注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 英ポンド週間見通し:底堅い値動きか、日銀緩和修正も英中銀の政策堅持で下げづらい *14:55JST 英ポンド週間見通し:底堅い値動きか、日銀緩和修正も英中銀の政策堅持で下げづらい ■下げ渋り、リスク回避的なポンド売り・円買いは縮小今週のポンド・円は下げ渋り。日本銀行は3月開催の金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除するとの見方が強まり、リスク回避的なポンド売り・円買いが一時優勢となった。しかしながら、日本銀行は緩和的な金融環境を長期間維持するとの思惑は残されており、リスク回避的なポンド売り・円買いは縮小。一部で原油先物の上昇を意識したポンド買いも観測された。取引レンジ:187円97銭-190円03銭。■底堅い値動きか、日銀緩和修正も英中銀の政策堅持で下げづらい来週のポンド・円は底堅い値動きか。日銀は3月18-19日開催の金融政策決定会合でマイナス金利解除ほか従来の緩和政策の修正について議論する見込み。ただ、本格的な金融正常化には慎重とみられ、円買いは限定的。一方、20日発表の英インフレ指標は高止まりが予想され、21日の英中銀金融政策委員会(MPC)では引き締め的な政策方針が見込まれる。○発表予定の英国の主要経済指標・注目イベント・20日:2月消費者物価コア指数(1月:前年比+5.1%)・21日:3月製造業PMI(2月:47.5)・21日:3月サービス業PMI(2月:53.8)・21日:英中央銀行政策金利発表(現状維持の見通し)予想レンジ:188円00銭-192円00銭 <FA> 2024/03/16 14:55 注目トピックス 市況・概況 豪ドル週間見通し:弱含みか、中銀会合や雇用統計に注目 *14:55JST 豪ドル週間見通し:弱含みか、中銀会合や雇用統計に注目 ■やや強含み、日銀政策修正を想定した円買い弱まる今週の豪ドル・円はやや強含み。日本銀行の3月マイナス金利解除観測による円買いが先行したが、米国の年内利下げ観測は後退し、米長期金利は上昇したことから、リスク回避的な円買いは弱まる展開となった。原油先物の上昇を意識した豪ドル買い・円売りも一部で観測された。取引レンジ:96円90銭-97円97銭。■弱含みか、中銀会合や雇用統計に注目来週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)の理事会があり、政策金利の据え置きが予想されている。前回2月会合ではインフレ警戒姿勢が目立ったが、その後の消費者物価の落ち着きや景気減速を受け、インフレをめぐる見解に変化がみられるかが焦点となりそうだ。また、豪準備銀行が「インフレ抑制を確信するには、労働市場はまだタイト過ぎる」と指摘するなかで、2月雇用統計の発表も注目される。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・19日:豪準備銀行が政策金利発表(4.35%に据え置き予想)・21日:2月雇用統計(1月:失業率4.1%、雇用者数+500人)・22日:豪準備銀行半期金融安定化報告予想レンジ:96円00銭-99円00銭 <FA> 2024/03/16 14:55 注目トピックス 市況・概況 ユーロ週間見通し:伸び悩みか、ECBの早期利下げ観測と日銀の緩和修正で *14:54JST ユーロ週間見通し:伸び悩みか、ECBの早期利下げ観測と日銀の緩和修正で ■弱含み、ECBによる年内複数回の利下げ観測強まる今週のユーロ・ドルは弱含み。欧州中央銀行(ECB)による6月利下げ観測は後退せず、米長期金利は上昇したことからリスク選好的なユーロ買い・米ドル売りは縮小。週後半はECBによる年内複数回の利下げ観測が台頭し、米長期金利は底堅い動きを維持したことでユーロ売り・米ドル買いの取引が活発となった。取引レンジ:1.0873ドル-1.0964ドル。「伸び悩みか、ECBの今後の利下げ見込みユーロは上げ渋る可能性来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。欧州中央銀行(ECB)は金融政策の運営について判断が分かれ、不透明感が広がりやすい。利下げ時期は6月とみられるが、域内経済指標が低調なら前倒し実施をにらんだユーロ売りが優勢となりそうだ。一方、米インフレ再加速を背景に連邦準備制度理事会(FRB)は引き締め的な政策が見込まれ、ドルは売りづらい。予想レンジ:1.0750ドル-1.1000■強含み、日欧金利差縮小を想定したユーロ売りは一巡今週のユーロ・円は強含み。欧州中央銀行による年内複数回の利下げを想定したユーロ売り・円買いは一巡し、ユーロ売りは縮小。この局面で米ドル・円は円安方向に振れており、リスク選好的なユーロ買い・円売りが次第に広がった。原油先物の上昇もユーロ買い・円売りを促したようだ。取引レンジ:160円22銭-162円40銭。■伸び悩みか、ECBの早期利下げ観測と日銀の緩和修正で来週のユーロ・円は伸び悩みか。欧州中央銀行(ECB)の金融政策運営に不透明感が広がるなか、域内の消費者信頼感指数や製造業とサービス業PMIで経済の悪化が示された場合、早期利下げを見込んだユーロ売りが強まりそうだ。一方、日本銀行は3月18-19日開催の金融政策決定会合でマイナス金利の解除をはじめ緩和政策を修正すると予想され、目先的にリスク選好的なユーロ買い・円売りは抑制される可能性がある。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・21日:3月製造業PMI(2月:46.5)・21日:3月サービス業PMI(2月:50.2)予想レンジ:159円50銭-163円50銭 <FA> 2024/03/16 14:54 注目トピックス 市況・概況 為替週間見通し:ドルは底堅い値動きか、日銀の緩和縮小予想も米利下げ期待後退 *14:53JST 為替週間見通し:ドルは底堅い値動きか、日銀の緩和縮小予想も米利下げ期待後退 【今週の概況】■米国の早期利下げ観測後退でドル売り縮小今週のドル・円は堅調推移。3月12日発表の2月米消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回る伸びとなったため、米国の利下げ開始が遅れるとの見方が広がり、ドル買い・円売りが優勢となった。日本銀行の植田総裁は3月13日の参院予算委員会でマイナス金利解除について、「現在本格化している春季労使交渉の動向は大きなポイント」と発言したことを受けてドル買い・円売りは一服したが、14日発表の2月米生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったことや新規失業保険申請件数の減少を受けて準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測は後退し、ドル買いが再び強まった。15日のニューヨーク外為市場でドル・円は一時149円17銭まで上昇した。2%のインフレ目標達成には想定以上に時間がかかるとの見方が浮上し、年内の利下げは2回にとどまる可能性があることから、長期金利は底堅く推移し、ドル買い・円売りが優勢となった。一部メディアが「日本銀行はマイナス金利政策を解除しても、緩和的な金融環境を維持し、ゼロ金利政策に移行することを想定している」と報じたこともドル買い材料となった。ドル・円は149円07銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:146円49銭-149円17銭。【来週の見通し】■ドルは底堅い値動きか、日銀の緩和縮小予想も米利下げ期待後退来週のドル・円は底堅い値動きか。