みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧

みんかぶニュース 個別・材料 CIJが後場プラス転換、前期利益上振れ着地と配当増額が株価支援  CIJ<4826.T>が後場プラス転換。同社は29日午後2時、25年6月期の連結業績について、最終利益は12億8000万円から14億9500万円(前の期比57.7%増)で着地したようだと発表した。あわせて前期の配当予想を中間・期末各7円の年14円の予想から、中間7円・期末8円の年15円(前の期は11円)に増額修正したほか、発行済み株式総数の2.99%相当の自己株式消却も発表しており、株価の支援材料となった。  賃上げ促進税制の適用などにより、法人税、住民税及び事業税が想定を超えて減少し、最終利益を押し上げた。半面、一部部門の成長が伸び悩んだことを背景に、売上高は従来予想の270億円から268億9900万円(前の期比4.5%増)に下振れして着地した。同社は自己株式200万株を8月28日付で消却する。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 15:18 みんかぶニュース 個別・材料 ヤクルトが後場急落、国内乳製品計画下回り26年3月期業績予想を一転減益予想へ下方修正  ヤクルト本社<2267.T>が後場急落している。午後2時20分ごろ、26年3月期連結業績予想について、売上高を5060億円から4950億円(前期比0.9%減)へ、営業利益を585億円から535億円(同3.4%減)へ、純利益を490億円から455億円(同0.1%減)へ下方修正し、増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。  国内の飲料及び食品製造販売において、物価高による購買意欲低下の影響などから「ヤクルト1000シリーズ」をはじめとする乳製品の販売が従来予想を下回る見通しであることが要因。また、海外の飲料及び食品製造販売において、為替レートが想定よりも円高となっていることも響くという。  なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高1165億8600万円(前年同期比4.9%減)、営業利益109億600万円(同32.2%減)、純利益115億9700万円(同17.7%減)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 15:14 みんかぶニュース 個別・材料 南海辰村が後場急伸し6年ぶり高値、4~6月期経常77%増益で受注高27%増  南海辰村建設<1850.T>が後場に急伸。フシ目の400円にタッチし、2019年7月以来、6年ぶりの高値圏で推移している。同社は29日午後2時、26年3月期第1四半期(4~6月期)の連結決算を発表。売上高は前年同期比8.3%増の114億1600万円、経常利益は同77.0%増の6億500万円となった。中間期の計画に対し、経常利益の進捗率は約81%とあって、業績の上振れを期待した買いが集まったようだ。追加工事の獲得や手持ち工事の順調な進捗が寄与した。受注高は前年同期比26.8%増の113億5500万円となった。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 14:31 みんかぶニュース 個別・材料 ラストワンMが大幅3日続伸、6月ストック売り上げは増収基調継続  ラストワンマイル<9252.T>が大幅高で3日続伸している。28日の取引終了後に発表した6月度の月次主要KPI(重要業績評価指標)で電気、宅配水、インターネット、その他を合わせたストック売り上げが前年同月比21.4%増の5億5000万円となり、増収基調が継続していることが好感されている。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 14:25 みんかぶニュース 個別・材料 清水建が後場切り返し1990年以来の高値圏、営業利益9倍超でショートカバー  清水建設<1803.T>は後場に切り返し、1990年以来の高値圏に浮上した。同社は29日午後1時、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算について、売上高が前年同期比10.2%増の4417億9900万円、営業利益が同9.7倍の172億5000万円、最終利益が同4.6倍の111億2800万円になったと発表。大幅増益で着地したことがショートカバーを誘い、株価を押し上げたとみられる。  大型工事が順調に進捗したほか、工事採算も改善。開発物件の売却に伴う利益も寄与した。単独ベースでの受注高は前年同期比79.9%増の6225億7200万円だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 14:17 みんかぶニュース 個別・材料 アルメディオが後場急上昇、CNFに関する特許取得  アルメディオ<7859.T>が後場急上昇している。