注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル:3日ぶり小反発、騰落レシオ130%突破で過熱感増す
*18:15JST 日経平均テクニカル:3日ぶり小反発、騰落レシオ130%突破で過熱感増す
25日の日経平均は3日ぶりに小反発した。ローソク足は35912.54円まで伸ばした下ヒゲを回収して小陽線を描き、36000円以下での買い需要を確認する形となった。一方、1円に満たない上ヒゲが上値の重さを窺わせるとともに、終値は5日移動平均線を下回って短期的な上げ一服を示唆している。25日線乖離率は5.01%と5%台にとどまり、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は130.73%(昨日127.12%)と130%ラインを突破しており、日経平均の上昇幅は9.99円高と小さかったが、相場全体では過熱感が一段と増した模様だ。
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2024/01/25 18:15
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米GDPは減速も日銀緩和継続で円売り
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米GDPは減速も日銀緩和継続で円売り
25日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。今晩発表の米国内総生産(GDP)で減速が予想され、利下げ観測によるドル売りが先行。欧州中銀(ECB)の政策決定もドル売り要因に。ただ、日銀の緩和継続で円売りが続く。前日発表された米PMIは製造業、サービス業とも好不況の節目50を上回り、早期利下げ観測は後退。それを受けた米10年債利回りの上昇でドル買い優勢となり、ユーロ・ドルは1.0930ドル台から1.0880ドル付近に軟化、ドル・円は146円60銭台から147円60銭台に1円程度値を切り上げた。本日アジア市場は日経平均株価の弱含みで円売りは抑制されたが、ドル買い継続でドル・円は148円を目指す展開となった。この後の海外市場は欧米中銀の政策が注視される。本日開催されるECB理事会で緩和的な政策に慎重な姿勢が示されればユーロ買い・ドル売りに振れ、ドル・円は下押しされる見通し。また、米10-12月期GDP速報値が市場観測に沿って伸びが鈍化すれば、FRBの早期利下げ観測により米金利安・ドル安に振れやすい。ただ、明日のコアPCE価格指数を見極めようとドル売りは縮小し、日銀緩和観測を受けた円売りがドルを支える。【今日の欧米市場の予定】・18:00 独・1月IFO企業景況感指数(予想:86.6、12月:86.4)・22:15 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表(4.50%に据え置き予想)・22:30 米・10-12月期GDP速報値(前期比年率予想:+2.0%、7-9月期:+4.9%)・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:20.0万件、前回:18.7万件)・22:30 米・12月耐久財受注速報値(前月比予想:+1.5%、11月:+5.4%)・22:30 米・12月卸売在庫速報値(前月比予想:-0.2%、11月:-0.2%)・22:30 米・12月シカゴ連銀全米活動指数(予想:0.06、11月:0.03)・22:45 ラガルドECB総裁会見・22:00台 南ア中銀が政策金利発表(8.25%に据え置き予想)・24:00 米・12月新築住宅販売件数(予想:64.9万戸、11月:59.0万戸)・03:00 米財務省・7年債入札
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2024/01/25 17:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、午後は円売りで上昇
*17:13JST 東京為替:ドル・円は底堅い、午後は円売りで上昇
25日の東京市場でドル・円は底堅い。米10年債利回りの上昇を受けドル買いが先行し、早朝に147円43銭を付けた後は上昇基調に振れた。午後は伸び悩む場面もあったが、アジア株高で円売りに振れ、ドルは午前の高値を上抜け147円88銭まで値を上げた。・ユーロ・円は160円50銭から160円86銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0870ドルから1.0891ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値36,213.14円、高値36,312.36円、安値35,912.54円、終値36,236.47円(前日比9.99円高)・17時時点:ドル・円147円70-80銭、ユーロ・円160円80-90銭【要人発言】・特になし【経済指標】・特になし
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2024/01/25 17:13
注目トピックス 市況・概況
1月25日の日本国債市場概況:債券先物は145円97銭で取引終了
*17:00JST 1月25日の日本国債市場概況:債券先物は145円97銭で取引終了
<円債市場>長期国債先物2024年3月限寄付146円08銭 高値146円12銭 安値145円87銭 引け145円97銭 24033枚2年 456回 0.073%5年 164回 0.330%10年 373回 0.747%20年 187回 1.557%25日の債券先物3月限は下落。146円08銭で取引を開始し、146円12銭から145円87銭まで下落し、145円97銭で取引を終えた。現物債の取引では10年以降の気配が相対的に甘くなった。<米国債概況>米国債利回りでは、2年債は4.38%近辺、5年債は4.07%近辺、10年債は4.16%近辺、30年債は4.39%近辺で推移。<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.34%、英国債4.01%、オーストラリア10年債は4.24%、NZ10年債は4.67%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・17:00 南ア・12月消費者物価指数(前年比予想:+5.2%、11月:+5.5%)・17:30 独・1月製造業PMI速報値(予想:43.7、12月:43.3)・17:30 独・1月サービス業PMI速報値(予想:49.3、12月:49.3)・18:00 ユーロ圏・1月製造業PMI速報値(予想:44.7、12月:44.4)・18:00 ユーロ圏・1月サービス業PMI速報値(予想:49.0、12月:48.8)・18:30 英・1月製造業PMI速報値(予想:46.7、12月:46.2)・18:30 英・1月サービス業PMI速報値(予想:53.2、12月:53.4)・23:45 カナダ中銀が政策金利発表(5.00%に据え置き予想)・23:45 米・1月製造業PMI速報値(予想:47.6、12月:47.9)・23:45 米・1月サービス業PMI速報値(予想:51.4、12月:51.4)・03:00 米財務省・5年債入札(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)
