みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧

みんかぶニュース 市況・概況 米国市場データ NYダウは108ドル安と2日続落 (6月5日) ― ダウは108ドル安と2日続落、米政権の高関税政策で雇用減速懸念が台頭し売り優勢 ― NYダウ    42319.74 ( -108.00 ) S&P500    5939.30 ( -31.51 ) NASDAQ  19298.44 ( -162.04 ) 米10年債利回り  4.387 ( +0.034 ) NY(WTI)原油   63.37 ( +0.52 ) NY金      3375.1 ( -24.1 ) VIX指数    18.48 ( +0.87 ) シカゴ日経225先物 (円建て)  37485 ( -35 ) シカゴ日経225先物 (ドル建て) 37495 ( -25 ) ※( )は大阪取引所終値比 株探ニュース 2025/06/06 07:49 みんかぶニュース 市況・概況 シカゴ日経平均先物 大取終値比 35円安 (6月5日) シカゴ日経225先物 (円建て)  37485 ( -35 ) シカゴ日経225先物 (ドル建て) 37495 ( -25 ) ※( )は大阪取引所終値比 株探ニュース 2025/06/06 07:47 みんかぶニュース 市況・概況 【投資部門別売買動向】海外勢と事業法人が買い越す一方、個人と信託銀は売り越す (5月第5週) ●海外勢と事業法人が買い越す一方、個人と信託銀は売り越す  東証が5日に発表した5月第5週(26日~30日)の投資部門別売買動向(現物)によると、米エヌビディアの好決算が追い風となり、日経平均株価が前週末比804円高の3万7965円と2週ぶりに大幅反発したこの週は、海外投資家が9週連続で買い越した。買越額は6165億円と前週の2850億円から拡大した。海外投資家は先物の投資部門別売買動向では日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で2週ぶりに買い越した。買越額は144億円だった。前週は1751億円の売り越し。現物と先物の合算では7週連続で買い越し、買越額は6310億円だった。自社株買いが中心とみられる事業法人も9週連続で買い越し、買越額は2469億円と前週の7156億円から大幅に縮小した。  一方、個人投資家は8週連続で売り越し、売越額は3567億円と前週の550億円から大幅に増加した。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行も6週連続で売り越し、売越額は981億円と前週の359億円から増加した。  日経平均が2週ぶりに大幅反発する中、海外投資家と事業法人が買い越す一方、個人投資家と信託銀行は売り越した。  ■投資部門別売買代金差額 (5月26日~30日)   東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全49社)]   ※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し        海外投資家 信託銀行 個人合計 [  現金  信用 ] 日経平均 ( 前週比 ) 5月 ―――   第5週     6,165   ▲981  ▲3,567 [ ▲3,986   418 ] 37,965円 ( +804 円)   第4週     2,850   ▲359   ▲550 [ ▲1,696  1,145 ] 37,160円 ( -593 円)   第3週     6,232  ▲2,893  ▲2,579 [ ▲3,553   973 ] 37,753円 ( +250 円)   第2週     3,570  ▲2,680  ▲3,576 [ ▲3,250  ▲325 ] 37,503円 ( +672 円)   第1週     3,946  ▲2,299  ▲1,673 [ ▲2,241   568 ] 36,830円 ( +1124 円) 4月 ―――   第4週     2,881  ▲1,085  ▲3,549 [ ▲3,293  ▲255 ] 35,705円 ( +975 円)   第3週     1,503    919  ▲2,305 [ ▲2,166  ▲139 ] 34,730円 ( +1144 円)   第2週     1,582   1,730  ▲1,177 [   987 ▲2,164 ] 33,585円 ( -195 円)   第1週     6,011  ▲1,941   7,209 [  5,226  1,982 ] 33,780円 ( -3339 円) 3月 ―――   第4週    ▲8,416  ▲7,917   4,782 [  3,069  1,713 ] 37,120円 ( -556 円)   第3週     2,611   ▲755  ▲4,729 [ ▲5,565   836 ] 37,677円 ( +623 円)   第2週    ▲8,085    555  ▲1,309 [ ▲1,002  ▲306 ] 37,053円 ( +165 円)   第1週    ▲1,015   3,342  ▲4,319 [ ▲3,600  ▲718 ] 36,887円 ( -268 円) 2月 ―――   第4週    ▲6,071   ▲393   5,181 [  2,222  2,959 ] 37,155円 ( -1621 円)   第3週    ▲1,632   ▲339   1,751 [   417  1,333 ] 38,776円 ( -372 円)   第2週      964   ▲680  ▲1,001 [ ▲1,541   540 ] 39,149円 ( +362 円)   第1週    ▲2,657    637   4,892 [  2,394  2,497 ] 38,787円 ( -785 円) 1月 ―――   第4週    ▲3,133   ▲940   1,424 [  ▲909  2,333 ] 39,572円 ( -359 円)   第3週     3,911   ▲309  ▲4,586 [ ▲2,975 ▲1,611 ] 39,931円 ( +1480 円)   第2週     ▲46  ▲1,300   4,513 [  2,356  2,157 ] 38,451円 ( -738 円)   第1週     3,435  ▲5,318   7,277 [  4,135  3,142 ] 39,190円 ( -704 円) ※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。 ※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。 株探ニュース 2025/06/05 20:00 みんかぶニュース 市況・概況 本日の【株主優待】情報 (5日 発表分) 6月5日に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。 ■新設 ―――――――――――――― テクノロジーズ <5248> [東証G] 決算月【1月】   6/5発表(場中) 毎年1月末と7月末時点で1000株以上を6ヵ月以上継続保有する株主を対象に、QUOカードPay(保有期間2年未満で2万5000円分、2年以上で3万円分)を年2回贈呈する。26年1月末基準日から開始。 ■再開 ―――――――――――――― フルッタフルッタ <2586> [東証G] 決算月【3月】   6/5発表 毎年9月末と3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、公式ECサイトの掲載商品を優待価格で提供する。割引率は保有株数と継続保有期間に応じて5~15%とする予定。 株探ニュース 2025/06/05 19:50 みんかぶニュース 市況・概況 【↓】日経平均 大引け| 反落、円高を背景に主力株中心に売り優勢 (6月5日) 日経平均株価 始値  37590.39 高値  37732.88 安値  37527.88 大引け 37554.49(前日比 -192.96 、 -0.51% ) 売買高  16億6584万株 (東証プライム概算) 売買代金 4兆2166億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント  1.