みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
住江織が大幅3日続伸、23年5月期業績は計画上振れで着地
住江織物<3501.T>が大幅高で3日続伸し年初来高値を更新している。10日の取引終了後、集計中の23年5月期連結業績について、売上高が従来予想の940億円から948億円(前の期比16.0%増)へ、営業利益が11億円から12億9000万円(同11.7倍)へ、純利益が2億円から3億2000万円(同13.9%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。
自動車・車両内装事業で日系自動車メーカーの国内生産台数が回復基調となったことに加えて、各事業で原材料・エネルギー価格及び物流費の上昇にかかる価格転嫁が進んだことなどが寄与した。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 12:36
みんかぶニュース 個別・材料
プロパストが急落、24年5月期は31%営業減益を予想
プロパスト<3236.T>が急落している。10日の取引終了後に発表した24年5月期単独業績予想で営業利益17億7800万円(前期比30.5%減)と大幅減益を見込むことが嫌気されている。
都心部の中でも需要が見込める物件を厳選して購入するとともに、現在保有している物件の売却活動を積極的に推進することで、売上高は242億9400万円(同21.4%増)を見込む。ただ、地価及び建築費の上昇などの影響を考慮し、減益を見込むとしている。なお、年間配当予想は前期比2円増の4円を予定している。
同時に発表した23年5月期決算は、売上高200億1500万円(前の期比13.1%増)、営業利益25億5700万円(同20.2%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 11:18
みんかぶニュース 個別・材料
ラウンドワンがしっかり、国内有力証券は投資判断「A」を継続
ラウンドワン<4680.T>がしっかり。岩井コスモ証券は10日、同社株の投資判断「A」と目標株価850円を継続した。23年3月期の連結営業損益は169億2100万円の黒字(前の期は17億2600万円の赤字)で着地。コロナ禍からの回復や消費の活発化により国内・米国ともに店舗運営が順調に推移した。24年3月期の同利益は前期比21.5%増の205億6000万円の見通し。米国は景気減速が見込まれるが、日本はコロナ禍からの更なる回復やインバウンド需要の拡大が期待される。同証券では24年3月期の同利益は206億円と会社計画とほぼ同水準を予想し、25年3月期は228億円への一段の増益を予想している。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 11:09
みんかぶニュース 個別・材料
USENHDが大幅3日続伸、23年8月期業績及び配当予想を上方修正
USEN-NEXT HOLDINGS<9418.T>が大幅高で3日続伸し、年初来高値を更新している。10日の取引終了後、23年8月期の連結業績予想について、売上高を2470億円から2700億円(前期比13.5%増)へ、営業利益を184億円から205億円(同18.3%増)へ、純利益を92億円から105億円(同20.9%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を10円から11円へ引き上げたことが好感されている。
コンテンツ配信事業において課金ユーザーの純増数が想定を上回って進捗していることや、今年3月に経営統合したプレミアム・プラットフォーム・ジャパンの売り上げが加算されること、更にエネルギー事業で市場調達モデルであるU-POWERサービスの契約件数が想定を上回って進捗していることが要因。また、店舗サービス事業、通信事業並びにエネルギー事業で業績が堅調に進捗していることも寄与する。なお、年間配当予想は21円(前期15円)となる予定だ。
同時に発表した第3四半期累計(22年9月~23年5月)決算は、売上高2020億9700万円(前年同期比15.7%増)、営業利益155億6700万円(同15.1%増)、純利益83億6900万円(同22.9%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 11:04
みんかぶニュース 個別・材料
マクビープラが大幅反発、国内有力証券が投資判断「買い」でカバレッジを開始
Macbee Planet<7095.T>が大幅反発している。SBI証券が10日付で投資判断を新規に「買い」、目標株価2万8350円でカバレッジを開始したことが好材料視されているようだ。
同証券によると、顧客企業の業績に紐づいた成果報酬型のマーケティングへの顧客企業の需要は強いと評価。また、24年4月期は会社計画並みを予想するものの、買収したネットマーケティングのPMI(M&A後の統合プロセス)が進展し、25年4月期には再度利益率が上昇トレンドに転じると予想している。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 10:59
みんかぶニュース 個別・材料
キッズバイオが急落し年初来安値を更新、新株予約権発行で潜在的な希薄化を懸念
キッズウェル・バイオ<4584.T>が急落し、年初来安値を更新した。10日の取引終了後、第三者割当による第18回新株予約権(行使価格修正条項付)の発行を発表した。潜在的な1株利益の希薄化と株式需給の悪化を懸念した売りが膨らんだ。