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2024/01/25 17:00
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、クロス円は上昇継続
*16:13JST 東京為替:ドル・円は底堅い、クロス円は上昇継続
25日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、147円70銭台でのもみ合い。上海総合指数と香港ハンセン指数の大幅高を受けリスク選好的な円売りが優勢となり、ユーロや豪ドルなど主要通貨を押し上げた。原油相場の上昇で、カナダドルも高い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円43銭から147円85銭、ユーロ・円は160円50銭から160円86銭、ユーロ・ドルは1.0870ドルから1.0886ドル。
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2024/01/25 16:13
注目トピックス 市況・概況
一時36000円割れも半導体関連株への先高期待から切り返す【クロージング】
*16:07JST 一時36000円割れも半導体関連株への先高期待から切り返す【クロージング】
25日の日経平均は3日ぶりに小反発。9.99円高の36236.47円(出来高概算14億2000万株)で取引を終えた。日米両市場で長期金利が上昇していることから、金利動向に敏感なグロース株や不動産、医薬品などが値を消し、日経平均は前場終盤にかけて35912.54円まで下押し、節目の36000円台を割り込む場面もあった。また、前日に2024年3月期通期の業績予想を下方修正したニデック<6594>が一時5%超下落したことも投資家心理を悪化させたようだ。ただ、節目の36000円を割り込んだことで、押し目を拾う動きがみられたほか、半導体関連企業の先高期待感などから次第に切り返すものが目立ち、日経平均は終盤にかけて一時36312.36円まで切り返した。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1200を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、パルプ紙、海運、証券商品先物、鉄鋼など24業種が上昇。一方、石油石炭、医薬品、サービス、保険など8業種が下落し、その他金融は変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>が堅調だった半面、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、ソフトバンクG<9984>が軟調だった。前日の米国市場は、1月の米製造業、サービス業の購買担当者景況指数(PMI)が市場予想を上回り、これが早期利下げ観測の後退が連想され、NYダウは下落。東京市場の重石になった。また、日銀の金融政策正常化観測から長期金利が上昇していることも懸念材料となり、日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。ただ、一日を通して半導体関連株には買いが続き、日経平均は後場の取引開始後にはプラスに転じ、終盤にかけては上げ幅を広げた。心理的な節目の36000円を一時的に割り込んだものの、大引けでは大台を維持することができ、相場の上昇トレンドは不変とみる向きが多い。また、相場先導役の半導体関連株に対する投資家の視線は熱く、「今期の業績動向よりも来期を見据えた動きになってきている」との指摘もあり、先高期待感は依然として根強い。
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2024/01/25 16:07
注目トピックス 市況・概況
日経VI:低下、株価落ち着いた動きで警戒感が緩和
*16:05JST 日経VI:低下、株価落ち着いた動きで警戒感が緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は25日、前日比-0.39(低下率1.98%)の19.33と低下した。なお、高値は19.70、安値は18.69。昨日の米株式市場は指数によって高安まちまちとなり、これを受けた今日の東京市場は売り買いが交錯して始まった。日経225先物は昨日までの2日間で350円下落したが、依然、高値警戒感が意識された。こうした中、今日は日経225先物が昨日の水準をはさんで落ち着いた動きとなったことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや和らぎ、日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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2024/01/25 16:05
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:パルプ・紙が上昇率トップ
*15:38JST 東証業種別ランキング:パルプ・紙が上昇率トップ
パルプ・紙が上昇率トップ。そのほか海運業、証券業、鉄鋼、水産・農林業なども上昇。一方、石油・石炭製品が下落率トップ。そのほか医薬品、サービス業、保険業、情報・通信業なども下落。業種名/現在値/前日比(%)1. パルプ・紙 / 535.09 / 2.392. 海運業 / 1,891.57 / 2.273. 証券業 / 542.59 / 1.814. 鉄鋼 / 794.57 / 1.235. 水産・農林業 / 551.55 / 1.146. 非鉄金属 / 1,177.95 / 1.137. 精密機器 / 11,588.54 / 0.908. 機械 / 2,908.59 / 0.779. 電力・ガス業 / 497.11 / 0.7110. 陸運業 / 2,149.41 / 0.7011. 繊維業 / 652.14 / 0.6812. 空運業 / 245.72 / 0.6013. 建設業 / 1,623.89 / 0.5814. ガラス・土石製品 / 1,323.44 / 0.5215. 倉庫・運輸関連業 / 2,722. / 0.4816. 化学工業 / 2,489.28 / 0.4317. その他製品 / 4,786.47 / 0.3818. 小売業 / 1,700.65 / 0.3119. 食料品 / 2,225.53 / 0.2920. 卸売業 / 3,493.55 / 0.2421. 金属製品 / 1,410.12 / 0.1822. ゴム製品 / 4,555.06 / 0.1423. 輸送用機器 / 4,603.19 / 0.1324. 電気機器 / 4,494.5 / 0.1125. その他金融業 / 948.01 / 0.0026. 不動産業 / 1,788.07 / -0.1227. 鉱業 / 589.48 / -0.2828. 銀行業 / 277.69 / -0.3629. 情報・通信業 / 5,659.34 / -0.5430. 保険業 / 1,820.82 / -0.7531. サービス業 / 2,886.21 / -0.7832. 医薬品 / 3,546.17 / -0.8733. 石油・石炭製品 / 1,477.51 / -1.16