日経平均は反落、円高進行などで利食い優勢に  2.低調な米経済指標受け景気減速懸念がドル売り誘発  3.先物主導で途中下げ渋るも戻し切れず売り直される  4.3万7000~3万8000円の戻り売り圧力の強さを再確認  5.防衛関連が軟調ながら、値下がり数は6割にとどまる ■東京市場概況  前日の米国市場では、NYダウは前日比91ドル安と5日ぶりに反落した。米雇用情勢と景況感の悪化を示唆する経済指標が重しとなり売りが優勢となった。  東京市場では、外国為替市場で円高に振れたことなどを背景に主力株中心に売りが優勢となり、日経平均株価は再び下値を探る展開を強いられた。  5日の東京市場は、朝方安く始まった後、先物を絡めたインデックス買いで下げ渋る場面はあったがプラス圏には切り返すことができず、その後売り直される展開となった。前日開示された米経済指標を受け米景気減速への警戒感が浮上、外国為替市場ではドルが売られ、一時1ドル=143円台を割り込む円高が重荷となった。トランプ関税に関する先行き不透明感も拭えないなか、目先利益確定を優先する動きが上値を押さえた。日経平均の3万7000円台後半から3万8000円大台近辺は滞留出来高が多く、戻り売り圧力の強さが意識されやすくなっている。ただ、値下がり銘柄数は1000には届かずプライム市場の6割強を占めるにとどまった。売買代金は3営業日連続で4兆円台をキープした。  個別では、サンリオ<8136>が大商いのなか値を下げたほか、三菱重工業<7011>が冴えず、IHI<7013>、川崎重工業<7012>など防衛関連大手が安い。任天堂<7974>も軟調。キーエンス<6861>が値を下げ、リクルートホールディングス<6098>も下落した。住友ファーマ<4506>、積水ハウス<1928>が大幅安、川崎汽船<9107>も大きく下値を切り下げた。日本郵政<6178>の下げも目立った。  半面、売買代金首位となったアドバンテスト<6857>が大幅高、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>なども上値を追った。ルネサスエレクトロニクス<6723>もしっかり。豊田自動織機<6201>が堅調、良品計画<7453>も高く、楽天銀行<5838>が値を飛ばした。センコーグループホールディングス<9069>が値上がり率トップとなり、メンバーズ<2130>、双葉電子工業<6986>なども大幅高。  日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、レーザーテク <6920>、ニトリHD <9843>、フジクラ <5803>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約197円。  日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、リクルート <6098>、TDK <6762>、コナミG <9766>、SBG <9984>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約98円。  東証33業種のうち上昇は4業種のみで、上昇率の上位から(1)金属製品、(2)陸運業、(3)非鉄金属、(4)倉庫・運輸。一方、下落率の上位5業種は(1)機械、(2)医薬品、(3)保険業、(4)サービス業、(5)銀行業。 ■個別材料株 △オイシックス <3182> [東証P]  内閣府が新潟・長野の産学官金連携を中核的拠点に採択。 △シンクロ <3963> [東証P]  英アセット・バリューが保有割合14.13%に買い増し。 △勤次郎 <4013> [東証G]  オンプレミス事業が想定超の好調で利益成長加速へ。 △テクノロジー <5248> [東証G]  株主優待を新設。 △WASHハウ <6537> [東証G]  WASHハウスアプリが100万ダウンロード達成。 △アドテスト <6857> [東証P]  米半導体株高追い風に上値指向継続。 △ネットプロ <7383> [東証P]  SMBC日興証券が目標株価引き上げ。 △セルシード <7776> [東証G]  多摩北部医療センターからの細胞シート製造受託を好感。 △センコーHD <9069> [東証P]  ダルトンの大株主浮上を材料視。 △SGHD <9143> [東証P]  日本郵便の自動車貨物運送認可取り消し報道で代替需要の思惑。 ▼積水ハウス <1928> [東証P]  2~4月期営業減益を嫌気。 ▼日本郵政 <6178> [東証P]  「国交省が自動車貨物運送の事業認可取り消す方針」との報道。  東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)センコーHD <9069>、(2)メンバーズ <2130>、(3)双葉電 <6986>、(4)東邦鉛 <5707>、(5)ネットプロ <7383>、(6)福山運 <9075>、(7)レーザーテク <6920>、(8)さくらネット <3778>、(9)松田産業 <7456>、(10)ドウシシャ <7483>。  値下がり率上位10傑は(1)住友ファーマ <4506>、(2)積水ハウス <1928>、(3)川崎汽 <9107>、(4)ドリームI <4310>、(5)SUBARU <7270>、(6)日本郵政 <6178>、(7)オープンG <6572>、(8)郵船 <9101>、(9)IHI <7013>、(10)マツダ <7261>。 【大引け】  日経平均は前日比192.96円(0.51%)安の3万7554.49円。TOPIXは前日比28.66(1.03%)安の2756.47。出来高は概算で16億6584万株。東証プライムの値上がり銘柄数は567、値下がり銘柄数は995となった。東証グロース250指数は761.54ポイント(3.15ポイント安)。 [2025年6月5日] 株探ニュース 2025/06/05 18:26 みんかぶニュース 市況・概況 東証投資部門別売買動向:5月第5週、外国人・現物は6165億円と9週連続買い越し  東京証券取引所が5日に発表した5月第5週(5月26~30日)の投資部門別売買動向は、現物の海外投資家が6165億7282万円と9週連続の買い越しとなった。前週は2850億2303万円の買い越しだった。先物ベース(日経225とTOPIXの先物・mini合計)では海外投資家は195億円の買い越し。現物・先物の合計では6360億円と7週連続の買い越し。前週は1107億円の買い越しだった。  現物での個人投資家は3567億8043万円と8週連続の売り越し。信託銀行は981億4971万円と6週連続で売り越した。事業法人は2469億2740万円と9週連続で買い越した。この週の日経平均株価は終値ベースで804円(2.2%)上昇している。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/05 17:46 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇115銘柄・下落70銘柄(東証終値比)  6月5日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは208銘柄。東証終値比で上昇は115銘柄、下落は70銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は50銘柄。