みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧

みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=10日寄り付き、日経Dインバの売買代金は230億円と活況  10日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比13.9%減の567億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同12.3%減の486億円となっている。  個別ではグローバルX AI&ビッグデータ ETF <223A> 、iFreeETF FANG+ <316A> 、インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ <1399> 、SMDAM Active ETF 日本高配 <2011> 、MAXIS米国株式(S&P500) <2630> など8銘柄が新高値。iFreeETF S&P500 インバース <2238> 、iFreeETF S&P500 インバース <2249> 、VIX短期先物指数ETF <318A> 、NEXT韓国KOSPI・ベア <2034> が新安値をつけている。  日経平均株価が172円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が売買代金230億5400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金56億7400万円を大きく上回る活況となっている。  その他の日経平均ETFではNEXT日経平均レバレッジ <1570> が167億2500万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が18億4400万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が17億1100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が15億1800万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が15億500万円の売買代金となっている。 株探ニュース 2025/09/10 09:16 みんかぶニュース 市況・概況 シンプレクスが3日続伸、子会社が日テレの「スグリー」開発を支援◇  シンプレクス・ホールディングス<4373.T>が3日続伸している。9日の取引終了後、日本テレビホールディングス<9404.T>傘下の日本テレビ放送網が4月に運用を開始した地上波テレビCMのオンライン購入&運用サービス「スグリー」について、子会社Xspear Consultingがサービス開発を支援したと発表しており、好材料視されている。  「スグリー」は地上波テレビCMをオンラインで購入・運用することを可能にしたサービスで、従来の視聴率ベースでの取引ではなく、インプレッション数を取引通貨として、直前発注、ターゲティング、レポーティング、クリエイティブの直前変更などを実現したことが特徴。Xspearは同サービスに関し、22年秋からプロジェクトに参画し、サービスの立ち上げに向け、類似サービスの調査、競合分析、放送局ならではのコアバリューの検討、体制構築など、プロジェクト推進をサポートした。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/09/10 09:13 みんかぶニュース 市況・概況 アドテストは強弱観対立、米エヌビディア上昇とブラックロックのAI関連ETFも株価刺激◇  アドバンテスト<6857.T>は強弱観対立、前日終値近辺で売り買いを交錯させている。前日は2700億円を超えるプライム市場で断トツの売買代金をこなして大幅高を演じ、上場来高値を大きく更新したが、直近5営業日で3割近く時価総額を膨張させていることもあり目先高値警戒感からの利益確定売り圧力も意識される状況にある。ただ、下値では出遅れた向きの押し目買いニーズも活発で、引き続きマーケットの視線は熱い。前日は同社の最大顧客である米エヌビディア<NVDA>が続伸したほか、時間外でも買われておりこれが株価の下支え材料として働いている。日本時間10日に米資産運用会社大手のブラックロックが人工知能(AI)関連銘柄に投資するETFを東京市場に上場させるが、米AI企業だけでなくアドテストやソフトバンクグループ<9984.T>など日本を代表する企業も組み入れており、同ETFの動向にもマーケットの関心が集まりやすい。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2025/09/10 09:09 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(寄り付き)=買い優勢、米重要経済指標の発表前で上値も重い  10日の東京株式市場はやや買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比53円高の4万3513円と反発。  前日の欧州株市場では各国の株価が高安まちまちとなり、仏CAC40が続伸したものの、独DAXは反落となった。欧州各国の長期金利が軒並み上昇する展開で警戒されている。一方、米国株市場ではNYダウが続伸し史上最高値を更新、ナスダック総合株価指数は連日の最高値更新となっており、これは東京市場にも追い風となる。この日発表された雇用統計の年次改定が大幅に下方修正され、FRBによる早期利下げ思惑が高まるとともに来週行われるFOMCで0.5%の利下げの可能性も意識され、全体相場の押し上げ材料となった。ただ、今週は米国で10日に8月の生産者物価指数、11日に消費者物価指数の発表が予定されており、これを前に日経平均の上値も重そうだ。 出所:MINKABU PRESS 2025/09/10 09:05 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均10日寄り付き=53円高、4万3513円  10日の日経平均株価は前日比53.87円高の4万3513.16円で寄り付いた。 