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【投資部門別売買動向】個人が3週ぶりに売り越す一方、海外勢と信託銀は買い越す (4月第2週)
●個人が3週ぶりに売り越す一方、海外勢と信託銀は買い越す
東証が17日に発表した4月第2週(7日~11日)の投資部門別売買動向(現物)によると、「トランプ関税」に世界の株式市場が揺さぶられ、相場は日替わりで乱高下したものの結局、日経平均株価が前週末比195円安の3万3585円と小幅に3週続落したこの週は、個人投資家は3週ぶりに売り越した。売越額は1177億円だった。前週は7209億円の買い越しだった。証券会社の自己売買が2週連続で売り越し、売越額は6736億円と前週の1兆8192億円から急減した。
一方、海外投資家は2週連続で買い越し、買越額は1582億円と前週の6011億円から大幅に縮小した。海外投資家は先物の投資部門別売買動向では日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で3週連続の売り越しとなった。売越額は3401億円と前週の1兆3751億円から大きく減少した。現物と先物の合算でも3週連続で売り越し、売越額は1818億円だった。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行が4週ぶりに買い越し、買越額は1730億円だった。前週は1941億円の売り越し。自社株買いが中心とみられる事業法人は2週連続で買い越し、買越額は3653億円と前週の3102憶円から拡大した。
日経平均が4週続落する中、個人投資家が3週ぶりに売り越す一方、海外投資家と信託銀行は買い越した。
■投資部門別売買代金差額 (4月7日~11日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全49社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
4月 ―――
第2週 1,582 1,730 ▲1,177 [ 987 ▲2,164 ] 33,585円 ( -195 円)
第1週 6,011 ▲1,941 7,209 [ 5,226 1,982 ] 33,780円 ( -3339 円)
3月 ―――
第4週 ▲8,416 ▲7,917 4,782 [ 3,069 1,713 ] 37,120円 ( -556 円)
第3週 2,611 ▲755 ▲4,729 [ ▲5,565 836 ] 37,677円 ( +623 円)
第2週 ▲8,085 555 ▲1,309 [ ▲1,002 ▲306 ] 37,053円 ( +165 円)
第1週 ▲1,015 3,342 ▲4,319 [ ▲3,600 ▲718 ] 36,887円 ( -268 円)
2月 ―――
第4週 ▲6,071 ▲393 5,181 [ 2,222 2,959 ] 37,155円 ( -1621 円)
第3週 ▲1,632 ▲339 1,751 [ 417 1,333 ] 38,776円 ( -372 円)
第2週 964 ▲680 ▲1,001 [ ▲1,541 540 ] 39,149円 ( +362 円)
第1週 ▲2,657 637 4,892 [ 2,394 2,497 ] 38,787円 ( -785 円)
1月 ―――
第4週 ▲3,133 ▲940 1,424 [ ▲909 2,333 ] 39,572円 ( -359 円)
第3週 3,911 ▲309 ▲4,586 [ ▲2,975 ▲1,611 ] 39,931円 ( +1480 円)
第2週 ▲46 ▲1,300 4,513 [ 2,356 2,157 ] 38,451円 ( -738 円)
第1週 3,435 ▲5,318 7,277 [ 4,135 3,142 ] 39,190円 ( -704 円)
12月 ―――
第5週 ▲657 313 1,315 [ 282 1,032 ] 39,894円 ( -386 円)
第4週 4,956 ▲1,934 ▲8,790 [ ▲6,781 ▲2,008 ] 40,281円 ( +1579 円)
第3週 ▲4,750 59 1,561 [ ▲1,183 2,744 ] 38,701円 ( -768 円)
第2週 ▲5,092 1,779 ▲3,565 [ ▲3,481 ▲83 ] 39,470円 ( +379 円)
第1週 1,249 2,804 ▲4,806 [ ▲5,363 556 ] 39,091円 ( +883 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
2025/04/17 20:00
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本日の【株主優待】情報 (17日 発表分)
4月17日に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。
■新設 ――――――――――――――
リグア <7090> [東証G] 決算月【3月】 4/17発表(場中)
毎年3月末と9月末時点で300株以上を1年超継続して保有する株主を対象に、デジタルギフト1万円分を年2回贈呈する。初回の基準日は26年3月末とし、25年9月末と26年3月末に300株以上を保有する株主を対象とする。
株探ニュース
2025/04/17 19:50
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本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (17日大引け後 発表分)
※4月25日、札幌アンビシャス市場に上場予定のエレベーターコミュニケーションズ <353A> [札証A]は17日、公開価格を発表した。
●エレベーターコミュニケーションズ <353A>
上場市場:札幌アンビシャス
上場予定日:4月25日
事業内容:エレベーター・エスカレーター等昇降機設備の保守、管理及び
リニューアル
公開価格:1700円
仮条件:1600円~1700円
想定発行価格:1600円
上場時発行済み株式数:99万9940株
公募:5万株
売り出し:5万4300株
オーバーアロットメントによる売り出し:上限1万5500株
ブックビルディング期間:4月10日~16日
公開価格決定日:4月17日
申込期間:4月18日~23日
払込日:4月24日
主幹事:東洋証券
[2025年4月17日]
株探ニュース
2025/04/17 19:40
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本日の【自社株買い】銘柄 (17日大引け後 発表分)
○マテリアルG <156A> [東証G]
発行済み株式数(自社株を除く)の4.1%にあたる40万株(金額で2億6000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月18日から5月23日まで。
○フェリシモ <3396> [東証S]
発行済み株式数の4.98%にあたる50万株の自社株を消却する。消却予定日は5月29日。
○プログリット <9560> [東証G]
発行済み株式数(自社株を除く)の2.77%にあたる35万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月18日から6月30日まで。
[2025年4月17日]
株探ニュース
2025/04/17 19:20
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本日の【増資・売り出し】銘柄 (17日大引け後 発表分)
