みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧
みんかぶニュース 市況・概況
今週の【早わかり株式市況】反発、米株高と円安追い風に3万9000円台回復
■今週の相場ポイント
1.日経平均は2週ぶり反発、3万9000円再び回復
2.前週末の米雇用統計は好調、NYダウ最高値
3.日本株も大幅高、米金利高に伴う円安も追い風
4.ドル円は1ドル149円台へ、輸出株への買い続く
5.ファストリ好決算で急伸、全体相場押し上げる
■週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比970円(2.5%)高の3万9605円と、2週ぶりに上昇した。
今週は総じて堅調な地合いだった。強い経済指標を受けて米長期金利が上昇し、これを受けて外国為替市場ではドル高・円安が進行。半導体関連を中心に日本株の追い風となった。週末金曜は3連休を前に買い手控え感が出つつも、しっかりした値動きを維持した。
週明け7日(月)の東京株式市場は大幅高。日経平均は3万9000円台に再び乗せた。前週末に発表された米9月雇用統計が市場予想を大きく上回る好調な内容で、これを好感して欧米株市場がほぼ全面高商状に買われ、米国ではNYダウが最高値を更新した。米長期金利の急上昇を背景に為替市場では円安が進んだ。これを受け、東京市場では輸出株を中心に主力銘柄が幅広く買われた。8日(火)は反落。米金利上昇を巡り、前日の米株市場では一転して株式の割高感を意識する流れとなり、NYダウなど主要株価指数が揃って下落。東京市場もこの流れを引き継いだ。9日(水)は反発。米金利上昇を背景とした円安が続くなか、半導体関連株などが買われ全体相場は上昇に転じた。この日には衆議院が解散され、事実上の選挙戦が始まった(15日公示・27日投開票)。10日(木)も上昇。円安傾向が一段と強まり、ドル円相場は1ドル=149円台半ばまで進行。これが引き続き好感され、半導体関連など輸出株を中心に買い優勢の展開となった。11日(金)も上昇基調が継続。これで日経平均は3日続伸となった。前日に好決算を発表したファーストリテイリング <9983> [東証P]が急伸し、日経平均寄与度の高い同社株の上昇で全体が押し上げられた。主力の半導体関連株や銀行株も高かった。翌日からの3連休を前に様子見ムードが漂い、後場は高値圏での一進一退が続いた。
■来週のポイント
来週は米利下げ見通しと米半導体企業の決算発表に注目したい。11月のFOMCで利下げが見送られる見通しが強まれば為替の円安が今以上に進行する可能性もある。更に米半導体企業の決算が良ければ、日本市場は「円安と米半導体株高に追随」という今週のパターンの再来が期待できそうだ。
重要イベントとしては、国内では15日に発表される16日朝に発表される8月機械受注、17日朝に発表される9月貿易統計、18日朝に発表される9月全国消費者物価指数が注目される。海外では14日に発表される中国9月貿易収支、17日に発表される米国9月小売売上高、18日に発表される米国9月住宅着工件数、中国9月の鉱工業生産指数と小売売上高、中国7-9月期GDP、中国1-9月固定資産投資に注視が必要だろう。
■日々の動き(10月7日~10月11日)
【↑】 10月 7日(月)―― 3日続伸、円安追い風に3万9000円台を回復
日経平均 39332.74( +697.12) 売買高19億1272万株 売買代金 4兆4765億円
【↓】 10月 8日(火)―― 大幅反落、米株安と円高でリスク回避の売り優勢
日経平均 38937.54( -395.20) 売買高17億9372万株 売買代金 3兆9410億円
【↑】 10月 9日(水)―― 大幅反発、半導体関連などを中心に買い優勢
日経平均 39277.96( +340.42) 売買高15億8338万株 売買代金 3兆6430億円
【↑】 10月10日(木)―― 続伸、米株高・円安も買い一巡後は伸び悩む
日経平均 39380.89( +102.93) 売買高15億0675万株 売買代金 3兆5288億円
【↑】 10月11日(金)―― 3日続伸、ファストリ大幅高が全体相場をけん引
日経平均 39605.80( +224.91) 売買高15億7950万株 売買代金 3兆7755億円
■セクター・トレンド
(1)全33業種中、19業種が値下がり
(2)値下がり率トップはSUMCO <3436> など金属製品
(3)資源株はまちまち。INPEX <1605> など鉱業、三菱商 <8058> など大手商社は値下がり率上位に売られたが、
フジクラ <5803> など非鉄は買われた
(4)内需株もまちまち。リクルート <6098> などサービス、ファストリ <9983> など小売が高く、住友林 <1911> など建設、霞ヶ関C <3498> など不動産が安い
(5)輸出株はHOYA <7741> など精密が値上がり率トップに買われ、アドテスト <6857> など電機も堅調だが、
日産自 <7201> など自動車やディスコ <6146> など機械は軟調
(6)金融株もまちまち。三菱UFJ <8306> など銀行が大幅高だがイオンFS <8570> などその他金融は売られた
■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) 防災
2(5) 中国
3(2) 防衛
4(4) 半導体
5(10) 人工知能
※カッコは前週の順位
株探ニュース
2024/10/12 06:40
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本日の【自社株買い】銘柄 (11日大引け後 発表分)
○TSIHD <3608> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の4.68%にあたる340万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月15日から25年3月31日まで。取得した自社株は25年4月30日付で全て消却する。
○協和キリン <4151> [東証P]
発行済み株式数の2.7%にあたる1436万5500株の自社株を消却する。消却予定日は10月31日。
○三谷商 <8066> [東証S]
発行済み株式数の24.17%にあたる2900万8548株の自社株を消却する。消却予定日は10月18日。
○CSP <9740> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の0.71%にあたる10万5000株(金額で2億8948万5000円)を上限に、10月15日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
[2024年10月11日]
株探ニュース
2024/10/11 19:20
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本日の【株式分割】銘柄 (11日大引け後 発表分)
●ジーデップ <5885> [東証S]
11月30日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施。最低投資金額は現在の4分の1に低下する。
[2024年10月11日]
株探ニュース
2024/10/11 18:50
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本日の【増資・売り出し】銘柄 (11日大引け後 発表分)
○アイスペース <9348> [東証G]
CVI Investmentsを割当先とする275万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は602円。
[2024年10月11日]
株探ニュース
2024/10/11 18:40
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[PTS]ナイトタイムセッション17時時点 上昇60銘柄・下落50銘柄(通常取引終値比)
10月11日のPTSナイトタイムセッション(16:30~23:59)17時時点で売買が成立したのは126銘柄。通常取引の終値比で上昇は60銘柄、下落は50銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は28銘柄。うち値上がりが16銘柄、値下がりは5銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は5円高となっている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の11日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6467> ニチダイ 495 +80( +19.3%)
2位 <4570> 免疫生物研 505 +80( +18.8%)
3位 <4881> ファンペップ 150 +20( +15.4%)
4位 <6361> 荏原 2562 +200.0( +8.5%)
5位 <7373> アイドマHD 1725 +123( +7.7%)
6位 <187A> サムティHD 3291 +211( +6.9%)
7位 <7725> インターアク 1300 +83( +6.8%)
8位 <7049> 識学 655 +40( +6.5%)
9位 <3046> JINSHD 5451 +291( +5.6%)
10位 <4760> ALPHA 1760 +87( +5.2%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4427> エデュラボ 210 -50( -19.2%)
2位 <4443> Sansan 1905.5 -319.5( -14.4%)
3位 <9270> バリュエンス 967.7 -153.3( -13.7%)
4位 <3791> IGポート 1720 -168( -8.9%)
5位 <2629> iFEGBA 3680 -330( -8.2%)
6位 <6048> デザインワン 111 -9( -7.5%)
7位 <2471> エスプール 312 -25( -7.4%)
8位 <5246> エレメンツ 583 -44( -7.0%)
9位 <2164> 地域新聞社 350 -24( -6.4%)
10位 <9978> 文教堂GHD 57.3 -3.7( -6.1%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6361> 荏原 2562 +200.0( +8.5%)
2位 <6701> NEC 13790 +110( +0.8%)
3位 <4755> 楽天グループ 956 +7.5( +0.8%)
4位 <5411> JFE 1878.9 +6.4( +0.3%)
5位 <8058> 三菱商 2970 +8.5( +0.3%)
6位 <4661> OLC 3619 +10.0( +0.3%)
7位 <6702> 富士通 3132.9 +6.9( +0.2%)
8位 <4523> エーザイ 5490 +11( +0.2%)
9位 <7011> 三菱重 2215 +4.0( +0.2%)
10位 <7201> 日産自 396.9 +0.6( +0.2%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7453> 良品計画 2600 -110.0( -4.1%)
2位 <9201> JAL 2420 -15.0( -0.6%)
3位 <9434> SB 188.6 -0.9( -0.5%)
4位 <8725> MS&AD 3480 -14.0( -0.4%)
