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みんかぶニュース 市況・概況 【投資部門別売買動向】海外勢が現先合算で7740億円売り越す一方、個人は現物で7209億円買い越す (4月第1週) ●海外勢が現先合算で7740億円売り越す一方、個人は現物で7209億円買い越す  東証が10日に発表した4月第1週(3月31日~4月4日)の投資部門別売買動向(現物)によると、相次ぐトランプ関税が嫌気され、日経平均株価が前週末比3339円安の3万3780円と急落したこの週は、証券会社の自己売買が4週ぶりに売り越した。売越額は1兆8192億円だった。前週は1兆3929億円の買い越しだった。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行が3週連続で売り越し、売越額は1941億円と前週の7917億円から大幅に縮小した。  一方、個人投資家は2週連続で買い越し、買越額は7209億円と前週の4782億円から拡大し、1月第1週以来3ヵ月ぶりの高水準だった。相場急落を受けて逆張り志向の強い個人は果敢に買い向かった格好だ。海外投資家が2週ぶりに買い越し、買越額は6011億円だった。前週は8416億円の売り越し。海外投資家は先物の投資部門別売買動向では日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で2週連続の売り越しとなった。売越額は1兆3751億円と前週の4418億円から大きく膨らみ23年10月第1週以来およそ1年6ヵ月ぶりの大きさだった。現物と先物の合算でも2週連続で売り越し、売越額は7740億円と前週の1兆2835億円から急減した。自社株買いが中心とみられる事業法人は2週ぶりに買い越し、買越額は3102憶円だった。  日経平均が急落する中、海外投資家が現物・先物合算で7740億円を売り越す一方、個人投資家は現物で7209億円を買い越した。  ■投資部門別売買代金差額 (3月31日~4月4日)   東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全49社)]   ※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し        海外投資家 信託銀行 個人合計 [  現金  信用 ] 日経平均 ( 前週比 ) 4月 ―――   第1週     6,011  ▲1,941   7,209 [  5,226  1,982 ] 33,780円 ( -3339 円) 3月 ―――   第4週    ▲8,416  ▲7,917   4,782 [  3,069  1,713 ] 37,120円 ( -556 円)   第3週     2,611   ▲755  ▲4,729 [ ▲5,565   836 ] 37,677円 ( +623 円)   第2週    ▲8,085    555  ▲1,309 [ ▲1,002  ▲306 ] 37,053円 ( +165 円)   第1週    ▲1,015   3,342  ▲4,319 [ ▲3,600  ▲718 ] 36,887円 ( -268 円) 2月 ―――   第4週    ▲6,071   ▲393   5,181 [  2,222  2,959 ] 37,155円 ( -1621 円)   第3週    ▲1,632   ▲339   1,751 [   417  1,333 ] 38,776円 ( -372 円)   第2週      964   ▲680  ▲1,001 [ ▲1,541   540 ] 39,149円 ( +362 円)   第1週    ▲2,657    637   4,892 [  2,394  2,497 ] 38,787円 ( -785 円) 1月 ―――   第4週    ▲3,133   ▲940   1,424 [  ▲909  2,333 ] 39,572円 ( -359 円)   第3週     3,911   ▲309  ▲4,586 [ ▲2,975 ▲1,611 ] 39,931円 ( +1480 円)   第2週     ▲46  ▲1,300   4,513 [  2,356  2,157 ] 38,451円 ( -738 円)   第1週     3,435  ▲5,318   7,277 [  4,135  3,142 ] 39,190円 ( -704 円) 12月 ―――   第5週     ▲657    313   1,315 [   282  1,032 ] 39,894円 ( -386 円)   第4週     4,956  ▲1,934  ▲8,790 [ ▲6,781 ▲2,008 ] 40,281円 ( +1579 円)   第3週    ▲4,750    59   1,561 [ ▲1,183  2,744 ] 38,701円 ( -768 円)   第2週    ▲5,092   1,779  ▲3,565 [ ▲3,481  ▲83 ] 39,470円 ( +379 円)   第1週     1,249   2,804  ▲4,806 [ ▲5,363   556 ] 39,091円 ( +883 円) ※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。 ※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。 株探ニュース 2025/04/10 20:00 みんかぶニュース 市況・概況 本日の【株主優待】情報 (10日引け後 発表分) 4月10日引け後に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。 ■実施 ―――――――――――――― ホームポジション <2999> [東証S] 決算月【8月】   4/10発表 25年8月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、一律2万円分のクオカードを贈呈する。 株探ニュース 2025/04/10 19:50 みんかぶニュース 市況・概況 本日の【自社株買い】銘柄 (10日大引け後 発表分) ○アルバイトT <2341> [東証S] 発行済み株式数の2.32%にあたる70万株の自社株を消却する。消却予定日は4月17日。 ○OSG <6136> [東証P] 発行済み株式数(自社株を除く)の4.12%にあたる350万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月11日から8月29日まで。今回取得した全株は消却する予定。 ○技研製 <6289> [東証P] 発行済み株式数(自社株を除く)の1.68%にあたる45万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月11日から7月31日まで。 ○ベイカレント <6532> [東証P] 発行済み株式数(自社株を除く)の0.31%にあたる47万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月1日から5月23日まで。 ○井筒屋 <8260> [東証S] 発行済み株式数(自社株を除く)の2.51%にあたる28万7000株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月11日から7月31日まで。 ○オオバ <9765> [東証P] 発行済み株式数(自社株を除く)の1.57%にあたる25万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月11日から26年2月28日まで。また、発行済み株式数の1.47%にあたる25万株の自社株を消却する。消却予定日は4月30日。 [2025年4月10日] 株探ニュース 2025/04/10 19:20 みんかぶニュース 市況・概況 本日の【増資・売り出し】銘柄 (10日大引け後 発表分) ○Aバランス <3856> [東証S] DL Green Investmentsを割当先とする69万3800株の第三者割当増資を実施する。発行価格は432.45円。 ○Aバランス <3856> [東証S] 龍潤生取締役など2先を割当先とする40万8700株の第三者割当増資を実施する。発行価格は465円。 ○OTS <4564> [東証G] Long Corridor Alpha Opportunities Master Fundなど2先を割当先とする400万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は19.8円。 [2025年4月10日] 株探ニュース 2025/04/10 18:40 みんかぶニュース 市況・概況 【↑】日経平均 大引け| 急反発、米相互関税一時停止で全面高商状 (4月10日) 日経平均株価 始値  32321.21 高値  34639.39(15:00) 安値  32320.66(09:00) 大引け 34609.00(前日比 +2894.97 、 +9.13% ) 売買高  27億4921万株 (東証プライム概算) 売買代金  5兆5949億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント  1.日経平均は急反発、歴代2位の上げ幅で切り返す  2.米国が相互関税一時停止を発表、投資家心理改善  3.米株市場は急騰、NYダウは過去最大の上げ幅記録  4.東京市場も全面高商状、急速な円安進行も追い風  5.99%の銘柄が値上がり、売買代金5.6兆円と高水準 ■東京市場概況  前日の米国市場では、NYダウは前日比2962ドル高と5日ぶりに急反発した。米政権が相互関税を一部の国・地域で90日間停止すると表明し買いが殺到した。  東京市場では、文字通りの全面高商状となり、日経平均株価は歴代2位となる2900円近い上昇で3万4000円台後半まで一気に水準を切り上げた  10日の東京市場は、前日までのリスクオフ相場の反動で半導体関連や自動車などの輸出株のほか、ここ大きく売り込まれた銀行など幅広い銘柄が一斉に買い戻される展開となった。前日にトランプ米政権が相互関税の上乗せ分について日本を含む一部の国と地域に対し90日間停止することを発表した。これを受け米国株市場では、米経済や世界経済へのダメージが緩和されるとの思惑から買いが集まり、NYダウが過去最大の上げ幅を記録。また、マグニフィセントセブンなど大手IT株をはじめハイテクセクターへの買いが特に目立ち、ナスダック総合株価指数はダウを大きく上回る上昇率を記録した。東京市場もこれを引き継ぎ全面高様相に。急速な円安も追い風となった。個別株の売買代金上位100銘柄はすべて上昇、値上がり銘柄数は全体で1600を上回り、プライム市場の99%の銘柄が高くなった。また、売買代金は5兆6000億円近くに膨らんでいる。  個別では、断トツの売買代金をこなした三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが大きく上値を伸ばし、三菱重工業<7011>も物色人気。ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>なども売買代金を膨らませ値を飛ばした。トヨタ自動車<7203>、ソニーグループ<6758>が値を上げ、ソフトバンクグループ<9984>も大きく切り返した。キオクシアホールディングス<285A>は値上がり率トップとなった。古野電気<6814>が急騰、フジクラ<5803>の上げ足も目立つ。このほか、ラウンドワン<4680>、楽天銀行<5838>などが大きく水準を切り上げた。  半面、サイゼリヤ<7581>、エービーシー・マート<2670>が値を下げたほか、マニー<7730>も売りに押された。コシダカホールディングス<2157>が値を下げ、ZOZO<3092>もやや軟調だった。  日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約932円。  日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はZOZO <3092>、東電HD <9501>、三菱自 <7211>、マツダ <7261>、中部電 <9502>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約2円。うち2円はZOZO1銘柄によるもの。  東証33業種のすべての業種が上昇。上昇率の大きかった上位5業種は(1)非鉄金属、(2)電気機器、(3)その他製品、(4)機械、(5)保険業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)パルプ・紙、(2)医薬品、(3)食料品、(4)倉庫運輸関連、(5)水産・農林業。 ■個別材料株 △大林組 <1802> [東証P]  25年3月期業績は計画上振れで着地。 △Syns <290A> [東証G]  航空自衛隊の入札案件を受注。 △セブン&アイ <3382> [東証P]  上限15.4%の自社株買いを材料視。 △フジHD <4676> [東証P]  村上世彰氏長女の買い増しが続く。 △フジクラ <5803> [東証P]  米株急落の一服受けたショートカバーの買い。 △リクルート <6098> [東証P]  相互関税の一時停止で米経済への懸念緩和。 △インスペック <6656> [東証S]  半導体パッケージ基板検査装置の大型受注を獲得。 △メイコー <6787> [東証P]  ベトナム関税への過度な懸念が後退。 △アドテスト <6857> [東証P]  米半導体株高受け買い戻し急。 △トヨタ <7203> [東証P]  米株急騰と為替の円安が追い風材料。 ▼ABCマート <2670> [東証P]  今期業績見通しはコンセンサス下振れ。 ▼サイゼリヤ <7581> [東証P]  米価格高騰で25年8月期経常利益予想を下方修正。  東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)キオクシア <285A>、(2)MARUWA <5344>、(3)古野電 <6814>、(4)フジクラ <5803>、(5)SWCC <5805>、(6)THK <6481>、(7)ラウンドワン <4680>、(8)楽天銀 <5838>、(9)トリケミカル <4369>、(10)ルネサス <6723>。  値下がり率上位8傑は 値下がり率上位8傑は(1)マニー <7730>、(2)ABCマート <2670>、(3)サイゼリヤ <7581>、(4)コシダカHD <2157>、(5)ZOZO <3092>、(6)ベル24HD <6183>、(7)富士ソフト <9749>、(8)ID&EHD <9161>。 【大引け】  日経平均は前日比2894.97円(9.13%)高の3万4609.00円。TOPIXは前日比190.07(8.09%)高の2539.40。出来高は概算で27億4921万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1623、値下がり銘柄数は8となった。東証グロース250指数は613.64ポイント(40.55ポイント高)。 [2025年4月10日] 株探ニュース 2025/04/10 18:25 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇62銘柄・下落198銘柄(東証終値比)  4月10日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは276銘柄。東証終値比で上昇は62銘柄、下落は198銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は78銘柄。うち値上がりが10銘柄、値下がりは65銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は585円安と大幅安に売られている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の10日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4173> WACUL     375  +80( +27.1%) 2位 <6629> Tホライゾン    426  +80( +23.1%) 3位 <2999> ホームポジ     430  +80( +22.9%) 4位 <6656> インスペック    649  +100( +18.2%) 5位 <9565> GLOE      1066  +150( +16.4%) 6位 <9235> 売れるG      633  +60( +10.5%) 7位 <318A> VIXETF    1455 +129.0( +9.7%) 8位 <9519> レノバ       595  +50( +9.2%) 9位 <2918> わらべ日洋     2233  +146( +7.0%) 10位 <2334> イオレ      1034.9 +59.9( +6.1%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <6255> エヌピーシー    630  -101( -13.8%) 2位 <2164> 地域新聞社     320  -33( -9.3%) 3位 <4728> トーセ       613  -58( -8.6%) 4位 <4369> トリケミカル    2159  -200( -8.5%) 