注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 日経平均は3円高、寄り後は一時下げに転じる *09:11JST 日経平均は3円高、寄り後は一時下げに転じる 日経平均は3円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場が休場、欧州主要市場も高安まちまちとなり手掛かり材料に乏しい中、外為市場で1ドル=150円20銭台と、円安・ドル高水準が継続していることが東京市場で安心感となった。また、昨日の日経平均が3日ぶりに反落したものの下値が堅く、午後は次第に下げ幅を縮める展開となったことから、相場の腰の強さを指摘する向きもあった。一方、明日21日に米半導体大手エヌビディアの決算発表を控えており、これを見極めたいとするムードがある。同社の株価は東京市場の半導体関連株への影響が大きく、決算を受けたエヌビディアの株価動向によっては、東京市場の半導体関連株や日経平均が大きく変動する可能性も指摘されている。また、日経平均は引き続き高値警戒感が強いこともあり、積極的な買いを手控える向きもあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。 <SK> 2024/02/20 09:11 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小幅高、米金利の上昇基調で *09:09JST 東京為替:ドル・円は小幅高、米金利の上昇基調で 20日午前の東京市場でドル・円は小幅高となり、150円10銭から150円30銭まで値を上げた。米10年債利回りは早朝から上昇基調に振れ、ややドル買いの地合い。ただ、日経平均株価は寄り付き直後にマイナスへ転じ、ドルは上昇後に失速しつつある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円30銭、ユーロ・円は161円81銭から161円93銭、ユーロ・ドルは1.0774ドルから1.0779ドル。 <TY> 2024/02/20 09:09 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均株価は前日の終値を挟んでの狭いレンジでの推移~ *09:08JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均株価は前日の終値を挟んでの狭いレンジでの推移~ 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■日経平均株価は前日の終値を挟んでの狭いレンジでの推移■岡部、23/12営業利益 22.5%減 40.82億円、24/12予想 0.4%増 41億円■前場の注目材料:横河電機、ブルーオリジンと協業、欧米で宇宙事業の連携加速■日経平均株価は前日の終値を挟んでの狭いレンジでの推移20日の日本株市場は、小動きでの推移になりそうだ。19日の米国市場は、プレジデントデーの祝日で休場だったことから手掛かり材料に欠けるほか、海外勢のフローも限られるとみられる。積極的な売買は手控えられやすく、インデックスに絡んだ商いが中心になりそうだ。もっとも、日本株への関心度の高さから資金流入は継続していると考えられ、下値の堅さが意識されるだろう。シカゴ日経225先物清算値(時間外)は大阪比25円高の38545円、円相場は1ドル150円10銭台で推移している。日経225先物はナイトセッションで概ね38500円辺りでの推移となった。中盤以降は商いが薄く、小動きとなっていた。欧州市場においても薄商いとなり、まちまちの展開だった。そのため、日経平均株価は前日の終値を挟んでの狭いレンジでの推移が見込まれ、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への持ち高調整が続くようだと、先物主導で売り仕掛け的な動きがありそうだ。ただし、日経平均株価は史上最高値に迫っている状況のなか、積極的に売り仕掛けてくる流れにはならず、調整が強まる局面においては、買い遅れている投資家による資金流入が見込まれる。また、今週はエヌビディアの決算が控えている。決算を前にこれまでの相場をけん引してきた値がさハイテク株には利食いが入りやすいと考えられるが、先週末からのNT倍率の低下を見る限り、持ち高調整は進んでいると考えられる。TOPIX型への資金シフトというよりはリバランスであり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が大きく調整する局面においては、押し目待ち狙い買いが意識されやすいと考えられる。日経平均株価は38500円辺りでのこう着が見込まれるなか、物色については個別に材料のある銘柄にシフトしやすいだろう。昨日は金融セクターなどバリュー株の堅調さが目立っていたが、リバランスの動きのなかであり、見極めが必要である。また、決算発表が一巡したこともあり、あらためて業績に安心感のある銘柄や生成AIなどテーマ性のある銘柄など。また、短期的な資金では、流動性の低い銘柄での値幅取り狙いの動きなどに向かわせよう。■岡部、23/12営業利益 22.5%減 40.82億円、24/12予想 0.4%増 41億円岡部<5959>が発表した2023年12月期業績は、売上高が前期比1.7%増の781億5200万円、営業利益は同22.5%減の40億8200万円だった。主な需要先である建設業界においては、公共投資が底堅く推移したものの、民間設備投資は持ち直しに足踏みがみられ、慢性的な建設労働者不足による労務費の高騰や鋼材価格の高止まりなどの影響を受けた。2024年12月期業績は、売上高が前期比10.4%減の700億円、営業利益は同0.4%増の41億円を計画。