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NYの視点:パウエルFRB議長はハト派色払しょく緩和か、クリーブランド連銀のCPI予想、市場予想をさらに上振れ

配信日時:2023/03/07 07:47 配信元:FISCO
*07:47JST NYの視点:パウエルFRB議長はハト派色払しょく緩和か、クリーブランド連銀のCPI予想、市場予想をさらに上振れ クリーブランド連銀は調査結果で、同連銀の短期インフレ見通しモデルがほかに比べて、正確性があると指摘した。同連銀の6日時点での2月総合消費者物価指数(CPI)予想は前年比+6.2%。エコノミスト予想平均の+6.0%を小幅上回った。また、コアCPI予想も前年比5.5%と、エコノミスト予想+5.4%を上回った。
予想はインフレの長期化観測を一段と裏付けた。

●クリーブランド連銀のインフレ見通し
2月
総合消費者物価指数(CPI):前年比6.2%(エコノミスト予想平均+6.0%)
コアCPI予想:前年比5.5%(+5.4%)

連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は7日、8日に半年に一度開催される金融政策を巡る上下両議会での証言を予定している。

短気金融市場ではFRBが本年の8月に5.47%近くに政策金利を引上げ、当面この水準で据え置くことを見込んでいる。市場では24年1月に向けて若干の利下げが織り込まれ始めた。パウエル議長は24年初めの利下げ予想を払拭すべく高水準の金利を24年初めまで維持する必要性に言及する可能性もある。パウエル議長は市場のハト派の見通しを払しょくすべく、さらに、前回の連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見でのディスインフレの兆候が見られるとの言及を緩和、回避する可能性がある。


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