注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は4日続伸、東エレクが1銘柄で約38円分押し上げ
配信日時:2022/10/06 12:51
配信元:FISCO
6日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり181銘柄、値下がり39銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は4日続伸。249.84円高の27370.37円(出来高概算5億5227万株)で前場の取引を終えている。
5日の米株式市場でダウ平均は42.45ドル安(-0.14%)と小反落。9月サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況指数が予想を上回ったことで大幅利上げ観測が再燃し、長期金利の上昇に伴い売りが先行。序盤はハイテクを中心に大幅下落となったが押し目買いから下げ渋ると一時上昇に転じる場面があった。ただ、サンフランシスコ連銀のデーリー総裁の発言を受けて来年の利下げ期待が低下すると再び下落に転じ終了した。ナスダック総合指数も-0.24%と反落。前日に先物取引を通じて米国株の軟化を先取りしていたこともあり、日経平均は17.45円高と上昇スタート。寄り付き直後から買いが先行すると前場中ごろには27391.69円(271.16円高)まで上昇した。時間外取引のダウ平均先物が上昇するなか、その後も堅調推移が続き、この日の高値圏で前場を終えている。
個別では、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>の半導体関連が買われ、レーザーテック<6920>はレーティング格上げも寄与。ソニーG<6758>、TDK<6762>、村田製<6981>、イビデン<4062>、ローム<6963>などハイテクも強い。石油輸出国機構(OPEC)プラス会合での予想以上の減産決定に伴う原油市況の上昇を受けてINPEX<1605>、石油資源開発<1662>の鉱業ほか、三井物産<8031>、丸紅<8002>の商社も上昇。メルカリ<4385>、ラクス<3923>、マネーフォワード<3994>などのグロース株は大幅高。材料関連では、みずほ<8411>による楽天証券への出資報道を受けて楽天グループ<4755>が大きく上昇。薬王堂HD<7679>は決算が好感されて急伸、サンエー<2659>も決算を手掛かりに大幅高。パーク24<4666>とUアローズ<7606>はレーティング格上げを受けて大きく上昇となった。
一方、郵船<9101>、川崎汽船<9107>の海運、KDDI<9433>、ソフトバンク<9434>の通信、花王<4452>、資生堂<4911>、しまむら<8227>など内需系が軟調。第1四半期決算の低調な出足が嫌気されたウェザーニューズ<4825>は急落。同様に決算を材料にイオン<8267>、イオンファンタジー<4343>が大きく下落した。ほか、イーレックス<9517>、レノバ<9519>、東北電力<9506>など電気・ガス関連株で弱い動きがみられる。
セクターでは鉱業、電気機器、その他製品を筆頭に全般買い優勢となり、下落したのは電気・ガス、海運、食料品の3業種に限られた。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の83%、対して値下がり銘柄は14%となっている。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約38円押し上げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、ファーストリテ<9983>、アドバンテ<6857>、第一三共<4568>、エーザイ<4523>、TDK<6762>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはテルモ<4543>となり1銘柄で日経平均を約5円押し下げた。同2位はイオン<8267>となり、花王<4452>、KDDI<9433>、7&iHD<3382>、富士フイルム<4901>、資生堂<4911>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27370.37(+249.84)
値上がり銘柄数 181(寄与度+270.82)
値下がり銘柄数 39(寄与度-20.98)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 39220 1130 +38.69
<9984> ソフトバンクG 5505 150 +30.82
<9983> ファーストリテ 79260 680 +23.29
<6857> アドバンテス 7430 220 +15.07
<4568> 第一三共 4350 114 +11.71
<4523> エーザイ 7837 268 +9.18
<6762> TDK 4845 85 +8.73
<6758> ソニーG 9988 225 +7.70
<6954> ファナック 21180 195 +6.68
<6971> 京セラ 7647 90 +6.16
<7974> 任天堂 6129 118 +4.04
<6098> リクルートHD 4449 39 +4.01
<4063> 信越化 15655 110 +3.77
<6724> エプソン 2143 52 +3.56
<6506> 安川電 4475 90 +3.08
<7832> バンナムHD 9845 86 +2.94
<6981> 村田製 7189 107 +2.93
<7741> HOYA 15165 170 +2.91
<7267> ホンダ 3333 40 +2.74
<4324> 電通グループ 4335 80 +2.74
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4543> テルモ 4350 -37 -5.07
<8267> イオン 2681 -72 -2.47
<4452> 花王 5809 -72 -2.47
<9433> KDDI 4311 -11 -2.26
<3382> 7&iHD 5725 -41 -1.40
<4901> 富士フイルム 7012 -37 -1.27
<4911> 資生堂 5188 -34 -1.16
<2801> キッコマン 8280 -30 -1.03
<9735> セコム 8639 -26 -0.89
<4503> アステラス薬 1988 -3 -0.51
<2282> 日ハム 3740 -25 -0.43
<7270> SUBARU 2293 -10 -0.34
<2871> ニチレイ 2366 -14 -0.24
<2432> ディーエヌエー 1846 -17 -0.17
<9107> 川崎船 2103 -15 -0.15
<7733> オリンパス 3015 -1 -0.14
<2269> 明治HD 6410 -20 -0.14