■前場の注目材料・1ドル=150.10-20円・欧STOXX600指数は上昇(492.39、+0.80)・米国のインフレ沈静化観測・3月期末接近に伴う高配当銘柄人気・横河電機<6841>ブルーオリジンと協業、欧米で宇宙事業の連携加速・住友商事<8053>バングラ工業団地を拡張、高い経済成長で進出増・クオルテック<9165>27年めどGeO2基板量産、次々世代パワー半導体の実用化目指す・栗本鐵工所<5602>クボタと、連続生産システム開発、二次電池スラリー向け・トヨタ自<7203>調達価格上げ、新たに「人への投資」分反映・富士通<6702>量子シミュレーター上で従来比200倍高速化・キヤノン電子<7739>「H3」2号機で打ち上げた光学観測衛星、正常に作動・東北電力<9506>女川原発2号機の再稼働9月ごろに・丸紅<8002>ブリを試験提供、昆虫由来飼料で養殖・三菱商事<8058>インドの車販売に3割出資、リース・保険など一貫提供・三井物産<8031>中国電とCO2回収・貯留で覚書、マレーシア沖で計画・JFEHD<5411>JFEエンジ、千葉・印西のゴミ処理施設受注、DBO方式で20年一括・横河電機<6841>石狩洋上風力に遠隔監視システム納入・月島HD<6332>グループ会社のTJAS、脱水機の更新工事受注、大分浄水場向け・京セラ<6971>ドイツ拠点に55億円投資、ファインセラ部品生産能力2倍・NTT<9432>東西統合の検討要望、光回線設備維持へコスト改革必要・NEC<6701>ユーザー端末単位で5G網制御、RAN自動最適化技術を開発・SCREENHD<7735>フェニックス精工買収、半導体装置部品を強化・大林組<1802>カーボンネガティブ注入材開発、トンネル補修向け・ENEOSHD<5020>DC向け液浸冷却液、高効率の単相式・東邦ガス<9533>コンクリートにCO2固定、愛知県が事業化支援・帝人<3401>再生医療で強み生かす、バイオ関連と連携加速・東洋紡<3101>微生物使い界面活性剤、生産システム開発へ・三菱ケミカルG<4188>1500℃に耐える複合材開発、航空宇宙向け☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・09:30 豪準備銀行2月理事会議事要旨・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.45%) <ST> 2024/02/20 09:08 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:欧ユーロ圏経常収支、加消費者物価指数、米景気先行指数など *06:30JST 今日の注目スケジュール:欧ユーロ圏経常収支、加消費者物価指数、米景気先行指数など <国内>14:00 首都圏新築分譲マンション(1月)  3.8%<海外>10:15 中・1年物ローンプライムレート(LPR) 3.43% 3.45%10:15 中・5年物ローンプライムレート(LPR) 4.15% 4.20%16:00 欧・ユーロ圏新車販売台数(1月)  -3.3%18:00 欧・ユーロ圏経常収支(12月)  246億ユーロ20:25 ブ・週次景気動向調査22:30 加・消費者物価指数(1月) 3.3% 3.4%24:00 米・景気先行指数(1月) -0.3% -0.1%独・2年債入札注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2024/02/20 06:30 注目トピックス 市況・概況 NY為替:米国市場休場のため主要通貨の為替取引は動意薄 *06:03JST NY為替:米国市場休場のため主要通貨の為替取引は動意薄 19日のニューヨーク市場は、米国が「プレジデンツデー」の祝日のため、主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続いたが、ドルはやや底堅い動きを保った。ドル・円はやや強含み。149円94銭から150円19銭まで買われており、150円14銭で取引終了。ユーロ・ドルは、もみ合い。1.0762ドルから1.0784ドルの範囲内で推移し、1.0779ドルで引けた。ユーロ・円は強含み、161円48銭から161円92銭まで買われた。ポンド・ドルは、伸び悩み。1.2613ドルから一時1.2584ドルまで値を下げた。ドル・スイスフランはやや強含み、0.8805フランから0.8828フランまで買われた。 <MK> 2024/02/20 06:03 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:【お知らせ】これをもちまして、本日の東京からの市況配信は終了させていただきます *20:35JST 欧州為替:【お知らせ】これをもちまして、本日の東京からの市況配信は終了させていただきます これをもちまして、本日の東京からの市況配信は終了させていただきます。本日19日は、米国が「プレジデンツデー」の祝日でニューヨーク市場は休場となります。弊社ニューヨークデスクからの市況配信はお休みさせていただきます。何卒ご了承くださいますよう宜しくお願い申し上げます。 <KK> 2024/02/19 20:35 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は149円89銭から150円01銭で推移 *19:59JST 欧州為替:ドル・円は149円89銭から150円01銭で推移  19日のロンドン外為市場でドル・円は、149円89銭から150円01銭でもみ合った。欧州関連の経済指標の発表はなく、米国が休場になるなかで、欧州通貨クロス円の売りとみられる動きがやや目立った。 ユーロ・ドルは、1.0787ドルから1.0772ドルまで下落。ユーロ・円は、161円77銭から161円50銭まで下落した。 ポンド・ドルは、1.2628ドルから1.2607ドルまで下落。