注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
日経平均は217円安、ダウ平均先物底堅く東京市場の安心感に
*13:52JST 日経平均は217円安、ダウ平均先物底堅く東京市場の安心感に
日経平均は217円安(13時50分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ファナック<6954>、トヨタ<7203>、ソシオネクスト<6526>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、不動産業、精密機器、小売業、サービス業、建設業が値下がり率上位、鉱業、電気・ガス業、石油石炭製品、銀行業、非鉄金属が値上がり率上位となっている。日経平均は下げ渋った水準で小動きとなっている。朝方は軟調だったダウ平均先物が底堅く推移していることなどが東京市場の安心感となっているもよう。一方、昨日の3月米消費者物価指数(CPI)に続き、今晩は3月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあるようだ。
<SK>
2024/04/11 13:52
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:下げ渋りか、インフレ再加速も企業決算を見極め
*13:50JST 米国株見通し:下げ渋りか、インフレ再加速も企業決算を見極め
(13時30分現在)S&P500先物 5,207.00(-0.75)ナスダック100先物 18,199.50(+2.75)米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物はほぼ変わらず。長期金利は底堅く、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ10日の主要3指数は軟調。序盤から売り優勢となりナスダックとS&Pは反落、ダウは422ドル高の38461ドルと3日続落で取引を終えた。この日発表された消費者物価指数(CPI)はコア指数も含め予想を上回り、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策方針を後押し。長期金利の急伸を受け、売りが膨らんだ。その後公表された連邦準備制度理事会(FRB)議事要旨はタカ派寄りと受け止められ、買戻しの余地を封じた。本日は下げ渋りか。今晩発表の生産者物価指数(PPI)は強い内容が予想され、CPI同様に想定よりも強い内容となる可能性がある。その際には長期金利の上昇を受けハイテクを中心に幅広い売りが続くとみられる。FRB当局者は全般的にタカ派的スタンスを堅持しており、長期金利が堅調地合いを強めれば買いを抑制しよう。一方、今週末から企業決算が本格化し、序盤の金融セクターの業績を見極めようと過度な売りは抑制される。
<TY>
2024/04/11 13:50
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は下げ渋り、クロス円は追随
*13:36JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、クロス円は追随
11日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、152円90銭付近でのもみ合い。米インフレ再加速を受け米10年債利回りは下げづらく、ドル買い地合いに振れやすい。一方、日経平均株価は下げ幅を縮小し、クロス円は日本株安を嫌気した円買いを抑制。ここまでの取引レンジは、ドル・円は152円76銭から153円12銭、ユーロ・円は164円14銭から164円46銭、ユーロ・ドルは1.0738ドルから1.0747ドル。
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2024/04/11 13:36
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は底堅い、米金利は下げ渋り
*13:15JST 東京為替:ドル・円は底堅い、米金利は下げ渋り
11日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、午前中に付けた152円70銭台から152円90銭付近に戻した。米10年債利回りの下げ渋りでややドル買いに振れ、主要通貨は対ドルで上値が重い。一方、クロス円はドル・円に追随し下げづらい値動き。ここまでの取引レンジは、ドル・円は152円76銭から153円12銭、ユーロ・円は164円14銭から164円46銭、ユーロ・ドルは1.0738ドルから1.0747ドル。
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2024/04/11 13:15
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後場に注目すべき3つのポイント~米国株安が影響も円安加速が下支え
*12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~米国株安が影響も円安加速が下支え
11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は続落、米国株安が影響も円安加速が下支え・ドル・円は軟調、前日の強含みで調整・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>■日経平均は続落、米国株安が影響も円安加速が下支え日経平均は続落。前日比198.08円安(-0.50%)の39383.73円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。米国株式市場は下落。ダウ平均は422.16ドル安(-1.09%)の38461.51ドル、ナスダックは136.28ポイント安(-0.84%)の16170.36、S&P500は49.27ポイント安(-0.95%)の5160.64で取引を終了した。3月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったため年内の利下げ期待が後退し、寄り付き後は下落。長期金利の大幅上昇が警戒され、終日軟調に推移した。終盤にかけ、10年債入札の弱い結果を受けて、金利が一段と上昇すると下げ幅を一段と拡大し終了。米国株の大幅下落を受けて、東京株式市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は39000円割れ寸前まで下落する場面も見られたが、売り一巡後はじりじりと下げ幅を縮小。為替が1ドル152円80銭台で推移しており、円安を材料に一部輸出関連銘柄への買戻しなどが入ったもよう。