注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
日経平均は230円高、企業決算や米経済指標に関心
*14:42JST 日経平均は230円高、企業決算や米経済指標に関心
日経平均は230円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、京セラ<6971>などがプラス寄与上位となっており、一方、アドバンテスト<6857>、KDDI<9433>、豊田通商<8015>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、不動産業、銀行業、輸送用機器、保険業、証券商品先物が値上がり率上位、海運業、卸売業、倉庫運輸関連、サービス業、その他製品が値下がり率上位となっている。日経平均は底堅く推移している。今日はこの後、アステラス薬<4503>、オムロン<6645>、三菱電<6503>、三菱UFJ<8306>などが決算発表を予定している。米国では今晩、1月の米サプライマネジメント協会(ISM)サービス業景況感指数が発表される。企業決算では、マクドナルド、キャタピラーなどが23年10-12月期決算を発表する。
<SK>
2024/02/05 14:42
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは上昇、高値警戒感が継続
*14:13JST 日経平均VIは上昇、高値警戒感が継続
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+0.48(上昇率2.48%)の19.87と上昇している。なお、今日ここまでの高値は20.45、安値は19.44。先週末の米株式市場で主要指数が上昇したことや、外為市場で朝方、先週末2日15時頃に比べ2円20銭ほど円安・ドル高が進んだことを受け、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では引き続き高値警戒感が意識されており、こうした中、今日の日経225先物が取引開始後に伸び悩む場面があったものの総じて下値の堅い推移となっていることから高値警戒感が継続し、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは先週末の水準を上回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
<SK>
2024/02/05 14:13
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、米金利は変わらず
*14:02JST 東京為替:ドル・円は底堅い、米金利は変わらず
5日午後の東京市場でドル・円は148円40銭台と、底堅い値動きが続く。148円台ではドルに利益確定や戻り待ちの売りが強まり、やや下押しされやすい。ただ、前週末の強い米雇用統計を受け連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測は後退している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円31銭から148円82銭、ユーロ・円は159円86銭から160円27銭、ユーロ・ドルは1.0767ドルから1.0785ドル。
<TY>
2024/02/05 14:02
注目トピックス 市況・概況
日経平均は189円高、一段の上値追いには慎重
*13:52JST 日経平均は189円高、一段の上値追いには慎重
日経平均は189円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、京セラ<6971>などがプラス寄与上位となっており、一方、アドバンテスト<6857>、KDDI<9433>、TDK<6762>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、不動産業、銀行業、輸送用機器、保険業、証券商品先物が値上がり率上位、海運業、卸売業、倉庫運輸関連、その他製品、鉱業が値下がり率上位となっている。日経平均はやや伸び悩んだ水準で小動きとなっている。前場に日経平均が伸び悩む場面があったが、下値の堅い展開だったことから、東京市場で安心感となっているもよう。一方、ダウ平均先物がやや軟調な動きとなっていることもあり、東京市場は一段の上値追いには慎重のようだ。
<SK>
2024/02/05 13:52
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:下げ渋りか、早期利下げ期待後退も決算にらみ
*13:46JST 米国株見通し:下げ渋りか、早期利下げ期待後退も決算にらみ
(13時30分現在)S&P500先物 4,967.00(-13.25)ナスダック100先物 17,682.00(-50.75)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は90ドル安。長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ2日の主要3指数は続伸。序盤から上げ幅拡大の展開となり、ダウは134ドル高の38654ドルで取引を終えS&Pとともに過去最高値を更新した。注目された雇用統計は市場予想を上回り連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ期待は後退し、長期金利を押し上げた。しかし、前日引け後に発表されたメタ・プラットフォームズやアマゾン、アップルなどの好決算を背景にハイテク関連への買いが優勢となり、相場をけん引した。本日は下げ渋りか。次回3月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始はさらに遠のき、売り先行となりそうだ。今晩発表のISM非製造業景況指数も前回を上回ると予想され、金利高を手がかりにハイテク関連への売りが優勢に。一方、決算発表ではキャタピラーやマクドナルドなど指数への寄与度の高い銘柄が注目され、堅調なら相場を支える見通し。もっとも、利益確定や持ち高調整の売りが、指数の戻りを抑えるとみる。
<TY>
2024/02/05 13:46
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小安い、中国・香港株は軟調
*13:38JST 東京為替:ドル・円は小安い、中国・香港株は軟調
5日午後の東京市場でドル・円は小安く推移し、148円31銭まで値を下げた。本日の上昇分を帳消し。日経平均株価は前週末比約200円高と堅調だが、上海総合指数と香港ハンセン指数は軟調地合いとなり、リスク回避的な円買いが主要通貨を下押しする。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円31銭から148円82銭、ユーロ・円は159円86銭から160円27銭、ユーロ・ドルは1.0767ドルから1.0785ドル。
<TY>
2024/02/05 13:38
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は安値圏、利益確定売りで
*13:22JST 東京為替:ドル・円は安値圏、利益確定売りで
5日午後の東京市場でドル・円は148円30銭台と、本日安値圏でのもみ合い。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は改めて3月利下げの可能性に否定的な見解を示し、ドル買いに振れやすい。ただ、ドルは利益確定売りが強まり、下押しされた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円35銭から148円82銭、ユーロ・円は159円91銭から160円27銭、ユーロ・ドルは1.0767ドルから1.0785ドル。
<TY>
2024/02/05 13:22
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~半導体株安く上値重いが、決算銘柄の物色続く
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株安く上値重いが、決算銘柄の物色続く