5位 <6343> フリージア      80   -6( -7.0%) 6位 <3697> SHIFT     1137 -70.5( -5.8%) 7位 <3546> アレンザHD    945  -57( -5.7%) 8位 <1419> タマホーム     3425  -195( -5.4%) 9位 <3907> シリコンスタ    690  -38( -5.2%) 10位 <4896> ケイファーマ    715  -36( -4.8%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <6532> ベイカレント    7041  +284( +4.2%) 2位 <6479> ミネベア      2089 +78.5( +3.9%) 3位 <3407> 旭化成       999  +4.9( +0.5%) 4位 <2871> ニチレイ      1893  +9.0( +0.5%) 5位 <3405> クラレ       1710  +6.0( +0.4%) 6位 <6594> ニデック      2168  +6.0( +0.3%) 7位 <5406> 神戸鋼       1604  +1.0( +0.1%) 8位 <8750> 第一生命HD    956  +0.4( +0.0%) 9位 <9201> JAL       2464  +1.0( +0.0%) 10位 <1605> INPEX     1793  +0.5( +0.0%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <5803> フジクラ      4533  -177( -3.8%) 2位 <6501> 日立        3150 -98.0( -3.0%) 3位 <4063> 信越化       3960 -102.0( -2.5%) 4位 <7011> 三菱重       2450 -61.5( -2.4%) 5位 <8306> 三菱UFJ    1669.9 -41.1( -2.4%) 6位 <6526> ソシオネクス    1550 -36.5( -2.3%) 7位 <7267> ホンダ      1318.1 -30.4( -2.3%) 8位 <7974> 任天堂      10285  -220( -2.1%) 9位 <5411> JFE       1634 -34.5( -2.1%) 10位 <2432> ディーエヌエ    3310 -64.0( -1.9%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2025/04/10 17:33 みんかぶニュース 市況・概況 明日の株式相場に向けて=朝令暮改のトランプ政権「真の狙い」  きょう(10日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比2894円高の3万4609円と急反騰。歴代2位の上げ幅となった。まさに一夜にして風景は激変した。リスクオフの怒涛の巻き戻しで、日経平均の上げ幅は朝方取引開始後わずか15分で2850円あまりに達し、3万4000円台後半まで駆け上がった。その後は伸びが止まったものの3万4000円台を下回ることなく、高値圏で綿が水を吸うように売り物をこなし続け、満を持して引け際に上げ足を強めた。  前週末4日にトランプ米大統領は自身の政策は決して変わらないとSNSで宣言したのだが、その舌の根も乾かぬうちにと言うべきか、相互関税の上乗せ分を日本を含む一部の国と地域で90日間停止すると表明し、世界の耳目を驚かせた。前日の米株市場はこれを受け、午後の取引でNYダウ、ナスダック指数、S&P500指数いずれも火柱高の形容がふさわしい急騰劇を演じた。結局ダウは史上最高の上げ幅でフシ目の4万ドル大台を回復。ナスダック指数はそのダウを上昇率で大幅に上回る12%超のハイパフォーマンスで大台を一気に2つ替え、1万7000ラインを突破して着地している。  この相互関税90日間の停止については決して寝耳に水ということではない。今週7日に「(トランプ米政権は)中国を除く国や地域に対する関税について90日間停止することを検討している」という報道が巡った。この時、ホワイトハウスは「フェイクニュース」であると真向否定し、米国株が乱高下した経緯がある。ところが、このフェイクニュースの否定こそがフェイクであった。結果として著名投資家のビル・アックマン氏の提示案をトランプ大統領は丸のみした形で、その情報が事前に横に漏れたというのが真実である。  これまでマーケットは、トランプ政権が発する強行的な関税政策のアナウンスについて、ブラフを仕掛けているという見方も根強く、相互関税が発動される9日までには何かしら譲歩姿勢を示すのではないかという思惑がくすぶっていた。しかし、それが完全スルーされ実際に発動されたことで、世界的に失望売りのスコールに見舞われる状況に陥った。だが、そこから前言撤回するところが、何でもありのトランプ流である。これに世界株市場は翻弄される形となったわけだが、とりわけCTAによるAI先物トレードでボラティリティが極大化しやすい東京市場は激震を余儀なくされた。  前週末時点で日本株(東京・名古屋2市場)の信用評価損益率はマイナス15%台という冷え込んだ状態にあり、週初の日経平均2600円あまりの暴落で遂にマイナス20%を突破、追い証発生(追加保証金の差し入れ義務)のトリガーが引かれる格好となった。「こうした場合、大口客については1日半のモラトリアムで翌々日の後場に、強制的なロスカット(追加で担保が入らない場合)の運びとなるケースが多い」(ネット証券マーケットアナリスト)という。前日の下げは機械的なインデックス売りの影響はあったが、やむなく投げさせられた個人投資家の無念の売りも被せられた。トランプ大統領の二枚舌にしてやられたというところである。ただ、今回の件で株式市場の崩壊はとりあえず回避されたが、米国という世界の頂点に立つ大国としての信頼は瓦解した。米国の発言力は絶大で、トランプ氏は“無敵の狼少年”と化しているが、これでは「米国に投資させる」という氏の思惑とは裏腹に、米国からの資金退避の動きが日を追うごとに高まっていく公算が大きい。  トランプ政権が一部相互関税の90日間停止を発表したことは、世界経済にプラス材料であることに変わりはないが、一律10%の基本税率は継続するほか、自動車や鉄鋼などへの25%の追加関税もそのままである。半導体や医薬品も分野別関税の対象となることも明言している。そして何より、“宿敵”中国に対する関税は、104%から更に125%に引き上げた。他国に対し「報復関税を打ち出せばこうなる」という脅しをかけている。高圧的な姿勢を前面に押し出すことで「米国第一主義」を貫く構えだが、しかし、それはトランプ氏が狙う本丸ではない印象も受ける。何よりも中国にだけは覇権を奪われてはいけないという使命感にも似た思いが政策の原点にある。この部分では唯一バイデン政権時代と軌を一にする。株式市場は、この米中対立をどう織り込むかということも大きな課題となっていく。  あすは株価指数オプション4月物の特別清算指数(オプションSQ)算出日にあたる。このほか、3月のマネーストック、3カ月国庫短期証券の入札、日銀の生活意識に関するアンケート調査、3月の投信概況など。海外では3月の米生産者物価指数(PPI)のほか、4月の米消費者態度指数(ミシガン大学調査・速報値)などに市場の関心が高い。また、ウィリアムズ・NY連銀総裁が講演を行う予定でその内容にも耳目が集まる。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 17:30 みんかぶニュース 市況・概況 10日香港・ハンセン指数=終値20681.78(+417.29)  10日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比417.29ポイント高の20681.78と3日続伸した。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 17:29 みんかぶニュース 市況・概況 東証投資部門別売買動向:4月第1週、外国人・先物は1兆3731億円と大幅売り越し  東京証券取引所が10日に発表した4月第1週(3月31日~4月4日)の投資部門別売買動向は、現物の海外投資家が6011億2600万円と2週ぶりの買い越しとなった。前週は8416億8902万円の売り越しだった。先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)では海外投資家は1兆3731億円の売り越し。23年10月第1週(1兆4229億円以来)以来、1年半ぶりの売り越し額となった。現物・先物の合計では7720億円と2週連続の売り越し。前週は1兆2729億円の売り越しだった。  現物での個人投資家は7209億3030万円と2週連続の買い越し。