日本の春闘での賃金上昇を背景に、日本銀行は3月18-19日開催の金融政策決定会合でマイナス金利の解除を含めた大規模緩和政策の修正について議論する見通し。ただ、日銀は賃金上昇を伴う2%の物価目標を達成しても、金融正常化の推進には慎重とみられる。植田日銀総裁はマイナス金利解除後も緩和的な環境を維持する考えを示している。また、最新の米消費者物価指数(CPI)と米生産者物価指数(PPI)でインフレ再加速が示され米連邦準備制度理事会(FRB)は早急な金融緩和に慎重であるため、ドルは売りづらい。FRBによる利下げは年2回にとどまる展開も想定され、米金利高・ドル高の相場展開となる可能性がある。【日本銀行金融政策決定会合】(18-19日開催予定)日銀は今月18-19日に金融政策決定会合を開催し、現行の大規模緩和政策を維持する公算。市場はマイナス金利解除を想定しており、想定内の政策決定なら失望の円売りに振れやすい。【米連邦公開市場委員会(FOMC)】(19-20日開催予定)FRBは19-20日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、政策金利の据え置きを決定する見込み。現行の金融政策は当面維持される可能性がある。予想レンジ:147円80銭-150円50銭 <FA> 2024/03/16 14:53 注目トピックス 市況・概況 国内株式市場見通し:日銀会合では「マイナス金利の解除」を実施へ *14:18JST 国内株式市場見通し:日銀会合では「マイナス金利の解除」を実施へ ■半導体株下落で日経平均も下落基調に今週の日経平均は週間で981.30円安(-2.47%)の38707.64円と下落した。ナスダック指数の下落など米国株の上げが一服したことや、為替の円高ドル安が重しとなり、週初11日の下落幅は一時1200円に迫るなど、日経平均は週を通して弱い動きとなった。ここまで日経平均のけん引役だった東京エレクトロン<8035>とアドバンテスト<6857>など値がさ半導体株が弱かったことで、日経平均は12日に38271.38円まで下げ幅を拡大する場面も見られた。ただ、足元の金価格や原油価格の上昇を受けて、時価総額の大きい資源関連株や商社株などバリュー銘柄が買われたことや、為替の円高進行が一服したことなどから日経平均は下げ渋る動きも見られた。週末の日経平均は25日移動平均線水準(38817.62円)を下回って取引を終えたが、バリュー銘柄への出遅れ物色が入ったことからTOPIXは2670.80ポイントと25日移動平均線(2656.52ポイント)を上回った。なお、3月第1週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を1846億円買い越したほか、TOPIX先物を964億円買い越し、225先物は1509億円買い越したことから、合計4319億円の買い越しとなった。個人投資家は現物を3080億円買い越し、自己も現物を4757億円買い越した。一方、信託が現物を6811億円売り越した。■1月からの強い上昇は一服か日経平均は25日移動平均線水準を挟んでのもみ合いとなっており、短期的な過熱感はだいぶ和らいだと言えよう。ただ、200日移動平均線との上方乖離率はまだ15%ほどあることから、一部市場関係者からは「3月末にかけての年金のリバランスなども考慮して調整局面はまだ続く」との声も聞かれる。チャート上では、5日移動平均線が25日移動平均線を下回った。25日移動平均線が上向きのため、そこまでネガティブな売りサインというわけではないが、1月から続いていた一本調子の上昇はいったん終了と見る。75日移動平均線や200日移動平均線は右肩上がりで推移していることから中期的な上昇トレンドは崩れていないが、東証プライム市場の売買代金も減少していることから、短期的には3月末近くまで上値の重い展開が続くと考えておきたい。■日銀会合では「マイナス金利の解除を実施」との報道15日の米国市場は続落。ダウ平均は前日比190.89ドル安(-0.49%)の38714.77ドル、ナスダックは155.35ポイント安(-0.96%)の15973.18、S&P500は33.39ポイント安(-0.65%)の5117.09で取引を終了した。大証ナイト終値は通常取引終値比270円高の38660円。米国株は弱いが、円安などを材料に週明けの東京市場は買い優勢で取引を開始すると想定する。18-19日に開催される日本銀行の金融政策決定会合では「マイナス金利の解除を議論する」と見られていたが、2024年の春闘では賃上げ率が平均5.25%と23年の3.58%を大幅に上回り、33年ぶりの高い水準となったことを受けて、一部報道で「マイナス金利の解除を実施する見通し」と報じられた。東京時間15日夜に速報で報じられたことから、15日の米国株式市場の結果は、このニュースを織り込んでいるとみられる。本来であれば、「マイナス金利の解除」という大規模緩和の象徴的な金融緩和方針の転換、つまり金融引き締めに動くことは、株安、そして、日米金利差が縮小する話につながることなので円高ドル安要因となりそうだ。しかし、為替は1ドル=149円台の円安推移となり、大証ナイトが上昇したという反応をみる限り、「日銀の本気度の現れ」「デフレ脱却」と海外市場では捉えられたのだろう。また、日銀は、「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール(YCC))の撤廃」「上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)などリスク資産の買い入れ終了」も終了する見通しと伝わっている。YCCやリスク資産買い入れは実質終了しているようなものなので、市場へのネガティブな影響は無いと考える。昨年末以降、日銀は「金融政策の正常化」の地ならしを行い市場との対話を重ねてきた。19日の結果発表及び植田和男日銀総裁の記者会見は、市場にネガティブなインパクトを与えることなく「金融政策の正常化」に踏み出せるか注目だ。■18-19日は日銀会合、19-20日はFOMC来週にかけて、国内は、18日に1月機械受注、1月鉱工業生産(確報値)、21日に2月貿易収支、22日に2月全国消費者物価指数(CPI)などが予定されている。なお、日銀金融政策決定会合は18-19日開催。海外では、18日に中・2月小売売上高、鉱工業生産指数、19日に豪中銀政策金利発表、独・3月ZEW景況感指数、欧・3月ユーロ圏ZEW景況感指数、米・2月住宅着工件数、米連邦公開市場委員会(FOMC)(~20日)、20日に中・ローンプライムレート、英・2月CPI、米・FOMC終了後政策金利発表、21日にNZ・10-12月国内総生産(GDP)、豪・2月雇用統計、スイス・中銀政策金利発表、欧・3月ユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)、サービス業PMI(速報値)、トルコ・中央銀行政策金利発表、英・英中銀政策金利発表、米・週次新規失業保険申請件数、10-12月経常収支、3月フィラデルフィア連銀景況指数、3月製造業PMI(速報値)、サービス業PMI(速報値)、総合PMI(速報値)、2月景気先行指数、中古住宅販売件数、22日に英・2月小売売上高などが予定されている。 <FA> 2024/03/16 14:18 注目トピックス 市況・概況 新興市場見通し:IPO増加に伴う換金売りで需給悪化を懸念、下値模索の展開か *14:17JST 新興市場見通し:IPO増加に伴う換金売りで需給悪化を懸念、下値模索の展開か ■投資家のモメンタムは悪化している様子今週の新興市場は下落。同時期の騰落率は、日経平均が-2.47%だったのに対して、東証グロース市場指数は-4.15%、東証グロース市場250指数は-4.43%と新興市場の下落率は大きかった。