連の売り上げが増加した。また、操業コストの低減などに努めるとともに、諸資材・人件費などを含む物価上昇に対応した製品価格改定が進んだことで、大幅増益となった。なお、26年3月期通期業績予想は、売上高640億円(前期比1.8%増)、営業利益40億円(同11.6%増)、純利益32億円(同1.5%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に、上限を20万株(自己株式を除く発行済み株数の1.27%)、または3億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は11月17日から来年3月31日までで、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策、中期経営計画期間中の株主還元として示している総還元性向40%以上の実現に向けた株主への利益還元及びグループの持続的な成長のための人的資本投資の実行を図るのが狙いとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/12 17:48
みんかぶニュース 個別・材料
フルハシEの上期営業利益は14%増、株主優待制度の導入も発表
フルハシEPO<9221.T>がこの日の取引終了後、9月中間期連結決算を発表しており、売上高48億7300万円(前年同期比8.8%増)、営業利益5億400万円(同13.6%増)となった。
能登半島地震の災害廃棄物受け入れなどによる原料調達量の増加に加え、名古屋CEセンター(名古屋市中川区)の稼働開始や愛知第8工場(一宮市)の順調な稼働に生産量の増加を図ったことでバイオマテリアル事業の売り上げが増加。今年1月に単価改定を図ったことも寄与した。また、資源循環事業も量的拡大により売上高が2ケタ増となり、売上高・営業利益は上期として過去最高を更新した。なお、26年3月期通期業績予想は、売上高103億2200万円(前期比10.0%増)、営業利益13億300万円(同13.1%増)、純利益9億500万円(同12.4%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に、26年3月末日時点の株主から株主優待制度を導入すると発表した。毎年9月末日及び3月末日時点で2単元(200株)以上を保有する株主を対象に、AmazonギフトカードやPayPayマネーライトなどと交換できるデジタルギフト5000円分(年1万円分)を進呈する。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/12 17:38
みんかぶニュース 個別・材料
杉田エースがMBO発表、TOB価格は1710円
杉田エース<7635.T>は12日の取引終了後、創業家によるMBOの一環として、杉田エース取締役副社長の杉田力介氏が代表取締役を務めるUMK(東京都墨田区)が同社株の非公開化を目指しTOBを実施すると発表した。TOB価格は1株1710円。
買付予定数の下限は168万3035株(所有割合31.37%)で、上限は設定しない。買付期間は11月13日から12月25日を予定している。なお、きょう12日の終値は1230円だった。TOB成立後、所定の手続きを経て杉田エースは上場廃止となる見通し。杉田エースはTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募の推奨を行った。東京証券取引所は12日、杉田エースを監理銘柄(確認中)に指定している。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/12 17:17
みんかぶニュース 個別・材料
トレンドの第3四半期決算は営業利益13%増、自社株買いも発表
トレンドマイクロ<4704.T>がこの日の取引終了後、第3四半期累計(1~9月)連結決算を発表しており、売上高は2027億5300万円(前年同期比横ばい)となったものの、営業利益は444億7400万円(同13.3%増)、純利益269億4200万円(同2.0%増)と増益で着地した。
アメリカズ地域が落ち込んだ半面、日本地域はセキュリティープラットフォーム「Trend Vision One」を背景に、AI活用次世代SOC(セキュリティー・オペレーション・センター)関連セキュリティーが大きく伸長したほか、ネットワーク関連セキュリティーも堅調。欧州やアジア・パシフィック地域でもVision Oneを背景にAI活用次世代SOC関連セキュリティーが伸長した。また、人件費をはじめ全般的に費用を抑制し、外注費やクラウドコストが大きく減少したことも増益に寄与した。なお、25年12月期通期業績予想は、売上高2740億円(前期比0.5%増)、営業利益536億円(同11.4%増)、純利益302億円(同12.1%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に、上限を167万株(自己株式を除く発行済み株数の1.27%)、または100億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は11月13日から12月23日までで、株主資本の更なる効率性向上並びに経営環境の変化に対応して機動的な資本政策を遂行することが目的としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/12 16:57
みんかぶニュース 個別・材料
カヤバ、需要が想定上回り今期業績・配当予想を上方修正
カヤバ<7242.T>はこの日の取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を4400億円から4600億円(前期比4.9%増)へ、営業利益を225億円から310億円(同36.7%増)へ上方修正すると発表した。
需要が想定を上回り堅調なことや為替が円安に推移していることが要因。米国の関税措置による影響額や最新の市場見通しも織り込んだ。配当予想も120円から150円(前期は株式分割考慮ベースで110円)に増額した。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/12 16:44
みんかぶニュース 個別・材料
デクセリ、今期上方修正と自社株買いを発表
デクセリアルズ<4980.T>はこの日の取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を1035億円から1140億円(前期比3.3%増)へ、営業利益を280億円から390億円(同1.9%減)へ上方修正すると発表した。配当予想は据え置いた。反射防止フィルム(ARF)などの高付加価値製品の拡大や、為替の円安が業績を押し上げる。
あわせて、取得上限250万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.42%)、または50億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は11月13日~12月23日。取得した株式は来年1月16日付で消却する。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/12 16:35
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シチズンは今期一転経常増益へ、北米で時計好調
シチズン時計<7762.T>は12日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を引き上げた。売上高予想を前回予想の3180億円から3270億円(前期比3.2%増)、経常利益予想を220億円から290億円(同26.0%増)、最終利益予想は200億円から220億円(同7.9%減)とした。経常利益は減益予想から一転して増益を見込む。9月中間期の業績が上振れして着地したことや10月以降の想定為替レートを1ユーロ=170円(変更前は160円)に改めたことなどを反映した。
9月中間期は売上高が1592億5000万円(前年同期比1.7%増)、経常利益が161億9700万円(同32.0%増)、最終利益が118億8000万円(同3.3%減)だった。主力の時計事業は北米市場を中心に「シチズン」「ブローバ」ブランドが好調に推移したうえ、自社ECの伸長や販売単価の上昇も寄与し、収益性が大きく向上した。また、工作機械事業は受注が緩やかに回復し増収に転じた。ただし、過年度関税等及び過年度関税等引当金繰入額を計上したため、最終利益は減益となった。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/12 16:16
みんかぶニュース 個別・材料
免疫生物研が「抗HIV抗体及びその製造方法」に関する米国特許を取得
免疫生物研究所<4570.T>がこの日の取引終了後、「抗HIV抗体及びその製造方法」について、米国特許庁から特許査定の通知を受け取ったと発表した。
同特許技術は、同社及び熊本大学、医薬基盤・健康・栄養研究所(医薬健栄研)、及びCURED(熊本市中央区)が出願したもので、既に日本・中国・香港・台湾で特許を取得している。今回、HIV感染症治療薬の巨大市場である米国で特許査定を受けたことで、同社では大手グローバル企業への導出活動にポジティブインパクトを与える大きなマイルストンが達成されたと期待する。なお、同件による26年3月期業績への影響は見込んでいないという。
出所:MINKABU PRESS
2025/11/12 16:03