5位 <8031> 三井物 3250 -9.0( -0.3%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2024/10/11 17:03
みんかぶニュース 市況・概況
11日中国・上海総合指数=終値3217.7377(-84.1882)
11日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比84.1882ポイント安の3217.7377と反落。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 16:46
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【↑】日経平均 大引け| 3日続伸、ファストリ大幅高が全体相場をけん引 (10月11日)
日経平均株価
始値 39636.87
高値 39668.93(13:11)
安値 39415.26(09:06)
大引け 39605.80(前日比 +224.91 、 +0.57% )
売買高 15億7950万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆7755億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は224円高と3日続伸、3連休を控え様子見姿勢も
2.前日の米国市場は9月CPIが予想を上回るなかNYダウは下落
3.前日に好決算を発表したファストリが大幅高となり相場をけん引
4.アドテストやディスコ、東エレクといった半導体関連株が堅調
5.今期業績予想の下方修正を発表したセブン&アイは売りに押される
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比57ドル安と3日ぶりに反落した。米CPIが予想を上回ったことで大幅な利下げ期待が後退し売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は3日続伸。前日に好決算を発表したファーストリテイリング<9983>が大幅高となり全体相場をけん引した。
米9月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことが警戒され、前日のNYダウは下落した。ただ、東京市場では下値を拾う動きは強く、日経平均は値を上げてスタート。なかでも決算内容が好感されたファストリは大幅高となり、日経平均を大幅に押し上げた。半導体関連や銀行株なども高い。明日からの3連休を前に様子見姿勢も強まり、後場は高値圏での一進一退が続いた。株価指数オプションとミニ日経平均先物10月物の特別清算指数(SQ)値は3万9701円93銭だったとみられている。
個別銘柄では、アドバンテスト<6857>やディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>が高く、三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>が値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、東京海上ホールディングス<8766>もしっかり。フジクラ<5803>や竹内製作所<6432>、SHIFT<3697>、ベイカレント<6532>が買われた。
半面、レーザーテック<6920>やソフトバンクグループ<9984>が安く、トヨタ自動車<7203>や日本郵船<9101>、ソニーグループ<6758>が値を下げた。今期業績予想の下方修正を発表したセブン&アイ・ホールディングス<3382>が下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、アドテスト <6857>、中外薬 <4519>、東エレク <8035>、フジクラ <5803>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約381円。うち278円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、KDDI <9433>、信越化 <4063>、TDK <6762>、NTTデータ <9613>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約56円。
東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位5業種は(1)銀行業、(2)小売業、(3)保険業、(4)非鉄金属、(5)海運業。一方、下落率の上位5業種は(1)不動産業、(2)陸運業、(3)建設業、(4)金属製品、(5)電気・ガス業。
■個別材料株
△コシダカHD <2157> [東証P]
カラオケ事業の成長加速で25年8月期最高益・6円増配を計画。
△いちご <2337> [東証P]
上限3.88%の自社株買い実施を好感。
△モノタロウ <3064> [東証P]
9月度売上高12.9%増と増収基調を継続。
△フィルC <3267> [東証S]
6~8月期の大幅増収・営業黒字転換を好感。
△SHIFT <3697> [東証P]
25年8月期営業28%増益で過去最高更新へ。
△竹内製作所 <6432> [東証P]
25年2月期営業利益予想の上方修正と自社株買いを発表。
△ニチダイ <6467> [東証S]
トヨタ <7203> と「鍛造DX」で協力合意。
△エアロエッジ <7409> [東証G]
グローバル大手航空機関連メーカーと長期契約締結。
△コジマ <7513> [東証P]
25年8月期は増収増益見込み2円増配へ。
△ファストリ <9983> [東証P]
25年8月期は営業利益5.8%増に50円増配見込む。
▼マイネット <3928> [東証S]
24年12月期営業利益予想を上方修正も物足りなさ。
▼OSG <6136> [東証P]
今期営業利益見通しを下方修正。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)コシダカHD <2157>、(2)サムティHD <187A>、(3)酉島 <6363>、(4)竹内製作所 <6432>、(5)ベルク <9974>、(6)チヨダ <8185>、(7)SHIFT <3697>、(8)ファストリ <9983>、(9)いちご <2337>、(10)モノタロウ <3064>。
値下がり率上位10傑は(1)トレファク <3093>、(2)松竹 <9601>、(3)OSG <6136>、(4)ソフトクリエ <3371>、(5)イビデン <4062>、(6)乃村工芸社 <9716>、(7)Dmミックス <7354>、(8)メンバーズ <2130>、(9)ソディック <6143>、(10)イオンファン <4343>。
【大引け】
日経平均は前日比224.91円(0.57%)高の3万9605.80円。TOPIXは前日比6.47(0.24%)安の2706.20。出来高は概算で15億7950万株。東証プライムの値上がり銘柄数は503、値下がり銘柄数は1086となった。東証グロース250指数は638.19ポイント(1.75ポイント安)。
[2024年10月11日]
株探ニュース
2024/10/11 16:26
みんかぶニュース 市況・概況
11日韓国・KOSPI=終値2596.91(-2.25)
11日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比2.25ポイント安の2596.91と小反落。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 16:13
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[PTS]デイタイムセッション終了 15時以降の上昇81銘柄・下落100銘柄(通常取引終値比)
10月11日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:00)が終了。15時以降に売買が成立したのは200銘柄。通常取引の終値比で上昇は81銘柄、下落は100銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は36銘柄。うち値上がりが17銘柄、値下がりは15銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は30円安となっている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の11日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4570> 免疫生物研 498 +73( +17.2%)
2位 <4881> ファンペップ 144.3 +14.3( +11.0%)
3位 <5885> ジーデップ 9900 +780( +8.6%)
4位 <3349> コスモス薬品 7910 +590( +8.1%)
5位 <187A> サムティHD 3295 +215( +7.0%)
6位 <4760> ALPHA 1780 +107( +6.4%)
7位 <7373> アイドマHD 1698 +96( +6.0%)
8位 <7049> 識学 650 +35( +5.7%)
9位 <3760> ケイブ 999.9 +51.9( +5.5%)
10位 <2222> 寿スピリッツ 1980 +101.0( +5.4%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <9270> バリュエンス 966.6 -154.4( -13.8%)
2位 <4443> Sansan 1933 -292( -13.1%)
3位 <3791> IGポート 1700 -188( -10.0%)
4位 <2471> エスプール 305.5 -31.5( -9.3%)
5位 <6048> デザインワン 109 -11( -9.2%)
6位 <6543> 日宣 660 -65( -9.0%)
7位 <5574> ABEJA 1769 -161( -8.3%)
8位 <2628> iFE科創板 2300 -200( -8.0%)
9位 <5246> エレメンツ 582.2 -44.8( -7.1%)
10位 <4317> レイ 401.2 -29.8( -6.9%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <8058> 三菱商 2998 +36.5( +1.2%)
2位 <7201> 日産自 398.4 +2.1( +0.5%)
3位 <6976> 太陽誘電 2879.8 +9.8( +0.3%)
4位 <5401> 日本製鉄 3140 +9.0( +0.3%)
5位 <3086> Jフロント 1630 +4.5( +0.3%)
6位 <6723> ルネサス 2106.6 +5.6( +0.3%)
7位 <3289> 東急不HD 987.2 +2.5( +0.3%)
8位 <4063> 信越化 6140 +14( +0.2%)
9位 <4755> 楽天グループ 950 +1.5( +0.2%)
10位 <6301> コマツ 4090 +4( +0.1%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7453> 良品計画 2583.5 -126.5( -4.7%)
2位 <6501> 日立 3801 -141( -3.6%)
3位 <6758> ソニーG 2800 -15.0( -0.5%)
4位 <8604> 野村 786 -4.0( -0.5%)
5位 <4568> 第一三共 4960 -22( -0.4%)
