注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小じっかり、米早期利下げ観測後退で
*17:10JST 東京為替:ドル・円は小じっかり、米早期利下げ観測後退で
20日の東京市場でドル・円は小じっかり。米早期利下げ観測後退でドル買いに振れやすく、早朝に150円10銭を付けた後は上昇基調に、鈴木財務相の円安けん制も反応は薄く、円買いは限定的。午後は米金利の持ち直しを受け、150円44銭まで値を上げた。・ユーロ・円は161円74銭から162円04銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0779ドルから1.0761ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値38,510.37円、高値38,742.33円、安値38,288.04円、終値38,363.61円(前日比106.77円安)・17時時点:ドル・円150円30-40銭、ユーロ・円161円90-00銭【金融政策】・中国:1年物ローンプライムレートを3.45%に据え置き5年物を4.20%から3.95%に引き下げ【要人発言】・清水日銀理事「物価目標実現が見通せれば、大規模緩和継続の是非を検討」「目標実現には基調的な物価の高まりが重要:・豪準備銀行・議事要旨「目標達成に向け一段の進展が必要。見通しは依然として不透明」「25bp引き上げるか、据え置きかを検討した」「インフレが目標内に戻るとの確信を持てるまで、ある程度時間を要する」「さらなる金利引き上げを排除しないこと適切との認識で一致」・鈴木財務相「為替相場は様々な要因で決定されるもの」「変動の概要は一概に言えない」「為替市場の動向、極めて高い緊張感をもって注視」「デフレ脱却宣言をするか、今のところ確たることは決まっていない」
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2024/02/20 17:10
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、ドル買いの材料不足で
*16:27JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、ドル買いの材料不足で
20日午後の東京市場でドル・円は伸び悩み、150円44銭まで上昇後は小幅に値を下げた。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測の後退で、ドル買いに振れやすい地合いに変わりはない。ただ、材料が乏しく、一段のドル買いは抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円44銭、ユーロ・円は161円74銭から161円98銭、ユーロ・ドルは1.0761ドルから1.0779ドル。
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2024/02/20 16:27
注目トピックス 市況・概況
日経VI:低下、エヌビディア決算への警戒感などは継続
*16:05JST 日経VI:低下、エヌビディア決算への警戒感などは継続
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は20日、前日比-0.43(低下率2.16%)の19.45と低下した。なお、高値は20.63、安値は19.01。昨日の米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、今日の日経225先物はやや売りが先行して始まった。しかし、取引開始後は上げに転じ210円上昇。高値形成後は一転、下げに転じるなど方向感が定まらない荒い値動きとなり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がった。また、明日発表される米半導体大手エヌビディアの決算への警戒感もあり、日経VIは取引時間中は昨日の水準を上回って推移する時間が長かった。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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2024/02/20 16:05
注目トピックス 市況・概況
米エヌビディアの決算発表を前に方向感に欠ける【クロージング】
*16:00JST 米エヌビディアの決算発表を前に方向感に欠ける【クロージング】
20日の日経平均は続落。106.77円安の38363.61円(出来高概算16億1000万株)で取引を終えた。前日の米国市場が休場となり手掛かり材料が乏しいほか、米国では21日にエヌビディアの決算発表が控えていることも様子見ムードを強めた。また、時間外取引で米国株価指数先物が軟調に推移していることもあり、祝日明けの米国市場の下落を警戒する向きもあって、一時38288.04円まで水準を切り下げる場面もあった。一方、日本株に対する強気な見方も根強く、押し目を拾う動きも鮮明で、全般は方向感に欠けた展開だった。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が900に迫り、全体の過半数を占めた。セクター別では、機械、海運、医薬品、鉄鋼など8業種が上昇。一方、保険、パルプ紙、水産農林、証券商品先物など24業種が下落し、空運が変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、SMC<6273>、中外薬<4519>、オムロン<6645>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>が軟調だった。手掛かり材料に欠けるなか、方向感の乏しい展開だった。日経平均は小高く始まり、その後、中国人民銀行が住宅ローン金利の目安となる5年物を0.25%引き下げたと発表した。中国の景気刺激策が日本企業にも好影響をもたらすとの見方から短期筋による先物買いが膨らみ、日経平均は一時250円超上昇する場面があった。しかし、短期的な売買が中心でその後は軟化。エヌビディアの決算を受けた米国市場の動向が気がかりで、アドバンテスや東エレクなどには目先の利益を確保する売りが先行し、相場全般の上値を重くする要因になっていた。なお、エヌビディアの決算を波乱なく通過すれば、再び東京市場は騰勢を強めると考える向きが多い。海外勢については、日本株の相対的な割安感が需要を喚起しているほか、個人は新NISAを通じた資金流入もある。さらに企業の自社株買いも続いており、今後も好需給が期待され、日経平均の過去最高値突破は通過点といえよう。一方、エヌビディアの決算を受けて株価が急落すれば、買い遅れている投資家にとって押し目を拾う好機と捉えられることも想定されよう。
