本日の注目個別銘柄
インタートレ、稀元素、太平洋セメなど
配信日時:2025/10/22 16:12
配信元:FISCO
<1801> 大成建 11090 +425大幅反発。大和証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も7800円から13000円に引き上げている。大型不採算案件は他社よりも長く抱える見通しだが、建築の受注時採算の改善幅は大手で最も大きいと推定、業績見通しは比較的良好と判断しているようだ。また、積極的なM&A戦略によって子会社の利益寄与も高まっていること、高水準の自社株買いが中期的に続く見通しであることなども魅力としている。
<6506> 安川電 4561 +209大幅反発。アステラス製薬とiPS細胞などを使う「細胞医療」の領域で協業すると伝わっている。両社が出資する新会社「セラファ・バイオサイエンス」を9月末に設立、同社は40%を出資するもよう。前日の事業説明会では、ロボットやAIを使って最適な細胞の培養法などを確立し、人材不足や細胞医療の商業化を阻む壁を乗り越えるとしているようだ。新分野の開拓による業績拡大を期待する動きが先行のもよう。
<7203> トヨタ自 3104 +99大幅続伸。本日は輸送用機器が業種別上昇率トップになっている。前日には米GMが7-9月期の決算を発表、純利益は前年同期比57%減となったものの、関税影響の縮小やコスト削減が寄与し、通期の調整後EBIT見通しを従来の100-125億ドルから120-130億ドルに引き上げている。これを受けて株価は15%の上昇となっている。国内自動車メーカーの関税影響も限定的にとどまるとの見方につながっているようだ。
<3747> インタートレ 951 +137急騰。日銀の氷見野副総裁は前日、「ステーブルコインが銀行預金の役割を部分的に代替し、国際決済システムの主要なプレーヤーとして浮上する可能性がある」と発言した。新たに出てくる技術に対応し、国際的な規制基準を見直し続けるべきだなど、規制当局はさらなる取り組みが必要だと強調。金価格連動型ステーブルコイン「ジパングコイン」の取引システムなどを手掛けており、市場拡大メリットがあらためて期待される展開に。
<5233> 太平洋セメ 4083 +319大幅続伸。アクティビストとされている英パリサー・キャピタルが同社株式を取得したと明らかにしている。持ち分は3%超とされ、130億円超の投資額とみられている。米国事業の情報開示や分離の検討、非中核資産の売却などを通じて、90%超の株価上昇余地があると訴えているようだ。また、米国事業のIPOも検討すべきなどとしているもよう。なお、パリサーは東京建物や京成電鉄などにも投資を行っているとされている。
<7189> 西日本フィナンシャルホールディングス 2578 +141大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も2200円から3000円に引き上げた。27年3月期からの新中計では、配当性向40%プラス自社株取得、あるいは総還元性向50%程度まで切り上げる原資は十分にあり、還元強化が期待されると分析。また、政策金利1%を前提とすれば、バリュエーション上ほかの大手地銀に比べて相対的に割安感が残るとも。なお、七十七銀行も同様に格上げした。
<4082> 稀元素 794 +100ストップ高。セラミックスの材料として、カルシア安定化ジルコニア材料を新規開発したと発表している。ジルコニアには、入手が容易なカルシアを安定化剤として使用することに成功しているため、レアアースを使用しないことで、より安定的なセラミックス製品の供給に貢献できるとしている。米中貿易摩擦問題から、レアアースの安定調達に対する懸念が広がる中、今後の優位性の高まりが期待される格好に。
<5471> 大同特鋼 1405.5 +88大幅反発で年初来高値を更新。中国依存100%の「重希土」を使わないネオジム磁石を開発した企業として、一部で取り上げられた。中国がレアアースの輸出規制を強化する中、今後の展開に対する期待感が高まったようだ。レアアースの中でも重希土は中国に偏在し、日本の重希土調達は中国依存100%という状態のもよう。今年の4月以降、自動車部品を中心に重希土類完全フリー製品に対する注文や引き合いが増えているとも。
<7735> スクリーンHD 13225 -575大幅反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げしている。目標株価は15900円を継続。ここまでの株価上昇で割安感が薄くなっていること、メモリ売上比率が低いためメモリスーパーサイクルの恩恵が相対的に低いことなどを格下げの背景としている。また、中国向け売上比率が40%とセクター内で相対的に高いことも懸念しているようだ。
<5713> 住友鉱 4927 -373大幅続落。前日のNY金相場において、NY金先物の中心限月12月物は前日比250.3ドル
