みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
鶴見製が上げ幅を拡大、25年3月期業績は計画上振れで着地
鶴見製作所<6351.T>が上げ幅を拡大している。午後2時ごろ、集計中の25年3月期連結業績について、売上高が従来予想の650億円から680億5800万円(前の期比8.7%増)へ、営業利益が80億円から102億5100万円(同14.7%増)へ、純利益が66億円から87億8300万円(同6.0%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。
内需主導の景気回復が続いたことで国内事業が好調に推移したことに加えて、海外でもアジア地域をはじめとして着実な実績の積み上げがあり、業績を押し上げた。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 14:30
みんかぶニュース 個別・材料
秋田銀が急騰し2018年以来の高値圏、配当性向目標引き上げ今期大幅増配計画
秋田銀行<8343.T>が後場に急騰。ストップ高の水準となる前営業日比500円高の2902円に買われ、2018年以来の高値圏に浮上した。12日午後2時、25年3月期の連結決算発表にあわせ、26年3月期の業績・配当予想を開示。今期の純利益は前期比14.8%増の65億円を見込む。年間配当予想は同45円増配の150円を計画。業況と株主還元姿勢を好感した買いが集まったようだ。同社は株主還元方針の変更も決議し、配当性向の目標については40%以上(従来は30%以上)とし、自社株買いを機動的に実施する方針を示した。25年3月期の純利益は前の期比24.6%増の56億6200万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 14:23
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東応化が上げ幅を拡大、第1四半期営業利益は69%増
東京応化工業<4186.T>が上げ幅を拡大している。午後2時ごろに発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高542億7200万円(前年同期比20.6%増)、営業利益98億100万円(同69.2%増)、純利益75億2600万円(同2.1倍)と大幅な増収増益となったことが好感されている。
生成AI関連向け需要が好調に推移したことに加えて、パソコンやスマートフォンの需要が堅調に推移したことで、エレクトロニクス機能材料・高純度化学薬品ともに大幅な増収となった。
25年12月期通期業績予想は、売上高2220億円(前期比10.5%増)、営業利益373億円(同12.7%増)、純利益246億円(同8.4%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 14:22
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タカヨシHDは一時S高、第2四半期営業益は高進捗で期末配当20円実施へ
タカヨシホールディングス<9259.T>が後場急伸。一時ストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社はきょう午後0時40分ごろ、25年9月期第2四半期累計(24年10月~25年3月)の連結決算を発表し、営業利益は4億6200万円で着地。24年9月期第3四半期から連結決算に移行したため前年同期との単純比較はできないが、通期計画7億3500万円に対する進捗率が62.9%となっていることが好感されているようだ。
営業収益は40億6200万円で着地。野菜や果実の強化を進めたことや出店を継続したことで流通総額が順調に増加したほか、不採算店舗の閉店で利益改善が進んだことが寄与した。また、これまで無配としていた期末一括配当を20円(前期は無配)にすることもあわせて発表している。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 14:10
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ユトリはS高、4月月次高い伸び維持
yutori<5892.T>はストップ高。前週末9日取引終了後に月次KPIを発表。4月の売上高は前年同月比2.7倍と前月までの高い伸びを維持した。気温の上昇と共に春夏物の販売が好調に推移したため。14日に通期決算の発表を予定しており、業績期待の高まりから買いが集まっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 14:09
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ツムラ後場一時S安、費用増で26年3月期一転営業減益へ
ツムラ<4540.T>は後場一時ストップ安。この日前引け後、26年3月期連結業績予想について売上高を前期比3.8%増の1880億円、営業利益を同14.8%減の342億円と発表。最高益だった前期から一転減益の見通しを示しており、これが売り材料視されている。
中国生産拠点における製造加工費や生薬費の増加、人件費の増加などの影響を織り込んだ。配当予想は前期比据え置きの136円とした。なお、同時に発表した25年3月期決算は売上高が前の期比20.1%増の1810億9300万円、営業利益は同2.0倍の401億2500万円だった。