6位 <3436> SUMCO 1555 -6.5( -0.4%)
7位 <9433> KDDI 4702.8 -12.2( -0.3%)
8位 <8031> 三井物 3255 -4.0( -0.1%)
9位 <9984> SBG 8946 -8( -0.1%)
10位 <3382> セブン&アイ 2290 -2.0( -0.1%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2024/10/11 16:03
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(大引け)=224円高と3日続伸、ファストリ大幅高が相場けん引
11日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸。前日に好決算を発表したファーストリテイリング<9983.T>が大幅高となり全体相場をけん引した。
大引けの日経平均株価は前日比224円91銭高の3万9605円80銭。プライム市場の売買高概算は15億7950万株。売買代金概算は3兆7755億円となった。値上がり銘柄数は503と全体の約31%、値下がり銘柄数は1086、変わらずは56銘柄だった。
米9月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことが警戒され、前日のNYダウは57ドル安と下落した。ただ、東京市場では下値を拾う動きは強く、日経平均株価は値を上げてスタート。なかでも決算内容が好感されたファストリは大幅高となり、日経平均株価を大幅に押し上げた。半導体関連や銀行株なども高い。明日からの3連休を前に様子見姿勢も強まり、後場は高値圏での一進一退が続いた。株価指数オプションとミニ日経平均先物10月物の特別清算指数(SQ)値は3万9701円93銭だったとみられている。
個別銘柄では、アドバンテスト<6857.T>やディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>が高く、三菱重工業<7011.T>や川崎重工業<7012.T>が値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、東京海上ホールディングス<8766.T>もしっかり。フジクラ<5803.T>や竹内製作所<6432.T>、SHIFT<3697.T>、ベイカレント<6532.T>が買われた。
半面、レーザーテック<6920.T>やソフトバンクグループ<9984.T>が安く、トヨタ自動車<7203.T>や日本郵船<9101.T>、ソニーグループ<6758.T>が値を下げた。今期業績予想の下方修正を発表したセブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が下落した。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 15:46
みんかぶニュース 市況・概況
来週の決算発表予定 ディスコ、高島屋、東宝など (10月14日~18日)
■10月14日~18日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
●10月14日―――――――――――― 1銘柄 発表予定
<9215> CaSy [東G]
●10月15日―――――――――――― 122銘柄 発表予定
<1407> ウエストHD [東S]
<2168> パソナG [東P]
<2379> ディップ [東P]
<2726> パルHD [東P] ★
<2884> ヨシムラHD [東P]
<2936> ベースフード [東G]
<3281> GLP [東R]
<3466> ラサールロジ [東R]
<3479> TKP [東G]
<3994> マネフォ [東P] ★
<5026> トリプルアイ [東G]
<6058> ベクトル [東P]
<6255> エヌピーシー [東G] ★
<6814> 古野電 [東P]
<7352> TWOST [東G]
<7388> FPパートナ [東P] ★
<7599> IDOM [東P]
<8233> 高島屋 [東P] ★
<8273> イズミ [東P]
<9602> 東宝 [東P] ★
など
●10月16日―――――――――――― 3銘柄 発表予定
<2972> サンケイRE [東R]
<3295> HULICR [東R]
<3823> WHDC [東S]
●10月17日―――――――――――― 5銘柄 発表予定
<3226> アコモF [東R]
<3462> 野村マスター [東R]
<3481> 菱地所物流R [東R]
<6146> ディスコ [東P] ★
<8984> ハウスリート [東R]
●10月18日―――――――――――― 7銘柄 発表予定
<2268> サーティワン [東S]
<3091> ブロンコB [東P]
<3488> ザイマックス [東R]
<4929> アジュバン [東S]
<5933> アルインコ [東P]
<8617> 光世 [東S]
<8968> 福岡リート [東R]
※決算発表予定は変更になることがあります。
★「株探」では、決算発表を【リアルタイム】で配信します。
株探ニュース
2024/10/11 15:40
みんかぶニュース 市況・概況
来週の主なマーケットイベント
◎経済統計・イベントなど
◇10月14日
※スポーツの日の祝日で日本市場は休場
※コロンバス・デーの祝日で米債券・外為市場が休場
※中・貿易収支
※タイ市場が休場
◇10月15日
04:00 米・ウォラーFRB(連邦準備理事会)理事が講演
13:30 日・鉱工業生産(確報値)
13:30 日・設備稼働率
15:00 英・失業率
15:00 英・失業保険申請件数
15:45 仏・消費者物価指数(改定値)
18:00 独・ZEW(欧州経済研究センター)景況感調査(期待指数)
18:00 ユーロ・ZEW(欧州経済研究センター)景況感調査
18:00 ユーロ・鉱工業生産
21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数
※日・衆院選公示
◇10月16日
08:50 日・機械受注
15:00 英・消費者物価指数
15:00 英・小売物価指数
16:15 日・訪日外国人客数
20:00 米・MBA(抵当銀行協会)住宅ローン申請指数
21:30 米・輸出入物価指数
◇10月17日
08:50 日・貿易統計(通関ベース)
09:30 豪・失業率
09:30 豪・新規雇用者数
10:20 日・1年物国庫短期証券の入札
13:30 日・第3次産業活動指数
18:00 ユーロ・貿易収支
18:00 ユーロ・消費者物価指数(改定値)
21:15 ユーロ・ECB(欧州中央銀行)理事会の結果発表
21:30 米・小売売上高
21:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景気指数
21:30 米・新規失業保険申請件数
21:30 米・失業保険継続受給者数
21:45 ユーロ・ラガルドECB(欧州中央銀行)総裁の定例記者会見
22:15 米・鉱工業生産
22:15 米・設備稼働率
23:00 米・企業在庫
23:00 米・NAHB(住宅建築業者協会)住宅市場指数
◇10月18日
05:00 米・対米証券投資
08:30 日・全国消費者物価指数
08:50 日・対外対内証券売買契約等の状況
10:20 日・3カ月物国庫短期証券の入札
11:00 中・GDP(国内総生産)
11:00 中・小売売上高
11:00 中・工業生産高
11:00 中・不動産開発投資
11:00 中・固定資産投資
15:00 英・小売売上高
17:00 ユーロ・経常収支
18:00 ユーロ・建設支出
21:30 米・住宅着工件数
21:30 米・建設許可件数
※APEC(アジア太平洋経済協力会議)財務大臣会合(21日まで)
◎決算発表・新規上場など
○10月14日
決算発表:CaSy<9215>
○10月15日
決算発表:ウエストHD<1407>,日本国土開発<1887>,パソナG<2168>,ディップ<2379>,パルHD<2726>,ヨシムラHD<2884>,北の達人<2930>,DDグループ<3073>,ドトル日レス<3087>,ラクトJ<3139>,TKP<3479>,バロック<3548>,ジェイドG<3558>,テラスカイ<3915>,マネフォ<3994>,ボードルア<4413>,サーバワクス<4434>,東名<4439>,ベクトル<6058>,前沢工業<6489>,古野電<6814>,HIOKI<6866>,カーブスHD<7085>,TWOST<7352>,FPパートナ<7388>,エコス<7520>,IDOM<7599>,進和<7607>,トランザクション<7818>,リテールPA<8167>,高島屋<8233>,イズミ<8273>,東宝<9602>,アークス<9948>,ヴレインS<135A>ほか
※海外企業決算発表:ゴールドマン・サックス,シティグループ,ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J),バンク・オブ・アメリカ,ユナイテッドヘルス・グループほか
○10月16日
決算発表:WHDC<3823>
※東証スタンダード上場:日水コン<261A>
※海外企業決算発表:モルガン・スタンレーほか
○10月17日
決算発表:ディスコ<6146>
※海外企業決算発表:ネットフリックス,台湾積体電路製造(TSMC)
○10月18日
決算発表:サーティワン<2268>,ブロンコB<3091>,アジュバン<4929>,アルインコ<5933>,光世<8617>
※東証プライム上場:インターメスティック<262A>
※海外企業決算発表:アメリカン・エキスプレス,プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 15:30
みんかぶニュース 市況・概況
明日の決算発表予定 高島屋、マネフォなど122社 (10月11日)
10月15日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■引け後発表
◆本決算:
<4055> T&S・G [東G]
など3社
◆第2四半期決算:
★<135A> ヴレインS [東G]
<2930> 北の達人 [東P]
など3社
◆第3四半期決算:
<6866> HIOKI [東P]
など2社
■発表時間未確認 ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻
◆本決算:
<1407> ウエストHD [東S] (前回10:00)
<244A> グロースxP [東G]
<245A> INGS [東G]
★<3281> GLP [東R] (前回15:00)
<3290> Oneリート [東R] (前回16:30)
<3466> ラサールロジ [東R] (前回15:00)
<3493> アドバンス物 [東R] (前回16:00)
<3541> 農業総研 [東G] (前回15:00)
<5026> トリプルアイ [東G] (前回13:00)
★<6255> エヌピーシー [東G] (前回15:05)
<6522> アスタリスク [東G] (前回15:30)
<7085> カーブスHD [東P] (前回15:30)
<7352> TWOST [東G] (前回15:30)
<7818> トランザク [東P] (前回15:00)
など37社
◆第1四半期決算:
<1887> 日本国土開発 [東P] (前回15:00)
★<198A> ポスプラ [東G] (前回15:00)
<205A> ロゴスHD [東G] (前回15:00)
<2168> パソナG [東P] (前回15:30)