うち値上がりが38銘柄、値下がりは8銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は90円高と買われている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の5日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <3907> シリコンスタ    875  +143( +19.5%) 2位 <4427> エデュラボ     505  +68( +15.6%) 3位 <8918> ランド       7.7  +0.7( +10.0%) 4位 <5721> Sサイエンス    122  +10( +8.9%) 5位 <2962> テクニスコ     340  +27( +8.6%) 6位 <5242> アイズ       2145  +159( +8.0%) 7位 <8923> トーセイ      2630  +163( +6.6%) 8位 <9212> GEI       450  +23( +5.4%) 9位 <9348> アイスペース    1092  +48( +4.6%) 10位 <2586> フルッタ     167.5  +5.5( +3.4%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <343A> IACEトラ    1000  -59( -5.6%) 2位 <7777> 3DM      138.5  -6.5( -4.5%) 3位 <350A> DG        8000  -320( -3.8%) 4位 <3904> カヤック     433.1 -15.9( -3.5%) 5位 <9627> アインHD     5500  -199( -3.5%) 6位 <4564> OTS       22.3  -0.7( -3.0%) 7位 <260A> オルツ       96.4  -2.6( -2.6%) 8位 <7692> Eインフィニ    117   -3( -2.5%) 9位 <5856> LIEH       43   -1( -2.3%) 10位 <3647> ジー・スリー   143.2  -2.8( -1.9%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <6857> アドテスト     7834  +78( +1.0%) 2位 <1928> 積水ハウス    3056.5 +21.5( +0.7%) 3位 <6146> ディスコ     32350  +190( +0.6%) 4位 <4568> 第一三共      3568 +20.0( +0.6%) 5位 <9984> SBG      7417.9 +36.9( +0.5%) 6位 <4689> ラインヤフー    519  +2.5( +0.5%) 7位 <7012> 川重       10455  +50( +0.5%) 8位 <7453> 良品計画      6062  +28( +0.5%) 9位 <8591> オリックス    3039.8 +13.8( +0.5%) 10位 <8604> 野村        887  +4.0( +0.5%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <7211> 三菱自      410.1  -2.3( -0.6%) 2位 <6503> 三菱電       2901 -12.0( -0.4%) 3位 <6178> 日本郵政     1337.1  -3.4( -0.3%) 4位 <7269> スズキ       1662  -1.0( -0.1%) 5位 <9434> SB        219  -0.1( -0.0%) 6位 <5801> 古河電       7150   -2( -0.0%) 7位 <6981> 村田製       2055  -0.5( -0.0%) 8位 <4042> 東ソー       2082  -0.5( -0.0%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2025/06/05 17:33 みんかぶニュース 市況・概況 明日の株式相場に向けて=「三菱重が大株主」の銘柄に思惑  きょう(5日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比192円安の3万7554円と反落。前日は終始高値圏で売り物をこなし3万7700円台で着地したが、きょうはあえなく戻り売りに押し返される格好となった。引き続き売りなのか買いなのか方向感が見えにくい玉虫色の地合いが続いている。トランプ関税に関するニュースは良くも悪くも、それまでテーブルの上にあった株価材料を押し流し、新たなカード(課題)を眼前に突き出してくるようなイメージがある。しかし、実際に相場を左右するのは金利動向であり、トランプ政策はそのファクターに過ぎないとみておくのが妥当である。  トランプ米大統領は前日に「『遅すぎる』パウエルは今こそ金利を引き下げるべき」と自身のSNSに投稿し、パウエル氏を再び揺さぶっている。折しも直近発表された5月のADP全米雇用リポートがコンセンサスから大幅に下振れたほか、5月の米ISM非製造業景況感指数も市場予想に反し好不況の分水嶺である50を下回った。注目は週末の雇用統計がどうなるかだが、これで米景気の減速が明らかとなった場合はトランプ氏の主張に重みが加わってくる。市場では「今月17~18日に開催予定のFOMCでの利下げはないが、パウエル氏の記者会見では条件付きながら次回以降のFOMCで利下げを匂わす発言が出るかもしれない」(ネット証券アナリスト)という声も聞かれる。こうなると米国株市場には追い風だが、外国為替市場では仕掛け的なドル安・円高も想定され、東京市場は難しい相場環境に晒される可能性がある。なお、日本時間今晩のECB理事会の結果発表で7会合連続の利下げが確実視されているが、7月については米国との関税交渉との期限が絡んでおり、交渉がうまくいかずインフレ圧力が意識されるようなケースとなれば、利下げを休止するという見方もある。   財務省が朝方に発表した対外・対内証券売買契約では、海外投資家は5月第5週(25~31日)に日本株を3361億円買い越しており、これで9週連続の買い越しとなった。「セル・イン・メイ」という格言で有名な5月だが、海外筋は同月のすべての週にわたって躊躇なく日本株に資金を投下し続けたことになる。もっともこの外国人による現物買いは4月から延々と続いている。トランプ関税に対する警戒感は未だにというか、今後も含め拭い去ることはなかなか困難となっているが、実際は距離感をつかんでいることを窺わせる。着地点の見えないネガティブ材料であっても「ディール外交」という正体は見えているという事実、これが見切りの背景となっているようだ。  個別では防衛関連をテーマとする買いが波状的に続いている。きょうは三菱重工業<7011.T>を筆頭とする“防衛三羽ガラス”は揃って軟調であったが、物色の裾野が徐々に広がっている。トランプ米大統領が今月24、25日に行われるNATO首脳会議に出席することを表明し、各国に防衛費拡大を強く求める姿勢を前面に押し出してきた。この会議には石破首相も出席する方向にあり、こうなると今後2週間あまりにわたり、防衛や安全保障に関するニュースヘッドラインに東京市場でも敏感に反応する地合いが想定される。  前日の相場でにわかに話題となったのが、三菱重が大株主となっている銘柄群だ。以前取り上げた総合情報サービス会社である菱友システムズ<4685.T>は三菱重が31%強の株式を保有する筆頭株主で5月下旬以降に上げ足を強めた経緯があるが、前日は船舶用低速エンジンを製造するジャパンエンジンコーポレーション<6016.T>がストップ高を演じ、市場関係者の耳目を驚かせた。同社も三菱重が15%弱の株式を保有する筆頭株主となっている。このほか、きょうは上ヒゲ形成となったが三菱重が34%の筆頭株主となっている放電精密加工研究所<6469.T>も思惑の対象。これ以外では特殊鋼大手の三菱製鋼<5632.T>、機械商社の東京産業<8070.T>が同関連株としてマークしておきたい銘柄となる。  このほか“令和の米騒動”を契機に安倍政権時代以来の農業改革に向けた思惑も底流している。きょうは一時急騰を演じた農業総合研究所<3541.T>は長い上ヒゲをつけて終わったが、井関農機<6310.T>の値動きなどは5月末を境に商いを急増させながら大勢3段上げの様相でマーケットの視線を集めている。このほか、井関農機に追随する動きが期待できそうなのが、現状はまだノーマークに近いものの出来高に変化がみられるタカキタ<6325.T>などに目を配っておきたい。  あすのスケジュールでは、4月の家計調査が総務省から、5月中旬の貿易統計が財務省からいずれも朝方取引開始前に発表される。また、前場取引時間中に3カ月物国庫短期証券の入札が行われる。