あわせて、28年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表。日本事業の安定成長と中国事業の拡大を図り、最終年度に売上高2340億円、営業利益430億円を目指す。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 13:49
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アサヒが後場プラスに転じる、第1四半期は4.3%営業増益で着地
アサヒグループホールディングス<2502.T>が後場プラスに転じている。午前11時30分に発表した第1四半期(1~3月)連結決算で、営業利益が339億4900万円(前年同期比4.3%増)と増益で着地したことが好感されている。
価格改定前の駆け込み需要で国内酒類の販売が増加し、売上高が6304億2300万円(同2.2%増)と伸長したことに加えて、変動費の効率化や広告販促費の投入時期を見直したことなどにより、オセアニアの減益幅が想定より縮小したことなどが寄与した。
なお、25年12月期通期業績予想は、売上高2兆9700億円(前期比1.0%増)、営業利益2620億円(同2.6%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 13:40
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東洋水が後場一段高、300万株を上限とする自社株買いを実施へ
東洋水産<2875.T>が後場一段高。午後0時20分ごろに、上限を300万株(発行済み株数の3.01%)、または235億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は5月13日から来年5月12日までで、機動的な資本政策を遂行することが目的としている。
同時に発表した26年3月期連結業績予想は、売上高5450億円(前期比7.4%増)、営業利益760億円(同0.7%増)を見込む。国内外でのコストアップに対応した価格改定や、国内即席麺の主力商品を中心とした拡売策により増収、営業増益を見込む。
なお、25年3月期決算は、売上高5076億円(前の期比3.8%増)、営業利益754億8800万円(同13.2%増)だった。主要事業で価格改定を実施したことに加えて、改定後も需要が堅調に推移したことが寄与した。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 13:19
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セガサミーが後場急上昇、26年3月期は2ケタ営業増益見通しで3円増配へ、自社株買いも発表
セガサミーホールディングス<6460.T>が後場急上昇しプラスに転じている。午前11時30分ごろに発表した26年3月期連結業績予想で、売上高4750億円(前期比10.7%増)、営業利益530億円(同10.1%増)を見込み、年間配当予想を前期比3円増の55円としたことが好感されている。
コンシューマ分野で「ソニックレーシング クロスワールド」などの新作を発売するほか、前期の新作タイトルがリピートタイトル販売に貢献するものの、前期好調のソニック映像作品の配分収入の減少でエンタテインメントコンテンツ事業は増収減益を予想。一方、前期に苦戦した遊技機事業は複数のパチスロ主力タイトル投入により増収増益を見込み、全体としては営業増益を見込む。
25年3月期決算は、売上高4289億4800万円(前の期比8.5%減)、営業利益481億2400万円(同16.8%減)だった。成長領域として位置づけているエンタテインメントコンテンツ事業は好調だったが、前の期に好調だった「スマスロ北斗の拳」の反動減により遊技機事業が落ち込み、全体を押し下げた。
同時に、自社株買いと自社株の消却を発表しており、これも好材料視されている。自社株買いは上限を600万株(発行済み株数の2.81%)、または120億円としており、取得期間は5月13日から12月31日まで。一方、自社株の消却は5月23日付で2000万株(発行済み株数の8.29%)を消却するとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 13:13
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東証、高周波の株式売買を一時停止
東京証券取引所は12日、日本高周波鋼業<5476.T>の株式売買を同日午後1時から午後1時15分の間、一時停止すると発表した。経営統合に関する発表が行われたため。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 13:12
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五洋建が大幅5日続伸、26年3月期は82%営業増益に10円増配を予想し自社株買いも発表
五洋建設<1893.T>が大幅高で5日続伸し年初来高値を更新している。前週末9日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想を発表しており、営業利益は395億円(同82.0%増)を見込み、年間配当予想を前期比10円増の34円とした。