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2024/01/25 15:38
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は動意薄、クロス円は堅調
*15:15JST 東京為替:ドル・円は動意薄、クロス円は堅調
25日午後の東京市場でドル・円は動意が薄く、147円70銭台でのもみ合いが続く。日経平均株価は小幅高で取引を終えたが、上海総合指数と香港ハンセン指数は大幅高。米ダウ先物もプラスに転じ、株高を好感した円売りがクロス円を押し上げている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円43銭から147円85銭、ユーロ・円は160円50銭から160円86銭、ユーロ・ドルは1.0870ドルから1.0886ドル。
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2024/01/25 15:15
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比9.99円高の36236.47円
*15:01JST 日経平均大引け:前日比9.99円高の36236.47円
日経平均は前日比9.99円高の36236.47円(同+0.03%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比2.70pt高の2531.92pt(同+0.11%)。
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2024/01/25 15:01
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小動き、カナダドルは下げ渋り
*14:46JST 東京為替:ドル・円は小動き、カナダドルは下げ渋り
25日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、147円70銭台でのもみ合い。米10年債利回りの上げ渋りでドル買いは入りづらいが、アジア株高で円買い後退。一方、カナダドルはカナダ銀行(中銀)の利下げ観測で売られたが、足元は下げ渋る展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円43銭から147円85銭、ユーロ・円は160円50銭から160円73銭、ユーロ・ドルは1.0870ドルから1.0886ドル。
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2024/01/25 14:46
注目トピックス 市況・概況
日経平均は28円高、引き続き米経済指標などに関心
*14:42JST 日経平均は28円高、引き続き米経済指標などに関心
日経平均は28円高(14時40分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>などがプラス寄与上位となっており、一方、リクルートHD<6098>、中外薬<4519>、ソフトバンクG<9984>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、パルプ・紙、海運業、証券商品先物、鉄鋼、非鉄金属が値上がり率上位、石油石炭製品、医薬品、サービス業、保険業、情報・通信業が値下がり率上位となっている。日経平均は小幅高水準で推移している。米国では今晩、週間の米新規失業保険申請件数、12月の米耐久財受注額、10-12月期の米実質国内総生産(GDP)速報値、12月の米新築住宅販売件数が発表される。企業決算では、ダウ、インテルなどが23年10-12月期決算を発表する。
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2024/01/25 14:42
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは低下、株価落ち着いた値動きで警戒感が緩和
*14:23JST 日経平均VIは低下、株価落ち着いた値動きで警戒感が緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時20分現在、前日比-0.52(低下率2.64%)の19.20と低下している。なお、今日ここまでの高値は19.70、安値は18.69。昨日の米株式市場は指数によって高安まちまちとなり、これを受けた今日の東京市場は売り買いが交錯して始まった。日経225先物は昨日までの2日間で350円下落したが、依然、高値警戒感が意識された。こうした中、今日は日経225先物が昨日の水準をはさんで落ち着いた動きとなっていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや和らぎ、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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2024/01/25 14:23
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、アジア株高で
*14:06JST 東京為替:ドル・円は底堅い、アジア株高で
25日午後の東京市場でドル・円は147円70銭台と、午後はやや値を上げた。米10年債利回りはほぼ横ばいとなり、積極的なドル買いは入りづらい。一方、日経平均株価はプラスを維持するほか中国・香港株は強含み、株高を好感した円売りに振れやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円43銭から147円85銭、ユーロ・円は160円50銭から160円73銭、ユーロ・ドルは1.0870ドルから1.0886ドル。
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2024/01/25 14:06
注目トピックス 市況・概況