日本銀行による金融政策決定会合への思惑などから東証プライム市場の売買代金が減少し、日経平均は調整局面を迎えている一方、東証グロース市場は12日こそ逆行高のような動きを見せた後は、GENDA<9166>、Macbee Planet<7095>などの決算銘柄や、大規模な公募を発表したispace<9348>など主力株を中心に下げ幅を拡大する展開となった。東証グロース250の売買代金は8日以降2000億円を下回っており、下落局面で押し目を狙うような動きは観測されておらず、投資家のモメンタムは悪化している様子。東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに25日移動平均線、200日移動平均線を下回っており、75日移動平均線の攻防を迎えている。個別銘柄では、24年7月期の営業利益予想を上方修正したデリバリーコンサルティング<9240>が急騰したほか、笑美面<9237>、さくらさくプラス<7097>、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>、アールプランナー<2983>も決算内容が材料視されて買われた。また、勤次郎<4013>は株式分割や中期経営計画が評価されて上昇。ACSL<6232>は防衛省外局の防衛装備庁からの大型受注を発表し買われた。一方、決算内容が嫌気されたジャパンM&Aソリューション<9236>が急落したほか、米エヌビディア株がさえない動きとなったことが影響し、カスタムAI開発のLaboro.AI<5586>のほか、ABEJA<5574>やエッジテクノロジー<4268>、AVILEN<5591>、sMedio<3913>、Kudan<4425>などAI関連銘柄が売られた。■IPO増加に伴う換金売りで需給悪化を懸念、IPOは3社来週の新興市場は下値模索の展開となりそうだ。18-19日に開催される日本銀行による金融政策決定会合、19-20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に対する新興市場への影響は限定的となろう。為替が1ドル=140円台前半など大幅な円高推移となれば、内需株など円高メリット銘柄への刺激材料となりそうだが、大幅な円高推移はいまのところ期待しにくい。チャート上では、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに75日移動平均線水準まで下落している。ちょうど2月15日以降の上昇分がはく落したことから、調整一巡との見方はできる。ただ、21日には、グロース市場にSTG<5858>とトライアルHD<141A>、22日には、同じくグロース市場にジンジブ<142A>がそれぞれ上場する。3月は15社のIPOが予定されており、15社中14社がグロース市場に上場することから、足元急騰していた銘柄や直近IPO銘柄を中心に換金売りが入る可能性がある。IPO銘柄は、短期資金が向かい商い活況となりそうだが、投資家のモメンタムが悪化しているなか、新興市場全体の需給面は悪くなることから下値模索を警戒したい。75日移動平均線をあっさり下回ってくると、東証グロース市場指数は900台、東証グロース市場250指数は700台のそれぞれの大台割れが意識されよう。 <FA> 2024/03/16 14:17 注目トピックス 市況・概況 米国株式市場見通し:FOMCやエヌビディアのAI会議に注目 *14:16JST 米国株式市場見通し:FOMCやエヌビディアのAI会議に注目 来週は連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)を開催予定で結果に注目だ。最近の経済や雇用は依然底堅く、減速の兆候はあまり見られない。さらに、インフレの鈍化ペースも停滞しており、FRBがこの会合で、政策金利を5会合連続で据え置くことがほぼ確実視されている。声明やパウエル議長会見とともに発表されるスタッフ予測に特に注目だ。また、半導体企業のエヌビディアが主催する人工知能(AI)年次会議が18-21日にかけ開催される。フアン最高経営責任者(CEO)は初日にスピーチを予定しており、相場のカタリストになる可能性があるため注目だ。もし、新製品などの発表で投資家の期待に応えられ、株価の高騰を持続させることができれば、相場全体を押し上げるだろう。1月と2月の消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったほか、2月の卸売物価指数(PPI)も予想の2倍に加速、さらに、PPIの加速を受けて、FRBが最も注視している個人消費支出(PCE)価格指数の2月分も強い結果が予想されている。前回12月時点で金融当局者は金利予測分布図(ドット・プロット)で今年平均3回の利下げを予想していたが、19人の当局者が果たして年3回の利下げ予想を維持するかどうかに焦点をあてたい。さらに、今年だけでなく、来年の利下げ見通しを注視している市場関係者も少なくない。前回予想では、25年に1%ポイントの利下げを予想。一方で、25年の経済も潜在的水準を上回るペースでの成長の軌道にある。イエレン財務長官はインタビューで、新型コロナウイルス禍を契機としたインフレ高進や利回り上昇の前に推移していた水準に市場金利が戻る「公算は小さい」との認識を示した。現状で利上げは終了し、次の行動は利下げと見られるが、景気が引き続き強く、インフレが目標達成するさらなる確信につながるデータは見られず、年内の利下げ開始を疑問視する投資家もいる。もし、パウエル議長が会見で、ハト派姿勢を弱め、さらに、ドット・プロットで当局者の利下げ回数の見通しが修正された場合は株式相場の上値を抑制することになりそうだ。ただ、年内の利下げ開始予想が示されれば、下値も限定的となるだろう。経済指標では、3月NAHB住宅市場指数(18日)、2月住宅着工・建設許可件数、1月対米証券投資(19日)、週次新規失業保険申請件数、3月製造業・サービス業・総合PMI、2月景気先行指数、2月中古住宅販売件数(21日)、などが予定されている。また、FRBは19-20日にFOMCを開催。主要企業決算では、半導体のマイクロン・テクノロジー、食品会社のゼネラル・ミルズ、オンラインペット関連製品小売りのチューイー、建設会社のKBホーム(20日)、スポーツ用品小売りのナイキ、ヨガアパレルのルルレモン・アスレティカ、運送会社のフェデックス、レストラン運営のダ―デン・レストランツ(21日)、などが予定されている。(Horiko Capital Management LLC) <FA> 2024/03/16 14:16 注目トピックス 市況・概況 個人投資家・有限亭玉介:宇宙関連や話題株には引き続き注目!思惑期待は継続【FISCOソーシャルレポーター】 *10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:宇宙関連や話題株には引き続き注目!思惑期待は継続【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年3月11日12時に執筆株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。3月4日、ついに大台の日経平均4万円を突破しましたねぇ。しかし、7日に一時4万472.11円の高値を付けてから日経平均株価は、大陰線を引いて利確売りが出た模様です。チャートは相場転換を示すとも言われる「高値圏での包み足」の形を作り、その後はその通り、11日から日経平均株価は急ピッチで調整に入っています。これまでを振り返ってみると年始から日経平均の強さが目立った一方で、テーマ別では相変わらず市場拡大期待を背景にしたAI・半導体関連への物色が盛んでしたな。それらは急ピッチで物色を受けていたからこそ、その調整スピードも相応に激しくなっているようです。