株探ニュース 2025/09/10 09:02 みんかぶニュース 市況・概況 10日=シンガポール・日経平均先物寄り付き4万3530円(-10円)  10日のシンガポール・日経平均先物9月物は前営業日清算値比10円安の4万3530円で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2025/09/10 08:37 みんかぶニュース 市況・概況 9日の米株式市場の概況、NYダウ196ドル高で最高値更新 利下げ観測が支援  9日の米株式市場では、NYダウが前日比196.39ドル高の4万5711.34ドルと続伸し、最高値を更新した。労働省は今年3月までの1年間の就業者数が91万1000人程度の下方修正になるとの推計値を発表した。利下げ観測を強める形となり、株式相場を支援した。  ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が急伸。ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やJPモルガン・チェース<JPM>が株価水準を切り上げたほか、アンフェノール<APH>やレディット<RDDT>、サークル・インターネット・グループ<CRCL>が高く、イオンQ<IONQ>とテック・リソーシズ<TECK>、ウルフスピード<WOLF>が大幅高となった。半面、シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>が売られ、キャタピラー<CAT>やホーム・デポ<HD>が冴えない展開。デル・テクノロジーズ<DELL>が軟調に推移し、プラネット・ラボ<PL>とヒューマナ<HUM>が急落。パックス・グループ<PACS>が安い。  ナスダック総合株価指数は80.79ポイント高の2万1879.48と続伸し、連日で最高値を更新した。エヌビディア<NVDA>やアルファベット<GOOGL>、メタ・プラットフォームズ<META>がしっかり。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>が堅調となり、アトラシアン<TEAM>が値を飛ばし、ネビウス・グループ<NBIS>とトルマリン・バイオ<TRML>が急騰した。半面、アップル<AAPL>が値を下げたほか、セイルポイント・テクノロジーズ・ホールディングス<SAIL>とフォックス<FOXA>が大幅安となった。 出所:MINKABU PRESS 2025/09/10 08:17 みんかぶニュース 市況・概況 9日の欧州主要株価指数終値 ・イギリス・FTSE100  9242.53(+21.09) ・ドイツ・DAX  23718.45(-88.68) ・フランス・CAC40  7749.39(+14.55) ・ロシア・RTS  1111.08(-6.70) 出所:MINKABU PRESS 2025/09/10 08:10 みんかぶニュース 市況・概況 9日の米国主要株価指数終値 ・NYダウ 45711.34(+196.39)    高値 45764.20    安値 45433.51 ・S&P500 6512.61(+17.46) ・ナスダック総合指数 21879.48(+80.79) 出所:MINKABU PRESS 2025/09/10 08:10 みんかぶニュース 市況・概況 9日の主要国際商品市況  ・NY原油先物期近(WTI)  1バレル=62.63ドル(+0.37ドル) ・NY金先物期近(COMEX)  1トロイオンス=3682.2ドル(+4.8ドル) ・NY銀先物期近(COMEX)  1トロイオンス=4087.8セント(-54.8セント) ・シカゴ小麦先物期近  1ブッシェル=500.75セント(-4.75セント) ・シカゴコーン先物期近  1ブッシェル=401.25セント(-1.75セント) ・シカゴ大豆先物期近  1ブッシェル=1011.50セント(-2.00セント) ・CRB指数  300.14(+0.74) 出所:MINKABU PRESS 2025/09/10 08:10 みんかぶニュース 市況・概況 10日の株式相場見通し=売り買い交錯、米株高追い風も方向感見えにくい  10日の東京株式市場は売り買い交錯、日経平均株価は前日終値近辺でもみ合う展開か。前日の欧州株市場では各国の株価が高安まちまちとなり、政局不安が取り沙汰されているフランスでは主要株価指数であるCAC40が続伸したものの、独DAXは反落した。この日は欧州各国の長期金利が軒並み上昇する展開となっており、株式市場の相対的な割高感が意識されやすかった。一方、米国株市場では主力株を中心に根強い買いが流入しており、NYダウは続伸し史上最高値を更新した。前日に最高値を更新していたナスダック総合株価指数も上値追い態勢を継続している。この日発表された雇用統計の年次改定は2025年3月までの1年間の非農業部門の雇用者数が暫定値で91万1000人下方修正され、過去にさかのぼって労働市場の弱さが確認される格好に。これを受けて、FRBによる早期利下げ思惑が高まり、差し当たって今月16~17日の日程で行われるFOMCでは通常の2倍の下げ幅となる0.5%の利下げの可能性も意識され、株式市場に追い風となった。もっとも、米国経済減速に対する警戒感が改めて浮上するなか、午前中の取引でダウ、ナスダック指数ともにマイナス圏で推移する場面もあった。個別では景気敏感株や金融株が買われ全体相場を支えたが、「iPhone17」を発表したアップル<AAPL>は軟調に推移し3日続落となっている。東京市場では米国株市場で主要株価指数が最高値圏で頑強な展開を続けていることはポジティブ材料ながら、目先は短期急伸の反動も出やすい。前日に日経平均は一時500円超の上昇をみせたあとに値を消し、結局ほぼ安値引けで下落したことから投資家のセンチメントにも変化が出ている。米国での重要経済指標の発表を控え、きょうは4万3000円台半ばを中心に方向感の見えにくい値動きとなることが予想される。  9日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比196ドル39セント高の4万5711ドル34セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同80.79ポイント高の2万1879.48だった。  日程面では、きょうは8月の中国消費者物価指数(CPI)、8月の中国生産者物価指数(PPI)、8月の米生産者物価指数(PPI)、7月の米卸売在庫・売上高など。 