日経平均は14円高、海外株底堅く東京市場の株価下支え要因に
*13:53JST 日経平均は14円高、海外株底堅く東京市場の株価下支え要因に
日経平均は14円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>などがプラス寄与上位となっており、一方、リクルートHD<6098>、中外薬<4519>、ソフトバンクG<9984>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、海運業、パルプ・紙、証券商品先物、水産・農林業、鉄鋼が値上がり率上位、石油石炭製品、医薬品、サービス業、保険業、情報・通信業が値下がり率上位となっている。日経平均は上げに転じている。ダウ平均先物が時間外取引で底堅く、また、香港ハンセン指数や上海総合指数が堅調に推移しており、東京市場の株価下支え要因となっているようだ。
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2024/01/25 13:53
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:伸び悩みか、経済指標を見極める展開
*13:48JST 米国株見通し:伸び悩みか、経済指標を見極める展開
(13時30分現在)S&P500先物 4,898.25(+0.25)ナスダック100先物 17,614.75(-6.25)米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は70ドル高。長期金利は上げ渋り、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ24日の主要3指数はまちまち。上げ幅を縮小しながらもナスダックとS&Pは5日続伸の一方、ダウは後半の失速により99ドル安の37806ドルと続落で取引を終えた。この日発表されたPMIで製造業、サービス業とも好不況の節目50を上回り、連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測は後退。それを受けた長期金利の上昇で売り優勢の場面もあった。ただ、ハイテク関連の好決算を受けた同セクターへの買いが相場を支えた。本日は伸び悩みか。今晩の国内総生産(GDP)が想定に沿って減速が示されれば、FRBの早期利下げ期待で金利安に振れ、ハイテクを中心に買い先行となりそうだ。ただ、明日のコアPCE価格指数を見極める展開で、買い一巡後はもみ合う展開に。欧州中銀(ECB)理事会で緩和的な政策に慎重な姿勢が示されれば、NY市場の買いを抑制する可能性もあろう。なお、ネットフリックスの好業績を受け決算発表を控えたハイテク銘柄が注目される。
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2024/01/25 13:48
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、米金利の失速で
*13:35JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、米金利の失速で
25日午後の東京市場でドル・円は伸び悩み、午前中に147円85銭まで上昇後は147円60銭台に値を下げた。米10年債利回りの失速で、ドル買いは後退。一方、日経平均株価は前日比約100円安と軟調地合いで、日本株安を嫌気した円買いに振れやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円43銭から147円85銭、ユーロ・円は160円50銭から160円73銭、ユーロ・ドルは1.0870ドルから1.0886ドル。
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2024/01/25 13:35
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、米金利の失速で
*13:16JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、米金利の失速で
25日午後の東京市場でドル・円は伸び悩み、午前中に147円85銭まで上昇後は147円60銭台に値を下げた。米10年債利回りの失速で、ドル買いは後退。一方、日経平均株価は前日比約100円安と軟調地合いで、日本株安を嫌気した円買いに振れやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円43銭から147円85銭、ユーロ・円は160円50銭から160円73銭、ユーロ・ドルは1.0870ドルから1.0886ドル。
<TY>
2024/01/25 13:16
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~一時36000円台割り込むも下値では買い意欲強い
*12:37JST 後場に注目すべき3つのポイント~一時36000円台割り込むも下値では買い意欲強い
25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は3日続落、一時36000円台割り込むも下値では買い意欲強い・ドル・円は小じっかり、ドル買い地合いで・値下り寄与トップはリクルートHD<6098>、同2位はファーストリテ<9983>■日経平均は3日続落、一時36000円台割り込むも下値では買い意欲強い日経平均は3日続落。前日比64.47円安(-0.18%)の36162.01円(出来高概算7億3000万株)で前場の取引を終えている。24日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は99.06ドル安(-0.26%)の37806.39ドル、ナスダックは55.97ポイント高(+0.36%)の15481.92、S&P500は3.95ポイント高(+0.08%)の4868.55で取引を終了した。寄り付きは上昇。動画配信のネットフリックスや半導体製造メーカーASMLホールディングの好決算を背景にハイテク・半導体関連銘柄を中心に買いが入り上昇をけん引した。しかし、長期金利の上昇に伴い上昇幅を縮小させるとダウ平均は下げに転じ、前日の終値近辺でもみ合う展開に。結局小幅安で取引を終えた一方、ナスダックは5日続伸した。米国株の方向感が乏しかったことから、日経平均は前日終値水準で取引を開始。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5日続伸と強かったものの、半導体株は高安まちまち。前日に買われた三菱UFJ<8306>など銀行株が前日比マイナス圏で推移したこともあり、日経平均は一時36000円台を割り込む場面も見られた。ただ、大型株を中心に下値では拾う動きも見られ、日経平均は36100円台で前場の取引を終えた。日経平均採用銘柄では、決算が嫌気されてニデック<6594>が大幅安となったほか、ネクソン<3659>、資生堂<4911>、パナHD<6752>、富士通<6702>も売られた。