それでも足元では同関連への期待は継続しているとは思いますので、またトレンドが回ってきた折には改めて触れたいと思います。兎角、今月は何と言っても3月18日・19日の日銀金融政策決定会合を見過ごすわけにはいきませんな。巷では植田総裁がそろそろマイナス金利の解除へ踏み切るのでは…なんて噂されていますからねぇ。米FOMCも3月19日・20日に開催されますので、日本が利上げで米国が利下げなら相場は果たしてどうなるのか…。日経平均のボラティリティも高まっており、日銀の政策一つで強気ムードが冷え込む可能性もあります。AIや半導体などの景気に敏感なハイテク株への買いが目立ちますが、ここらへんで景気や金融政策の影響を受けにくいであろう、宇宙関連株や話題性の高さで買われている銘柄などを改めてチェックしてみたいと思います。さて、宇宙関連として昨年12月に上場したQPS研究所<5595>は、3月1日に「防衛省から衛星の試作受注、受注金額56.49億円」と発表後に急騰しました。上場後から買われておりましたが、改めて短期の買いが流入したようですねぇ。25日線を上回って、どこまで下値を切り上げるか注視しております。直近で下値を切り上げている多摩川HD<6838>は、量子暗号通信向けの光通信デバイスの新設計手法を東北大学や北海道大学等と国際会議「APS March Meeting 2024」にて共同発表した事が材料視されました。「MEMS(微小電気機械システム)と呼ばれる半導体製造技術を利用した微小デバイスから、人工衛星を用いた光通信用の設計まで可能」との事。また、靴と衣料品の通販サイト「LOCONDO」を運営するジェイドグループ<3558>は、NTTドコモ傘下でファッションECを展開するマガシークを子会社化すると発表が好感されました。チャート(日足)は昨年来高値を更新しております。バイオ3Dプリンタを用いて再生医療関連の事業を展開するサイフューズ<4892>は、世界で初めて「末梢神経損傷を対象とした三次元神経導管移植による安全性と有効性を検討する医師主導治験」を実施したと発表し動意しました。業績は赤字でも、治験の進捗によって再び物色される可能性もあるか。建築図面・現場管理アプリを手掛けるスパイダープラス<4192>は、底を打って25日線・75日線を上回ってきました。同社の伊藤CEOがSNSで、建築業法の改正と同社の業績について言及するような投稿を行った事で動意した模様。DX関連としても注視です。最後はセキュリティ関連からサイバーセキュリティクラウド<4493>です。セキュリティ・クリアランス関連として思惑があり、じわじわと下値を切り上げてきました。調整はしておりますが、再び市場が強気になった折には23年6月に付けた高値3450円を目指す流れとなるかと注目中です。さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず <TY> 2024/03/16 10:00 注目トピックス 市況・概況 15日の米国市場ダイジェスト:NYダウは190ドル安、FOMCを警戒 *07:16JST 15日の米国市場ダイジェスト:NYダウは190ドル安、FOMCを警戒 ■NY株式:NYダウは190ドル安、FOMCを警戒米国株式市場は続落。ダウ平均は190.89ドル安の38,714.77ドル、ナスダックは155.35ポイント安の15,973.18で取引を終了した。長期金利の上昇を嫌気し、寄り付き後、下落。昨日引け後に発表された決算を受けたソフトウエアメーカー、アドビの下落もハイテクセクターの重しとなった。最近の指標でインフレ改善の停滞が示されたため連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ先送り観測が強まる中、来週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を控え警戒感に売りに拍車がかかったほか、本日は先物や個別・指数オプションが同時に期限を迎えるトリプルウィッチングにあたりテクニカルな売りも見られ終日軟調に推移し終了。セクター別では銀行や自動車・自動車部品が上昇した一方、ソフトウエアサービスが下落した。電気自動車メーカーのリビアン・オートモーティブ(RIVN)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。半導体メーカーのマイクロン・テクノロジー(MU)はアナリストの目標株価引き上げで上昇した。ソフトウエアメーカーのアドビ(ADBE)は四半期決算で低調な売上高見通しが嫌気され、人工知能(AI)注力新興企業の競争激化懸念が強まり、下落。化粧品小売りチェーンのアルタ・ビューティ(ULTA)は四半期決算で見通しが冴えず売られた。不動産ウエブサイト運営のジロー・グループ(Z)は全米不動産協会(NAR)が不動産売買における仲介手数料を巡る訴訟で和解金支払いに応じたことを受け、下落。格付け会社のフィッチ・レーティングスは15日、航空機メーカー、ボーイング(BA)の信用格付け見通しを「ポジティブ」から「安定的」に引き下げた。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米利下げ観測後退で長期金利高・ドル高の相場展開15日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円63銭から149円17銭まで上昇し、149円07銭で引けた。米インフレが連邦準備制度理事会(FRB)の目標である2%を達成するには想定以上に時間がかかるとの見通しに、来週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)でスタッフの年内の利下げ平均予想が2回に修正されるとの見方に長期金利が上昇、ドル買いが優勢となった。また、メディア報道で日本銀行が18、19日開催の金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除を決める見通しだが同時に、緩和的な金融環境維持し、ゼロ金利政策に移行することを想定していると報じられたため円買いは限定的となった。ユーロ・ドルは1.0895ドルから1.0882ドルまで下落し、1.0889ドルで引けた。ビルロワドガロー・仏中銀総裁が2%目標達成にはそんなに遠くないとの発言を受けて下げ止まった。ユーロ・円は、161円90銭から162円40銭へ上昇。ポンド・ドルは1.2757ドルから1.2725ドルまで下落。ドル・スイスは0.8820フランから0.8845フランまで上昇した。■NY原油:伸び悩み、ドル高などを嫌気NYMEX原油5月限終値:80.58 ↓0.1615日のNY原油先物5月限は伸び悩み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比-0.16ドル(-0.20%)の80.58ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは80.01ドル-80.89ドル。ロンドン市場で80.01ドルまで下げたが、供給不安は解消されず、米国市場の後半にかけて80.89ドルまで反発。ただ、その後はドル高や株安を嫌気した売りが強まり、上げ渋った。