注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):雪印メグ、M&A総研、ネオジャパンなど
*11:38JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):雪印メグ、M&A総研、ネオジャパンなど
ラクスル<4384>:1272円(+101円)大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は12.9億円で前年同期比35.7%増となり、24年7月期通期計画は従来予想レンジの20.8-22.8億円から23億円、前期比30.3%増に引き上げている。エンタープライズ事業やノベルティ事業を中心とした既存事業が想定以上に拡大しているもよう。同時に、発行済み株式数の1.2%に当たる70万株、7億円を上限とする自己株式の取得も発表。取得期間は3月14日から4月30日まで。ネオジャパン<3921>:1253円(+134円)大幅反発。前日に24年1月期の決算を発表、営業利益は13億円で前期比4.5%増となり、第3四半期決算時に上方修正した数値11.3億円を上振れ、一転増益着地となる。25年1月期は16億円で同23.8%増と大幅増益を計画。順調な売上拡大に加えて、広告宣伝費の減少などを見込んでいるもよう。年間配当金は前期比4円増の27円を計画。また、発行済み株式数の5.73%に当たる85万株を上限とする立会外取引での自社株買い実施も発表。雪印メグ<2270>:2496円(+317円)大幅反発。投資有価証券売却益発生に伴う特別利益の計上を発表している。これにより、24年3月期純利益は従来予想の122億円から191億円にまで上方修正している。売上高や経常利益などの予想は据え置き。純利益の上振れに伴い、24年3月期配当計画も引き上げ、従来予想の60円から80円に上方修正し、前期比でも20円の増配となる。前日終値をベースにすると配当利回りは3.7%の水準となる。M&A総研<9552>:6280円(-1010円)大幅続落。同社社長が556万3800株の株式を売却すると発表、発行済み株式数の9.50%に当たる水準。売買実行日は3月14日で、証券会社を通じたブロックトレードによる売却となるもよう。浮動株比率向上に向けた流動性の向上を図る目的のもよう。目先の株式需給悪化につながるとの懸念から、株価が高値圏にあることと合わせて、見切り売りの動きも優勢となっているようだ。極東証券<8706>:1690円 カ -ストップ高買い気配。配当方針の変更を前日に発表、これまで50%としていた連結配当性向の基準を70%に引き上げるとしている。これに伴い、24年3月期年間配当金は110円(期末配当金80円)を予定としている。前期比では80円の増配となる。前日終値ベースでの配当利回りは7.9%の水準まで高まることになり、3月期末が接近する中で権利取りの動きが活発化する展開に。さくらさく<7097>:1066円 カストップ高買い気配。24年7月期の営業利益予想を従来の4.45億円から5.80億円(前期実績3.14億円)に上方修正している。新規開設施設や既存施設で積極的な園児の受入れを行った結果、各施設の利用園児数が予測を上回ったため。また、販売用不動産の売却や業務効率化によるコスト削減効果も利益を押し上げる見通し。第2四半期累計(23年8月-24年1月)は前年同期比883.9%増の2.09億円で着地している。ナレルグループ<9163>:3490円(+195円)大幅に反発。24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の営業利益を前年同期比31.2%増の7.44億円と発表している。主力の建設ソリューション事業で技術者の在籍人数・稼働人数が増加したほか、派遣単価が向上した。また、ITソリューション事業でもエンジニアの在籍人数・稼働人数が増加し、セグメント利益が95.3%増の0.37億円に伸びた。通期予想は前期比12.2%増の27.70億円で据え置いた。ラバブルマーケ<9254>:1461円(-24円)反落。24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の営業利益を0.49億円(前年同期実績0.03億円)と発表している。SNSマーケティング事業で、SNS運用支援の新規受注件数が増加したほか、年間取引高が1000万円を超えるロイヤルクライアント数も順調に増加した。通期予想は1.00億円で据え置いた。進捗率は49%に達している。
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2024/03/14 11:38
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は引き続き147円60銭台で推移
*10:41JST 東京為替:ドル・円は引き続き147円60銭台で推移
14日午前の東京市場でドル・円は引き続き147円60銭台で推移。147円76銭から147円53銭まで弱含み。ただし、新たなドル売り材料が提供されない場合、ドル・円は147円台前半を維持する可能性がある。ここまでの取引レンジは147円54銭-147円76銭、ユーロ・ドルは下げ渋り。1.0946ドル-1.0955ドルで推移。ユーロ・円は弱含み。161円56銭-161円82銭。
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2024/03/14 10:41
注目トピックス 市況・概況
日経平均は176円安、寄り後は軟調
*09:10JST 日経平均は176円安、寄り後は軟調
日経平均は176円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、来週に日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、日銀の金融緩和修正や円高を警戒し、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が3日続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均は昨日までの3日続落で1000円近い下落となったことから、買い遅れた投資家などによる押し目待ちの買いも株価の下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は軟調な動きとなっている。
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2024/03/14 09:10