ドル・スイスフランは、0.8801フランから0.8817フランでもみ合った。 <KK> 2024/02/19 19:59 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ややリスク回避的な動きに *19:08JST 欧州為替:ややリスク回避的な動きに  19日のロンドン外為市場でドル・円は、150円01銭から149円89銭まで下落している。欧州通貨クロス円の売りが出ているようであり、ややリスク回避的な動きになっているもよう。 ユーロ・ドルは、1.0787ドルから1.0772ドルまで下落。ユーロ・円は、161円77銭から161円50銭まで下落している。 ポンド・ドルは、1.2628ドルから1.2607ドルまで下落。ドル・スイスフランは、0.8801フランから0.8817フランででもみ合っている。 <KK> 2024/02/19 19:08 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:3日ぶり小反落、連日の十字線が売り買い拮抗示唆 *18:15JST 日経平均テクニカル:3日ぶり小反落、連日の十字線が売り買い拮抗示唆 19日の日経平均は3営業日ぶりに小反落した。ザラ場高値と安値も先週末水準を下回ったが、株価下方で上向きをキープする5日移動平均線を下回る場面はなく、底堅さを発揮した。ローソク足は先週末に続いて寄り引けほぼ同値の胴体部分から上下に短いヒゲを出す十字線を描き、38500円付近での売り買い拮抗状態を窺わせた。25日線との上方乖離率は5.29%(先週末5.67%)と3営業日連続で買われ過ぎの5%台に滞留しており、一定のスピード調整圧力が残ることで上値が重くなる可能性に留意したい。 <CS> 2024/02/19 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は150円付近で推移 *18:10JST 欧州為替:ドル・円は150円付近で推移  19日のロンドン外為市場でドル・円は、149円93銭から150円01銭で推移している。対ドルや対円で欧州通貨売りがやや目立ち、ドル・円は方向感のない動きになっているもよう。 ユーロ・ドルは、1.0787ドルから1.0776ドルまで下落。ユーロ・円は、161円77銭から161円60銭まで下落している。 ポンド・ドルは、1.2628ドルから1.2614ドルまで下落。ドル・スイスフランは、0.8809フランから0.8817フランででもみ合っている。 <KK> 2024/02/19 18:10 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米国市場休場で主要通貨の為替取引は動意薄となる見込み *17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米国市場休場で主要通貨の為替取引は動意薄となる見込み 19日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想したい。本日は米国市場が休場となるため、主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性があるが、米長期金利の下げ渋りや原油高を受けてリスク回避的なドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。ドル・円は150円台後半まで買われた後はやや上げ渋っている。日本政府は一段の円安に歯止めをかけたい考えのようだ。1ドル=151円を超えてドル高円安がさらに進行した場合、ドル売り・円買いの為替介入が実施される可能性は消えていないが、それでも日米金利差維持でドルの選好地合いは変わらず、目先的には150円を挟んだ水準での取引が続くとみられる。市場は日米の金融政策の動向を注目している。現時点で米国の利下げ開始は5月以降となる可能性が高いが、国内経済の減速を受けて日本銀行は3月にマイナス金利政策を解除するかどうか微妙な状況となった。目先的に日本の金融政策修正を期待した円買いは縮小し、ドル・円は底堅い動きを維持するとみられる。【今日の欧米市場の予定】・米国休場(プレジデンツデー) <CS> 2024/02/19 17:25 注目トピックス 市況・概況 19日の日本国債市場概況:債券先物は146円24銭で終了 *17:21JST 19日の日本国債市場概況:債券先物は146円24銭で終了 <円債市場>長期国債先物2024年3月限寄付146円19銭 高値146円29銭 安値146円15銭 引け146円24銭売買高総計8742枚2年 457回  0.144%5年 165回  0.348%10年 373回  0.727%20年 187回  1.506%債券先物3月限は、146円19銭で取引を開始。あすの20年債入札への期待から買いが優勢になったといわれ、146円15銭から146円29銭まで上げた。その後は、ドル・円相場の円高推移が一服するなか売りがみられ、上げ渋った。現物債の取引では、2年債と5年債が売られ、10年債と20年債が買われた。<米国債概況>休場。<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.40%、英国債は4.11%、オーストラリア10年債は4.17%、NZ10年債は4.84%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・欧米の経済指標発表は特になし・米国休場(プレジデンツデー)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間) <KK> 2024/02/19 17:21 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はおおむね150円を挟んだ水準で推移 *16:45JST 東京為替:ドル・円はおおむね150円を挟んだ水準で推移 19日の東京市場でドル・円はおおむね150円を挟んだ水準で推移し、動意薄の状態が続いた。