<6047> Gunosy [東P] (前回15:00)
など20社
◆第2四半期決算:
<2379> ディップ [東P] (前回15:00)
★<2726> パルHD [東P] (前回12:00)
<2884> ヨシムラHD [東P] (前回15:30)
<2936> ベースフード [東G] (前回15:00)
<3073> DDグループ [東P] (前回15:30)
<3087> ドトル日レス [東P] (前回15:30)
<3479> TKP [東G] (前回15:30)
<3558> ジェイドG [東G] (前回15:00)
<3915> テラスカイ [東P] (前回15:00)
<4413> ボードルア [東G] (前回16:00)
<4434> サーバワクス [東S] (前回15:00)
<4891> ティムス [東G] (前回15:00)
<6058> ベクトル [東P] (前回15:00)
<6182> メタリアル [東G] (前回15:00)
<6521> オキサイド [東G] (前回15:00)
<6814> 古野電 [東P] (前回15:30)
<7599> IDOM [東P] (前回15:00)
<7689> コパ [東G] (前回15:00)
★<8233> 高島屋 [東P] (前回15:00)
<8273> イズミ [東P] (前回15:00)
<9168> ライズCG [東G] (前回15:00)
★<9602> 東宝 [東P] (前回15:00)
<9948> アークス [東P] (前回15:30)
など44社
◆第3四半期決算:
★<3994> マネフォ [東P] (前回15:00)
<4197> アスマーク [東S] (前回16:00)
<7083> AHC [東G] (前回15:00)
★<7388> FPパートナ [東P] (前回15:00)
など13社
合計122社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表予定】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース
2024/10/11 15:11
みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・11日>(大引け)=フジクラ、SHIFT、グリッドなど
フジクラ<5803.T>=大幅高で最高値街道に復帰。電線メーカー大手でフレキシブルプリント基板では世界屈指のシェアを有するほか、データセンター向け光ファイバーや光コネクターでも高い商品競争力を誇る。生成AI市場の拡大が世界的に顕著となっており、AIサーバーとそれを設置するデータセンター建設需要が今後も一段と加速することが予想される状況にある。そうしたなか、同社が製造する光ファイバーや光コネクター関連の受注残が高水準に積み上がっている状況にあり、今後の収益上乗せ要因として意識されている。25年3月期業績予想は営業利益段階で前期比28%増の890億円と急伸し過去最高利益更新が見込まれているが、市場では更に大幅な増額余地があるという見方が強いようだ。
SHIFT<3697.T>=急反発。一時1360円高で1万6000円台を回復する場面があった。同社株のザラ場1万6000円台乗せは今年6月13日以来で約4カ月ぶりとなる。ソフトが正常に動作するかを確認するソフトウェアテストサービスを主力に手掛けるが、足もとの業績は会社側の想定を上回って好調に推移している。10日取引終了後に25年8月期の業績予想を発表、営業利益は前期比28%増の135億円を見込んでおり、過去最高利益を更新する見通し。これを評価する形で投資資金が流入した。
グリッド<5582.T>=上値追い鮮烈。きょうで5連騰となり一時200円を超える上昇で3100円台に突入するなど上昇ピッチも加速している。同社は電力の需給計画や海運の配船計画などの分野でAI技術を活用した計画最適化システムを展開している。AIエンジンの開発及びAIエンジン搭載のシステム実装段階から、保守・運用サポートに至るまでワンストップでサービスを提供する。太陽光発電の開発・建設を手掛けるウエストホールディングス<1407.T>とは系統用蓄電池事業で業務提携している点も注目材料。生成AI市場の拡大を背景とするデータセンター増設需要を背景に電力消費も急増傾向にあることで、それに合わせた調整ニーズを商機として視野に置いている。また、足もとで原油市況が高騰していることから、電力コストも上昇が見込まれ、計画最適化システムに対する需要拡大思惑も株価を刺激している。
チヨダ<8185.T>=4年3カ月ぶり高値圏に浮上。靴専門店を全国展開しており、靴を靴ベラなしで簡単に履ける「スパットシューズ」が消費者ニーズを捉え大ヒット、収益に大きく貢献している。10日取引終了後、25年2月期上期(24年3~8月)の業績予想の修正を発表、営業利益は従来見通しの10億円から16億1400万円(前年同期比74%増)予想に大幅増額しており、これを手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金が流入した。同社の株価は2020年7月以来約4年3カ月ぶりの高値水準にあるが、時価換算で3%近い配当利回りにもかかわらず、PBRが0.7倍台と割安感が強く、ファンダメンタルズ面との比較で一段の上値余地が意識されている。
ドーン<2303.T>=急反騰で一気に年初来高値更新。上値抵抗ラインとして意識される2200円近辺を上に抜け、一時2295円まで買われた。地理情報システムの開発及び防災分野を主軸としたクラウドサービス事業を展開しているが、足もとの業績は、ストック型収入のクラウドサービスの契約数積み上がりに加え、大型のシステムインテグレーション案件開発にかかわる売り上げなどが全体収益を押し上げている。10日取引終了後に発表した25年5月期第1四半期(24年6~8月)決算は、営業利益が前年同期比82%増の1億2000万円と急拡大しており、これを評価する買いを呼び込む格好となっている。
ニチダイ<6467.T>=物色人気にストップ高。10日の取引終了後、各種センサーを用いて金型損傷などの異常や状態監視を可能にする「鍛造DX」の実用化に向けて、トヨタ自動車<7203.T>と協力することで合意したと発表した。トヨタが持つものづくりノウハウと生産活動で得られるビッグデータを、開発中の「鍛造DX」と組み合わせることで新たな製造オペレーションの実用化が期待できるという。これを材料視した買いが膨らんだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 15:09
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=11日大引け、全銘柄の合計売買代金2588億円
11日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比10.0%増の2588億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同13.8%増の2262億円だった。
個別ではグローバルX AI&ビッグデータ ETF <223A> 、スマートESG30女性活躍(ネットリターン) <2070> が新高値。NEXT NOTES 金先物 ベア ETN <2037> 、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、iFreeETF 日経平均ダブルインバース <1366> 、iシェアーズ 米債25年ロング(為替ヘッジあり) <238A> 、SMT ETF国内リート厳選投資 <258A> など8銘柄が新安値をつけた。
そのほか目立った値動きでは中国H株ベア上場投信 <1573> が4.70%高、WisdomTree ガソリン上場投資信託 <1691> が3.14%高、WisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> が3.01%高と大幅な上昇。
一方、One ETF 南方 中国A株 CSI500 <2553> は75.71%安、iFreeETF 中国科創板 50(STAR50) <2628> は37.50%安、iFreeETF中国グレーターベイエリア <2629> は19.96%安、MAXIS HuaAn中国株式(上海180A株) <2530> は18.40%安、グローバルX チャイナEV&バッテリー <2254> は7.44%安と大幅に下落した。
日経平均株価が224円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1634億3500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1604億9200万円をやや上回った。
その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が136億7100万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が93億9600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が84億7400万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が79億3700万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が70億9900万円の売買代金となった。
株探ニュース
2024/10/11 15:05
みんかぶニュース 市況・概況
東証グロース(大引け)=値下がり優勢、イメージ情報、エアロエッジがS高
11日大引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数207、値下がり銘柄数341と、値下がりが優勢だった。
個別ではイメージ情報開発<3803>、AeroEdge<7409>がストップ高。インターファクトリー<4057>は一時ストップ高と値を飛ばした。サインド<4256>、スマレジ<4431>など4銘柄は年初来高値を更新。Atlas Technologies<9563>、セーフィー<4375>、アイドマ・ホールディングス<7373>、ジーネクスト<4179>、ステムセル研究所<7096>は値上がり率上位に買われた。
一方、スローガン<9253>がストップ安。PRISM BioLab<206A>、キッズスター<248A>、ミラタップ<3187>、データホライゾン<3628>、コアコンセプト・テクノロジー<4371>など11銘柄は年初来安値を更新。グローバルウェイ<3936>、アプリックス<3727>、Chordia Therapeutics<190A>、学びエイド<184A>、スタジオアタオ<3550>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2024/10/11 15:03
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買代金ランキング=11日大引け
11日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。
売買代金
銘柄名 売買代金 増加率(%) 株価
1. <1570> 日経レバ 163435 10.3 27940
2. <1360> 日経ベア2 13671 31.0 290.3
3. <1458> 楽天Wブル 9396 12.2 32960
4. <1579> 日経ブル2 8474 6.1 300.3
5. <1321> 野村日経平均 7937 -7.1 41030
6. <1357> 日経Dインバ 7099 181.5 119