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:雪印メグやネオジャパンなどに注目
*09:09JST 個別銘柄戦略:雪印メグやネオジャパンなどに注目
昨日13日の米株式市場でNYダウは37.83ドル高の39043.32、ナスダック総合指数は87.87pt安の16177.77、シカゴ日経225先物は大阪日中比25円高の38375円。為替は1ドル=147.60-70円。今日の東京市場では、25年1月期営業利益が23.8%増予想で発行済株式数の5.73%の自社株買いと買付け委託を発表したネオジャパン<3921>、上期営業利益が30.6%増となったJMHD<3539>、24年3月期業績予想を上方修正したジェコス<9991>、24年3月期純利益予想を上方修正し増配を発表した雪印メグ<2270>、24年7月期業績予想の上方修正と発行済株式数の1.20%上限の自社株買いを発表したラクスル<4384>、配当方針の変更と24年6月期増配を発表したファイバーゲート<9450>、日本生命と資本業務提携すると発表したバリューHR<6078>、東証スタンダードでは、営業利益が前期66.2%増・今期16.2%増予想と発表したJEH<5889>、配当方針の変更と24年3月期配当予想の上方修正を発表した翻訳センター<2483>、発行済株式数の0.88%上限の自社株買いを発表した三谷商<8066>、株主優待制度の一部変更を発表したヴィアHD<7918>などが物色されそうだ。一方、「ド・ドドンパ」の営業終了と6.12億円の特別損失計上を発表した富士急<9010>、第3四半期累計の営業利益が37.7%減と上期の42.4%増から減益に転じたアゼアス<3161>、第3四半期累計の営業利益が29.9%減となったサンオータス<7623>などは軟調な展開が想定される。
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2024/03/14 09:09
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~日米の金融イベントを控え積極的な売買は手控え~
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~日米の金融イベントを控え積極的な売買は手控え~
14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■日米の金融イベントを控え積極的な売買は手控え■雪印メグ、24/3上方修正 純利益 191億円←122億円■前場の注目材料:住友商事、アジア進出支援拡充、大阪・広島と連携、工業団地の入居優遇■日米の金融イベントを控え積極的な売買は手控え14日の日本株市場は、膠着感が強まりそうだ。13日の米国市場は、NYダウが37ドル高、ナスダックは87ポイント安だった。2カ月連続で予想を上回った2月の消費者物価指数(CPI)を巡る判断が分かれ、まちまちの展開。翌日に発表を控える卸売物価指数(PPI)や来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちで動意は乏しく、終盤にかけ調整色が強まった。景気敏感株が買われた一方で、米長期金利の上昇が重荷となりハイテク株が軟調。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比25円高の38375円、円相場は1ドル147円70銭台で推移している。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小じっかりで始まりそうだ。ただし、14日の米PPIや小売売上高の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすいだろう。また、エヌビディアなど半導体株が売られたことで、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型の重荷となりそうだ。日経225先物はナイトセッションで25日線に上値を抑えられる格好となり、狭いレンジでの推移が続いた。来週のFOMCのほか、日銀の金融政策決定会合ではマイナス金利解除を議論するとみられるが、日銀は上場投資信託(ETF)の新規買い入れの完全停止を検討すると、関係者の話しとして報じられている。金融政策の正常化に向けて踏み出したとの見方から、積極的な売買は手控えられやすいだろう。日経平均株価の足もとの調整により、日銀の政策正常化をにらんだリバランスの動きは進んでいるとみられる。金利差を狙ったポジションを巻き戻す動きから調整は入りそうだが、マイナス金利解除後も緩和的な政策を継続するため、押し目待ち狙いのタイミングを図っていると考えられる。ボリンジャーバンドの-1σは37500円辺りに位置しており、同水準までの調整を見せてくる場面があれば、押し目を狙いたいところだろう。物色の流れとしてはハイテク株の売り一巡後の底堅さを見極めつつ、ややTOPIX型にシフトしやすい。3月期末を意識した配当志向の物色も入りやすい。目先的な調整が意識されるなか、低PBR銘柄など割安感の強い銘柄などに資金が向かいそうである。■雪印メグ、24/3上方修正 純利益 191億円←122億円雪印メグ<2270>は2024年3月期業績予想の修正を発表。純利益を122億円から191億円に上方修正した。投資有価証券売却益(特別利益)が発生したことを踏まえ、前回予想を上回る見込み。あわせて配当予想の修正を発表し、年間配当を60円から80円に増額修正した。■前場の注目材料・NYダウは上昇(39043.32、+37.83)・1ドル=147.60-70円・シカゴ日経先物は上昇(38375、大阪比+25)・VIX指数は低下(13.75、-0.09)・米原油先物は上昇(79.72、+2.16)・3月期末接近に伴う高配当銘柄人気・米国のインフレ沈静化観測・住友商事<8053>アジア進出支援拡充、大阪・広島と連携、工業団地の入居優遇・キヤノン<7751>グループのスペースワン、小型ロケット打ち上げ失敗、発射直後に爆発・ブラザー工業<6448>ローランドDG買収へ、MBO中に対抗TOB・ENEOSHD<5020>グループのJX金属、内部統制部を新設、上場に向け体制強化・双日<2768>三菱UFJなどとCO2直接回収を農業に活用、園芸施設で光合成促進・出光興産<5019>豪SAF製造に出資、27年装置の操業開始・住友商事<8053>ベトナム財閥系とEV協業、エネマネ融合で事業創出・三菱自<7211>三菱商事などとEVサービスのオンライン基盤、6月に運営会