みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
橋本総業HDは一段高、26年3月期営業益予想15%増で2円増配へ
橋本総業ホールディングス<7570.T>が一段高となっている。同社はきょう午前10時ごろ、26年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比14.6%増の28億円としていることや、年間配当計画を前期比2円増配の50円(中間配当25円、期末配当25円)としていることが好感されているようだ。
売上高は同5.2%増の1740億円を見込む。既存分野でのシェアアップや地域密着型の営業に積極的に取り組むほか、仕入れや販売価格の管理強化により利益率の向上に注力するとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 10:48
みんかぶニュース 個別・材料
フクダ電子が4日続伸、25年3月期業績は計画上振れ着地し配当も増額
フクダ電子<6960.T>が4日続伸している。8日の取引終了後、集計中の25年3月期連結業績について、売上高が従来予想の1350億円から1390億円(前の期比0.9%減)へ、営業利益が230億円から255億円(同3.8%減)へ、純利益が165億円から185億円(同1.0%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。
医療需要に伴う製品の伸長に加えて、製品ミックスの良化などが寄与した。また、業績上振れに伴い、期末配当予想を従来予想の85円から110円へ引き上げ、年間配当予想を195円とした。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 10:44
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リログループは大幅安、前期売却益の反動で26年3月期最終減益へ
リログループ<8876.T>は大幅安。8日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を1500億円(前期比5.0%増)、最終利益を210億円(同51.5%減)と発表した。大幅な最終減益となる見通しを示したことが売り材料視されている。
前期に持ち分法による投資の売却益を計上した反動が出る見込み。配当予想は前期比7円増の49円とした。なお、同時に発表した25年3月期決算は売上高が1429億800万円(前の期比7.8%増)、最終損益が433億1700万円の黒字(前の期278億700万円の赤字)だった。
あわせて29年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。最終年度に売上高2000億円を目指す。また、配当性向を30%から35%に引き上げ、株主還元も充実させる構え。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 10:39
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木徳神糧がS高カイ気配、第1四半期営業利益4.5倍と1株から5株への株式分割を好感
木徳神糧<2700.T>がストップ高の1万1020円でカイ気配となっている。8日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高368億7100万円(前年同期比23.1%増)、営業利益18億5300万円(同4.5倍)、純利益12億9000万円(同3.8倍)と大幅増益となったことが好感されている。
前年に続き24年産米の需給バランスが大きく崩れるなか、グループの総力を挙げて取引先への安定供給に努めたことに加えて、米穀の取引単価が大きく上昇するなかで原料価格の高騰に対して取引先との価格交渉を通じた転嫁を適切に進めることができたことが奏功した。なお、25年12月期通期業績予想は、売上高1650億円(前期比38.7%増)、営業利益40億円(同68.3%増)、純利益28億円(同62.4%増)の4月21日に発表した修正見通しを据え置いている。
同時に、6月30日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表しており、これも好材料視されている。投資単位あたりの金額を引き下げ、株式の流動性向上及び投資家層の拡大を図ることを目的としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 10:39
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TISは7連騰、26年3月期営業増益・増配予想と自社株買い発表を好感
TIS<3626.T>は7連騰し年初来高値を更新している。8日の取引終了後に発表した26年3月期連結業績予想で、売上高5820億円(前期比1.8%増)、営業利益730億円(同5.7%増)と営業増益を見込み、年間配当予想を前期比6円増の76円としたことが好感されている。
IT投資は長期的な拡大傾向にあるとして、オファリングサービスや産業IT分野が牽引役となる見通し。また、生産性向上施策を推進することで営業増益を見込む。なお、前期に投資有価証券売却益を計上した反動などで純利益は490億円(同2.0%減)を見込む。
25年3月期決算は、売上高5716億8700万円(前の期比4.1%増)、営業利益690億4700万円(同6.9%増)、純利益500億1200万円(同2.3%増)だった。大型開発案件のピークアウトの影響があるなか、顧客のデジタル変革をはじめとするIT投資需要への対応やサービス提供を推進することで、増収増益を確保した。
また同時に、上限を1200万株(発行済み株数の5.13%)、または420億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は5月9日から12月31日までで、市場買い付けのほか、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買い付けで取得する。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 10:36