午後2時ごろ、出願していた「カーボンナノファイバー含有組成物及び該カーボンナノファイバー含有組成物を含有する成型体」に関する特許を取得したと発表したことが好感されている。同技術は、同社のカーボンナノファイバー(CNF)がベース材料に含有された組成物、及びCNF含有組成物を用いた成型体または塗料に関するもので、今回との特許取得により、幅広い分野への適用が期待できるという。なお、26年3月期業績に与える影響は軽微としている。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 14:10 みんかぶニュース 個別・材料 ダイナマップは一段高、経産省の補助事業としてダイナミックマップ国際標準化事業が採択  ダイナミックマッププラットフォーム<336A.T>が後場一段高となっている。同社はきょうの朝方、経済産業省の「令和7年度 国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金」の補助対象事業者に採択されたことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。  同社は前年度にも補助対象事業者として同補助事業に採択されており、今年度は「公道から公共エリアまでシームレスにつなぐ自動運転社会の実現に向けたダイナミックマップの国際標準化事業」として、継続での採択になるという。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 13:52 みんかぶニュース 個別・材料 AIinsが上げ幅を拡大、中本&アソシエイツとAIプロバイダー契約を締結  AI inside<4488.T>が後場上げ幅を拡大している。午後1時ごろ、丸紅I-DIGIOホールディングス(東京都文京区)傘下の中本・アンド・アソシエイツ(東京都千代田区)と、AIプロバイダー契約を締結したと発表しており、好材料視されている。  中本&アソシエイツは、AIinsが提供する、AIによる新たな収益源の創出を支援するプラットフォーム「Leapnet」のAIプロバイダー第1号として参画。ERP領域の知見を活用して、従来人の手で行っていた紙の受注伝票や請求書などの入力やデータ変換を支援するERP強化AIや、業界固有の課題を解決する異常検知AIを「Leapnet」上で開発する。また、異常検知AIを活用したソリューションの第1弾として、不動産管理・マンション修繕向けの異常検知AIソリューション「GenbaLens(ゲンバレンズ)」を8月上旬にも提供を始めるとしている。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 13:44 みんかぶニュース 個別・材料 SBIリーシ後場急伸し上場来高値、4~6月期最終92%増益・進捗率3割台で評価  SBIリーシングサービス<5834.T>が後場に急伸し、上場来高値を更新した。同社は29日午前11時30分、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比4.2倍の104億1900万円、最終利益は同91.7%増の15億6800万円となった。大幅な増収増益で着地したほか、通期の計画に対する最終利益の進捗率も3割台に上り、好業績を評価した買いが入ったようだ。法人税の繰り延べを主目的とした金融商品である日本型オペレーティング・リースファンド「JALCO」商品の販売が引き続き好調に推移した。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 13:34 みんかぶニュース 個別・材料 トーメンデバは一段安、第1四半期営業益44%減で通期計画進捗率21%  トーメンデバイス<2737.T>が後場一段安となっている。同社はきょう午後1時ごろ、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比44.0%減の18億4600万円となり、通期計画の88億円に対する進捗率は21.0%となった。  売上高は同0.5%減の1023億8600万円で着地。車載ビジネス及び中国スマートフォン向け高精細カメラ用CIS(CMOSイメージセンサー)、国内SiP(システム・イン・パッケージ)ビジネスの売り上げが増加したものの、為替相場が前年に比べて円高で推移したことが影響した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 13:27 みんかぶニュース 個別・材料 オリジナル設は3日続伸、日本技術サービスを買収  オリジナル設計<4642.T>は3日続伸している。この日、西日本を中心に上水道の設計・監理を主に手掛ける日本技術サービス(神戸市東灘区)の全株式を7月29日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視されている。  