ただ、政府・日本銀行による円買い介入への警戒感も高まっていることから積極的な押し目買いは入れにくく、前場の日経平均はマイナス圏での推移となった。日経平均採用銘柄では、スクリーンHD<7735>が売り優勢となったほか、決算を材料に7&iHD<3382>、イオン<8267>が売られた。また、清水建設<1803>、大林組<1802>、大成建設<1801>などゼネコンもさえない。日経平均採用以外の銘柄では、サイゼリヤ<7581>が決算発表時、国内価格据え置きを社長が発言したことで売り優勢となった。一方、資源価格の上昇を受けて、INPEX<1605>、ENEOSホールディングス<5020>、出光興産<5019>が買われたほか、金利上昇を受けて、りそなホールディングス<8308>、千葉銀行<8331>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>、コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186>が上昇。また、電力需要拡大期待から関西電力<9503>、フジクラ<5803>が買われた。セクター別では、不動産業、建設業、精密機器、陸運業、小売業などが下落した一方、鉱業、石油・石炭製品、電気・ガス業、銀行業、証券・商品先物取引業などが上昇した。為替が1ドル153円台に入ったことで、政府・日銀による円買い介入への警戒が高まっていることから、株式市場は円安進行を素直に好材料視できない状況と言えよう。今のところ、政府関係者による口先介入に留まっており、為替市場は様子見といったところだが、時間外の米10年債利回りが4.5%台を維持していることから、日米金利差拡大の思惑から円安ドル高がまだ進む可能性はあろう。後場も為替を横目に見た神経質な展開となり、日経平均が切り返すのは難しいと考える。■ドル・円は軟調、前日の強含みで調整11日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、153円12銭から152円76銭まで値を下げた。米インフレ加速を背景に、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策を見込んだドル買いに振れやすい。ただ、前日の急伸の反動で売りに押された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は152円76銭から153円12銭、ユーロ・円は164円14銭から164円46銭、ユーロ・ドルは1.0738ドルから1.0747ドル。■後場のチェック銘柄・ビューティカダンホールディングス<3041>、デュアルタップ<3469>など、9銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・3月マネーストックM3:前年比+1.8%(2月:+1.8%)・中・3月生産者物価指数:前年比-2.8%(予想:-2.8%、2月:-2.7%)・中・3月消費者物価指数:前年比+0.1%(予想:+0.4%、2月:+0.7%)【要人発言】・鈴木財務相「為替相場は市場を通じてファンダメンタルズを反映して決められる」「行き過ぎた動きに対してはあらゆるオプションを排除せず対応」・林官房長官「為替相場はファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要」「行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を排除せず適切に対応」<国内>特になし<海外>特になし
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2024/04/11 12:30
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は軟調、前日の強含みで調整
*12:25JST 東京為替:ドル・円は軟調、前日の強含みで調整
11日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、153円12銭から152円76銭まで値を下げた。米インフレ加速を背景に、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策を見込んだドル買いに振れやすい。ただ、前日の急伸の反動で売りに押された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は152円76銭から153円12銭、ユーロ・円は164円14銭から164円46銭、ユーロ・ドルは1.0738ドルから1.0747ドル。【要人発言】・鈴木財務相「為替相場は市場を通じてファンダメンタルズを反映して決められる」「行き過ぎた動きに対してはあらゆるオプションを排除せず対応」・林官房長官「為替相場はファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要」「行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を排除せず適切に対応」【経済指標】・日・3月マネーストックM3:前年比+1.8%(2月:+1.8%)・中・3月生産者物価指数:前年比-2.8%(予想:-2.8%、2月:-2.7%)・中・3月消費者物価指数:前年比+0.1%(予想:+0.4%、2月:+0.7%)
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2024/04/11 12:25
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):トレファク、有沢製、NPCなど
*11:50JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):トレファク、有沢製、NPCなど
ABCマート<2670>:3001円(+116円)大幅反発。前日に24年2月期の決算を発表している。営業利益は557億円で前期比31.6%増となり、従来予想の507億円を大きく上回る着地になっている。市場予想も20億円程度上振れ。一方、25年2月期は587億円で同5.4%増の見通し。コンセンサスを10億円程度上回る水準に。人件費上昇などを見込んでいるもようだが、3月の好スタートなどから既存店の前提などは保守的ともみられているようだ。MRO<3064>:1974円(+173円)大幅続伸。前日に3月の月次動向を発表している。売上高は前年同月比6.6%増となり、2月の同14.6%増からは鈍化しているものの、営業日数調整後では同17.2%増と高い伸びになっている。2月の営業日数は前年と同じであった。会社計画も上回る伸びとなっているもようだ。また、新規顧客獲得数も9万2900人となり、前年同月では減少も前月の8万3000人からは増加、底打ち感が強まる状況にもなっているようだ。