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ホリイフードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6)
配信日時:2025/10/14 14:56
配信元:FISCO
*14:56JST ホリイフードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6)
ホリイフードサービス<3077>
●DAIBOUCHOU
わかりました。ありがとうございます。
次に、居酒屋などの宴会需要についてお伺いします。コロナ禍では非常に厳しい状況だったかと思いますが、競合他社も含めて店舗数が減少したことで、残存者利益を享受できるのではないかと考えます。
現状、競合環境が緩和しているという印象はありますか。
■ホリイフードサービス 高鍬様
我々の感覚では、現状で競合環境が緩和しているという印象はそれほどありません。
一部の地域ではそのような状況もあるかもしれませんが、残存者利益の享受といった追い風は、いずれにせよ一過性の要素に近いと考えています。
重要なのは、この一過性をいかにリピーターやホリイフードのお客様に変え、サステナブルな収益に結び付けられるかという点です。
そのため、LINEやアプリでの会員獲得、口コミの向上といった施策を通じて、ホリイフードのお客様を着実に増やしていくことが非常に重要だと認識しております。
●DAIBOUCHOU
なるほど。競合他社を意識するよりも、ホリイフード社内での改善や収益回収、DXによる効率化といった、取り組める施策を着実に実行していく、ということですね。
■ホリイフードサービス 高鍬様
おっしゃる通りです。現状では、それがホリイフードとして最も適切な取り組みであると考えており、現在も着実に進めているところです。
●DAIBOUCHOU
確かにそうですね。実際に投資家として見ていても、結婚式場などでは単価が回復し、利益を出せている会社が増えてきています。
居酒屋業界も、以前は競合が非常に厳しく大変な状況でしたが、最近では回復傾向が見られるのではないかと感じています。
■ホリイフードサービス 高鍬様
そうですね。実際には、会社や店舗によって状況は大きく異なると思います。おそらく皆さまが感じていることも、それぞれ違うのではないでしょうか。
●DAIBOUCHOU
そうですね。加えて、焼肉など異業種に業態を変更した店舗もあったと聞いています。
■ホリイフードサービス 高鍬様
ホリイフードとしては、現在実施している施策を着実に進めていることが、成長の大きな要因だと考えております。
●DAIBOUCHOU
わかりました。ありがとうございます。
次に、直近で発表された業績予想の上方修正についてお伺いします。その要因と、今期の見通しにおいて成長を牽引する要素について教えていただけますでしょうか。
■ホリイフードサービス 高鍬様
上方修正の要因については、先ほどの資料にも記載の通り、主に来店客数の増加と、DX化による利益率改善が大きな要因であると考えております。
今後の成長要因、つまり成長を牽引する要素についてですが、当社では現在、3つの施策を実施しております。
1つ目の施策は、現在進めているDX化による改善です。
具体的には、モバイルオーダーの導入や予約・販売システムの見直しなど、DX化による効率化を図っております。
現状の導入率は39%ですが、これをさらに拡大していくことで、各店舗において先ほどご説明した効果が波及すると考えております。
また、AIコールなど新たなDX施策を順次導入することで、改善の幅もさらに広がり、利益率の向上にもつながる見込みです。
このDX化は成長の3つの柱の1つであり、想定以上に成果が出ている部分でもあります。今後も粛々と進めてまいります。
2つ目の施策は、客単価向上の取り組みです。
具体的には、メニュー開発の強化に加え、外部パートナーとの連携による新メニューやコラボメニュー、各種コラボ施策を通じて、ホリイフードならではの新しい価値をお客様に提供しています。
これにより、顧客満足度の向上が期待でき、結果として客単価の上昇につながると考えております。
第1弾の施策は一定の進捗があり、現在は第2弾に取り組んでいるところです。今後の成果についても注視し、適宜開示してまいります。
3つ目の施策は、リブランディング、つまり業態変更です。