5日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は続伸、半導体株安く上値重いが、決算銘柄の物色続く・ドル・円は伸び悩み、仲値にかけて失速・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は京セラ<6971>■日経平均は続伸、半導体株安く上値重いが、決算銘柄の物色続く日経平均は続伸。先週末比200.19円高(+0.55%)の36358.21円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えている。2日の米国株式市場では、ダウ平均は134.58ドル高(+0.35%)の38654.42ドル、ナスダックは267.31ポイント高(+1.74%)の15628.95、S&P500は52.42ポイント高(+1.07%)の4958.61で取引を終了した。一部主要ハイテク企業決算や1月雇用統計受け、寄り付き後はまちまち。雇用統計やミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を上回り労働市場や消費の強さが再確認され成長期待にダウは上昇に転じた。また、利下げ期待が後退したものの好決算を受けたアマゾンやメタの上昇でハイテクが特に買われ相場全体を支援。終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了した。ダウは連日で過去最高値を更新。米国株高や為替の円安推移などを材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は36400円台で取引を開始した後は、値がさ半導体株が弱いことなどが影響して徐々に上値の重い展開に。アジア株式市場で、上海総合指数が先週末比2%超の大幅安となっていることも影響して、買い一巡後の日経平均は36300円台でのもみ合いとなった。ただ、引き続き決算発表銘柄への物色は活発で、前場の売買代金は2.6兆円と大商いとなっている。日経平均採用銘柄では、期末配当予想の増額と自己株取得および消却発表を受けて、三越伊勢丹<3099>が昨年来高値を更新。また、24年3月期第3四半期累計純利益が通期計画を超過したみずほ<8411>が買われたほか、キーエンス<6861>、パナHD<6752>も決算が材料視されて上昇。日経平均採用以外では、23年10-12月期営業利益の増益転換など好業績が材料視されてネットワン<7518>が大幅高となったほか、ジーテクト<5970>、エフ・シー・シー<7296>も決算をきっかけに急騰した。一方、24年3月期損益見通しが過去最大の2450億円の赤字となった住友化学<4005>がきつい下げとなったほか、23年10-12月期営業利益が市場予想を下振れたことから村田製作所<6981>も売り優勢となった。このほか、スクリーンHD<7735>、アドバンテスト<6857>、丸紅<8002>がさえない。セクターでは、不動産業、銀行業、輸送用機器、保険業、パルプ・紙などが上昇した一方、卸売業、海運業、電気・ガス業、倉庫・運輸関連業、空運業などが下落した。後場の日経平均は、弱い中国株の動向次第では先週末比マイナスとなる場面もありそうだが、決算発表銘柄への旺盛な物色意欲は強いことから東証プライム市場の売買代金は5兆円近くまで膨らむ可能性がある。後場動きそうな決算銘柄は、12時台の大林組<1802>、日本郵船<9101>、13時台の王子HD<3861>、東ソー<4042>、伊藤忠<8001>、14時台のプリマハム<2281>、千代建<6366>、ホーチキ<6745>、住友商<8053>、SRSHD<8163>あたりを注目したい。■ドル・円は伸び悩み、仲値にかけて失速5日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み、148円35銭から148円82銭まで上昇後は失速した。前週末の強い米雇用統計を受け米10年債利回りは底堅く、ドルは売りづらい展開。ただ、仲値にかけて国内勢のドル売りに押され、148円前半に値を下げた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円35銭から148円82銭、ユーロ・円は159円91銭から160円27銭、ユーロ・ドルは1.0767ドルから1.0785ドル。■後場のチェック銘柄・sMedio<3913>、ピアズ<7066>など、4銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値上り寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は京セラ<6971>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・1月失業率:3.7%(予想:3.8%、12月:3.7%)・米・1月非農業部門雇用者数:+35.3万人(予想:+18.5万人、12月:+33.3万人)・米・1月平均時給:前年比+4.5%(予想:+4.1%、12月:+4.3%←+4.1%)【要人発言】・ボウマンFRB理事「まだ利下げが適切な段階に達していない」「インフレは一段と鈍化を予想」「インフレ進展が停滞したら引き続き利上げの意向」「上向きのインフレリスクは存続、引き続き警戒」<国内>特になし<海外>・16:00 独・12月貿易収支(11月:+208億ユーロ)
<CS>
2024/02/05 12:31
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、仲値にかけて失速
*12:06JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、仲値にかけて失速
5日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み、148円35銭から148円82銭まで上昇後は失速した。前週末の強い米雇用統計を受け米10年債利回りは底堅く、ドルは売りづらい展開。ただ、仲値にかけて国内勢のドル売りに押され、148円前半に値を下げた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円35銭から148円82銭、ユーロ・円は159円91銭から160円27銭、ユーロ・ドルは1.0767ドルから1.0785ドル。
<TY>
2024/02/05 12:06
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は148円50銭台で推移、底堅い値動きを維持
*11:59JST 東京為替:ドル・円は148円50銭台で推移、底堅い値動きを維持
5日午前の東京市場でドル・円は148円50銭台で推移。148円36銭から148円82銭まで強含み。米長期金利の上昇を意識したドル買いは一巡したが、目先的に148円台を維持する可能性は高いとみられる。ここまでの取引レンジは148円36銭-148円82銭、ユーロ・ドルは下げ渋り。1.0767ドル-1.0787ドル、ユーロ・円は下げ渋り。159円91銭から160円27銭まで値下がり。
<MK>
2024/02/05 11:59
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):ネットワン、パナHD、DELTA-Pなど
*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ネットワン、パナHD、DELTA-Pなど
ネットワン<7518>:2741円(+329円)大幅続伸。先週末に第3四半期決算を発表している。10-12月期営業利益は57.5億円で前年同期比22.5%増となり、第1、第2四半期の2ケタ減から増益に転じている。30億円レベルであった市場予想も上回っている。通期予想は据え置きだが、上振れも意識される状況となっている。一方、受注高は下振れ傾向となっており、来期の業績動向などは依然不透明との見方もあるようだ。みずほ<8411>:2778.5円(+92円)大幅続伸。先週末に第3四半期決算を発表、累計純利益は6423億円で前年同期比18.2%増となり、通期計画6400億円の水準に達している。みずほ証券の米国事業などが好調で、政策保有株の売却なども進んでいるもよう。順調な決算を評価する動きに加えて、雇用統計発表後に米国の長期金利が上昇し、本日は銀行株が買い優勢となっていることも追い風とみられる。村田製<6981>:3035円(-31円)反落。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は762億円で前年同期比2.9%減となり、850億円程度の市場予想を下振れている。ただ、稼働調整や評価損計上などの一過性要因もあったもよう。在庫の削減などは進む格好となっている。通期予想は2700億円で前期比9.5%減を据え置き。第4四半期には地震関連損失なども織り込んでいるようで、底堅い推移とも捉えられるが、株価が高値圏にある中、利食い売りが先行する状況となる。キーエンス<6861>:67930円(+1840円)大幅反発。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1219億円で前年同期比4.5%減、2四半期連続での減益となったが、市場コンセンサス並み水準での着地に。中国景気低迷の影響が懸念されていた中、底堅い業績動向確認で安心感が先行する形のもよう。営業利益率は前四半期比でやや低下しているが、体制強化を見据えた海外での人員増による販管費率上昇が背景になっている。パナHD<6752>:1460円(+77.5円)大幅続伸。先週末に第3四半期決算を発表。10-12月期営業利益は1274億円で前年同期比50.9%増となり、市場予想の1030億円程度を大きく上回る着地となっている。IRA補助金効果を除いてもエナジー事業は増益転換しており、過度な警戒感の後退にもつながっているようだ。通期計画は4000億円で前期比38.6%増を据え置き、くらし事業を下方修正しているものの、オートモーティブの好調などがカバーするようだ。yutori<5892>:2583円(+16円)大幅に3日ぶり反発。新規ブランド立ち上げに向け、一般公募からなるオーディションを開催すると発表している。応募期限は12日。一般参加可能でアパレル経験は不問。優勝者はyutoriグループで自身のブランドを立ち上げられ、準備金として500万円が用意される。また、レディースブランド「nemne store」がTikiTokアカウントから誕生したアイドルグループとコラボレーションし、トラックジャケットと裏毛スウェットを販売する。免疫生物研究所<4570>:446円(-39円)大幅に反落。24年3月期第3四半期累計(23年4-12月)の営業利益を前年同期比43.0%減の0.10億円と発表している。化粧品関連事業や抗体関連事業のTGカイコサービスの損失が縮小したものの、同事業の診断試薬サービスで抗体製品や牛海綿状脳症測定キットの売上高を第4四半期以降に計上する見込みとなったほか、システム関連コストの増加が響き、減益となった。通期予想は前期比54.2%増の0.90億円で据え置いた。DELTA-P<4598>:876円(+69円)大幅に6日ぶり反発。上皮成長因子受容体遺伝子変異陽性の非小細胞肺がん患者(ステージ3/4)を対象に、経口剤「DFP-14323」とアファチニブ(20mg/日)の併用群とアファチニブ(40mg/日)単独群との臨床第3相比較試験(優越性検証)の治験を実施するため、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に治験届を提出し、治験実施に対する調査が完了したと発表している。上乗せ効果が実証できれば、患者に優しいがん免疫療法剤が提供できるとしている。