CVI Investmentsを割当先として新株予約権を15万個(潜在株式数1500万株)発行し、手取り概算で約32億3200万円を調達。ラニビズマブバイオシミラー(GBS007)の更なる増産を目的とした製造運転資金に充てる。発行済み株式に対する希薄化率は最大46.78%となる。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 10:38
みんかぶニュース 個別・材料
ラクオリアが続伸、インドネシアで胃食道逆流症治療薬「テゴプラザン」を販売開始
ラクオリア創薬<4579.T>が続伸している。10日の取引終了後、サブライセンス先企業であるインドネシアのカルベ・ファルマ社が、同国において胃食道逆流症治療薬「テゴプラザン」の販売を開始したと発表しており、好材料視されている。
「テゴプラザン」は、ラクオリアが韓国HKイノエン社を通じてカルベ社にライセンスしており、ラクオリアはHKイノエン社とのライセンス契約に基づき、HKイノエン社がカルベ社から得る収益の一定割合を受け取る権利を保有している。同件に伴い、ラクオリアは一時金を受領し23年12月期第3四半期に計上する予定だが、23年12月期業績への影響は軽微としている。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 10:36
みんかぶニュース 個別・材料
浜木綿が急反発、7月末を基準日として1株を2株に株式分割へ
浜木綿<7682.T>が急反発し年初来高値を更新している。10日の取引終了後、7月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感されている。投資単位の水準を引き下げることで、株式の流動性の向上及び投資家層の更なる拡大を図ることが目的という。効力発生日は8月1日。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 10:21
みんかぶニュース 個別・材料
ワッツ急落、今期下方修正や優待廃止を嫌気
ワッツ<2735.T>が急落。10日の取引終了後に23年8月期業績予想の下方修正を発表し、売上高を605億円から590億円(前期比1.1%増)へ、純利益を5億3000万円から1億5000万円(同80.8%減)へ引き下げた。同時に株主優待制度の廃止を発表しており、これらが嫌気され売られている。
原価高騰の影響などで既存店売上高が軟調に推移していることが業績を押し下げる。また、仕入れ原価の高騰や光熱費の上昇、減損処理を行う店舗の増加も響く見通し。優待廃止については2022年8月末時点の株主が対象の分を最後に取りやめる。株主への公平な利益還元の観点から、配当による利益還元に集約することが適切と判断したため。
あわせて、上限44万株(自己株式を除く発行済み株数の3.2%)、または3億円とする自社株買いの実施を発表。期間は7月14日から来年3月29日まで。このほか、10月20日を移行日としたスタンダード市場への選択申請を行ったことを明らかにした。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 10:14
みんかぶニュース 個別・材料
高度紙が大陽線形成で4カ月ぶり新高値、EV電池向けセパレーターで活躍期待
ニッポン高度紙工業<3891.T>が物色人気化、大陽線を示現し一時114円高の2168円まで駆け上がる場面があった。3月7日につけた年初来高値2088円をクリアし約4カ月ぶりに新値街道に突入している。電気絶縁用セパレーターの専業メーカーで、アルミ電解コンデンサー用セパレーターでは国内で9割以上、グローバルベースでも約6割という断トツのシェアを誇る。電気自動車(EV)市場の拡大で、リチウムイオン電池向け需要が旺盛なほか、高性能な不織布の電池用セパレーターをEV向けに開発しており、今後の活躍に期待がかかる。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 10:08
みんかぶニュース 個別・材料
小野測器が急動意、自動車業界のEV開発戦略でカギ握る存在
小野測器<6858.T>が急動意、一時7.7%高と値を飛ばし一気に500円台に乗せる場面があった。自動車業界向けに電子計測器を幅広く手掛けており、センサーや計測器では回転・速度計、音響・振動計測器などでトップシェアを誇る。電気自動車(EV)関連の案件にも強く、試験機は各開発のステップに対応したアプリケーションを取り揃え顧客の需要を取り込んでいる。大手自動車メーカーの電動化戦略が本格化するなか、自動車周辺企業を巻き込んだ業界内の合従連衡に絡む思惑でも、同社は重要なポジションを占めている。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 09:54
みんかぶニュース 個別・材料
コスモス薬品が急伸し1年4カ月ぶり高値、今期増配計画で株主還元姿勢を評価
コスモス薬品<3349.T>が急伸し、2022年3月以来、およそ1年4カ月ぶりの高値をつけた。10日の取引終了後、23年5月期の連結決算発表にあわせ、24年5月期の業績・配当予想を開示した。前期の年間配当予想を従来の見通しから15円増額したうえで、今期の年間配当は前期比20円増配の120円を計画する。株主還元姿勢を評価した買いが集まった。