通常取引終了後の時間外取引では80ドル台半ばを挟んだ水準で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  35.41ドル   -0.28ドル(-0.78%)モルガン・スタンレー(MS) 88.38ドル   -0.72ドル(-0.80%)ゴールドマン・サックス(GS)387.21ドル  -1.40ドル(-0.36%)インテル(INTC)        42.64ドル   -0.11ドル(-0.25%)アップル(AAPL)        172.62ドル  -0.38ドル(-0.21%)アルファベット(GOOG)    142.17ドル  -2.17ドル(-1.50%)メタ(META)           484.10ドル  -7.73ドル(-1.57%)キャタピラー(CAT)      346.97ドル  +5.05ドル(+1.47%)アルコア(AA)         30.44ドル   +0.42ドル(+1.39%)ウォルマート(WMT)      60.68ドル   -0.34ドル(-0.55%) <ST> 2024/03/16 07:16 注目トピックス 市況・概況 NY為替:米利下げ観測後退で長期金利高・ドル高の相場展開 *07:05JST NY為替:米利下げ観測後退で長期金利高・ドル高の相場展開 15日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円63銭から149円17銭まで上昇し、149円07銭で引けた。米インフレが連邦準備制度理事会(FRB)の目標である2%を達成するには想定以上に時間がかかるとの見通しに、来週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)でスタッフの年内の利下げ平均予想が2回に修正されるとの見方に長期金利が上昇、ドル買いが優勢となった。また、メディア報道で日本銀行が18、19日開催の金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除を決める見通しだが同時に、緩和的な金融環境維持し、ゼロ金利政策に移行することを想定していると報じられたため円買いは限定的となった。ユーロ・ドルは1.0895ドルから1.0882ドルまで下落し、1.0889ドルで引けた。ビルロワドガロー・仏中銀総裁が2%目標達成にはそんなに遠くないとの発言を受けて下げ止まった。ユーロ・円は、161円90銭から162円40銭へ上昇。ポンド・ドルは1.2757ドルから1.2725ドルまで下落。ドル・スイスは0.8820フランから0.8845フランまで上昇した。 <MK> 2024/03/16 07:05 注目トピックス 市況・概況 NY原油:伸び悩み、ドル高などを嫌気 *06:53JST NY原油:伸び悩み、ドル高などを嫌気 NYMEX原油5月限終値:80.58 ↓0.1615日のNY原油先物5月限は伸び悩み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比-0.16ドル(-0.20%)の80.58ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは80.01ドル-80.89ドル。ロンドン市場で80.01ドルまで下げたが、供給不安は解消されず、米国市場の後半にかけて80.89ドルまで反発。ただ、その後はドル高や株安を嫌気した売りが強まり、上げ渋った。通常取引終了後の時間外取引では80ドル台半ばを挟んだ水準で推移。 <MK> 2024/03/16 06:53 注目トピックス 市況・概況 NY債券:米長期債相場は弱含み、利下げ開始は7月以降になるとの見方も *06:51JST NY債券:米長期債相場は弱含み、利下げ開始は7月以降になるとの見方も 15日の米国長期債相場は弱含み。米連邦準備制度理事会(FRB)がこの日発表した2月鉱工業生産指数は前月比+0.1%とプラスに転じたこと、3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値における期待インフレ率は低下していなかったことを受けて、長期債利回りは底堅い動きを保った。今週発表されたインフレ関連指標は市場予想を上回っており、利下げ開始時期は7月以降となる可能性がある。イールドカーブはフラットニング気配。CMEのFedWatchツールによると、15日時点で6月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は57%程度。7月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は76%程度。10年債利回りは4.292%近辺で取引を開始し、一時4.267%近辺まで低下したが、4.318%近辺まで反発し、取引終了時点にかけて4.306%近辺で推移した。イールドカーブはフラットニング。2年-10年は-41.90bp近辺、2-30年は-29.70bp近辺で引けた。2年債利回りは4.73%(前日比:+4bp)、10年債利回りは4.31%(前日比+2bp)、30年債利回りは、4.43%(前日比:0bp)で取引を終えた。 <MK> 2024/03/16 06:51 注目トピックス 市況・概況 NY金:弱含み、ドル高などを意識した売りが強まる *06:36JST NY金:弱含み、ドル高などを意識した売りが強まる COMEX金4月限終値:2161.50 ↓6.0015日のNY金先物4月限は弱含み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は、前営業日比-6.00ドル(-0.28%)の2161.50ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2158.80-2176.90ドル。ロンドン市場で2176.90ドルまで買われたが、ドル高や長期金利の高止まりを意識した売りが強まり、米国市場の後半にかけて2158.800ドルまで下落。通常取引終了後の時間外取引では主に2161ドルを挟んだ水準で推移。 <MK> 2024/03/16 06:36 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウは190ドル安、FOMCを警戒 *06:00JST NY株式:NYダウは190ドル安、FOMCを警戒 米国株式市場は続落。ダウ平均は190.89ドル安の38,714.77ドル、ナスダックは155.35ポイント安の15,973.18で取引を終了した。長期金利の上昇を嫌気し、寄り付き後、下落。昨日引け後に発表された決算を受けたソフトウエアメーカー、アドビの下落もハイテクセクターの重しとなった。最近の指標でインフレ改善の停滞が示されたため連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ先送り観測が強まる中、来週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を控え警戒感に売りに拍車がかかったほか、本日は先物や個別・指数オプションが同時に期限を迎えるトリプルウィッチングにあたりテクニカルな売りも見られ終日軟調に推移し終了。セクター別では銀行や自動車・自動車部品が上昇した一方、ソフトウエアサービスが下落した。電気自動車メーカーのリビアン・オートモーティブ(RIVN)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。半導体メーカーのマイクロン・テクノロジー(MU)はアナリストの目標株価引き上げで上昇した。ソフトウエアメーカーのアドビ(ADBE)は四半期決算で低調な売上高見通しが嫌気され、人工知能(AI)注力新興企業の競争激化懸念が強まり、下落。化粧品小売りチェーンのアルタ・ビューティ(ULTA)は四半期決算で見通しが冴えず売られた。不動産ウエブサイト運営のジロー・グループ(Z)は全米不動産協会(NAR)が不動産売買における仲介手数料を巡る訴訟で和解金支払いに応じたことを受け、下落。格付け会社のフィッチ・レーティングスは15日、航空機メーカー、ボーイング(BA)の信用格付け見通しを「ポジティブ」から「安定的」に引き下げた。