○OKウェイヴ <3808> [名証N]
GFA <8783> を割当先とする377万3500株の第三者割当増資を実施する。発行価格は53円。
[2025年4月17日]
株探ニュース
2025/04/17 18:40
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【↑】日経平均 大引け| 大幅反発、日米関税交渉を受け買い戻しが優勢 (4月17日)
日経平均株価
始値 33987.01
高値 34379.13(15:23)
安値 33931.53(09:00)
大引け 34377.60(前日比 +457.20 、 +1.35% )
売買高 15億6634万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆7410億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅反発、主力株に買い戻しの動き強まる
2.米株大幅安も朝方の日米関税交渉が株価上昇の材料に
3.関税交渉では為替に関する議論なく、ドル高・円安に
4.防衛関連が物色人気、半導体関連なども買い戻し優勢
5.全体の7割の銘柄が上昇、売買代金は3兆円台が続く
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比699ドル安と続落した。エヌビディアなど半導体関連株の下落やFRB議長が早期利下げに慎重姿勢を示したことが重荷となった。
東京市場では、主力株中心に買い戻す動きが優勢となり、日経平均株価は反発した。日米関税交渉の結果を受け為替が円安に振れたことも、全体相場の押し上げ要因となった。
17日の東京市場は、前日の米国株市場がハイテク株中心に大きく売られたこともあって、取引開始前は軟調な地合いが予想されたが、強弱観対立のなかも買いが先行した。寄り後はいったん伸び悩んだ後に買い直され、次第高の展開となった。この日の朝方に行われた日米関税交渉で、日本にとって懸念された圧力が米国側からかからなかったことから、空売り筋の買い戻しを誘発した。為替に関する議論もなく、これを受けて外国為替市場ではドルが買い戻され円安方向に振れたことも、追い風材料となったようだ。日米交渉を意識して防衛関連株に買いが目立ったほか、半導体関連株もリバウンドに転じる銘柄が多かった。プライム市場の値上がり銘柄数は全体の72%を占めたが、売買代金は3兆7000億円台で今週に入ってから4日連続で3兆円台にとどまっている。
個別では、売買代金トップとなった川崎重工業<7012>が大きく上昇したほか、同2位となった三菱重工業<7011>、4位のIHI<7013>など防衛関連の人気が際立った。アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連もしっかり。任天堂<7974>も上昇した。住友ファーマ<4506>、カカクコム<2371>、日本農薬<4997>が急騰、GMOインターネットグループ<9449>も値を飛ばした。シンフォニア テクノロジー<6507>、マネーフォワード<3994>なども大幅高に買われた。
半面、フジ・メディア・ホールディングス<4676>が大幅安、ファーストリテイリング<9983>も冴えない。ニトリホールディングス<9843>も売りに押された。スギホールディングス<7649>が大きく水準を切り下げたほか、パルグループホールディングス<2726>の下げも目立つ。神戸物産<3038>なども下値を探った。サイゼリヤ<7581>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、中外薬 <4519>、TDK <6762>、テルモ <4543>、ファナック <6954>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約146円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433>、ニトリHD <9843>、ファストリ <9983>、第一三共 <4568>、花王 <4452>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約20円。
東証33業種のうち31業種が上昇し、下落は水産・農林業、倉庫運輸関連の2業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)保険業、(3)銀行業、(4)鉱業、(5)その他製品。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)小売業、(2)空運業、(3)電気・ガス業、(4)情報・通信業、(5)化学。
■個別材料株
△住石HD <1514> [東証S]
ワンボ炭鉱からの配当金が予想上回り25年3月期利益は計画上振れ。
△カカクコム <2371> [東証P]
「求人ボックス」好調とインバウンド恩恵。
△アエリア <3758> [東証S]
自社株の消却と50万株を上限とする自社株買いを発表。
△チェンジHD <3962> [東証P]
金融機関・自治体の窓口業務DX化へ。
△マネフォ <3994> [東証P]
三井住友FG <8316> との協業による新銀行開業に向け期待膨らむ。
△住友ファーマ <4506> [東証P]
iPS細胞用いたパーキンソン病治験で有効性。
△サイバー <4751> [東証P]
子会社の不適切会計巡る報告書受領でアク抜け感。
△日農薬 <4997> [東証P]
シティインデックスイレブンスより株主提案と発表。
△リグア <7090> [東証G]
株主優待制度を導入へ。
△売れるG <9235> [東証G]
AI画像合成サービスを自社アプリ化。
▼フジHD <4676> [東証P]
SBIHD北尾氏会見も利益確定売りが優勢。
▼ニトリHD <9843> [東証P]
日米交渉後のドル高・円安反転を受け。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)住友ファーマ <4506>、(2)カカクコム <2371>、(3)日農薬 <4997>、(4)GMO <9449>、(5)サイバー <4751>、(6)コクサイエレ <6525>、(7)シンフォニア <6507>、(8)マネフォ <3994>、(9)川重 <7012>、(10)シンクロ <3963>。
値下がり率上位10傑は(1)フジHD <4676>、(2)スギHD <7649>、(3)日本調剤 <3341>、(4)パルHD <2726>、(5)ライフコーポ <8194>、(6)アークス <9948>、(7)リテールPA <8167>、(8)Lドリンク <2585>、(9)神戸物産 <3038>、(10)アクシアル <8255>。
【大引け】
日経平均は前日比457.20円(1.35%)高の3万4377.60円。TOPIXは前日比32.20(1.29%)高の2530.23。出来高は概算で15億6634万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1183、値下がり銘柄数は398となった。東証グロース250指数は645.86ポイント(16.05ポイント高)。
[2025年4月17日]
株探ニュース
2025/04/17 17:43
みんかぶニュース 市況・概況
東証投資部門別売買動向:4月第2週、外国人・現先合計は1880億円と3週連続売り越し