出所:MINKABU PRESS 2025/09/10 08:00 みんかぶニュース 市況・概況 米国市場データ NYダウは196ドル高と7日ぶりに最高値を更新 (9月9日) ― ダウは196ドル高と7日ぶりに最高値を更新、利下げ観測高まり買い優勢 ― NYダウ    45711.34 ( +196.39 ) S&P500    6512.61 ( +17.46 ) NASDAQ  21879.49 ( +80.79 ) 米10年債利回り  4.090 ( +0.049 ) NY(WTI)原油   62.63 ( +0.37 ) NY金      3682.2 ( +4.8 ) VIX指数    15.04 ( -0.07 ) シカゴ日経225先物 (円建て)  43495 ( -65 ) シカゴ日経225先物 (ドル建て) 43495 ( -65 ) ※( )は大阪取引所終値比 株探ニュース 2025/09/10 07:51 みんかぶニュース 市況・概況 10日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 10:30 日・5年物国債の入札 10:30 中・消費者物価指数 10:30 中・生産者物価指数 20:00 米・MBA(抵当銀行協会)住宅ローン申請指数 21:30 米・卸売物価指数 23:00 米・卸売在庫 23:00 米・卸売売上高 ※米・10年物国債入札 ○決算発表・新規上場など 決算発表:ギグワークス<2375>,テンポスHD<2751>,サトウ食品<2923>,神島化<4026>,ユークス<4334>,トビラシステ<4441>,ステムリム<4599>,モイ<5031>,エニーカラー<5032>,プラスゼロ<5132>,サムコ<6387>,ベストワン<6577>,ハウテレビ<7064>,Casa<7196>,あさくま<7678>,浜木綿<7682> 出所:MINKABU PRESS 2025/09/10 07:50 みんかぶニュース 市況・概況 シカゴ日経平均先物 大取終値比 65円安 (9月9日) シカゴ日経225先物 (円建て)  43495 ( -65 ) シカゴ日経225先物 (ドル建て) 43495 ( -65 ) ※( )は大阪取引所終値比 株探ニュース 2025/09/10 07:42 みんかぶニュース 市況・概況 本日の【株主優待】情報 (9日引け後 発表分) 9月9日引け後に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。 ■新設 ―――――――――――――― くふうカンパニーホールディングス <4376> [東証G] 決算月【9月】   9/9発表 毎年9月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、自社グループサービスの無料利用券や割引券を贈呈する。家計簿サービス「Zaim」プレミアムサービス1年間無料利用券、スポーツ型アミューズメントパーク施設「ニンジャ☆パーク」無料利用券、結婚関連サービス割引券、不動産仲介手数料割引券の4点。 アライドテレシスホールディングス <6835> [東証S] 決算月【12月】   9/9発表 毎年12月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて1000~6000円分のデジタルギフト「giftee Box」を贈呈する。 ■廃止 ―――――――――――――― ReYuu Japan <9425> [東証S] 決算月【10月】   9/9発表 24年10月末を最後に株主優待制度を廃止する。 株探ニュース 2025/09/09 19:50 みんかぶニュース 市況・概況 本日の【新規公開(IPO)】情報 (9日大引け後 発表分) ●サイプレス・ホールディングス <428A>  上場市場:東証スタンダード市場  上場予定日:10月8日  事業内容:飲食事業を営むグループ会社の経営管理及び       これに付帯する一切の業務  仮条件決定日:9月24日  想定発行価格:780円  上場時発行済み株式数:1274万4600株  売り出し:351万8800株  オーバーアロットメントによる売り出し:上限52万7800株  ブックビルディング期間:9月24日~29日  公開価格決定日:9月30日  申込期間:10月1日~6日  受渡期日:10月8日  主幹事:大和証券 [2025年9月9日] 株探ニュース 2025/09/09 19:45 みんかぶニュース 市況・概況 本日の【自社株買い】銘柄 (9日大引け後 発表分) ○アイホン <6718> [東証P] 発行済み株式数の3.18%にあたる58万株の自社株を消却する。消却予定日は9月19日。 ○アライドHD <6835> [東証S] 発行済み株式数(自社株を除く)の0.76%にあたる80万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は9月10日から10月31日まで。 ○くろ工 <7997> [東証S] 発行済み株式数(自社株を除く)の2.9%にあたる5万株(金額で4530万円)を上限に、9月10日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。 [2025年9月9日] 株探ニュース 2025/09/09 19:20 みんかぶニュース 市況・概況 【↓】日経平均 大引け| 4日ぶり反落、朝高も利益確定売りで値を消す (9月9日) 日経平均株価 始値  43907.55 高値  44185.73 安値  43452.74 大引け 43459.29(前日比 -184.52 、 -0.42% ) 売買高  19億7977万株 (東証プライム概算) 売買代金 4兆7643億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント  1.日経平均は4日ぶり反落、朝高後に値を消す展開  2.一時500円超の上昇で4万4000円大台にのせる場面も  3.アドテストは売買代金断トツで上昇、全体相場支える  4.空売りの買い戻し一巡後は円高横目に日経平均が軟化  5.値下がり銘柄数は後場に増加、全体の約6割を占める ■東京市場概況  前日の米国市場では、NYダウは前週末比114ドル高と反発した。長期金利の低下を好感し、ハイテク株や消費関連株の一角が買われた。  