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ヒップは大幅高、前期配当3円増額し今期は16円増配へ
ヒップ<2136.T>が大幅高となっている。同社は8日取引終了後、25年3月期通期の単独決算を発表。技術者の稼働人員が増加したことや技術料金の上昇などが寄与し、営業利益は前の期比2.0%増の5億6500万円となった。また、利益配分に関する基本方針の変更に伴い、期末一括配当を従来計画比3円増額の54円(前の期は50円)としたことも好材料視されているようだ。
26年3月期通期の単独業績予想については、営業利益を前期比0.7%増の5億6800万円とし、期末一括配当は前期比16円増配の70円を計画している。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 10:35
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CRIが急反騰、25年9月期業績予想及び配当予想を上方修正
CRI・ミドルウェア<3698.T>が急反騰し年初来高値を更新している。8日の取引終了後、25年9月期の連結業績予想について、売上高を33億6000万円から35億3000万円(前期比11.5%増)へ、営業利益を3億8400万円から5億5000万円(同49.3%増)へ、純利益を3億1200万円から4億1100万円(同35.0%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を20円から25円(前期20円)へ引き上げたことが好感されている。
エンタープライズ事業のモビリティー分野や組み込み分野が想定以上に伸長したほか、ゲーム事業の音響制作分野も好調に推移したことが要因としている。なお、同時に発表した3月中間期決算は、売上高18億5500万円(前年同期比23.8%増)、営業利益3億8700万円(同2.1倍)、純利益2億7100万円(同78.2%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 10:31
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ニッピがS高カイ気配、配当方針見直し前期配当予想を267円増額修正
ニッピ<7932.T>がストップ高の水準となる前営業日比1000円高の6550円でカイ気配となっている。8日の取引終了後、配当方針の変更と前期の期末一括配当予想の大幅な増額修正を発表しており、買い注文を集める形となった。28年3月期まで連結配当性向を70%とする新たな配当方針を導入。25年3月期から適用することとし、期末一括配当予想を従来の見通しから267円増額して487円(前の期比267円増配)に見直した。従来、連結配当性向は30%を目安としていた。あわせて今後3カ年の中期経営計画の基本方針を公表。28年3月期に売上高を520億円(25年3月期予想は490億円)、最終利益を30億円(同20億円)、ROE(自己資本利益率)を7.0%(同5.0%)とする目標を設定した。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 10:30
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東和銀が急反発し年初来高値、上限4.62%の自社株買いと前期最終増益見通しを評価
東和銀行<8558.T>が急反発し、年初来高値を更新した。8日の取引終了後、取得総数170万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.62%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いを9日から2026年1月30日の間に実施すると発表した。あわせて25年3月期純利益の計画上振れ見通しと、期末一括配当予想の増額修正も公表し、評価されたようだ。
25年3月期の純利益は計画を30億2000万円上回る45億2000万円(前の期比28.0%増)で着地する見込みとなった。減益予想から一転、増益となる見通し。資金利益の増加とともに、償却債権取立益が想定を上回ることとなった。信用コストが予想を下回る見込みとなったことも寄与する。期末一括配当予想については従来の見通しから5円増額し、前の期と横ばいの35円に見直した。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 10:26
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味の素が大幅7日続伸、26年3月期の大幅増益・実質増配見通しと自社株買い発表を好感
味の素<2802.T>が大幅高で7日続伸し、年初来高値を更新している。8日の取引終了後に発表した26年3月期連結業績予想で、売上高1兆6180億円(前期比5.7%増)、純利益1200億円(同70.7%増)と大幅増益を見込み、年間配当予想を実質増配となる48円としたことが好感されている。
コーヒーの値上げの影響や新製品の効果で国内調味料・食品の順調な成長を見込むほか、海外の調味料、栄養・加工食品は順調に成長を継続する見通し。また、医薬品の開発製造受託(CDMO)や生成AIサーバー向け電子材料が牽引役となりヘルスケア等事業も高成長を見込む。なお、米国トランプ政権による関税政策の直接的影響は軽微としている。
25年3月期は、売上高1兆5305億円(前の期比6.3%増)、純利益702億7200万円(同19.3%減)だった。海外調味料や23年12月に買収したフォージ・バイオロジクス社の寄与で増収となったものの、味の素アルテア社売却に伴う減損計上や北米冷凍食品工場売却に伴う構造改革費用の計上などにより減益となった。