信託銀行は1941億9293万円と3週連続で売り越した。事業法人は3102億6348万円と2週ぶりに買い越した。この週の日経平均株価は終値ベースで3339円(9.0%)下落している。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 17:29 みんかぶニュース 市況・概況 10日中国・上海総合指数=終値3223.6379(+36.8280)  10日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比36.8280ポイント高の3223.6379と3日続伸。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 16:46 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1414銘柄・下落787銘柄(東証終値比)  4月10日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:30)が終了。東証の取引が終了した15時30分以降に売買が成立したのは2278銘柄。東証終値比で上昇は1414銘柄、下落は787銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は225銘柄。うち値上がりが134銘柄、値下がりは83銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は75円安と売られている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の10日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <2999> ホームポジ     407  +57( +16.3%) 2位 <2918> わらべ日洋     2260  +173( +8.3%) 3位 <7453> 良品計画      4840  +356( +7.9%) 4位 <7513> コジマ       1129  +71( +6.7%) 5位 <2341> アルバイトT    153   +9( +6.2%) 6位 <6532> ベイカレント    7160  +403( +6.0%) 7位 <2743> ピクセル      69.8  +3.8( +5.8%) 8位 <4446> リンクユーG    349  +16( +4.8%) 9位 <4270> BeeX      2300  +68( +3.0%) 10位 <7527> システムソフ    66.9  +1.9( +2.9%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4017> クリーマ      255  -42( -14.1%) 2位 <6255> エヌピーシー   639.1 -91.9( -12.6%) 3位 <2164> 地域新聞社     325  -28( -7.9%) 4位 <4728> トーセ       625  -46( -6.9%) 5位 <3697> SHIFT     1155 -52.5( -4.3%) 6位 <3904> カヤック      401  -17( -4.1%) 7位 <9418> UNEXT     1770  -66( -3.6%) 8位 <6135> 牧野フ      10845  -395( -3.5%) 9位 <3409> 北日紡       167   -6( -3.5%) 10位 <1419> タマホーム     3500  -120( -3.3%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <7453> 良品計画      4840  +356( +7.9%) 2位 <6532> ベイカレント    7160  +403( +6.0%) 3位 <1802> 大林組       2029 +37.0( +1.9%) 4位 <8002> 丸紅        2270 +38.5( +1.7%) 5位 <7201> 日産自      345.5  +5.8( +1.7%) 6位 <9983> ファストリ    47100  +620( +1.3%) 7位 <7261> マツダ       839  +8.5( +1.0%) 8位 <4755> 楽天グループ    797  +7.4( +0.9%) 9位 <7186> コンコルディ   849.5  +7.6( +0.9%) 10位 <6526> ソシオネクス    1600 +13.5( +0.9%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <8750> 第一生命HD    942 -13.6( -1.4%) 2位 <8604> 野村        778  -9.3( -1.2%) 3位 <7974> 任天堂      10400  -105( -1.0%) 4位 <5020> ENEOS     677  -4.9( -0.7%) 5位 <8316> 三井住友FG    3200 -21.0( -0.7%) 6位 <6976> 太陽誘電     2001.9 -13.1( -0.7%) 7位 <7013> IHI      10250  -65( -0.6%) 8位 <9107> 川崎汽       1803 -11.0( -0.6%) 9位 <4506> 住友ファーマ    543   -3( -0.5%) 10位 <4507> 塩野義      2286.6 -10.9( -0.5%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2025/04/10 16:33 みんかぶニュース 市況・概況 長谷工がウッドフレンズに対するTOBを発表◇  長谷工コーポレーション<1808.T>がこの日の取引終了後、ウッドフレンズ<8886.T>の完全子会社化を目的としてTOBを実施すると発表した。  完全子会社化することで、商品ラインアップの拡充や用地情報の共有による取り引きの活性化、東海圏での事業拡大、戸建住宅以外の建築物への国産木質材の応用などのシナジーが期待できるという。TOB価格は1720円で、買付予定数は145万8083株(下限97万2100株・上限設定なし)、買付期間は4月11日から5月27日までを予定している。また、TOB成立後、ウッドフレンズは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は4月10日付でウッドフレンズ株式を監理銘柄(確認中)に指定している。なお、ウッドフレンズはTOBに対して賛同の意見を表明している。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 16:17 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(大引け)=2894円高、相互関税の一時停止でリスクオフの巻き戻し局面に  10日の東京株式市場は文字通りの全面高商状となり、日経平均株価は歴代2位となる2900円近い上昇で3万4000円台後半まで一気に水準を切り上げた。  大引けの日経平均株価は前営業日比2894円97銭高の3万4609円00銭と急反発。プライム市場の売買高概算は27億4921万株、売買代金概算は5兆5949億円。値上がり銘柄数は1623、対して値下がり銘柄数は8、変わらずは6銘柄だった。  きょうの東京市場は前日までのリスクオフ相場の反動で半導体関連や自動車などの輸出株のほか、ここ大きく売り込まれた銀行など幅広い銘柄が一斉に買い戻される展開となった。前日にトランプ米政権が相互関税の上乗せ分について日本を含む一部の国と地域に対し90日間停止することを発表した。これを受け米国株市場では、米経済や世界経済へのダメージが緩和されるとの思惑から買いが集まり、NYダウが過去最大の上げ幅を記録。また、マグニフィセントセブンなど大手IT株をはじめハイテクセクターへの買いが特に目立ち、ナスダック総合株価指数はダウを大きく上回る上昇率を記録した。東京市場もこれを引き継ぎ全面高様相に。急速な円安も追い風となった。個別株の売買代金上位100銘柄はすべて上昇、値上がり銘柄数は全体で1600を上回り、プライム市場の99%の銘柄が高くなった。また、売買代金は5兆6000億円近くに膨らんでいる。  個別では、断トツの売買代金をこなした三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクが大きく上値を伸ばし、三菱重工業<7011.T>も物色人気。ディスコ<6146.T>、アドバンテスト<6857.T>なども売買代金を膨らませ値を飛ばした。