東京市場では、朝方にリスク選好の地合いが継続したが、その後は売り優勢の流れとなり、日経平均株価は急速に値を消す展開を強いられた。  9日の東京市場は、荒れ模様の展開となり、朝方は日経平均が500円高超に買われるなど、大きく水準を切り上げ4万4000円台に乗せる場面があった。しかし、その後は値を消し、後場に入るとマイナス圏に沈んだ。外国為替市場でドル安・円高方向に振れたことなども嫌気され、日経平均は結局180円あまり値を下げ、ほぼ安値引けとなっている。石破茂首相の退陣表明を受けて次期政権への期待感から買いが続いていたが、空売り筋による買い戻しが一巡すると上値が重くなり、今度は利食い急ぎの地合いに変わった。半導体関連の一角が買われ不動産や陸運などの内需株も高かった一方、非鉄や鉄鋼など市況関連に売りがかさみ全体を押し下げた。個別でみてもプライム市場の値下がり銘柄数が後場に入り増加し、全体の6割近い銘柄が下落した。  個別では、ソフトバンクグループ<9984>、フジクラ<5803>がいずれも商いをこなしながらも値を下げたほか、サンリオ<8136>も下値を探った。古河電気工業<5801>が下落、ファーストリテイリング<9983>も安い。武田薬品工業<4502>も安く、三井金属<5706>の下げが目立つ。学情<2301>が急落、ユニオンツール<6278>、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>、東洋エンジニアリング<6330>なども大幅安となった。  半面、売買代金で群を抜いたアドバンテスト<6857>が大幅高で上場来高値を更新したほか、東京エレクトロン<8035>も頑強な値動き。IHI<7013>が物色人気を集め、ソニーグループ<6758>、日立製作所<6501>もしっかり。SHIFT<3697>が買われた。ニーズウェル<3992>、芝浦メカトロニクス<6590>が急伸をみせ、トレジャー・ファクトリー<3093>、アイ・アールジャパンホールディングス<6035>、イチネンホールディングス<9619>なども大きく水準を切り上げた。トクヤマ<4043>も人気を博した。  日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、中外薬 <4519>、ソニーG <6758>、スズキ <7269>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約267円。うち208円はアドテスト1銘柄によるもの。  日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ファストリ <9983>、TDK <6762>、フジクラ <5803>、テルモ <4543>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約280円。  東証33業種のうち上昇は8業種。上昇率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)倉庫・運輸、(3)不動産業、(4)電気機器、(5)空運業。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)鉄鋼、(3)鉱業、(4)石油・石炭、(5)精密機器。 ■個別材料株 △ファーマF <2929> [東証P]  25年7月期通期の営業益予想を23億円に上方修正。 △トレファク <3093> [東証P]  8月既存店売上高が48ヵ月連続前年を上回る。 △SHIFT <3697> [東証P]  日経平均新規採用銘柄に決定。 △セック <3741> [東証P]  1株から2株への株式分割と配当予想の実質増額修正を好感。 △ニーズウェル <3992> [東証P]  クラウドSIM使った建設・建機業界向けモバイルWi-Fi提供。 △パーク24 <4666> [東証P]  12月1日からカーシェアリングの料金体系を一部変更へ。 △アクシージア <4936> [東証S]  中国ECが想定超で25年7月期業績は計画上振れ。 △コンヴァノ <6574> [東証G]  新たに200億円のビットコイン購入を発表。 △アドバンテスト <6857> [東証P]  半導体セクター上昇の牽引役として再び名乗りを上げる。 △イチネンHD <9619> [東証P]  26年3月期配当予想を増額修正。 ▼学情 <2301> [東証P]  25年10月期業績予想を一転減益予想へ下方修正。 ▼Defコン <4833> [東証G]  東証が信用規制の臨時措置を実施。  東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ニーズウェル <3992>、(2)芝浦 <6590>、(3)IRジャパン <6035>、(4)トレファク <3093>、(5)イチネンHD <9619>、(6)ファーマF <2929>、(7)パーク24 <4666>、(8)アドテスト <6857>、(9)トクヤマ <4043>、(10)JIA <7172>。  値下がり率上位10傑は(1)学情 <2301>、(2)ユニオンツル <6278>、(3)Lドリンク <2585>、(4)三井金 <5706>、(5)大阪チタ <5726>、(6)東洋エンジ <6330>、(7)アステリア <3853>、(8)電算システム <4072>、(9)シチズン <7762>、(10)霞ヶ関C <3498>。 【大引け】  日経平均は前日比184.52円(0.42%)安の4万3459.29円。TOPIXは前日比16.08(0.51%)安の3122.12。出来高は概算で19億7977万株。東証プライムの値上がり銘柄数は616、値下がり銘柄数は952となった。東証グロース250指数は771.33ポイント(3.04ポイント安)。 [2025年9月9日] 株探ニュース 2025/09/09 18:26 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇98銘柄・下落136銘柄(東証終値比)  9月9日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは264銘柄。東証終値比で上昇は98銘柄、下落は136銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は59銘柄。