社設立・三菱化工機<6331>日鉄から水素製造設備を受注、高純度・大容量供給・GSユアサ<6674>京都事業所に産業用鉛蓄電池新棟、バッテリーフォーク向け・三菱重<7011>三菱重工サーマル、欧に空冷式ヒートポンプチラー投入、環境負荷低減・ホシザキ<6465>トルコに連結子会社、欧州向け冷蔵庫拡充・GMOインターネットG<9449>GMO学術サポート、脳MRIデータ解析支援、「富岳」研究成果を実用化・サカタインクス<4633>アジア増強、マレーシアに統括会社、営業益1.5倍へ・平田機工<6258>植物遺伝素材開発を支援、サンプル輸入・分析サービス・東京ガス<9531>AI新興に出資、熱源機器を最適制御・ENEOSHD<5020>グループのJX金属、日立に新工場、圧延銅箔の生産能力25%増・大阪ガス<9532>姫路にバイオマス発電所、竣工式、専焼4カ所目・神戸製鋼所<5406>高湿潤の橋梁向け耐食鋼板、塗り替え周期1.5倍・Jパワー<9513>北海道・石狩で風力稼働、北海道電に売電・JFEHD<5411>耐火被覆材に木材、JFEスチール、新工法開発☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・特になし
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2024/03/14 08:51
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低い見通し
*08:23JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に164円30銭(2023/11/16)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は今年6月に利下げを開始するとの見方が依然として多いようだ。一方、日本銀行は3月中にマイナス金利を解除する可能性があるため、リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの6月利下げ観測・中東情勢の悪化、ユーロ圏経済の減速懸念・日本銀行は3月にマイナス金利解除の可能性【ユーロ買い要因】・2024年に複数回の米利下げ予想・日本銀行は緩和的な金融環境を長期間維持する計画・米欧金利差縮小の可能性
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2024/03/14 08:23
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でドルは底堅い動きを保つ可能性
*08:18JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でドルは底堅い動きを保つ可能性
13日のドル・円は、東京市場では147円29銭から147円79銭まで反発。欧米市場では148円05銭まで買われた後、一時147円46銭まで反落し、147円76銭で取引終了。本日14日のドル・円は主に147円台で推移か。米長期金利の上昇を受けてドルは底堅い動きを保つ可能性がある。報道によると、経団連の十倉会長は3月13日、春闘集中回答で大手企業による高水準の賃上げ回答が多かったことについて、「少なくとも今時点で去年3月の実績を上回ることはほぼ確実」と述べた。連合は3月15日に1次集計結果を発表する予定だが、十倉会長は中小企業の賃上げ実現が必要との見方を伝えている。市場参加者の間では「日本銀行が期待している賃金と物価の好循環が実現しつつあるが、中小企業を含めて3%超の賃金上昇が継続されない場合、個人消費の力強い伸びや持続的な経済成長は期待できない」との見方が浮上している。
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2024/03/14 08:18
注目トピックス 市況・概況
13日の米国市場ダイジェスト:NYダウは37ドル高、ハイテクが重し
*08:10JST 13日の米国市場ダイジェスト:NYダウは37ドル高、ハイテクが重し
■NY株式:NYダウは37ドル高、ハイテクが重し米国株式市場はまちまち。ダウ平均は37.83ドル高の39,043.32ドル、ナスダックは87.87ポイント安の16,177.77で取引を終了した。2カ月連続で予想を上回った2月の消費者物価指数(CPI)を巡る判断が分かれ、寄り付き後、まちまち。その後、長期金利の上昇に伴うハイテクの売りに拍車がかかり、相場全体の重しとなった。しかし、明日に発表を控える生産者物価指数(PPI)や来週の連邦公開市場委員会(FOMC)待ちで動意乏しく、終盤にかけ調整色が強まり、ダウは上げ幅を縮小し終了。セクター別ではエネルギーや素材が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。地銀のニューヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)はムニユ―シン前財務長官が率いる投資会社が主導する数社の資本注入案完了で買戻しが優勢となった。製薬会社のイーライリリー(LLY)はオンライン小売のアマゾン(AMZN)の製薬部門との提携で「リリーダイレクト」からの肥満治療薬の直接販売事業を拡大すると発表し、上昇。アマゾン(AMZN)も買われた。家具販売のウィリアムズ・ソノマ(WSM)は四半期決算で利益率が改善、さらに増配や追加自社株買いプログラムを発表し、株主還元策が好感され、上昇した。ディスカウント小売のダラー・ツリー(DLTR)は四半期決算の内容が予想を下回り、国内1000店舗閉鎖を発表し、売られた。鉄鋼会社のユナイテッド・ステイツ・スチール(X)はバイデン大統領が日本製鉄による同社買収に関し近く懸念を表明するとの報道が嫌気され、下落。半導体メーカーのインテル(INTC)は国防総省が半導体補助金として最大25億ドル支出する計画を撤回したことを嫌気し、下落。ファーストフード・チェーン運営するマクドナルド(MCD)は投資家向けの会議で、低所得者層が支出に一段と消極的になっていることや、海外での売り上げ減少を警告し、売られた。住宅建設会社のレナー(LEN)は取引終了後に四半期決算を発表。1株利益が予想を上回り時間外取引で買われている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:FRBの年内利下げ観測などでドル買い一服13日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円01銭から147円47銭へ下落し、147円79銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げを織り込むドル売りや欧州通貨買いに絡んだドル売りが優勢となった。