東京証券取引所が17日に発表した4月第2週(4月7~11日)の投資部門別売買動向は、現物の海外投資家が1582億2877万円と2週連続の買い越しとなった。前週は6011億2600万円の買い越しだった。先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)では海外投資家は3462億円の売り越し。現物・先物の合計では1880億円と3週連続の売り越し。前週は7720億円の売り越しだった。
現物での個人投資家は1177億1166万円と3週ぶりの売り越し。信託銀行は1730億4797万円と4週ぶりに買い越した。事業法人は3653億8723万円と2週連続で買い越した。この週の日経平均株価は終値ベースで195円(0.6%)下落している。
出所:MINKABU PRESS
2025/04/17 17:38
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[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇94銘柄・下落67銘柄(東証終値比)
4月17日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは179銘柄。東証終値比で上昇は94銘柄、下落は67銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は48銘柄。うち値上がりが28銘柄、値下がりは14銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は15円高となっている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の17日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4881> ファンペップ 120.2 +20.2( +20.2%)
2位 <7090> リグア 1000 +150( +17.6%)
3位 <4506> 住友ファーマ 708 +100( +16.4%)
4位 <9164> トライト 520 +66( +14.5%)
5位 <3747> インタートレ 467.7 +57.7( +14.1%)
6位 <3195> ジェネパ 400 +26( +7.0%)
7位 <4588> オンコリス 580 +34( +6.2%)
8位 <3987> エコモット 426 +24( +6.0%)
9位 <9560> プログリット 1005 +55( +5.8%)
10位 <4015> ペイクラウド 660 +35( +5.6%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <1887> 日本国土開発 388 -78( -16.7%)
2位 <5201> AGC 3553 -699( -16.4%)
3位 <4260> ハイブリッド 431.5 -35.5( -7.6%)
4位 <5103> 昭和HD 48.4 -2.6( -5.1%)
5位 <6775> TBグループ 115 -4( -3.4%)
6位 <7867> タカラトミー 2890 -98.5( -3.3%)
7位 <1757> 創建エース 22.3 -0.7( -3.0%)
8位 <4166> かっこ 548 -17( -3.0%)
9位 <7360> オンデック 1000 -27( -2.6%)
10位 <2334> イオレ 812 -16( -1.9%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4506> 住友ファーマ 708 +100( +16.4%)
2位 <6113> アマダ 1395 +60.5( +4.5%)
3位 <4005> 住友化 336 +11.9( +3.7%)
4位 <6674> GSユアサ 2320 +48.5( +2.1%)
5位 <6702> 富士通 2905 +36.5( +1.3%)
6位 <7211> 三菱自 375.8 +2.3( +0.6%)
7位 <2432> ディーエヌエ 3485 +20.0( +0.6%)
8位 <7201> 日産自 317.3 +1.7( +0.5%)
9位 <6506> 安川電 2745 +13.0( +0.5%)
10位 <7012> 川重 8139.5 +35.5( +0.4%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <5201> AGC 3553 -699( -16.4%)
2位 <6146> ディスコ 26200 -330( -1.2%)
3位 <6526> ソシオネクス 1440 -9.5( -0.7%)
4位 <3382> セブン&アイ 1960 -7.0( -0.4%)
5位 <7974> 任天堂 10310 -35( -0.3%)
6位 <8604> 野村 780 -2.3( -0.3%)
7位 <8591> オリックス 2780 -7.5( -0.3%)
8位 <4755> 楽天グループ 780 -2.1( -0.3%)
9位 <2914> JT 4240 -10( -0.2%)
10位 <6758> ソニーG 3430 -8.0( -0.2%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/04/17 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=関税交渉で見えたトランプ大統領の本音
きょう(17日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比457円高の3万4377円と反発。前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック指数ともに大きく下げたことを受け、弱気優勢の地合いが予想されたのだが、日経平均は想定とは裏腹に急速に切り返す格好となった。日米関税交渉がプラス方向のベクトルとして働いた。赤沢経済再生担当相が訪米して日本時間の今朝方に関税交渉が行われたが、ベッセント米財務長官だけでなくトランプ米大統領が急遽同席することとなったのは、少なからずサプライズだったといえる。ホワイトハウスで約50分間会談したことが伝わっており、トランプ大統領がその後に自身のSNSで「ビッグ プログレス」、いわゆる大きな進展があったと投稿した。トランプ政権にとっての大きな進展というのは、日本にとっては大いなる譲歩を意味する可能性もあるわけだが、どうやら杞憂であったという見方が広がり日経平均に上昇圧力が加わった。
日本側からは、トランプ関税に対し強い遺憾の意を表明し見直しを申し入れるというのが既定路線であったが、「何もお土産なしではトランプ大統領が了承するわけもなく、とりあえず今回は、次回以降の会合で早期に合意できるよう努力しましょうという意思確認の場となった。その意味ではゲンコツで殴られるような衝撃は回避されたが、為替について円安牽制発言が出なかったということ以外は、別にポジティブでもなかった」(中堅証券ストラテジスト)という声もある。だが、トランプ氏が赤沢氏に対し「日本との協議が最優先である」と言ったのは、社交辞令もあるが多分に本音の部分もあったかと思われる。
米国にとって本当の敵は中国という認識で、これはバイデン政権時代から変わらないと思われる。だが現状は、強引な関税政策で世界すべてを敵に回してしまっているような構図となっている。とりわけ、BRICS各国が中国寄りに傾いている状況下、今後対米包囲網が敷かれると、米国からのキャピタルフライトが加速する可能性が高まる。足もとでは売りターゲットの米国債がアキレス腱となっているが、加速すれば一段とトリプル安の洗礼を受けることになり、政権基盤の瓦解につながりかねない。少なくとも日本は子分として抱えておかなければならない、というトランプ政権の思惑を感じ取ることができる。