コシダカHD<2157>:1017円(+78円)大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は48.3億円で前年同期比37.1%増となり、従来予想の45.6億円を上回る着地になっている。つれて、通期予想は従来の90億円から92.8億円、前期比21.0%増に上方修正。国内において、期初想定比で単価面が下回る一方、客数については想定を上回る水準となっているもよう。第1四半期は5.7億円で前年同期比7.3%増にとどまっていたため、上方修正がストレートに評価される流れに。トレファク<3093>:1608円(+181円)大幅反発。前日に24年2月期の決算を発表、営業利益は33.5億円で前期比30.6%増となり、2月14日に発表した上方修正値の32.6億円を上振れる着地となっている。また、25年2月期は37.1億円、前期比10.8%増と連続2ケタ増益の見通しに。年間配当金も28円から32円に引き上げ計画。中期計画目標値も上方修正、26年2月期経常利益は40.2億円から41.9億円に引き上げ、新たに27年2月期は46.7億円目標としている。有沢製<5208>:1444円(+299円)一時ストップ高。前日に株主還元方針の変更を発表している。これまでは総還元性向80%以上とすることを基本方針としていたが、今後配当金はDOE6%または総還元性向80%以上のいずれか大きい金額とするとしている。適用時期となる25年3月期からの配当水準の切り上がりが想定される展開に。また、24年3月期配当金も従来計画の45円から60円に引き上げ、前期比では30円の減配となる。バーチャレク<6193>:920円(+20円)大幅に3日ぶり反発。グループ会社のバーチャレクス・コンサルティング(東京都港区)が生成AIを活用した次世代型コンタクトセンターサービスとして「生成AIコンタクトセンターサービス(AI-BPO)」の提供を開始すると発表している。生成AIをオペレータの代わりに顧客フロントとして活用することで、顧客対応の省人化やコスト削減に加え、電話ではなくノンボイスのチャネルで自己解決したいユーザーにも貢献するとしている。FFRI<3692>:2434円(+276円)年初来高値。24年3月期の営業利益予想を従来の2.61億円から4.96億円(前期実績2.02億円)に上方修正している。受注案件の増加で売上高が計画を上回る見通しとなったほか、人件費及び採用関連費用が想定より減少したため。外部サービスの利用料やライセンス料の減少、持分法適用会社の業績が案件増加で当初計画を上回る見通しとなったことも利益を上振れされる要因となっている。NPC<6255>:982円(+150円)ストップ高で年初来高値。24年8月期の営業利益予想を従来の15.84億円から21.49億円(前期実績9.76億円)に上方修正している。好調な部品販売に加え、国内電子部品業界向けのFA装置案件の一部が前倒しで計上されるため。利益率の高い部品販売の増加や仕入コスト、現地作業費の原価低減も利益を押し上げる見通し。第2四半期累計(23年9月-24年2月)は前年同期比192.3%増の6.56億円で着地し、会社計画(3.63億円)を上回った。
<ST>
2024/04/11 11:50
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドルは152円70銭近辺で下げ止まる可能性
*11:12JST 東京為替:ドルは152円70銭近辺で下げ止まる可能性
11日午前の東京市場でドル・円は152円80銭近辺で推移。市場は引き続き日本の為替介入を警戒しているが、152円台前半には顧客筋のドル買い注文が入っており、ドルは152円70銭近辺で下げ止まる可能性がある。ここまでの取引レンジは152円76銭-153円17銭、ユーロ・ドルは伸び悩み。1.0747ドルから1.0738ドルで推移。ユーロ・円は伸び悩み。164円59銭から164円14銭まで下落。
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2024/04/11 11:12
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドルはやや上げ渋り、日本の通貨当局は円安進行を懸念
*10:26JST 東京為替:ドルはやや上げ渋り、日本の通貨当局は円安進行を懸念
11日午前の東京市場でドル・円は152円80銭台で推移。日本の通貨当局は円安進行を懸念しており、市場は為替介入を警戒。リスク選好的なドル買いは縮小。ここまでの取引レンジは152円76銭-153円17銭、ユーロ・ドルは伸び悩み。1.0746ドルから1.0738ドルで推移。ユーロ・円は伸び悩み。164円59銭から164円14銭まで下落。
<MK>
2024/04/11 10:26
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:コシダカHDやイオンなどに注目
*09:15JST 個別銘柄戦略:コシダカHDやイオンなどに注目
昨日10日の米株式市場でNYダウは422.16ドル安の38461.51、ナスダック総合指数は136.28pt安の16170.36、シカゴ日経225先物は大阪日中比330円安の39220円。為替は1ドル=152.90-153.00円。今日の東京市場では、24年2月期業績が従来予想を上回り25年2月期営業利益が7.6%増予想と発表したイオン<8267>、24年2月期業績が従来予想を上回り25年2月期営業利益が5.4%増予想と発表したABCマート<2670>、24年2月期業績見込みを上方修正したチヨダ<8185>、24年3月期業績見込みを上方修正した山田コンサル<4792>、営業損益が前期の6.09億円の赤字から今期は15.00億円に黒字転換予想と発表したミニストップ<9946>、24年8月期業績予想を上方修正したコシダカHD<2157>、株主優待制度を導入すると発表した7&iHD<3382>、資本政策の基本方針と株主還元方針を変更し24年3月期配当予想を上方修正した有沢製<5208>、東証スタンダードでは、株主優待を実施すると発表したホームポジション<2999>などが物色されそうだ。一方、24年2月期営業利益が23.9%減と従来予想の9.4%増から減益となったアレンザHD<3546>、24年3月期業績予想を下方修正したKDDI<9433>、上期営業利益が59.34億円と前回予想の61.00億円を下回ったサイゼリヤ<7581>、25年2月期営業利益が12.2%減予想と発表した吉野家HD<9861>、東証スタンダードでは、24年5月期業績予想を下方修正したGameWith<6552>などは軟調な展開が想定される。
<CS>
2024/04/11 09:15
注目トピックス 市況・概況
日経平均は502円安、寄り後はもみ合い
*09:11JST 日経平均は502円安、寄り後はもみ合い