午後取引時間中に開示される4月の景気動向指数速報値にも関心が高い。海外ではインド準備銀行(中央銀行)が政策金利を発表するほか、ロシア中銀の金融政策決定会合も行われる。欧州では4月のユーロ圏小売売上高や4月の独鉱工業生産指数などが開示され、米国では5月の雇用統計に投資家の耳目が集まる。また、4月の米消費者信用残高も発表される。なお、韓国市場、フィリピン市場、インドネシア市場は休場となる。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2025/06/05 17:30 みんかぶニュース 市況・概況 5日香港・ハンセン指数=終値23906.97(+252.94)  5日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比252.94ポイント高の23906.97と3日続伸した。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/05 17:28 みんかぶニュース 市況・概況 5日中国・上海総合指数=終値3384.0985(+7.8956)  5日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比7.8956ポイント高の3384.0985と3日続伸。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/05 17:04 みんかぶニュース 市況・概況 明日の【信用規制・解除】銘柄 (5日大引け後 発表分) ○メタプラ <3350> [東証S] 東証と日証金が6日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。 [2025年6月5日] 株探ニュース 2025/06/05 16:50 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1343銘柄・下落1129銘柄(東証終値比)  6月5日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:30)が終了。東証の取引が終了した15時30分以降に売買が成立したのは2546銘柄。東証終値比で上昇は1343銘柄、下落は1129銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は225銘柄。うち値上がりが121銘柄、値下がりは99銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は80円高と買われている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の5日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4179> ジーネクスト    384   +52( +15.7%) 2位 <8410> セブン銀     295.4  +28.7( +10.8%) 3位 <8918> ランド       7.7  +0.7( +10.0%) 4位 <2586> フルッタ      171   +9( +5.6%) 5位 <7326> SBIIG     1339   +59( +4.6%) 6位 <2962> テクニスコ    326.5  +13.5( +4.3%) 7位 <5027> エニマインド    584   +20( +3.5%) 8位 <3936> GW       178.8  +5.8( +3.4%) 9位 <4568> 第一三共      3650 +102.0( +2.9%) 10位 <9235> 売れるG      1575   +44( +2.9%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <2454> オルアバウト    305   -53( -14.8%) 2位 <2579> コカBJH     2104 -277.0( -11.6%) 3位 <143A> イシン       1125   -53( -4.5%) 4位 <4884> クリングル     839   -39( -4.4%) 5位 <7777> 3DM       140   -5( -3.4%) 6位 <9627> アインHD     5508  -191( -3.4%) 7位 <5856> LIEH      42.6  -1.4( -3.2%) 8位 <9553> マイクロアド    372   -11( -2.9%) 9位 <4564> OTS       22.4  -0.6( -2.6%) 10位 <8917> ファースト住    993   -25( -2.5%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4568> 第一三共      3650 +102.0( +2.9%) 2位 <5714> DOWA      4650   +35( +0.8%) 3位 <9202> ANAHD    2879.8  +16.8( +0.6%) 4位 <6857> アドテスト     7799   +43( +0.6%) 5位 <5020> ENEOS     692  +3.4( +0.5%) 6位 <8253> クレセゾン    4155.2  +19.2( +0.5%) 7位 <8604> 野村        887  +4.0( +0.5%) 8位 <2914> JT        4306   +19( +0.4%) 9位 <4704> トレンド    11062.5  +47.5( +0.4%) 10位 <6503> 三菱電       2925  +12.0( +0.4%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <8804> 東建物       2516  -16.0( -0.6%) 2位 <8267> イオン      4315.9  -19.1( -0.4%) 3位 <8002> 丸紅       2825.6  -10.9( -0.4%) 4位 <9201> JAL      2934.7  -10.3( -0.3%) 5位 <7752> リコー       1285  -4.5( -0.3%) 6位 <4502> 武田        4260   -14( -0.3%) 7位 <5802> 住友電      2944.4  -9.6( -0.3%) 8位 <6113> アマダ      1470.8  -4.7( -0.3%) 9位 <6301> コマツ      4327.3  -13.7( -0.3%) 10位 <1721> コムシスHD   3235.9  -10.1( -0.3%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2025/06/05 16:33 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(大引け)=192円安、円高などを嫌気し利食い優勢に  5日の東京株式市場は、外国為替市場で円高に振れたことなどを背景に主力株中心に売りが優勢となり、日経平均株価は再び下値を探る展開を強いられた。  大引けの日経平均株価は前営業日比192円96銭安の3万7554円49銭と反落。プライム市場の売買高概算は16億6584万株、売買代金概算は4兆2166億円。値上がり銘柄数は567、対して値下がり銘柄数は995、変わらずは69銘柄だった。  きょうの東京市場は朝方安く始まった後、先物を絡めたインデックス買いで下げ渋る場面はあったがプラス圏には切り返すことができず、その後売り直される展開となった。前日開示された米経済指標を受け米景気減速への警戒感が浮上、外国為替市場ではドルが売られ、一時1ドル=143円台を割り込む円高が重荷となった。トランプ関税に関する先行き不透明感も拭えないなか、目先利益確定を優先する動きが上値を押さえた。日経平均の3万7000円台後半から3万8000円大台近辺は滞留出来高が多く、戻り売り圧力の強さが意識されやすくなっている。ただ、値下がり銘柄数は1000には届かずプライム市場の6割強を占めるにとどまった。