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金は1850ドルを軸に保ち合いか サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

配信日時:2023/02/16 17:58 配信元:FISCO
*17:58JST 金は1850ドルを軸に保ち合いか サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『金は1850ドルを軸に保ち合いか』と述べています。

続いて、『パウエルFRB議長は7日の会談で、 良好な1月米雇用統計を受けてインフレ率を目標の2%に引き下げるまで「かなりの時間」がかかると述べ、力強い経済指標によってインフレ低下の進展が脅かされれば、金利を予想以上に引き上げる必要があるかもしれないとした』と伝え、『ただ、パウエル議長の発言は市場参加者の予想よりもタカ派的ではないと受け止められた』と述べています。

次に、『14日に発表された1月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.4%上昇と、伸びは7カ月連続で鈍化(市場予想6.2%上昇)した。全体、コアは前月比0.5%上昇、0.4%上昇となり市場予想と一致した』とし、『CPIは事前に警戒していたほど上振れしなかったとの見方から金は買いが先行し、一時1880ドル台に浮上したが、一方でインフレは依然として根強く、FRBは金融引き締め姿勢を維持し、利上げが長期化するとの懸念から1850ドルに急落する等、乱高下した』と解説しています。

また、『CMEのFEDWATCHを見ると、市場は3月、5月にそれぞれ0.25%ずつの利上げを織り込んでいるが、6月は利上げ停止と利上げがほぼ拮抗している。FRB高官の発言は「タカ派的」だが、市場は今年半ばから夏頃には利上げが停止されると推測している。それが金相場の下げ渋りにつながっているようだ』と言及しています。

こうしたことから、陳さんは、『米国のリセッション懸念や米中の対立、ロシア・ウクライナ戦争がもたらす地政学リスク等を背景に、NY金は1850ドルレベルでは買い支えられるだろう。テクニカル的にも1850ドルは高値から0.38倍押しでかつ50日移動平均線があるため、下げ止まりの目安になろう。JPX金は為替が円安に振れていることもあり、7800~8100円のレンジで推移しそうだ』と考察しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の2月15日付「金は1850ドルを軸に保ち合いか」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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