日経平均は502円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の3月米消費者物価指数(CPI)に続き、今晩は3月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=152円90銭台と、昨日15時頃と比べ1円10銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの支えとなった。また、2月決算企業の本決算発表が佳境となっており、好業績銘柄への物色意欲の高まりが株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
<SK>
2024/04/11 09:11
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~売り仕掛けに対しては買い戻しを狙ったスタンス~
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り仕掛けに対しては買い戻しを狙ったスタンス~
11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■売り仕掛けに対しては買い戻しを狙ったスタンス■KDDI、24/3下方修正 営業利益 9500億円←1兆800億円■前場の注目材料:みずほ、みずほ銀、海外CO2回収貯留に邦銀初参画、カナダ実証に出資■売り仕掛けに対しては買い戻しを狙ったスタンス11日の日本株市場は、売り一巡後は底堅い相場展開になりそうだ。10日の米国市場は、NYダウが422ドル安、ナスダックは136ポイント安だった。3月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったため、米連邦準備理事会(FRB)による年内の利下げ期待が後退した。米長期金利が5カ月ぶりの高水準を付けたことも重荷となり、終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物は大阪比330円安の39220円。円相場は1ドル152円90銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まろう。米国市場ではCPIの上振れを受けて利下げ期待が後退する流れとなったが、FRBによる利下げ開始時期の後ずれはある程度織り込まれていたと考えられ、リスク回避姿勢から売り圧力が強まる流れにはならないだろう。売り先行ながら、売り一巡後は押し目狙いの買いも意識されてきそうだ。また、日経225先物はナイトセッションで、CPI発表直前に39090円まで売られ、その後39390円まで買い戻された。先回り的なショートが入ったものの、その後はカバーに向かわせていた。カバー一巡後は39030円~39240円辺りでのこう着となったものの、節目の39000円は割り込まなかった。短期的な売り仕掛けに対しては、その後の買い戻しを狙ったスタンスとみておきたい。物色の流れとしては円相場が一時1ドル=153円台に突入したこともあり、トヨタ<7203>など輸出関連への押し目買い意欲は強そうだ。また、NY原油先物相場の上昇によって、エネルギー株の動向も注目されよう。そのほか、米株安の流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株にはインデックスに絡んだ売りが先行する格好になりそうだが、米国ではTSMCが4日続伸となったほか、エヌビディアは3日ぶりに反発した。昨日堅調だった東エレク<8035>、レーザーテック<6920>などの売り一巡後の底堅さを見極めたい。また、決算に絡んだところでは、昨夕決算を発表したコメダHD<3543>、プログリット<9560>、NPC<6255>、トレファク<3093>、ジーフット<2686>、ミニストップ<9946>、ABCマート<2670>辺りの動向が注目されよう。■KDDI、24/3下方修正 営業利益 9500億円←1兆800億円KDDI<9433>は2024年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を1兆800億円から9500億円に下方修正した。連結子会社であるKDDI Summit Global Myanmar Co., Ltd.が保有するミャンマー国営郵便・電気通信事業体(MPT)に対するリース債権について、2022年4月に開始されたミャンマー政府によるドルの兌換規制の状況が改善されていないことと、2024年3月期時点でミャンマー通信事業の営業赤字が継続していることから、回収が遅延しているためる。■前場の注目材料・1ドル=152.90-00円・米原油先物は上昇(86.21、+0.98)・2025年3月期の増益期待・みずほ<8411>みずほ銀、海外CO2回収貯留に邦銀初参画、カナダ実証に出資・第一生命HD<8750>米団体保険会社を買収、海外事業拡大・近鉄百貨店<8244>社長に梶間隆弘氏、店舗の来店頻度高める・関西電力<9503>空飛ぶクルマ用充電器の試作機公開・トヨタ自<7203>トヨタ車体の一部ライン停止・小糸製作所<7276>車載向け短距離LiDARを初受注、「レベル4」対応・トヨタ自<7203>中国合弁設立、車載電池の再利用主導・豊田合成<7282>高圧水素タンク、旅客船に採用、FCV向け技術応用・高松機械工業<6155>資源ゴミをAI選別、PFUと装置投入、瓶の色・サイズ画像認識・ブルーイノベーション<5597>ドローンで超音波測定、船舶など足場不要・ナブテスコ<6268>社長・木村和正氏、精密減速機、下期は回復・アドバンテスト<6857>東レエンジと、戦略的パートナーシップ、マイクロLEDディスプレーで・ルネサス<6723>マイコン価格2割低減、英アームのCPUコア採用・ソニーG<6758>セミコンダクタソリューションズ、タイで画像センサー新棟完成・メディアシーク<4824>バンド型脳波計測デバイスの予約販売開始・村田製作所<6981>滋賀などで代替生産・レゾナック<4004>川崎市と実証、海洋プラ、水素などに再資源化・東レ<3402>ポリアミド4微粒子化、海洋生分解性、化粧品原料向け・日本ゼオン<4205>米ヴィソリスと連携、SAFなど商業化・大倉工業<4221>合成樹脂製品を来月値上げ・コニカミノルタ<4902>「メタン漏れ監視」米で商機、直接測定でカメラ需要・出光興産<5019>廃車プラから生成油、本田技研と再資源化実証・三井化学<4183>幹細胞培養に投資☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 3月マネーストックM3(2月:前年比+1.8%)<海外>・10:30 中・3月生産者物価指数(前年比予想:-2.8%、2月:-2.7%)・10:30 中・3月消費者物価指数(前年比予想:+0.4%、2月:+0.7%)
<ST>
2024/04/11 08:41
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低い見通し