国内土木、国内建築、海外ともに手持ちの大型工事が進捗することから、売上高は前期並みの7270億円(前期比0.1%減)を見込む。これに加えて、工事採算の向上を見込むほか、前期に不採算工事が完成したことで海外の営業利益が黒字転換することも営業利益を押し上げる。
なお、25年3月期決算は、売上高7274億9100万円(前の期比17.8%増)、営業利益216億9700万円(同25.6%減)、純利益124億6000万円(同30.3%減)だった。
同時に株主還元の目標について、これまで「連結配当性向30%以上」に「自己株式取得による還元性向約10%」を加え「連結総還元性向40%以上」としていたが、25年度からの3年間については「連結配当性向35%以上」「25年度からの3年間で自己株式取得約300億円」へと見直した。この方針に伴い、上限を750万株(発行済み株数の2.66%)、または50億円とする自社株買いを合わせて発表。取得期間は5月12日から9月30日までとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 13:12
みんかぶニュース 個別・材料
極洋は年初来高値更新、前期配当20円増額し今期20円増配へ
極洋<1301.T>が大幅高で、年初来高値を更新した。同社はきょう午前11時ごろ、25年3月期通期の連結決算を発表し、営業利益は前の期比25.8%増の110億7900万円で着地した。また、期末一括配当を従来計画比20円増額の130円にすると発表したことも好材料視されているようだ。
26年3月期通期の連結業績予想については、営業利益を前期比12.8%増の125億円と見込み、期末一括配当計画は前期比20円増配の150円としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 13:09
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SANKYOが後場にプラス圏急浮上、上限13.66%の自社株買いを材料視
SANKYO<6417.T>が後場にプラス圏に急浮上した。同社は12日午前11時30分、取得総数3000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の13.66%)、取得総額600億円を上限とする自社株買いの実施を発表。需給面への好インパクトを見込んだ買いを集めたようだ。取得期間は13日から2026年3月31日。あわせて26年3月期の業績・配当予想を公表。今期の売上高は前期比3.6%減の1850億円、最終利益は同18.5%減の440億円、年間配当予想は同10円減配の90円とした。25年3月期の業績は計画を上振れして着地。売上高は前の期比3.7%減の1918億2100万円。最終利益は同0.4%増の539億9200万円で、最終利益は過去最高を更新した。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 12:49
みんかぶニュース 個別・材料
オムロンが4日ぶり反発、「パワーエレクトロニクスセンタ(仮)」を開設
オムロン<6645.T>が4日ぶりに反発している。この日、新たな研究開発拠点「パワーエレクトロニクスセンタ(仮)」を京都府向日市の桂川事業所内に開設すると発表しており、好材料視されている。同社では、パワーエレクトロニクス領域について同拠点の設立をはじめ今期からの3年間で約50億円を追加投資する予定のほか、100人規模のエンジニアを採用し、30年の関連事業売上高2000億円を目指すとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 12:38
みんかぶニュース 個別・材料
ベルパークが急伸、第1四半期33%営業増益と配当予想の増額修正を好感
ベルパーク<9441.T>が急伸し年初来高値を更新している。前週末9日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高342億5000万円(前年同期比12.0%増)、営業利益24億5500万円(同33.3%増)、純利益17億2000万円(同22.4%増)と大幅増収増益となったことに加えて、25年12月期の配当予想を中間・期末各25円の年50円から、中間・期末各37円の年74円に増額修正したことが好感されている。
販促イベントの実施回数の増加に伴い新規契約が増加したほか、継続手数料や「店頭スマホサポート定額」の会員数の増加によりストック利益が拡大したことも寄与した。なお、25年12月期通期業績予想は、売上高1140億円(前期比1.8%減)、営業利益45億円(同5.5%増)、純利益30億円(同5.6%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に700万株(発行済み株数の34.66%)、103億3430万円を上限に、自社株TOBを実施すると発表した。買い付け価格は1471円で、買い付け期間は5月12日から6月6日まで。また、これにより取得したものを含め、自社株795万7088株(発行済み株数の39.40%)を7月4日付で消却すると発表した。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 12:34
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ユニポスがS高、26年3月期の黒字転換計画を材料視