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2024/02/20 16:00
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:保険業が下落率トップ
*15:38JST 東証業種別ランキング:保険業が下落率トップ
保険業が下落率トップ。そのほかパルプ・紙、水産・農林業、証券業、サービス業なども下落。一方、機械が上昇率トップ。そのほか海運業、医薬品、鉄鋼、電力・ガス業なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. 機械 / 3,030.55 / 1.282. 海運業 / 1,851.67 / 1.203. 医薬品 / 3,695.47 / 0.724. 鉄鋼 / 827. / 0.565. 電力・ガス業 / 498.27 / 0.196. 情報・通信業 / 5,787.8 / 0.157. ゴム製品 / 4,685.7 / 0.108. 倉庫・運輸関連業 / 2,703.78 / 0.039. 空運業 / 245.47 / 0.0010. 電気機器 / 4,630.61 / -0.0211. 不動産業 / 1,851. / -0.0312. 食料品 / 2,235.73 / -0.0313. ガラス・土石製品 / 1,386.65 / -0.0514. 非鉄金属 / 1,251.31 / -0.1015. 輸送用機器 / 5,131.79 / -0.1716. 精密機器 / 11,689.56 / -0.1917. 金属製品 / 1,452.69 / -0.2018. 小売業 / 1,764.84 / -0.3119. 化学工業 / 2,545.03 / -0.3920. 繊維業 / 629.72 / -0.4921. 建設業 / 1,608.51 / -0.6322. その他製品 / 4,904.17 / -0.6723. 鉱業 / 601.2 / -0.7224. 石油・石炭製品 / 1,608. / -0.7225. 陸運業 / 2,163.28 / -0.7926. その他金融業 / 1,021.59 / -0.8127. 銀行業 / 289.86 / -0.9128. 卸売業 / 3,716.04 / -1.1229. サービス業 / 2,882.67 / -1.2130. 証券業 / 580.47 / -1.2231. 水産・農林業 / 584.64 / -1.4832. パルプ・紙 / 514.91 / -1.6933. 保険業 / 2,070.91 / -2.25
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2024/02/20 15:38
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は高値圏を維持、中国・香港株を注視
*15:17JST 東京為替:ドル・円は高値圏を維持、中国・香港株を注視
20日午後の東京市場でドル・円は150円40銭付近と、本日高値圏でのもみ合い。日経平均株価は前日比100円超安で引けたが、上海総合指数と香港ハンセン指数は前日終値付近に持ち直し、円買いを弱めた。一方、米金利は戻りが鈍くドルの上値は重い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円44銭、ユーロ・円は161円74銭から161円98銭、ユーロ・ドルは1.0761ドルから1.0779ドル。
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2024/02/20 15:17
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比106.77円安の38363.61円
*15:01JST 日経平均大引け:前日比106.77円安の38363.61円
日経平均は前日比106.77円安の38363.61円(同-0.28%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比7.39pt安の2632.30pt(同-0.28%)。
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2024/02/20 15:01
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はじり高、米金利の下げ渋りで
*14:50JST 東京為替:ドル・円はじり高、米金利の下げ渋りで
20日午後の東京市場でドル・円はじり高となり、150円40銭台に浮上した。米10年債利回りは下げ渋り、ややドル買い基調に振れやすい。ただ、日経平均株価や上海総合指数などアジアの主要指数、米ダウ先物は弱含み、株安がドルの重石になっている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円43銭、ユーロ・円は161円74銭から161円97銭、ユーロ・ドルは1.0761ドルから1.0779ドル。
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2024/02/20 14:50
注目トピックス 市況・概況
日経平均は96円安、米企業決算などに関心
*14:42JST 日経平均は96円安、米企業決算などに関心