149円70銭以下には顧客筋などからのドル買い注文が入っているが、米国市場休場のため、有力な手掛かり材料は不足しており、ドル・円は150円近辺での取引が主体となった。取引レンジは149円88銭-150円28銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0773ドル-1.0789ドルで推移。ユーロ・円は弱含み。161円56銭から161円92銭の範囲内で推移。・16時40分時点:ドル・円149円00銭-150円00銭、ユーロ・円161円70銭-161円80銭・日経平均株価:始値38,473.41円、高値38,555.84円、安値38,281.70円、終値38,470.38円(前日比16.86円安)【要人発言】・林官房長官「経済復興支援会議でウクライナ支援の国際機運盛り上げる」【経済指標】・日・12月コア機械受注:前月比+2.7%(予想:+2.7%、11月:-4.9%) <MK> 2024/02/19 16:45 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:19日の米株式市場は休場になります *16:10JST 米国株見通し:19日の米株式市場は休場になります  19日の米株式市場は、米国が「プレジデンツデー」の祝日で休場になります。 <KK> 2024/02/19 16:10 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価落ち着いた値動きで安心感広がる *16:05JST 日経VI:低下、株価落ち着いた値動きで安心感広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は19日、前日比-1.72(低下率7.96%)の19.88と低下した。なお、高値は21.57、安値は19.37。先週末の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の日経225先物は売りが先行して始まった。日経225先物は先週末までの続伸で840円上昇したこともあり、市場では短期的な過熱感が強まっていた。こうした中、今日は日経225先物が取引開始後に下げ渋る場面があったものの、戻りは限定的で、高値警戒感がやや後退。一方、日経225先物は下値も堅く、一日を通して落ち着いた値動きとなったことから、市場では安心感が次第に広がり、日経VIは低下幅を広げる展開となった。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2024/02/19 16:05 注目トピックス 市況・概況 売り優勢も先高感を背景に押し目買い意欲が強い【クロージング】 *15:58JST 売り優勢も先高感を背景に押し目買い意欲が強い【クロージング】 19日の日経平均は3営業日ぶりに小反落。16.86円安の38470.38円(出来高概算15億9000万株)で取引を終えた。急ピッチの上昇に対する反動や前週末の米国市場で主要株価指数が下落したため、利益確定売りが先行して始まり、日経平均は前場終盤かけて下げ幅を広げ、38281.70円まで水準を切り下げた。ただ、19日の米国市場はプレジデントデーで休場となるため、海外投資家の動きは鈍く、同日の米国では注目される経済指標の発表もないため、日本株の先高期待を背景にした押し目買いも散見され、大引けにかけて戻り歩調に転じ、下げ幅を縮めた。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1200を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、銀行、水産農林、卸売、証券商品先物など26業種が上昇。一方、その他製品、電気機器、ゴム製品など7業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>、三菱商<8058>、ファナック<6954>、三井物<8031>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、中外薬<4519>が軟調だった。前週末の米国市場では、1月の卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回る結果となったため、早期の利下げ期待が後退した。東京市場でも利益確定の流れが先行する格好となった。また、次世代ゲーム機の発売延期が一部で報じられた任天堂が急落したことも指数の押し下げ要因につながった。一方、孫正義会長兼社長が最大1000億ドルを調達し、人工知能(AI)向け半導体を生産する新会社の設立を検討していると伝わったソフトバンクGが買われたほか、銀行や商社といったバリュー株には値を上げるものが目立ち、相場を下支えしていた。日経平均は先週後半の上昇でやや過熱感もあり、当然の調整との見方が多い。また、投資家の関心は21日に発表が予定される米エヌビディアの決算であり、結果を受けた米国市場の動向に集まっている。同社を含むAI関連株への期待が先行するなか、好決算を受けて楽観相場が続くのか、それとも織り込み済みとなり、材料出尽くし感につながるのか見極めたいと考える向きが多い。 <CS> 2024/02/19 15:58 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:その他製品が下落率トップ *15:39JST 東証業種別ランキング:その他製品が下落率トップ その他製品が下落率トップ。そのほか電気機器、ゴム製品、医薬品、機械なども下落。一方、銀行業が上昇率トップ。