売買代金は3営業日連続で4兆円台をキープした。  個別では、サンリオ<8136.T>が大商いのなか値を下げたほか、三菱重工業<7011.T>が冴えず、IHI<7013.T>、川崎重工業<7012.T>など防衛関連大手が安い。任天堂<7974.T>も軟調。キーエンス<6861.T>が値を下げ、リクルートホールディングス<6098.T>も下落した。住友ファーマ<4506.T>、積水ハウス<1928.T>が大幅安、川崎汽船<9107.T>も大きく下値を切り下げた。日本郵政<6178.T>の下げも目立った。  半面、売買代金首位となったアドバンテスト<6857.T>が大幅高、レーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>なども上値を追った。ルネサスエレクトロニクス<6723.T>もしっかり。豊田自動織機<6201.T>が堅調、良品計画<7453.T>も高く、楽天銀行<5838.T>が値を飛ばした。センコーグループホールディングス<9069.T>が値上がり率トップとなり、メンバーズ<2130.T>、双葉電子工業<6986.T>なども大幅高。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/05 16:10 みんかぶニュース 市況・概況 5日韓国・KOSPI=終値2812.05(+41.21)  5日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比41.21ポイント高の2812.05と3日続伸。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/05 16:03 みんかぶニュース 市況・概況 明日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 01:00 米・クグラーFRB(連邦準備理事会)理事が講演 08:30 日・全世帯家計調査 10:20 日・3カ月物国庫短期証券の入札 14:00 日・景気動向指数(速報値) 15:00 独・鉱工業生産 15:45 仏・貿易収支 15:45 仏・経常収支 18:00 ユーロ・GDP(域内総生産,確定値) 18:00 ユーロ・小売売上高 21:30 米・雇用統計 21:30 米・非農業部門雇用者数変化 21:30 米・平均時給 ※日・閣議 ※韓国,フィリピン,インドネシア市場が休場 ○決算発表・新規上場など 決算発表:日本駐車場<2353>,エターナルG<3193>,エイチーム<3662>,ソフトウェア<3733>,大和コン<3816>,アイル<3854>,クミアイ化<4996>,日本スキー<6040>,ハイレックス<7279>,フジコーポ<7605>,メディア総研<9242>,カナモト<9678> 出所:MINKABU PRESS 2025/06/05 16:00 みんかぶニュース 市況・概況 【投資部門別売買動向】 海外投資家が9週連続の買い越し、個人は8週連続の売り越し (5月第5週) [速報]  ■投資部門別売買代金差額 (5月26日~30日)   東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全49社)]   ※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し        海外投資家 信託銀行 個人合計 [  現金  信用 ] 日経平均 ( 前週比 ) 5月 ―――   第5週     6,165   ▲981  ▲3,567 [ ▲3,986   418 ] 37,965円 ( +804 円)   第4週     2,850   ▲359   ▲550 [ ▲1,696  1,145 ] 37,160円 ( -593 円)   第3週     6,232  ▲2,893  ▲2,579 [ ▲3,553   973 ] 37,753円 ( +250 円)   第2週     3,570  ▲2,680  ▲3,576 [ ▲3,250  ▲325 ] 37,503円 ( +672 円)   第1週     3,946  ▲2,299  ▲1,673 [ ▲2,241   568 ] 36,830円 ( +1124 円) 4月 ―――   第4週     2,881  ▲1,085  ▲3,549 [ ▲3,293  ▲255 ] 35,705円 ( +975 円)   第3週     1,503    919  ▲2,305 [ ▲2,166  ▲139 ] 34,730円 ( +1144 円)   第2週     1,582   1,730  ▲1,177 [   987 ▲2,164 ] 33,585円 ( -195 円)   第1週     6,011  ▲1,941   7,209 [  5,226  1,982 ] 33,780円 ( -3339 円) 3月 ―――   第4週    ▲8,416  ▲7,917   4,782 [  3,069  1,713 ] 37,120円 ( -556 円)   第3週     2,611   ▲755  ▲4,729 [ ▲5,565   836 ] 37,677円 ( +623 円)   第2週    ▲8,085    555  ▲1,309 [ ▲1,002  ▲306 ] 37,053円 ( +165 円)   第1週    ▲1,015   3,342  ▲4,319 [ ▲3,600  ▲718 ] 36,887円 ( -268 円) 2月 ―――   第4週    ▲6,071   ▲393   5,181 [  2,222  2,959 ] 37,155円 ( -1621 円)   第3週    ▲1,632   ▲339   1,751 [   417  1,333 ] 38,776円 ( -372 円)   第2週      964   ▲680  ▲1,001 [ ▲1,541   540 ] 39,149円 ( +362 円)   第1週    ▲2,657    637   4,892 [  2,394  2,497 ] 38,787円 ( -785 円) 1月 ―――   第4週    ▲3,133   ▲940   1,424 [  ▲909  2,333 ] 39,572円 ( -359 円)   第3週     3,911   ▲309  ▲4,586 [ ▲2,975 ▲1,611 ] 39,931円 ( +1480 円)   第2週     ▲46  ▲1,300   4,513 [  2,356  2,157 ] 38,451円 ( -738 円)   第1週     3,435  ▲5,318   7,277 [  4,135  3,142 ] 39,190円 ( -704 円) ※「信託銀行」は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金の売買動向を映すとされる部門。「個人・現金」は個人投資家による現物取引の売買動向、「個人・信用」は個人投資家による信用取引の売買動向。 ※日銀が金融緩和策の一環として実施しているETF(上場投資信託)の買い入れは、ETFを組成する証券会社の自己売買部門を通じて買い入れているとみられる。 株探ニュース 2025/06/05 15:45 みんかぶニュース 市況・概況 明日の決算発表予定 日本駐車場、エターナルGなど12社 (6月5日) 6月6日の決算発表銘柄(予定)  ■引け後発表   ◆第3四半期決算:    <3662> エイチーム [東P]  ■発表時間未確認  ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻   ◆第2四半期決算:    <3733> ソフトウェア [東S] (前回15:45)    <4996> クミアイ化 [東P]  (前回15:00)    <7279> ハイレックス [東S] (前回12:00)    <7605> フジコーポ [東P]  (前回15:30)    <9678> カナモト [東P]   (前回15:30)   ◆第3四半期決算:    <2353> 日本駐車場 [東P]  (前回15:30)    <3193> エターナルG [東P] (前回15:30)    <3816> 大和コン [東S]   (前回16:00)    <3854> アイル [東P]    (前回15:40)    <6040> 日本スキー [東G]  (前回15:30)    <9242> メディア総研 [東G] (前回15:00)   合計12社 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表予定】銘柄一覧をご覧いただけます。 