日経平均は96円安(14時40分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ファナック<6954>、SMC<6273>、中外薬<4519>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、保険業、パルプ・紙、水産・農林業、証券商品先物、卸売業が値下がり率上位、機械、海運業、医薬品、鉄鋼、情報・通信業が値上がり率上位となっている。日経平均はマイナス圏で小動きとなっている。米国では今晩、1月の米景気先行指標総合指数が発表される。企業決算では、ホーム・デポ、ウォルマートが23年11月-24年1月期決算を発表する。
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2024/02/20 14:42
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは上昇、方向感の定まらない株価推移やエヌビディア決算を警戒
*14:08JST 日経平均VIは上昇、方向感の定まらない株価推移やエヌビディア決算を警戒
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.50(上昇率2.52%)の20.38と上昇している。なお、今日ここまでの高値は20.62、安値は19.01。昨日の米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、今日の日経225先物はやや売りが先行して始まった。しかし、取引開始後は上げに転じ210円上昇。高値形成後は一転、下げに転じるなど方向感が定まらない荒い値動きとなり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がった。また、明日発表される米半導体大手エヌビディアの決算への警戒感もあり、日経VIは午前の中頃からは昨日の水準を上回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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2024/02/20 14:08
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はこう着、材料難で伸び悩み
*14:02JST 東京為替:ドル・円はこう着、材料難で伸び悩み
20日午後の東京市場でドル・円は150円30銭付近と、こう着した値動きが続く。具体的な手がかりは乏しく、積極的な売り買いは手控えられている。米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測の後退でドル買い基調に振れやすいものの、上値は重い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円36銭、ユーロ・円は161円74銭から161円93銭、ユーロ・ドルは1.0761ドルから1.0779ドル。
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2024/02/20 14:02
注目トピックス 市況・概況
日経平均は107円安、ダウ平均先物安く東京市場の重しに
*13:52JST 日経平均は107円安、ダウ平均先物安く東京市場の重しに
日経平均は107円安(13時50分現在)。日経平均寄与度では、アドバンテスト<6857>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ファナック<6954>、SMC<6273>、中外薬<4519>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、保険業、パルプ・紙、水産・農林業、サービス業、卸売業が値下がり率上位、機械、海運業、医薬品、鉄鋼、情報・通信業が値上がり率上位となっている。日経平均はマイナス圏で推移している。ダウ平均先物が時間外取引で下げていることなどが東京市場の重しとなっているようだ。
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2024/02/20 13:52
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は変わらず、クロス円は下げづらい
*13:38JST 東京為替:ドル・円は変わらず、クロス円は下げづらい
20日午後の東京市場でドル・円は150円30銭付近と、ほぼ変わらずの値動き。米10年債利回りはやや低下し、ドル売りに振れやすい。一方、日経平均株価は前日比100円超安の軟調地合いで、やや円買い地合いに。ただ、クロス円はおおむね下げづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円36銭、ユーロ・円は161円74銭から161円93銭、ユーロ・ドルは1.0761ドルから1.0779ドル。
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2024/02/20 13:38
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小動き、材料難で様子見
*13:10JST 東京為替:ドル・円は小動き、材料難で様子見
20日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、150円30銭台でのもみ合い。具体的な手がかりは乏しく、様子見ムードが広がりやすい。米10年債利回りの失速で、一段のドル買いは後退しているもよう。また、日経平均株価は弱含み、円売りも縮小。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円36銭、ユーロ・円は161円74銭から161円93銭、ユーロ・ドルは1.0761ドルから1.0779ドル。
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2024/02/20 13:10
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米国株見通し:下げ渋りか、金利高抑制なら買戻し