同時に、上限を5000万株(発行済み株数の5.03%)、または1000億円とする自社株買いを発表しており、これも好材料視されている。取得期間は5月9日から11月30日までで、うち982万4800株を9日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得した。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 10:17
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SUMCOは反落、上期減益見通しを嫌気
SUMCO<3436.T>が反落している。8日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結業績予想で、売上高2024億円(前年同期比2.1%増)、営業利益59億円(同71.7%減)、最終利益10億円(同92.1%減)と増収減益を見込むことが嫌気されている。引き続き300mmウエハーは先端品の好調が続くが、先端品以外は需要の回復が弱く在庫適正化が継続すると予想。また、200mmは需要の低迷が想定以上に長期化しており、低調な出荷量が継続すると想定している。
同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、営業利益が従来予想の45億円を上回る59億9000万円(前年同期比31.1%減)で着地した。コストの発生が予想を下回ったことが要因という。また、法人税等が予想を下回ったことで、最終利益も従来予想の15億円を上回る30億4700万円(同39.7%減)となった。
一方、売上高は計画をやや上回る1024億7200万円(同9.6%増)だった。AIに牽引されたデータセンター向け先端品の強い需要が続くなか、300mm需要が堅調だったものの、先端品以外の需要は弱く、全体として出荷量は減少した。また、200mm以下については依然として低調な出荷が続いた。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 10:14
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トレンドは軟調、為替差損など響き1~3月期最終減益
トレンドマイクロ<4704.T>は軟調。8日取引終了後に1~3月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比2.4%増の675億100万円、最終利益は同17.6%減の88億5800万円だった。日本、欧州、アジア・パシフィック地域が堅調に推移し増収を確保。一方、為替差損の影響や持ち分変動利益がなくなったことが響き、最終利益は減少した。通期で最終増益を見込んでいるだけに、これがネガティブ視されている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 10:08
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イビデンが急伸、生成AI向け製品需要追い風に25年3月期利益は大幅な上振れで着地
イビデン<4062.T>が急伸している。8日の取引終了後、25年3月期の連結決算を発表。売上高は前の期比0.3%減の3694億3600万円、最終利益は同7.0%増の337億400万円となった。売上高は計画に対し5億6400万円下振れした一方、最終利益は計画を87億400万円上回った。政策保有株式の売却による特別利益の計上とともに、生成AI向けの高付加価値製品の需要が想定以上に増加したことが寄与し、1~3月期の営業・経常利益は2ケタ増。国内での設備投資に関する政府からの補助金収入も手伝って、フィリピンの子会社などでの減損損失の発生を補う形で25年3月期の最終利益は減益予想から一転して増益で着地しており、これらを評価した買いを誘ったようだ。26年3月期の売上高は前期比11.0%増の4100億円、営業利益は同0.8%増の480億円、最終利益は同16.9%減の280億円を見込む。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 10:02
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三井倉HDは35年ぶり上場来高値、3Dインベストメントが大量保有
三井倉庫ホールディングス<9302.T>が急伸。バブル期の1990年につけた高値(株式分割・併合考慮後で3233円)を上回り、約35年ぶりに上場来高値を更新した。シンガポールの投資会社3Dインベストメント・パートナーズが8日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、三井倉HD株の保有割合が5.07%と新たに5%を超えたことが判明。保有目的は「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」としている。報告義務発生日は4月28日。これを受けて思惑的な買いが入っている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 09:52
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任天堂が底堅い、今期業績予想は保守的との受け止めも
任天堂<7974.T>が底堅い。8日の取引終了後、25年3月期の連結決算発表にあわせ、26年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比63.1%増の1兆9000億円、最終利益は同7.6%増の3000億円を計画する。6月5日に発売する新型ゲーム機「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)」については、今期はハードウェア1500万台、ソフトウェア4500万本の販売を計画する。米国の関税措置に伴う影響に関しては、米国東部時間4月10日時点で課された税率が通期にわたって維持されるとの前提のもと、業績・販売予想を立てたという。米中貿易協議を控え、関税引き下げの思惑が広がるなかで、任天堂の業績予想に対しては保守的との受け止めもあり、下値を探る姿勢は限られている。