そのほか水産・農林業、卸売業、証券業、パルプ・紙なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. 銀行業 / 292.53 / 2.902. 水産・農林業 / 593.41 / 2.703. 卸売業 / 3,758.2 / 2.394. 証券業 / 587.65 / 2.275. パルプ・紙 / 523.77 / 2.086. 鉄鋼 / 822.4 / 2.067. その他金融業 / 1,029.93 / 2.018. 鉱業 / 605.58 / 1.909. 保険業 / 2,118.67 / 1.6010. 建設業 / 1,618.68 / 1.5511. 電力・ガス業 / 497.31 / 1.4912. 小売業 / 1,770.35 / 1.2813. 非鉄金属 / 1,252.55 / 1.2714. 陸運業 / 2,180.52 / 1.2615. 繊維業 / 632.8 / 1.2416. 倉庫・運輸関連業 / 2,703.05 / 1.1717. 食料品 / 2,236.39 / 0.7718. 金属製品 / 1,455.63 / 0.6319. ガラス・土石製品 / 1,387.37 / 0.6020. 石油・石炭製品 / 1,619.73 / 0.5521. サービス業 / 2,917.88 / 0.5522. 化学工業 / 2,554.97 / 0.3723. 精密機器 / 11,712.19 / 0.3024. 輸送用機器 / 5,140.58 / 0.2925. 情報・通信業 / 5,779.15 / 0.2226. 不動産業 / 1,851.51 / 0.0127. 空運業 / 245.48 / -0.0928. 海運業 / 1,829.69 / -0.1829. 機械 / 2,992.32 / -0.2330. 医薬品 / 3,668.97 / -0.3831. ゴム製品 / 4,680.86 / -0.4532. 電気機器 / 4,631.71 / -0.5133. その他製品 / 4,937.1 / -3.45 <CS> 2024/02/19 15:39 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は150円近辺での小動きが続く *15:08JST 東京為替:ドル・円は150円近辺での小動きが続く 19日午後の東京市場でドル・円は150円近辺で推移。149円70銭以下には顧客筋などからのドル買い注文が入っているが、米国市場休場のため、有力な手掛かり材料は不足しており、ドル・円は150円を挟んだ水準での取引が続いている。ここまでの取引レンジは149円88銭-150円28銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0773ドル-1.0789ドルで推移。ユーロ・円は弱含み。161円56銭から161円92銭の範囲内で推移。 <MK> 2024/02/19 15:08 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前週末比16.86円安の38470.38円 *15:01JST 日経平均大引け:前週末比16.86円安の38470.38円 日経平均は前週末比16.86円安の38470.38円(同-0.04%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前週末比14.96pt高の2639.69pt(同+0.57%)。 <CS> 2024/02/19 15:01 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は引き続き150円を挟んだ水準で推移 *14:17JST 東京為替:ドル・円は引き続き150円を挟んだ水準で推移 19日午後の東京市場でドル・円は150円を挟んだ水準で推移。149円80銭以下には顧客筋などからのドル買い注文が入っているが、有力な手掛かり材料は不足しており、ドル・円は150円を挟んだ水準での取引が続いている。ここまでの取引レンジは149円88銭-150円28銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0773ドル-1.0789ドルで推移。ユーロ・円は弱含み。161円56銭から161円92銭の範囲内で推移。 <MK> 2024/02/19 14:17 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株弱いも内需株しっかりで底堅い展開に *12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株弱いも内需株しっかりで底堅い展開に 19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は反落、半導体株弱いも内需株しっかりで底堅い展開に・ドル・円は上げ渋り、150円を挟んだ水準で推移・値下り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035>■日経平均は反落、半導体株弱いも内需株しっかりで底堅い展開に日経平均は反落。前営業日比121.65円安(-0.32%)の38365.59円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。16日の米国市場は反落。ダウ平均は145.13ドル安(-0.37%)の38627.99ドル、ナスダックは130.52ポイント安(-0.82%)の15775.66で、S&P500は24.16ポイント安(-0.48%)の5005.57で取引を終了した。1月生産者物価指数(PPI)が消費者物価指数(CPI)に続き予想を上回ったため、インフレ長期化が警戒され、寄り付き後は下落。