*12:44JST 米国株見通し:下げ渋りか、金利高抑制なら買戻し
(12時30分現在)S&P500先物 5,003.50(-16.25)ナスダック100先物 17,679.00(-65.00)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は110ドル安。長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ16日の主要3指数は3日ぶり反落。前日終値付近に持ち直す場面もあったが、終盤に失速し、ダウは145ドル安38627ドルで取引を終えた。この日発表された生産者物価指数(PPI)はコア指数を含め前月比、前年比で予想を上回り、連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退。長期金利の上昇を背景にハイテクや消費を中心に売り込まれ、下げを主導した。住宅関連指標も低調な内容となり、減速懸念もやや強まった。本日は下げ渋りか。年前半の政策金利引き下げのへの期待が後退するなか、指数は過去最高値圏のため利益確定や持ち高調整の売りが出やすい地合いが続く。前週発表された経済指標は強弱まちまちのため、ソフトランディングへの思惑が交錯。今晩発表の景気先行指標総合指数が悪化すれば、全般的に買いづらい。ただ、前週末の軟調地合いでやや調整が進み、金利高が抑制されればハイテクに買戻しが期待され相場を支えるとみる。
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2024/02/20 12:44
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~早くもエヌビディア決算待ちで方向感に乏しい展開
*12:29JST 後場に注目すべき3つのポイント~早くもエヌビディア決算待ちで方向感に乏しい展開
20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は小幅続落、早くもエヌビディア決算待ちで方向感に乏しい展開・ドル・円は小幅高、米金利に連動・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857>■日経平均は小幅続落、早くもエヌビディア決算待ちで方向感に乏しい展開日経平均は小幅続落。前日比31.74円安(-0.08%)の38438.64円(出来高概算8億2000万株)で前場の取引を終えている。19日の米国市場はプレジデンツデーの祝日に伴い、株式市場、債券市場ともに休場。為替市場は薄商いのなか、1ドル150円00銭から20銭での小動きとなった。米国市場休場を受けて、東京市場は小動きで取引を開始。日経平均は前日終値水準でもみ合った後、上げ幅をじりじりと拡大し38742.33円まで上昇する場面が見られたが、アジア株式市場がスタートしたタイミングで、225先物に断続的な売りが入り失速。日経平均、TOPIXともに前日終値水準でのもみ合いと方向感に乏しい地合いとなった。日経平均採用銘柄では、足元上昇していた楽天グループ<4755>が反落となったほか、オリエンタルランド<4661>も反落。また、東京海上<8766>、サッポロHD<2501>、ニッスイ<1332>、オリンパス<7733>が売られた。一方、会社説明会にて25年3月期第1四半期から四半期配当復配予定の方針が伝わったことからあおぞら<8304>が引き続き値を戻したほか、一部証券会社によるレポートが材料視された三菱重<7011>も買われた。このほか、オムロン<6645>、SMC<6273>、安川電機<6506>、ファナック<6954>が買われた。セクターでは、保険業、水産・農林業、パルプ・紙、サービス業、銀行業などが下落した一方、海運業、機械、医薬品、情報・通信業、非鉄金属などが上昇した。ランチタイムのアジア株式市場は、香港ハンセン指数が前日比小幅プラス、上海総合指数は前日比小幅マイナスと高安まちまちで、こちらも方向感に欠ける展開となっている。明日の海外時間で発表される米時価総額3位の半導体大手エヌビディアの決算発表を見極めたいとするムードが強いことから、後場の日経平均、TOPIXともに小動き推移となりそうだ。■ドル・円は小幅高、米金利に連動20日午前の東京市場でドル・円は小幅高となり、150円10銭から150円34銭まで値を上げた。米10年債利回りは底堅く推移し、ややドル買いに振れやすい。一方、鈴木財務相は円安をけん制したが、反応は限定的。日本株も不安定で円売りは抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円34銭、ユーロ・円は161円74銭から161円93銭、ユーロ・ドルは1.0761ドルから1.0779ドル。■後場のチェック銘柄・アミタホールディングス<2195>、日東紡<3110>など、13銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857>■経済指標・要人発言【経済指標】・特になし【要人発言】・豪準備銀行・議事要旨「目標達成に向け一段の進展が必要。見通しは依然として不透明」「25bp引き上げるか、据え置きかを検討した」「インフレが目標内に戻るとの確信を持てるまで、ある程度時間を要する」「さらなる金利引き上げを排除しないこと適切との認識で一致」・鈴木財務相「為替相場は様々な要因で決定されるもの」「変動の概要は一概に言えない」「為替市場の動向、極めて高い緊張感をもって注視」「デフレ脱却宣言をするか、今のところ確たることは決まっていない」<国内>特になし<海外>特になし
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2024/02/20 12:29
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小幅高、米金利に連動
*12:12JST 東京為替:ドル・円は小幅高、米金利に連動