業績予想の前提となる為替レートは1ドル=140円、1ユーロ=155円とした。「Nintendo Switch(スイッチ)」の販売計画はハードウェアで450万台(前期は1080万台)、ソフトウェアで1億500万本(同1億5541万本)。年間配当予想は129円(前期比9円増配)とした。3月31日を基準日とする前期の期末配当に関しては従来の予想から4円増額して85円(前期の年間配当は120円)で決定した。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 09:43
みんかぶニュース 個別・材料
栗田工は高い、26年3月期最高益・増配予想を好感
栗田工業<6370.T>は高い。8日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を前期比3.9%増の4250億円、営業利益を同71.1%増の535億円と発表。前期から一転増益で最高益を更新する見通し。また、配当予想も前期比20円増の112円としており、これを好感した買いが入っている。
欧米の大型装置案件の工事進捗が寄与する。前期に減損損失を計上した反動もある見込み。なお、同時に発表した25年3月期決算は売上高が前の期比6.3%増の4088億8800万円、営業利益が同24.1%減の312億7500万円だった。あわせて、取得上限350万株(自己株式を除く発行済み株数の3.12%)、または150億円とする自社株買いの実施も発表。期間は5月9日~8月31日。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 09:38
みんかぶニュース 個別・材料
虹技は大幅安、26年3月期営業益予想41%減で25円減配へ
虹技<5603.T>が大幅安となっている。同社は8日取引終了後、26年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比40.9%減の6億6000万円としていることなどがネガティブ視されているようだ。
売上高は同2.6%減の256億4000万円を見込む。原材料・原油価格の高騰、中国の景気減速、米国の政策動向の影響などにより、国内景気の先行きは不透明だとみている。
また、あわせて配当方針の変更も発表。これまでは配当の原資となる純利益(単体)を基準として配当性向30%を目標とする配当を実施していたが、純利益(連結)を基準とすることに伴い、今期の期末一括配当計画を前期比25円減配の35円にするとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 09:29
みんかぶニュース 個別・材料
インターメスが急騰で一気に2000円台乗せ、1~3月期営業益急拡大で買い攻勢加速
インターメスティック<262A.T>が寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず気配値のまま水準を切り上げ、一気に2000円台に乗せてきた。株価は前日まで5連騰と上値追い基調を強めていたが、きょうは一気にマドを開け上げ足を加速した。低価格帯の眼鏡店「Zoff(ゾフ)」をチェーン展開しているが、収益成長が目覚ましく足もとの業績は絶好調に推移している。8日取引終了後に開示した25年12月期第1四半期(25年1~3月)決算は営業利益が18億9700万円となった。前年同期は四半期連結財務諸表を作成しておらず、単純比較はできないが実質47%増益という高水準の伸びを達成した。また、同日発表した4月の既存店売上高は前年同月比9%増と2ケタ近い伸長を示しており、これも物色人気を後押ししている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 09:18
みんかぶニュース 個別・材料
花王が急動意でもみ合い上放れ、1~3月期最終4割増益達成受け上値指向鮮明
花王<4452.T>がカイ気配スタートで6000円近辺のもみ合いを一気に上放れてきた。同社が8日取引終了後に発表した25年12月期第1四半期(25年1~3月)の決算は最終利益が前年同期比39%増の228億5000万円と大幅な伸びを達成した。衣料用洗剤など家庭用品分野で高付加価値品の値上げ効果が浸透し、全体収益の押し上げに貢献したほか、化粧品のニーズが回復し販売が伸びたことも業績拡大に寄与している。足もとでこれを評価する買いが流入した。株価は4月11日に5760円の年初来安値をつけた後、戻り足に転じたが、上値も重い展開で6100円台を上限にボックス圏での値動きとなっていた。それだけに売り物もこなれており、きょうは好決算発表を受け大勢2段上げに向けた急展開をみせている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/09 09:05
みんかぶニュース 個別・材料
木徳神糧の第1四半期営業利益は4.5倍
木徳神糧<2700.T>がこの日の取引終了後、第1四半期(1~3月)連結決算を発表しており、売上高368億7100万円(前年同期比23.1%増)、営業利益18億5300万円(同4.5倍)、純利益12億9000万円(同3.8倍)となった。
前年に続き24年産米の需給バランスが大きく崩れるなか、グループの総力を挙げて取引先への安定供給に努めたことに加えて、米穀の取引単価が大きく上昇するなかで原料価格の高騰に対して取引先との価格交渉を通じた転嫁を適切に進めることができたことが奏功した。
なお、25年12月期通期業績予想は、売上高1650億円(前期比38.7%増)、営業利益40億円(同68.3%増)、純利益28億円(同62.4%増)の4月21日に発表した修正見通しを据え置いている。