<ST>
2024/02/05 11:35
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は引き続き148円台後半で推移
*10:59JST 東京為替:ドル・円は引き続き148円台後半で推移
5日午前の東京市場でドル・円は148円70銭台で推移。148円36銭から148円82銭まで強含み。米雇用統計の改善を意識したドル買いが観測されており、148円台を維持する可能性が高いとみられる。ここまでの取引レンジは148円36銭-148円82銭、ユーロ・ドルは下げ渋り。1.0767ドル-1.0787ドル、ユーロ・円は下げ渋り。159円96銭から160円27銭まで値下がり。
<MK>
2024/02/05 10:59
注目トピックス 市況・概況
日経平均は257円高、寄り後はもみ合い
*09:06JST 日経平均は257円高、寄り後はもみ合い
日経平均は257円高(9時5分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。先週末2日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを引き継いだ。また、外為市場で1ドル=148円50銭台と、先週末2日15時頃と比べ2円20銭ほど円安・ドル高方向に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、23年4-12月期決算発表が佳境となっており、好決算や好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、引き続き日経平均は高値警戒感が意識された。また、9日に株価指数先物オプション2月物の特別清算指数(SQ)算出を控え、日経平均への思惑的な売買を警戒する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
<SK>
2024/02/05 09:06
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:三越伊勢丹や日本酸素HDなどに注目
*09:05JST 個別銘柄戦略:三越伊勢丹や日本酸素HDなどに注目
先週末2日の米株式市場でNYダウは134.58ドル高の38654.42、ナスダック総合指数は267.31pt高の15628.95、シカゴ日経225先物は大阪日中比290円高の36410円。為替は1ドル=148.40-50円。今日の東京市場では、第3四半期累計の事業利益が73.6%増となったFCC<7296>、同じく70.0%増となったジェイテクト<6473>、第3四半期累計の営業利益が47.2%増となった日本酸素HD<4091>、同じく40.7%増となったJMDC<4483>、同じく36.7%増となったパナHD<6752>、第3四半期累計の営業利益が66.7%増となり発行済株式数の2.9%上限の自社株買いを発表した三越伊勢丹<3099>、24年3月期利益予想を上方修正したオルガノ<6368>、24年3月期業績と配当予想を上方修正したSWCC<5805>、ジーテクト<5970>、東証スタンダードでは、24年3月期業績予想を上方修正したアルメディオ<7859>などが物色されそうだ。一方、第3四半期累計の営業利益が35.4%減となった日本精工<6471>、16.2%減となったクオールHD<3034>、第3四半期累計の営業利益が4.9%増と上期の38.2%増から増益率が鈍化した新明和工<7224>、24年3月期営業利益が18.4%減予想と発表したIRJ-HD<6035>、24年3月期業績予想を下方修正したイリソ電子<6908>、24年3月期業績と配当予想を下方修正した住友化<4005>、東証スタンダードでは、24年3月期業績予想を下方修正した高周波<5476>などは軟調な展開が想定される。
<CS>
2024/02/05 09:05
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~米ハイテク株高が支援材料に~
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~米ハイテク株高が支援材料に~
5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■米ハイテク株高が支援材料に■パナソニック、3Q営業利益 36.7%増 3202億円■前場の注目材料:タムラ製作所、メキシコで電子部品倍増、風力・太陽光発電向け■米ハイテク株高が支援材料に5日の日本株市場は、買い一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。2日の米国市場は、NYダウが134ドル高、ナスダックは267ポイント高だった。1月の米雇用統計が予想を上回ったことから米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が後退するなか、売られる局面も見られた。ただし、ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を上回り、消費の強さが再確認され成長期待から上昇に転じた。また、利下げ期待が後退したものの、好決算を受けたアマゾン・ドット・コムやメタ・プラットフォームズの上昇を受けてハイテクが買われ相場全体を押し上げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比290円高の36410円、円相場は1ドル148円40銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場はハイテク株主導の上昇となった。アマゾンやメタの上昇については先週末の時点で織り込まれているものの、エヌビディアが最高値を更新するなど他のハイテク株に買いが広がったことから、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への波及が見込まれる。日経225先物はナイトセッションで一時36430円まで買われる場面が見られ、ボリンジャーバンドの+1σ水準を捉えていた。足もとでは36000円での底堅さが見られるなか、+1σに沿った値動きが続いている。決算がピークを迎えるなか、積極的な上値追いの動きは限られそうであり、決算を手掛かりとした物色が中心になりやすいだろうが、米ハイテク株高が支援材料となるなか、押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識されそうだ。決算では2日の取引終了後に発表したジーテクト<5970>、高橋ウォール<1994>、東京一<3067>、YKT<2693>、共栄タンカー<9130>、三栄コーポ<8119>、タクミナ<6322>、TOA<6809>、ダイヘン<6622>、H2Oリテイル<8242>、アルメディオ<7859>、パナHD<6752>、大平洋金<5541>、荏原実業<6328>、小松マテーレ<3580>、MRO<3064>、オルガノ<6368>などの動向が注目される。■パナソニック、3Q営業利益 36.7%増 3202億円パナソニック<6752>が発表した2024年3月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比1.2%増の6兆3003.06億円、営業利益は同36.7%増の3202.57億円だった。電気自動車(EV)向け電池への米国政府の補助金などが利益を押し上げた。中国経済の減速で電子部品などは不振だったが、自動車部品は堅調だった。■前場の注目材料・日経平均は上昇(36158.02、+146.56)・NYダウは上昇(38654.42、+134.58)・ナスダック総合指数は上昇(15628.95、+267.31)・1ドル=148.40-50円・シカゴ日経先物は上昇(36410、大阪比+290)・SOX指数は上昇(4336.73、+56.24)・VIX指数は低下(13.85、-0.03)・米国のインフレ沈静化観測・タムラ製作所<6768>メキシコで電子部品倍増、風力・太陽光発電向け・ユアサ商事<8074>導入安価な搬送機、ピッキング効率化・住友化学<4005>構造改革加速、当期損益過去最大の2450億円の赤字・ジェイテクト<6473>社長に近藤禎人氏、トヨタ出身、次世代モノづくり強化・パナソニックHD<6752>グループ会社のインダストリー、ISO認証一時停止・日産自<7201>EV活用し建物のエネ管理、来月サービス開始・中部電力<9502>オランダの洋上風力に参画・JVCケンウッド<6632>米トラック向けにディスプレーオーディオ供給・極東開発<7226>エフ・イ・オート、姫路のサービス拠点拡張、特装車、幅広く受け入れ・デンソー<6902>生成AIロボ、会話通じ商品提案、「名鉄商店」で実証・堀場製作所<6856>微量ガス分析計の測定部をモジュール化・タカキタ<6325>イアコーンを効率収穫、付属器具投入・アズビル<6845>社長・山本清博氏、設備のAI保全にニーズ・中西製作所<5941>調理現場DXでugoと協業・ENEOSHD<5020>家庭のプラゴミ再生、大分で実証・大王製紙<3880>4月に衛生紙10%以上値上げ☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 1月マネタリーベース(12月:前年比+7.8%)<海外>・特になし