(Horiko Capital Management LLC) <ST> 2024/03/16 06:00 注目トピックス 市況・概況 3月15日のNY為替概況 *04:10JST 3月15日のNY為替概況 15日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円63銭から149円17銭まで上昇し、引けた。米インフレが連邦準備制度理事会(FRB)の目標である2%を達成するには想定以上に時間がかかるとの見通しに、来週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)でスタッフの年内の利下げ平均予想が2回に修正されるとの見方に長期金利が上昇、ドル買いが優勢となった。また、メディア報道で日本銀行が18、19日開催の金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除を決める見通しだが同時に、緩和的な金融環境維持し、ゼロ金利政策に移行することを想定していると報じられたため円買いは限定的となった。ユーロ・ドルは1.0895ドルから1.0882ドルまで下落し、引けた。ビルロワドガロー・仏中銀総裁が2%目標達成にはそんなに遠くないとの発言を受けて下げ止まった。ユーロ・円は、161円90銭から162円40銭へ上昇。ポンド・ドルは1.2757ドルから1.2725ドルまで下落。ドル・スイスは0.8820フランから0.8845フランまで上昇した。【経済指標】・米・2月輸入物価指数:前月比+0.3%(予想:+0.3%、1月:+0.8%)・米・3月NY連銀製造業景気指数:-20.9(予想:-7.0、2月:-2.4)・米・2月設備稼働率:78.3%(予想:78.5%、1月:78.3%←78.5%)・米・2月鉱工業生産:前月比+0.1%(予想:0.0%、1月:-0.5%←-0.1%)・米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:76.5(予想:77.1、2月:76.9)・米・3月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:3.0%(予想:3.1%、2月:3.0%)・米・3月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:2.9%(予想:2.9%、2月:2.9%) <KY> 2024/03/16 04:10 注目トピックス 市況・概況 NY外為:円の反応限定的、日銀、来週マイナス金利解除の見通しも緩和的金融環境を維持との報道 *03:10JST NY外為:円の反応限定的、日銀、来週マイナス金利解除の見通しも緩和的金融環境を維持との報道 メディア報道によると、日本銀行は18、19両日に開催する金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除を決める見通しで、賃金と物価がそろって上昇する好循環が実現する確度が十分に高まったと見ているという。ただ、マイナス金利解除後も緩和的な金融環境維持し、ゼロ金利政策に移行することを想定していると、報じられた。上場投資信託(ETF)の新規購入は停止する方向だという。マイナス金利政策の解除が織り込み済みで、さらに日銀が引き続き緩和的な金融環境を維持する可能性があるとの報道で円買いも限定的となった。ドル・円は149円05銭で円の安値圏を維持。ユーロ・円は162円40銭から162円23銭へ弱含んだ。ポンド・円は190円03銭の高値から189円60銭へ反落した。 <KY> 2024/03/16 03:10 注目トピックス 市況・概況 [通貨オプション]OP売り、週末要因で *01:44JST [通貨オプション]OP売り、週末要因で ドル・円オプション市場で変動率は低下。週末要因でオプション売りが優勢となった。リスクリバーサルでは調整色が強まった。■変動率・1カ月物8.26%⇒7.82%(08年/24=31.044%)・3カ月物8.56%⇒8.33%(08年10/24=31.044%)・6カ月物8.35%⇒8.23%(08年10/24=25.50%)・1年物8.57%⇒8.46%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.36%⇒+1.36%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+1.29%⇒+1.30%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.94%⇒+0.93%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.52%⇒+0.53%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2024/03/16 01:44 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル・円149円台回復、円売り戻し *00:51JST NY外為:ドル・円149円台回復、円売り戻し NY外為市場では円売り戻しが強まった。材料出尽くし感や利益確定の円売りが強まったと見られる。ドル・円は148円60銭から149円07銭まで上昇し、7日来の円安・ドル高。ユーロ・円は161円80銭から162円28銭まで上昇し、7日来の円安・ユーロ高を更新した。ポンド・円は189円52銭から189円92銭まで上昇した。連合は15日に春闘の第1回回答集計で平均賃上げ率が5.28%となったと発表した。エコノミスト予想を上回り1991年以降33年ぶり最大の伸びとなった。植田総裁が大規模緩和修正の判断するうえで賃金、物価の好循環を確認する必要があり、春闘の動向が大きなポイントになるとの考えを示していたため市場はこの結果次第で日銀が来週開催する金融政策決定会合で、金融緩和策を修正することを後押しするとの見方に円買いを進めていた。 <KY> 2024/03/16 00:51 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米3月ミシガン大消費者信頼感指数速報、予想下回り利下げ先送り観測後退でドル買い一服 *23:29JST 【市場反応】米3月ミシガン大消費者信頼感指数速報、予想下回り利下げ先送り観測後退でドル買い一服 米3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は76.5と、2月76.9から上昇予想に反し低下し、年初来で最低となった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待動向を判断するうえで注視している同指数の1年期待インフレ率速報値は3.0%と、上昇予想に反し2月と同水準にとどまった。また、5-10年期待インフレ率速報値は2.9%と、予想通り、2月と同水準を維持した。予想を下回った結果を受け、利下げ先送り観測も後退し米国債相場は下げ止まり。10年債利回りは4.318%へ上昇後、4.306%へ低下した。ドル買いも後退。ドル・円は148円97銭の高値から148円85銭へ反落した。ユーロ・ドルは1.0885ドルから1.0893ドルへ強含み推移。ポンド・ドルは1.2740ドルから1.2754ドルまで上昇した。