米30年債入札の好調な結果を受けて長期金利の上昇が一段落すると、ドル売りに拍車がかかった。さらに、日銀が来週開催する金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除するかどうかを議論するとの報道を受けた円買いも強まった。ユーロ・ドルは1.0931ドルまで弱含んだのち、1.0964ドルまで上昇し、1.0948ドルで引けた。予想以上に悪化したユーロ圏・1月鉱工業生産が予想以上に悪化したためユーロ売りが優勢となったのち、仏中銀総裁が4月より6月の利下げの可能性を示唆するなど欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ観測後退でユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は、161円95銭へ上昇後、161円56銭へ反落。ポンド・ドルは1.2787ドルへ下落後、1.2811ドルまで上昇。英国の1月国内総生産(GDP)がプラス成長となり景気後退を回避したためポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.8766フランまで下落後、0.8790フランまで上昇した。■NY原油:大幅反発で79.72ドル、在庫減少などを意識した買いが入るNY原油先物4月限は反発(NYMEX原油4月限終値:79.72 ↑2.16)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比+2.16ドルの79.72ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは77.57ドル-79.90ドル。ロンドン市場の序盤にかけて77.57ドルまで売られたが、米国の在庫減少を受けて反転。通常取引終了後の時間外取引で79.90ドルまで一段高となった。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 36.08ドル +0.12ドル(+0.33%)モルガン・スタンレー(MS) 89.35ドル +2.30ドル(+2.64%)ゴールドマン・サックス(GS)392.31ドル +4.13ドル(+1.06%)インテル(INTC) 43.23ドル -2.01ドル(-4.44%)アップル(AAPL) 171.13ドル -2.10ドル(-1.21%)アルファベット(GOOG) 140.77ドル +1.15ドル(+0.82%)メタ(META) 495.57ドル -4.18ドル(-0.83%)キャタピラー(CAT) 341.52ドル +4.28ドル(+1.26%)アルコア(AA) 30.56ドル +0.77ドル(+2.58%)ウォルマート(WMT) 61.28ドル -0.13ドル(-0.21%)
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2024/03/14 08:10
注目トピックス 市況・概況
NY原油:大幅反発で79.72ドル、在庫減少などを意識した買いが入る
*07:37JST NY原油:大幅反発で79.72ドル、在庫減少などを意識した買いが入る
NY原油先物4月限は反発(NYMEX原油4月限終値:79.72 ↑2.16)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比+2.16ドルの79.72ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは77.57ドル-79.90ドル。ロンドン市場の序盤にかけて77.57ドルまで売られたが、米国の在庫減少を受けて反転。通常取引終了後の時間外取引で79.90ドルまで一段高となった。
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2024/03/14 07:37
注目トピックス 市況・概況
NY金:反発で2180.80ドル、一時2185.60ドルまで値上り
*07:35JST NY金:反発で2180.80ドル、一時2185.60ドルまで値上り
NY金先物4月限は反発(COMEX金4月限終値:2180.80 ↑14.70)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は、前営業日比+14.70ドルの2180.80ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2161.30-2185.60ドル。アジア市場の序盤に2161.30ドルまで売られたが、その後はじり高となり、米国市場の後半にかけて2185.60ドルまで買われた。通常取引終了後の時間外取引では主に2178ドルを挟んだ水準で推移。
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2024/03/14 07:35
注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:米小売売上高、米生産者物価コア指数、米企業在庫など
*06:30JST 今日の注目スケジュール:米小売売上高、米生産者物価コア指数、米企業在庫など
<国内>08:50 対外・対内証券投資(先週)<海外>15:30 印・卸売物価指数(2月) 0.06% 0.27%21:00 ブ・小売売上高(1月) -1.3%21:30 米・小売売上高(2月) 0.8% -0.8%21:30 米・生産者物価コア指数(2月) 2.0%21:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 21.7万件23:00 米・企業在庫(1月) 0.3% 0.4%米韓合同軍事演習最終日タイ・セター首相がフランス・ドイツ訪問最終日注:数値は市場コンセンサス、前回数値
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2024/03/14 06:30
注目トピックス 市況・概況
NY為替:FRBの年内利下げ観測などでドル買い一服
*06:29JST NY為替:FRBの年内利下げ観測などでドル買い一服