同時に、6月30日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表した。投資単位あたりの金額を引き下げ、株式の流動性向上及び投資家層の拡大を図ることを目的としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/08 18:04
みんかぶニュース 個別・材料
ユーザーロカが25年6月期業績予想及び配当予想を上方修正、自社株買いも発表
ユーザーローカル<3984.T>がこの日の取引終了後、25年6月期の単独業績予想について、売上高を44億1400万円から45億7500万円(前期比17.1%増)へ、営業利益を18億4400万円から19億3400万円(同12.0%増)へ、純利益を12億7200万円から13億3200万円(同12.4%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を11円から14円(前期8円)へ引き上げた。
さまざまな分野でAI活用が広がるなか、同社のビッグデータ・AIを活用したクラウドサービスへのニーズが一層高まっていることが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(24年7月~25年3月)決算は、売上高33億6200万円(前年同期比16.9%増)、営業利益15億1800万円(同13.7%増)、純利益10億4900万円(同16.4%増)だった。
同時に、上限を18万株(発行済み株数の1.12%)、または3億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は5月9日から8月7日までとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/08 17:41
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CRIが25年9月期業績予想及び配当予想を上方修正
CRI・ミドルウェア<3698.T>がこの日の取引終了後、25年9月期の連結業績予想について、売上高を33億6000万円から35億3000万円(前期比11.5%増)へ、営業利益を3億8400万円から5億5000万円(同49.3%増)へ、純利益を3億1200万円から4億1100万円(同35.0%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を20円から25円(前期20円)へ引き上げた。
エンタープライズ事業のモビリティー分野や組み込み分野が想定以上に伸長したほか、ゲーム事業の音響制作分野も好調に推移したことが要因としている。なお、同時に発表した3月中間期決算は、売上高18億5500万円(前年同期比23.8%増)、営業利益3億8700万円(同2.1倍)、純利益2億7100万円(同78.2%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/08 17:25
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SUMCOの第1四半期営業利益は従来予想を上回る31%減で着地
SUMCO<3436.T>がこの日の取引終了後、25年12月期第1四半期連結決算を発表しており、営業利益は従来予想の45億円を上回る59億9000万円(前年同期比31.1%減)で着地した。コストの発生が予想を下回ったことが要因という。また、法人税等が予想を下回ったことで、最終利益も従来予想の15億円を上回る30億4700万円(同39.7%減)となった。
売上高は計画をやや上回る1024億7200万円(同9.6%増)だった。AIに牽引されたデータセンター向け先端品の強い需要が続くなか、300mmウエハー需要が堅調だったものの、先端品以外の需要は弱く、全体として出荷量は減少した。また、200mm以下については依然として低調な出荷が続いた。
同社は翌四半期累計業績予想を開示する方針としており、第2四半期累計(1~6月)業績予想は、売上高2024億円(前年同期比2.1%増)、営業利益59億円(同71.7%減)、最終利益10億円(同92.1%減)を見込む。引き続き300mmは先端品の好調が続くが、先端品以外は需要の回復が弱く在庫適正化が継続すると予想。また、200mmは需要の低迷が想定以上に長期化しており、低調な出荷量が継続すると想定している。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/08 16:26
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任天堂の26年3月期最終8%増益予想、「スイッチ2」の販売計画1500万台
任天堂<7974.T>は8日の取引終了後、25年3月期の連結決算発表にあわせ、26年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比63.1%増の1兆9000億円、最終利益は同7.6%増の3000億円を計画する。6月5日に発売する新型ゲーム機「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)」については、今期はハードウェア1500万台、ソフトウェア4500万本の販売を計画する。
業績予想の前提となる為替レートは1ドル=140円、1ユーロ=155円とした。「Nintendo Switch(スイッチ)」の販売計画はハードウェアで450万台(前期は1080万台)、ソフトウェアで1億500万本(同1億5541万本)。年間配当予想は129円(前期比9円増配)とした。3月31日を基準日とする前期の期末配当に関しては従来の予想から4円増額して85円(前期の年間配当は120円)で決定した。
25年3月期の売上高は前の期比30.3%減の1兆1649億2200万円、最終利益は同43.2%減の2788億600万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/08 16:14