【経済指標】・米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:76.5(予想:77.1、2月:76.9)・米・3月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:3.0%(予想:3.1%、2月:3.0%)・米・3月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:2.9%(予想:2.9%、2月:2.9%) <KY> 2024/03/15 23:29 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米・3月NY連銀製造業景気指数/2月輸入物価指数、ドル買い継続 *22:06JST 【市場反応】米・3月NY連銀製造業景気指数/2月輸入物価指数、ドル買い継続 米3月NY連銀製造業景気指数は-20.9と、2月-2.4から予想以上に悪化した。4カ月連続のマイナスとなった。同指数の仕入れ価格が28.7と、33から低下。販売価格は17.8と、17.0から上昇した。同時刻に発表された米2月輸入物価指数は前月比+0.3%と、予想通り1月+0.8%から伸びが鈍化。結果を受けた反応は鈍く、米国債相場は引き続き売りが先行した。10年債利回りは4.3%まで上昇し2月末来の高水準となった。ドル買いも強まり、ドル・円は148円70銭から148円87銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0994ドルから1.0889ドルへじり安推移した。【経済指標】・米・2月輸入物価指数:前月比+0.3%(予想:+0.3%、1月:+0.8%)・米・3月NY連銀製造業景気指数:-20.9(予想:-7.0、2月:-2.4) <KY> 2024/03/15 22:06 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は高値圏、米金利はやや失速 *20:13JST 欧州為替:ドル・円は高値圏、米金利はやや失速 欧州市場でドル・円は148円80銭付近と、本日高値圏でのもみ合い。米10年債利回りは小動きながらやや失速し、全般的にドル売りに振れやすい。そのため主要通貨は対ドルで底堅く推移し、クロス円も高値圏を維持。ただ、円買い圧力は根強いようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円57銭から148円83銭、ユーロ・円は161円65銭から162円11銭、ユーロ・ドルは1.0877ドルから1.0899ドル。 <TY> 2024/03/15 20:13 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、上値で売り *19:21JST 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、上値で売り 欧州市場でドル・円は伸び悩み、148円83銭まで上昇後は148円70銭台でのもみ合いが続く。149円を目指す展開で、上値では利益確定売りが出やすい。ただ、米10年債利回りは底堅くドル売りは後退。また、欧州株は上昇基調に振れ円売りも見込まれる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円57銭から148円83銭、ユーロ・円は161円65銭から162円02銭、ユーロ・ドルは1.0877ドルから1.0888ドル。 <TY> 2024/03/15 19:21 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は上昇一服、米金利にらみ *18:21JST 欧州為替:ドル・円は上昇一服、米金利にらみ 欧州市場でドル・円は上昇一服となり、148円83銭に強含んだ後は148円70銭台でもみ合い。米10年債利回りの失速でドル買いはいったん収束している。ユーロ・ドルは1.0880ドル台に戻し、ユーロ・円はドル・円に連れ高し一時162円台に浮上。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円57銭から148円83銭、ユーロ・円は161円65銭から162円02銭、ユーロ・ドルは1.0877ドルから1.0888ドル。 <TY> 2024/03/15 18:21 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:反落、終値25日線割れ *18:15JST 日経平均テクニカル:反落、終値25日線割れ 15日の日経平均は反落した。終値は25日移動平均線を下回ったほか、5日線は25日線を上から下に抜けており、地合い悪化のサインとして警戒が必要となろう。ローソク足は小陽線を描いたが、昨日に続いて5日線処を上値抵抗帯しており、上値での売り圧力の強さを窺わせた。ただ、一目均衡表では三役好転下の買い手優勢の形状を維持し、基準線と転換線はともに横ばいで引けている。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)が106.77%(昨日105.73%)と本日も中立ゾーンの90-110%レンジにとどまったこともあり、もみ合い延長の可能性にも留意が必要だろう。 <CS> 2024/03/15 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、日銀修正にらみ円買いもドル選好地合い継続 *17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、日銀修正にらみ円買いもドル選好地合い継続 15日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。春闘の第1次回答で日銀の緩和修正を見込んだ円買いがドルを下押し。ただ、米インフレ再加速で連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的政策が想定され、ドル選好地合いは続くだろう。前日発表された米生産者物価指数(PPI)は前年比と前月比でコア指数も含め予想を上回り、インフレ高止まりが示された。一方、小売売上高は予想を下回ったものの改善。引き締め的な金融政策の継続が見込まれ、金利高・ドル高に振れユーロ・ドルは1.0880ドル付近に軟化し、ドル・円は148円30銭台に上昇。本日アジア市場で日本の賃上げで日銀の緩和修正を見込んだ円買いも、ドル・円は下げづらい展開となった。この後の海外市場は引き続き日米政策にらみ。日本の賃上げが見込まれ、日銀の政策決定をにらみ円買い圧力を強める。また、今晩のNY連銀製造業景気指数やミシガン大学消費者信頼感指数など経済指標は強弱まちまちとみられ、ドル買いは小幅にとどまる見通し。ただ、今週発表された米インフレ指標は予想外に強く、6月から3回との市場の利下げシナリオを弱めつつあるため、ドル選好地合いが相場をサポートしそうだ。【今日の欧米市場の予定】・21:30 米・3月NY連銀製造業景気指数(予想:-7.0、2月:-2.4)・21:30 米・2月輸入物価指数(前月比予想:+0.3%、1月:+0.8%)・22:15 米・2月鉱工業生産(前月比予想:0.0%、1月:-0.1%)・22:15 米・2月設備稼働率(予想:78.5%、1月:78.5%)・23:00 米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:77.2、2月:76.9) <CS> 2024/03/15 17:25 注目トピックス 市況・概況 15日の日本国債市場概況:債券先物は145円10銭で終了 *17:20JST 15日の日本国債市場概況:債券先物は145円10銭で終了 <円債市場>長期国債先物2024年6月限寄付145円06銭 高値145円14銭 安値144円90銭 引け145円10銭売買高総計26495枚2年 458回  0.186%5年 166回  0.378%10年 373回  0.782%20年 187回  1.558%債券先物6月限は、145円06銭で取引を開始。