トヨタ自動車<7203.T>、ソニーグループ<6758.T>が値を上げ、ソフトバンクグループ<9984.T>も大きく切り返した。キオクシアホールディングス<285A.T>は値上がり率トップとなった。古野電気<6814.T>が急騰、フジクラ<5803.T>の上げ足も目立つ。このほか、ラウンドワン<4680.T>、楽天銀行<5838.T>などが大きく水準を切り上げた。  半面、サイゼリヤ<7581.T>、エービーシー・マート<2670.T>が値を下げたほか、マニー<7730.T>も売りに押された。コシダカホールディングス<2157.T>が値を下げ、ZOZO<3092.T>もやや軟調だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 16:17 みんかぶニュース 市況・概況 10日韓国・KOSPI=終値2445.06(+151.36)  10日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比151.36ポイント高の2445.06と反発。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 16:05 みんかぶニュース 市況・概況 明日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 03:00 米・月次財政収支 08:50 日・マネーストック 10:20 日・3カ月物国庫短期証券の入札 15:00 独・消費者物価指数(改定値) 15:00 英・鉱工業生産 15:00 英・製造業生産指数 15:00 英・商品貿易収支 15:00 英・貿易収支 21:30 米・卸売物価指数 23:00 米・ミシガン大学消費者態度指数(速報値) ※日・株価指数オプションの特別清算指数(SQ)算出 ※日・閣議 ○決算発表・新規上場など 決算発表:イオン九州<2653>,大黒天<2791>,JINSHD<3046>,ビックカメラ<3048>,DCM<3050>,ウエルシア<3141>,ニッケ<3201>,TSIHD<3608>,大有機<4187>,イオンファン<4343>,Sansan<4443>,QPS研究所<5595>,マルゼン<5982>,ローツェ<6323>,竹内製作<6432>,良品計画<7453>,イオン北海<7512>,コーナン<7516>,IDOM<7599>,ハイデ日高<7611>,4℃ホールデ<8008>,ワキタ<8125>,チヨダ<8185>,MV東海<8198>,リンガハット<8200>,イオン<8267>,イオンモール<8905>,CSP<9740>,モリト<9837>,アークランズ<9842>ほか ※海外企業決算発表:JPモルガン・チェース 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 16:01 みんかぶニュース 市況・概況 【投資部門別売買動向】 海外投資家が2週ぶりに買い越し、個人は2週連続の買い越し (4月第1週)[速報]  ■投資部門別売買代金差額 (3月31日~4月4日)   東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全49社)]   ※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し        海外投資家 信託銀行 個人合計 [  現金  信用 ] 日経平均 ( 前週比 ) 4月 ―――   第1週     6,011  ▲1,941   7,209 [  5,226  1,982 ] 33,780円 ( -3339 円) 3月 ―――   第4週    ▲8,416  ▲7,917   4,782 [  3,069  1,713 ] 37,120円 ( -556 円)   第3週     2,611   ▲755  ▲4,729 [ ▲5,565   836 ] 37,677円 ( +623 円)   第2週    ▲8,085    555  ▲1,309 [ ▲1,002  ▲306 ] 37,053円 ( +165 円)   第1週    ▲1,015   3,342  ▲4,319 [ ▲3,600  ▲718 ] 36,887円 ( -268 円) 2月 ―――   第4週    ▲6,071   ▲393   5,181 [  2,222  2,959 ] 37,155円 ( -1621 円)   第3週    ▲1,632   ▲339   1,751 [   417  1,333 ] 38,776円 ( -372 円)   第2週      964   ▲680  ▲1,001 [ ▲1,541   540 ] 39,149円 ( +362 円)   第1週    ▲2,657    637   4,892 [  2,394  2,497 ] 38,787円 ( -785 円) 1月 ―――   第4週    ▲3,133   ▲940   1,424 [  ▲909  2,333 ] 39,572円 ( -359 円)   第3週     3,911   ▲309  ▲4,586 [ ▲2,975 ▲1,611 ] 39,931円 ( +1480 円)   第2週     ▲46  ▲1,300   4,513 [  2,356  2,157 ] 38,451円 ( -738 円)   第1週     3,435  ▲5,318   7,277 [  4,135  3,142 ] 39,190円 ( -704 円) 12月 ―――   第5週     ▲657    313   1,315 [   282  1,032 ] 39,894円 ( -386 円)   第4週     4,956  ▲1,934  ▲8,790 [ ▲6,781 ▲2,008 ] 40,281円 ( +1579 円)   第3週    ▲4,750    59   1,561 [ ▲1,183  2,744 ] 38,701円 ( -768 円)   第2週    ▲5,092   1,779  ▲3,565 [ ▲3,481  ▲83 ] 39,470円 ( +379 円)   第1週     1,249   2,804  ▲4,806 [ ▲5,363   556 ] 39,091円 ( +883 円) ※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。 ※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。 株探ニュース 2025/04/10 15:45 みんかぶニュース 市況・概況 明日の決算発表予定 良品計画、ローツェなど130社 (4月10日) 4月11日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算  ■引け後発表   ◆本決算:    <3608> TSIHD [東P]    <6432> 竹内製作所 [東P]    など3社   ◆第3四半期決算:    <3791> IGポート [東S]  ■発表時間未確認  ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻   ◆本決算:    <3050> DCM [東P]    (前回15:30)   ★<3141> ウエルシア [東P]  (前回15:30)    <4343> イオンファン [東P] (前回15:30)    <4490> ビザスク [東G]   (前回14:00)    <4891> ティムス [東G]   (前回15:30)   ★<6323> ローツェ [東P]   (前回15:30)    <7512> イオン北海道 [東S] (前回15:30)    <7516> コーナン [東P]   (前回15:30)    <7599> IDOM [東P]   (前回15:30)    <7611> ハイデ日高 [東P]  (前回15:00)    <8008> 4℃ホールデ [東P] (前回16:00)    <8125> ワキタ [東P]    (前回16:00)    <8185> チヨダ [東P]    (前回15:30)    <8200> リンガハット [東P] (前回15:30)    <8244> 近鉄百 [東S]    (前回15:30)   ★<8267> イオン [東P]    (前回17:00)   ★<8905> イオンモール [東P] (前回15:30)    <9842> アークランズ [東P] (前回15:30)    など57社   ◆第1四半期決算:    <2471> エスプール [東P]  (前回15:30)    <3201> ニッケ [東P]    (前回15:30)    <4187> 大有機 [東P]    (前回15:30)    <4992> 北興化 [東S]    (前回15:30)    <6634> ネクスG [東S]   (前回19:40)    <7083> AHC [東G]    (前回15:30)    <9837> モリト [東P]    (前回15:30)    など16社   ◆第2四半期決算:   ★<190A> コーディア [東G]  (前回11:30)    <244A> グロースxP [東G] (前回15:30)    <3046> JINSHD [東P] (前回16:00)   ★<3048> ビックカメラ [東P] (前回12:00)    <5129> FIXER [東G]  (前回16:00)    <6668> ADプラズマ [東S] (前回15:30)    <7373> アイドマHD [東G] (前回15:30)   ★<7453> 良品計画 [東P]   (前回15:30)    <9270> バリュエンス [東G] (前回16:00)    <9978> 文教堂GHD [東S] (前回15:30)    など30社   ◆第3四半期決算:    <189A> DMカンパニ [東G] (前回15:30)    <2459> アウン [東S]    (前回16:00)    <2462> ライク [東P]    (前回15:00)    <2791> 大黒天 [東P]    (前回15:30)    <3760> ケイブ [東S]    (前回15:30)   ★<4443> Sansan [東P] (前回15:30)    <4829> 日エンター [東S]  (前回16:00)   ★<5595> QPS研究所 [東G] (前回16:30)    <6489> 前沢工業 [東S]   (前回15:00)    <7725> インターアク [東P] (前回16:00)    <9216> ビーウィズ [東P]  (前回15:30)    <9278> ブックオフG [東P] (前回15:30)    など23社   合計130社 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表予定】銘柄一覧をご覧いただけます。 株探ニュース 2025/04/10 15:41 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=10日大引け、全銘柄の合計売買代金4398億円  10日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比24.7%減の4398億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同21.5%減の3503億円だった。  個別ではOne ETF JPX/S&P 設備・人材投資指数 <1484> 、グローバルX オフィス・J-REIT ETF <2096> 、SMT ETF国内リート厳選投資 <258A> が新高値。iシェアーズユーロ建て投資適格社債ETF(為替ヘッジあり) <2623> 、NEXT シンガポール <2045> 、NEXT インドベア <2047> が新安値をつけた。  そのほか目立った値動きでは上場インデックスファンドS&P レバ2倍 <2239> が21.92%高、グローバルX 半導体 ETF <2243> が19.32%高、WisdomTree ブロード上場投資信託 <1684> が17.83%高、iFreeETF NASDAQ100 レバレッジ <2869> が17.47%高、iFreeETF S&P500 レバレッジ <2237> が17.42%高と大幅な上昇。  一方、VIX短期先物指数ETF <318A> は22.00%安、iFreeETF S&P500 インバース <2249> は20.83%安、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> は18.91%安、上場インデックスファンドS&P インバース <2240> は13.83%安、iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> は11.99%安と大幅に下落した。  日経平均株価が2894円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1740億9000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均2215億9500万円を大きく下回っており低調。  その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が467億300万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が354億5600万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が333億2200万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が180億7000万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が166億4900万円の売買代金となった。 株探ニュース 2025/04/10 15:35 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・10日>(大引け)=ラウンドワン、リクルート、Synsなど  ラウンドワン<4680.T>=後場一段高。同社はきょう午前11時30分ごろ、3月度の売り上げ状況(速報値)を公表。国内既存店売上高は前年同月比7.0%増となり、伸び率が前月(3.9%増)から拡大したことが好感されているようだ。国内既存店ではボウリングが同10.2%増と伸びたほか、スポッチャも同8.2%増と伸長した。また、直近(3月31日~4月6日)の既存店売上高は前年同週比で約14%増になっているという。なお、3月度の米国の既存店売上高は前年同月比2.1%増だった。  リクルートホールディングス<6098.T>=満を持しての急伸で5日線ブレーク。ここ5日移動平均線が上値抵抗ラインとなり約2カ月にわたる下落トレンドを続けてきたが、目先は同移動平均線をマドを開け跳び越える形で波動転換を明示している。前日にトランプ米政権が発動したばかりの相互関税の上乗せ分について、一部の国や地域に90日間停止することを許可すると発表し、米関税政策が米国や世界経済に及ぼす影響が緩和される、との思惑から全面高に買い戻された。この流れが東京市場にも波及しているが、そのなか同社は求人情報検索エンジン「インディード」で米国中心に積極展開しており、米経済の失速懸念が和らいだことがポジティブ材料となっている。また、今月3日には世界最大の資産運用会社であるブラックロックが同社株を買い増し、保有株比率が7%を超えたことが判明している。この時は全体リスク相場で反応は限られたが、改めて企業価値向上に向けた期待がリバウンド狙いの買いを後押ししているもようだ。  Synspective<290A.T>=急反発でストップ高。9日の取引終了後、航空自衛隊の入札案件「宇宙システムにおけるセキュリティガイドラインの作成」を受注したと発表しており材料視されている。同案件は、航空自衛隊の装備品である宇宙システムに対して、個々の宇宙システムに対するセキュリティ管理策を策定するための指針となる標準的なガイドラインの作成に関するもので、日本の防衛テックスタートアップであるスカイゲートテクノロジズ(東京都渋谷区)と共同で実施する。契約金額は9999万円で、契約期間は25年2月3日から26年2月27日までという。同時に、防衛省情報本部の「画像調達案件」を落札したと発表した。落札金額は8700万円で、契約期間は25年4月9日から26年3月31日までとしている。  インスペック<6656.T>=ストップ高。9日の取引終了後、海外企業から半導体パッケージ基板検査装置の大型受注を獲得したと発表したことを好感した買いが流入している。半導体パッケージ基板検査装置及びその付帯装置を合わせて複数台受注し、受注総額は約7億8000万円(うち約2億3000万円分は25年2月度に受注済み)。なお、26年4月期以降に納入予定のため、25年4月期業績に与える影響はないとしている。  トレジャー・ファクトリー<3093.T>=切り返し急。9日の取引終了後に発表した26年2月期連結業績予想で、売上高462億5200万円(前期比9.6%増)、経常利益44億4100万円(同8.8%増)を見込み、年間配当予想を前期比3円増の39円としたことが好感されている。アプリ会員の獲得などの継続的な取り組みによる買い取り・販売件数増加を見込む一方、外部環境の不透明な見通しを考慮し、単体既存店売上高は前期比2%増を予想。