<ST>
2024/02/05 08:41
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は161円近辺で上げ渋る状態が続く見通し
*08:04JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は161円近辺で上げ渋る状態が続く見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に164円30銭(2023/11/16)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は早い時期に利下げを開始する可能性があるが、日本銀行は3月にマイナス金利政策を解除する可能性がある。このため、新たなユーロ買い・円売り材料が提供されない場合、ユーロ・円は161円近辺で上げ渋る状態が続くとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの主要政策金利による早期利下げ観測・中東情勢の悪化、ユーロ圏経済の減速懸念・日欧金利差の縮小観測【ユーロ買い要因】・2024年に複数回の米利下げ予想・ドイツなどユーロ圏諸国のインフレ率は高止まりの可能性・米欧金利差縮小の可能性
<CS>
2024/02/05 08:04
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:米雇用統計改善でドルは底堅い動きを維持する可能性
*07:58JST 今日の為替市場ポイント:米雇用統計改善でドルは底堅い動きを維持する可能性
2日のドル・円は、東京市場では146円24銭から146円64銭まで反発。欧米市場では146円46銭まで下落した後、一時148円58銭まで上昇し、148円36銭で取引終了。本日5日のドル・円は主に148円台で推移か。米雇用統計の改善を受けてドルは底堅い動きを保つ可能性がある。今後発表される米経済指標の内容次第となるが、1月雇用統計の予想以上の改善を受けて米連邦準備制度理事会(FB)による利下げ開始は5月以降となる可能性が一段と高まった。一方、日本銀行が公表した「金融政策決定会合における主な意見」では賃金と物価の好循環が実現される可能性について肯定的な見方が提示されていた。2月6日発表の12月毎月勤労統計が市場予想を上回る内容だった場合、金融緩和修正への期待が広がり、リスク選好的なドル買い・円売りがやや縮小する可能性がある。
<CS>
2024/02/05 07:58
注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:中財新サービス業PMI、欧ユーロ圏サービス業PMI、米ISM非製造業景況指数など
*06:30JST 今日の注目スケジュール:中財新サービス業PMI、欧ユーロ圏サービス業PMI、米ISM非製造業景況指数など
<国内>09:30 サービス業PMI(1月) 52.709:30 総合PMI(1月) 51.1<海外>09:30 豪・貿易収支(12月) 110.00億豪ドル 114.37億豪ドル10:45 中・財新サービス業PMI(1月) 53.0 52.910:45 中・財新総合業PMI(1月) 52.614:00 印・総合PMI(1月) 61.014:00 印・サービス業PMI(1月) 61.216:00 独・貿易収支(12月) 204億ユーロ18:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(1月) 48.418:00 欧・ユーロ圏総合PMI(1月) 47.919:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(12月) -0.3%20:25 ブ・週次景気動向調査20:30 ブ・経常収支(12月) -75.00億ドル -15.53億ドル20:30 ブ・海外直接投資(12月) 55.43億ドル 77.80億ドル22:00 ブ・サービス業PMI(12月) 50.522:00 ブ・総合PMI(12月) 50.023:45 米・サービス業PMI(1月) 52.923:45 米・総合PMI(1月) 52.324:00 米・ISM非製造業景況指数(1月) 52.2 50.6中・預金準備率引き下げ実施注:数値は市場コンセンサス、前回数値
<CS>
2024/02/05 06:30
注目トピックス 市況・概況
2日の米国市場ダイジェスト:NYダウは134ドル高、ハイテクの好決算を好感
*06:07JST 2日の米国市場ダイジェスト:NYダウは134ドル高、ハイテクの好決算を好感
■NY株式:NYダウは134ドル高、ハイテクの好決算を好感米国株式市場は続伸。ダウ平均は134.58ドル高の38,654.42ドル、ナスダックは267.31ポイント高の15,628.95で取引を終了した。一部主要ハイテク企業決算や1月雇用統計受け、寄り付き後、まちまち。雇用統計やミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を上回り労働市場や消費の強さが再確認され成長期待にダウは上昇に転じた。また、利下げ期待が後退したものの好決算を受けたアマゾン(AMZN)やメタ(META)の上昇でハイテクが特に買われ相場全体を支援。終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了した。ダウは連日で過去最高値を更新。セクタ―別では、メディア・娯楽、小売の上昇が目立った一方、公益事業が下落した。ソーシャルメディアのプラットフォーム、フェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は昨日引け後に発表した決算で売上高が予想を上回り、自社株買い増額や初の配当発表などが好感され大幅続伸。半導体のエヌビディア(NVDA)はアナリストが人工知能(AI)需要増を期待し目標株価を引き上げ、買われた。消費財メーカーのクロロックス(CLX)は四半期決算で昨年のサイバー攻撃による大打撃からの計画より早い回復見通しを示し、上昇。また、アグブーツやHOKAランニングシューズなどを運営する靴メーカーのデッカーズ・アウトドア(DECK)は第3四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回り、上昇した。一方で同業のスケッチャーズ(SKX)は通期の売上や1株利益見通しが予想を下回り、下落。携帯端末のアップル(AAPL)は四半期決算で、アイフォーンの売り上げ増が奏功し利益と売上高が市場予想を上回ったが中国での売上高が13%減と市場予想を下回ったことが嫌気され売られた。メタの時価総額は1970億ドル拡大し国内市場で過去最大の増加幅を記録した。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:ドル反発、1月米雇用統計改善で早期利下げ観測後退2日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円56銭から148円58銭まで上昇し、148円36銭で引けた。米1月雇用統計で失業率が予想を下回り、非農業部門雇用者数が12月から鈍化予想に反して拡大し伸びが1年ぶり最大を記録、さらに、平均時給の伸びも予想を上回り労働市場の強さが証明されたほか、ミシガン大消費者信頼感指数では消費の底堅さや米連邦準備制度理事会(FRB)が注目している同指数の長期期待インフレ率が予想を上回ったため早期利下げ観測が大幅後退。米長期金利上昇に連れドル買いが加速した。ユーロ・ドルは1.0887ドルから1.0780ドルまで下落し、1.0788ドルで引けた。ユーロ・円は159円49銭から160円26銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2770ドルから1.2614ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8556フランから0.8681フランまで上昇した。■NY原油:続落、一時72ドルを下回るNYMEX原油3月限終値:72.28 ↓1.542日のNY原油先物3月限は続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比-1.54ドル(-2.09%)の72.28ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは71.79ドル-74.52ドル。ロンドン市場で74.52ドルまで買われたが、米雇用統計発表後にドル高となり、長期金利は上昇したことを受けて売りが強まり、一時71.79ドルまで反落。通常取引終了後の時間外取引では主に72ドル台で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 33.47ドル -0.08ドル(-0.23%)モルガン・スタンレー(MS) 87.27ドル +0.45ドル(+0.51%)ゴールドマン・サックス(GS)387.86ドル +4.01ドル(+1.04%)インテル(INTC) 42.60ドル -0.76ドル(-1.75%)アップル(AAPL) 185.85ドル -1.01ドル(-0.54%)アルファベット(GOOG) 143.54ドル +0.83ドル(+0.58%)メタ(META) 474.99ドル +80.21ドル(+20.31%)キャタピラー(CAT) 315.09ドル +7.40ドル(+2.40%)アルコア(AA) 29.49ドル -0.20ドル(-0.67%)ウォルマート(WMT) 169.57ドル +1.26ドル(+0.74%)