みんかぶニュース 個別・材料
クリナップが後場に急伸し年初来高値更新、前期利益上振れ着地と今期増益予想を評価
クリナップ<7955.T>が後場に急伸し、年初来高値を更新した。8日午後3時に発表した25年3月期の連結業績は、最終利益が計画を7億6900万円上回る17億1900万円(前の期比17.1%増)と、減益予想から一転、2ケタ増益で着地した。26年3月期の最終利益予想は前期比7.6%増の18億5000万円を計画。堅調な業況を評価した買いが入ったようだ。販売価格改定効果の発現が前期の利益上振れの要因となった。今期の売上高は同6.2%増の1380億円を見込む。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/08 15:26
みんかぶニュース 個別・材料
助川電気が後場終盤に上げ幅急拡大、原子力・核融合関連好調で業績・配当予想を増額修正
助川電気工業<7711.T>が後場終盤に上げ幅を急拡大した。同社は8日午後3時、25年9月期の単体業績予想の上方修正を発表。最終利益は減益予想から一転、増益を見込むほか、期末配当予想を従来の見通しから2円増額し20円に見直しており、好感されたようだ。
通期の売上高予想はこれまでの計画から4億2000万円増額して54億8000万円(前期比10.4%増)、最終利益予想は1億3400万円増額して7億2400万円(同13.5%増)に修正した。研究機関向けの原子力関連製品や核融合関連製品の販売増加を背景に売上高が計画を上振れする見込みとなった。人員配置の適正化に伴う生産効率の向上も寄与する。年間配当予想は前期比4円増配の38円。3月中間期の売上高は前年同期比11.7%増の29億6000万円、最終利益は同14.9%増の4億9500万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/08 15:19
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富士フイルムは後場切り返す、今期の業績見通しを評価
富士フイルムホールディングス<4901.T>は後場に入りマイナス圏から切り返している。この日午後2時ごろ、26年3月期連結業績予想について売上高を前期比2.6%増の3兆2800億円、営業利益を同0.3%増の3310億円と発表。配当については前期分を60円から65円に増額した上で、今期は更に上乗せして70円とする見込み。堅調な業績見通しを評価した買いが入っている。
米国の関税政策による影響は織り込んでいないとしつつも、リスクとして共通関税10%と、米中間での相互関税引き上げによる影響を想定しているという。なお、同時に発表した25年3月期決算は売上高が前の期比7.9%増の3兆1958億円、営業利益は同19.3%増の3301億5500万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/08 15:07
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千代建は大幅安、26年3月期減収減益へ
千代田化工建設<6366.T>は大幅安。この日昼ごろ発表した26年3月期連結業績予想は売上高が3700億円(前期比19.0%減)、最終利益が150億円(同44.4%減)。減収減益の見通しを示したことが嫌気され売られている。
配当予想は未定(前期無配)とした。同時に発表した25年3月期決算は売上高が4569億6900万円(前の期比9.7%減)、最終損益が269億8700万円の黒字(前の期158億3100万円の赤字)だった。国内外の手持ち案件が順調に進捗した。あわせて28年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表。中計期間の3年間に平均150億円の最終利益を達成し、経営を安定化させて盤石な会社経営の土台を作ることを目指す。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/08 14:46
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SBIIGが後場に上げ幅急拡大、今期純利益は連続最高益更新で17円増配計画示す
SBIインシュアランスグループ<7326.T>が後場に上げ幅を急拡大し、年初来高値を更新した。8日午前11時30分、25年3月期の連結決算発表にあわせ、26年3月期の業績・配当予想を開示した。今期の純利益予想は前期比25.7%増の25億円と、前期に続き過去最高益の更新を計画するほか、年間配当予想は同17円増配の40円としており、これらを好感した買いが入ったようだ。
25年3月期の純利益は前の期比37.1%増の19億8800万円だった。損害保険や生命保険、少額短期保険の各事業で保有契約件数が堅調な伸びを示した。26年3月期以降の配当性向に関しては40%程度を目安とする。これまでは30%程度の水準で実施する方針を示していた。株主への利益還元が可能になると判断し、新たな配当方針を導入する。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/08 14:38
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トヨタは後場下げに転じる、26年3月期連結純利益の3割減益予想を嫌気
トヨタ自動車<7203.T>が後場、下げに転じる。同社は午後1時55分に決算発表を行い、26年3月期の連結純利益予想を前期比34.9%減の3兆1000億円との見通しを示した。市場では純利益は約4兆1000億円前後を予想する見方が出ていた。今期配当は前期比5円増の95円の見込み。今期の想定為替レートは1ドル=145円前後とされている。
25年3月期連結純利益は前の期比3.6%減の4兆7650億8600万円となった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/08 14:14