Unipos<6550.T>がストップ高の水準となる前営業日比50円高の203円に買われた。前週末9日の取引終了後、25年3月期の単体決算にあわせ、26年3月期の業績予想を開示。今期の売上高は前期比12.3%増の12億2500万円、最終損益は2億円の黒字(前期は9400万円の赤字)を計画する。黒字転換予想を材料視した買いが入ったようだ。プロダクトサービスの提供に関し、ストック売上高に占める大企業のシェア拡大を図るとともに、顧客単価の向上を目指す方針。AIなどを活用した生産性の向上にも引き続き取り組む。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 11:20
みんかぶニュース 個別・材料
丸一管が急反発、26年3月期は47%営業増益で3円増配を予想、300万株を上限とする自社株買いも発表
丸一鋼管<5463.T>が急反発し年初来高値を更新している。前週末9日の取引終了後に発表した26年3月期連結業績予想で、売上高2639億円(前期比0.9%増)、営業利益336億円(同46.6%増)と大幅増益を見込み、年間配当予想を前期比3円増の134円としたことが好感されている。
国内の販売状況は引き続き厳しいものの、コスト上昇分の製品販価への転嫁と値下がり分の値戻しに継続して取り組むほか、営業・生産・間接部門の効率化などの生産性向上に取り組むことで単独事業の収益改善を見込む。また、米国4社の販売数量2ケタ伸長を見込んでおり、レビット社を中心に増益に寄与する見通し。なお、純利益は前期に計上した有価証券売却益が剥落することから234億円(同13.4%減)を見込む。
25年3月期決算は、売上高2616億4900万円(前の期比3.6%減)、営業利益229億1800万円(同34.2%減)、純利益270億3300万円(同3.5%増)だった。丸一管単独の販売数量の減少やコストアップによるトン当たり製造コストの負担増、更に米国の販売数量減少やスプレッドの悪化などが利益を圧迫した。
同時に、上限を300万株(発行済み株数の3.92%)、または120億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は6月23日から来年3月31日までで、市場買い付けのほか、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNet-3)による買い付けを行うとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 11:13
みんかぶニュース 個別・材料
平田機工が続騰、前期利益上振れ着地と今期最終19%増益・実質増配計画を評価
平田機工<6258.T>が続騰した。前週末9日の取引終了後、25年3月期の連結決算を発表。利益は計画を上回り、最終利益は前の期比10.0%増の47億7800万円と減益予想から一転して2ケタの増益で着地した。26年3月期の最終利益は前期比19.3%増の57億円と堅調な伸びを計画しており、評価されたようだ。
今期の売上高は前期比8.5%増の960億円を見込む。半導体関連では増収を計画。生成AI関連の半導体需要に期待を示すとともに、新製品開発や供給能力の増強により、シェアアップに臨む。米国の関税政策の影響は業績予想には織り込んでいない。年間配当予想は65円。前期の年間配当は株式分割を考慮したベースで40円となっており、実質増配となる見通し。中期経営計画も公表し、28年3月期に営業利益を100億円以上(26年3月期予想は84億円)に伸ばす目標を設定。連結配当性向の目安を20%から35%に引き上げた。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 11:04
みんかぶニュース 個別・材料
ゲンキGDCは急伸、株主優待拡充を好感
Genki Global Dining Concepts<9828.T>は急伸。同社は旧元気寿司。前週末9日取引終了後、株主優待制度を拡充すると発表。保有株数に応じて配布される食事券の額を増やすほか、これまで3年未満・3年以上で区分していた継続保有期間の条件を1年未満・1年以上に短縮する。今年9月分から変更を適用する。これを好感した買いが入っている。
あわせて発表した25年3月期連結決算は売上高が前の期比9.1%増の674億7200万円、営業利益が同38.1%増の67億9200万円だった。テレビ番組で紹介されたことが奏功。また、高品質・高付加価値商品の訴求や販売価格の適正化も寄与した。続く26年3月期の売上高は前期比7.2%増の723億円、営業利益は同3.1%増の70億円の見通し。配当予想は前期比同額の70円とした。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 10:48
みんかぶニュース 個別・材料
クレスコがS高、26年3月期は2ケタ増益で16円増配を予想、自社株買いも発表
クレスコ<4674.T>がストップ高の1516円に買われ、年初来高値を更新している。前週末9日の取引終了後に発表した26年3月期連結業績予想で、売上高640億円(前期比8.9%増)、営業利益70億円(同17.0%増)、純利益49億円(同11.2%増)と2ケタ増益を見込み、年間配当予想を前期比16円増の58円としたことが好感されている。