*08:20JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に165円35銭(2024/3/20)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は6月に利下げを開始する可能性が高いが、米インフレ高止まりや中東情勢の悪化を意識してリスク選好的なユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの6月利下げ観測・中東情勢の悪化、ユーロ圏経済の減速懸念・日本銀行は政策金利を0.00-0.10%に引き上げ【ユーロ買い要因】・欧州の景気回復期待・日本銀行は緩和的な金融環境を長期間維持する計画・米欧金利差縮小の可能性
<CS>
2024/04/11 08:20
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:日本の為替介入を警戒
*08:17JST 今日の為替市場ポイント:日本の為替介入を警戒
10日のドル・円は、東京市場では151円68銭から151円84銭まで反発。欧米市場では151円78銭から153円24銭まで上昇し、153円16銭で取引終了。本日11日のドル・円は主に153円を挟んだ水準で推移か。日本政府による為替介入が実施される可能性があるため、目先的に投機的な円売りは抑制される可能性がある。米労働省が4月10日発表した3月消費者物価指数(CPI)は、前年同月比+3.5%と2月実績の+3.2%を上回った。同コア指数は前年同月比+3.8%。ガソリン価格、住居費、サービス価格の上昇が要因。3月CPIは市場予想を上回る内容だったことから、インフレ緩和への期待は大幅に低下した。市場参加者の間では利下げ開始は9月以降になるとの見方が広がっており、米政策金利見通しについて予断を持つことは難しくなった。外為市場では主要通貨に対するドル買いが活発となったが、ドル・円については円安是正を目的とする為替介入が実施される可能性は残されており、目先的には153円台前半で上げ渋る展開も想定される。
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2024/04/11 08:17
注目トピックス 市況・概況
10日の米国市場ダイジェスト:NYダウは422ドル安、CPI悪化で利下げ期待大幅後退
*08:00JST 10日の米国市場ダイジェスト:NYダウは422ドル安、CPI悪化で利下げ期待大幅後退
■NY株式:NYダウは422ドル安、CPI悪化で利下げ期待大幅後退米国株式市場は下落。ダウ平均は422.16ドル安の38,461.51ドル、ナスダックは136.28ポイント安の16,170.36で取引を終了した。3月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったため年内の利下げ期待が後退し、寄り付き後、下落。長期金利の大幅上昇が警戒され、終日軟調に推移した。終盤にかけ、10年債入札の弱い結果を受けて、金利が一段と上昇すると下げ幅を一段と拡大し終了。セクター別では、エネルギーは小幅上昇した一方、不動産が大きく下落した。石油・天然ガス生産会社のエクソンモービル(XOM)や再生可能燃料会社のシェブロン(CVX)は原油高に連れ、収益増期待に買われた。地中海レストラン、CAVA(CAVA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。半導体のエヌビディア(NVDA)は値ごろ感からの買いに上昇した。ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)はエヌビディア(NVDA)に対する依存度を減らすべく、自社製人工知能(AI)チップ、「MTIA」の最新版を発表し、上昇。オンラインゲームの設計や開発を手掛けるロブロックス(RBLX)は広告付き新サービスが収益増につながるとの期待に、上昇した。住宅建設会社のレナー(LEN)やDRホートン(DHI)は金利先安観の後退で売上減を警戒し、それぞれ下落。靴メーカーのデッカーズ・アウトドア(DECK)はアナリストが同社の人気スニーカーブランド、「HOKA」の売り上げ減速予想に基づき同社投資判断を引き下げ下落した。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した3月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の中で、ほとんどのメンバーが年内に利下げを始めると見ていることが改めて示された。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:ドル全面高、米インフレ高止まりで利下げ観測後退10日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円80銭から153円24銭まで上昇し、153円16銭で引けた。米3月消費者物価指数(CPI)やコア指数が予想を上回り、インフレの改善が見られず年内の利下げ観測が大幅に後退し長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。さらに、米財務省が実施した米10年債入札も不調で金利動向に連れドルも一段高となった。その後、日本当局の円安是正介入警戒感に一時伸び悩むが、米国や同盟国がイランによる対イスラエルのミサイル、ドローン攻撃が間近に迫っていることに備えていることが明らかになると、質への逃避のドル買いも強まった。ユーロ・ドルは1.0865ドルから1.0729ドルまで下落し、1.0742ドルで引けた。ユーロ・円は、164円96銭から164円03銭まで下落。ポンド・ドルは1.2708ドルから1.2520ドルまで下落。ドル・スイスは0.9025フランから0.9147フランまで上昇した。■NY原油:反発で86.21ドル、中東情勢悪化で供給不安強まるNY原油先物5月限は反発(NYMEX原油5月限終値:86.21 ↑0.98)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+0.98ドルの86.21ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは84.55ドル-86.38ドル。米国市場の中盤にかけて84.55ドルまで値を下げたが、中東情勢の悪化などを受けた供給不安が再び強まり、86.38ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では主に86ドル台前半で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 36.65ドル -1.08ドル(-2.86%)モルガン・スタンレー(MS) 91.65ドル -2.43ドル(-2.58%)ゴールドマン・サックス(GS)400.76ドル -9.95ドル(-2.42%)インテル(INTC) 37.20ドル -1.13ドル(-2.94%)アップル(AAPL) 167.78ドル -1.89ドル(-1.11%)アルファベット(GOOG) 157.66ドル -0.48ドル(-0.30%)メタ(META) 519.83ドル +2.93ドル(+0.56%)キャタピラー(CAT) 372.07ドル +0.17ドル(+0.04%)アルコア(AA) 36.19ドル -0.63ドル(-1.71%)ウォルマート(WMT) 60.62ドル +0.83ドル(+1.38%)