株探ニュース 2025/06/05 15:41 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=5日大引け、全銘柄の合計売買代金1498億円  5日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比1.9%増の1498億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同0.3%増の1189億円だった。  個別では東証スタンダードTOP20ETF <1551> 、グローバルX eコマース-日本株式ETF <2627> 、グローバルX フィンテック-日本株式ETF <2836> 、SMDAM Active ETF <349A> 、NEXT 韓国KOSPIダブル・ブル <2033> が新高値。中国H株ベア上場投信 <1573> 、NEXT 香港ハンセン・ベア <2032> 、NEXT韓国KOSPI・ベア <2034> が新安値をつけた。  そのほか目立った値動きではWisdomTree 産業用金属 <1686> が4.65%高と大幅な上昇。  日経平均株価が192円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金721億1600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1039億400万円を大きく下回っており低調。  その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が120億2000万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が89億6100万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が67億6600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が57億9400万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が35億3600万円の売買代金となった。 株探ニュース 2025/06/05 15:35 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・5日>(大引け)=勤次郎、ジー・スリー、オイシックス、ACCESSなど  勤次郎<4013.T>=切り返し急で新値街道復帰。ここにきて投資マネーが東証グロース市場の銘柄にシフトする動きが鮮明となっているが、同社株はその流れに先駆けて物色人気を博しており、足もとで更に資金流入が加速している。勤怠管理パッケージを主力展開するが、クラウド部門が順調なことに加え、顧客企業が情報システムをインストールして自社設備で運用するオンプレミス事業が想定を上回る絶好調で推移している。25年12月期は55%営業増益を見込み、大幅に過去最高利益を更新する見通しだ。同社はISMSに基づく厳格な情報セキュリティ管理体制のもとで開発・運用を行ってきたが、前日には認証更新審査受審にあたり、就業・勤怠管理および健康管理機能を提供するHRMソリューション「Universal勤次郎クラウドサービス」についても、新たにクラウドセキュリティ管理基準への適合が認められたことを発表しており、これも足もとの株価上昇に追い風となっているもようだ。  ジー・スリーホールディングス<3647.T>=急速人気化。日本グリーン油田開発との共同事業により工業用植物の活用技術を開発しているプラントライフシステムズ(横浜市港北区)はきょう、廃棄物を資源として植物を栽培し、その植物から新たな製品原料を生産する廃棄物の再生化事業について、美容業界の大手企業との間で初期プロジェクトを開始することで合意したと発表。日本グリーン油田開発はジー・スリーとプラントライフシステムズの合弁会社であることから、これが材料視されているようだ。これは美容院の出した資源廃棄物(髪の毛)を炭化して利用し、その炭を土壌へ散布することによる土地への栄養付加と植物生産技術を用いて再度100%植物由来の美容製品原料をつくるプロジェクト。このプロジェクトが成功することで、さまざまな会社のサーキュラエコノミーを確立することができるという。  オイシックス・ラ・大地<3182.T>=上げ足強め昨年来高値にらむ。きょう、同社とNSGグループ(新潟市中央区)による新潟フードテックタウン構想などがメンバーとして参画する新潟県と長野県の産学官金連携「REGIONAL NEXUS HUB」に関し、内閣府が進める「スタートアップ・エコシステム拠点都市」において、スタートアップ・エコシステムの中核的拠点として正式に採用されたと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。オイシックスは昨年から新潟において、食領域のスタートアップ・エコシステムの構築に着手していたが、今回の採択を機に産学官金連携を更に推し進め、関連事業の展開を加速させる方針。REGIONAL NEXUS HUBでは地域資源のイノベーション融合とともに、グローバルに展開する企業の創出を目指している。  ACCESS<4813.T>=反発。同社はきょう、自社の「NetFront Browser NX」が任天堂<7974.T>の新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」に採用されていることを明らかにしており、これが材料視されているようだ。「NetFront Browser NX」は、独自技術によってメモリー使用効率を向上させたブラウザーコンポーネントで、世界最小クラスの使用メモリーでパワフルな再現性をあらゆる機器・OS上で実現。任天堂のゲーム機をはじめ、国内外で出荷されているスマートテレビや車載インフォテインメントシステム(IVI)など多数採用されているという。  タツモ<6266.T>=動意づく。25日移動平均線をサポートラインに強含みもみ合いで推移していたが、きょうは半導体製造装置関連の主力どころが大きく上値を伸ばすなか、中小型株の同社にも上値を見込んだ投資資金が流入している。前日の米株市場では、AI半導体の最先端商品ブラックウェルを手掛けるエヌビディア<NVDA>が上値指向を継続し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3連騰で2月27日ザラ場以来となる5000大台乗せを果たした。これを受けてエヌビディアを主要顧客とするアドバンテスト<6857.T>が大幅上昇し日経平均株価を下支えしている。この流れを引き継ぎ周辺株にも動兆が相次ぐ。生成AI市場をターゲットに複数の半導体チップを高度な技術で統合したアドバンスドパッケージ市場が盛り上がりをみせており、同分野向け製造装置で需要急拡大の恩恵を享受しているのがタツモで、品薄ながら継続的な実需買いが観測される状況にある。  ネットプロテクションズホールディングス<7383.T>=大幅高で新高値。SMBC日興証券が4日付で目標株価を460円から650円へ引き上げており、これが材料視されている。投資評価は最上位の「1(アウトパフォーム)」を継続した。同証券によると、「atone(アトネ)」主導のB2C再成長と順調な拡大を続けるB2Bを背景に、今後も利益拡大フェーズが期待できると評価。現在の株価は企業価値の指標などに鑑みて、依然として割安とみている。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/05 15:33 みんかぶニュース 市況・概況 東証グロース(大引け)=値下がり優勢、学びエイド、エデュラボがS高  5日大引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数239、値下がり銘柄数333と、値下がりが優勢だった。  