その後、2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を下回ったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を受けて次の行動が利下げであることを確認し相場は下げ止まった。ただ、長期金利の上昇が引き続き重しとなり、上値を抑制しマイナス圏で終了。米国株安を受けて、東京市場はやや売り優勢で取引を開始した。寄付き後の日経平均は切り返す場面も見られたが、値がさ半導体銘柄の一角が売られたことから前営業日比マイナス圏での推移となった。ただ、先週末同様、金融や建設など内需関連銘柄がしっかりとした動きを見せたことで、日経平均は下げ渋る展開に。押し目買いや出遅れ銘柄への物色が入り、日経平均は38300円台で前場の取引を終えた。日経平均採用銘柄では、家庭用ゲーム機の「ニンテンドースイッチ」の後継機が25年1-3月期に後ずれすると報じられた任天堂<7974>が大幅続落。また、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、東エレク<8035>など半導体関連も弱い。このほか、荏原製作所<6361>、ミネベアミツミ<6479>、ブリヂストン<5108>が売られた。一方、インドで日本車販売網を構築と報じられた三菱商事<8058>が買われたほか、昨年来安値からのテクニカルリバウンドなどであおぞら銀行<8304>も上昇。また、H3ロケットの打ち上げ成功が材料視されて三菱重<7011>も買われた。このほか、大林組<1802>、横浜ゴム<5101>、清水建設<1803>が上昇。セクターでは、その他製品、ゴム製品、電気機器、空運業、不動産業が下落した一方、水産・農林業、卸売業、鉱業、その他金融業、鉄鋼などが上昇した。後場の東京市場は、米国市場の休場を受けて売買代金は伸び悩むと想定する。取引再開した上海総合指数がプラス圏で推移していることから、アジア市場に対する過度な警戒感は後退か。東証プライム市場の6割ほどの銘柄が上昇しており、TOPIXは前営業日比プラス圏で推移するなど東京市場はしっかり。後場の日経平均は引き続き底堅く推移し、38300円から38400円ほどの狭いレンジでのもみ合いとなりそうだ。■ドル・円は上げ渋り、150円を挟んだ水準で推移19日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り。150円28銭から149円88銭まで弱含み。149円80銭以下には顧客筋などからのドル買い注文が入っているが、150円50銭以上には顧客筋などのドル売り注文が残されており、ドル・円は150円を挟んだ水準での取引がしばらく続く可能性が高いとみられる。ここまでの取引レンジは149円88銭-150円28銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0773ドル-1.0789ドルで推移。ユーロ・円は上げ渋り。161円92銭から161円61銭の範囲内で推移。■後場のチェック銘柄・フォーサイド<2330>、セック<3741>など、7銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・12月コア機械受注:前月比+2.7%(予想:+2.7%、11月:-4.9%)【要人発言】・林官房長官「経済復興支援会議でウクライナ支援の国際機運盛り上げる」<国内>特になし<海外>・米国休場(プレジデンツデー) <CS> 2024/02/19 12:31 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):三菱鉛筆、CMK、AppBankなど *12:07JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):三菱鉛筆、CMK、AppBankなど 三住建設<1821>:444円(+40円)大幅続伸。先週末に提出された変更報告書によって、旧村上ファンド系の南青山不動産の保有比率が従来の11.29%から12.54%に上昇していることが明らかになっている。引き続き、保有目的は「投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。一段の買い増しによる需給妙味の高まり、企業価値向上策へのプレッシャーにつながることなどが材料視される形に。スノーピーク<7816>:988円 カ -ストップ高買い気配。MBOによって株式を非公開化する方針を固めたことがわかったと報じられている。米投資ファンドのベインキャピタルと組んでTOBを実施、TOB価格は1200円台になるとみられ、先週末終値を4割以上上回る水準とされている。アウトドア用品の需要一巡などにより業績が落ち込む中。非公開化によって構造改革を急ぐようだ。なお、会社側では非公開化を検討していることは事実としている。三菱鉛筆<7976>:2455円(+371円)大幅続伸。先週末に23年12月期の決算を発表、営業利益は119億円で前期比28.2%増となり、第3四半期決算発表時に上方修正した水準の107億円を上回る着地に。24年12月期も125億円で同5.5%増と連続増益見通しとしている。中計では116億円を目標値として掲げていた。前期の期末配当金は20円予想から22円に引き上げ、年間では40円となり前期比5円の引き上げに。今期は42円配を計画。CMK<6958>:617円(-132円)大幅反落。657万7000株の新株発行、386万3000株の自己株処分、並びに、156万株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。トータルでの株数1200万株は、現在の発行済み株式数の19%に当たる水準となり、株式価値の希薄化が嫌気される展開となっているようだ。