<ST>
2024/02/05 06:07
注目トピックス 市況・概況
個人投資家・有限亭玉介:相場は強気でも急激な調整には御用心!堅調なテーマ株に注目【FISCOソーシャルレポーター】
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:相場は強気でも急激な調整には御用心!堅調なテーマ株に注目【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年1月29日14時に執筆日本株の好調が目立っている一方で、米国株もNYダウが過去最高値を更新しております。1月25日に発表された米国の実質GDP速報値に関しても、市場予想を上回ったとの事。皆が好況に浮足立っている時こそ、急な調整に注意したいもんですねぇ。改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。1月22日~26日の日経平均は、23日の日銀の金融政策決定会合を境にして同日の後場から下落基調へ向かう相場となりました。37000円台へ突入するかと思いきや、目前で調整局面へ入ったようです。日銀の発表内容はサプライズも無く、市場予想の通りに現状維持だったわけですが、それまでの市場の加熱感が想定以上だったように思えます。とは言え、調整を挟んでも強気相場は現状維持という見方ができるのではないでしょうか。米国株が好調ですし、その勢いが日本株にも波及するのか気になりますな。米ドル円の為替に関しても1月に入ってからは円安に戻ってきました。東証の投資部門売買状況を見ても、1月の1週~3週で海外投資家は買い越しているようです。東証が25年3月からプライム市場の企業に重要情報の英文化を義務付ける事もあり、プライム市場に限らず海外投資家を意識したガバナンスを実施する企業が増える可能性もあります。低PBRの是正に加えて海外投資家へ向けた情報開示など、それにメリットを感じない上場企業のTOBやMBOが今年も増えそうですな。上場企業でも値動きがほとんど無いような銘柄もありますからねぇ。投資家を意識した経営が進めば、自ずと結果が株価にも反映されるのではないでしょうか。目先の調整に慌てる事なく、将来を見据えた投資を心掛けたいもんですな。さて、日経平均の調整が入るとインバウンドや不動産投資関連など堅調なテーマやチャートの銘柄に資金を逃がすのも「カタイ」かと見ています。例えば輸入ブランド専門店展開するセキド<9878>は、1月25日の上方修正が好感されました。昨年末まで底値圏での保ち合いから、上放れした模様です。小型株で足が軽く、決算後も下値を切り上げるか監視中。中古ブランド品販売を手掛けるコメ兵HD<2780>は、インバウンド関連として思惑がありますな。中国の春節を前にじわじわと株価が反応しているようです。チャート(日足)も底を打って切り返すと、25日線・75日線を上回りました。24年3月期は過去最高益となる見通しですので、2月13日の決算発表も注視しております。シティホテル等を手掛けるポラリスHD<3010>もインバウンド関連として要チェックですねぇ。直近で昨年来高値を更新して、トレンドを形成できるか注視しております。24年3月期の業績は急拡大して最高益を更新する予想であり、2月13日の決算発表も見過ごせませんな。設計デザイン会社のドラフト<5070>は、底堅く上昇トレンドを形成している様子。直近の決算では「商業施設・都市開発・環境設計・その他」の領域での業績拡大が際立っておりますな。決算は2月13日です。不動産ファンド事業などを展開するクリアル<2998>は、底値圏から下値を切り上げてきました。不動産DX関連としても思惑があり、「CREAL」のような少額からインターネット上で不動産投資が出来るサービスも手掛けておりますよ。2月14日の決算も注視です。最後は投資銀行事業を手掛けるファーストブラザーズ<3454>です。1月12日の決算と併せて増配を発表すると急動意しましたな。業績はまずまずですが、PBRは1倍割れで中長期的に監視を強めていっても面白味はあるかと。押し目を狙ってみたいものですねぇ。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
<TY>
2024/02/04 10:00
注目トピックス 市況・概況
カナダドルに不透明感【フィスコ・コラム】
*09:00JST カナダドルに不透明感【フィスコ・コラム】
ドル・カナダドル相場は年明け以降の上昇が一服し、足元は一進一退。アメリカとカナダの金融引き締めは休止され、目先も方向感の乏しい値動きが予想されます。一方、隣国アメリカでの大統領選に向けカナダでは早くも警戒感が高まり、相場にも影響しそうです。ドル・カナダドルは昨年12月に5カ月ぶり安値となる1.3176カナダドルまで下落後、ドル買い優勢となり、年明け以降の2週間あまりで一時1.3541カナダドルと2%あまり強含む場面がありました。ただ、その後は連邦準備制度理事会(FRB)とカナダ銀行(中銀)の政策決定をにらみ売り買いが交錯。両中銀の今後の緩和的な政策スタンスをにらみ、トレンドの出にくい相場展開となっています。1月24日に開催されたカナダ中銀の定例会合は、市場の予想通り、5.00%の政策金利を据え置くと決定しました。声明文では従来の「必要ならさらに利上げの用意がある」との文言が削除され、引き締め休止を示唆。政策論議は政策金利をどのぐらいの期間据え置くかという点にシフトしている、とマクレム総裁は述べています。同中銀の利下げが現実的になり、カナダドル売りに振れています。一方、FRBは同30-31日の連邦公開市場委員会(FOMC)で5.25-5.50%の政策金利を4会合連続で維持しました。利下げ時期をめぐり強弱まちまちの意見が出され、フェドウォッチでは3月と6月の金利引き下げについて見方が分かれています。会合後はややドル買いに振れ、カナダドルは対ドルで小幅安に。ただ、やはり先行きの利下げ観測から過度なドル買いは抑制され、目先は動意の薄い展開が見込まれます。カナダドルの値動きを見るうえで、原油相場の動向は要注意です。1月に入り、英米軍がイスラム武装組織フーシ派への攻撃を開始し、それに対するフーシ派の報復により中東は混迷を深めています。ハマスやフーシ派を支援するイランが参戦する可能性は現時点で低いものの、NY原油先物は1バレル=80ドルを目指す展開。それにより資源国通貨のカナダドルは下げづらい地合いとなりそうです。さらに1月以降は米大統領選の予備選が本格化し、トランプ前大統領の返り咲きが注目されています。カナダのトルドー首相は主要な貿易相手のアメリカでトランプ氏再登板の場合、カナダにとって不安が生じるとの認識を示しました。メキシコを合わせた北米3カ国は2020年に新貿易協定USMCAをスタートさせ、2026年の見直しが迫っています。同首相の発言はそれを念頭に置いたものとみられます。2024年のカナダドルは大幅安となることは想定しにくいものの、年後半に向け売り材料が意識されるでしょう。(吉池 威)※あくまでも筆者の個人的な見解であり、弊社の見解を代表するものではありません。
<TY>
2024/02/04 09:00
注目トピックス 市況・概況
来週の相場で注目すべき3つのポイント:米ISM非製造業景況指数、毎月勤労統計、景気ウォッチャー調査
*18:48JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:米ISM非製造業景況指数、毎月勤労統計、景気ウォッチャー調査
■株式相場見通し予想レンジ:上限36800円-下限35800円来週末の9日は2月限オプションの特別清算値(SQ値)が算出される。1月はオプションSQ値算出に向けて日経平均が大幅に買われる地合いとなった。大発会4日のNT倍率(終値ベース)は13.9倍台だったが、日経平均の寄与度が高い東エレク<8035>やファーストリテ<9983>が買われたこともあり、1月限オプションSQ値算出の12日には14.2倍台と日経平均が極端に強い展開となった。SQ週はこのような思惑的な売買が入りやすいという特徴があるので、来週は250円刻み(権利行使価格は125円刻みだが建玉があまりにも少ないので影響は小さい)の価格帯での日経平均の動向は注意したい。なお、今週末の米国市場では、ダウ平均は前日比134.58ドル高(+0.35%)の38654.42ドル、ナスダックは267.31ポイント高(+1.74%)の15628.95、S&P500は52.42ポイント高(+1.07%)の4958.61で取引を終了した。大証ナイト終値は通常取引終値比280円高の36400円で取引を終えた。週初はマドを伴う上昇からスタートする公算が大きいことから、権利行使価格36250円を飛び越えて36500円の権利行使価格が意識されよう。そして、来週は決算発表がピークを迎える。週後半は8日に約300社、9日に約570社と多く、週単位では約1300社が予定されている。なお、一日あたりのピークは来週14日の約600社となっている。東証による資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対策の影響もあり、増配や自己株取得枠の設定などを発表する企業が多かったことなどから、決算発表銘柄に対する市場の関心は非常に高い。