個別では学びエイド<184A>、EduLab<4427>がストップ高。テクノロジーズ<5248>は一時ストップ高と値を飛ばした。イシン<143A>、ハンモック<173A>、PostPrime<198A>、豆蔵デジタルホールディングス<202A>、ククレブ・アドバイザーズ<276A>など39銘柄は年初来高値を更新。Aiロボティクス<247A>、キッズウェル・バイオ<4584>、マクアケ<4479>、レナサイエンス<4889>、Institution for a Global Society<4265>は値上がり率上位に買われた。  一方、イントランス<3237>、LIFE CREATE<352A>、クックビズ<6558>、ステムセル研究所<7096>、GENDA<9166>など6銘柄が年初来安値を更新。GLOE<9565>、ワンダープラネット<4199>、ABEJA<5574>、MRT<6034>、フレアス<7062>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2025/06/05 15:33 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=5日大引け  5日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ     72116   -1.0    24310 2. <1357> 日経Dインバ   12020   23.6    11440 3. <1360> 日経ベア2    8961   -7.4    281.0 4. <1458> 楽天Wブル    6766   -11.7    28805 5. <1579> 日経ブル2    5794    0.6    261.8 6. <1540> 純金信託     4159   51.2    14585 7. <1321> 野村日経平均   3536   -24.4    39350 8. <1459> 楽天Wベア    3095   37.1     460 9. <1615> 野村東証銀行   2446   313.9    403.4 10. <1306> 野村東証指数   2437   15.5   2925.0 11. <1308> 日興東証指数   1870   723.8    2893 12. <1365> iF日経Wブ   1866   86.6    37430 13. <1568> TPXブル    1546    7.1    466.7 14. <1329> iS日経     1463   130.0    3912 15. <2644> GX半導日株   1116   286.2    1666 16. <1489> 日経高配50   1105   78.5    2239 17. <2621> iS米20H    826   64.9    1092 18. <1348> MXトピクス    778   559.3   2886.5 19. <2516> 東証グロース    717   -33.2    596.7 20. <1330> 日興日経平均    678    8.8    39350 21. <1320> iF日経年1    674   -12.1    39180 22. <1655> iS米国株     649   -26.3    616.3 23. <318A> VIXETF    596   -18.6    981.3 24. <2243> GX半導体     537   -56.9    1724 25. <1571> 日経インバ     508   -44.9     577 26. <1343> 野村REIT    439   64.4   1880.5 27. <316A> iFFANG    438   -40.0    1872 28. <1326> SPDR      418   55.4    44440 29. <2569> 日興NQヘ有    408   768.1    3301 30. <1545> 野村ナスH無    406   -26.4    31480 31. <1580> 日経ベア      396   40.9   1533.0 32. <2869> iFナ百Wブ    372   -45.7    46190 33. <1346> MX225     371   -20.6    39050 34. <2558> MX米株SP    368   -23.3    24485 35. <1542> 純銀信託      357   -32.5    14645 36. <2870> iFナ百Wベ    337   -13.4    14460 37. <1366> iF日経Wベ    332   -61.8     289 38. <1597> MXJリート    320   -31.8   1790.0 39. <1328> 野村金連動     293   -33.3    11570 40. <1356> TPXベア2    293    6.5    278.4 41. <1671> WTI原油     251   -18.8    2711 42. <1488> iFREIT    249   730.0    1798 43. <1358> 日経2倍      243   -27.2    45910 44. <2244> GXUテック    237   -50.4    2365 45. <1475> iSTPX     232   24.7    284.9 46. <1678> 野村インド株    226   -7.4    341.5 47. <1547> 日興SP5百    208   -23.8    9282 48. <2038> 原油先Wブル    200   -64.3    1250 49. <1305> iFTP年1    177   -71.8   2957.5 50. <2559> MX全世界株    170   -43.5    20890 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%) 株探ニュース 2025/06/05 15:32 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均5日大引け=反落、192円安の3万7554円  5日の日経平均株価は前日比192.96円(-0.51%)安の3万7554.49円と反落し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は567、値下がりは994、変わらずは67と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回った。  日経平均マイナス寄与度は30.34円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、リクルート <6098>が18.76円、TDK <6762>が17.71円、コナミG <9766>が16.13円、SBG <9984>が14.97円と並んだ。  プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を90.21円押し上げ。次いで東エレク <8035>が84.82円、レーザーテク <6920>が10.44円、ニトリHD <9843>が5.82円、フジクラ <5803>が5.72円と続いた。  業種別では33業種中4業種が値上がり。1位は金属製品で、以下、陸運業、非鉄金属、倉庫・運輸が続いた。値下がり上位には海運業、輸送用機器、石油・石炭が並んだ。 株探ニュース 2025/06/05 15:32 みんかぶニュース 市況・概況 東証スタンダード(大引け)=値下がり優勢、SサイエンスがS高  5日大引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数569、値下がり銘柄数791と、値下がりが優勢だった。  個別ではエス・サイエンス<5721>がストップ高。