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ドル円今週の予想(6月24日) サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
配信日時:2024/06/26 17:35
配信元:FISCO
*17:35JST ドル円今週の予想(6月24日) サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、ドル円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、今週のドル円について『介入を警戒しつつ1ドル=160円超えを目指すだろう』と述べています。
続けて、『週明け24日の東京外国為替市場のドル円相場は約2カ月ぶりに円安を更新している。好調な米指標を受けてドル高が進んだ先週末の流れが継続している。神田財務官は24時間いつでも介入の準備があると円安を牽制しているが、市場の反応は小さい』とし、『1ドル=160円の水準では、介入が警戒されるが、神田財務官は「基調を変えるためにやっているわけではない」、「特定の水準をターゲットにはしていない」とも述べており、160円で介入という訳でもないだろう』と伝えています。
陳さんは、『円買い介入に対する警戒感は、今のところそれほど高まっていないようだ。ドル円の上昇速度が緩やかなことや、当局者の発言に切迫感があまり感じられないという。また、米財務省が為替報告書で日本を1年ぶりに監視リストに加えたことで、為替介入に動きにくくなったとの見方も広がっている』と考察しています。
次に、『先週は、複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官から、タカ派的な発言が相次いだ』とし、『フィラデルフィア連銀ハーカー総裁は「今年は1回の利下げが適切」、リッチモンド連銀バーキン総裁は「今年の第1四半期はインフレに対する確信が得られなかった」、ボストン連銀コリンズ総裁は「インフレが2%に向けて低下しているかどうかを判断するのは時期尚早」、セントルイス連銀ムサレム総裁は「利下げを支持するデータが出るまで数四半期かかる。インフレ進展が停滞もしくは反転した場合、利上げを支持する」、ダラス連銀ローガン総裁は「2%に向かうと確信するにはあと数カ月見る必要」、ミネアポリス連銀カシュカリ総裁は「インフレ目標達成まで1ー2年かかる可能性がある」等』と解説しています。
また、『米経済指標は良好で利下げ見通しを後退させた。5月米小売売上高は市場予想を下回ったものの、6月のニューヨーク連銀製造業景況指数、6月製造業PMI、6月非製造業PMIはいずれも市場予想を上回った』と伝えています。
一方で、『日本は6月の日銀金融政策決定会合は予想以上にハト派的な内容で、先週発表されたインフレ指標(コアCPI、コアコアCPI)は市場予想を下回った。日銀による金融緩和の長期化が予想される中、日米の金利差拡大が意識され、ドル買い・円売りが継続していくと予想される』と見解を述べています。
また、『今週は政治リスクも意識されやすくドル買い要因になりそうだ。27日に米国では大統領選挙候補者テレビ討論会、27~28日には欧州連合(EU)首脳会議、30日はフランス下院選挙(初回投票)、中東では28日にイラン大統領選挙が行われる』と伝えています
ドル円の今週のレンジについては、『157.00円~161.00円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月25日付「ドル円今週の予想(6月24日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
<CS>
陳さんはまず、今週のドル円について『介入を警戒しつつ1ドル=160円超えを目指すだろう』と述べています。
続けて、『週明け24日の東京外国為替市場のドル円相場は約2カ月ぶりに円安を更新している。好調な米指標を受けてドル高が進んだ先週末の流れが継続している。神田財務官は24時間いつでも介入の準備があると円安を牽制しているが、市場の反応は小さい』とし、『1ドル=160円の水準では、介入が警戒されるが、神田財務官は「基調を変えるためにやっているわけではない」、「特定の水準をターゲットにはしていない」とも述べており、160円で介入という訳でもないだろう』と伝えています。
陳さんは、『円買い介入に対する警戒感は、今のところそれほど高まっていないようだ。ドル円の上昇速度が緩やかなことや、当局者の発言に切迫感があまり感じられないという。また、米財務省が為替報告書で日本を1年ぶりに監視リストに加えたことで、為替介入に動きにくくなったとの見方も広がっている』と考察しています。
次に、『先週は、複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官から、タカ派的な発言が相次いだ』とし、『フィラデルフィア連銀ハーカー総裁は「今年は1回の利下げが適切」、リッチモンド連銀バーキン総裁は「今年の第1四半期はインフレに対する確信が得られなかった」、ボストン連銀コリンズ総裁は「インフレが2%に向けて低下しているかどうかを判断するのは時期尚早」、セントルイス連銀ムサレム総裁は「利下げを支持するデータが出るまで数四半期かかる。インフレ進展が停滞もしくは反転した場合、利上げを支持する」、ダラス連銀ローガン総裁は「2%に向かうと確信するにはあと数カ月見る必要」、ミネアポリス連銀カシュカリ総裁は「インフレ目標達成まで1ー2年かかる可能性がある」等』と解説しています。
また、『米経済指標は良好で利下げ見通しを後退させた。5月米小売売上高は市場予想を下回ったものの、6月のニューヨーク連銀製造業景況指数、6月製造業PMI、6月非製造業PMIはいずれも市場予想を上回った』と伝えています。
一方で、『日本は6月の日銀金融政策決定会合は予想以上にハト派的な内容で、先週発表されたインフレ指標(コアCPI、コアコアCPI)は市場予想を下回った。日銀による金融緩和の長期化が予想される中、日米の金利差拡大が意識され、ドル買い・円売りが継続していくと予想される』と見解を述べています。
また、『今週は政治リスクも意識されやすくドル買い要因になりそうだ。27日に米国では大統領選挙候補者テレビ討論会、27~28日には欧州連合(EU)首脳会議、30日はフランス下院選挙(初回投票)、中東では28日にイラン大統領選挙が行われる』と伝えています
ドル円の今週のレンジについては、『157.00円~161.00円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月25日付「ドル円今週の予想(6月24日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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