日経平均銘柄以外では、オービック<4684>が好決算を発表したものの利益確定売りに押された。一方、一部証券会社によるレポートを材料に大和証G<8601>、野村<8604>が買われたほか、半導体製造メーカーASMLホールディングの好決算を受けて、レーザーテック<6920>も上昇。また、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株も買われた。日経平均銘柄以外では、一部証券会社によるカバレッジ開始が材料視されて広済堂HD<7868>が大幅高となった。セクターでは、サービス業、医薬品、石油・石炭製品、情報・通信業、保険業などが下落した一方、証券・商品先物、海運業、パルプ・紙、鉄鋼、倉庫・運輸関連などが上昇した。後場の注目は、中国当局による株式市場支援策を受けての中国株の動向だ。24日の香港ハンセン指数は前日比3.55%高と強かったことから、本日もこの流れが継続すれば、中国関連銘柄への刺激材料となろう。前場弱かったニデックや、信越化<4063>、村田製作所<6981>が下げ幅縮小、もしくは切り返す展開となれば、日経平均も大引けにかけて切り返す可能性がある。■ドル・円は小じっかり、ドル買い地合いで25日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、147円43銭から147円85銭まで値を上げた。日経平均株価の下げ幅拡大で、やや円買いに振れる場面もあった。ただ、底堅い米10年債利回りを背景にドル買い地合いが続き、148円を目指す展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円43銭から147円85銭、ユーロ・円は160円50銭から160円73銭、ユーロ・ドルは1.0870ドルから1.886ドル。■後場のチェック銘柄・KG情報<2408>、ブレインズテクノロジー<4075>など、6銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップはリクルートHD<6098>、同2位はファーストリテ<9983>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・1月製造業PMI速報値:50.3(予想:47.6、12月:47.9)・米・1月サービス業PMI速報値:52.9(予想:51.5、12月:51.4)・米・1月総合PMI速報値:52.3(予想:51.0、12月:50.9)【要人発言】・カナダ中銀「経済が想定通りに推移すれば追加利上げの必要はない」「しつこいコアインフレを懸念」<国内>・1月政府月例経済報告<海外>特になし
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2024/01/25 12:37
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小じっかり、ドル買い地合いで
*12:15JST 東京為替:ドル・円は小じっかり、ドル買い地合いで
25日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、147円43銭から147円85銭まで値を上げた。日経平均株価の下げ幅拡大で、やや円買いに振れる場面もあった。ただ、底堅い米10年債利回りを背景にドル買い地合いが続き、148円を目指す展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円43銭から147円85銭、ユーロ・円は160円50銭から160円73銭、ユーロ・ドルは1.0870ドルから1.886ドル。
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2024/01/25 12:15
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):オービック、ニデック、インフォネットなど
*11:49JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):オービック、ニデック、インフォネットなど
塩水糖<2112>:323円 カ -ストップ高買い気配。前日に24年3月期の業績上方修正を発表、営業利益は従来の5.2億円から14.7億円、前期比2.4倍にまで引き上げ。精糖事業において販売価格の適正化などが進んだことが背景。また、特別配当、記念配当の実施により、年間配当金は従来計画の5円から9円に引き上げている。さらに、3年以上保有株主に対する優待拡充などの長期保有株主優待制度を新設するとも発表している。オービック<4684>:23475円(-1245円)大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表している。10-12月期営業利益は181億円で前年同期比12.5%増、上半期の同15.2%増からやや増益率は鈍化しているが、ほぼ想定通りの着地であったとみられる。また、年間配当金は従来計画の260円から300円に引き上げ、前期比では50円の増配となるが、利回り水準からみてインパクトは限定的なもよう。SI部門の増収率減速などもあって、出尽くし感からの利食い売りが先行。ディスコ<6146>:40490円(-240円)伸び悩んで反落。前日に第3四半期の決算を発表している。10-12月期営業利益は304億円で前年同期比25.1%増となり、ほぼ市場予想線上での着地となっている。出荷額は10-12月期773億円に対して、1-3月期のガイダンスは859億円としており、こちらも想定の範囲内とみられる。生成AI関連向け出荷見通しは従来より強まったなどのコメントはポジティブ視されるが、足元の株価上昇を受けて想定内の決算が出尽くし感につながる格好へ。レーザーテック<6920>:41220円(+1340円)大幅反発。前日には蘭半導体製造装置大で露光装置最大手のASMLが決算を発表している。10-12月期受注は91.9億ユーロとなり、前四半期の26億ユーロから大幅に増加している。市場予想の36億ユーロも大幅に上回り、株価は9.7%の急騰となっている。EUV露光用フォトマスク欠陥検査装置で圧倒的なシェアを占める同社にはポジティブな連想感が働く形に。日本電子なども同様に、ASMLの株高が材料視されている。ニデック<6594>:5600円(-298円)大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表している。10-12月期営業利益は536億円で前年同期比では91.0%増と大幅増益になったが、構造改革費用減の影響が大きく、前四半期の556億円からは減益となる形に。市場予想もやや下回る着地。通期計画は従来の2200億円から1800億円、前期比80.1%増に下方修正、e-Axle事業での構造改革費用計上が主因。同事業が前四半期比で赤字拡大となっていることもネガティブに捉えられる。