もっとも、業績見通しが市場コンセンサスに届かないなど期待外れの内容となった銘柄は売り込まれるなど反応はシビアだ。売買活況のため、東証プライム市場の売買代金は1月31日以降、3営業日連続で4.5兆円を超えている。決算発表がピークを迎える際、一般的には決算発表銘柄に商いが集中し、指数は小動きとなるケースが多いものの、来週はSQ週のため日経平均への思惑的な売買も入りやすく、個別銘柄、日経平均ともに盛り上がる可能性はある。なお、2日引け後の決算発表では、24年3月期営業利益予想を下方修正も株式分割と増配を発表した川崎汽船<9107>、24年4-12月期純利益が前年同期比2.5倍となったパナソニックHD<6752>、24年3月期最終損益予想を従来の950億円の赤字から2450億円の赤字と大幅に下方修正した住友化学<4005>あたりの動向に注目となろう。■為替市場見通し来週のドル・円は下げ渋りか。今後発表される米経済指標の内容次第だが、米連邦公開市場委員会(FOMC)での今後の政策方針や1月雇用統計の改善を受け、3月利下げの可能性は大幅に低下した。米長期金利の反発も意識されそうだ。一方、日本銀行は1月22-23日の金融政策決定会合で現行の大規模緩和政策を堅持。ただ、その後公表された「主な意見」で出口政策の議論に前向きな意見がみられ、春先のマイナス金利解除が注目されており、ドルの上値をやや抑える可能性がある。2月6日発表の12月毎月勤労統計で賃金の上昇が確認された場合、金融緩和修正への期待が広がり、リスク選好的なドル買い・円売りがやや縮小する可能性は残されている。■来週の注目スケジュール2月5日(月):中・財新サービス業PMI、中・財新総合業PMI(1月)、独・貿易収支(12月)、米・ISM非製造業景況指数(1月)、中・預金準備率引き下げ実施、など2月6日(火):毎月勤労統計-現金給与総額(12月)、実質賃金総額(12月)、家計支出(12月)、豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表、欧・ユーロ圏小売売上高(12月)、米・フィラデルフィア連銀総裁が講演、など2月7日(水):独・鉱工業生産指数(12月)、米・貿易収支(12月)、中・外貨準備高(1月)、米・リッチモンド連銀総裁が講演、など2月8日(木):国際収支(経常収支)(12月)、景気ウォッチャー調査(1月)、中・消費者物価指数(1月)、中・生産者物価指数(1月)、米・新規失業保険申請件数(今週)、欧・欧州中央銀行(ECB)経済報告、など2月9日(金):独・CPI(1月)、米・米独首脳会談、中・株式市場は祝日のため休場(春節、2月19日から取引再開)、など
<CN>
2024/02/03 18:48
注目トピックス 市況・概況
株ブロガー・さなさえ:2月は決算プレーが鍵!わたしの戦略と注目する株は?【FISCOソーシャルレポーター】
*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:2月は決算プレーが鍵!わたしの戦略と注目する株は?【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年1月31日19時に執筆皆様、おはこんばんちは。「押し目待ちに押し目なし」…そんな相場が続きますね。1月はアノマリー通りの「1月効果」の強さでしたが、2月は株価が目先の天井をつけるという「節分天井」となるのでしょうか。今回はちょっぴり真面目に2月のわたしの戦略と注目株について語ろうかと…あ、さなさえです。さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、2年目突入…はや55回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。<2月の相場はどうなる?決算プレーが鍵!>節分を迎えて名実ともに新たな相場に…とも思うのですが、やっぱり日米株の強さはすごそうです。先週の1月25日の米株式市場の時間外取引で、第1四半期売上高の見通しが予想を下回った事によって急落した米インテル株によって、26日の日本市場は半導体関連を中心に売り込まれましたね。その際には5日移動平均線を割り込み、「お、やっと調整時期がきたかな」と思ったのですが…すぐに切り返して再び値を同線上に戻してきました(※1月31日終値現在)。しかも、この米インテルの急落に負けずに半導体関連株が買い戻されていた事を見ると、このテーマは生成AI市場の拡大への思惑から、超がつくほど強力だとわかります。わたしが当コラムでこれまでご紹介してきた株もしっかり買われていたので、心の中でちょっとだけ「ドヤ」でした(笑)。ちなみに今月、わたしのブログで注目株としてピックアップしたものも「半導体の三連星」と呼んでいます(笑)。というわけで、わたしの2月度の戦略としてはやはりAI(人工知能)、半導体へのチェックは継続です。それに加えて決算期が本格化してくる時期でもある事から、決算を通過した個別株物色が強まる事が予想されます。特にサプライズのあった株を中心にポートフォリオを組んでいく予定ではありますが、例えば春節を迎える中国・インバウンドで思惑のある株や好業績なPBR1倍割れの株などは昨年から続き、監視の眼を強めていきたいと考えています。逆に、これまで人気化していたグロース株や直近IPOなどの個人の関与率の高いものは、前述した決算プレーによる資金移動によって急落の恐れもある為、要注意としていくつもりです。<ではさなさえはどんな株を狙う?>ではどんな株を狙うか…となれば、やっぱり半導体関連からは海外投資家からも人気のレーザーテック<6920>、業績好調な日本マイクロニクス<6871>、逆に業績はこれまで良くなくても、期待先行なTOWA<6315>は、7日の決算を見極めたいところです。さらに小型株からは、1月29日に上方修正と増配を発表していた急騰した三社電機製作所<6882>、秘めた半導体製造装置関連であり、PERでは割安感のあるアバールデータ<6918>、セキュリティ対策ソフト以外にも半導体の回路設計において実績を持つソリトンシステムズ<3040>はチェック中です。インバウンド関連ではビックカメラ<3048>、ヤマダHD<9831>などの家電系、三越伊勢丹HD<3099>、Jフロント<3086>、高島屋<8233>やエイチ・ツー・オー リテイリング<8242>などの百貨店系なども注目されそうですね。また、海外でも人気の日本のアニメ・マンガ関連からは、1月29日の上方修正で再び買われてきた東映アニメーション<4816>、人気アニメ「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」で話題のIGポート<3791>はチャートからしても面白味があるかな、と。さらにテーマで言えば再生可能エネルギー関連も実は最近強いですね。レノバ<9519>、リニューアブルジャパン<9522>、SDSホールディングス<1711>あたりは堅調な人気があるようです。PBR1倍割れの株としては、耐火物で海外展開に期待がかかるTYK<5363>、昨年11月末にインドネシア通勤鉄道向け新造車両用電機品を受注した事を発表した東洋電機製造<6505>、30日の決算で上方修正と増配を発表した東洋シャッターは、これからに期待したいと見ています。はい、今回は以上です。ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.----執筆者名:さなさえブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
<TY>
2024/02/03 17:00
注目トピックス 市況・概況
ユーロ週間見通し:伸び悩みか、日銀マイナス金利政策の早期解除の思惑残る
*15:00JST ユーロ週間見通し:伸び悩みか、日銀マイナス金利政策の早期解除の思惑残る
■弱含み、米雇用統計改善でユーロ売り強まる今週のユーロ・ドルは弱含み。米長期金利の低下を受けてリスク選好的なユーロ売り・米ドル買いは一時縮小。しかしながら、2月2日発表の1月米雇用統計は予想を上回る強い内容だったことから、米長期金利は反発し、リスク選好的なユーロ売り・米ドル買いが活発となった。取引レンジ:1.0780ドル-1.0898ドル。「伸び悩みか、インフレ高止まりも米金融政策にらみ来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。直近のユーロ圏域内総生産(GDP)は特に悪化していないものの、ドイツ経済の低迷が鮮明になりユーロは買いづらい展開に。ただ、インフレ指数の高止まりを受け、ユーロは売りづらい面もある。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げは遠のき、ドル買いに振れやすい場面もありそうだ。予想レンジ:1.0700ドル-1.1000■下げ渋り、米長期金利上昇で円買い弱まる今週のユーロ・円は下げ渋り。米長期金利の低下を意識したユーロ買いが一時活発となったが、欧州中央銀行による早期利下げの可能性は残されており、リスク選好的なユーロ買い・円売りは一時縮小。しかしながら、米雇用統計の改善を受けた米長期金利の上昇を意識してドル買い・円売りが急拡大し、この影響でユーロ・円は週末前に160円台戻した。取引レンジ:158円57銭-160円84銭。■伸び悩みか、日銀マイナス金利政策の早期解除の思惑残る来週のユーロ・円は伸び悩みか。ユーロ圏のインフレ率は高止まりしているものの、ドイツ経済の減速などによりユーロは買いづらい展開となりそうだ。欧州中央銀行(ECB)の利下げを見込んだユーロ売りは一服したが、日本銀行のマイナス金利政策の早期解除などを想定したユーロ売り・円買いが多少強まる可能性がある。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・5日:12月生産者物価指数(11月:前年比-8.8%)・6日:12月小売売上高(11月:前月比-0.3%)予想レンジ:158円00銭-161円00銭