7. <1459> 楽天Wベア 6411 19.3 476
8. <1306> 野村東証指数 4426 134.6 2835.5
9. <1568> TPXブル 2347 55.4 460.0
10. <1346> MX225 2089 84.1 41060
11. <1540> 純金信託 2013 46.6 11915
12. <1365> iF日経Wブ 1700 -3.6 42990
13. <2621> iS米20H 1620 -48.0 1230
14. <1475> iSTPX 1515 422.4 279.2
15. <2038> 原油先Wブル 1430 57.1 1885
16. <1329> iS日経 1420 60.8 41120
17. <1320> iF日経年1 1413 7.1 40870
18. <1615> 野村東証銀行 959 296.3 325.9
19. <1545> 野村ナスH無 908 -32.1 30440
20. <1655> iS米国株 796 -53.0 619.7
21. <1358> 日経2倍 790 34.1 52390
22. <1330> 日興日経平均 757 41.8 41070
23. <2244> GXUテック 692 52.4 2184
24. <1356> TPXベア2 678 14.1 329.8
25. <1671> WTI原油 665 -1.9 3165
26. <2625> iFTP年4 617 15325.0 2714
27. <1343> 野村REIT 612 6.8 1842.0
28. <1580> 日経ベア 580 11.8 1528.5
29. <1489> 日経高配50 561 -46.8 2245
30. <2243> GX半導体 560 -18.8 1885
31. <2869> iFナ百Wブ 533 -55.3 44780
32. <1366> iF日経Wベ 477 66.2 298
33. <2644> GX半導日株 477 20.5 1877
34. <2558> MX米株SP 458 -53.7 24765
35. <1571> 日経インバ 420 58.5 576
36. <1595> 農中Jリート 413 18.0 1732.5
37. <1678> 野村インド株 401 -3.6 371.5
38. <1482> iS米債7H 389 78.4 1715
39. <1597> MXJリート 365 113.5 1747.5
40. <1699> 野村原油 332 111.5 417.4
41. <2553> One中国5 328 54.7 3765.0
42. <1308> 日興東証指数 320 -25.2 2806
43. <1572> H株ブル 297 -66.5 5768
44. <2516> 東証グロース 291 -3.6 496.3
45. <2563> iS米国株H 285 -32.5 328.7
46. <1305> iFTP年1 281 13.3 2864.5
47. <1557> SPDR5百 229 -37.8 85770
48. <1367> iFTPWブ 223 2.3 35540
49. <1542> 純銀信託 197 143.2 13770
50. <2036> 金先物Wブル 190 31.0 64440
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%)
株探ニュース
2024/10/11 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均11日大引け=3日続伸、224円高の3万9605円
11日の日経平均株価は前日比224.91円(0.57%)高の3万9605.80円と3日続伸し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は502、値下がりは1086、変わらずは54と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回った。
日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を277.88円押し上げ。次いでアドテスト <6857>が68.39円、中外薬 <4519>が15.39円、東エレク <8035>が10.36円、フジクラ <5803>が9.40円と続いた。
マイナス寄与度は17.16円の押し下げでSBG <9984>がトップ。以下、KDDI <9433>が15.78円、信越化 <4063>が11.02円、TDK <6762>が5.92円、NTTデータ <9613>が5.75円と並んだ。
業種別では33業種中5業種が値上がり。1位は銀行で、以下、小売、保険、非鉄金属が続いた。値下がり上位には不動産、陸運、金属製品が並んだ。
株探ニュース
2024/10/11 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
東証スタンダード(大引け)=値下がり優勢、フィルC、ニチダイがS高
11日大引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数556、値下がり銘柄数798と、値下がりが優勢だった。
個別ではフィル・カンパニー<3267>、ニチダイ<6467>がストップ高。ジェイ・エスコムホールディングス<3779>は一時ストップ高と値を飛ばした。安江工務店<1439>、テクノ菱和<1965>、ドーン<2303>、ジーエルテクノホールディングス<255A>、歯愛メディカル<3540>など12銘柄は年初来高値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド<9399>、フォーサイド<2330>、アドバンテッジリスクマネジメント<8769>、テンダ<4198>、トミタ電機<6898>は値上がり率上位に買われた。
一方、シマダヤ<250A>、まんだらけ<2652>、リスクモンスター<3768>、ダントーホールディングス<5337>、ジェイ・イー・ティ<6228>など14銘柄が年初来安値を更新。セーラー広告<2156>、マイネット<3928>、阿波製紙<3896>、GameWith<6552>、テモナ<3985>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2024/10/11 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」1位にエアロエッジ
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の11日午後2時現在で、AeroEdge<7409.T>が「買い予想数上昇」で1位となっている。
10日の取引終了後、海外グローバル大手航空機関連メーカーと航空機関連部品の製造・販売に関する長期契約を締結したと発表した。今回締結した契約は、関連する航空機部品の生産に必要な契約部品の一定割合を契約期間にわたって供給するもので、契約期間は26年から36年まで。
同社は、仏エアバス製A320neo及びボーイング<BA>製737MAX用の航空機エンジン「LEAP」に搭載されるチタンアルミブレードの量産加工・販売を主な事業としているが、今回の契約により、LEAPエンジンではない、他の航空機関連部品の量産化を実現することになる。供給開始は26年1~6月の予定で、これに伴い本社工場(栃木県足利市)内に17億円を投じて生産設備を増設する。なお、同件による25年6月期業績への影響は軽微としているが、同件と24年6月に竣工した新工場で立ち上げを進めているLEAPエンジン以外の別の航空機エンジン部品の新規量産による効果として、27年6月期に3~5億円程度の営業利益の拡大を見込んでいる。
この発表を受けて同社株には朝方から買いが集中し、気配値を切り上げる展開。午後2時30分過ぎにストップ高の2273円で寄ったが、再びカイ気配となっており、これが買い予想数の上昇につながっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 14:52
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」3位にテンダ
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の11日午後1時現在でテンダ<4198.T>が「売り予想数上昇」で3位となっている。
11日の東証スタンダード市場でテンダが反発。8日取引終了後に発表した25年5月期第1四半期(6~8月)の連結決算は、売上高が前年同期比43.4%増の15億3500万円、最終利益が同94.4%増の1億5000万円となった。最終利益の通期計画に対する進捗率は37%台となった。前期に連結子会社となったリーサコンサルティングがDXソリューション事業の業績に、Skyartsがゲームコンテンツ事業の業績にそれぞれ寄与した。DXソリューション事業では、大口顧客からの受注が好調に推移した。足もとの株価は上昇基調にあるが、21年8月以来の1000円台に乗せたことで高値警戒感も膨らみつつある様子だ。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 14:18
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後2時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後2時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は599、値下がり銘柄数は980、変わらずは66銘柄だった。業種別では33業種中11業種が上昇。値上がり上位に銀行、小売など。値下がりで目立つのは不動産、建設、ゴム製品、食料品、情報・通信など。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 14:04
みんかぶニュース 市況・概況
14時の日経平均は228円高の3万9609円、ファストリが257.46円押し上げ
11日14時現在の日経平均株価は前日比228.97円(0.58%)高の3万9609.86円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は599、値下がりは979、変わらずは64と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を257.46円押し上げている。次いでアドテスト <6857>が49.72円、中外薬 <4519>が15.39円、東エレク <8035>が15.29円、フジクラ <5803>が8.98円と続く。
マイナス寄与度は20.12円の押し下げでSBG <9984>がトップ。以下、KDDI <9433>が14.4円、信越化 <4063>が10.03円、花王 <4452>が4.8円、アサヒ <2502>が4.59円と続いている。
業種別では33業種中11業種が値上がり。1位は銀行で、以下、小売、保険、非鉄金属と続く。値下がり上位には不動産、建設、ゴム製品が並んでいる。
※14時0分9秒時点
株探ニュース
2024/10/11 14:01
みんかぶニュース 市況・概況
アノマリー覆し最高値更新、市場を覆う楽観 (3) 【シルバーブラットの「S&P500」月例レポート】
●雇用関係
○8月のADP全米雇用統計では民間部門雇用者数が9万9000人増となり、市場予想の14万人増を下回りました。7月は当初発表の12万2000人増から11万1000人増に下方修正されました。