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円01銭から147円47銭へ下落し、147円79銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げを織り込むドル売りや欧州通貨買いに絡んだドル売りが優勢となった。米30年債入札の好調な結果を受けて長期金利の上昇が一段落すると、ドル売りに拍車がかかった。さらに、日銀が来週開催する金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除するかどうかを議論するとの報道を受けた円買いも強まった。ユーロ・ドルは1.0931ドルまで弱含んだのち、1.0964ドルまで上昇し、1.0948ドルで引けた。予想以上に悪化したユーロ圏・1月鉱工業生産が予想以上に悪化したためユーロ売りが優勢となったのち、仏中銀総裁が4月より6月の利下げの可能性を示唆するなど欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ観測後退でユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は、161円95銭へ上昇後、161円56銭へ反落。ポンド・ドルは1.2787ドルへ下落後、1.2811ドルまで上昇。英国の1月国内総生産(GDP)がプラス成長となり景気後退を回避したためポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.8766フランまで下落後、0.8790フランまで上昇した。
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2024/03/14 06:29
注目トピックス 市況・概況
NY株式:NYダウは37ドル高、ハイテクが重し
*06:01JST NY株式:NYダウは37ドル高、ハイテクが重し
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は37.83ドル高の39,043.32ドル、ナスダックは87.87ポイント安の16,177.77で取引を終了した。2カ月連続で予想を上回った2月の消費者物価指数(CPI)を巡る判断が分かれ、寄り付き後、まちまち。その後、長期金利の上昇に伴うハイテクの売りに拍車がかかり、相場全体の重しとなった。しかし、明日に発表を控える生産者物価指数(PPI)や来週の連邦公開市場委員会(FOMC)待ちで動意乏しく、終盤にかけ調整色が強まり、ダウは上げ幅を縮小し終了。セクター別ではエネルギーや素材が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。地銀のニューヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)はムニユ―シン前財務長官が率いる投資会社が主導する数社の資本注入案完了で買戻しが優勢となった。製薬会社のイーライリリー(LLY)はオンライン小売のアマゾン(AMZN)の製薬部門との提携で「リリーダイレクト」からの肥満治療薬の直接販売事業を拡大すると発表し、上昇。アマゾン(AMZN)も買われた。家具販売のウィリアムズ・ソノマ(WSM)は四半期決算で利益率が改善、さらに増配や追加自社株買いプログラムを発表し、株主還元策が好感され、上昇した。ディスカウント小売のダラー・ツリー(DLTR)は四半期決算の内容が予想を下回り、国内1000店舗閉鎖を発表し、売られた。鉄鋼会社のユナイテッド・ステイツ・スチール(X)はバイデン大統領が日本製鉄による同社買収に関し近く懸念を表明するとの報道が嫌気され、下落。半導体メーカーのインテル(INTC)は国防総省が半導体補助金として最大25億ドル支出する計画を撤回したことを嫌気し、下落。ファーストフード・チェーン運営するマクドナルド(MCD)は投資家向けの会議で、低所得者層が支出に一段と消極的になっていることや、海外での売り上げ減少を警告し、売られた。住宅建設会社のレナー(LEN)は取引終了後に四半期決算を発表。1株利益が予想を上回り時間外取引で買われている。(Horiko Capital Management LLC)
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2024/03/14 06:01
注目トピックス 市況・概況
3月13日のNY為替概況
*04:04JST 3月13日のNY為替概況
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円01銭から147円46銭へ下落し、引けた。欧州通貨買いに絡んだドル売りが優勢となった。米30年債入札の好調な結果を受けて長期金利の上昇が一段落すると、ドル売りに拍車がかかった。さらに、日銀が来週開催する金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除するかどうかを議論するとの報道を受けた円買いも強まった。ユーロ・ドルは1.0931ドルまで弱含んだのち、1.0964ドルまで上昇し、引けた。予想以上に悪化したユーロ圏・1月鉱工業生産が予想以上に悪化したためユーロ売りが優勢となったのち、ドル売りが強まり下げ止まった。ユーロ・円は、161円95銭へ強含んだのち後、161円56銭へ反落。ポンド・ドルは1.2787ドルへ下落後、1.2811ドルまで上昇。英国の1月国内総生産(GDP)がプラス成長となり景気後退を回避したためポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.8766フランまで下落後、0.8784フランまで上昇した。【経済指標】・特になし
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2024/03/14 04:04
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル売り強まる、米30年債入札が好調
*02:22JST NY外為:ドル売り強まる、米30年債入札が好調
米財務省は220億ドル規模の30年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは4.331%。テイルはマイナス2.1BPs。過去6回入札平均のプラス1.3BPsを上回った。応札倍率は2.47倍と過去6回入札平均の2.43倍を上回り需要は順調。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は69.3%。過去6回入札平均の66.1%を上回った。良好な入札果を受けて米国債相場は下げ止まった。米10年債利回りは4.19%から4.17%まで低下。ドル売りも強まりドル・円は148円02銭から147円46銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.0931ドルから1.0964ドルまで急伸。ポンド・ドルは1.2787ドルから1.2811ドルまで上昇した。