(5.7%)安の4109.1ドルで取引を終えている。1日の下落幅としては過去最大、下落率も約12年ぶりの大きさとなっている。8月以降の急速な相場上昇に伴う、買いポジションの巻き戻しの動きが強まったもよう。金価格の上昇も材料に8月以降上昇基調が続いていた同社株も、金価格下落に連れ安する状況となっている。
<ST>
<6506> 安川電 4561 +209大幅反発。アステラス製薬とiPS細胞などを使う「細胞医療」の領域で協業すると伝わっている。両社が出資する新会社「セラファ・バイオサイエンス」を9月末に設立、同社は40%を出資するもよう。前日の事業説明会では、ロボットやAIを使って最適な細胞の培養法などを確立し、人材不足や細胞医療の商業化を阻む壁を乗り越えるとしているようだ。新分野の開拓による業績拡大を期待する動きが先行のもよう。
<7203> トヨタ自 3104 +99大幅続伸。本日は輸送用機器が業種別上昇率トップになっている。前日には米GMが7-9月期の決算を発表、純利益は前年同期比57%減となったものの、関税影響の縮小やコスト削減が寄与し、通期の調整後EBIT見通しを従来の100-125億ドルから120-130億ドルに引き上げている。これを受けて株価は15%の上昇となっている。国内自動車メーカーの関税影響も限定的にとどまるとの見方につながっているようだ。
<3747> インタートレ 951 +137急騰。日銀の氷見野副総裁は前日、「ステーブルコインが銀行預金の役割を部分的に代替し、国際決済システムの主要なプレーヤーとして浮上する可能性がある」と発言した。新たに出てくる技術に対応し、国際的な規制基準を見直し続けるべきだなど、規制当局はさらなる取り組みが必要だと強調。金価格連動型ステーブルコイン「ジパングコイン」の取引システムなどを手掛けており、市場拡大メリットがあらためて期待される展開に。
<5233> 太平洋セメ 4083 +319大幅続伸。アクティビストとされている英パリサー・キャピタルが同社株式を取得したと明らかにしている。持ち分は3%超とされ、130億円超の投資額とみられている。米国事業の情報開示や分離の検討、非中核資産の売却などを通じて、90%超の株価上昇余地があると訴えているようだ。また、米国事業のIPOも検討すべきなどとしているもよう。なお、パリサーは東京建物や京成電鉄などにも投資を行っているとされている。
<7189> 西日本フィナンシャルホールディングス 2578 +141大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も2200円から3000円に引き上げた。27年3月期からの新中計では、配当性向40%プラス自社株取得、あるいは総還元性向50%程度まで切り上げる原資は十分にあり、還元強化が期待されると分析。また、政策金利1%を前提とすれば、バリュエーション上ほかの大手地銀に比べて相対的に割安感が残るとも。なお、七十七銀行も同様に格上げした。
<4082> 稀元素 794 +100ストップ高。セラミックスの材料として、カルシア安定化ジルコニア材料を新規開発したと発表している。ジルコニアには、入手が容易なカルシアを安定化剤として使用することに成功しているため、レアアースを使用しないことで、より安定的なセラミックス製品の供給に貢献できるとしている。米中貿易摩擦問題から、レアアースの安定調達に対する懸念が広がる中、今後の優位性の高まりが期待される格好に。
<5471> 大同特鋼 1405.5 +88大幅反発で年初来高値を更新。中国依存100%の「重希土」を使わないネオジム磁石を開発した企業として、一部で取り上げられた。中国がレアアースの輸出規制を強化する中、今後の展開に対する期待感が高まったようだ。レアアースの中でも重希土は中国に偏在し、日本の重希土調達は中国依存100%という状態のもよう。今年の4月以降、自動車部品を中心に重希土類完全フリー製品に対する注文や引き合いが増えているとも。
<7735> スクリーンHD 13225 -575大幅反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げしている。目標株価は15900円を継続。ここまでの株価上昇で割安感が薄くなっていること、メモリ売上比率が低いためメモリスーパーサイクルの恩恵が相対的に低いことなどを格下げの背景としている。また、中国向け売上比率が40%とセクター内で相対的に高いことも懸念しているようだ。
<5713> 住友鉱 4927 -373大幅続落。前日のNY金相場において、NY金先物の中心限月12月物は前日比250.3ドル
(5.7%)安の4109.1ドルで取引を終えている。1日の下落幅としては過去最大、下落率も約12年ぶりの大きさとなっている。8月以降の急速な相場上昇に伴う、買いポジションの巻き戻しの動きが強まったもよう。金価格の上昇も材料に8月以降上昇基調が続いていた同社株も、金価格下落に連れ安する状況となっている。
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