いずれにせよ米国との関税交渉第一弾は、その中身のあるなしにかかわらず、円高圧力など日本にネガティブな圧力がかからなかったという点で株式市場はポジティブ評価した。この評価は実需の買いではなく、空売り筋の買い戻しを誘発するにとどまっており、その点で楽観はできないものの、副産物として個別株のテーマ買いの流れを引き出した。
循環物色の一環と言えば、その域を出ないかもしれないが、きょうは防衛関連株に買い人気が集中した。最近の「内需買い・外需売り」のアンワインドが反映された面もあるが、その引き金となったのは、今回の日米交渉においてトランプ氏が直前に参加を表明するとともに、SNSで軍事費用についても俎上に載っていることを示したことにある。売買代金トップとなったのは川崎重工業<7012.T>で一時600円を超える上昇で8200円台まで上値を伸ばした。そして売買代金2位となった三菱重工業<7011.T>も頑強な値動きを示し、売買代金4位となったIHI<7013.T>は後場の取引で利食われ急速に萎んだものの、後場寄り時点で960円高と値を飛ばし1万1000円台まで買われる場面があった。防衛三羽烏の面目躍如だが、これ以外にも“リアル防衛関連”である東京計器<7721.T>、日本アビオニクス<6946.T>、シンフォニア テクノロジー<6507.T>、菱友システムズ<4685.T>、IMV<7760.T>といった銘柄群に投資マネーが流れ込んだ。
一方、半導体関連もこの日はショートカバーの動きが顕在化した。午後に発表された半導体受託生産世界首位のTSMC<TSM>の25年1~3月期決算は、最終利益がコンセンサスを上回る伸びをみせたほか、4~6月期のトップラインについて1~3月期を上回るとの見通しを示したことで、際どく合格点を確保、前日のASML<ASML>の二の舞は避けられた。ただ、例えばディスコ<6146.T>の上げ幅は555円で、前日の下げ分の2260円の4分の1程度戻したに過ぎない。戻り売りを凌駕して、上昇トレンドに復帰するのは至難の業である。株式需給にフォーカスすれば、半導体の短期リバウンドに照準を合わせるよりは、防衛関連の押し目を丹念に拾っていく方が戦略として有効性が高い。
あすのスケジュールでは、4月の月例経済報告のほか、朝方取引開始前に発表される3月の全国消費者物価指数(CPI)、2024年の全国CPIなどが注目される。また、前場取引時間中に3カ月物国庫短期証券の入札が行われる。米国はグッドフライデー(聖金曜日)の祝日で株式・債券・商品市場がいずれも休場となる。なお、この日はアジアでも香港、シンガポール、インド、インドネシア、フィリピン市場などが休場となる。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2025/04/17 17:30
みんかぶニュース 市況・概況
17日香港・ハンセン指数=終値21395.14(+338.16)
17日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比338.16ポイント高の21395.14と反発した。
出所:MINKABU PRESS
2025/04/17 17:29
みんかぶニュース 市況・概況
ファンペップがアレルギーワクチンの臨床試験における被験者への投与開始◇
ファンペップ<4881.T>がこの日の取引終了後、花粉症を対象疾患として開発中のアレルギーワクチン(抗体誘導ペプチドFPP004X)について、第1相臨床試験を3月に開始し、最初の被験者へ投与したと発表した。
同試験は、健康成人及び季節性アレルギー性鼻炎(スギ花粉症)の患者を対象に、FPP004Xの安全性、忍容性及び免疫原性(抗体産生)を主に評価するもの。なお、FPP004Xに関しては24年3月に塩野義製薬<4507.T>との間でオプション契約を締結しており、塩野義が全世界での全疾患に対する独占的研究開発・商業化権の取得に関するオプション権を保有している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/04/17 16:48
みんかぶニュース 市況・概況
17日中国・上海総合指数=終値3280.3412(+4.3373)
17日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比4.3373ポイント高の3280.3412と8日続伸。
出所:MINKABU PRESS
2025/04/17 16:44
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1229銘柄・下落1233銘柄(東証終値比)
4月17日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:30)が終了。東証の取引が終了した15時30分以降に売買が成立したのは2528銘柄。東証終値比で上昇は1229銘柄、下落は1233銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は225銘柄。うち値上がりが95銘柄、値下がりは126銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は115円高と買われている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の17日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <3747> インタートレ 450 +40( +9.8%)
2位 <5279> 日本興業 849.9 +67.9( +8.7%)
3位 <5574> ABEJA 2540 +195( +8.3%)
4位 <8031> 三井物 2813 +200.0( +7.7%)
5位 <4588> オンコリス 577 +31( +5.7%)
6位 <4075> ブレインズ 631 +24( +4.0%)
7位 <6495> 宮入バ 101.4 +3.4( +3.5%)
8位 <4881> ファンペップ 103 +3( +3.0%)
9位 <9973> KOZOHD 17.5 +0.5( +2.9%)
10位 <8918> ランド 7.2 +0.2( +2.9%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <9110> ユナイテド海 3156 -489( -13.4%)
2位 <5618> ナイル 260.3 -32.7( -11.2%)
3位 <6233> KLASS 386.6 -20.4( -5.0%)
4位 <4241> アテクト 379 -16( -4.1%)
5位 <5103> 昭和HD 49 -2( -3.9%)
6位 <1757> 創建エース 22.1 -0.9( -3.9%)
7位 <7709> クボテック 180 -7( -3.7%)
8位 <7138> TORICO 683.1 -24.9( -3.5%)
9位 <5252> 日本ナレッジ 1216 -44( -3.5%)
10位 <9776> 札臨 973 -32( -3.2%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <8031> 三井物 2813 +200.0( +7.7%)
2位 <7012> 川重 8188.9 +84.9( +1.0%)
3位 <9101> 郵船 4480 +38( +0.9%)
4位 <5019> 出光興産 878.8 +5.8( +0.7%)
5位 <4005> 住友化 326 +1.9( +0.6%)