今回の子会社化により、下水道の設計・監理に強みを持つオリジナル設が上水道事業の強化を図ることになり、上下水道一体の事業ニーズの変革に対応する。取得価額は非開示。なお、25年12月期業績に与える影響は軽微としている。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 13:25 みんかぶニュース 個別・材料 杉本商が大幅安で3日続落、米関税受けた設備投資停滞で4~6月期最終利益27%減  杉本商事<9932.T>は大幅安で3日続落。機械・工具商社の同社は29日午前11時、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高が前年同期比1.8%増の111億7000万円、最終利益が同26.8%減の2億3000万円となった。最終利益の通期計画に対する進捗率は約12%にとどまり、低調な業況を嫌気した売りが膨らんだ。米国の関税措置の動向に対する警戒感が広がり、国内各地域で設備投資の遅延や停滞が起き、収益の悪化につながった。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 13:20 みんかぶニュース 個別・材料 コーテクHDが3日続落、新規タイトル寄与限定的で第1四半期営業利益は38%減  コーエーテクモホールディングス<3635.T>が3日続落している。28日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高148億円(前年同期比15.9%減)、営業利益35億7400万円(同37.5%減)、純利益60億7200万円(同55.5%減)と大幅な減収減益となったことが嫌気されている。  期中にパッケージゲームで1タイトルを発売し、スマートフォンではIPを許諾した2タイトルが運営を開始した。ただ、リピート販売と既存の運営タイトルが中心であり新規タイトルの寄与が限定的であったことや、積極的な採用、ベースアップなどで人件費が増加したことなどが利益を圧迫し、減収減益を余儀なくされた。  減収減益となったものの、会社側では営業利益は保守的に見込んでいた社内計画を上振れたとコメントしている。また、下期に新作が集中することもあって、26年3月期通期業績予想は売上高920億円(前期比10.6%増)、営業利益310億円(同3.5%減)、純利益270億円(同28.2%減)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 13:12 みんかぶニュース 個別・材料 エレメンツがプラスに転じる、LINE証券に「ICおまかせパック」による公的個人認証を提供  ELEMENTS<5246.T>がプラスに転じている。この日、子会社Liquidが、LINE証券(東京都品川区)の外国為替証拠金取引サービス「LINE FX」に、オンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」のICおまかせパックによる公的個人認証(JPKI)を提供したと発表しており、好材料視されている。  「LIQUID eKYC」は、ネット上での契約やアカウント登録、口座開設時などに必要な身元確認をオンライン完結で行うサービス。今回のLINE証券への提供により、「LINE FX」の口座開設において、ユーザーが顔画像や本人確認書類の撮影、住所入力などを行うことなく、マイナンバーカードのICチップをスマートフォンで読み取ることで本人確認を完了できる仕組みを実現した。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 13:09 みんかぶニュース 個別・材料 レーザーテクが急落、外資系証券が投資判断「アンダーウェート」に引き下げ  レーザーテック<6920.T>が急落した。モルガン・スタンレーMUFG証券が28日、レーザーテクの投資判断をこれまでの「イコールウェート」から「アンダーウェート」に引き下げた。目標株価は1万1700円から1万1000円に減額修正している。半導体の技術ドライバーが先端露光技術からパッケージに移行し、EUV(極端紫外線)露光用マスク及び関連装置の需要はピークアウトしていると指摘。同証券はレーザーテクの27年6月期のEPS(1株利益)予想を832円30銭から785円70銭に見直している。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 13:04 みんかぶニュース 個別・材料 タカミヤがプラスに転じる、足場運搬ロボットのレンタル提供開始  タカミヤ<2445.T>は朝安スタートもプラスに転じている。午前11時ごろ、足場運搬ロボット「TLEVER(トレバー)」のレンタル提供を開始したと発表しており、好材料視されている。  「TLEVER」は、建ロボテック(香川県三木町)と共同開発したパイプレール運搬ロボット。