うち値上がりが22銘柄、値下がりは32銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は165円安と売られている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の9日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <3323> レカム       131   +30( +29.7%) 2位 <4376> くふうカンパ    215   +49( +29.5%) 3位 <6574> コンヴァノ     404   +86( +27.0%) 4位 <3077> ホリイフード    501   +80( +19.0%) 5位 <7997> くろ工       1056  +150( +16.6%) 6位 <6835> アライドHD    216   +26( +13.7%) 7位 <9425> ReYuu     1140  +109( +10.6%) 8位 <1757> 創建エース     5.3  +0.3( +6.0%) 9位 <9213> セイファート    2000   +99( +5.2%) 10位 <2134> 北浜CP      50.4  +2.4( +5.0%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <3249> 産業ファンド   97800 -30000( -23.5%) 2位 <8953> 都市ファンド   90100 -22700( -20.1%) 3位 <6612> バルミューダ    691  -150( -17.8%) 4位 <2334> イオレ       6220  -1340( -17.7%) 5位 <1433> ベステラ     1081.1 -164.9( -13.2%) 6位 <3180> Bガレージ     1517  -166( -9.9%) 7位 <7435> ナ・デックス    1000   -79( -7.3%) 8位 <6966> 三井ハイテク    803   -51( -6.0%) 9位 <4265> IGS      423.8  -19.2( -4.3%) 10位 <9331> キャスター    899.9  -36.1( -3.9%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4004> レゾナック    4148.1  +37.1( +0.9%) 2位 <3289> 東急不HD    1257.7  +7.7( +0.6%) 3位 <1332> ニッスイ      1074  +6.5( +0.6%) 4位 <9432> NTT       159  +0.8( +0.5%) 5位 <3861> 王子HD      842  +3.9( +0.5%) 6位 <7751> キヤノン      4380   +18( +0.4%) 7位 <8267> イオン       1773  +6.5( +0.4%) 8位 <9434> SB       227.1  +0.8( +0.4%) 9位 <4506> 住友ファーマ    1753   +5( +0.3%) 10位 <6758> ソニーG      4229   +12( +0.3%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <7201> 日産自       354  -3.0( -0.8%) 2位 <6857> アドテスト    12605  -105( -0.8%) 3位 <1605> INPEX     2556  -19.0( -0.7%) 4位 <8308> りそなHD    1468.7  -8.8( -0.6%) 5位 <2871> ニチレイ      1704  -10.0( -0.6%) 6位 <3407> 旭化成      1194.4  -6.1( -0.5%) 7位 <2503> キリンHD     2215  -11.0( -0.5%) 8位 <5201> AGC      4825.2  -22.8( -0.5%) 9位 <5214> 日電硝      4760.9  -22.1( -0.5%) 10位 <1802> 大林組       2488  -10.0( -0.4%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2025/09/09 17:33 みんかぶニュース 市況・概況 明日の株式相場に向けて=SQ絡み、アドテスト一人舞台に思惑錯綜  きょう(9日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比184円安の4万3459円と4日ぶり反落。メジャーSQ算出を控えるなか、日経平均4万4000円のコールが活況でこれまでマーケットでも話題となっていたが、きょうはそのフシとなる4万4000円大台ラインを朝方取引開始後わずか5分後に難なくクリアした。SQを前に勝負ありという格好となったのだが、売り方の撤退による踏み上げ相場の動きが一巡すると、日経平均は動きを一変させた。  一時は500円を超える上昇で4万4185円まで上値を伸ばしたものの、そこでにわかに夢から醒めたような状態となり、後場に入ると外国為替市場でドル安・円高に振れたことも手伝ってマイナス圏に沈むという荒れた値動きに。前週後半から週明けまでの3営業日で1700円あまりも水準を切り上げ、騰落レシオ(日経225ベース・25日移動平均)も147%まで上昇していたことを考えれば、ここはいったん手仕舞いの動きが出て当然とはいえるのだが、4万4000円台まで一気に噴き上げた段階では、まさか終値で4万3714円の最高値を更新できずに、ほぼ安値引けとなる結末は想定しづらかった。くしくもモメンタム相場の見極めの難しさが色濃く映し出される格好となった。  東京市場では石破首相の退陣表明を受けて週明けから買いが加速したが、次期総裁を決める総裁選がどうなるか、またその後の政権の枠組みがどうなるかが容易に見えず、むしろこれまでの「買うから上がる、上がるから買う」という需給オンリーの上昇トレンドにストップがかかる契機となった。きょうは朝方からアドバンテスト<6857.T>が突出した売買代金で大幅高となり上場来高値を更新し、日経平均を単独で押し上げるような格好となったが、「ディスコ<6146.T>やレーザーテック<6920.T>といった他の半導体主力株の動向をみる限り、アドテストだけ集中人気となることに違和感は拭えない」(中堅証券マーケットアナリスト)という指摘もあった。