20日午前の東京市場でドル・円は小幅高となり、150円10銭から150円34銭まで値を上げた。米10年債利回りは底堅く推移し、ややドル買いに振れやすい。一方、鈴木財務相は円安をけん制したが、反応は限定的。日本株も不安定で円売りは抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円34銭、ユーロ・円は161円74銭から161円93銭、ユーロ・ドルは1.0761ドルから1.0779ドル。【金融政策】・中国:1年物ローンプライムレートを3.45%に据え置き5年物を4.20%から3.95%に引き下げ【要人発言】・豪準備銀行・議事要旨「目標達成に向け一段の進展が必要。見通しは依然として不透明」「25bp引き上げるか、据え置きかを検討した」「インフレが目標内に戻るとの確信を持てるまで、ある程度時間を要する」「さらなる金利引き上げを排除しないこと適切との認識で一致」・鈴木財務相「為替相場は様々な要因で決定されるもの」「変動の概要は一概に言えない」「為替市場の動向、極めて高い緊張感をもって注視」「デフレ脱却宣言をするか、今のところ確たることは決まっていない」
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2024/02/20 12:12
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は高値もみ合い、アジア株を注視
*12:04JST 東京為替:ドル・円は高値もみ合い、アジア株を注視
20日午前の東京市場でドル・円は150円30銭台と、高値圏でのもみ合い。日経平均株価は前日比100円超高と上げ幅拡大の場面もあったが、マイナスで前引けた。上海総合指数や香港ハンセン指数も弱含み、アジア株安を警戒した円買いが警戒される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円34銭、ユーロ・円は161円74銭から161円93銭、ユーロ・ドルは1.0761ドルから1.0779ドル。
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2024/02/20 12:04
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):日東紡、静岡ガス、売れるネット広告など
*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日東紡、静岡ガス、売れるネット広告など
3Dマトリクス<7777>:125円(+12円)大幅に3日続伸。炎症性腸疾患等に起因する腸管の治療及び予防を目的とする自己組織化ペプチドを含有する医薬組成物を広く保護する特許が日本で成立したと発表している。特許の範囲は、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、ベーチェット病、単純性潰瘍を含む腸疾患。今後、日本と欧州で現在進行中の医師主導特定臨床研究に加えて複数の研究を行い、早期にProof Of Concept(POC)を取得することを目指す。アミタHD<2195>:748円(+100円)ストップ高。一部メディアが「リサイクルのアミタホールディングス(HD)とリース大手の三井住友ファイナンス&リースは、産業廃棄物管理の新会社を4月に設立する」と報じ、買い材料視されている。「両社がもつシステムのノウハウを共有するほか、サポートセンター統合による運営費の削減といった効果を狙う」という。三井住友ファイナンス&リースは、三井住友フィナンシャルグループ<8316>と住友商事<8053>が折半出資している。売れるネット広告<9235>:5090円(+705円)ストップ高を付け、昨年来高値を更新している。越境ECサービスを提供する子会社「売れる越境EC社」(東京都港区)の新設に関する補足説明資料を開示している。Amazonアメリカを軸に「越境EC事業/越境EC支援事業」を展開するとともに「その他ECモール、アジア圏や欧州を含む世界中に越境EC事業を広げていく」などと説明している。1月31日に発表した内容とほぼ同じだが、補足説明を受けて改めて買い材料視されているようだ。センコーHD<9069>:1067円(-62円)大幅反落。既存株主の金融機関5社が売出人となる株式売出537万9200株、オーバーアロットメントによる売出80万6800株を行うと発表している。売出に伴う需給への影響を緩和する観点から、発行済み株式数の1.00%にあたる150万株、17億円を上限とした自社株買いの実施も発表しているが、目先の需給悪化は避けられないとの見方が優勢に。なお、自社株取得期間は売出株受渡期日の翌営業日から9月30日までとしている。静岡ガス<9543>:907円(-57円)大幅反落。44万1000株の自己株式処分、328万6500株の売出、55万9000株のオーバーアロットメントによる売出を実施すると発表している。発行価格の決定期間は2月27日から3月4日までとなる。自己株式の処分により調達する資金は、都市ガスの供給能力増強に資するガス導管の延伸投資資金の一部に充当する予定。希薄化は限られるものの、目先の需給悪化を警戒する動きが優勢となっている。平和堂<8276>:2071円(-124円)大幅反落。金融機関5社が保有する株式の一部を売出すると発表。売出株数は270万6200株、オーバーアロットメントによる売出は40万5800株。目先の需給悪化が警戒される展開に。また、地震被害による特損計上で、24年2月期純利益を従来の83億円から67億円に下方修正することも発表。一方、発行済み株式数の1.91%にあたる100万株、24億円上限の自社株買い実施、従来の優待に加え長期保有株主優待制度を導入することも発表。スギHD<7649>:7204円(+109円)大幅続伸。25年2月期の年間配当金は35円を計画と発表している。2月末に1:3の株式分割を実施するため、分割権利落ち前では105円となり、24年2月期計画の80円から25円の増配となる。また、25年2月期からは株主優待制度も拡充、株式分割後に100株以上保有の株主には、これまでの優待券に加えて、1000円相当のスギポイントも贈呈する。同時に、タイ石油公社の子会社と、タイでのヘルス&ビューティケア事業を開始するとも発表。日東紡<3110>:5490円(+585円)大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も4900円から8000円に引き上げている。第3四半期決算では、生成AI向けスペシャルガラスの需要がサーバ用マザーボード向けだけでなく半導体パッケージ向けでも加速し始めたことが明らかになったと評価。5月に中計公表予定でもあり、株価はスペシャルガラス需要拡大に伴う成長を織り込む局面を迎えたと判断。