アサカ理研<5724>は一時ストップ高と値を飛ばした。美樹工業<1718>、三井住建道路<1776>、日本ドライケミカル<1909>、KG情報<2408>、ヒューマンホールディングス<2415>など67銘柄は年初来高値を更新。ソケッツ<3634>、ジー・スリーホールディングス<3647>、JMACS<5817>、日本製麻<3306>、Genki Global Dining Concepts<9828>は値上がり率上位に買われた。  一方、滝沢ハム<2293>、大光<3160>、東武住販<3297>、小津産業<7487>が年初来安値を更新。スターシーズ<3083>、大谷工業<5939>、児玉化学工業<4222>、リベルタ<4935>、テクノマセマティカル<3787>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2025/06/05 15:32 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後3時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後3時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は587、値下がり銘柄数は983、変わらずは61銘柄だった。業種別では33業種中3業種が上昇。値上がり上位に金属製品、陸運など。値下がりで目立つのは海運、輸送用機器、石油・石炭、その他製品、銀行など。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/05 15:03 みんかぶニュース 市況・概況 15時の日経平均は188円安の3万7558円、ファストリが26.34円押し下げ  5日15時現在の日経平均株価は前日比188.85円(-0.50%)安の3万7558.60円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は588、値下がりは984、変わらずは56と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均マイナス寄与度は26.34円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、リクルート <6098>が18.46円、TDK <6762>が17.96円、第一三共 <4568>が15.47円、トヨタ <7203>が13.8円と続いている。  プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を91.01円押し上げている。次いで東エレク <8035>が80.33円、レーザーテク <6920>が9.85円、フジクラ <5803>が5.02円、ニトリHD <9843>が3.91円と続く。  業種別では33業種中30業種が下落し、上昇は金属製品、陸運、倉庫・運輸の3業種にとどまっている。値下がり1位は海運で、以下、輸送用機器、石油・石炭、その他製品、銀行、建設と並ぶ。  ※15時0分12秒時点 株探ニュース 2025/06/05 15:01 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」4位に大阪チタ  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の5日午後2時現在で、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>が「買い予想数上昇」で4位となっている。  同社は5月15日に26年3月期単独業績予想を発表しており、売上高510億円(前期比1.8%減)、営業利益40億円(同60.4%減)を見込み、年間配当予想を前期比35円減の15円にするとした。航空機向けスポンジチタンの需要は堅調に推移するとみられるものの、チタン鉱石のインデックス価格のダウンにより、輸出向け販売価格の一時的な低下を見込む。また、一般産業用途向け主体の国内スポンジチタンの販売も引き続き需要低迷や在庫調整により、大幅な減少を見込む。  これを受けて同社の株価は軟化していたが、株価1400円近辺では底堅さをみせており、これが買い予想数の上昇につながっているようだ。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/05 14:27 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後2時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後2時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は529、値下がり銘柄数は1038、変わらずは64銘柄だった。業種別では33業種中3業種が上昇。値上がり上位に金属製品、陸運など。値下がりで目立つのは海運、石油・石炭、輸送用機器、銀行、サービスなど。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/05 14:03 みんかぶニュース 市況・概況 14時の日経平均は188円安の3万7558円、ファストリが33.53円押し下げ  5日14時現在の日経平均株価は前日比188.81円(-0.50%)安の3万7558.64円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は530、値下がりは1037、変わらずは61と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均マイナス寄与度は33.53円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、リクルート <6098>が19.36円、TDK <6762>が16.96円、トヨタ <7203>が12.39円、第一三共 <4568>が11.97円と続いている。  プラス寄与度トップはアドテスト <6857>で、日経平均を90.21円押し上げている。次いで東エレク <8035>が80.33円、レーザーテク <6920>が10.24円、ニトリHD <9843>が4.91円、フジクラ <5803>が4.19円と続く。  業種別では33業種中30業種が下落し、上昇は金属製品、陸運、倉庫・運輸の3業種にとどまっている。値下がり1位は海運で、以下、石油・石炭、輸送用機器、銀行、サービス、その他製品と並ぶ。  ※14時0分1秒時点 株探ニュース 2025/06/05 14:01 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」1位にセンコーHD  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」5日午後1時現在でセンコーグループホールディングス<9069.T>が「買い予想数上昇」1位となっている。  センコーHDはプライム市場の値上がり率トップに買われる人気となった。アジアへの長期投資を主眼とする米アクティビストのダルトン インベストメンツが4日付で関東財務局に提出した大量保有報告書によると、ダルトンのセンコーHD株式保有比率は5.01%となり、新たに5%を超過したことが分かった。これを材料視する買いを呼び込んだ。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/05 13:25 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後1時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は525、値下がり銘柄数は1028、変わらずは78銘柄だった。業種別では33業種中3種が上昇。値上がり上位に金属製品、陸運など。値下がりで目立つのは海運、石油・石炭、輸送用機器、銀行、サービスなど。 出所:MINKABU PRESS 2025/06/05 13:03

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