24年5月期の売上高は前期比10.7%増の9160億円、営業利益は同0.2%増の302億円を見込む。インフレを背景とした消費マインドの冷え込みが予想されるなかにあって、自社競合をいとわずにドミナント出店を進め、中国・四国・九州地域への出店を継続する。新商勢圏である関東・中部・関西地区への出店も拡大していく。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 09:50
みんかぶニュース 個別・材料
カネ美食品が4連騰、3~5月期営業3割増益確保し約2年ぶり3000円大台
カネ美食品<2669.T>は4日続伸、連日の年初来高値更新で3000円大台に乗せる場面があった。同社株が3000円台をつけるのは21年8月以来約2年ぶり。コンビニエンスストア向けなどに総菜や弁当の製造販売を手掛け、テナント総菜店も展開している。足もとの業績は好調で10日取引終了後に発表した24年2月期第1四半期(23年3~5月)決算は営業利益が前年同期比31%増の8億4600万円と好調だった。対通期進捗率も3割を超えており、通期計画の27億5000万円は増額修正含みとなっている。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 09:48
みんかぶニュース 個別・材料
ラバブルMGは大幅続伸、子会社がJICDAQから品質認証事業者として認証取得
ラバブルマーケティンググループ<9254.T>が大幅に3日続伸となっている。同社は10日、子会社のコムニコがデジタル広告品質認証機構(JICDAQ)の定める認証基準に基づき、広告購入者(広告会社)として「ブランドセーフティ」と「無効トラフィック対策」の2分野で認証を取得したと発表しており、これが新たな買い手掛かりとなっているもよう。
また、同日に子会社のDTK AD(タイ)が東南アジア地域での支援領域を拡大し、マレーシアでマーケティング支援を開始すると発表したことも材料視されているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 09:38
みんかぶニュース 個別・材料
パンパシHDは3日ぶり反発、6月既存店売上高が13カ月連続前年上回る
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>は3日ぶりに反発している。10日の取引終了後に発表した6月度の月別販売高状況(速報)で、国内リテール事業の既存店売上高が前年同月比4.7%増と13カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。
引き続きディスカウント事業が全体を牽引しており、前年の月末に記録的な猛暑により夏の季節商品の売り上げが伸長したことに対して、今年も季節商品が好調に推移したことが寄与した。また、引き続き外出需要の高まりを捉えたことも貢献した。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 09:25
みんかぶニュース 個別・材料
エコスは3日続伸、第1四半期営業益14%増で上半期計画進捗率73%超
エコス<7520.T>が3日続伸し、年初来高値を更新した。同社は10日取引終了後、24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比14.3%増の12億4700万円となり、上半期計画17億円に対する進捗率が73%超に達していることが好感されているようだ。
営業収益は同1.4%減の311億8600万円にとどまったが、商品調達コストの見直しや在庫効率の改善などが利益を押し上げた。なお、上半期及び通期の業績予想については従来計画を据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 09:22
みんかぶニュース 個別・材料
SUMCOが急反発、経産省が同社工場に750億円を補助と報じられる
SUMCO<3436.T>が急反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「経済産業省は半導体素材大手のSUMCOが佐賀県に新設するシリコンウエハー工場に最大750億円を補助する」と報じられており、これを好材料視した買いが入っているようだ。
記事によると、SUMCOは新工場の建物と生産設備の投資総額を2250億円と見込むが、経産省は費用の3分の1を支援するという。半導体素材は日本が強みを持つ分野だけに国内での量産が経済安保上、必要だと判断。支援により競争力を高めるのが狙いとしている。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 09:19
みんかぶニュース 個別・材料
ウエルシアが急反落、3~5月期減益がネガティブサプライズに
ウエルシアホールディングス<3141.T>が急反落。10日の取引終了後に3~5月期(第1四半期)決算を発表し、純利益は前年同期比18.9%減の51億2600万円だった。通期で増益を見込んでいるだけに、第1四半期時点での減益がネガティブサプライズとなって売りが先行している。
燃料価格高騰による水道光熱費の大幅な増加が響いた。また、補助金収入があった前年同期の反動も影響した。外出需要の増加を背景に既存店売り上げは堅調に推移し、売上高は同11.4%増の2982億6700万円と好調だった。なお、通期の増収増益見通しは据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 09:18