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2024/02/20 11:35
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、円安けん制に反応薄
*11:20JST 東京為替:ドル・円は底堅い、円安けん制に反応薄
20日午前の東京市場でドル・円は150円30銭台と底堅い。米インフレ高止まりで連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測は後退し、ドル買いに振れやすい。鈴木財務相は為替について「極めて高い緊張感をもって注視」と円安をけん制したが、反応薄。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円34銭、ユーロ・円は161円74銭から161円93銭、ユーロ・ドルは1.0762ドルから1.0779ドル。
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2024/02/20 11:20
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、材料難で上昇一服
*10:54JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、材料難で上昇一服
20日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み、150円34銭まで上昇後は150円20銭台にやや値を下げた。具体的な手がかりは乏しく、ドル買いはいったん収束。一方、日経平均株価は堅調地合いの場面もあったが、上げ幅を縮小し一段の円売りを弱めた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円34銭、ユーロ・円は161円81銭から161円93銭、ユーロ・ドルは1.0774ドルから1.0779ドル。
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2024/02/20 10:54
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は高値圏、日本株は堅調
*10:15JST 東京為替:ドル・円は高値圏、日本株は堅調
20日午前の東京市場でドル・円は150円30銭台と、高値圏を維持している。日経平均株価は寄付き後に前日終値付近で不安定な値動きだったが、その後は前日比100円超高の堅調地合いに。また、米10年債利回りは小幅上昇し、ドルは下げづらい値動き。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円33銭、ユーロ・円は161円81銭から161円93銭、ユーロ・ドルは1.0774ドルから1.0779ドル。
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2024/02/20 10:15
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、豪ドルは下げ渋り
*10:10JST 東京為替:ドル・円は底堅い、豪ドルは下げ渋り
20日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、150円30銭台で推移する。米10年債利回りは小幅に上昇し、ドル売りは後退。一方、豪準備銀行が公表した議事要旨はややタカ派的な内容となり、豪ドル・ドルは下げ渋り、豪ドル・円は持ち直した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円33銭、ユーロ・円は161円81銭から161円93銭、ユーロ・ドルは1.0774ドルから1.0779ドル。
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2024/02/20 10:10
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避のユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いか
*10:05JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避のユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いか
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に164円30銭(2023/11/16)まで上昇。ドイツ経済が低迷していることから、欧州中央銀行(ECB)は今年前半に利下げを開始する可能性が高い。ただ、日本銀行はマイナス金利政策の解除後も緩和的な金融環境を長期間維持するとみられ、リスク回避のユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの主要政策金利による早期利下げ観測・中東情勢の悪化、ユーロ圏経済の減速懸念・日欧金利差の縮小観測【ユーロ買い要因】・2024年に複数回の米利下げ予想・ドイツなどユーロ圏諸国のインフレ率は高止まりの可能性・米欧金利差縮小の可能性
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2024/02/20 10:05
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:日米金利差維持でドルは底堅い動きを保つ可能性
*10:04JST 今日の為替市場ポイント:日米金利差維持でドルは底堅い動きを保つ可能性