<FA>
2024/02/03 15:00
注目トピックス 市況・概況
豪ドル週間見通し:弱含みか、豪中銀理事会や金融政策報告に注目
*14:59JST 豪ドル週間見通し:弱含みか、豪中銀理事会や金融政策報告に注目
■下落、消費者物価など弱く豪ドル売り強まる今週の豪ドル・円は弱含み。10-12月期消費者物価指数の予想以上の低下でリスク回避の豪ドル売りが観測された。また、日本銀行金融政策決定会合における主な意見(1月22・23日分)で、政策修正に前向きな発言が目立ち、ポジション調整的な円買いも強まった。取引レンジ:95円50銭-97円70銭。■弱含みか、豪中銀理事会や金融政策報告に注目来週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)理事会では政策金利の据え置きが予想されている。雇用情勢悪化に加え、消費者物価指数も4期連続低下し、年内利下げ観測が高まっているが、中銀はインフレ動向をもう少し見極める姿勢との見方が多いもよう。声明・総裁会見でのインフレに関する見解が注目される。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・5日:12月貿易収支(11月:+114.37億豪ドル)・6日:豪準備銀行が政策金利発表(4.35%に据え置き予想)・6日:豪準備銀行四半期金融政策報告予想レンジ:95円50銭-97円50銭
<FA>
2024/02/03 14:59
注目トピックス 市況・概況
英ポンド週間見通し:上げ渋りか、英利下げ慎重姿勢も日銀緩和修正の思惑残る
*14:58JST 英ポンド週間見通し:上げ渋りか、英利下げ慎重姿勢も日銀緩和修正の思惑残る
■下げ渋り、英国の早期利下げ観測後退でポンド売り縮小今週のポンド・円は下げ渋り。日本銀行のマイナス金利政策早期解除の思惑でリスク回避のポンド売り・円買いが一時優勢となったが、ポンド・円は187円台前半で下げ渋った。その後、英国のインフレがすみやかに緩和されるとの見方は後退し、英中央銀行による早期利下げ観測は後退したことから、ポンド売りは縮小。週末前は主に188円を挟んだ水準で推移。取引レンジ:187円13銭-188円92銭。■上げ渋りか、英利下げ慎重姿勢も日銀緩和修正の思惑残る来週のポンド・円は上げ渋りか。英中央銀行は早期利下げに慎重な姿勢を示しており、リスク回避的なポンド売り・円買いがただちに強まる状況ではないとみられる。ただ、一部で早期の金融緩和に前向きな意見も出ていること、日本銀行の大規模緩和修正への期待は消えていないことから、ポンド・円は伸び悩む可能性がある。○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・特になし予想レンジ:185円00銭-189円00銭
<FA>
2024/02/03 14:58
注目トピックス 市況・概況
為替週間見通し:ドルは下げ渋りか、米早期利下げ観測後退でドル売り縮小も
*14:54JST 為替週間見通し:ドルは下げ渋りか、米早期利下げ観測後退でドル売り縮小も
【今週の概況】■米雇用統計の改善を好感してドル買い強まる今週のドル・円は底堅い動きとなった。1月30-31日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で政策金利の据え置きが予想通り決まったが、利上げサイクルの終了が示唆されたことでリスク回避的なドル売り・円買いが活発となった。日本銀行は3月にもマイナス金利政策を解除するとの見方が浮上したこともドル売り材料となり、FOMC会合終了後に一時146円01銭までドル安円高に振れた。しかしながら、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が会見で「3月利下げの可能性は高くない」と述べたことから、ドルを買い戻す動きが広がり、2月1日の欧米市場で147円台前半まで反発した。2日のニューヨーク外為市場でドル・円は一時148円58銭まで買われた。この日発表された1月米雇用統計で失業率は予想を下回り、非農業部門雇用者数は市場予想を大幅に上回る伸びを記録し、米長期金利は急反発したことから、リスク選好的なドル買い・円売りが急拡大した。利食い売りで一時上げ渋ったが、利下げ開始は5月以降になるとの見方が一段と強まり、ドル・円は148円36銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:145円90銭-148円58銭。【来週の見通し】■ドルは下げ渋りか、米早期利下げ観測後退でドル売り縮小も来週のドル・円は下げ渋りか。今後発表される米経済指標の内容次第だが、米連邦公開市場委員会(FOMC)での今後の政策方針や1月雇用統計の改善を受け、3月利下げの可能性は大幅に低下した。米長期金利の反発も意識されそうだ。一方、日本銀行は1月22-23日の金融政策決定会合で現行の大規模緩和政策を堅持。ただ、その後公表された「主な意見」で出口政策の議論に前向きな意見がみられ、春先のマイナス金利解除が注目されており、ドルの上値をやや抑える可能性がある。2月6日発表の12月毎月勤労統計で賃金の上昇が確認された場合、金融緩和修正への期待を後押しし、リスク選好的なドル買い・円売りがやや縮小する可能性は残されている。【米・1月ISM非製造業景況指数】(5日発表予定)2月5日発表の米1月ISM非製造業景況指数は52.2と予想されている。市場予想と一致した場合、早期の金融緩和観測を弱め、米金利高・ドル高の要因となりそうだ。【米・新規失業保険申請件数】(8日発表予定)2月8日発表の米新規失業保険申請件数が市場予想や前回実績を上回った場合、雇用環境改善の思惑は後退し、米金利安・ドル安の要因となる可能性がある。予想レンジ:146円50銭-150円50銭
<FA>
2024/02/03 14:54
注目トピックス 市況・概況
国内株式市場見通し:決算発表ピークとSQ週が重なり、東京市場は大商いか
*13:32JST 国内株式市場見通し:決算発表ピークとSQ週が重なり、東京市場は大商いか
■円高推移も日経平均は36000円台で推移今週の日経平均は週間で406.95円高(+1.14%)の36158.02円と上昇した。1月30-31日に米連邦公開市場委員会(FOMC)開催を控えていたことから、為替は1ドル=147~148円台での小動きとなるなか、週初は円安を材料に輸出関連銘柄が買われて日経平均は36000円台を回復。週央にかけては、米マイクロソフトの決算内容がさえなかったことから、東京市場は半導体などハイテク関連が売られ、日経平均はこの週の安値となる35704.58円まで下落したが、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>は下げ幅を縮小するなど底堅い動き。また、1月の日本銀行の金融政策決定会合での「主な意見」公表を受けて、4月マイナス金利解除の可能性が高まったとの見方が一段と強まり、三菱UFJ<8306>やみずほFG<8411>、地銀など銀行株が上昇したことから、日経平均も切り返す動きを見せた。注目のFOMCでは市場の予想通り4会合連続で金利据え置きを発表。一方で、利下げの可能性が明確化されなかったほか、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がFOMC後の会見にて、「委員会の考えとしては、現時点で3月の利下げの可能性がベースシナリオではない」とコメントしたことから、早期利下げ期待が後退し、為替は1ドル=146円台へ円高ドル安が進行した。ただ、週末にかけてはナスダックなど米国株が値を戻したこともあり、日経平均は36000円台でのしっかりとした動きとなった。なお、1月第4週(1月22-26日)の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は二市場合計で現物を4105億円買い越しており、1月に入ってから累計で約1.9兆円買い越している。一方、個人投資家は2946億円と買い越しに転じた(前週は1855億円の売り越し)。■週末は2月限オプションSQ値算出来週末の9日は2月限オプションの特別清算値(SQ値)が算出される。1月はオプションSQ値算出に向けて日経平均が大幅に買われる地合いとなった。大発会4日のNT倍率(終値ベース)は13.9倍台だったが、日経平均の寄与度が高い東エレク<8035>やファーストリテ<9983>が買われたこともあり、1月限オプションSQ値算出の12日には14.2倍台と日経平均が極端に強い展開となった。SQ週はこのような思惑的な売買が入りやすいという特徴があるので、来週は250円刻み(権利行使価格は125円刻みだが建玉があまりにも少ないので影響は小さい)の価格帯での日経平均の動向は注意したい。なお、今週末の米国市場では、ダウ平均は前日比134.58ドル高(+0.35%)の38654.42ドル、ナスダックは267.31ポイント高(+1.74%)の15628.95、S&P500は52.42ポイント高(+1.07%)の4958.61で取引を終了した。大証ナイト終値は通常取引終値比280円高の36400円で取引を終えた。週初はマドを伴う上昇からスタートする公算が大きいことから、権利行使価格36250円を飛び越えて36500円の権利行使価格が意識されよう。■決算発表予定は約1300社そして、来週は決算発表がピークを迎える。週後半は8日に約300社、9日に約570社と多く、週単位では約1300社が予定されている。