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2024/04/11 08:00
注目トピックス 市況・概況
NY原油:反発で86.21ドル、中東情勢悪化で供給不安強まる
*07:40JST NY原油:反発で86.21ドル、中東情勢悪化で供給不安強まる
NY原油先物5月限は反発(NYMEX原油5月限終値:86.21 ↑0.98)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+0.98ドルの86.21ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは84.55ドル-86.38ドル。米国市場の中盤にかけて84.55ドルまで値を下げたが、中東情勢の悪化などを受けた供給不安が再び強まり、86.38ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では主に86ドル台前半で推移。
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2024/04/11 07:40
注目トピックス 市況・概況
NY金:弱含みで2348.40ドル、ドル高を嫌気
*07:35JST NY金:弱含みで2348.40ドル、ドル高を嫌気
NY金先物6月限は弱含み(COMEX金6月限終値:2348.40 ↓14.00)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比-14.00ドルの2348.40ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2337.10-2378.10ドル。アジア市場で2378.10ドルまで買われたが、米国市場の前半にかけて2337.10ドルまで反落。米インフレ高止まりでドル高となったことが嫌気された。通常取引終了後の時間外取引では主に2348ドルを挟んだ水準で推移。
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2024/04/11 07:35
注目トピックス 市況・概況
NY為替:ドル全面高、米インフレ高止まりで利下げ観測後退
*06:46JST NY為替:ドル全面高、米インフレ高止まりで利下げ観測後退
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円80銭から153円24銭まで上昇し、153円16銭で引けた。米3月消費者物価指数(CPI)やコア指数が予想を上回り、インフレの改善が見られず年内の利下げ観測が大幅に後退し長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。さらに、米財務省が実施した米10年債入札も不調で金利動向に連れドルも一段高となった。その後、日本当局の円安是正介入警戒感に一時伸び悩むが、米国や同盟国がイランによる対イスラエルのミサイル、ドローン攻撃が間近に迫っていることに備えていることが明らかになると、質への逃避のドル買いも強まった。ユーロ・ドルは1.0865ドルから1.0729ドルまで下落し、1.0742ドルで引けた。ユーロ・円は、164円96銭から164円03銭まで下落。ポンド・ドルは1.2708ドルから1.2520ドルまで下落。ドル・スイスは0.9025フランから0.9147フランまで上昇した。
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2024/04/11 06:46
注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:中消費者物価指数、欧ECBが政策金利発表、米生産者物価コア指数など
*06:30JST 今日の注目スケジュール:中消費者物価指数、欧ECBが政策金利発表、米生産者物価コア指数など
<国内>08:50 マネーストック(3月)08:50 対外・対内証券投資(先週)11:00 東京オフィス空室率(3月) 5.86%ハンモックが東証グロースに新規上場(公開価格:2060円)<海外>10:30 中・生産者物価指数(3月) -2.8% -2.7%10:30 中・消費者物価指数(3月) 0.4% 0.7%21:00 ブ・小売売上高(2月) 4.1%21:15 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見 4.50% 4.50%21:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 22.1万件21:30 米・生産者物価コア指数(3月) 2.0%米・日米フィリピン首脳会談米・岸田首相が議会で演説米・ニューヨーク連銀総裁がシンポジウムで基調講演米・ボストン連銀総裁が講演欧・ユーロ圏財務相会合石油輸出国機構(OPEC)月報米・30年債入札伊・3年債、7年債入札注:数値は市場コンセンサス、前回数値
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2024/04/11 06:30
注目トピックス 市況・概況
NY株式:NYダウは422ドル安、CPI悪化で利下げ期待大幅後退
*05:51JST NY株式:NYダウは422ドル安、CPI悪化で利下げ期待大幅後退