19日のドル・円は、東京市場では150円15銭から149円88銭まで下落。欧米市場では149円89銭から150円19銭まで反発し、150円14銭で取引終了。本日20日のドル・円は主に150円を挟んだ水準で推移か。日米金利差が短期間で縮小する可能性は低いため、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。ドイツ連邦銀行(中央銀行)が2月19日に発表した月次報告書によると、外需は弱く、消費はさえない状況にあり、高金利により国内投資は抑制されているもよう。ドイツ連銀は「ドイツ経済の回復はまだ見られない。2024年1-3月期には国内総生産(GDP)が再びやや減少する可能性がある」と指摘しており、ドイツ経済は2期連続のマイナス成長になるとの見通しを示した。市場参加者の間からは「ドイツ経済の低迷が長く続いた場合、欧州中央銀行(ECB)は政策金利を大幅に引き下げる可能性がある」との声が聞かれている。そうなった場合、米国とユーロ圏の金利差拡大が予想されるため、中期的にユーロ安・ドル高が進行する可能性が高まることになりそうだ。
<NH>
2024/02/20 10:04
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:スギHDや岡部などに注目
*09:46JST 個別銘柄戦略:スギHDや岡部などに注目
昨日19日の米株式市場は休場。為替は1ドル=150.10-20円。今日の東京市場では、23年12月期決算と中期経営計画・配当方針の変更を発表した岡部<5959>、25年2月期実質増配とタイでの事業開始に向けた基本合意を発表したスギHD<7649>、発行済株式数の4.37%の自社株消却を発表した図研<6947>、発行済株式数の3.12%の自社株消却を発表した日本調剤<3341>、シンガポールに合弁会社を設立し日本式コーティング・洗車事業を展開すると発表したKeePer技研<6036>、オランダの半導体設計会社の株式80.0%を取得し連結子会社化すると発表した佐鳥電機<7420>、東証スタンダードでは、発行済株式数の4.72%上限の自社株買いと買付け委託を発表したミクロン精密<6159>、発行済株式数の1.3%上限の自社株買いと買付け委託を発表した大木ヘルスHD<3417>、東証グロースでは、日本で炎症性腸疾患等に関する特許を取得した3Dマトリクス<7777>などが物色されそうだ。一方、23年12月期営業利益が27.6%減と従来予想の34.1%増から減益となったアウトソシング<2427>、24年2月期売上高と純利益予想の下方修正・株式売出し・自社株買い・株主優待制度の変更を発表した平和堂<8276>、株式売出しと自社株買いを発表したセンコーHD<9069>、公募による新株式発行と株式売出しを発表したシード<7743>、自社株処分と株式売出しを発表した静岡ガス<9543>などは軟調な展開が想定される。
<CS>
2024/02/20 09:46
注目トピックス 市況・概況
日経平均は3円高、寄り後は一時下げに転じる
*09:11JST 日経平均は3円高、寄り後は一時下げに転じる
日経平均は3円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場が休場、欧州主要市場も高安まちまちとなり手掛かり材料に乏しい中、外為市場で1ドル=150円20銭台と、円安・ドル高水準が継続していることが東京市場で安心感となった。また、昨日の日経平均が3日ぶりに反落したものの下値が堅く、午後は次第に下げ幅を縮める展開となったことから、相場の腰の強さを指摘する向きもあった。一方、明日21日に米半導体大手エヌビディアの決算発表を控えており、これを見極めたいとするムードがある。同社の株価は東京市場の半導体関連株への影響が大きく、決算を受けたエヌビディアの株価動向によっては、東京市場の半導体関連株や日経平均が大きく変動する可能性も指摘されている。また、日経平均は引き続き高値警戒感が強いこともあり、積極的な買いを手控える向きもあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。
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2024/02/20 09:11
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小幅高、米金利の上昇基調で
*09:09JST 東京為替:ドル・円は小幅高、米金利の上昇基調で
20日午前の東京市場でドル・円は小幅高となり、150円10銭から150円30銭まで値を上げた。米10年債利回りは早朝から上昇基調に振れ、ややドル買いの地合い。ただ、日経平均株価は寄り付き直後にマイナスへ転じ、ドルは上昇後に失速しつつある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円10銭から150円30銭、ユーロ・円は161円81銭から161円93銭、ユーロ・ドルは1.0774ドルから1.0779ドル。
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2024/02/20 09:09
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~日経平均株価は前日の終値を挟んでの狭いレンジでの推移~
*09:08JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均株価は前日の終値を挟んでの狭いレンジでの推移~