みんかぶニュース 個別・材料
ソシオネクスは思惑錯綜、75日線をサポートラインに切り返しに期待
ソシオネクスト<6526.T>は強弱観対立、信用取引の追い証を回避する売りと押し目買いが交錯してもみ合う展開となっている。日本政策投資銀行を含む大株主3社による株式売り出し(全株売却)が発表されたことで、前週6日にストップ安に売り込まれたが、その後も不安定な値動きが続いている。前日の米国株市場では大型ハイテク株は売られたものの、半導体セクターは総じて高い銘柄が多く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も2%高と続伸した。これは東京市場でも半導体関連株に追い風となるが、同社株の値動きは全体にも影響を及ぼしやすい。同社株については、きょうから13日までのいずれかの日に売り出し価格が決定することもあって思惑が錯綜している。テクニカル的には前週のマドを開けての急落も75日移動平均線上で下げ止まっており、リバウンドが期待されるタイミングにある。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 09:14
みんかぶニュース 個別・材料
UUUMは水準切り下げる、23年5月期一転最終赤字に下方修正
UUUM<3990.T>はウリ気配スタートで水準を切り下げている。10日の取引終了後に23年5月期業績予想の下方修正を発表。最終損益を10億5000万円の赤字(前の期4億4800万円の黒字)とし、従来予想の損益均衡~1億2000万円の黒字から一転赤字になる見通しを示したことが嫌気されている。
売上高予想は従来予想のレンジ(230億~240億円)の下限となる230億円(前の期比2.5%減)に見直した。YouTubeショートを除く動画再生回数が当初想定を下回ったことが要因。また、棚卸資産評価損や投資有価証券評価損の計上、販管費の増加も響いた。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 09:12
みんかぶニュース 個別・材料
ベルクがカイ気配、第1四半期最終益45%と順調な滑り出しで業績上振れを期待
ベルク<9974.T>がカイ気配。10日の取引終了後、24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。最終利益は前年同期比44.7%増の30億700万円と大幅な増益となったほか、第1四半期ながら通期計画に対する進捗率は約33%に上り、業績の上振れを期待した買いを集めたようだ。
営業収益は同12.0%増の829億1200万円だった。新たに1店舗出店したほか、既存店2店舗の改装を実施した。配送や店舗運営の効率化にも取り組み、利益の創出につなげた。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 09:09
みんかぶニュース 個別・材料
ジャパニアスは3連騰で戻り足鮮明、12~5月期営業56%増益受け投資資金流入
ジャパニアス<9558.T>が3連騰で戻り足鮮明、25日移動平均線とのマイナスカイ離解消に向け上値指向を強めている。AI・IoT分野やクラウドサービスを軸とした先端エンジニアリング事業を展開、IT人材の派遣が収益の主力を担っている。業績はシステムインテグレーション業界や自動車業界の旺盛なIT人材需要を背景に商機を捉えている。同社が10日取引終了後に発表した、23年11月期第2四半期(22年12月~23年5月)決算は、営業利益が前年同期比56%増の3億9000万円と大幅な伸びを達成、これを評価する買いが流入している。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 09:07
みんかぶニュース 個別・材料
タキヒヨーはカイ気配、第1四半期営業は黒字浮上で通期計画を超過
タキヒヨー<9982.T>がカイ気配スタートとなっている。同社は10日取引終了後、24年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。営業損益は4億1500万円の黒字(前年同期は8700万円の赤字)となり、通期計画の4億円を超過したことが好感されているようだ。
売上高は前年同期比0.1%減の146億6000万円で着地。採算性の低い受注を抑制する一方、付加価値を高めつつ適正な利益を確保する営業スタンスの徹底に努めた。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 09:06
みんかぶニュース 個別・材料
京都銀は高値圏で頑強展開、関西の地銀トップで株主還元や成長投資への思惑漂う
京都銀行<8369.T>は高値圏で売り物をこなし頑強な展開。ここ地銀セクターの水準訂正が目立っているが、預金量で関西首位に位置する同社はその先頭集団を走っている。PBR0.5倍台で配当利回りは2%強の水準にあるが、大株主である英系ファンドの株主還元強化要請(特別配当や自社株買いなど)などで、マーケットの注目を集めた経緯がある。このファンドの提案は直近の株主総会で否決されたが、銀行業務以外の成長投資も含め低PBR是正に向けた動きが今後の思惑としてくすぶる。一方、株式需給面では信用買い残が枯れ切った状態で上値が軽い。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/11 09:05