米国株式市場は下落。ダウ平均は422.16ドル安の38,461.51ドル、ナスダックは136.28ポイント安の16,170.36で取引を終了した。3月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったため年内の利下げ期待が後退し、寄り付き後、下落。長期金利の大幅上昇が警戒され、終日軟調に推移した。終盤にかけ、10年債入札の弱い結果を受けて、金利が一段と上昇すると下げ幅を一段と拡大し終了。セクター別では、エネルギーは小幅上昇した一方、不動産が大きく下落した。石油・天然ガス生産会社のエクソンモービル(XOM)や再生可能燃料会社のシェブロン(CVX)は原油高に連れ、収益増期待に買われた。地中海レストラン、CAVA(CAVA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。半導体のエヌビディア(NVDA)は値ごろ感からの買いに上昇した。ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)はエヌビディア(NVDA)に対する依存度を減らすべく、自社製人工知能(AI)チップ、「MTIA」の最新版を発表し、上昇。オンラインゲームの設計や開発を手掛けるロブロックス(RBLX)は広告付き新サービスが収益増につながるとの期待に、上昇した。住宅建設会社のレナー(LEN)やDRホートン(DHI)は金利先安観の後退で売上減を警戒し、それぞれ下落。靴メーカーのデッカーズ・アウトドア(DECK)はアナリストが同社の人気スニーカーブランド、「HOKA」の売り上げ減速予想に基づき同社投資判断を引き下げ下落した。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した3月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の中で、ほとんどのメンバーが年内に利下げを始めると見ていることが改めて示された。(Horiko Capital Management LLC)
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2024/04/11 05:51
注目トピックス 市況・概況
4月10日のNY為替概況
*04:05JST 4月10日のNY為替概況
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円80銭から152円98銭まで上昇し、引けた。米3月消費者物価指数(CPI)やコア指数が予想を上回り、インフレの改善が見られず年内の利下げ観測が大幅に後退し長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。さらに、米財務省が実施した米10年債入札も不調で金利動向に連れドルも一段高となった。その後、日本当局の円安是正介入警戒感に加え、米国や同盟国がイランによる対イスラエルのミサイル、ドローン攻撃が間近に迫っていると見ていることが明らかになり中東地政学的リスク上昇でリスク回避の円買いに伸び悩んだ。ユーロ・ドルは1.0865ドルから1.0729ドルまで下落し、引けた。ユーロ・円は、164円96銭から164円03銭まで下落。ポンド・ドルは1.2708ドルから1.2520ドルまで下落。ドル・スイスは0.9025フランから0.9147フランまで上昇した。[経済指標]・米・3月消費者物価指数:前年比+3.5%(予想:+3.4%、2月:+3.2%)・米・3月消費者物価コア指数:前年比+3.8%(予想:+3.7%、2月:+3.8%)・米・3月消費者物価指数:前月比+0.4%(予想:+0.3%、2月:+0.4%)・米・3月消費者物価コア指数:前月比+0.4%(予想:+0.3%、2月:+0.4%)・米・2月卸売在庫改定値:前月比+0.5%(予想:+0.5%、速報値:+0.5%)米・3月財政収支:-2365億ドル(予想:-2230億ドル、23年3月:-3784億ドル←-3780.76億ドル)
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2024/04/11 04:05
注目トピックス 市況・概況
[通貨オプション]OP買い、ドル・円レンジ相場抜け
*03:35JST [通貨オプション]OP買い、ドル・円レンジ相場抜け
ドル・円オプション市場で変動率は上昇。レンジ相場抜けで、オプション買いに拍車がかかった。リスクリバーサルは1か月物から6か月物でドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いが強まった。1年物では、円コール買いに比べ円プット買いが強まった。■変動率・1カ月物7.80%⇒8.55%(08年/24=31.044%)・3カ月物7.97%⇒8.27%(08年10/24=31.044%)・6カ月物8.32%⇒8.50%(08年10/24=25.50%)・1年物8.66%⇒8.81%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.42%⇒+1.62%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+1.30%⇒+1.32%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.97%⇒+1.00%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.52%⇒+0.51%(08年10/27=+10.71%)
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2024/04/11 03:35
注目トピックス 市況・概況
NY外為:円反発、日本当局の円安是正介入警戒感やイランによるイスラエル攻撃の可能性を警戒
*02:46JST NY外為:円反発、日本当局の円安是正介入警戒感やイランによるイスラエル攻撃の可能性を警戒
NY外為市場で円は反発した。1990年来の円安・ドル高で当局による円安是正介入警戒感に加え、米政府がイランによるイスラエル攻撃が間近と警告したことを受けてリスク回避の円買いも強まった。ドル・円は152円98銭から152円65銭まで反落。ユーロ・円は164円20銭、ポンド・円は191円48銭でそれぞれ安値圏で推移した。
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2024/04/11 02:46
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル続伸、米金利一段高、10年債入札不調で
*02:20JST NY外為:ドル続伸、米金利一段高、10年債入札不調で
米財務省は390億ドル規模の10年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは4.56%。テイルはプラス3.1ベーシスポイント(BPs)。過去6回入札平均の0.7BPsを大幅上回った。応札倍率は2.34倍と過去6回入札平均の2.52倍を下回り需要は弱かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は61.8%と、過去6回入札平均の65.9%を下回った。低調な入札結果を受けて米国債相場は続落。10年債利回りは4.566%まで上昇した。ドル買いも一段と強まり、ドル・円は152円98銭まで上昇した。
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2024/04/11 02:20
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル・円153円視野、ドル続伸、米利下げ観測後退で