グループの事業拡大に伴う増加運転資金、タイ子会社の工場新設投資資金などに充当する予定のもよう。任天堂<7974>:8287円(-587円)大幅続落。今年後半に予定していた次世代ゲーム機の発売時期を、25年1-3月期に延期する旨を複数のゲーム開発会社に通達したと一部で報じられている。現行ゲーム機「スイッチ」がライフサイクル終盤を迎えている状況下、好景気となる次世代ゲーム機の発売が24年中に行われるとの観測が足元では高まっていた。株価も高値圏にあった中で、25年3月期の業績インパクトへの期待後退が売り材料視される格好に。ヘッドウォーター<4011>:12250円(+1220円)大幅に続伸。データ&AIカンパニーの米データブリックス社のSIコンサルティングパートナーに認定されたと発表している。認定に伴い、データブリックスから製品の導入・運用に関するサポート、マーケティング支援を受けることが可能となった。今後、データブリックスとのパートナー連携を活かし、データプラットフォーム「Azure Databricks」を使用したデータ&AI活用支援サービスを展開するとしている。AppBank<6177>:125円(+30円)ストップ高。広告代理業を中心とした企業グループの持株会社であるPLANA(福岡市)と資本業務提携契約を締結すると発表している。PLANAを割当先として新株111万株、PLANAなど計4社を割当先として新株予約権8万8900個(潜在株式数889万株)を発行する。新株及び潜在株式数の合計は、発行済株式総数の90.00%。調達資金の約8.46億円は広告代理事業の事業運転資金や商品製造費用などに充てる。両社はメディア事業やストア事業で協業する。ニフティライフ<4262>:980円(+60円)昨年来高値。株主優待制度を新設すると発表している。株主の支援に感謝するとともに自社株式の魅力を高め、流動性向上を図ることが目的。毎年3月31日時点の株主が対象で、保有株数100株以上500株未満でニフティ温泉掲載中の対象温浴施設優待券(2000円相当)、電子ギフトまたは社会貢献団体への寄付(1000円分)のいずれかを贈呈する。保有株数500株以上でそれぞれ4000円相当、2000円分のいずれかを贈呈する。 <ST> 2024/02/19 12:07 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は上げ渋り、150円を挟んだ水準で推移 *11:53JST 東京為替:ドル・円は上げ渋り、150円を挟んだ水準で推移 19日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り。150円28銭から149円88銭まで弱含み。149円80銭以下には顧客筋などからのドル買い注文が入っているが、150円50銭以上には顧客筋などのドル売り注文が残されており、ドル・円は150円を挟んだ水準での取引がしばらく続く可能性が高いとみられる。ここまでの取引レンジは149円88銭-150円28銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0773ドル-1.0789ドルで推移。ユーロ・円は上げ渋り。161円92銭から161円61銭の範囲内で推移。【要人発言】・林官房長官「経済復興支援会議でウクライナ支援の国際機運盛り上げる」【経済指標】・日・12月コア機械受注:前月比+2.7%(予想:+2.7%、11月:-4.9%) <MK> 2024/02/19 11:53 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドルは150円を挟んだ水準で推移 *10:46JST 東京為替:ドルは150円を挟んだ水準で推移 19日午前の東京市場でドル・円は149円90銭台で推移。149円80銭以下には顧客筋などからのドル買い注文が入っているが、150円50銭以上には顧客筋などのドル売り注文が確認されており、ドル・円は150円を挟んだ水準での取引がしばらく続くとみられる。ここまでの取引レンジは149円88銭-150円21銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0773ドル-1.0789ドル、ユーロ・円は上げ渋り。161円71銭から161円92銭の範囲内で推移。 <MK> 2024/02/19 10:46 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドルは150円台前半で上げ渋る状態が続く *10:24JST 東京為替:ドルは150円台前半で上げ渋る状態が続く 19日午前の東京市場でドル・円は149円90銭近辺で推移。150円31銭で反発。150円以下には顧客筋などからのドル買い注文が入っているが、150円50銭以上には顧客筋のドル売り注文が確認されており、ドル・円は150円を挟んだ水準での取引がしばらく続くとみられる。ここまでの取引レンジは149円91銭-150円21銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0773ドル-1.0789ドル、ユーロ・円は上げ渋り。161円71銭から161円92銭の範囲内で推移。 <MK> 2024/02/19 10:24 注目トピックス 市況・概況 東京為替:150円以下に顧客筋など残るドル買い注文残る *10:02JST 東京為替:150円以下に顧客筋など残るドル買い注文残る 16日午前の東京市場でドル・円は150円05銭近辺で推移。149円93銭から150円28銭で反発。150円以下には顧客筋などからのドル買い注文が入っているが、150円50銭以上には顧客筋のドル売り注文が確認されており、ドル・円は150円を挟んだ水準での取引がしばらく続くとみられる。