この4万4000円をつけにいくプロセスで踏み上げを誘発する道具に使われた印象である。もちろん投資家心理の変化も影響した。騰落レシオなどのテクニカルだけでなく、日経平均のPERは18倍台に突入したところで、さすがにバリュエーション面から今の株価上昇は蓋然的ではないという認識が広がったともいえる。  前週末に開示された8月の米雇用統計が想定外に弱い内容であったことから、米景気減速への懸念が高まったが、これがもし米国株市場が従前と変わらず強気優勢の地合いであれば、利下げ期待を高めるとの見方でポジティブに捉えることも可能だったはず。同日のNYダウの値動きを見る限りそこまで強気には傾いていないということを証明した。これは目先最高値圏にあるナスダック総合株価指数も同様で、上値が徐々に重くなっており見た目ほどイケイケの状態ではなさそうだ。  今週は10日に8月の米生産者物価指数(PPI)、11日に8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、この内容と米株市場の反応が注目されるところ。CPIで言えば前年同月比で2.9%上昇、前月比で0.3%上昇(コア指数は3.1%上昇、0.3%上昇)がコンセンサスだが、「予想から大きく上振れても下振れても、マーケットには風向きが悪い」(ネット証券アナリスト)という声もある。つまり、大きく上振れた場合、今月のFOMCでの0.25%の利下げはともかく、0.5%の線は当然消えることになり、年内あと2回のFOMCで連続利下げの思惑も後退する。他方、大きく下振れた場合は、今回0.5%の利下げが濃厚となるが、今度は米景気の急減速が警戒されるという構図だ。これまでの逆パターンで「悪いとこ取り」の相場になる可能性があり得るとの見方である。  メジャーSQを巡る攻防が既に“戦い済んで日が暮れた”状態になったとしても、国内政局を巡るニュースヘッドラインと微妙な米経済を横にらみに今週はまだ波乱に身構える必要がありそうだ。強い株につくのが基本だが、当面下値に対しても抵抗力を発揮しやすいのは9月末に向けた権利取り絡みの銘柄であり、その観点で高配当利回り株はターゲットして有力。新家工業<7305.T>、西川ゴム工業<5161.T>、UTグループ<2146.T>などはその候補となる。また、番外で12月期決算企業ながら半導体関連復権の流れに乗りやすいTHK<6481.T>も合わせて注目しておきたい。株価位置的に75日移動平均線をサポートラインに売り物をこなし値ごろ感もあり、何といっても6%強の高配当利回りは魅力といえる。  あすのスケジュールでは、国内では特に目立ったイベントは見当たらないが、前場取引時間中に5年物国債の入札が行われる。海外では8月の中国消費者物価指数(CPI)と8月の中国生産者物価指数(PPI)が注目されるほか、中国国際サービス貿易交易会が14日までの日程で開催される。一方、米国では8月の生産者物価指数(PPI)にマーケットの関心が高く、このほか7月の米卸売在庫・売上高も開示される。また、米10年物国債の入札も予定されている。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2025/09/09 17:30 みんかぶニュース 市況・概況 9日香港・ハンセン指数=終値25938.13(+304.22)  9日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比304.22ポイント高の25938.13と3日続伸した。 出所:MINKABU PRESS 2025/09/09 17:27 みんかぶニュース 市況・概況 明日の【信用規制・解除】銘柄 (9日大引け後 発表分) ○アップバンク <6177> [東証G] 東証が10日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。 [2025年9月9日] 株探ニュース 2025/09/09 16:50 みんかぶニュース 市況・概況 9日中国・上海総合指数=終値3807.2923(-19.5484)  9日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比19.5484ポイント安の3807.2923と3日ぶり反落。 出所:MINKABU PRESS 2025/09/09 16:44 みんかぶニュース 市況・概況 サイプレス・ホールディングスが10月8日スタンダード上場、「築地食堂源ちゃん」運営  サイプレス・ホールディングス<428A.T>が10月8日に東証スタンダード市場に新規上場する。上場に際して351万8800株の売り出しと、上限52万7800株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。主幹事は大和証券。売り出し価格決定日は9月30日。  同社は飲食事業を営むグループ会社の経営管理とこれに付帯する一切の業務を手掛ける。「築地食堂源ちゃん」を主力に複数の店舗ブランドを運営している。 出所:MINKABU PRESS 2025/09/09 16:35 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1742銘柄・下落1167銘柄(東証終値比)  9月9日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:30)が終了。東証の取引が終了した15時30分以降に売買が成立したのは2958銘柄。東証終値比で上昇は1742銘柄、下落は1167銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は225銘柄。