<KY>
2024/03/14 02:22
注目トピックス 市況・概況
[通貨オプション]OP売り、ドル・円レンジ相場で
*01:35JST [通貨オプション]OP売り、ドル・円レンジ相場で
ドル・円オプション市場で変動率は低下。ドル・円レンジ相場を受けてオプション売りが優勢となった。リスクリバーサルでは円コールスプレッドが連日縮小。ドル・円下値へッジ目的の円コール買いに比べ、円先安観に伴う円プット買いが一段と強まった。■変動率・1カ月物8.75%⇒8.47%(08年/24=31.044%)・3カ月物8.39%⇒8.27%(08年10/24=31.044%)・6カ月物8.50%⇒8.35%(08年10/24=25.50%)・1年物8.63%⇒8.55%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.44%⇒+1.28%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+1.38%⇒+1.20%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+1.01%⇒+0.92%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.54%⇒+0.52%(08年10/27=+10.71%)
<KY>
2024/03/14 01:35
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル軟調、欧州通貨高がドル売り圧力に
*00:55JST NY外為:ドル軟調、欧州通貨高がドル売り圧力に
NY外為市場で欧州通貨高でドルは軟調推移となった。米小売売上高や生産者物価指数(PPI)の発表待ちで調整色も強まった可能性がある。欧州中央銀行(ECB)の4月の利下げ観測後退で、ユーロ買いが優勢となったことに連れ、ドルの売り圧力となった。ユーロ・ドルは1.0947ドルまで上昇したのち1.0931ドルまで反落も再び高値圏に戻し、底堅く推移した。ポンド・ドルは1.2809ドルまで上昇後、1.2787ドルへ弱含んだが下値も限定的となった。ドル・円はドル売りと円売りが交錯し、148円00銭から147円70銭へじり安推移した
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2024/03/14 00:55
注目トピックス 市況・概況
米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)
*00:02JST 米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)
米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)【米週次石油在庫統計(3/8時点)、前週比、単位:バレル】・原油在庫:-153.6万(予想:+100万、前回:+136.7万)・オクラホマ州クッシング在庫:-22万(前回:+70.1万)・ガソリン在庫:-566.2万(予想:-220万、前回:-446.0万)・留出油在庫:+88.8万(予想:-105万、前回:-413.1万)・精製設備稼働率:86.8%(前回84.9%)
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2024/03/14 00:02
注目トピックス 市況・概況
NY外為:円軟調、日銀の金融政策変更の思惑
*23:46JST NY外為:円軟調、日銀の金融政策変更の思惑
NY外為市場で円は軟調に推移した。日銀が来週開催する金融政策決定会合で緩和策を修正するとの見方が引き続き円売り材料となった。トヨタ自動車や日産自動車は13日、今年の春季労使交渉で賃上げと一時金について労働組合側の要求に満額回答すると発表したほか、大手企業からも昨年を上回る水準の回答が相次いでいると報じられており、来週開催される日本銀行の金融政策決定会合でマイナス金利解除を後押しするとの見方も強まりつつある。ドル・円は147円85銭の円安値圏でもみ合い。ユーロ・円は朝方161円95銭まで上昇し、8日来の円安・ユーロ高を更新したのちも161円70銭の円安値圏で推移。ポンド・円は189円54銭まで上昇したのち、189円20銭の円安値圏での推移となった。
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2024/03/13 23:46
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ユーロ高、ECBの初回利下げは4月より6月=仏中銀総裁
*22:25JST NY外為:ユーロ高、ECBの初回利下げは4月より6月=仏中銀総裁
フランス中銀のビルロワドガロー総裁はラジオ番組において、「ECBの初回利下げは4月より6月の可能性高い」との考えを述べた。ラトビア中銀のカザークス総裁は今後、数回の会合で利下げ開始が決定される可能性を示唆。欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ観測後退でユーロ買いが優勢となった。ユーロ・ドルは、1.0947ドルまで上昇し、11日以来の高値を更新。ユーロ・円は161円95銭まで上昇し、8日来の高値を更新。ユーロ・ポンドは0.8545ポンドでもみ合いとなった。
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2024/03/13 22:25
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は伸び悩み、円売りは限定的
*20:12JST 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、円売りは限定的
欧州市場でドル・円は伸び悩み、148円04銭まで上昇後はおおむね147円90銭付近でのもみ合いが続く。米10年債利回りの上昇一服で、ドル買いはいったん収束したもよう。一方、来週開催の日銀金融政策決定会合をにらみ、過度な円売りは抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円63銭から148円04銭、ユーロ・円は161円32銭から161円72銭、ユーロ・ドルは1.0920ドルから1.0932ドル。