ここまでの取引レンジは150円04銭-150円21銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0773ドル-1.0789ドル、ユーロ・円は上げ渋り。161円73銭から161円92銭の範囲内で推移。 <MK> 2024/02/19 10:02 注目トピックス 市況・概況 日経平均は12円高、寄り後は一時上げに転じる *09:08JST 日経平均は12円高、寄り後は一時上げに転じる 日経平均は12円高(9時5分現在)。今日の東京市場は、やや売りが先行した。先週末の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は先週末までの続伸で780円を超す上げとなったことから短期的な過熱感が強まり、積極的な買いを手控える向きもあった。一方、日経平均が1989年12月29日につけた史上最高値(38915.87円)に迫る中、引き続き株価の先高観が強く、株価下支え要因となった。また、先週までに主要企業の23年4-12月期決算がほぼ出揃い、好決算・好業績銘柄への物色意欲が継続しており、株価を支える要因となり、寄り後、日経平均は一時上げに転じた。 <SK> 2024/02/19 09:08 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:サカタのタネやベステラなどに注目 *09:01JST 個別銘柄戦略:サカタのタネやベステラなどに注目 先週末16日の米株式市場でNYダウは145.13ドル安の38627.99、ナスダック総合指数は130.52pt安の15775.66、シカゴ日経225先物は大阪日中比310円安の38300円。為替は1ドル=150.10-20円。今日の東京市場では、23年12月期営業利益が28.2%増と従来予想の15.8%増を上回り中期経営計画の数値目標引き上げ・表現革新振興財団の設立・自社株消却なども発表した三菱鉛筆<7976>、24年5月期純利益予想の上方修正と発行済株式数の1.13%上限の自社株買いを発表したサカタのタネ<1377>、24年1月期業績見込みを上方修正したベステラ<1433>、2450万株の自社株消却を発表した東京海上<8766>、フィリピン地場企業への太陽光発電システム導入プロジェクトが環境省の支援事業に採択された東京センチュ<8439>、東証スタンダードでは、発行済株式数の5.2%上限の自社株買いを発表したヤマシタヘルスケアHD<9265>、発行済株式数の3.10%上限の自社株買いと買付け委託を発表したメディシス<4350>、MBO(経営陣が参加する買収)を実施すると報じられたスノーピーク<7816>などが物色されそうだ。一方、東証スタンダードで、23年12月期(9ヵ月決算)営業損益が2.96億円の赤字となったガーラ<4777>、営業利益が前期24.7%減・今期17.6%減予想と発表したアップル<2788>、新株式発行と自社株処分・株式売出しを発表したきちりHD<3082>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2024/02/19 09:01 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避のユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し *08:51JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避のユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に164円30銭(2023/11/16)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は今年前半に利下げを開始する可能性があるが、日本銀行はマイナス金利政策の解除後も緩和的な金融環境を長期間維持する可能性は高いため、リスク回避のユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの主要政策金利による早期利下げ観測・中東情勢の悪化、ユーロ圏経済の減速懸念・日欧金利差の縮小観測【ユーロ買い要因】・2024年に複数回の米利下げ予想・ドイツなどユーロ圏諸国のインフレ率は高止まりの可能性・米欧金利差縮小の可能性 <CS> 2024/02/19 08:51 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドルは底堅い動きを保つ可能性 *08:49JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドルは底堅い動きを保つ可能性 16日のドル・円は、東京市場では149円83銭から150円37銭まで反発。欧米市場では150円65銭まで買われた後、一時150円09銭まで反落し、150円21銭で取引終了。本日19日のドル・円は主に150円台で推移か。米長期金利は下げ渋っており、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。日本銀行の植田総裁は2月16日に開かれた衆院財務金融委員会に出席し、「2024年度と25年度の消費者物価コア指数の見通しが実現すればデフレとは程遠い状況になる」と述べた。また、「企業の賃金設定行動もこれまでより積極的になる」と指摘した。市場参加者の間からは「実質賃金はプラスに転じていく可能性が高いが、2024年度については小幅な上昇にとどまる」との声が聞かれている。企業の賃金設定行動が日銀の想定を大幅に上回ることや為替相場の円安進行などが起きない場合、マイナス金利が解除されても、日銀による利上げが年内に行われる可能性は低いとみられる。 <CS> 2024/02/19 08:49

ニュースカテゴリ