うち値上がりが141銘柄、値下がりは79銘柄と買いが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は235円高と大幅高に買われている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の9日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4376> くふうカンパ    215  +49( +29.5%) 2位 <7513> コジマ       1414  +273( +23.9%) 3位 <7997> くろ工       1059  +153( +16.9%) 4位 <7273> イクヨ       1297  +166( +14.7%) 5位 <8508> Jトラスト     524  +66( +14.4%) 6位 <6835> アライドHD   216.9 +26.9( +14.2%) 7位 <2865> GXNカバコ    1180  +95( +8.8%) 8位 <3323> レカム       108   +7( +6.9%) 9位 <9425> ReYuu     1080  +49( +4.8%) 10位 <8918> ランド       9.4  +0.4( +4.4%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <2334> イオレ       6370 -1190( -15.7%) 2位 <1433> ベステラ      1076  -170( -13.6%) 3位 <7435> ナ・デックス    985  -94( -8.7%) 4位 <3180> Bガレージ     1557  -126( -7.5%) 5位 <6966> 三井ハイテク    796  -58( -6.8%) 6位 <2134> 北浜CP       45   -3( -6.2%) 7位 <1568> TPXブル     560 -36.0( -6.0%) 8位 <2438> アスカネット    402  -17( -4.1%) 9位 <9331> キャスター     901  -35( -3.7%) 10位 <9082> 大和自      1067.9 -40.1( -3.6%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <6471> 日精工       815  +9.9( +1.2%) 2位 <6503> 三菱電      3745.3 +45.3( +1.2%) 3位 <7261> マツダ       1185 +12.5( +1.1%) 4位 <6702> 富士通      3627.2 +29.2( +0.8%) 5位 <7269> スズキ      2102.6 +11.6( +0.6%) 6位 <9434> SB       227.5  +1.2( +0.5%) 7位 <8750> 第一生命HD   1258.4  +6.4( +0.5%) 8位 <8601> 大和       1200.1  +5.6( +0.5%) 9位 <8267> イオン      1774.4  +7.9( +0.4%) 10位 <4568> 第一三共      3696  +16( +0.4%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <7201> 日産自       353  -4.0( -1.1%) 2位 <6479> ミネベア     2636.9 -12.1( -0.5%) 3位 <9501> 東電HD     751.5  -2.7( -0.4%) 4位 <8801> 三井不      1628.4  -5.6( -0.3%) 5位 <1721> コムシスHD   3745.9 -12.1( -0.3%) 6位 <6988> 日東電      3435.1 -10.9( -0.3%) 7位 <4151> 協和キリン    2558.1  -7.9( -0.3%) 8位 <6701> NEC      4394.1 -12.9( -0.3%) 9位 <6952> カシオ      1274.4  -3.6( -0.3%) 10位 <6472> NTN       342  -0.9( -0.3%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2025/09/09 16:33 みんかぶニュース 市況・概況 9日韓国・KOSPI=終値3260.05(+40.46)  9日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比40.46ポイント高の3260.05と6日続伸。 出所:MINKABU PRESS 2025/09/09 16:23 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(大引け)=184円安、朝高後に利益確定売りで4日ぶり反落  9日の東京株式市場は朝方にリスク選好の地合いが継続したが、その後は売り優勢の流れとなり、日経平均株価は急速に値を消す展開を強いられた。  大引けの日経平均株価は前営業日比184円52銭安の4万3459円29銭と4日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は19億7977万株、売買代金概算は4兆7643億円。値上がり銘柄数は616、対して値下がり銘柄数は952、変わらずは50銘柄だった。  きょうの東京市場は荒れ模様の展開となり、朝方は日経平均が500円高超に買われるなど、大きく水準を切り上げ4万4000円台に乗せる場面があった。しかし、その後は値を消し、後場に入るとマイナス圏に沈んだ。外国為替市場でドル安・円高方向に振れたことなども嫌気され、日経平均は結局180円あまり値を下げ、ほぼ安値引けとなっている。石破茂首相の退陣表明を受けて次期政権への期待感から買いが続いていたが、空売り筋による買い戻しが一巡すると上値が重くなり、今度は利食い急ぎの地合いに変わった。半導体関連の一角が買われ不動産や陸運などの内需株も高かった一方、非鉄や鉄鋼など市況関連に売りがかさみ全体を押し下げた。個別でみても値下がり銘柄数が後場に入り増加し、全体の6割近い銘柄が下落した。  個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>、フジクラ<5803.T>がいずれも商いをこなしながらも値を下げたほか、サンリオ<8136.T>も下値を探った。古河電気工業<5801.T>が下落、ファーストリテイリング<9983.T>も安い。武田薬品工業<4502.T>も安く、三井金属<5706.T>の下げが目立つ。学情<2301.T>が急落、ユニオンツール<6278.T>、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>、東洋エンジニアリング<6330.T>なども大幅安となった。  