みんかぶニュース 個別・材料
UUUM、想定下回る動画再生数や評価損計上で23年5月期一転赤字に
UUUM<3990.T>はこの日の取引終了後、23年5月期業績予想の下方修正を発表。最終損益を10億5000万円の赤字(前の期4億4800万円の黒字)とし、従来予想の損益均衡~1億2000万円の黒字から一転赤字になる見通しを示した。
売上高予想は従来予想のレンジ(230億~240億円)の下限となる230億(前の期比2.5%減)に見直した。YouTubeショートを除く動画再生回数が当初想定を下回ったことが要因。また、棚卸資産評価損や投資有価証券評価損の計上、販管費の増加も響いた。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/10 17:27
みんかぶニュース 個別・材料
USENHDが23年8月期業績及び配当予想を上方修正
USEN-NEXT HOLDINGS<9418.T>がこの日の取引終了後、23年8月期の連結業績予想について、売上高を2470億円から2700億円(前期比13.5%増)へ、営業利益を184億円から205億円(同18.3%増)へ、純利益を92億円から105億円(同20.9%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を10円から11円へ引き上げた。
コンテンツ配信事業において課金ユーザーの純増数が想定を上回って進捗していることや、今年3月に経営統合したプレミアム・プラットフォーム・ジャパンの売り上げが加算されること、更にエネルギー事業で市場調達モデルであるU-POWERサービスの契約件数が想定を上回って進捗していることが要因。また、店舗サービス事業、通信事業並びにエネルギー事業で業績が堅調に進捗していることも寄与する。なお、年間配当予想は21円(前期15円)となる予定だ。
同時に発表した第3四半期累計(22年9月~23年5月)決算は、売上高2020億9700万円(前年同期比15.7%増)、営業利益155億6700万円(同15.1%増)、純利益83億6900万円(同22.9%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/10 17:18
みんかぶニュース 個別・材料
リソー教育、3~5月期増収・営業赤字拡大
リソー教育<4714.T>はこの日の取引終了後、3~5月期(第1四半期)決算を発表。営業損益は前年同期実績(3億4800万円の赤字)から赤字幅拡大となる3億6900万円となった。
売上高は前年同期比3.9%増の66億9200万円だった。個別指導塾「TOMAS」や幼児教室「伸芽会」が堅調に推移した。同社の業績は新学期スタート時期の第1四半期を底とし、講習会授業を実施する第2・第4四半期に大きく膨らむ傾向がある。通期の増収増益見通しは据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/10 16:23
みんかぶニュース 個別・材料
KG情報が23年12月期利益予想を上方修正
KG情報<2408.T>がこの日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、営業利益を2億8500万円から3億1900万円(前期比24.2%増)へ、純利益を2億4300万円から2億6800万円(同20.4%減)へ上方修正した。
売上高は27億9400万円(同12.3%増)の従来見通しを据え置いたものの、フリーペーパーの発行エリアの統合による配布費用の削減や、ライフ関連情報の釣り情報誌の印刷部数、ページ数減少による印刷費用の削減などでコスト削減を実現したことが寄与する。また、ライフ関連情報の賃貸物件情報サービス「賃貸スタイル」の収益が順調に伸びていることも貢献する。
同時に発表した第2四半期累計(22年12月21日~23年6月20日)決算は、売上高13億8100万円(前年同期比16.1%増)、営業利益1億8000万円(同85.1%増)、純利益1億5100万円(同24.2%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/10 16:18
みんかぶニュース 個別・材料
浜木綿が7月末を基準日に1株を2株に分割
浜木綿<7682.T>がこの日の取引終了後、7月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表した。投資単位の水準を引き下げることで、株式の流動性の向上及び投資家層の更なる拡大を図るが目的という。効力発生日は8月1日。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/10 16:07
みんかぶニュース 個別・材料
住江織の23年5月期業績は計画上振れで着地
住江織物<3501.T>がこの日の取引終了後、集計中の23年5月期連結業績について、売上高が従来予想の940億円から948億円(前の期比16.0%増)へ、営業利益が11億円から12億9000万円(同11.7倍)へ、純利益が2億円から3億2000万円(同13.9%増)へ上振れて着地したようだと発表した。
自動車・車両内装事業で日系自動車メーカーの国内生産台数が回復基調となったことに加えて、各事業で原材料・エネルギー価格及び物流費の上昇にかかる価格転嫁が進んだことなどが寄与した。
出所:MINKABU PRESS
2023/07/10 16:05