企業のDX投資継続により、グループの受注も引き続き堅調に伸びると予想しており、連続営業最高益更新を見込む。なお、25年3月期決算は、売上高587億6000万円(前の期比11.4%増)、営業利益59億8300万円(同16.8%増)、純利益44億500万円(同18.2%増)だった。
また、上限を100万株(発行済み株数の2.42%)、または15億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は5月12日から11月28日までで、資本効率の向上を図ることが狙いとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 10:47
みんかぶニュース 個別・材料
三十三FGが続急伸し上場来高値更新、今期最終28%増益で大幅増配計画を評価
三十三フィナンシャルグループ<7322.T>が続急伸し上場来高値を更新した。前週末9日の取引終了後、25年3月期の連結決算にあわせ、26年3月期の業績・配当予想を開示した。今期の純利益予想は前期比28.3%増の111億円を計画。また、3月31日を基準日とする前期の期末配当を従来の見通しから6円増額し63円(年間配当100円)としたうえで、今期の年間配当予想は前期比28円増配の128円とした。2ケタ最終増益で大幅増配の計画となり、発表内容を好感した買いが集まった。銀行単体で業務純益の拡大を見込み、配当性向30%の水準を維持しつつ利益の積み増しにあわせて配当を増額する方針。25年3月期の純利益は前の期比25.3%増の86億5300万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 10:34
みんかぶニュース 個別・材料
フォースタが一時S高で年初来高値、26年3月期は3期ぶり過去最高益更新を計画
フォースタートアップス<7089.T>が一時ストップ高の水準となる前営業日比300円高の1420円に買われ、年初来高値を更新した。前週末9日の取引終了後、25年3月期の連結決算発表にあわせ、26年3月期の業績予想を開示。今期の売上高は前期比16.4%増の43億円、最終利益は同41.3%増の5億円を計画する。3期ぶりに過去最高益を更新する計画となっており、ポジティブ視されたようだ。スタートアップ向けの人材紹介などを手掛ける既存事業において、紹介件数を伸ばしサービスのクロスセルの強化による効果を引き出していく方針。三井住友銀行との連携を通じて、スタートアップの出口戦略の活性化にも取り組む。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 10:29
みんかぶニュース 個別・材料
IBJがS高、第1四半期営業利益は52%増で上期計画に対し74%の高進捗率
IBJ<6071.T>がストップ高の773円に買われ年初来高値を更新している。前週末9日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高48億1500万円(前年同期比13.2%増)、営業利益10億600万円(同51.7%増)、純利益6億1400万円(同27.7%増)と大幅増収増益となり、営業利益の上期予想に対する進捗率が74%となったことが好感されている。
加盟店事業で結婚相談所数・会員数ともに増加したことに加えて、直営店事業でお見合い件数が増加し、それに伴い成婚数も増加したことなどが牽引した。また、韓国語学校運営のK Village事業の拡大も寄与した。
なお、25年12月期通期業績予想は、売上高194億500万円(前期比9.4%増)、営業利益31億2400万円(同21.1%増)、純利益19億8900万円(同30.6%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 10:26
みんかぶニュース 個別・材料
ガンホーは大幅安、「パズドラ」減収で1~3月期減収減益
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>は大幅安。前週末9日取引終了後に1~3月期連結決算を発表。売上高は前年同期比7.6%減の237億7500万円、営業利益は同54.8%減の28億3100万円だった。主力の「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」を中心に減収となったほか、業務委託費や広告宣伝費をはじめとする販管費の増加が響いた。これが嫌気されている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 10:21
みんかぶニュース 個別・材料
日ハムが反落、26年3月期は最終利益13%増で21円増配予想も材料出尽くし感強まる
日本ハム<2282.T>が反落している。前週末9日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想を発表し、売上高1兆4000億円(前期比2.1%増)、純利益300億円(同12.8%増)を見込み、年間配当予想を前期比21円増の156円としたものの、前週末まで7日続伸していただけに、材料出尽くし感から利益確定の動きが出ているようだ。
ブランド力を高めるマーケティング活動で国内加工事業の売り上げ回復と国産鶏肉事業の販売強化をはかるほか、北米3社買収に伴う海外加工事業の売り上げ増加や豪州牛肉事業の生産数量拡大と販売価格の上昇を見込む。一方、食肉事業の国内鶏肉生産のブランド比率向上や相場好転、輸入食肉の調達体制の見直しなどに取り組むことで、減益に終わった前期から一転して増益とする見通しだ。