建設現場における足場などの資材運搬を自動化することにより、作業員10人分の運搬能力を発揮し、工数を3分の1に削減するという。同社ではレンタル提供を通じて得られる稼働時間や移動距離といった実運用データを蓄積・分析し、現場ごとに最適化された工程管理や更なる効率化のソリューションを提案するという。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 12:59 みんかぶニュース 個別・材料 エンプラスがストップ高カイ気配、4~6月期決算発表受け空売り買い戻しに火が付く  エンプラス<6961.T>に投資資金が集中、前日比705円高の5010円でストップ高カイ気配に張り付く人気となっている。樹脂系高機能デバイスの製造を中心に展開し、半導体テスト用ソケットなどが主力製品となっている。同社が28日取引終了後に発表した26年3月期第1四半期(25年4~6月)決算は、光通信部品などの低迷が足を引っ張るなか営業利益が前年同期比58%減の9億500万円と低調だった。しかし、足もとの業績悪は織り込み済みで、対通期予想に対する進捗率は36%に達しており、今期業績予想の上振れ余地が意識されている。株式需給面では貸株市場を通じた空売りが積み上がっており、その買い戻しを誘導した格好で予想外の急騰となったもようだ。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 12:55 みんかぶニュース 個別・材料 川岸工が4連騰、25年9月期営業利益予想を一転増益へ上方修正し配当予想を増額へ  川岸工業<5921.T>が4連騰し年初来高値を更新している。28日の取引終了後、25年9月期の単独業績予想について、営業利益を12億円から16億7000万円(前期比0.1%増)へ、純利益を10億円から12億7000万円(同13.6%減)へ上方修正し、営業利益を減益予想から一転して微増益予想とするとともに、期末一括配当予想を105円から140円へ引き上げたことが好感されている。  予算不足による計画の先送りや工程の遅れなどが響き、売上高は270億円から230億円(同15.5%減)へ下方修正したものの、採算性の良い大型工事の完成や設計変更などの獲得などがあり、利益を押し上げる。なお、同時に発表した第3四半期累計(24年10月~25年6月)決算は、売上高180億2600万円(前年同期比14.0%減)、営業利益16億6200万円(同23.7%増)、純利益12億6300万円(同8.8%増)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 12:31 みんかぶニュース 個別・材料 パレモ・HDが堅調、7月既存店売上高が2カ月連続前年上回る  パレモ・ホールディングス<2778.T>が堅調な動きとなっている。28日の取引終了後に発表した7月度(6月21日~7月20日)の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比2.4%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。  平年よりも早い梅雨明けに伴い猛暑となったことで、アパレルでは引き続きカットソーやパンツを中心とした夏・盛夏物の販売が好調に推移した。一方の雑貨では、紫外線防止などの機能性商品のほか、生活雑貨のバス・ランドリー関連商品が順調に販売を伸ばした。なお、全社売上高は同3.2%減だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 11:18 みんかぶニュース 個別・材料 サンリオは底堅い、自社メタバースイベントの制作担う企業を子会社化  サンリオ<8136.T>は底堅く推移している。28日取引終了後、デジタルコンテンツ制作のGugenka(グゲンカ、新潟市中央区)の株式を取得し、子会社化したと発表した。グゲンカはサンリオが開催するメタバースイベント「Sanrio Virtual Festival」の企画制作を担当している。今回の子会社化により、XRコンテンツなどデジタル分野の制作・販売機能の具備、IPホルダー向け営業力の相互強化、リアル・デジタルのクロスセルを実現していくことを目指す。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 11:04 みんかぶニュース 個別・材料 SANEIが急反落、大阪・関西万博関連費用の計上などで4~6月の利益振るわず  SANEI<6230.T>が急反落している。同社は28日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高が71億900万円(前年同期比4.8%増)、営業利益が2億4900万円(同39.3%減)となった。通期計画に対する営業利益の進捗率は11.3%に過ぎず、通期予想の売上高300億円(前期比5.4%増)、営業利益22億円(同16.8%増)は据え置いているものの失望売りがかさんだ。  