米国の2月生産者物価指数の予想上振れなどを受けた金利上昇にともない売りが先行し、144円90銭まで下げた。その後、日銀の定例国債買い入れオペの結果を好感して買いが優勢になり、145円14銭まで上げた。現物債の取引では、2年債が買われ、5年債、10年債、20年債が売られた。<米国債概況>2年債は4.70%、10年債は4.28%、30年債は4.42%近辺で推移。債券利回りは横ばい。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.44%、英国債は4.09%、オーストラリア10年債は4.13%、NZ10年債は4.65%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・21:30 米・3月NY連銀製造業景気指数(予想:-7.0、2月:-2.4)・21:30 米・2月輸入物価指数(前月比予想:+0.3%、1月:+0.8%)・22:15 米・2月鉱工業生産(前月比予想:0.0%、1月:-0.1%)・22:15 米・2月設備稼働率(予想:78.5%、1月:78.5%)・23:00 米・3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:77.1、2月:76.9)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間) <KK> 2024/03/15 17:20 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は切り返し、夕方にかけてドル買戻し *17:12JST 東京為替:ドル・円は切り返し、夕方にかけてドル買戻し 15日の東京市場でドル・円は切り返し。米インフレ再加速で米金利高に振れ、ドル買い先行。午後は日銀の緩和的な金融政策の修正を見込んだ円買いが強まり、早朝の安値を下抜け148円04銭まで値を下げた。ただ、夕方にかけて148円68銭に切り返した。・ユーロ・円は161円90銭から161円07銭からまで下落。・ユーロ・ドルは1.0886ドルから1.0873ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値38,548.16円、高値38,808.68円、安値38,519.94円、終値38,707.64円(前日比99.74円安)・17時時点:ドル円148円60-70銭、ユーロ・円161円70-80銭【要人発言】・鈴木財務相「力強い賃上げの流れができている。今後の回答も注視」「金融政策の具体的手法は日銀に委ねられている」【経済指標】・2024年春闘・平均賃上げ率:5.28%(23年3.80%) <TY> 2024/03/15 17:12 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、春闘平均賃上げ率受け円買いも *16:28JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、春闘平均賃上げ率受け円買いも 15日午後の東京市場でドル・円は一時148円04銭まで下落。春闘で高水準の平均賃上げ率を受け日銀の緩和修正を見込んだ円買いが優勢となり、主要通貨を押し下げた。ただ、来週の政策決定でマイナス金利解除は織り込み済みで、円買いは限定的に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円04銭から148円65銭、ユーロ・円は161円07銭から161円66銭、ユーロ・ドルは1.0873ドルから1.0886ドル。 <TY> 2024/03/15 16:28 注目トピックス 市況・概況 来週の中銀イベントを前に様子見ムードが強まる【クロージング】 *16:15JST 来週の中銀イベントを前に様子見ムードが強まる【クロージング】 15日の日経平均は反落。99.74円安の38707.64円(出来高概算23億6000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が売られた流れを引き継いで、半導体関連株などグロース株中心に下げが目立ち、日経平均は取引開始後に38519.94円まで水準を切り下げた、ただ、米長期金利の上昇に伴い、1ドル=148円台へと円安が進んでいるため、自動車など輸出関連株がしっかりしていることが相場を支えた。もっとも、来週には日米中央銀行の金融政策決定会合を控えており、結果を見極めたいとの見方から次第に様子見ムードが強まった。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が970を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、鉱業、石油石炭、電気ガス、卸売など23業種が上昇。一方、海運、銀行、電気機器、金属製品など10業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、第一三共<4568>、三菱商<8058>が堅調だった半面、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、レーザーテック<6920>、ダイキン<6367>、中外薬<4519>が軟調だった。前日の米国市場では2月の卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回り、これが早期の利下げ期待の後退につながり、主要株価指数は下落。なかでも、金利動向に敏感とされるハイテク関連株の下げが目立ち、東京市場のこの流れが波及。日経平均の下げ幅は一時300円に迫る場面があった。ただ、心理的な節目の38500円に接近すると、押し目狙いの買いが入ったほか、円高一服による収益改善期待などから輸出株が買われたほか、原油高による採算改善期待から石油関連株や商社株などの資源株に資金がシフトし、これが相場を支えた。投資家の最大の関心は来週前半に予定される日米の金融政策決定会合の行方だ。各メディアからこれまで、日銀は3月会合でマイナス金利政策解除など金融正常化を進めると伝えられており、相場には織り込まれている。会合後にはいったん、円高・金利上昇・株安で反応すると見込まれている。ただし、中銀イベントを波乱なく通過すれば、再び日本株に注目が戻ってくるとの見方もでている。TOPIXのザラバ高値を付けた昨年9月の信用期日であるきょう以降、値動きが軽くなる可能性があり、来週はバリュー株優位の展開が一段と強まりそうだ。 <CS> 2024/03/15 16:15 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は次第に緩和 *16:05JST 日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は次第に緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は15日、前日比-0.24(低下率1.17%)の20.33と低下した。なお、高値は20.99、安値は20.21。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。ただ、下値を売り急ぐ動きはなく、日経225先物は取引開始後は下値の堅い展開となったことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードは次第に緩和し、日経VIは午後は概ね昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2024/03/15 16:05

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