ノイルイミューン<4893>:200円(+3円)大幅に続伸。23年12月期の営業損益予想を従来の15.35億円の赤字から7.75億円の赤字(前期実績1.06億円の赤字)に上方修正している。パイプライン「NIB101」の治験の遅れで第1相臨床試験に関する支出が減少しているため。同パイプラインについては、製造委託先に対する継続的な監視を行うとともに、バックアップとなる製造委託先の検討を進めているという。販管費の節減に努めたことも赤字縮小に寄与した。インフォネット<4444>:1299円(+260円)大幅に続伸。AIライティングサービス「LENSAwriter」をリリースとしたと発表している。テーマやキーワードを選択することでAIを利用した記事作成ができる。また、作成された記事の類似チェック、ひとつの記事を複数ユーザーで編集できる共有編集機能を搭載しているという。LENSAwriterの開発については12月15日に開示済みだが、リリースを受けて改めて買いが入っているようだ。アルー<7043>:904円(+121円)大幅に4日続伸。リログループ<8876>傘下で福利厚生アウトソーシングサービスを手掛けるリロクラブ(東京都新宿区)が運営する「福利厚生倶楽部」にラーニングマネジメントシステム「etudes」を「Reloかんたんラーニング」として提供すると発表している。アルーは福利厚生倶楽部の会員710万人へ教育コンテンツを届けることが可能になり、リロクラブは潜在的な顧客会員の教育ニーズを満たすことができるようになるとしている。
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2024/01/25 11:49
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は引き続き147円60銭台で推移
*11:35JST 東京為替:ドル・円は引き続き147円60銭台で推移
25日午前の東京市場でドル・円は147円60銭台で推移。147円42銭から147円85銭まで強含み。米経済指標の改善を受けてドルは引き続き底堅い動きを保っている。147円台前半以下には顧客筋などのドル買い注文が残されており、147円20銭近辺で下げ渋る状態が続くとみられる。ここまでの取引レンジは147円42銭-147円85銭、ユーロ・ドルはもみ合い。1.0870ドル-1.0887ドル、ユーロ・円はもみ合い。160円48銭から160円74銭で推移。
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2024/01/25 11:35
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は147円台後半で推移、底堅い動きを維持
*10:31JST 東京為替:ドル・円は147円台後半で推移、底堅い動きを維持
25日午前の東京市場でドル・円は147円70銭台で推移。147円42銭から147円85銭まで強含み。米経済指標の改善を受けてドルは底堅い動きを保っている。147円台前半には顧客筋などのドル買い注文が残されており、ドルは147円20銭近辺で下げ渋る状態が続くとみられる。ここまでの取引レンジは147円42銭-147円85銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0870ドル-1.0886ドル、ユーロ・円はもみ合い。160円48銭から160円74銭で推移。
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2024/01/25 10:31
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は147円60銭台で推移、米経済指標の改善を受けてドルは底堅い動きを保つ
*09:46JST 東京為替:ドル・円は147円60銭台で推移、米経済指標の改善を受けてドルは底堅い動きを保つ
25日午前の東京市場でドル・円は147円60銭台で推移。147円42銭から147円71銭まで強含み。米経済指標の改善を受けてドルは底堅い動きを保っている。147円台前半には顧客筋などのドル買い注文が残されており、ドルは147円20銭近辺で下げ渋る状態が続くとみられる。ここまでの取引レンジは147円42銭-147円71銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0875ドル-1.0887ドル、ユーロ・円はもみ合い。160円48銭から160円68銭で推移。
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2024/01/25 09:46
注目トピックス 市況・概況
日経平均は76円安、寄り後は軟調
*09:11JST 日経平均は76円安、寄り後は軟調
日経平均は76円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことに加え、23日の植田日銀総裁の記者会見を受け、日銀が金融政策の正常化に向かうとの観測が強くなっていることや、米国の早期利下げ観測が後退していることなどが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの2日間で300円を超す下げとなったものの、依然、高値警戒感が意識され、積極的な買いを手控える向きもあり、寄付き段階では売り買いが拮抗し、日経平均は小幅に下落して始まった。寄り後、日経平均は一時上げに転じたが、その後は軟調に推移している。
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2024/01/25 09:11
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:フューチャーやVテクなどに注目
*09:06JST 個別銘柄戦略:フューチャーやVテクなどに注目
昨日24日の米株式市場でNYダウは99.06ドル安の37806.39、ナスダック総合指数は55.97pt高の15481.92、シカゴ日経225先物は大阪日中比15円安の36245円。為替は1ドル=147.40-50円。今日の東京市場では、24年3月期配当予想を上方修正したオービック<4684>、投資有価証券売却益3.26億円を24年12月期第1四半期い特別利益に計上すると発表したユーグレナ<2931>、経営支援・DX・投資事業を手掛けるリヴァンプと経営統合に向け合意したと発表したフューチャー<4722>、中国大手パネルメーカーのOLED工程内にサルベージ専用ラインを設置し4月から本格サービスを開始すると発表したVテク<7717>、東証スタンダードでは、93年12月期業績見込みを上方修正した白洋舎<9731>、23年12月期は利益が従来予想を上回って着地したKG情報<2408>、24年2月期配当予想を上方修正したトーヨーアサノ<5271>、24年3月期業績予想の上方修正と増配を発表したWDI<3068>、24年3月期業績予想の上方修正と特別配と記念配当実施・長期保有株主優待制度の新設を発表した塩水糖<2112>、発行済株式数の3.27%上限の自社株買いと買付け委託を発表したスーパーバッグ<3945>などが物色されそうだ。一方、24年3月期営業利益が1.6%減予想と発表したディスコ<6146>、24年3月期利益予想を下方修正したニデック<6594>、12月の個別経常利益が39.39億円の赤字となった神戸物産<3038>などは軟調な展開が想定される。
