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金相場は最高値を更新 サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)

配信日時:2024/07/19 16:58 配信元:FISCO
*16:58JST 金相場は最高値を更新 サンワード貿易の陳氏(山崎みほ) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、NY金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『金相場は最高値を更新』と述べています。

続けて、『16日のNY金相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)高官らの発言を受けて年内利下げ観測が強まる中を続伸し、一時2474.5ドルと史上最高値を更新した。終値は2467.80ドルと、前日比38.90ドル(1.60%)高の5月中旬以来約2カ月ぶりに史上最高値を更新した』と伝えています。

また、『パウエルFRB議長は15日のイベントで、6月米消費者物価指数(CPI)などインフレ鈍化を示す最近の指標を踏まえて、利下げに向けた「確信が若干増した」と明言。サンフランシスコ連銀のデイリー総裁もこの日、インフレ率がFRBの目標とする2%に向け低下するとの「確信が強まっている」との見解を示した。先週11日に発表された6月米CPIは前年同月比3.0%上昇と、伸びは3カ月連続で鈍化し、市場予想も下回った。また、コアCPIは前月比0.1%上昇と、2021年8月以来の小幅な伸びで、3年余りで最も低い伸びにとどまった』と解説しています。

そして、『一連の発言を受けて、17日の午後2時におけるCMEのFEDWATCHでは、9月の利下げ確率が93%まで織り込まれた。また、9月以降も11月、12月と計3回の利下げが見込まれた』と言及しています。

また、『NY金市場のファンドの買い越しも増加している。CFTCによると7月9日のファンドの買い越しは25万4775枚で2022年4月12日以来の高水準となった。先週は、6月米雇用統計が弱い結果だったことを受けてFRBが9月にも利下げに動くとの見方が広がった』とし、また、『パウエルFRB議長は9日、議会証言で、米経済は「もはや過熱した状態ではない」としたほか、労働市場はパンデミック(世界的大流行)時の極端な状況から「かなり冷え込み」、多くの点でパンデミック以前の状態に戻っているとし、利下げの根拠が強まっていることを示唆した』と伝えています。

さらに、『16日は金ETFも急増した。842.02トン前日比+5.49トン(+0.66%)。今年の2月8日以来の高水準となった』と伝え、『中国人民銀行が5月、6月と2カ月連続で保有金の購入を見合わせていたため、金現物市場には冴えない雰囲気が漂っていたが、この日のETF増加で金への見直しが高まるだろう』と示唆しています。
陳さんは、『金価格が上昇するに連れて、アジアの現物購入も牽引される可能性がある。チャート的には2300~2450ドル付近のもみ合いレンジを明確に上抜けたことで、4月から約3カ月間続いた日柄調整局面の終了と、一段の上昇加速を予感させる形となってきた。FRBによる利下げ見通しや現物需要を背景に、NY金はさらに高値を目指そう』と考察しています。

今週のNY金のレンジについては、『2420~2520ドル』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月18日付「金相場は最高値を更新」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 山崎みほ


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