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NY金は1950ドル、JPX金は8500円を予想 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
配信日時:2023/03/20 17:53
配信元:FISCO
*17:53JST NY金は1950ドル、JPX金は8500円を予想 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『NY金は1950ドル、JPX金は8500円を予想』と述べています。
続いて、『週明け13日のNY金は、米中堅銀行シリコンバレーバンクの閉鎖に次いで、地方銀行シグネチャー・バンクが12日に事業停止となったことを受けて「質への逃避」の買いが膨らみ、一時1920ドル台に迫る上昇を見せた。14日は、3営業日で計97.90ドル(5.38%)上昇していたこともあり、利益確定売りに反落したが1900ドルは維持している』と伝えています。
次に、『2月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.0%上昇し、市場予想と一致。伸びは8カ月連続で鈍化したものの、連邦準備制度理事会(FRB)が目標とする2%を引き続き大きく上回った』と伝え、『これを受け、来週21~22日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で、連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を据え置くのではないかとの見方が弱まり、0.25%引き上げの予想が増加したことも金売り要因になったようだ。ただ、銀行破綻による影響拡大への警戒感も根強く、NY金の下値は堅いだろう』と見解を述べています。
また、『15日に2月生産者物価指数(PPI)、他にも3月ニューヨーク連銀製造業景況指数、2月小売売上高、3月NAHB住宅市場指数、2月住宅着工件数、建設許可件数、3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数、2月鉱工業生産、3月ミシガン大消費者信頼感指数など重要指標が次々に発表される。指標の結果次第で、FOMCに対する見方も変わってくるが、インフレの事を考えれば、FRBは0.25%の利上げを敢行しよう』と言及しています。
なお、『15日のCMEのFEDWATCHでは、金利据え置きが16%、0.25%の利上げ確率が84%となり、先週に50%近く上昇していた0.5%の利上げ確率はゼロとなっている』と伝え、『0.25%の利上げであれば、金相場にはさほどネガティブ要因にはならないだろう。また、3月に0.25%の利上げを決定しても、その後は見送りになる可能性が高まるかもしれない。NY金は1950ドルを目指す展開になりそうだ』と考察しています。
JPX金については、『NY金の急上昇とドル円の反発もあって15日には8225円と上場来の最高値を再更新した。長らく7400~8160円のレンジで推移していたが、これを明確に上抜けたことで、新たな上昇トレンドが形成されたといえよう。次の上値は心理的な節目の8500円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の3月15日付「NY金は1950ドル、JPX金は8500円を予想」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
<CS>
陳さんはまず、『NY金は1950ドル、JPX金は8500円を予想』と述べています。
続いて、『週明け13日のNY金は、米中堅銀行シリコンバレーバンクの閉鎖に次いで、地方銀行シグネチャー・バンクが12日に事業停止となったことを受けて「質への逃避」の買いが膨らみ、一時1920ドル台に迫る上昇を見せた。14日は、3営業日で計97.90ドル(5.38%)上昇していたこともあり、利益確定売りに反落したが1900ドルは維持している』と伝えています。
次に、『2月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.0%上昇し、市場予想と一致。伸びは8カ月連続で鈍化したものの、連邦準備制度理事会(FRB)が目標とする2%を引き続き大きく上回った』と伝え、『これを受け、来週21~22日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で、連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を据え置くのではないかとの見方が弱まり、0.25%引き上げの予想が増加したことも金売り要因になったようだ。ただ、銀行破綻による影響拡大への警戒感も根強く、NY金の下値は堅いだろう』と見解を述べています。
また、『15日に2月生産者物価指数(PPI)、他にも3月ニューヨーク連銀製造業景況指数、2月小売売上高、3月NAHB住宅市場指数、2月住宅着工件数、建設許可件数、3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数、2月鉱工業生産、3月ミシガン大消費者信頼感指数など重要指標が次々に発表される。指標の結果次第で、FOMCに対する見方も変わってくるが、インフレの事を考えれば、FRBは0.25%の利上げを敢行しよう』と言及しています。
なお、『15日のCMEのFEDWATCHでは、金利据え置きが16%、0.25%の利上げ確率が84%となり、先週に50%近く上昇していた0.5%の利上げ確率はゼロとなっている』と伝え、『0.25%の利上げであれば、金相場にはさほどネガティブ要因にはならないだろう。また、3月に0.25%の利上げを決定しても、その後は見送りになる可能性が高まるかもしれない。NY金は1950ドルを目指す展開になりそうだ』と考察しています。
JPX金については、『NY金の急上昇とドル円の反発もあって15日には8225円と上場来の最高値を再更新した。長らく7400~8160円のレンジで推移していたが、これを明確に上抜けたことで、新たな上昇トレンドが形成されたといえよう。次の上値は心理的な節目の8500円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の3月15日付「NY金は1950ドル、JPX金は8500円を予想」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
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