地域ごとに最適な業態で最大効率を発揮できていない店舗があると考えており、1つ目・2つ目の施策が進んだタイミングで、各地域において最も効果的な業態が見えてきます。
その結果、既存店舗の業態変更や、新しい業態の導入を行い、お客様の満足度向上や成果の最大化を図ります。これにより、客単価や利益率の向上とともに、最適業態の導入による効率改善が進み、売上・利益の押し上げにつながると期待しております。
第3弾の取り組みはまだ本格化していませんが、今後の大きな成長要因になると考えております。
加えて、既存売上には含まれていない新たな収益の創出にも取り組んでおります。
その一例として、9月にオープンしたインバウンド向け飲食店があります。今回は神戸ビーフに特化した店舗を開店しました。インバウンド需要は現在非常に増加しており、今後はハラール対応の店舗展開なども検討しています。
また、IRでもご紹介した「俺の生きる道 焼きそば本舗」のようなバーチャルレストランのフランチャイズ展開や、新規コラボブランドの創出、EC販売の強化も進めています。これらはいずれも現在のホリイフードの売上には反映されていませんが、中長期的には大きな成長ドライバーになると考えております。
●DAIBOUCHOU
整理すると、利益率の改善や客単価向上によって利益を増やしていく方向性であり、出店によって大幅に売上を増やすというよりも、既存事業の収益性を高めることに重点を置いている、という理解でよろしいでしょうか。
■ホリイフードサービス 高鍬様
出店についても随時進めております。ただ、出店自体も重要ですが、むしろ重点的に拡大したいのはインバウンド向けの店舗です。
●DAIBOUCHOU
エンペラーステーキや神戸ビーフのような取り組みですね。
確かに、インバウンド向けは客単価が高く、うまくいけば収益性の高い事業になりそうですね。
■ホリイフードサービス 高鍬様
おっしゃる通りです。既存事業についても順次計画を立てて進めておりますが、国内市場の人口は減少傾向にあり、既存の市場で単にシェアを取り合うだけでは限界があります。
そのため、今後は右肩上がりで増加が見込まれるインバウンド需要に注力し、どのようにホリイフードとして取り込むかが大きな成長ドライバーになると考えております。
そのため、インバウンド向け店舗の出店も積極的に進めていきたいと思っています。
ホリイフードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(7)に続く
<KM>
●DAIBOUCHOU
わかりました。ありがとうございます。
次に、居酒屋などの宴会需要についてお伺いします。コロナ禍では非常に厳しい状況だったかと思いますが、競合他社も含めて店舗数が減少したことで、残存者利益を享受できるのではないかと考えます。
現状、競合環境が緩和しているという印象はありますか。
■ホリイフードサービス 高鍬様
我々の感覚では、現状で競合環境が緩和しているという印象はそれほどありません。
一部の地域ではそのような状況もあるかもしれませんが、残存者利益の享受といった追い風は、いずれにせよ一過性の要素に近いと考えています。
重要なのは、この一過性をいかにリピーターやホリイフードのお客様に変え、サステナブルな収益に結び付けられるかという点です。
そのため、LINEやアプリでの会員獲得、口コミの向上といった施策を通じて、ホリイフードのお客様を着実に増やしていくことが非常に重要だと認識しております。
●DAIBOUCHOU
なるほど。競合他社を意識するよりも、ホリイフード社内での改善や収益回収、DXによる効率化といった、取り組める施策を着実に実行していく、ということですね。
■ホリイフードサービス 高鍬様
おっしゃる通りです。現状では、それがホリイフードとして最も適切な取り組みであると考えており、現在も着実に進めているところです。
●DAIBOUCHOU
確かにそうですね。実際に投資家として見ていても、結婚式場などでは単価が回復し、利益を出せている会社が増えてきています。
居酒屋業界も、以前は競合が非常に厳しく大変な状況でしたが、最近では回復傾向が見られるのではないかと感じています。
■ホリイフードサービス 高鍬様
そうですね。実際には、会社や店舗によって状況は大きく異なると思います。おそらく皆さまが感じていることも、それぞれ違うのではないでしょうか。
●DAIBOUCHOU
そうですね。加えて、焼肉など異業種に業態を変更した店舗もあったと聞いています。
■ホリイフードサービス 高鍬様