一方、グループで年間30~35店舗(前期24店舗)の新規出店を計画しており、業績拡大を見込む。同時に28年2月期に売上高589億円、経常利益56億円を目指す中期経営計画を発表した。年間30~40店のペースで関東、関西、東海、九州などを中心に新規出店を行うほか、相乗効果・補完関係のあるリユース周辺事業やその他の事業に継続的に投資を行い成長基盤の拡大を図る方針。また、相乗効果や補完関係のあるM&Aを積極的に実行するとした。  GENDA<9166.T>=物色の矛先向かい大幅反発。同社はアミューズメント事業を国内外で展開し、M&A戦略なども駆使して業容拡大戦略を推進している。2020年にセガから取得したアミューズメント施設「GiGO」の出店戦略も順調で大幅増収増益路線をまい進中だ。そうしたなか、9日取引終了後、アミューズメント施設運営の北米大手であるPlayer One Amusement Groupを傘下に持つ米Pixel Intermediate Holding Corporationの全株式を取得し子会社することを発表した。これを手掛かり材料に投資マネーを呼び込む格好となった。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 15:33 みんかぶニュース 市況・概況 東証グロース(大引け)=値上がり優勢、イオレ、SynsがS高  10日大引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数591、値下がり銘柄数18と、値上がりが優勢だった。  個別ではイオレ<2334>、Synspective<290A>、Finatextホールディングス<4419>、売れるネット広告社グループ<9235>、スマサポ<9342>など6銘柄がストップ高。ZenmuTech<338A>は一時ストップ高と値を飛ばした。トラストホールディングス<3286>、ベガコーポレーション<3542>、勤次郎<4013>、プロパティデータバンク<4389>、クオリプス<4894>など8銘柄は年初来高値を更新。GLOE<9565>、セレンディップ・ホールディングス<7318>、クリーマ<4017>、ライトアップ<6580>、インテグラル<5842>は値上がり率上位に買われた。  一方、シイエヌエス<4076>が年初来安値を更新。プログリット<9560>、リベロ<9245>、セルシード<7776>、ツクルバ<2978>、ストレージ王<2997>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2025/04/10 15:33 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均10日大引け=反発、2894円高の3万4609円  10日の日経平均株価は前日比2894.97円(9.13%)高の3万4609.00円と反発し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は1621、値下がりは9、変わらずは4と、値上がり銘柄の割合が90%を超える全面高商状だった。  日経平均構成銘柄はほぼ全銘柄が値上がりし、値下がりは1銘柄だった。プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を1銘柄で308.14円押し上げ。次いで東エレク <8035>が224.02円、アドテスト <6857>が189.73円、SBG <9984>が139.70円、TDK <6762>が70.85円と続いた。  唯一の値下がりはZOZO <3092>で、日経平均を1.7円押し下げた。  業種別では33業種すべてが上昇。値上がり率1位は非鉄金属で、以下、電気機器、その他製品、機械、保険業、銀行業と続いた。 株探ニュース 2025/04/10 15:32 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=10日大引け  10日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ    174090   -22.4    20755 2. <1357> 日経Dインバ   46703   -32.8    13705 3. <1360> 日経ベア2    35456   -4.5    338.4 4. <1321> 野村日経平均   33322   24.5    36120 5. <1579> 日経ブル2    18070   25.1    223.6 6. <1458> 楽天Wブル    16649   -2.2    24500 7. <1306> 野村東証指数   11208   -7.0   2701.5 8. <1540> 純金信託     7798   10.7    13870 9. <1655> iS米国株    4775   -49.4    574.9 10. <1330> 日興日経平均   4667   -31.6    36300 11. <1568> TPXブル    4182   -58.8    398.1 12. <1366> iF日経Wベ   3932   20.2     344 13. <1365> iF日経Wブ   3491   -41.0    31880 14. <1489> 日経高配50   3464   -22.7    2119 15. <1320> iF日経年1   3072   -38.8    36000 16. <2842> iFEナ百ベ   2734   157.2    19150 17. <1615> 野村東証銀行   2187   -34.7    354.7 18. <1571> 日経インバ    2022   -47.2     630 19. <1329> iS日経     1972   -34.0    3595 20. <1346> MX225    1939   -39.8    35850 21. <2621> iS米20H   1930   -60.4    1126 22. <1356> TPXベア2   1929   -1.8    334.2 23. <1545> 野村ナスH無   1916   -48.2    28160 24. <1308> 日興東証指数   1896   -40.6    2663 25. <316A> iFFANG   1883   27.9    1591 26. <1343> 野村REIT   1637   -13.2   1844.0 27. <2249> iFSPWベ   1615   -20.3    19005 28. <2644> GX半導日株   1572   -48.5    1398 29. <1358> 日経2倍     1504   -9.0    38670 30. <1580> 日経ベア     1345   -12.5   1672.0 31. <1475> iSTPX    1342   -10.4    263.2 32. <2558> MX米株SP   1237   -57.0    22950 33. <2244> GXUテック   1220   -6.8    2048 34. <1459> 楽天Wベア    1142   -93.9     569 35. <2036> 金先物Wブル   1126   54.7    86440 36. <2243> GX半導体    1105   54.5    1464 37. <2046> インドブル    1092  2326.7    26170 38. <318A> VIXETF   1026   72.1   1326.0 39. <2038> 原油先Wブル    903   -46.1    1384 40. <1547> 日興SP5百    895   -19.6    8641 41. <2634> 野村SPH有    841   275.4   2343.0 42. <2563> iS米国株H    820   106.5    301.2 43. <2860> 野村独株H有    810   18.4   2831.0 44. <2559> MX全世界株    798   -21.8    19240 45. <1326> SPDR      782    3.2    42270 46. <1557> SPDR5百    750   -7.4    79430 47. <1678> 野村インド株    740   -15.1    328.9 48. <2845> 野村ナスH有    707   59.2   2381.5 49. <1305> iFTP年1    664   -54.3   2722.5 50. <1671> WTI原油     595   -23.7    2698 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%) 株探ニュース 2025/04/10 15:32 みんかぶニュース 市況・概況 東証スタンダード(大引け)=値上がり優勢、タカトリ、インスペックがS高  10日大引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数1487、値下がり銘柄数49と、値上がりが優勢だった。  