○8月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が14万2000人増と、市場予想の16万人増を下回りました。7月は当初発表の11万4000人増から8万9000人増に下方修正されました。
⇒8月の失業率は、予想が7月から横ばいの4.3%だったのに対し、4.2%に低下しました(6月は4.1%、5月は4.0%、4月は3.9%、3月は3.8%、2月も3.9%、1月と2023年12月、11月は3.7%、10月は3.9%、9月は3.8%でした。2020年2月は3.5%でしたが、同年5月は13.3%となりました)。
⇒労働参加率は7月から横ばいの62.7%となりました(6月は62.6%、5月は62.5%、4月は62.7%、3月は62.7%、2月、1月と2023年12月は62.5%、11月は62.8%、10月は62.7%、9月は62.8%)。
⇒8月の週平均労働時間は、予想通り7月の34.2時間から34.3時間に増加しました(6月は34.3時間、5月は34.3時間、4月は34.3時間、3月は34.4時間、2月は34.3時間、1月は34.2時間、2023年12月は34.3時間、11月は34.4時間、10月は34.3時間、9月は34.4時間)。
⇒8月の平均時給は前月比0.3%増の予想に対し、同0.4%増(前月の35.07ドルから35.21ドルに増加)となりました(7月は同0.2%増、6月は同0.3%増、5月は同0.2%増、4月は同0.2%増、3月は同0.3%増、2月は同0.2%増、1月は同0.5%増、2023年12月、11月は同0.4%増、10月は同0.2%増、9月は同0.3%増)。
⇒前年同月比では3.8%増と、市場予想の3.7%増を上回りました(7月は同3.6%増、6月は同3.8%増、5月は同4.1%増、4月は同4.0%増、3月は同4.1%増、2月は同4.3%増、1月は同4.4%増、2023年12月は同4.0%増、11月は同4.0%増、10月は同4.0%増、9月は同4.2%増)。
○7月のJOLTS(求人労働異動調査)によると、求人数は767万3000件(市場予想は810万人件)でした。6月は当初発表の818万4000件から791万件に下方修正されました。
○失業保険継続受給件数(季節調整済み)は、前月の186万3000件から183万4000件に減少しました。
⇒2024年9月5日発表の週間新規失業保険申請件数:22万7000件(当初の発表通り)。
⇒2024年9月12日発表の週間新規失業保険申請件数:23万件
⇒2024年9月19日発表の週間新規失業保険申請件数:21万9000件
⇒2024年9月26日発表の週間新規失業保険申請件数:21万8000件
●企業業績
○2024年第2四半期の決算発表は9月30日からの週に終了し、最終結果がまとまります。暫定結果に基づくと、500銘柄のうち394銘柄(78.8%)で営業利益が予想を上回り、498銘柄中305銘柄(61.1%)で売上高が予想を上回りました。
⇒2024年第2四半期の営業利益は前期比で6.8%増、前年同期比では6.4%増が見込まれており、従来の過去最高の2021年第4四半期を2.9%上回り、最高益を更新する見通しです。
⇒売上高は前期比で3.6%増、前年同期比では5.8%増となる見通しで、過去最高を記録した2023年第4四半期を僅か0.3%下回る水準となる見込みです。
⇒2024年第2四半期の営業利益率は、2024年第1四半期の11.58%と2023年第2四半期の11.87%を上回る11.94%になると予想されます(1993年以降の平均は8.83%、過去最高は2021年第2四半期の13.54%)。
⇒2024年第2四半期中に株式数の減少によってEPSが大きく押し上げられた発表済みの銘柄の割合は12.7%となっています。この割合は、2023年第1四半期は13.1%、2023年第2四半期は16.3%でした。
○2024年第3四半期に目を向けると、決算期がずれている15銘柄が決算発表を終え、11銘柄で営業利益が予想を上回り、15銘柄中11銘柄でも売上高が予想を上回りました。
⇒2024年第3四半期の営業利益は前期比で3.6%増、前年同期比で15.7%増と予想され、再度過去最高を更新する見通しです。
○2024年通年の利益は前年比10.8%増が見込まれており、この予想に基づく2024年の予想株価収益率(PER)は24.3倍となっています。
○2025年通年の利益は前年比16.2%増が見込まれており、予想PERは21.0倍となっています。
●個別銘柄
○航空機メーカーのボーイングの製造ラインの従業員がストライキに突入しました。同社では8月にケリー・オルトバーグ氏が新最高経営責任者(CEO)に就任しており、スト開始後に従業員の一時帰休を開始しました。
○iPhoneメーカーのアップルは同社に対する追徴課税を巡るEU司法裁判所での訴訟で敗訴しました。同社は144億ドルの追徴金を課される可能性があります。
○予想外の動きとして、スポーツシューズ・アパレルメーカーのナイキは、ジョン・ドナホー現CEOに代えて、同社の消費者及びマーケットプレイス部門の元プレジデント(2020年に退社)であるエリオット・ヒル氏をCEOに任命すると発表しました。
○米司法省は、「ほぼあらゆるもので」デビットカード・ネットワークを独占しているとして、クレジットカード大手のビザを提訴しました。
●配当金
○2024年9月の配当支払い額は前年同月比31.3%増となりました。8月は同5.9%減、7月は同9.0%増でした。2024年第3四半期の配当支払い額は前年同期比8.3%増で過去最高を更新し、年初来では6.0%増加しています。
⇒9月の配当支払金は前年同月の1株当たり4.84ドルから6.35ドルに増加しました。
⇒2024年第3四半期の配当支払金は1株当たり18.68ドルと、2023年第3四半期の17.26ドル、2024年第2四半期の18.26ドルから増加し、過去最高を更新しました。
⇒年初来の配当支払金は1株当たり55.02ドルと、前年同期の51.93ドルから増加しました。
⇒過去12ヵ月間の配当支払金は1株当たり73.40ドルと、前年同期の69.31ドルから増加しました。
○2024年9月は、増配が16件、配当開始が0件、減配が1件で、配当停止は0件でした。2023年9月は、増配が16件、配当開始が1件で、減配が1件、配当停止は0件でした。
⇒年初来では、増配が251件、配当開始が6件、減配が12件、配当停止が2件となっています。2023年の同期間は、増配が256件、配当開始が8件、減配が20件で、配当停止は4件でした。
⇒2023年通年では、増配が348件、配当開始が11件、減配が26件、配当停止が4件ありました。2022年は、増配が377件、配当開始が7件、減配が5件で、配当停止はありませんでした。
○9月の増配率の中央値は、8月の6.76%から4.63%に低下しました(7月は5.66%でした)。年初来では6.45%(8月末時点は6.76%、7月末時点は6.67%)となっています。9月の平均増配率は8月の7.15%から7.66%に上昇し(7月は9.24%)、年初来では8.30%(8月末時点は8.35%。いずれも2倍以上になった銘柄を除く)となりました。2023年の年間の増配率の中央値は7.01%(2022年と2021年はともに8.33%)、平均値は8.68%(同11.80%、同11.76%)でした。
○2024年の配当に関して、予想は引き続き増加となっており、年間の増配率は1936年以降の平均である5.79%を上回る見通しです。この予想では、アルファベットによる最近の配当開始(年間配当額を87億ドル押し上げ)、米銀による6月と7月の増配(FRBが6月にストレステストを通じて認可)、米連邦公開市場委員会(FOMC)による年内もう2回の0.25%の追加利上げの可能性に加えて、景気の大幅な減速は回避され、インフレ再燃への懸念は限定的(だが高まりつつある)で、政府の財政政策の大きな調整はない(政策とインセンティブの継続を予想)ことを織り込んでおり、2024年の実際の1株当たり配当支払額は、2023年から約6%増加すると予想しています(2023年は前年比5.05%増、2022年は同10.80%増)。これにより2024年の現金配当は、15年連続の増加と13年連続の過去最高の更新が見込まれます。
⇒注目すべき点として、2024年第3四半期の配当支払額は過去最高を更新し、予想によれば、2024年第4四半期の支払額も再度過去最高を更新する見通しです。
[執筆者]
ハワード・シルバーブラット
S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス
シニア・インデックス・アナリスト
※このレポートは、英文原本から参照用の目的でS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス(SPDJI)が作成したものです。SPDJIは、翻訳が正確かつ完全であるよう努めましたが、その正確性ないし完全性につきこれを保証し表明するものではありません。英文原本についてはサイトをご参照ください。
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株探ニュース
2024/10/11 13:31
みんかぶニュース 市況・概況
アノマリー覆し最高値更新、市場を覆う楽観 (2) 【シルバーブラットの「S&P500」月例レポート】
●主なポイント
○9月の市場は減速したものの上昇を続け、FRBによる0.50%の利下げもあり、結果的に2.02%の上昇となりました(配当込みのトータルリターンはプラス2.14%)。8月は2.28%上昇(同プラス2.43%)、7月は辛うじて1.13%上昇(同プラス1.22%)、6月(3.47%上昇、同プラス3.59%)と5月(4.80%上昇、同プラス4.96%)は力強い上昇を見せていました。これにより、2024年第3四半期の3ヵ月間では5.53%上昇(同プラス5.89%)となりました。年初来では20.81%上昇(同プラス22.08%)となり、年率換算すると23.94%上昇(同プラス28.43%)に相当します。過去1年間では34.38%上昇(同プラス36.35%)となっています。
⇒マグニフィセント・セブンは、8月は下落してS&P500指数 のトータルリターンを0.75%押し下げましたが、9月は反転して同指数のトータルリターンの55.2%を占めました。これら7銘柄のS&P500指数の年初来上昇率に占める割合は45.3%となっています。9月は、7銘柄の株価が平均5.72%上昇したのに対し、指数構成銘柄の平均騰落率は2.10%上昇でした。
○9月の主なデータ
⇒9月のS&P500指数は、上昇基調が続いて過去最高値の更新を続け、2.02%上昇して月を終えました。これで5ヵ月連続の上昇となり(8月は2.28%上昇、7月は1.13%上昇、6月は3.47%上昇、5月は4.80%上昇)、5ヵ月累計では14.43%上昇しています。9月は20営業日のうち12営業日で上昇しました(8月は22営業日のうち13営業日で上昇)。また、値上がり銘柄数が324銘柄、値下がり銘柄数が179銘柄となり、差が縮小したものの、依然として値上がり銘柄が上回りました(8月は値上がり銘柄数が355銘柄、値下がり銘柄数は148銘柄でした)。9月の出来高は前月比7%増、前年同月比では8%増となりました。
⇒9月は11セクターのうち8セクターが上昇しました。8月は9セクターが上昇、7月も9セクターが上昇しました。9月のパフォーマンスが最高となったのは一般消費財で、7.02%上昇しました(年初来では13.21%上昇、2021年末比では0.33%下落)。パフォーマンスが最低だったのは前月に続いてエネルギーで、2.79%下落しました(同5.69%上昇、同60.02%上昇)。