ホリイフードとしては、現在実施している施策を着実に進めていることが、成長の大きな要因だと考えております。
●DAIBOUCHOU
わかりました。ありがとうございます。
次に、直近で発表された業績予想の上方修正についてお伺いします。その要因と、今期の見通しにおいて成長を牽引する要素について教えていただけますでしょうか。
■ホリイフードサービス 高鍬様
上方修正の要因については、先ほどの資料にも記載の通り、主に来店客数の増加と、DX化による利益率改善が大きな要因であると考えております。
今後の成長要因、つまり成長を牽引する要素についてですが、当社では現在、3つの施策を実施しております。
1つ目の施策は、現在進めているDX化による改善です。
具体的には、モバイルオーダーの導入や予約・販売システムの見直しなど、DX化による効率化を図っております。
現状の導入率は39%ですが、これをさらに拡大していくことで、各店舗において先ほどご説明した効果が波及すると考えております。
また、AIコールなど新たなDX施策を順次導入することで、改善の幅もさらに広がり、利益率の向上にもつながる見込みです。
このDX化は成長の3つの柱の1つであり、想定以上に成果が出ている部分でもあります。今後も粛々と進めてまいります。
2つ目の施策は、客単価向上の取り組みです。
具体的には、メニュー開発の強化に加え、外部パートナーとの連携による新メニューやコラボメニュー、各種コラボ施策を通じて、ホリイフードならではの新しい価値をお客様に提供しています。
これにより、顧客満足度の向上が期待でき、結果として客単価の上昇につながると考えております。
第1弾の施策は一定の進捗があり、現在は第2弾に取り組んでいるところです。今後の成果についても注視し、適宜開示してまいります。
3つ目の施策は、リブランディング、つまり業態変更です。
地域ごとに最適な業態で最大効率を発揮できていない店舗があると考えており、1つ目・2つ目の施策が進んだタイミングで、各地域において最も効果的な業態が見えてきます。
その結果、既存店舗の業態変更や、新しい業態の導入を行い、お客様の満足度向上や成果の最大化を図ります。これにより、客単価や利益率の向上とともに、最適業態の導入による効率改善が進み、売上・利益の押し上げにつながると期待しております。
第3弾の取り組みはまだ本格化していませんが、今後の大きな成長要因になると考えております。
加えて、既存売上には含まれていない新たな収益の創出にも取り組んでおります。
その一例として、9月にオープンしたインバウンド向け飲食店があります。今回は神戸ビーフに特化した店舗を開店しました。インバウンド需要は現在非常に増加しており、今後はハラール対応の店舗展開なども検討しています。
また、IRでもご紹介した「俺の生きる道 焼きそば本舗」のようなバーチャルレストランのフランチャイズ展開や、新規コラボブランドの創出、EC販売の強化も進めています。これらはいずれも現在のホリイフードの売上には反映されていませんが、中長期的には大きな成長ドライバーになると考えております。
●DAIBOUCHOU
整理すると、利益率の改善や客単価向上によって利益を増やしていく方向性であり、出店によって大幅に売上を増やすというよりも、既存事業の収益性を高めることに重点を置いている、という理解でよろしいでしょうか。
■ホリイフードサービス 高鍬様
出店についても随時進めております。ただ、出店自体も重要ですが、むしろ重点的に拡大したいのはインバウンド向けの店舗です。
●DAIBOUCHOU
エンペラーステーキや神戸ビーフのような取り組みですね。
確かに、インバウンド向けは客単価が高く、うまくいけば収益性の高い事業になりそうですね。
■ホリイフードサービス 高鍬様
おっしゃる通りです。既存事業についても順次計画を立てて進めておりますが、国内市場の人口は減少傾向にあり、既存の市場で単にシェアを取り合うだけでは限界があります。
そのため、今後は右肩上がりで増加が見込まれるインバウンド需要に注力し、どのようにホリイフードとして取り込むかが大きな成長ドライバーになると考えております。
そのため、インバウンド向け店舗の出店も積極的に進めていきたいと思っています。
ホリイフードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(7)に続く
<KM>
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