個別ではタカトリ<6338>、インスペック<6656>がストップ高。日本精鉱<5729>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は一時ストップ高と値を飛ばした。クックパッド<2193>、北海道コカ・コーラボトリング<2573>、セリア<2782>、やまみ<2820>、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス<3222>など24銘柄は年初来高値を更新。ジェイホールディングス<2721>、北日本紡績<3409>、KYCOMホールディングス<9685>、ジェイ・エスコムホールディングス<3779>、三谷セキサン<5273>は値上がり率上位に買われた。  一方、エヌアイデイ<2349>、要興業<6566>、フジコピアン<7957>、植松商会<9914>が年初来安値を更新。タカキュー<8166>、ムラキ<7477>、GameWith<6552>、中央経済社ホールディングス<9476>、フレンドリー<8209>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2025/04/10 15:32 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均の上げ幅が2900円突破  日経平均株価の上げ幅が2900円を突破。15時15分現在、2900.42円高の3万4614.45円まで上昇している。 株探ニュース 2025/04/10 15:16 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後3時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後3時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は1622、値下がり銘柄数は7、変わらずは6銘柄だった。業種別では33業種中、全業種が上昇。値上がり上位に非鉄、電気機器、保険、機械、その他製品、証券・商品、銀行など。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 15:03 みんかぶニュース 市況・概況 15時の日経平均は2743円高の3万4457円、ファストリが263.44円押し上げ  10日15時現在の日経平均株価は前日比2743.70円(8.65%)高の3万4457.73円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は1620、値下がりは7、変わらずは5と、値上がり銘柄の割合が90%超に達する全面高商状となっている。  日経平均構成銘柄はほぼ全銘柄が値上がりし、値下がりは1銘柄にとどまっている。プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を1銘柄で263.44円押し上げている。次いで東エレク <8035>が206.06円、アドテスト <6857>が173.23円、SBG <9984>が136.31円、ソニーG <6758>が69.19円と続いている。  唯一の値下がりはZOZO <3092>で、日経平均を1.65円押し下げている。  業種別では33業種すべてが上昇。値上がり率1位は非鉄金属で、以下、電気機器、保険、機械、その他製品、証券・商品と続いている。  ※15時0分7秒時点 株探ニュース 2025/04/10 15:01 みんかぶニュース 市況・概況 芝浦電子が後場も大幅高で推移、ミネベアが1株4500円でTOB実施へ◇  芝浦電子<6957.T>は後場も大幅高で推移。ミネベアミツミ<6479.T>は10日午後1時45分、芝浦電子に対しTOB(株式公開買い付け)を開始する予定だと発表した。発表に先立ち、日本経済新聞電子版が同日未明、「ミネベアミツミがセンサー大手の芝浦電子に買収提案する」と報じていた。台湾の電子部品大手の国巨(ヤゲオ)のTOBに対抗し、事実上のホワイトナイト(友好的な買収者)となる。ミネベアによるTOB価格は1株4500円を予定。国巨によるTOB価格4300円を上回る。芝浦電子の時価は、ミネベアによるTOB価格を上回って推移している。  買付予定数の下限は753万9900株(所有割合50.01%)で、上限は設定せず、23日をメドに買い付けを開始する予定。TOB成立後、芝浦電子は所定の手続きを経て上場廃止となる見通し。芝浦電子はミネベアによるTOBに賛同の意見を表明した一方で、国巨のTOBに対しては反対の意見表明を行った。両社の発表を受け、東京証券取引所は10日午後1時45分から午後2時10分まで芝浦電子の株式売買を停止。同日付で芝浦電子の株式を監理銘柄(確認中)に指定した。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 14:50 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」5位にGENDA  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の10日午後2時現在で、GENDA<9166.T>が「買い予想数上昇」で5位となっている。  9日の取引終了後、米国子会社を通じて北米でアミューズメント施設の運営などを行うピクセル・インターメディエイト・ホールディング社(デラウェア州)を買収すると発表した。取得価額は約260億円。ピクセルは米国及びカナダでゲームセンターを104店舗、「ミニロケ」と呼ばれる無人のゲームコーナーを約2000カ所運営する、北米地域のアミューズメント施設運営大手のプレーヤー・ワン・アミューズメント・グループを含む企業グループ。買収後はプレーヤー・ワンが持つ巨大なネットワークにミニクレーンの設置や「Kawaii」景品のほか、今後予定されている日本アニメIPも含めた景品を導入し、更なる売り上げの増加を見込むとしており、業容拡大への期待感が買い予想数の上昇につながっているようだ。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 14:30 みんかぶニュース 市況・概況 三菱重と川重が急反発、国内大手証券は目標株価を引き上げ  三菱重工業<7011.T>と川崎重工業<7012.T>が急反発。トランプ米大統領が9日に相互関税の上乗せ分について一部の国・地域で90日間停止すると表明したことを受け、全体相場が急騰しているが、重工大手で防衛関連株の両社株も急伸している。特に、川重は値幅制限いっぱいのストップ高に買われている。SMBC日興証券は9日、両社株の投資評価「1」を継続した。三菱重の目標株価は2800円から2900円に見直したほか、川重は8700円から9400円に引き上げた。三菱重について、株価は下落基調にあるが「同社の防衛事業のポテンシャルやディフェンシブ性は変わっておらず引き続き株価上昇が期待できる」と指摘。26年3月期以降も増収増益が可能と予想している。川重については、引き続きセクター内でのトップピックとして推奨。26年3月期には、パワースポーツ&エンジン(PS&E)を含む全事業で事業利益率改善が可能とみており「防衛以外にも好材料がある銘柄」として評価している。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 14:19 みんかぶニュース 市況・概況 静甲が大幅反発、住友ゴ製制震ダンパーの販売事業を開始◇  靜甲<6286.T>が大幅反発している。9日の取引終了後、住友ゴム工業<5110.T>製の制震ダンパー「MIRAIE」の販売事業を開始したと発表しており、好材料視されている。  「MIRAIE」は、住友ゴ独自の「高減衰ゴム」技術で建物の揺れ幅を最大95%低減する制震ダンパー。静甲はこれまでオフィスや公共施設、倉庫向けの設備機器販売を主軸としてきたが、「MIRAIE」の販売事業の開始により、設計事務所や施工会社(工務店など)に向けた住宅向け制震設備の提供を開始するとしている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/04/10 14:08

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