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2024/03/13 20:12
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は一段高、米金利高で148円付近
*19:20JST 欧州為替:ドル・円は一段高、米金利高で148円付近
欧州市場でドル・円は一段高となり、148円04銭まで値を上げた。米10年債利回りの上昇でドル買いが強まり、ポンドや豪ドルは対ドルで弱含む展開に。一方、日銀の政策運営について、国債買入れにより長期金利の急変動を回避する方針と報じられた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円63銭から148円04銭、ユーロ・円は161円32銭から161円72銭、ユーロ・ドルは1.0920ドルから1.0932ドル。
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2024/03/13 19:20
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル:3日続落、終値は25日線をキープ
*18:15JST 日経平均テクニカル:3日続落、終値は25日線をキープ
13日の日経平均は3日続落した。前日に続いて25日移動平均線割れまで売られた後に25日線の上方に戻して大引けを迎えており、25日線前後が下値支持帯として作用する形となった。一方、ローソク足は陰線を描くとともに5日線は下向きで終了しており、短期的な下押しリスクを意識させる形状となった。NT倍率が14.61倍(昨日14.60倍)とわずかに上昇したこともあり、日経平均の対TOPIXでの割高調整余地が残っている点にも留意したい。
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2024/03/13 18:15
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は堅調、ドル買い・円売り基調で
*18:02JST 欧州為替:ドル・円は堅調、ドル買い・円売り基調で
欧州市場でドル・円は堅調地合いとなり、147円63銭から147円88銭まで上値を伸ばした。米10年債利回りの上昇でドル買いに振れやすく、ユーロ・ドルは値を下げる展開。一方、日銀の緩和修正への期待は一服し、円売りが主要通貨を押し上げている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円63銭から147円88銭、ユーロ・円は161円32銭から161円60銭、ユーロ・ドルは1.0926ドルから1.0932ドル。
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2024/03/13 18:02
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:「ドル・円は下げ渋りか、日銀修正にらみ円買い先行も米インフレ再加速で」
*17:25JST 欧米為替見通し:「ドル・円は下げ渋りか、日銀修正にらみ円買い先行も米インフレ再加速で」
13日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。春闘の集中回答を受け、日銀の緩和修正をにらみ円買い先行の見通し。ただ、米インフレ指標で再加速が示され、利下げ観測後退によりドルは買戻しが入り下げづらいだろう。注目された米2月消費者物価指数(CPI)は総合が前回と予想を上回り、コア指数は前回を下回ったものの予想より強い内容だった。前月比も含めインフレ再加速が示され、政策金利引き下げ期待は遠のいた。米10年債利回りの上昇を背景にドル買い地合いとなりユーロ・ドルは1.09ドル付近に軟化、ドル・円は短期的に148円台へ浮上。本日アジア市場は日本の賃金上昇で日銀の緩和修正を見込んだ円買いが強まった。この後の海外市場は日米金融政策がテーマ。春闘の集中回答を経て、来週の日銀金融政策決定会合での緩和修正に期待感が高まり円買いに振れやすい。ただ、政府はデフレ脱却宣言に慎重で、日銀の政策決定を前に過度な円買いは抑制されるだろう。一方、前日の堅調な米インフレ指標を受け、連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利引き下げへの思惑は後退。米金利高・ドル高に振れればドル・円の下げは小幅にとどまりそうだ。【今日の欧米市場の予定】・19:00 ユーロ圏・1月鉱工業生産(前月比予想:-1.8%、12月:+2.6%)・02:00 米財務省・30年債入札
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2024/03/13 17:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は反発、夕方にかけて円売り
*17:18JST 東京為替:ドル・円は反発、夕方にかけて円売り
13日の東京市場でドル・円は反発。春闘で賃上げが示されると日銀の緩和修正をにらんだ円買いが先行し、一時147円23銭まで下落。ただ、米インフレ再加速でドルは買戻しが強まった。午後は日銀総裁の慎重姿勢で円売りに振れ、147円79銭まで切り返した。・ユーロ・円は160円90銭から161円48銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0920ドルから1.0931ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値39,059.95円、高値39,147.80円、安値38,452.57円、終値38,695.97円(前日比101.54円安)・17時時点:ドル円147円70-80銭、ユーロ・円161円40-50銭【経済指標】・英・1月鉱工業生産:前月比-0.2%(予想:0.0%、12月:+0.6%)・英・1月貿易収支:-145.15億ポンド(予想:-150.00億ポンド、12月:-139.89億ポンド)【要人発言】・岸田首相「デフレ脱却には至っていない」「具体的な政策手法は日銀に委ねられている」「デフレ脱却の判断、金融政策の変更と連動するものではない」「政府が取り組む政策を踏まえたうえで日銀は総合的に判断すると認識」・植田日銀総裁「賃上げ回答や他のデータ、ヒアリングなど総合的に判断したうえで適切に判断」「春闘の内容、大きなポイント」