なお、25年3月期決算は、売上高1兆3705億円(前の期比5.1%増)、純利益265億8500万円(同5.3%減)だった。国産鶏肉の生産部門の収益性悪化や輸入食肉の販売苦戦、フード販売の価格転嫁の遅れなどが響いた。
同時に、上限を600万株(発行済み株数の6.06%)、または300億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は5月9日から来年3月31日までで、株主への還元に関し配当を充実させるとともに、最適資本構成の観点から実施するとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 10:17
みんかぶニュース 個別・材料
パルHDは大幅反落、株式売り出しで需給悪化懸念
パルグループホールディングス<2726.T>大幅反落。前週末9日取引終了後、創業家の井上英隆氏、井上隆太氏による合計250万株の売り出しを実施すると発表した。需要状況に応じて上限37万5000株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う。売り出し価格は19日から21日までのいずれかの日に決定する。株式需給の悪化を懸念した売りが出ている。
あわせて、取得上限75万株(自己株式を除く発行済み株数の0.86%)、または20億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は売り出し受け渡し期日の翌営業日~8月29日。株式売出しに伴う株式需給への短期的な影響を緩和するため。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 10:16
みんかぶニュース 個別・材料
ティアが3連騰、葬儀件数・単価が想定上回り25年9月期業績予想を上方修正
ティア<2485.T>が3連騰し年初来高値を更新している。前週末9日の取引終了後、25年9月期連結業績予想について、売上高を213億4000万円から220億円(前期比16.8%増)へ、営業利益を15億5500万円から17億7000万円(同23.1%増)へ、純利益を7億8500万円から10億8000万円(同43.6%増)へ上方修正したことが好感されている。
期初の想定に対して、葬儀件数と葬儀単価がともに増加したことに加えて、不動産関連・アフターサポート・霊園事業などのトータル・ライフ・デザイン事業の売上高が想定を上回って推移していることなどが売上高・利益を押し上げるという。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 10:03
みんかぶニュース 個別・材料
<注目銘柄>=コーナン、株主還元の積極化も評価
コーナン商事<7516.T>に注目したい。ホームセンター大手である同社の25年2月期の連結営業利益は前の期比3.8%増の250億100万円となった。新規出店の増加に加え、家電や日用品などが好調だった。26年2月期の同利益も前期比2.4%増の256億円の見通しだ。同社は28年2月期を最終年度とする次期中期経営計画のなかで、配当と自社株買いの純利益に占める比率を示す総還元性向を、従来の30%以上から40%以上に引き上げるなど株主還元を積極化する姿勢を示している。
4月の決算発表時には自社株買いを公表するとともに、今2月期の配当は前期比30円増の130円とすることを明らかにした。株価は連結PBRで0.6倍、配当利回りは3.4%前後の水準と割安感は強く、ここからの水準訂正が見込める。(地和)
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 10:00
みんかぶニュース 個別・材料
アネスト岩田がS高カイ気配、今期大幅増配計画の株主還元姿勢を評価
アネスト岩田<6381.T>がストップ高の水準となる前営業日比300円高の1403円でカイ気配となっている。前週末9日の取引終了後、26年3月期の業績・配当予想とともに新たな中期経営計画を公表した。今期の年間配当予想を前期比38円増配の83円としたうえで、中計期間のDOE(株主資本配当率)を7.0~7.5%に設定。今期の水準を下限として累進的な増配を行うほか、中計期間において30~35億円規模の自社株買いを実施する方針を示しており、株主還元姿勢を評価した買いが入った。中計期間の最終年度である28年3月期の売上高目標は620億円(26年3月期予想は580億円)、営業利益目標は61億7000万円(同55億5000万円)に設定した。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 09:59
みんかぶニュース 個別・材料
川田テクが大幅続伸、fundnoteが5.94%保有判明で需給思惑働く
川田テクノロジーズ<3443.T>が大幅続伸している。前週末9日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、投資運用会社のfundnote(東京都港区)の株式保有割合が5.94%と、新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は、投資信託の信託財産の運用のための保有としているが「重要提案行為を行う」に変更する場合があるともしている。なお、報告義務発生日は4月30日としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/12 09:54