20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■日経平均株価は前日の終値を挟んでの狭いレンジでの推移■岡部、23/12営業利益 22.5%減 40.82億円、24/12予想 0.4%増 41億円■前場の注目材料:横河電機、ブルーオリジンと協業、欧米で宇宙事業の連携加速■日経平均株価は前日の終値を挟んでの狭いレンジでの推移20日の日本株市場は、小動きでの推移になりそうだ。19日の米国市場は、プレジデントデーの祝日で休場だったことから手掛かり材料に欠けるほか、海外勢のフローも限られるとみられる。積極的な売買は手控えられやすく、インデックスに絡んだ商いが中心になりそうだ。もっとも、日本株への関心度の高さから資金流入は継続していると考えられ、下値の堅さが意識されるだろう。シカゴ日経225先物清算値(時間外)は大阪比25円高の38545円、円相場は1ドル150円10銭台で推移している。日経225先物はナイトセッションで概ね38500円辺りでの推移となった。中盤以降は商いが薄く、小動きとなっていた。欧州市場においても薄商いとなり、まちまちの展開だった。そのため、日経平均株価は前日の終値を挟んでの狭いレンジでの推移が見込まれ、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への持ち高調整が続くようだと、先物主導で売り仕掛け的な動きがありそうだ。ただし、日経平均株価は史上最高値に迫っている状況のなか、積極的に売り仕掛けてくる流れにはならず、調整が強まる局面においては、買い遅れている投資家による資金流入が見込まれる。また、今週はエヌビディアの決算が控えている。決算を前にこれまでの相場をけん引してきた値がさハイテク株には利食いが入りやすいと考えられるが、先週末からのNT倍率の低下を見る限り、持ち高調整は進んでいると考えられる。TOPIX型への資金シフトというよりはリバランスであり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が大きく調整する局面においては、押し目待ち狙い買いが意識されやすいと考えられる。日経平均株価は38500円辺りでのこう着が見込まれるなか、物色については個別に材料のある銘柄にシフトしやすいだろう。昨日は金融セクターなどバリュー株の堅調さが目立っていたが、リバランスの動きのなかであり、見極めが必要である。また、決算発表が一巡したこともあり、あらためて業績に安心感のある銘柄や生成AIなどテーマ性のある銘柄など。また、短期的な資金では、流動性の低い銘柄での値幅取り狙いの動きなどに向かわせよう。■岡部、23/12営業利益 22.5%減 40.82億円、24/12予想 0.4%増 41億円岡部<5959>が発表した2023年12月期業績は、売上高が前期比1.7%増の781億5200万円、営業利益は同22.5%減の40億8200万円だった。主な需要先である建設業界においては、公共投資が底堅く推移したものの、民間設備投資は持ち直しに足踏みがみられ、慢性的な建設労働者不足による労務費の高騰や鋼材価格の高止まりなどの影響を受けた。2024年12月期業績は、売上高が前期比10.4%減の700億円、営業利益は同0.4%増の41億円を計画。■前場の注目材料・1ドル=150.10-20円・欧STOXX600指数は上昇(492.39、+0.80)・米国のインフレ沈静化観測・3月期末接近に伴う高配当銘柄人気・横河電機<6841>ブルーオリジンと協業、欧米で宇宙事業の連携加速・住友商事<8053>バングラ工業団地を拡張、高い経済成長で進出増・クオルテック<9165>27年めどGeO2基板量産、次々世代パワー半導体の実用化目指す・栗本鐵工所<5602>クボタと、連続生産システム開発、二次電池スラリー向け・トヨタ自<7203>調達価格上げ、新たに「人への投資」分反映・富士通<6702>量子シミュレーター上で従来比200倍高速化・キヤノン電子<7739>「H3」2号機で打ち上げた光学観測衛星、正常に作動・東北電力<9506>女川原発2号機の再稼働9月ごろに・丸紅<8002>ブリを試験提供、昆虫由来飼料で養殖・三菱商事<8058>インドの車販売に3割出資、リース・保険など一貫提供・三井物産<8031>中国電とCO2回収・貯留で覚書、マレーシア沖で計画・JFEHD<5411>JFEエンジ、千葉・印西のゴミ処理施設受注、DBO方式で20年一括・横河電機<6841>石狩洋上風力に遠隔監視システム納入・月島HD<6332>グループ会社のTJAS、脱水機の更新工事受注、大分浄水場向け・京セラ<6971>ドイツ拠点に55億円投資、ファインセラ部品生産能力2倍・NTT<9432>東西統合の検討要望、光回線設備維持へコスト改革必要・NEC<6701>ユーザー端末単位で5G網制御、RAN自動最適化技術を開発・SCREENHD<7735>フェニックス精工買収、半導体装置部品を強化・大林組<1802>カーボンネガティブ注入材開発、トンネル補修向け・ENEOSHD<5020>DC向け液浸冷却液、高効率の単相式・東邦ガス<9533>コンクリートにCO2固定、愛知県が事業化支援・帝人<3401>再生医療で強み生かす、バイオ関連と連携加速・東洋紡<3101>微生物使い界面活性剤、生産システム開発へ・三菱ケミカルG<4188>1500℃に耐える複合材開発、航空宇宙向け☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・09:30 豪準備銀行2月理事会議事要旨・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.45%)
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2024/02/20 09:08
注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:欧ユーロ圏経常収支、加消費者物価指数、米景気先行指数など
*06:30JST 今日の注目スケジュール:欧ユーロ圏経常収支、加消費者物価指数、米景気先行指数など
<国内>14:00 首都圏新築分譲マンション(1月) 3.8%<海外>10:15 中・1年物ローンプライムレート(LPR) 3.43% 3.45%10:15 中・5年物ローンプライムレート(LPR) 4.15% 4.20%16:00 欧・ユーロ圏新車販売台数(1月) -3.3%18:00 欧・ユーロ圏経常収支(12月) 246億ユーロ20:25 ブ・週次景気動向調査22:30 加・消費者物価指数(1月) 3.3% 3.4%24:00 米・景気先行指数(1月) -0.3% -0.1%独・2年債入札注:数値は市場コンセンサス、前回数値
<CS>
2024/02/20 06:30