6位 <6504> 富士電機 6006.1 +32.1( +0.5%)
7位 <6723> ルネサス 1634.9 +8.4( +0.5%)
8位 <8002> 丸紅 2265 +11.5( +0.5%)
9位 <7261> マツダ 846 +4.0( +0.5%)
10位 <9984> SBG 6845 +32( +0.5%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6146> ディスコ 26150 -380( -1.4%)
2位 <7951> ヤマハ 1024.3 -4.7( -0.5%)
3位 <4021> 日産化 4048.9 -18.1( -0.4%)
4位 <6954> ファナック 3449.1 -14.9( -0.4%)
5位 <4543> テルモ 2697.1 -10.9( -0.4%)
6位 <6758> ソニーG 3424.6 -13.4( -0.4%)
7位 <5332> TOTO 3479.1 -12.9( -0.4%)
8位 <6920> レーザーテク 12350 -45( -0.4%)
9位 <8766> 東京海上 5223 -19( -0.4%)
10位 <9432> NTT 147.5 -0.5( -0.3%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/04/17 16:33
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(大引け)=457円高、買い戻し誘発し防衛関連株など高い
17日の東京株式市場は主力株中心に買い戻す動きが優勢となり、日経平均株価は反発した。日米関税交渉の結果を受け為替が円安に振れたことも、全体相場の押し上げ要因となった。
大引けの日経平均株価は前営業日比457円20銭高の3万4377円60銭と大幅反発。プライム市場の売買高概算は15億6634万株、売買代金概算は3兆7410億円。値上がり銘柄数は1183、対して値下がり銘柄数は398、変わらずは55銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の米国株市場がハイテク株中心に大きく売られたこともあって、取引開始前は軟調な地合いが予想されたが、強弱観対立のなかも買いが先行した。寄り後はいったん伸び悩んだ後に買い直され、次第高の展開となった。この日の朝方に行われた日米関税交渉で、日本にとって懸念された圧力が米国側からかからなかったことから、空売り筋の買い戻しを誘発した。為替に関する議論もなく、これを受けて外国為替市場ではドルが買い戻され円安方向に振れたことも、追い風材料となったようだ。日米交渉を意識して防衛関連株に買いが目立ったほか、半導体関連株もリバウンドに転じる銘柄が多かった。値上がり銘柄数は全体の72%を占めたが、売買代金は3兆7000億円台で今週に入ってから4日連続で3兆円台にとどまっている。
個別では、売買代金トップとなった川崎重工業<7012.T>が大きく上昇したほか、同2位となった三菱重工業<7011.T>、4位のIHI<7013.T>など防衛関連の人気が際立った。アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>など半導体製造装置関連もしっかり。任天堂<7974.T>も上昇した。住友ファーマ<4506.T>、カカクコム<2371.T>、日本農薬<4997.T>が急騰、GMOインターネットグループ<9449.T>も値を飛ばした。シンフォニア テクノロジー<6507.T>、マネーフォワード<3994.T>なども大幅高に買われた。
半面、フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が大幅安、ファーストリテイリング<9983.T>も冴えない。ニトリホールディングス<9843.T>も売りに押された。スギホールディングス<7649.T>が大きく水準を切り下げたほか、パルグループホールディングス<2726.T>の下げも目立つ。神戸物産<3038.T>なども下値を探った。サイゼリヤ<7581.T>も安い。
出所:MINKABU PRESS
2025/04/17 16:14
みんかぶニュース 市況・概況
17日韓国・KOSPI=終値2470.41(+22.98)
17日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比22.98ポイント高の2470.41と反発。
出所:MINKABU PRESS
2025/04/17 16:06
みんかぶニュース 市況・概況
明日の主なマーケットイベント
○経済統計・イベントなど
00:45 米・バーFRB(連邦準備理事会)理事が講演
08:30 日・全国消費者物価指数
※日・閣議
※聖金曜日の祝日で米国の株式,債券,商品市場が休場
※イギリス,フランス,ドイツ,スイス,カナダ,南アフリカ,メキシコ,ブラジル,香港,インド,インドネシア,シンガポール,フィリピン,オーストラリア,ニュージーランド市場が休場
○決算発表・新規上場など
決算発表:ゲンダイ<2411>,アジュバン<4929>,光世<8617>
出所:MINKABU PRESS
2025/04/17 16:01
みんかぶニュース 市況・概況
【投資部門別売買動向】 海外投資家が2週連続の買い越し、個人は3週ぶりに売り越し (4月第2週)[速報]
■投資部門別売買代金差額 (4月7日~11日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全49社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
4月 ―――
第2週 1,582 1,730 ▲1,177 [ 987 ▲2,164 ] 33,585円 ( -195 円)
第1週 6,011 ▲1,941 7,209 [ 5,226 1,982 ] 33,780円 ( -3339 円)
3月 ―――
第4週 ▲8,416 ▲7,917 4,782 [ 3,069 1,713 ] 37,120円 ( -556 円)
第3週 2,611 ▲755 ▲4,729 [ ▲5,565 836 ] 37,677円 ( +623 円)
第2週 ▲8,085 555 ▲1,309 [ ▲1,002 ▲306 ] 37,053円 ( +165 円)
第1週 ▲1,015 3,342 ▲4,319 [ ▲3,600 ▲718 ] 36,887円 ( -268 円)
2月 ―――
第4週 ▲6,071 ▲393 5,181 [ 2,222 2,959 ] 37,155円 ( -1621 円)
第3週 ▲1,632 ▲339 1,751 [ 417 1,333 ] 38,776円 ( -372 円)
第2週 964 ▲680 ▲1,001 [ ▲1,541 540 ] 39,149円 ( +362 円)
第1週 ▲2,657 637 4,892 [ 2,394 2,497 ] 38,787円 ( -785 円)
1月 ―――
第4週 ▲3,133 ▲940 1,424 [ ▲909 2,333 ] 39,572円 ( -359 円)
第3週 3,911 ▲309 ▲4,586 [ ▲2,975 ▲1,611 ] 39,931円 ( +1480 円)
第2週 ▲46 ▲1,300 4,513 [ 2,356 2,157 ] 38,451円 ( -738 円)
第1週 3,435 ▲5,318 7,277 [ 4,135 3,142 ] 39,190円 ( -704 円)
12月 ―――
第5週 ▲657 313 1,315 [ 282 1,032 ] 39,894円 ( -386 円)