⇒S&P500指数は9月に2.02%上昇して、5762.48で月を終えました(配当込みのトータルリターンはプラス2.14%)。8月は2.28%上昇(同プラス2.43%)して5648.40、7月は1.13%上昇(同プラス1.22%)して5522.30でした。過去3ヵ月間(第3四半期)では5.53%上昇(同プラス5.89%)、年初来では20.81%上昇(同プラス22.08%)、過去1年間では34.38%上昇(同プラス36.35%)となりました。2023年通年は24.23%上昇(同プラス26.29%)、2022年通年は19.44%下落(同マイナス18.11%)でした。
⇒S&P500指数はFRBによる0.50%の利下げに反応し、初めて5700を突破しました。9月には終値での過去最高値を5回更新しました(8月は0回、7月は7回、6月は7回、5月は2回、4月は0回、3月は8回、2月は8回、1月は6回)。年初来での最高値更新回数は43回となりました。2023年の最高値更新回数は0回、2022年は1回、2021年は70回でした(過去最高は1995年の77回)。
⇒コロナ危機前に付けた2020年2月19日の高値からは70.18%上昇(同プラス83.08%)となっています。
○米国10年国債利回りは8月末の3.91%から3.78%に低下して月を終えました(2023年末は3.88%、2022年末も3.88%、2021年末は1.51%、2020年末は0.92%、2019年末は1.92%、2018年末は2.69%、2017年末は2.41%)。30年国債利回りは8月末の4.20%から4.13%に低下して取引を終えました(同4.04%、同3.97%、同1.91%、同1.65%、同2.30%、同3.02%、同3.05%)。
○英ポンドは8月末の1ポンド=1.3131ドルから1.3374ドルに上昇し(同1.2742ドル、同1.2099ドル、同1.3525ドル、同1.3673ドル、同1.3253ドル、同1.2754ドル、同1.3498ドル)、ユーロは8月末の1ユーロ=1.1050ドルから1.1136ドルに上昇しました(同1.0838ドル、同1.0703ドル、同1.1379ドル、同1.2182ドル、同1.1172ドル、同1.1461ドル、同1.2000ドル)。
円(対米ドル)は8月末の1ドル=146.14円から143.71円に上昇し(同141.02円、同132.21円、同115.08円、同103.24円、同108.76円、同109.58円、同112.68円)、人民元は8月末の1ドル=7.0930元から7.0180元に上昇しました(同7.1132元、同6.9683元、同6.3599元、同6.6994元、同6.9633元、同6.8785元、同6.5030元)。
○9月末の原油価格は7.1%下落し、8月末の1バレル=73.58ドルから同68.36ドルとなりました(2023年末は同71.31ドル、2022年末は同80.45ドル)。米国のガソリン価格(EIAによる全等級)は9月に3.8%下落し、1ガロン=3.303ドルとなりました(8月末は3.433ドル、2023年末は同3.238ドル、2022年末は同3.203ドル、2021年末は同3.375ドル)。2020年末から原油価格は41.2%上昇し(2020年末は1バレル=48.42ドル)、ガソリン価格は41.8%上昇しました(2020年末は1ガロン=2.330ドル)。
⇒2024年8月時点のEIAの報告によると、ガソリン価格の内訳は、55%が原油、17%が販売・マーケティング費、13%が精製コスト、15%が税金となっています。
○金価格は8月末の1トロイオンス=2535.40ドルから上昇し、2654.50ドルで9月の取引を終えました(2023年末は2073.60ドル、2022年末は1829.80ドル、2021年末は1901.60ドル、2020年末は1520.00ドル、2019年末は1284.70ドル、2018年末は1305.00ドル)。
○VIX恐怖指数は8月末の15.00から16.73に上昇して9月を終えました。月中の最高は23.76、最低は14.90でした(2022年末は21.67、2021年末は17.22、2020年末は22.75、2019年末は13.78、2018年末は16.12)。
⇒同指数の2023年の最高は30.81、最低は11.81でした。
⇒同指数の2022年の最高は38.89、最低は16.34でした。
⇒同指数の2021年の最高は37.51、最低は14.10でした。
⇒同指数の2020年の最高は85.47、最低は11.75でした。
○目標株価は引き続き上昇しています。S&P500指数に対する市場関係者の1年後の目標株価は2023年11月末時点から10ヵ月連続で上昇し、現在値から8.7%上昇の6265となっています(8月末時点では10.4%上昇の6238、7月末時点では6119)。それ以前の目標値は、9ヵ月連続の低下から11ヵ月連続の上昇を経て、2023年11月まで2ヵ月連続で低下していました。ダウ平均の目標株価も3ヵ月連続の上昇から2ヵ月連続の低下を経て、9月まで10ヵ月連続で上昇し、現在値から5.1%上昇の4万4468ドルとなっています(8月末時点では6.5%上昇の4万4282ドル、7月末時点では4万4097ドル)。
●米国経済
○8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、事前予想の48.0に対して47.9となりました。速報値は48.0、7月は49.6でした。
○8月のISM製造業景気指数は、事前予想の47.5に対して47.2となりました。7月は46.8でした。
○8月のサービス業PMIは、7月の55.0から上昇して55.7となりました。事前予想は55.2でした。
○8月のISM非製造業景気指数は、事前予想の51.1に対して51.5となりました。7月は51.4でした。
○9月のPMI速報値は、製造業が8月の47.9を下回る47.0、サービス業は8月の55.7を下回る55.4となりました。
○8月の消費者物価指数(CPI)は、事前予想通りの前月比0.2%上昇となりました(7月は同0.2%上昇)。前年同月比では2.5%上昇となり、7月の同2.9%上昇から低下しました。食品とエネルギーを除いたコアCPIは、前月比で0.3%上昇、前年同月比では3.2%上昇となりました(7月も同3.2%上昇)。
○8月の生産者物価指数(PPI)は、予想通りの前月比0.2%上昇となりました(7月は同0.1%上昇)。前年同月比では1.7%上昇となり、7月の同2.2%上昇から低下しました。コアPPIは、前月比で0.3%上昇、前年同月比では2.4%上昇しました(7月も同2.4%上昇)。
○2024年第2四半期のGDP成長率確報値は、市場予想通りの前期比年率3.0%となりました。個人消費支出(PCE)は前期比2.8%増でした。
○2024年第2四半期の企業利益は前年同期比14.2%増となりました。
○8月の個人所得は前月比0.2%増となりました。事前予想は同0.4%増でした(7月は同0.3%増)。個人消費支出は事前予想の同0.3%増に対し、同0.2%増となりました(7月は同0.5%増)。8月のPCE価格指数は、前月比0.1%上昇、前年同月比では2.2%上昇となりました(7月は同2.5%上昇)。8月のコアPCE価格指数は、前月比0.1%上昇、前年同月比では2.7%上昇となりました(7月は同2.6%上昇)。
○2024年第2四半期の労働生産性の改定値は前期比年率2.5%上昇と、速報値の同2.3%上昇から上方修正されました。単位労働コストは前期比0.4%上昇と、速報値の同0.9%上昇から下方修正されました。
○8月の鉱工業生産指数は、市場予想の前月比0.1%上昇に対し、同0.8%の上昇となりました。7月は当初発表の前月比0.6%低下から同0.9%低下に下方修正されました。設備稼働率は78.0%となり、7月の77.4%から上昇しました。
○7月の製造業受注は市場予想の前月比4.6%増に対して同5.0%増となりました。6月は同3.3%減でした。
○8月の耐久財受注は市場予想の前月比2.7%減に対し、同横ばいでした。7月は同9.9%増でした。
○7月の卸売在庫は市場予想の前月比0.3%増に対し、同0.2%増となりました。6月は当初発表の同0.2%増から同横ばいに下方修正されました。
⇒8月の卸売在庫は前月比0.2%増(市場予想通り)となりました。7月は同0.3%増でした。
○8月の小売在庫は前月比0.5%増となりました。7月は同0.8%増でした。
○7月の企業在庫は前月比0.4%増となりました。6月は同0.3%増でした。
○7月の建設支出は市場で前月比0.1%増が見込まれていたのに対し、同0.3%減となりました。6月分は当初発表の前月比0.3%減から同横ばいに上方修正されました。7月は前年同月比では6.7%増(6月は同7.2%増)でした。
○7月の貿易収支の赤字額は市場予想通り788億ドルとなりました。6月は733億ドルの赤字でした。
⇒8月の財の貿易収支の速報値は1000億ドルの赤字が見込まれていたのに対し、943億ドルの赤字となりました。輸入は前月比1.6%減(7月は同2.3%増)、輸出は同2.4%増(7月は同横ばい)でした。
○8月の輸入物価指数は前月比0.3%下落しました。7月は同0.1%上昇でした。前年同月比では0.8%上昇と、7月の同1.6%上昇から鈍化しました。輸出物価指数は前月比0.7%下落となりました。7月は当初発表の同0.7%上昇から同0.5%上昇に下方修正されました。8月は前年同月比では0.7%下落と、7月の1.4%上昇から低下しました。
○9月のミシガン大学消費者信頼感指数の速報値は前月の67.9から69.0に上昇しました。1年先のインフレ期待は前月の2.8%から2.7%に低下しました。
○8月の景気先行指数は前月比0.2%の低下となりました。7月は同0.6%の低下でした。
○民間調査機関コンファレンスボードが発表した9月の消費者信頼感指数は事前予想の103.0に対し、98.7となりました。8月は当初発表の103.3から105.6に上方修正されました。
○9月のミシガン大学消費者信頼感指数の確報値は事前予想の69.9に対し、70.1となりました。1年先のインフレ期待は速報値から変わらずの2.7%でした。
※「アノマリー覆し最高値更新、市場を覆う楽観 (3)」へ続く
株探ニュース
2024/10/11 13:30
みんかぶニュース 市況・概況
アノマリー覆し最高値更新、市場を覆う楽観 (1) 【シルバーブラットの「S&P500」月例レポート】
S&P500月例レポートでは、S&P500 の値動きから米国マーケットの動向を解説します。市場全体のトレンドだけではなく、業種、さらには個別銘柄レベルでの分析を行い、米国マーケットの現状を掘り下げて説明します。
●THE S&P 500 MARKET:2024年9月
個人的見解:FRBの利下げと市場の最高値更新で喜びに沸くも、財政支出と増税に対する懸念が強まる(何ということ)
9月は月間騰落率が最も悪い月であり(1926年以来、平均で1.16%下落)、市場に対する期待感は低く、最初の1週間で4.25%下落するという、週間では2023年3月(週間で4.55%下落)以降で最悪のスタートを切りました。こうした状況を受けて、投資家は「最悪に備えて計画を立て、そこまで悪くはならないことを祈る」をモットーに9月相場に臨みました。
しかし、弱気相場(つまりは景気後退、失業率の上昇、原材料価格の高騰)へと向かう過程で奇妙なことが起こりました――懸念されていたことが何一つ起きなかったのです。経済は堅調さを維持し、インフレは制御され、米連邦準備制度理事会(FRB)は0.50%の利下げを決定し、さらに年内にあと2回、0.25%ずつの利下げが予想されています。そして(警戒されていた)円キャリートレードについても再び話題になること(あるいは検討されること)はありませんでした。2024年第2四半期の企業利益は公式に過去最高を記録し(売上高は過去最高に0.3%及びませんでした)、第3、第4四半期の利益も過去最高となることが見込まれています。また、(月末近くになると)中国も思い切った景気支援策を打ち出しました(中国が不動産市場の下支えと消費の喚起という目的を達成するためには、今後も刺激策を継続する必要があります)。こうした状況も米国への低コストの供給を後押ししています(米国の政治家がその阻止を公約に掲げていたとしても)。