*01:25JST NY外為:ドル・円153円視野、ドル続伸、米利下げ観測後退で
NY外為市場でドルは続伸した。米利下げ観測の後退で、長期金利が上昇。10年債利回りは4.51%と年初来の高水準で推移した。ドル・円は152円94銭まで上昇し、1990年6月来の円安・ドル高を更新。心理的節目となる153円も視野に入った。ユーロ・ドルは1.0861ドルから1.0730ドルまで下落し2日来の安値を更新した。ポンド・ドルは1.2708ドルから1.2526ドルまで下落し、2月5日来の安値を更新した。
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2024/04/11 01:25
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】加中銀は予想通り政策据え置き、CPI見通し引き下げ、6月利下げ観測に加ドル軟調
*00:40JST 【市場反応】加中銀は予想通り政策据え置き、CPI見通し引き下げ、6月利下げ観測に加ドル軟調
カナダ中銀は金融政策決定会合で、市場の予想通り政策金利(翌日物貸出金利)を5.00%に据え置くことを決定した。中銀は24年消費者物価指数(CPI)予想を2.6%へ、前回2.8%から引き下げ。声明では、インフレ鈍化が一時的ではないことを確信したいとしたが、マックレム総裁は「6月利下げの可能性ある」としたため、利下げを織り込みカナダドル売りが優勢となった。ドル・カナダは1.3560カナダドルから1.3695カナダドルまで上昇し、昨年11月来の高値を更新。カナダ円は111円67銭で戻りが鈍い展開。【金融政策】・カナダ中銀:政策金利(翌日物貸出金利)を5.00%に据え置き決定「インフレ鈍化が一時的ではないことを確信したい」「24年CPI予想2.6%(前回2.8%)へ引き下げ、25年2.2%」「24年GDP予想1.5%」
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2024/04/11 00:40
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル高値探る展開続く、米金利が上昇、利下げ観測後退や入札控え
*23:58JST NY外為:ドル高値探る展開続く、米金利が上昇、利下げ観測後退や入札控え
NY外為市場でドルは高値を探る展開となった。ドル指数は105.11まで上昇し昨年11月来の高値を更新。米3月消費者物価指数(CPI)が予想を上回り利下げ観測が大幅に後退したほか、10年債入札控え米国債相場が下落し、長期金利上昇に伴うドル買いが継続。ドル・円は152円77銭まで上昇し、1990年6月来の円安・ドル高水準。ユーロ・ドルは1.0864ドルから1.0764ドルまで下落し、2日来の安値を更新した。ポンド・ドルは1.2708ドルから1.2560ドルまで下落し、2日来の安値を更新。
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2024/04/10 23:58
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル・円34年ぶり円安・ドル高水準でもみ合う、介入警戒感やリスク回避の円買いも
*22:46JST NY外為:ドル・円34年ぶり円安・ドル高水準でもみ合う、介入警戒感やリスク回避の円買いも
NY外為市場でドルは高値を探る展開となった。朝方発表された3月の消費者物価指数(CPI)が予想を上回り年内の利下げ観測が後退し、ドル買いに拍車がかかった。ドル・円は152円58銭まで上昇し、1990年来の円安・ドル高水準で推移。株安に連れたリスク回避の円買いや日本の当局の介入を警戒する円買いと交錯した。ダウは500ドル近く下落。ユーロ・円は164円96銭から164円03銭まで下落し、5日来の安値を更新した。ポンド・円は192円98銭から191円63銭まで下落した。.4%)
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2024/04/10 22:46
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米3月CPIは予想上回る、利下げ観測後退でドル大幅続伸
*22:10JST 【市場反応】米3月CPIは予想上回る、利下げ観測後退でドル大幅続伸
米3月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.4%と、伸び鈍化予想に反し2月と同水準にとどまった。前年比では+3.5%と、2月+3.2%から伸びが予想以上に拡大し、昨年9月来で最大となった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している燃料や食品を除いたコア指数は前月比+0.4%と、やはり伸び鈍化予想に反し3カ月連続で同水準。前年比でも+3.8%と、伸び鈍化予想に反し2月と同水準にとどまった。予想を上回った結果を受け、利下げ先送り観測がさらに強まり、米国債相場は大幅反落。10年債利回りは4.485%まで上昇し昨年11月来の高水準となった。ドル買いも加速し、ドル・円は151円80銭から152円51銭まで上昇し、1990年7月来の円安・ドル高水準となった。ユーロ・ドルは1.0864ドルから1.0779ドルまで下落し、3日来の安値を更新。ポンド・ドルは1.2708ドルから1.2595ドルまで下落した。【経済指標】・米・3月消費者物価指数:前年比+3.5%(予想:+3.4%、2月:+3.2%)・米・3月消費者物価コア指数:前年比+3.8%(予想:+3.7%、2月:+3.8%)・米・3月消費者物価指数:前月比+0.4%(予想:+0.3%、2月:+0.4%)・米・3月消費者物価コア指数:前月比+0.4%(予想:+0.3%、2月:+0.4%)
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2024/04/10 22:10
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は変わらず、方向感を欠く
*20:01JST 欧州為替:ドル・円は変わらず、方向感を欠く
欧州市場でドル・円は151円80銭台と、ほぼ変わらずの値動き。米10年債利回りの下げ渋りでドルは売りづらいものの、米消費者物価指数(CPI)の発表を控え積極的に買いづらい。ドル・円は引き続き狭いレンジ内で方向感を欠く展開とみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円81銭から151円88銭、ユーロ・円は164円76銭から164円98銭、ユーロ・ドルは1.0851ドルから1.0865ドル。
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2024/04/10 20:01