第4週 4,956 ▲1,934 ▲8,790 [ ▲6,781 ▲2,008 ] 40,281円 ( +1579 円)
第3週 ▲4,750 59 1,561 [ ▲1,183 2,744 ] 38,701円 ( -768 円)
第2週 ▲5,092 1,779 ▲3,565 [ ▲3,481 ▲83 ] 39,470円 ( +379 円)
第1週 1,249 2,804 ▲4,806 [ ▲5,363 556 ] 39,091円 ( +883 円)
※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。
※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。
株探ニュース
2025/04/17 15:45
みんかぶニュース 市況・概況
明日の決算発表予定 アジュバン、光世など5社 (4月17日)
4月18日の決算発表銘柄(予定)
■取引時間中の発表
◆本決算:
<4929> アジュバン [東S]
<8617> 光世 [東S]
■引け後発表
◆本決算:
<2411> ゲンダイ [東S]
■発表時間未確認 ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻
◆本決算:
<3488> ザイマックス [東R] (前回15:00)
<8143> ラピーヌ [東S] (前回16:00)
合計5社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表予定】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース
2025/04/17 15:41
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=17日大引け、全銘柄の合計売買代金2367億円
17日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比4.5%増の2367億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同6.0%増の1888億円だった。
個別ではSPDRゴールド・シェア <1326> 、NEXT 金価格連動型 <1328> 、NEXT 食品 <1617> 、iシェアーズ ゴールド ETF <314A> 、NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN <2036> が新高値。iシェアーズ 米国債0-3ヶ月 ETF <2012> 、上場 Tracers 米国債0-2年ラダー <2093> 、グローバルX S&P500 キャッシュフロー <356A> 、NEXT NOTES 金先物 ベア ETN <2037> が新安値をつけた。
そのほか目立った値動きではNEXT 原油ブル <2038> が5.58%高、WisdomTree アルミニウム上場投資信託 <1692> が4.44%高、WisdomTree WTI 原油上場 <1690> が4.43%高、WTI原油価格連動型上場投信 <1671> が4.34%高、NEXT NOMURA原油インデックス連動型上場投信 <1699> が4.10%高と大幅な上昇。
一方、グローバルX 自動運転&EV <2867> は3.78%安、WisdomTree 貴金属バスケット <1676> は3.56%安と大幅に下落した。
日経平均株価が457円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金928億5000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1338億9600万円を大きく下回っており低調。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が259億500万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が177億6700万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が160億6200万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が110億1300万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が90億8900万円の売買代金となった。
株探ニュース
2025/04/17 15:35
みんかぶニュース 市況・概況
東証グロース(大引け)=値上がり優勢、リグア、オンデックがS高
17日大引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数423、値下がり銘柄数151と、値上がりが優勢だった。
個別ではリグア<7090>、オンデック<7360>、トライト<9164>、売れるネット広告社グループ<9235>、GLOE<9565>がストップ高。JSH<150A>は一時ストップ高と値を飛ばした。Cocolive<137A>、ククレブ・アドバイザーズ<276A>、Synspective<290A>、ファンデリー<3137>、TalentX<330A>など18銘柄は年初来高値を更新。ハイブリッドテクノロジーズ<4260>、トヨコー<341A>、Recovery International<9214>、フォルシア<304A>、日本ナレッジ<5252>は値上がり率上位に買われた。
一方、ロゴスホールディングス<205A>、GRCS<9250>が年初来安値を更新。クラスターテクノロジー<4240>、ジーネクスト<4179>、Unipos<6550>、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>、コラボス<3908>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2025/04/17 15:33
みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・17日>(大引け)=カカクコム、日農薬、ネットプロなど
カカクコム<2371.T>=底値圏から急浮上。大陽線を示現し、3月21日のザラ場につけた2356円の戻り高値を払拭しにわかに注目度が高まっている。同社が注力する「求人ボックス」事業が絶好調に推移しており、証券会社ではモルガン・スタンレーMUFG証券が同社株に強気評価(オーバーウェート)を示し、目標株価3000円を継続している。前日に観光庁が発表した1~3月期の訪日外国人観光客による消費額は、同期間としては過去最高となる2兆円を突破。訪日客数も1月以降の累計で過去最速で1000万人を超えたことで、インバウンド関連株への注目が改めて高まっているが、そのなか同社はインバウンド向けネット予約サービスを本格展開しており、収益環境への追い風が意識されている。
日本農薬<4997.T>=物色人気で大幅高。一気に年初来高値を更新した。16日取引終了後、旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンスから株主提案に関する書面を受領したと発表した。提案された議題は「少数株主を保護し、株主価値向上策について検討するための特別委員会の設置に係る定款変更の件」と「取締役の過半数を社外取締役とする定款変更の件」。これに対する取締役会の意見は決定次第速やかに知らせるという。これを受けて思惑的な物色が向かっている。