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2024/01/25 09:06
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の押し目狙いに~
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の押し目狙いに~
25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■ハイテク株の押し目狙いに■ニデック、24/3下方修正 営業利益1800億円←2200億円■前場の注目材料:UBE、ガス分離膜に追加投資、バイオメタン抽出需要増■ハイテク株の押し目狙いに25日の日本株市場は、決算発表が本格化するなか、こう着感が強まりやすい相場展開が意識されそうだ。24日の米国市場は、NYダウが99ドル安、ナスダックは55ポイント高だった。ネットフリックスやASMLホールディングの好決算を背景に、ハイテク・半導体関連銘柄を中心に買いが入り上昇をけん引した。しかし、米長期金利の上昇に伴いNYダウは下げに転じ、前日の終値近辺でもみ合う展開。S&P500指数は最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の36245円、円相場は1ドル147円40銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時36080円まで売られたが、節目の36000円に接近する局面では底堅さがみられており、下値の堅さは意識されそうだ。また、米国ではハイテク株の強い値動きが目立つなか、ナスダック指数は5日続伸、SOX指数は最高値を更新しており、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均を下支えすることが期待される。一方で、国内においても主要企業の決算発表が本格化してきた。昨日の引け後に決算を発表したニデック<6594>、ディスコ<6146>はPTSで弱い値動きを見せており、売り一巡後に底堅い値動きをみせてくるかが注目される。持ち高調整の流れが強まってくるようだと、相場全体のセンチメントを冷ます格好に向かいやすいだろう。もっとも、年初からの急ピッチの上昇によって買い遅れている投資家においては、押し目狙いのタイミングにもなりそうだ。また、昨日は日銀による金融政策の正常化観測からリバランスの動きが目立っていた。利食いも入りやすい水準でもあるほか、決算ピークとなれば機関投資家は動きづらくなるため、短期的な売買に振らされやすい需給状況にもなりやすい。短期的には中小型株での値幅取り狙いに向かいやすい局面ではあるが、足もとの需給状況からは、ハイテク株の押し目狙いに向かいやすいと考えられる。■ニデック、24/3下方修正 営業利益1800億円←2200億円ニデック<6594>は2024年3月期業績予想の修正を発表。売上高は2兆2000億円から2兆3000億円に上方修正した一方で、営業利益を2200億円から1800億円に下方修正した。中国の電気自動車(EV)市場の競争激化を受け、部品事業で構造改革費用を計上する。なお、収益性重視の方針に転換したため、EV用モーターの販売台数の見通しは公表しないことを決めた。■前場の注目材料・ナスダック総合指数は上昇(15481.92、+55.98)・SOX指数は上昇(4483.33、+68.07)・米原油先物は上昇(75.09、+0.72)・米国のインフレ沈静化観測・UBE<4208>ガス分離膜に追加投資、バイオメタン抽出需要増・NITTOKU<6145>巻線機保守を拡大、ベトナム・ブラジル増強・ニデック<6594>インド・アフリカに積極投資、成長性に大きな期待・東京ガス<9531>チュオン・タンなどとベトナムでLNG調達・気化・発電で新会社・テイ・エス テック<7313>金型新工場4月稼働、一元化で車部品の品質向上・横浜ゴム<5101>フィリピンで設備増強、タイヤ生産、1日3.2万本・日本ガイシ<5333>水素燃焼炉を公開、脱炭素化へ技術確立目指す・カーメイト<7297>自転車型の電動モビリティー発売・不二越<6474>北米で超硬ドリル増産、航空機需要に照準・コマツ<6301>ブラジルに修理拠点、鉱山機械を強化・三菱重<7011>3基完成、仏原発向け蒸気発生器・ACSL<6232>米でドローン拡販、現地企業と覚書・NTT<9432>NTT東日本、次世代通信技術でユースケース共創、実証の2施設開設・NTT<9432>ドコモ、ロボハンドの力加減適切に、慶大と、無線自律制御に成功・SCSK<9719>仮想基盤会社と提携、車載ソフトを効率開発・ネツレン<5976>鋼材接合で新技術、強度・精度向上・東レ<3402>ステンレス鋼並み強度の樹脂フィルム開発・清水建設<1803>クレーン遠隔操作実証、機上操作と生産性同等・東京電力HD<9501>撤去電柱で地盤改良、東電物流と東電PG、戸建住宅向けに工法提供・日本触媒<4114>理研と、海洋生分解プラ開発、27年めど量産・三菱ガス化学<4182>社長・藤井政志氏、CO2回収、メタノールに・出光興産<5019>山口製油所を脱炭素エネ拠点に、精製停止後の跡地活用☆前場のイベントスケジュール<国内>・1月政府月例経済報告<海外>・特になし
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2024/01/25 08:38
注目トピックス 市況・概況
24日の米国市場ダイジェスト:NYダウは99ドル安、金利高が重石
*08:19JST 24日の米国市場ダイジェスト:NYダウは99ドル安、金利高が重石
