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プラチナ相場は下げ止まりを探る サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

配信日時:2023/02/16 18:00 配信元:FISCO
*18:00JST プラチナ相場は下げ止まりを探る サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、プラチナについてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『プラチナ相場は下げ止まりを探る』と述べています。

続いて、『欧米などの主要中央銀行が当面、金融政策の引き締めを維持する必要があるとの見解が相次いで表明される中、世界的な景気減速懸念が拭いきれない』とし、『そのため、産業用貴金属であるプラチナは需要が細るとの思惑から下落基調が続いている。特に1月米雇用統計が市場予想を大幅に上回る内容だったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)は利上げを継続するとの見方が強まっている。ドルが堅調に推移し、ドル建て貴金属には向かい風が吹いている状態』と解説しています。

次に、『プラチナ最大の生産国である南アフリカでは、電力不足を背景に国家非常事態が宣言される可能性があり、同国の経済成長が一層鈍化すると予想されている。南ア政府が国家非常事態を宣言すれば、新型コロナが拡大した2020年春以来となる』と伝えています。

さらに、『電力不足の影響でプラチナ生産に障害が起きている。また、南アフリカ経済の不透明感を背景に、南ア通貨ランドは対ドルで下落しており、プラチナ相場の押し下げ要因になっている』と言及しています。

こうしたことから、陳さんは、プラチナについて、『将来的には、水素エネルギー関連需要が期待されるものの、目先は、ドル高、世界景気の後退懸念、生産国南アフリカの動向を背景に、プラチナ相場は900ドル台で推移しよう。900ドル割れでは、中国勢の買いが期待されよう。』と考察しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の2月15日付「プラチナ相場は下げ止まりを探る」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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