ネットプロテクションズホールディングス<7383.T>=動意含み。同社はきょう、DMM.com(東京都港区)が運営する総合サイト「DMM.com」に、後払い決済サービス「atone(アトネ)」の提供を開始したと発表。これを材料視した買いが株価を押し上げたようだ。atoneの会員数は700万人を超える。DMM.comの顧客層との親和性が高いことなどを理由に導入が決まった。
マネーフォワード<3994.T>=大幅反発。中堅企業向けクラウド業務ソフトや個人向け資産管理アプリなどを展開するが、業績はトップラインの大幅な伸びが続く一方で、損益面は先行投資によって営業赤字が続いている。16日取引終了後、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>及び三井住友銀行とBaaS/デジタルバンク提供の検討に向けた準備会社を設立すると発表。新銀行の設立・開業を目指す方向にあり、これが株価を強く刺激する格好となった。テクニカル的にも5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが目前で、底値圏もみ合いからの離脱が期待される場面にある。
住石ホールディングス<1514.T>=切り返し急でストップ高。16日の取引終了後、集計中の25年3月期の連結業績について、営業利益が従来予想の34億円から46億円(前の期比42.6%減)へ、純利益が33億円から41億円(同45.6%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。下期の石炭販売取引に関して、上期同様エネルギー需要の緩みにより石炭市況の軟化が見られたことや、石炭販売量が減少したことなどから売上高は171億円から148億円(同34.5%減)へ下振れたものの、豪州ワンボ炭鉱からの配当金が下期予想を上回ったことから各利益は上振れたとしている。なお、業績上振れに伴い、期末一括配当予想を25円から30円(前期60円)へ増額した。
売れるネット広告社グループ<9235.T>=物色の矛先向かいストップ高。16日取引終了後、AI画像合成サービス「売れるAIアパレル試着」について、自社独自サービスとしての専用アプリ化を完了したと発表した。このアプリは複数の最新生成AIモデルを活用した独自開発のシステムで、マネキンやスタッフの着衣からAIモデルの着用イメージに変換するスワッピング機能、平置き画像からAIモデルの着用イメージを生成する合成機能などがある。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
2025/04/17 15:32
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均17日大引け=反発、457円高の3万4377円
17日の日経平均株価は前日比457.20円(1.35%)高の3万4377.60円と反発し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は1180、値下がりは399、変わらずは54と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回った。
日経平均プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を50.29円押し上げ。次いで中外薬 <4519>が33.13円、TDK <6762>が23.20円、テルモ <4543>が22.49円、ファナック <6954>が17.30円と続いた。
マイナス寄与度は5.79円の押し下げでKDDI <9433>がトップ。以下、ニトリHD <9843>が5.07円、ファストリ <9983>が4.79円、第一三共 <4568>が2.39円、花王 <4452>が2.1円と並んだ。
業種別では33業種中31業種が上昇し、下落は水産・農林業、倉庫・運輸の2業種のみ。値上がり率1位は石油・石炭で、以下、保険業、銀行業、鉱業、その他製品、電気機器と続いた。
株探ニュース
2025/04/17 15:32
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買代金ランキング=17日大引け
17日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。
売買代金
銘柄名 売買代金 増加率(%) 株価
1. <1570> 日経レバ 92850 2.0 20485
2. <1357> 日経Dインバ 25905 17.6 13775
3. <1360> 日経ベア2 17767 9.3 338.5
4. <1321> 野村日経平均 16062 15.0 35980
5. <1540> 純金信託 11527 20.5 14440
6. <1458> 楽天Wブル 11013 7.8 24260
7. <1579> 日経ブル2 9089 -0.9 220.4
8. <1459> 楽天Wベア 5817 30.6 554
9. <1306> 野村東証指数 4093 -26.0 2685.5
10. <1365> iF日経Wブ 2439 -28.4 31560
11. <1655> iS米国株 2205 11.4 548.5
12. <1326> SPDR 1700 193.1 43830
13. <1545> 野村ナスH無 1630 8.9 26715
14. <1308> 日興東証指数 1554 108.3 2655
15. <1330> 日興日経平均 1453 64.7 36040
16. <1568> TPXブル 1242 -23.6 395.4
17. <2036> 金先物Wブル 1121 56.6 92630
18. <1366> iF日経Wベ 1062 -13.8 346
19. <2869> iFナ百Wブ 1036 77.7 34040
20. <1320> iF日経年1 1027 23.9 35850
21. <1305> iFTP年1 950 63.0 2715.0
22. <1580> 日経ベア 876 -51.7 1677.5
23. <1615> 野村東証銀行 795 -54.7 352.1
24. <1571> 日経インバ 788 -33.6 632
25. <316A> iFFANG 784 -41.2 1513
26. <1356> TPXベア2 721 7.9 332.7
27. <1328> 野村金連動 702 90.8 11455
28. <1346> MX225 699 219.2 35730
29. <2558> MX米株SP 694 86.6 21885
30. <1489> 日経高配50 645 -50.3 2112
31. <2644> GX半導日株 610 -21.0 1415
32. <2237> iFSPWブ 571 -29.3 67100
33. <1547> 日興SP5百 535 123.8 8262
34. <1456> iF日経ベ 523 647.1 2692
35. <2243> GX半導体 516 -35.9 1346
36. <2038> 原油先Wブル 510 -23.3 1325
37. <2870> iFナ百Wベ 504 -22.0 20310
38. <318A> VIXETF 463 -32.9 1334.0
39. <2865> GXNカバコ 436 61.5 1009
40. <1343> 野村REIT 435 19.2 1854.5
41. <2842> iFEナ百ベ 428 57.9 19340
42. <2247> iFSP無 422 62.3 1428
43. <2621> iS米20H 417 36.3 1111
44. <1358> 日経2倍 407 -32.3 38670