SANEIは給水栓金具を手掛けており、4~6月はホテル・飲食店などの非住宅分野における加飾水栓の需要増や高付加価値水栓シリーズの販売拡大などで増収となった。ただ、大阪・関西万博関連費用の計上や岐阜工場に関するプロモーション活動費といった一時費用が発生し、減益での着地になった。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 11:04 みんかぶニュース 個別・材料 サスメドが急反落、不眠障害用アプリの製造販売承認事項一部変更が承認されるも材料出尽くし感  サスメド<4263.T>が急反落している。この日の寄り前、28日に開催された厚生労働省薬事・食品衛生審議会プログラム医療機器調査会において、不眠障害用アプリの製造販売承認事項の一部変更の承認が了承されたと発表。ただ、株価は承認への期待から直近で急騰していただけに、目先の材料出尽くしとみた売りが出ているようだ。  今後は、同審議会から厚労大臣に答申が行われ、その後、正式な製造販売承認事項の一部変更の承認の判断が行われる。厚労大臣による承認が行われた場合、一般的には保険医療材料等専門組織での審議や中央社会保険医療協議会での了承を経て保険収載が行われるが、具体的な日程は現時点では未定としている。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 10:59 みんかぶニュース 個別・材料 ヒロセ電は続伸、半導体テスト製品メーカーを子会社化  ヒロセ電機<6806.T>は続伸。28日取引終了後、半導体テスト製品の製造・販売事業を展開するエス・イー・アール(東京都品川区)の全株式を取得し、子会社化したと発表した。当該企業に対し、自社グループの製造ノウハウや商品開発力、販売チャネルによるサポートを行い、より優れた製品開発と事業の拡大を推進していく。これが手掛かりとなっている。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 10:43 みんかぶニュース 個別・材料 情報戦略テクが大幅3日続伸、サイバーセキュリティーサービスを提供開始  情報戦略テクノロジー<155A.T>が大幅高で3日続伸し年初来高値を更新している。午前9時ごろ、サイバーセキュリティーサービスの提供を開始したと発表しており、好材料視されている。  5月に発表したサイバーコマンド(大阪市北区)との業務提携の取り組みの一つとして行うもので、セキュリティートレーニングやセキュリティーコンサルティング、脆弱性診断・ペネトレーションテスト(侵入テスト)、セキュア開発などを提供。既に、業界最大手企業の共通認証認可基盤の構築プロジェクトに関して相談を受けているという。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 10:35 みんかぶニュース 個別・材料 ウェリタスがS高カイ気配、「RNAの機能を制御する化合物のスクリーニング方法」が米国特許査定を受領  Veritas In Silico<130A.T>がストップ高の749円でカイ気配となっている。28日の取引終了後、米国で出願手続きを進めていた「RNAの機能を制御する化合物のスクリーニング方法」について、USPTO(米国特許商標庁)から特許査定を受領し、米国内での特許権が成立することになったと発表したことを好感した買いが流入している。  同技術は、同社独自の創薬プラットフォーム「ibVIS」に関するもので、既に日本、欧州で特許権が成立している。今回の米国での特許権成立により、主要各国で「ibVIS」の技術が権利化され、同社の独占使用が国際的に保証されたことになり、共同創薬研究のグローバル化に弾みがつくことが期待されている。なお、同件による業績への直接的な影響は想定していないという。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 10:29 みんかぶニュース 個別・材料 大塚HDが反発、中間期の最終利益が予想を260億円上振れて着地  大塚ホールディングス<4578.T>は反発している。同社は29日、6月中間期の連結業績について、売上高を従来予想の1兆1740億円から1兆1800億円(前年同期比6.4%増)へ、最終利益を1470億円から1730億円(同60.5%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、材料視した買いが入った。25年12月期の通期連結業績予想については7月31日の決算発表時に明らかにする予定だ。  医療関連事業を中心に収益が堅調。抗精神病薬「レキサルティ」や持続性注射剤「エビリファイ メンテナ」、V2-受容体拮抗剤「ジンアーク」が業績を牽引している。また、一般消費者向けでは、国内の健康飲料「ポカリスエット」やサプリメント「エクエル」が好調に推移。加えて、販売費及び一般管理費や研究開発費が計画を下回ると見込む。