■NY株式:NYダウは99ドル安、金利高が重石米国株式市場はまちまち。ダウ平均は99.06ドル安の37,806.39ドル、ナスダックは55.97ポイント高の15,481.92で取引を終了した。寄り付きは上昇。動画配信のネットフリックスや半導体製造メーカーASMLホールディングの好決算を背景にハイテク・半導体関連銘柄を中心に買いが入り上昇をけん引した。しかし、長期金利の上昇に伴い上昇幅を縮小させるとダウ平均は下げに転じ、前日の終値近辺でもみ合う展開。結局小幅安で取引を終え、一方ナスダックは5日続伸した。セクター別では、半導体・同製造装置、メディア・娯楽などが上昇した一方、電気通信サービス、家庭・パーソナル用品、不動産などが下げた。動画配信のネットフリックス(NFLX)が急伸。前日引け後に発表した四半期決算で会員数の伸びが市場予想を大きく上回り、売上高も市場予想を上回った。半導体製造装置メーカーのASMLホールディング(ASML)も市場予想を上回る内容の四半期決算を発表し上昇した。半導体のテキサス・インスツルメンツ(TXN)は前日引け後に発表した業績見通しが市場予想を下回り、下落。消費財メーカーのキンバリー・クラーク(KMB)は四半期決算が失望され売られた。通信のAT&T(T)は四半期決算は市場予想を上回る内容だったが、業績見通しが市場予想を下回り下落した。半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は投資判断の引き上げを受けて上昇。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は取引終了後に四半期決算を発表。売上高と1株利益(調整後)が市場予想を下回ったほか、成長の鈍化を警告し売られている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:日銀思惑で円買い先行後、米PMI急改善などでドル買い24日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円66銭へ下落後、147円64銭まで上昇し、147円58銭で引けた。日銀のマイナス金利解除観測が広がるなか、米10年債利回りが4.08%台へ低下し、ドル売り、円買いが先行した。その後、米国の1月製造業PMI速報値の50台回復やサービス業PMI速報値の予想上振れ、原油在庫の大幅減を受けた原油高、財務省の5年債入札不調で、10年債利回りが4.18%台へ反発し、ドル買い戻しが強まった。ユーロ・ドルは1.0932ドルへ上昇後、1.0878ドルまで下落し、1.0881ドルで引けた。ユーロ・円は159円98銭へ下落後、160円72銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.2775ドルへ上昇後、1.2714ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.8607フランへ下落後、いったん0.8645フランまで上昇した。■NY原油:強含みで75.09ドル、供給不安増大で買い強まるNY原油先物3月限は強含み(NYMEX原油3月限終値:75.09 ↑0.72)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+0.72ドルの75.09ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは73.94ドル-75.83ドル。ロンドン市場で73.94ドルまで下落したが、米国市場の中盤にかけて75.83ドルまで買われた。供給不安の増大を懸念した買いが再び活発となった。通常取引終了後の時間外取引では主に75ドル台で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 32.98ドル +0.21ドル(+0.64%)モルガン・スタンレー(MS) 87.57ドル +0.83ドル(+0.95%)ゴールドマン・サックス(GS)379.40ドル -1.37ドル(-0.35%)インテル(INTC) 49.09ドル +0.20ドル(+0.40%)アップル(AAPL) 194.50ドル -0.68ドル(-0.34%)アルファベット(GOOG) 150.35ドル +1.67ドル(+1.12%)メタ(META) 390.70ドル +5.50ドル(+1.42%)キャタピラー(CAT) 290.68ドル +1.85ドル(+0.64%)アルコア(AA) 29.76ドル +0.25ドル(+0.84%)ウォルマート(WMT) 160.50ドル -2.30ドル(-1.41%)
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2024/01/25 08:19
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は159円台で下げ渋る状態が続く見通し
*08:13JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は159円台で下げ渋る状態が続く見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に164円30銭(2023/11/16)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は主要政策金利を当面据え置く可能性が高い。日本銀行が4月にもマイナス金利政策を解除することは織り込み済み。そのため、新たなユーロ売り・円買い材料が提供されない場合、ユーロ・円は159円台で下げ渋る状態が続くとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの主要政策金利による早期利下げ観測・中東情勢の悪化、ユーロ圏経済の減速懸念・日欧金利差の縮小観測【ユーロ買い要因】・2024年に複数回の米利下げ予想・ドイツなどユーロ圏諸国のインフレ率は高止まりの可能性・米欧金利差縮小の可能性
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2024/01/25 08:13
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:米経済指標改善でドルは底堅い動きを保つ可能性
*08:10JST 今日の為替市場ポイント:米経済指標改善でドルは底堅い動きを保つ可能性
24日のドル・円は、東京市場では148円40銭まで買われた後、147円70銭まで反落。欧米市場では147円79銭から146円66銭まで売られたが、147円55銭で取引終了。本日25日のドル・円は主に147円台で推移か。米国経済指標の改善を受けてドルは底堅い動きとなる可能性がある。米S&Pグローバルが1月24日発表した1月総合PMI速報値は52.3で12月実績を上回った。昨年6月以来の水準。サービス業と製造業の指数はいずれも上昇。指数は上昇したが、インフレ緩和を示唆する内容であるとみられている。製造業PMIは50.3で節目の50を超えた。サービス業PMIは12月実績を上回る52.9に上昇し、昨年6月以来の水準となった。ただ、報告によると資材調達の遅延が増加し原材料価格に上昇圧力がかかる可能性があるようだ。製造業のリードタイムは2022年10月以来の長さとなったと指摘されている。1月総合PMI速報値の改善を受けて金融市場では5月利下げの確率は若干低下した。次回開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では政策金利の据え置きが決まる見込みだが、インフレ緩和のペースは加速していないことから、早期利下げについて消極的な見解が提示されることになりそうだ。
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2024/01/25 08:10