45. <1671> WTI原油 407 85.0 2669
46. <1542> 純銀信託 398 67.2 13745
47. <1329> iS日経 391 -30.7 3570
48. <2840> iFEナ百無 381 33.7 1520
49. <346A> 野村米半導 366 -43.2 1670
50. <2516> 東証グロース 295 -44.3 505.2
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%)
株探ニュース
2025/04/17 15:32
みんかぶニュース 市況・概況
東証スタンダード(大引け)=値上がり優勢、住石HDがS高
17日大引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数938、値下がり銘柄数464と、値上がりが優勢だった。
個別では住石ホールディングス<1514>がストップ高。ホクリヨウ<1384>、東洋精糖<2107>、北浜キャピタルパートナーズ<2134>、タウンニュース社<2481>、シマダヤ<250A>など37銘柄は年初来高値を更新。オーネックス<5987>、アエリア<3758>、アトミクス<4625>、太洋物産<9941>、NEXYZ.Group<4346>は値上がり率上位に買われた。
一方、アサヒペン<4623>、田谷<4679>、MS&Consulting<6555>、東北化学薬品<7446>、神姫バス<9083>が年初来安値を更新。平賀<7863>、フジタコーポレーション<3370>、アトラグループ<6029>、ラピーヌ<8143>、ウィルソン・ラーニング ワールドワイド<9610>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2025/04/17 15:32
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後3時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後3時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は1120、値下がり銘柄数は458、変わらずは57銘柄だった。業種別では33業種中30業種が上昇。値上がり上位に石油・石炭、鉱業、保険、銀行、その他製品など。値下がりで目立つのは水産・農林、倉庫・運輸など。
出所:MINKABU PRESS
2025/04/17 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
15時の日経平均は392円高の3万4312円、アドテストが38.85円押し上げ
17日15時現在の日経平均株価は前日比392.44円(1.16%)高の3万4312.84円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は1120、値下がりは457、変わらずは55と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を38.85円押し上げている。次いで中外薬 <4519>が31.53円、TDK <6762>が24.95円、テルモ <4543>が23.42円、ファナック <6954>が16.30円と続く。
マイナス寄与度は7.48円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、ニトリHD <9843>が7.07円、花王 <4452>が2.49円、第一三共 <4568>が2.39円、信越化 <4063>が2.16円と続いている。
業種別では33業種中30業種が上昇し、下落は水産・農林、倉庫・運輸、小売の3業種にとどまっている。値上がり率1位は石油・石炭で、以下、鉱業、保険、銀行、その他製品、機械と続いている。
※15時0分10秒時点
株探ニュース
2025/04/17 15:01
みんかぶニュース 市況・概況
フジHDが後場に急落、SBIHD北尾氏会見も利益確定売りが優勢に◇
フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が後場に急落した。SBIホールディングス<8473.T>の北尾吉孝会長兼社長が17日午後1時30分から記者会見を開いた。フジHDの大株主であるダルトン・インベストメンツが、6月予定の定時株主総会に向けて提案している取締役候補12人のなかに、SBIHDの北尾会長兼社長が含まれている。会見の中で北尾氏は意識改革や人事・組織改革、ビジネスモデル改革の重要性を指摘したうえで、フジHDの役員体制は不十分だとの見解を表明。一方で、現フジテレビ社長の清水賢治氏については、残してもいいのではないか、と発言した。記者会見の開催が伝わった午前中にフジHDは思惑的な資金が流入して急上昇する場面があったが、会見の内容自体にはサプライズ感が乏しいとの受け止めもあり、利益確定目的の売りが優勢となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/04/17 14:54
みんかぶニュース 市況・概況
アカツキは小動き、Lクリエイト株の一部売却で7億8200万円計上へ◇
アカツキ<3932.T>は小動きながら連日で年初来高値を更新。16日取引終了後、投資先のLIFE CREATE<352A.T>の新規上場に伴う一部株式売り出しに関し、投資有価証券売却益として7億8200万円を特別利益に計上すると発表した。26年3月期の連結決算に計上する。なお、売り出し株式数について、最近の株式市場の動向などを勘案し当初予定していた株数から変更したという。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/04/17 14:44
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均の上げ幅が400円突破
日経平均株価の上げ幅が400円を突破。14時40分現在、427.97円高の3万4348.37円まで上昇している。
株探ニュース
2025/04/17 14:41
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」5位にWHDC
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の17日午後2時現在で、THE WHY HOW DO COMPANY<3823.T>が「買い予想数上昇」で5位となっている。
14日の取引終了後に2月中間期連結決算を発表し、売上高8億900万円(前年同期比2.1倍)、営業利益1800万円(前年同期1億2500万円の赤字)、最終損益6900万円の赤字(同1億7500万円の赤字)と営業損益が黒字転換したことが、引き続き買い予想数上昇の背景にあるようだ。主力のソリューション事業の収益が改善に向かったことに加えて、カプセルトイ事業を行うドリームプラネット及び日焼け機器事業を行うサンライズジャパンを取得したことが寄与した。
同時に、産業用ドローンの製造・販売を行うマゼックス(大阪府東大阪市)と業務提携契約を締結したと発表した。マゼックスの産業用ドローン製品を活用した新たなドローンソリューションを提供するほか、WHDCの持つ全国的なネットワークとマーケティングノウハウを活用し、マゼックス製品の販路拡大を図るとしている。なお、同件が業績に与える影響は業績予想には織り込んでいないとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/04/17 14:20