半面、売買代金で群を抜いたアドバンテスト<6857.T>が大幅高で上場来高値を更新したほか、東京エレクトロン<8035.T>も頑強な値動き。IHI<7013.T>が物色人気を集め、ソニーグループ<6758.T>、日立製作所<6501.T>もしっかり。SHIFT<3697.T>が買われた。ニーズウェル<3992.T>、芝浦メカトロニクス<6590.T>が急伸をみせ、トレジャー・ファクトリー<3093.T>、アイ・アールジャパンホールディングス<6035.T>、イチネンホールディングス<9619.T>なども大きく水準を切り上げた。トクヤマ<4043.T>も人気を博した。 出所:MINKABU PRESS 2025/09/09 16:17 みんかぶニュース 市況・概況 明日の主なマーケットイベント ○経済統計・イベントなど 02:00 米・アップルの特別イベント 10:30 日・5年物国債の入札 10:30 中・消費者物価指数 10:30 中・生産者物価指数 20:00 米・MBA(抵当銀行協会)住宅ローン申請指数 21:30 米・卸売物価指数 23:00 米・卸売在庫 23:00 米・卸売売上高 ※米・10年物国債入札 ○決算発表・新規上場など 決算発表:ギグワークス<2375>,テンポスHD<2751>,サトウ食品<2923>,神島化<4026>,ユークス<4334>,トビラシステ<4441>,ステムリム<4599>,モイ<5031>,エニーカラー<5032>,プラスゼロ<5132>,サムコ<6387>,ベストワン<6577>,ハウテレビ<7064>,Casa<7196>,あさくま<7678>,浜木綿<7682> 出所:MINKABU PRESS 2025/09/09 16:00 みんかぶニュース 市況・概況 明日の決算発表予定 エニーカラー、プラスゼロなど16社 (9月9日) 9月10日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算  ■引け後発表   ◆第1四半期決算:   ★<5032> エニーカラー [東P]   ◆第2四半期決算:    <5031> モイ [東G]   ◆第3四半期決算:    <5132> プラスゼロ [東G]  ■発表時間未確認  ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻   ◆本決算:    <4599> ステムリム [東G]  (前回15:30)    <6387> サムコ [東P]    (前回15:30)    <6577> ベストワン [東G]  (前回15:00)    <7682> 浜木綿 [東S]    (前回15:30)   ◆第1四半期決算:    <2751> テンポスHD [東S] (前回16:00)    <2923> サトウ食品 [東S]  (前回15:30)    <4026> 神島化 [東S]    (前回14:30)   ◆第2四半期決算:    <4334> ユークス [東S]   (前回15:45)    <7064> ハウテレ [東G]   (前回15:30)    <7196> Casa [東S]   (前回15:30)    <7678> あさくま [東S]   (前回16:00)   ◆第3四半期決算:    <2375> ギグワークス [東S] (前回15:30)    <4441> トビラシステ [東S] (前回12:00)   合計16社 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表予定】銘柄一覧をご覧いただけます。 株探ニュース 2025/09/09 15:41 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=9日大引け、全銘柄の合計売買代金3239億円  9日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比12.2%増の3239億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同8.1%増の2593億円だった。  個別ではNEXT 鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> 、iFreeETF MSCIジャパン <1653> 、NEXT 素材・化学 <1620> 、iFreeETF TOPIX(年1回決算型) <1305> 、NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信 <1489> など80銘柄が新高値。iFreeETF TOPIXインバース <1457> 、TOPIXベア上場投信 <1569> 、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> 、VIX短期先物指数ETF <318A> 、iFreeETF JPX日経400ダブル <1466> など16銘柄が新安値をつけた。  そのほか目立った値動きではPBR1倍割れ解消推進ETF <2080> は3.44%安と大幅に下落。  日経平均株価が184円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1542億8600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1053億2200万円を大きく上回る活況となった。  その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が312億3200万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が169億4600万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が146億4000万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が111億4400万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が105億3000万円の売買代金となった。 株探ニュース 2025/09/09 15:35

ニュースカテゴリ