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2024/03/13 17:18
注目トピックス 市況・概況
13日の日本国債市場概況:債券先物は145円52銭で終了
*17:13JST 13日の日本国債市場概況:債券先物は145円52銭で終了
<円債市場>長期国債先物2024年6月限寄付145円44銭 高値145円52銭 安値145円34銭 引け145円52銭売買高総計18817枚2年 458回 0.193%5年 166回 0.371%10年 373回 0.757%20年 187回 1.523%債券先物6月限は、145円44銭で取引を開始。米国の2月消費者物価指数の予想上振れを受けた金利上昇にともない売りが先行し、145円34銭まで下げた。その後、前日の5年債入札の無難な結果を受けて、あすの20年債入札への警戒感は後退して買いが優勢になったといわれ、145円52銭まで上げた。現物債の取引では、5年債が売られ、10年債と20年債が買われ、2年債はもみ合った。<米国債概況>2年債は4.58%、10年債は4.13%、30年債は4.29%近辺で推移。債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.30%、英国債は3.93%、オーストラリア10年債は4.01%、NZ10年債は4.59%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・19:00 ユーロ圏・1月鉱工業生産(前月比予想:-1.8%、12月:+2.6%)・02:00 米財務省・30年債入札(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)
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2024/03/13 17:13
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は高値もみ合い、円売りが押し上げ
*16:28JST 東京為替:ドル・円は高値もみ合い、円売りが押し上げ
13日午後の東京市場でドル・円は147円79銭に強含み、その後も高値圏でのもみ合い。植田日銀総裁は来週の政策決定に向け、「総合的に判断する」と発言。また、岸田首相はデフレ脱却に慎重姿勢を示し、日銀の緩和修正をにらんだ円買いは後退した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円23銭から147円79銭、ユーロ・円は160円90銭から161円47銭、ユーロ・ドルは1.0922ドルから1.0930ドル。
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2024/03/13 16:28
注目トピックス 市況・概況
日経VI:小幅に低下、株価の下値堅く警戒感は広がらず
*16:05JST 日経VI:小幅に低下、株価の下値堅く警戒感は広がらず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13日、前日比-0.16(低下率0.74%)の21.36と小幅に低下した。なお、高値は21.83、安値は20.81。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。取引開始後、外為市場で1ドル=147円20銭台と、朝方と比べ40銭ほど円高・ドル安に振れたことから、市場では円高・株安が警戒された。ただ、今日は日経225は一時下げに転じたものの売り急ぐ動きはなく、下値の堅い展開となったことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、日経VIは概ね昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
2024/03/13 16:05
注目トピックス 市況・概況
買い先行で始まるも日銀の金融政策正常化観測から神経質に【クロージング】
*15:57JST 買い先行で始まるも日銀の金融政策正常化観測から神経質に【クロージング】
13日の日経平均は3日続落。101.54円安の38695.97円(出来高概算16億4000万株)で取引を終えた。前日の米国市場がハイテク株主導で上昇した流れを受けて、買い先行で始まり、日経平均は前場序盤に39147.80円まで上げ幅を広げる場面もあった。ただ、日銀の金融政策正常化への思惑が一段と強まり、前場中盤にはマイナスに転じ、後場の取引開始直後には38452.57円まで水準を切り下げた。その後は心理的な節目の38500円を下回る水準では押し目狙いの買いも散見され、下げ渋りをみせた。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1100を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、電気ガス、非鉄金属、保険など9業種が上昇。一方、海運、パルプ紙、鉱業、医薬品など23業種が下落し、化学は変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、信越化<4063>、アドバンテス<6857>、日東電工<6988>がしっかりだった。半面、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、ダイキン<6367>、第一三共<4568>、KDDI<9433>が軟調だった。前日の米国市場は、2月の消費者物価指数(CPI)の結果は市場予想を上回る伸びとなり、長期金利の上昇が重荷となった。その後、半導体銘柄を中心に持ち直し主要株価指数は上昇。この流れが東京市場にも波及する格好となった。ただ、きょうは春闘の集中回答日で、企業の満額回答が相次ぐなか、日銀の金融政策修正への思惑が強まり、買い見送りムードが広がった。来週の日銀金融政策決定会合でのマイナス金利解除に対する見方が一段と強まったことで、日経平均の下げ幅は300円を超える場面もあった。日経平均は4日に終値で史上初の4万円台を回復した後の調整によって、過熱感は和らいできた。来週には日米の金融政策決定会合が控えており、今後の金融政策の動向を探るうえでも、結果を確認する必要はありそうだ。日米の決定会合を受けた為替相場の動向もボラティリティの高い展開が続きそうなだけに、目先的には様子見ムードが強まる可能性が高そうだ。
<CS>
2024/03/13 15:57