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 10:17 みんかぶニュース 個別・材料 さくらネットがS安ウリ気配、大型案件終了の影響で26年3月期業績予想を下方修正  さくらインターネット<3778.T>がストップ安の2970円でウリ気配となっている。28日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を404億円から365億円(前期比16.2%増)へ、営業利益を38億円から3億5000万円(同91.6%減)へ、最終利益を24億円から2億円(同93.2%減)へ下方修正したことが嫌気されている。継続を見込んでいた生成AI向けの大型案件終了の影響により、GPUインフラストラクチャーサービスの売上成長が一時的に遅れる見込みであることが要因という。  同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高74億9200万円(前年同期比26.2%増)、営業損益4億5700万円の赤字(前年同期2億3100万円の黒字)、最終損益3億2400万円の赤字(同4100万円の黒字)だった。提供開始2年目を迎えたGPUインフラストラクチャーサービスが牽引役となり、売上高は第1四半期として過去最高を更新。ただ、人材獲得などの戦略的先行投資が順調に進行した影響から、一時的にコスト先行となり赤字に転落した。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 10:17 みんかぶニュース 個別・材料 鋳鉄管が急反落、電気炉試運転に伴う一過性費用の計上などで第1四半期は営業赤字拡大  日本鋳鉄管<5612.T>が急反落している。28日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高39億3500万円(前年同期比2.9%増)、営業損益8300万円の赤字(前年同期1200万円の赤字)となり、前年同期に比べて赤字幅が拡大したことが嫌気されている。  水道事業体のダクタイル鋳鉄管の発注量が全国的に低調に推移するなか、子会社売上高が増加したことで売上高は増収となったものの、資材価格の高騰や物流費、人件費、エネルギーコストなどの上昇に加えて、電気炉の試運転に伴う一過性の費用などもあり損益が悪化した。  同時に未定としていた26年3月期通期業績予想について、売上高180億円(前期比6.3%増)、営業利益2億3000万円(同11.8%減)、最終利益収支均衡(前期2億3000万円の赤字)を見込むとした。なお、配当予想は25円(前期25円)を予定している。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 10:07 みんかぶニュース 個別・材料 No.1が破竹の10連騰、27万株超の自社株買い発表を好感  No.1<3562.T>が10連騰と異彩を放っている。中小企業を主要顧客に情報セキュリティー関連機器の開発製造および販売を手掛けている。また、巧妙化するサイバー攻撃に対応して、不正アクセス防止に重点を置いた従来の単一的なセキュリティーではなく、不正アクセスによって脅威が侵入した後の対策も想定し、複数の防御層を設定する「多層防御」に対応した定額制のネットワークソリューションなども展開する。株主還元に前向きで、復配した19年2月期以降は毎期増配を繰り返しているほか、直近では前週末25日の株主優待制度の拡充に続いて、週明け28日取引終了後には自社株取得枠の設定を発表、きょうの立会外取引で27万9700株の自社株を取得する計画で、これを材料視する形で投資資金が攻勢を継続している。 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 10:00 みんかぶニュース 個別・材料 <注目銘柄>=ククレブ、高成長路線まい進し株価も青空圏目指す  ククレブ・アドバイザーズ<276A.T>は売り一巡から戻り足をみせており、ここは注目しておきたい場面だ。同社は昨年11月に東証グロース市場に新規上場したニューフェースで、企業の保有不動産を有効活用するためのソリューション提供やコンサルティングなどを行う。人工知能(AI)を活用した先進的なアドバイザリー及び不動産仲介などが好調に推移し、業績は急拡大路線を走っている。25年8月期はトップラインが前期から倍増する見込みで、営業利益は同60%増の6億7200万円を予想。26年8月期以降も高成長トレンドが維持される公算は大きく、PERは割高に見えるものの、これが株価上昇の足かせとはなりにくい。  早晩7月14日の戻り高値6460円をクリアし、7000円台を目指す展開が期待できそうだ。また、6月24日につけた上場後の高値である7580円の更新もそれほど時間を要さない可能性が高い。(桂) 出所:MINKABU PRESS 2025/07/29 10:00

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