<9101> 郵船 2597 -13 -0.13
<4005> 住友化 514 -3 -0.10
<9301> 三菱倉 3450 -5 -0.09
<CS>
日経平均は4日続伸。249.84円高の27370.37円(出来高概算5億5227万株)で前場の取引を終えている。
5日の米株式市場でダウ平均は42.45ドル安(-0.14%)と小反落。9月サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況指数が予想を上回ったことで大幅利上げ観測が再燃し、長期金利の上昇に伴い売りが先行。序盤はハイテクを中心に大幅下落となったが押し目買いから下げ渋ると一時上昇に転じる場面があった。ただ、サンフランシスコ連銀のデーリー総裁の発言を受けて来年の利下げ期待が低下すると再び下落に転じ終了した。ナスダック総合指数も-0.24%と反落。前日に先物取引を通じて米国株の軟化を先取りしていたこともあり、日経平均は17.45円高と上昇スタート。寄り付き直後から買いが先行すると前場中ごろには27391.69円(271.16円高)まで上昇した。時間外取引のダウ平均先物が上昇するなか、その後も堅調推移が続き、この日の高値圏で前場を終えている。
個別では、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>の半導体関連が買われ、レーザーテック<6920>はレーティング格上げも寄与。ソニーG<6758>、TDK<6762>、村田製<6981>、イビデン<4062>、ローム<6963>などハイテクも強い。石油輸出国機構(OPEC)プラス会合での予想以上の減産決定に伴う原油市況の上昇を受けてINPEX<1605>、石油資源開発<1662>の鉱業ほか、三井物産<8031>、丸紅<8002>の商社も上昇。メルカリ<4385>、ラクス<3923>、マネーフォワード<3994>などのグロース株は大幅高。材料関連では、みずほ<8411>による楽天証券への出資報道を受けて楽天グループ<4755>が大きく上昇。薬王堂HD<7679>は決算が好感されて急伸、サンエー<2659>も決算を手掛かりに大幅高。パーク24<4666>とUアローズ<7606>はレーティング格上げを受けて大きく上昇となった。
一方、郵船<9101>、川崎汽船<9107>の海運、KDDI<9433>、ソフトバンク<9434>の通信、花王<4452>、資生堂<4911>、しまむら<8227>など内需系が軟調。第1四半期決算の低調な出足が嫌気されたウェザーニューズ<4825>は急落。同様に決算を材料にイオン<8267>、イオンファンタジー<4343>が大きく下落した。ほか、イーレックス<9517>、レノバ<9519>、東北電力<9506>など電気・ガス関連株で弱い動きがみられる。
セクターでは鉱業、電気機器、その他製品を筆頭に全般買い優勢となり、下落したのは電気・ガス、海運、食料品の3業種に限られた。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の83%、対して値下がり銘柄は14%となっている。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約38円押し上げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、ファーストリテ<9983>、アドバンテ<6857>、第一三共<4568>、エーザイ<4523>、TDK<6762>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはテルモ<4543>となり1銘柄で日経平均を約5円押し下げた。同2位はイオン<8267>となり、花王<4452>、KDDI<9433>、7&iHD<3382>、富士フイルム<4901>、資生堂<4911>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27370.37(+249.84)
値上がり銘柄数 181(寄与度+270.82)
値下がり銘柄数 39(寄与度-20.98)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 39220 1130 +38.69
<9984> ソフトバンクG 5505 150 +30.82
<9983> ファーストリテ 79260 680 +23.29
<6857> アドバンテス 7430 220 +15.07
<4568> 第一三共 4350 114 +11.71
<4523> エーザイ 7837 268 +9.18
<6762> TDK 4845 85 +8.73
<6758> ソニーG 9988 225 +7.70
<6954> ファナック 21180 195 +6.68
<6971> 京セラ 7647 90 +6.16
<7974> 任天堂 6129 118 +4.04
<6098> リクルートHD 4449 39 +4.01
<4063> 信越化 15655 110 +3.77
<6724> エプソン 2143 52 +3.56
<6506> 安川電 4475 90 +3.08
<7832> バンナムHD 9845 86 +2.94
<6981> 村田製 7189 107 +2.93
<7741> HOYA 15165 170 +2.91
<7267> ホンダ 3333 40 +2.74
<4324> 電通グループ 4335 80 +2.74
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4543> テルモ 4350 -37 -5.07
<8267> イオン 2681 -72 -2.47
<4452> 花王 5809 -72 -2.47
<9433> KDDI 4311 -11 -2.26
<3382> 7&iHD 5725 -41 -1.40
<4901> 富士フイルム 7012 -37 -1.27
<4911> 資生堂 5188 -34 -1.16
<2801> キッコマン 8280 -30 -1.03
<9735> セコム 8639 -26 -0.89
<4503> アステラス薬 1988 -3 -0.51
<2282> 日ハム 3740 -25 -0.43
<7270> SUBARU 2293 -10 -0.34
<2871> ニチレイ 2366 -14 -0.24
<2432> ディーエヌエー 1846 -17 -0.17
<9107> 川崎船 2103 -15 -0.15
<7733> オリンパス 3015 -1 -0.14
<2269> 明治HD 6410 -20 -0.14
<9101> 郵船 2597 -13 -0.13
<4005> 住友化 514 -3 -0.10
<9301> 三菱倉 3450 -5 -0.09
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