結果として9月の株式市場は終値で最高値を5度更新し(年初来では43回目)、S&P500指数は最高値を更新して(5762.48)、9月の取引を終えました。またダウ・ジョーンズ工業株価平均(ダウ平均)も9月中に7回最高値を更新し(年初来では33回)、過去最高値(4万2330.15ドル)で月を終えました。S&P 500指数の2024年末の目標株価も上昇しました(6000、9月末のS&P500指数はこれを4.1%下回る)。金価格も(ようやく)上昇基調を辿った一方で、ガソリン価格とエネルギー株はともに下落しました。9月のS&P500指数の騰落率は2.02%上昇(配当込みのトータルリターンはプラス2.14%)と極めて満足できる結果となり、年初来でも20.81%上昇(同プラス22.08%)となりました。
市場関係者にとっては全てが順調に進みました。ブローカーが顧客宛てに送付した四半期運用報告書には、S&P500指数が過去1年間で34.38%上昇(同プラス36.35%)したことが誇らしげに「弊社の運用実績をご覧ください。僅かな手数料でこれだけ成果を達成しました)という文章とともに記載されており、「利益を確定して、売り抜けましょう」(もしくは年内はもう休暇を楽しみましょう)というコメントはほとんどありませんでした。市場参加者の間では楽観的なムードが支配的で、この先の暗い見通しの可能性について話題にしたがる人はいませんでした。
●インデックスの動き
○9月はS&P500指数の月間騰落率が最も悪い月で、1926年以降の平均騰落率は1.16%の下落となっています。2024年9月も最初の週に4.25%下落しました。背景には、金利動向、FRBの金融政策、円キャリートレード、景気に対する警戒感があり、売り一色の展開となりました。売りが一巡すると、市場では見直しの動きから底値買いが入り、第2週には相場は反発に転じて4.02%上昇しました。投資家のセンチメントが一変し、市場の注目はFRBの金融政策に集まりました。
FRBに関して言えば、政策金利を0.50%(賛成11票に対して反対は1票)引き下げて、4.75%-5.00%とすることを決定しました。その後の数日間でS&P500指数は5700を(終値でも)突破し、終値での過去最高値を更新しました。ダウ平均も史上初めて終値で4万2000ドルを突破し、過去最高値を更新しました。9月中にS&P500指数は5回にわたり最高値を更新し(年初来では43回)、ダウ平均は7回更新しました(年初来では33回)。
⇒9月にS&P500指数は2.02%上昇しました(配当込みのトータルリターンはプラス2.14%)。8月は2.28%上昇(同プラス2.43%)、7月は1.13%上昇(同プラス1.22%)でした。
⇒過去3ヵ月間のS&P500指数の騰落率は5.53%の上昇となりました(同プラス5.89%)。
⇒年初来では20.81%上昇(同プラス22.08%)となり、年率換算すると23.94%上昇(同プラス29.43%)に相当します。
⇒過去1年間では34.38%上昇(同プラス36.35%)となっており、四半期報告書に素晴らしい運用成果として記載されるでしょう。
⇒9月は値上がり銘柄数が324銘柄、値下がり銘柄数が179銘柄となり、差は縮小したものの、引き続き値上がり銘柄数が圧倒的に多くなりました(8月は値上がり銘柄数が355銘柄に対し、値下がり銘柄数は148銘柄)。
⇒9月は20営業日のうち12営業日で上昇し(8月は22営業日のうち13営業日で上昇、年初来では168営業日のうち107営業日で上昇)、5営業日で1%以上変動しました(3営業日が上昇、2営業日が下落)。年初来では41営業日で1%以上変動しました(27営業日が上昇、14営業日が下落)。
⇒11セクターのうち、8セクターが上昇しました(8月は9セクターが上昇)。
○S&P500指数の時価総額は9月に1兆2630億ドル増加して(8月の1兆590億ドル増加を上回る)、48兆7010億ドルとなりました。年初来では8兆6620億ドル増加しました。2023年は7兆9060億ドルの増加、2022年は8兆2240億ドルの減少でした。
⇒ダウ平均は、9月に終値での最高値を7回更新し(年初来では33回)、4万2000ドルを(終値でも)突破しました(終値最高値は4万2330.15ドル、取引時間中の最高値は4万2628.32ドル)。なお、8月は4回、7月は3回最高値を更新しています。同指数は9月に1.85%上昇して(配当込みのトータルリターンはプラス1.96%)、4万2313.00ドルで月を終えました。8月は1.76%上昇して(同プラス2.03%)4万1563.08ドル、7月は4.41%上昇して(同プラス4.51%)4万0842.79ドルで月を終えました。過去3ヵ月の騰落率は8.21%上昇(同プラス8.72%)、年初来では12.31%上昇(同プラス13.93%)、過去1年間では26.33%上昇(同プラス28.85%)となっています。2023年は13.70%の上昇(同プラス16.18%)、2022年は8.78%の下落(同マイナス6.86%)でした。
○9月の日中ボラティリティ(日中の値幅を安値で除して算出)は、1.08%と8月の1.32%から低下し(7月は0.95%)、年初来では0.93%となっています。なお、2023年通年は1.04%、2022年は1.83%、2021年は0.97%、2020年は1.51%でした(長期平均は1.42%)。
○9月の出来高は、8月に前月比1%増加した後に、同8%増加し(営業日数調整後)、前年同月比では8%増加となりました。2024年9月までの12ヵ月間では前年同期比6%減少しています。2023年通年では前年比1%減で、2022年通年では同6%増でした。
○9月は1%以上変動した日数は20営業日中5日(上昇が3日、下落が2日)、2%以上変動した日数は1日(下落)でした。8月は1%以上変動した日数は22営業日中9日(上昇が6日、下落が3日)、2%以上変動した日数は2日(上昇が1日、下落が1日)でした。年初来では、1%以上変動した日数は41日(上昇が27日、下落が14日)で、2%以上変動した日数は5日(上昇が2日、下落が3日)でした。2023年通年は、1%以上変動した日数が250営業日中63日(上昇が37日、下落が26日)、2%以上変動した日数が2日(上昇が1日、下落が1日)でした。
9月は20営業日中9日で日中の変動率が1%以上となり、3日で日中の変動率が2%以上となりました。対して8月は1%以上の変動が22営業日中14日で、2%以上変動した日が4日ありました。年初来では、65日で日中の変動率が1%以上となり、2%以上変動した日数は9日ありました。2023年通年では1%以上の変動が113日、2%以上の変動が13日で、3%以上の変動はありませんでした(直近で3%以上の変動があったのは2022年11月30日)。2022年は1%以上の変動が219日、2%以上の変動が89日、3%以上の変動が20日でした(4%以上の変動が4日、5%以上の変動が1日)。
過去の実績を見ると、9月は43.8%の確率で上昇し、上昇した月の平均上昇率は3.28%、下落した月の平均下落率は4.70%、全体の平均騰落率は1.16%の下落となっており、最もパフォーマンスの悪い月となっています。2024年9月のS&P500指数は2.02%の上昇でした(9月では2019年の1.72%以来のプラスリターン)。
10月は57.3%の確率で上昇し、上昇した月の平均上昇率は4.25%、下落した月の平均下落率は4.61%、全体の平均騰落率は0.51%の上昇となっています。
今後の米連邦公開市場委員会(FOMC)のスケジュールは、2024年は11月6日-7日、12月17日-18日、2025年は1月28日-29日、3月18日-19日、5月6日-7日、6月17日-18日、7月29日-30日、9月16日-17日、10月28日-29日、12月9日-10日となっています。
※「アノマリー覆し最高値更新、市場を覆う楽観 (2)」へ続く
株探ニュース
2024/10/11 13:30
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後1時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は731、値下がり銘柄数は835、変わらずは79銘柄だった。業種別では33業種中16業種が上昇。値上がり上位に銀行、保険、非鉄など。値下がりで目立つのは不動産、ゴム製品、建設、食料品など。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 13:03
みんかぶニュース 市況・概況
13時の日経平均は248円高の3万9629円、ファストリが232.60円押し上げ
11日13時現在の日経平均株価は前日比248.37円(0.63%)高の3万9629.26円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は727、値下がりは836、変わらずは79。
日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を232.60円押し上げている。次いでアドテスト <6857>が59.71円、東エレク <8035>が18.74円、中外薬 <4519>が14.60円、フジクラ <5803>が8.78円と続く。
マイナス寄与度は16.37円の押し下げでSBG <9984>がトップ。以下、KDDI <9433>が10.26円、信越化 <4063>が8.38円、セブン&アイ <3382>が6.12円、NTTデータ <9613>が5.43円と続いている。
業種別では33業種中16業種が値上がり。1位は銀行で、以下、保険、非鉄金属、小売と続く。値下がり上位には不動産、ゴム製品、建設が並んでいる。
※13時0分11秒時点
株探ニュース
2024/10/11 13:01
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」3位に川重
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」11日正午現在で川崎重工業<7012.T>が「売り予想数上昇」3位となっている。
川重は反発。一時170円高の6509円まで買われる場面があった。石破新政権の政策テーマに乗る防衛関連株の一角として人気化したが、前日は大きく利食われる展開となっていた。しかし、一転してきょうは買い戻される展開となっている。同社は鉄道車両でもグローバルに展開しており、9日には米国向けの鉄道車両が5000両に達したことを記念し式典を開催したことが伝えられている。そのなか、ニューヨークの地下鉄を運営する交通局向けにこれまでに約2200両を納入している実績が改めて注目された。株価は前日の下げ分を埋めに行く展開だが、一方で9月中旬以降の大幅な株価上昇の反動を警戒する向きもいるようだ。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 12:58
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価の上昇幅は縮小
後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価が前日比170円高前後と前場終値から上昇幅は縮小して推移している。外国為替市場では、1ドル=148円60銭近辺での値動きとなっている。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/11 12:35