なお、一日あたりのピークは来週14日の約600社となっている。東証による資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対策の影響もあり、増配や自己株取得枠の設定などを発表する企業が多かったことなどから、決算発表銘柄に対する市場の関心は非常に高い。もっとも、業績見通しが市場コンセンサスに届かないなど期待外れの内容となった銘柄は売り込まれるなど反応はシビアだ。売買活況のため、東証プライム市場の売買代金は1月31日以降、3営業日連続で4.5兆円を超えている。決算発表がピークを迎える際、一般的には決算発表銘柄に商いが集中し、指数は小動きとなるケースが多いものの、来週はSQ週のため日経平均への思惑的な売買も入りやすく、個別銘柄、日経平均ともに盛り上がる可能性はある。なお、2日引け後の決算発表では、24年3月期営業利益予想を下方修正も株式分割と増配を発表した川崎汽船<9107>、24年4-12月期純利益が前年同期比2.5倍となったパナソニックHD<6752>、24年3月期最終損益予想を従来の950億円の赤字から2450億円の赤字と大幅に下方修正した住友化学<4005>あたりの動向に注目となろう。■5日ISM非製造業景気指数来週にかけては、国内は、8日に12月国際収支(経常収支/貿易収支)、1月景気ウォッチャー調査が予定されている。海外では、5日に中・1月財新サービス業/総合PMI、米・1月サービス業/総合PMI(改定値)、1月ISM非製造業景況指数、6日に豪中銀政策金利発表、英・1月建設業PMI、7日に米・12月貿易収支、8日に中・1月生産者物価指数、米・週次新規失業保険申請件数、9日に独・1月消費者物価指数(改定値)などが予定されている。
<FA>
2024/02/03 13:32
注目トピックス 市況・概況
新興市場見通し:決算発表銘柄中心の地合いで指数の方向感は乏しいか、IPOは2社
*13:31JST 新興市場見通し:決算発表銘柄中心の地合いで指数の方向感は乏しいか、IPOは2社
■QPS研究所が大商い今週の新興市場は下落。同時期の騰落率は、日経平均が+1.14%だったのに対し、東証グロース市場指数は-1.02%、東証グロース市場250指数も-1.02%だった。東証プライム市場中心の相場展開が続いていたなか、日経平均、TOPIXともに上値の重さが意識され始めたこともあり、週ベースでは下落したものの、東証グロース市場に投資資金が向かい始めた。東証グロース市場コア20など主力が買われる地合いではなく、宇宙関連ビジネスを手掛けるQPS研究所<5595>に投資資金が集中。東証全市場の売買代金ランキングでもトップ10位以内に入る日が続く大商いとなった。QPS研究所の大商いもあり、東証グロース市場の売買代金は増加。東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はともにさえない推移となったが、ともに25日移動平均線水準では下げ渋る格好となった。個別では、新たな事業として、Amazonコンサルティング事業及びAmazon広告運用事業を開始すると発表した売れるネット<9235>が急騰し上場来高値を更新。QPS研究所は「24年度に商用機が8機なら黒字化」との副社長COO発言を手掛かりに商いは急増。また、12月15日に打上げられた小型SAR衛星QPS-SAR5号機「ツクヨミ-I」で取得した高精細モードによる初画像を公開したと発表したことも材料視された。サスメド<4263>は一部証券会社のレポートを材料に上昇したほか、決算が材料視されてSBIリーシング<5834>も買われた。一方、アライドアーキ<6081>は、23年12月期の営業利益予想を従来の6.43億円から2.00億円(前期実績10.16億円)に下方修正したことからきつい売りとなった。また、ギックス<9219>もさえない決算発表がネガティブ材料となった。■決算発表ピーク、IPOは2社来週の新興市場は、東証プライム市場が決算発表ピークを迎えるほか、2月限オプション特別清算指数(SQ値)算出などイベント盛りだくさんのため、我慢の展開となりそうだ。一方で、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに、25日移動平均線で下げ止まっているほか、昨年10月安値を起点とした下値支持線も機能しており底値は固いと考える。また、昨年11月戻り高値を上回りそうな状況だが、売買代金の増加が続かないことから上値の重さが意識されている。東証グロース市場も決算発表銘柄中心の売買となることから、指数の方向感に乏しい地合いは今しばらく続くと想定する。主な決算銘柄のスケジュールは、8日にBASE<4477>、JTOWER<4485>、シンバイオ<4582>、カバー<5253>、9日にメディネット<2370>、テックファーム<3625>、AMI<3773>、アイリッジ<3917>、アンジェス<4563>、アルー<7043>、スカイマーク<9204>、サンウェルズ<9229>などが予定されている。個別物色が活発化することで売買代金はそれなりに増加しそうだが、主力処の売買が総じて増加しない限り、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数の上値は重いだろう。好決算を発表した銘柄と同じ業種に属する銘柄に物色が波及するような良好な投資家の物色意欲が欲しいところだが、東証プライム市場に持っていかれている状況だ。新興市場はいましばらく「待て」の地合いか。なお、来週は新規株式公開(IPO)が2社予定されており、いよいよ2024年IPOがスタート。7日にSOLIZE<5871>が東証スタンダード市場、8日にVeritas In Silico<130A>が東証グロース市場へそれぞれ上場する。VISは証券コードにアルファベットが入る初めての企業としてその名を刻むこととなる。
<FA>
2024/02/03 13:31
注目トピックス 市況・概況
米国株式市場見通し:主要企業決算に注目
*13:30JST 米国株式市場見通し:主要企業決算に注目
来週は小売りを含めた主要企業決算が相場を左右するだろう。さらに、利下げペースを睨みながらの取引が続きそうだ。全米のサービス業動向を示すISM非製造業景況指数やサービス業購買担当者景気指数(PMI)の1月分で経済の7割を占める消費動向を見極めたい。1月雇用統計やミシガン大消費者信頼感指数では労働市場の強さや消費の底堅さが再表明され利下げ期待が大きく後退したものの、成長期待に支えられた。米連邦準備制度理事会(FRB)は今週開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利を4会合連続で据え置くことを決定した。インフレ目標達成のため追加引き締めの可能性があるとの文言を声明から削除し、「目標達成へのリスクは一段と良いバランスに移行しつつある」と利上げの必要性が後退したことが示された。同時に、利下げにはインフレが2%に近づく一段の確信が必要と慎重姿勢を見せたため市場の3月利下げ開始の思惑も後退。経済データや見通し、リスクバランス次第で金利を巡りいかなる修正も検討すると、中立姿勢に移行しており、中銀の金融政策では今後の経済データが重要になるだろう。ISM非製造業景況指数は12月分から上昇が見込まれている。結果で消費の底堅さが証明される結果となった場合、FRBの利下げ先送り観測が一段と強まる一方で、ソフトランディング期待が引き続き下支えになりそうだ。同時に、地銀ニューヨーク・コミュニティー・バンコープの決算が予想外に悪化。商業不動産リスクが露呈し、昨年3月以来となる地銀の健全性への不安が再燃していることもリスクとして注視したい。イエレン財務長官は来週、上院銀行委で金融安定監督評議会(FSOC)年次報告に関する公聴会に参加予定で、対応に注目だ。さらに、FRBは銀行融資担当者調査の結果を発表する。中・大規模銀行の商業・産業向け貸出態度(基準)厳格化が示された場合、FRBの金融市場への懸念を強め、堅調な経済にもかかわらず利下げの必要性が強まる可能性もありそうだ。FRBは最新のFOMC声明で「国内の金融システムは健全で柔軟性がある」との文言を削除した。金融市場のリスクと利下げ期待が再燃すると、もみ合いとなりそうだ。経済指標では、1月ISM非製造業景況指数、1月サービス業PMI改定値(5日)、12月貿易収支(7日)、前週分新規失業保険申請件数、12月卸売売上高(8日)、などが予定されている。主要企業決算では、肉食品メーカーのタイソン・フーズ、重機メーカーのキャタピラー、ファーストフードチェーン運営するマクドナルド、化粧品メーカーのエスティ・ローダー(5日)、自動車メーカーのフォード、製薬会社のイーライリリー・アンド・カンパニー、バイオのアムジェン、メキシコ料理レストラン運営のチポトレ・メキシカン・グリル、航空機構造の設計・製造を手掛けるスピリット・エアロシステムズ、アパレルのVF、写真・動画共有アプリのスナップ(6日)、配車サービスのウーバーテクノロジーズ、エンターテインメントのウォルト・ディズニー、格安航空会社のスピリット、総合ヘルスケアのCVSヘルス、オンライン決算のペイパル(7日)、後払い決済サービスを提供するアファーム、スポーツ用品メーカーのアンダーアーマー、アパレルのラルフローレンやタペストリー、エネルギー会社のコノコ・フィリップスやデューク・エナジー、オンライン旅行サービス会社のエクスペディア(8日)、飲料メーカーのペプシコ(9日)、などが予定されている。キャタピラーでは世界マクロ状況を判断することになるだろう。エスティ・ローダーは、引き続き中国経済の回復低迷が響く可能性に警戒だ。(Horiko Capital Management LLC)
<FA>
2024/02/03 13:30